家庭菜園で使う肥料、おすすめはどれ?

有機肥料に拘るのもいいですが、時には化学の力も使って柔軟に始めてみましょう。

 1.野菜作りに欠かせない肥料

肥料の3成分よい野菜作りに、肥料は欠かせません。肥料には、主に葉を茂らせるためのチッソ(窒素)分(N)、花や実を太らせるためのリン(りん酸)分(P)、根を丈夫に張らせるカリ(カリウム)分(K)などが含まれていて、適量の肥料を野菜に施すことで、美味しい野菜が収穫できます。世の中には、無肥料・無農薬による自然栽培を旨とする農業従事者もいますが、にわか仕込みの素人には、到底無理です。ただし、肥料には、大きく分けて「有機肥料」(有機質肥料)と「化学肥料」(無機質肥料)がありますが、より自然に近い有機肥料を使うことで、自分や家族が食べる野菜を、安全・安心に育てることは可能です。

有機肥料とは

有機肥料とは何か、化学肥料とは何かを厳密に問うと、難しい話になってしまうので、他に譲ります。簡単に言うと、有機肥料とは、”動物や植物性の有機物だけを使って作った肥料”と言えます。ホームセンターで買える菜種かす鶏糞牛糞堆肥などが代表的な有機肥料です(厳密には、後述のとおり堆肥肥料は別物ですが、ここでは同じように扱います)。ただ、有機肥料は化学肥料に比べると、割高感は否めません。そこで、買わずに自分で作れる有機肥料としては、、家庭の台所から出る食物残渣をコンポストに溜めて作った「生ごみ堆肥」や、落葉を集めて米ぬか等を加えて作った「ボカシ肥」などがあります。しかし問題は、量が作れないこと。そこで田舎では、酪農農家から牛糞を分けてもらったり、きのこ栽培農家からキノコ廃培地を分けてもらい、それを1年ほど寝かせることで発酵させ、完熟堆肥にしてから畑に鋤き込みます。未熟堆肥をそのまま畑に入れると、野菜が枯れてしまうので、発酵させ完熟させる手間はかかりますが、完熟堆肥を直接購入するよりは、だいぶ安く手に入ります。

ちなみに、家畜の糞尿や米ぬか、下水汚泥などを使って作った堆肥は、有機物質が主体であっても、全体量に対して含まれる肥料としての成分量が少なく、法律上は規格が定められていないため、有機肥料とは呼べず、「特殊肥料」扱いとなるそうです。

生ごみ堆肥やぼかし肥の作り方は、それだけ書かれた専門書もあるくらいなので、初心者の私が解説するのは憚られます(汗)。ただ、難しいウンチクは抜きにすると、要は、落葉や籾殻、藁など自然の植物系の材料と、鶏糞や生ごみ、米ぬかやおからなど発酵を助ける材料を、10~20対1くらいの割合で混ぜ、雨が染み込まないように覆っておいて、1~2週間おきに切り返して(混ぜ合わせ空気を入れること)、数か月間寝かせます。ポイントは、腐らせるのではなく、発酵させること。腐ると腐敗臭が漂いますが、発酵させると熱を帯び、酸味臭を発します。ぜひ、頑張ってチャレンジしてみてください。野菜作りは、その年々の天候によって一筋縄に行かないのが面白いところですが、堆肥づくりは、もっと奥が深いです。いい堆肥が出来たら、もう絶対に家庭菜園の楽しみから抜け出せなくなってしまいますよ!(笑)。

有機肥料(堆肥)の種類と特徴

家庭菜園初心者が、有機肥料を手作りするのは少し先にして、まずはホームセンターで購入できる有機肥料(厳密には肥料とは呼べない堆肥扱いを含む)を紹介してみましょう。各肥料に含まれる成分比(チッソN:リンP:カリK)は、代表的な商品の値を参考にしました。商品によって、成分比や添加物の種類は多様ですので、ご留意ください。

