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ギンガメアジの大群トルネードが襲い来る！ロウニンアジが大接近！ジンベイがニアミス！カスミやハナダイやアカモンガラに取り囲まれる！魚影が濃くてとてつもなく近いぞ！
2010年6月27日（日曜）から6月30日（水曜）までの3泊4日で、那覇から北西60kmの所にあるの粟国（あぐに）島へダイビングに行ってきました。粟国は、10年前に映画「ナビィの恋」を見てから一度は訪れてみたいと思っていましたが、粟国でのダイビングの目玉であるギンガメアジのシーズナリティが6月とその前後と短いため、なかなか機会に恵まれず、ようやく訪れることができました。
巨大なギンガメアジの群れ（トルネード）はもちろん、ロウニンアジやイソマグロなどの大型回遊魚、ナポレオンなどを見ることができ、さらにカスミチョウチョウウオやキンギョハナダイ、アカモンガラに囲まれながら泳ぐ粟国の海は、その魚影の濃さはもちろん、その魚達の近さにびっくりさせられました。運がよければジンベイにも会えます。初日には、別の船のダイバーからジンベイを見たとの情報が入りました。
今回の旅行はツアーではなく、飛行機はマイレージで取り、ショップと民宿も自分で予約しました。初日、羽田をJAL6時25分発で飛び立ち、那覇空港着が9時頃、タクシーで泊港へ行き（1,270円）、9時55分発の「フェリー粟国」に乗船（大人往復 6,310円）、粟国島への到着は12時頃です。港にはダイビングサービスのオーナーが迎えに来てくれて、民宿まで連れて行ってくれます。商店の弁当でお昼を簡単に済ませ、1時半にダイビングサービスのピックアップでショップに行き、2時半からと4時半からの潜行開始で初日の午後に2本、筆ん崎に潜ることができました。
今年（2010年）の沖縄の梅雨明けは6月19日で、ダイビングした3日間は快晴続きでした。気温は30度程度ですが、日差しの強さと湿気の多さで、日陰から日向に出て数十メートルも歩くと汗が噴出してきます。水温は27度から28度もありますが、じっとしてギンガメトルネードを見ていると、それでも寒さを感じてしまいました。そろそろ5mmウェットの買い替え時かもしれません・・・。最終日は午後2時10分のフェリーの出航まで島内観光をしましたが、この日だけは雲が広がってくれて、暑さ避けになり助かりました。
「次はどこへ行きますか？」とか「次も筆ん崎でいいですか？」の一言くらい聞かれるかと思っていましたが、この時期海況に恵まれたら、完全デフォルトで『筆ん崎』一本です。私は日に2本しか潜りませんでしたが、当然のことながら3本目も筆ん崎だったそうです・・・。
お世話になったダイビングサービスは「ダイビングハウス粟国」、宿は「民宿 伊佐」です。
ダイビングスタイルは、一本毎に港に帰ってきてショップ等で休憩を取ります。昼は宿に帰って着替えて食事をすることが出来るので、ダイビングをするには港に近い宿が便利です。
ダイビング船は漁船で、操縦は本物の海人（うみんちゅう）です。粟国の海は、いくら海況がよくても波がそこそこあり潮の流れも速く、小さな漁船で揺られながらエントリーやエキジットをするのは結構大変でした。そこそこのダイビング経験を積んでから行った方がよいでしょう。ゲストの平均本数は200?300本程度と、周りのスキルは相当高いです。まず、50本以下のダイバーは足を踏み入れない方が無難かと。どうしてもという場合は、那覇からのクルーザー遠征をお勧めします。
訳あって、今回のダイビングにはカメラを持っていけませんでした・・・。なので写真集はありません。なお、下の観光写真は携帯のカメラで撮影したものです。
代わりに、ダイビングハウス粟国のブログ「粟国島ダイビング日記」をご覧下さい。
粟国島の最終日は、午後2時10分のフェリーの出航まで島内観光をしました。
「粟国島観光協会」でレンタル電動自転車を借りるのがお勧めです。民宿にもレンタル自転車がありましたが、"おばぁ"に聞いたら1日1千円だと言われ「高いな?」と答えたら、「だったら観光協会で借りたらいいさ。6時間800円だから安いし、あっちは電動だし。」と教えてくれました・・・。粟国島は外周11kmとさほど大きな島でありませんが、起伏が結構あり、夏に自力自転車で2?3時間も観光して回ったら、絶対にぶっ倒れます。
観光協会は朝8時半からです。観光協会でレンタル電動自転車を借りたら、観光マップも貰いましょう（ちょっと分かり難い地図ですが・・・）。主要な観光スポットを回ると、ちょうどお昼頃までかかります。もし雨だったりしたら、観光協会で映画「ナビィの恋」を見ることができるらしいです（伊佐のおばぁ談、電気代50円也）。
