石垣島川平ダイビングと石垣島・竹富島観光

マンタに出会えた川平でのダイビングと、のんびりした竹富島の観光情報など。

マンタの写真

 1.石垣島川平ダイビング

2004年11月29日から12月3日の4泊5日で石垣島の川平(カビラと読みます)へダイビングに行ってきました。1日目と最終日は完全に移動日で、石垣島にいた3日間のうち、1日目と2日目はダイビング(4本)、3日目は石垣島一周と竹富島を観光してきました。

この季節、風は強かったですが季節外れの台風が接近する前で天気は何とかもってくれました。インストラクターさんは6.5ミリのウェット、お客さんはフードベストに3ミリのウェット、ドライなど人それぞれでしたが、私は5ミリのウェット(ワンピース)で特に寒くは無かったです。風は強かったですが、日差しさえ出れば船上でも半袖のラッシュガードで過ごせました。

かびら湾の写真
気象条件等
  • 天気:曇り時々晴れ、気温:23~26度、水温:24度
  • 風:北東のち東の風強し、波:2.5~3.0メートル
潜ったポイント
  • 大崎ミノカサゴ宮殿
  • アカククリパラダイス
  • 大崎オオハマサンゴの根
  • 石崎マンタスクランブル

お世話になったダイビングサービスは「さうすぽいんと」、民宿は「高嶺荘」です。雑誌で見つけた格安ツアーですが、宿とショップが隣同士だったのでとても便利でした。

大崎ミノカサゴ宮殿で見た沢山のガーデンイールの畑と、アカククリパラダイスで見た大きなアカククリの群れ(50匹以上)は圧巻でした。さすが沖縄のクマノミは大きかったし、カクレクマノミの群生もかわいかった。

風が強くてマンタスクランブルに行くのは無理かなーと思っていたところ、2日目は風が東寄りに変わり、ちょうど100ダイブを迎えたゲストさんが大阪から来ていたこともあってか、行ってみましょうということになりました。波が高く船上は揺れて大変でしたが、それでもマンタに会うことができ、とてもラッキーでした。


 2.石垣島一周観光

最終日は終日観光に当てました。川平地でレンタルバイク(50ccのスクーター)を借りて石垣島一周したほか、船で竹富島に渡ってみました。

石垣島は大きかった
朝9時に川平地区にある「スパンキー」というレンタルバイク&サイクル屋さんでスクーターを借り、川平から時計回りに石垣島を一周してみることにしました。スパンキーは何処にあるかって?、大丈夫、川平は狭いのですぐに見つかります。スクーターは一日借りて3千円、他に保険料300円とガソリン代(満タン返し、130キロ走ってちょうどタンクが空になって450円でした)が掛かります。
実は石垣島一周たって大したことないと思っていたのですが、とんでもない、石垣島は相当に大きかった。一周した走行距離はなんと130キロ、もう15年以上もスクーターには乗っていなかったので、さすがに疲れました。島の北東に位置する平久保崎灯台から島を見渡すと、川平はかすんで見えない遠いところでした。
写真:石垣島全体を北端の岬から見渡した様子
米原のヤエヤマヤシ群落
島の東西中ほど北側海沿いに位置する米原のヤエヤマヤシの群落。
ヤエヤマヤシ(八重山椰子)は石垣島と西表島のみに分布する一種一属のヤシで、国の天然記念物に指定されています。
写真:ヤエヤマヤシの根元、根がもじゃもじゃと地上の幹から重なるように生えている
写真:ヤエヤマヤシの林の中から空を見上げた様子
浦底浜
島の北側、川平から浦底浜にかけては海が広がり景色がよく、ほとんど民家はありませんがところどころに新しい別荘が建っています。風はきつそう。
写真の手前に広がっているのはサトウキビ畑で、ちょうど収穫期前だったようです。
写真:浦底浜から海を見渡した様子、手前にはサトウキビ畑が広がっています
吹通川のヒルギ林
吹通川(ふきとうがわ)の両岸はマングローブ林になっていて、カヌーをしたら気持ちよさそうでした。
マングローブ林は熱帯・亜熱帯の海岸や河口の海水と川の水が混ざり合うところに発達します。沖縄ではおもにオヒルギ、メヒルギなどヒルギ科の植物が分布することからヒルギ林と呼ばれています。
写真:マングローブ
写真:ふきとうがわ川の景色
平久保崎灯台
石垣島の北端には平久保崎灯台があります。景色は最高ですが、風が強くて5分と立っていることができませんでした。
写真:平久保崎で見かけた牛たち
写真:平久保崎灯台から見渡した沖縄の海
玉取崎展望台
平久保崎灯台から南に下ると、太平洋を見渡すことができる玉取崎展望台があります。12月に入ってもまだハイビスカスの生垣がきれいでした。
写真:玉取崎展望台から見渡した沖縄の海
おまけ
写真:川平地区にある魚屋さんの写真沖縄の店の看板はカラフルです。看板の文字が一字一字を色を変えてあったり、グラデーションがかかっていたりと。あと、魚屋さんには刺身の盛り合わせと並んで魚のてんぷらの盛り合わせが必ず売られています?。

 3.竹富島観光

玉取崎展望台から白保集落などを廻って石垣市内に入ったのは12時半過ぎでした。13時の竹富島行きの船に乗ろうと石垣港ターミナルビルを目指して行ったら、そこは沖縄本島などに行く大型客船乗り場で、慌てて先ほど素通りしてしまった離島桟橋へ向かいました。石垣島は観光地でありながら、なぜか案内看板が目に付く形でほとんど出ていないので大変です。まぁ、竹富島行きの船は30分置き(毎時ちょうどと毎時30分)に出ているので大した問題ではありませんが。ついでに、2つの船会社から全く同時刻に竹富島行きの船が出ています。ちょっとづつずらせばいいのに、なぜなんでしょう?離島桟橋から竹富島までは、船でたった10分です。スクーターは離島桟橋の脇に駐輪スペースがありますのでそこに止めておきました。

とても静かでのんびりした小島
竹富島は石垣島の南方約6Kmに位置し、周囲約9キロくらいの小さな島です。
島のちょうど真ん中に100軒ほど?の集落があり、重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、サンゴの石垣と赤瓦の沖縄の伝統的な家並みが守られています。
港に着くと、そこには水牛観光やレンタサイクルショップの送迎車が並んでいるので、もし利用するならその車に乗せてもらって集落まで行きましょう。車でたった3分ほどですので歩いてもよいですが、港から集落までは牛がいるくらいで特に何もありません。
写真:竹富島の集落の様子
島を散策するには
島内を水牛車で廻るのもよいでしょうが、私はレンタサイクルを借りました。こんな小さな島ですが、島内にはレンタルサイクル屋が3軒もあり、うち2軒は集落の中ほどに並んで建っています。
料金は1時間300円の後払いです。私は1時間30分借りていましたので450円でした。この時間で十分に島を一周できます。なんと鍵は付いていません。盗みようが無いからでしょうか、それとも島全体が砂地で壊れやすいからなのでしょうか。
写真:竹富島の集落を巡る水牛車の様子
竹の子
島には7軒の食事どころがあります。もし休みの店があれば、レンタサイクル屋のお兄さんが教えてくれる親切さ。
私は「竹の子」でお昼にソーキそば(700円)を食べました。ついでにオリオンビール(350円)も。
写真:島のそば屋、竹の子の外観
きれいな砂浜
竹富島の砂浜は真っ白でとてもきれいです。写真はコンドイ岬の海水浴場。
カイジ浜とアイヤル浜では星砂が採れます。星砂は、海草などに付着する夜光虫など有孔虫(原生動物)の抜殻(死骸)だそうです。またカイジ浜には猫がいっぱい居てびっくりです。観光客が頭を撫でてもびくりともしませんが、餌をくれる観光客を見つけようものなら一斉にそこに集まってきます。
写真:コンドイ岬の海水浴場に広がる砂浜の様子

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