油粕

油粕(あぶらかす)とは、アブラナの種などから油を搾り取る際に残った残渣です。菜種油粕、椿油粕、発酵油粕などがあります。チッソ成分が豊富なので、葉物野菜などに適しています。肥効が遅く、生油粕は肥焼けを起こしやすいため、価格は高いですが使うなら発酵済みの油粕がおすすめ。
成分比 5:2:1(左写真の商品は、4:6:2)
価格  (2kg)800円位、(20kg)2千円(店頭渡し)

発酵鶏糞

鶏糞は、有機肥料(堆肥)の中では一番安く購入できるで、私はほぼ鶏糞(紛状)ばかり使っています。発酵鶏糞でも、地表面に撒いたままだと臭いますし、タネバエやコガネムシ等の害虫を誘引してしまいます。堆肥を撒い際には、その上に土寄せの土をかけて、臭いを抑えましょう。臭いが少なく撒きやすいペレット状の鶏糞もありますが、価格は少々高くなります。
成分比 3.5:3:3(左写真の商品は、4:2:2)
価格  (15kg)120円位(店頭渡し)

完熟牛糞

牛糞は、鶏糞に比べて含まれる肥料成分は少なく、遅効性なので追肥に使うには向きませんが、土壌改良効果が高いので、基肥(元肥)に使うには優れた堆肥です(肥料成分は少ないので、併せて化成肥料等も施します)。発酵させるために敷藁だけでなくおがくずなども大量に投入されるため、商品によって含有成分量はまちまちです。
成分比 1.5:1.5:2
価格  (15kg)300円位(店頭渡し)

有機肥料(堆肥)を与える際の注意点

生ごみや、動物の糞を放置しておくと、ハエがたかるのは周知のとおり。同様に、有機肥料(堆肥)を施肥する際に、地面の上に撒いてそのままにしておくと、害虫であるタネバエやコガネムシ等を誘引し、卵を産み付けられてしまう可能性が高くなります。特に、未熟堆肥で顕著です。そうなると、タネバエが大量発生したり、コガネムシの幼虫が、地中の野菜の根、地中に出来た種子や実を食い荒らす被害が発生します。有機肥料を施肥する際には、基肥であれば深く耕し、追肥の場合には中耕を兼ねて土寄せし、肥料に土を掛けて覆いましょう。

またこれは、単に私がそう感じているだけで、何の根拠も無いのですが、追肥の際に化成肥料を土の表面に撒布したままにしておくと、なんとなくアブラムシが発生しやすくなる様な気がします(汗)。取り越し苦労かもしれませんが、化成肥料を追肥する際も、少々面倒ですが、土を掛けてあげた方がいいと思いますよ!。

肥料と堆肥の違い

肥料取締法に基づく表示ホームセンター等で売られている肥料(堆肥)の袋を見ると、必ず『肥料取締法に基づく表示』という内容が記載されています。そして、「肥料の名称」として発酵鶏糞や牛糞堆肥と記されている商品の「肥料の種類」は、【堆肥】と記されているはずです。

肥料取締法」とは、昭和25年に制定された法律で、『肥料の品質等を保全し、農業生産力の維持増進と、国民の健康の保護に資すること』等を目的としている法律です。肥料取締法では、肥料を「普通肥料」と「特殊肥料」の二つに大別しています。そして、「普通肥料」については、肥料の種類ごとに、含有すべき肥料成分の最小量や、有害成分の含有許容値などが定められていますが、魚かすや堆肥等の「特殊肥料」については、含有すべき肥料成分量等は規定されていません。流通保全や安全性確保のために、種類に応じた農林水産大臣又は都道府県知事への登録や届出の義務があるだけです。

具体的には、肥料取締法において特殊肥料に分類される「堆肥」とは、『わら、もみがら、樹皮、動物の排せつ物その他の動植物質の有機質物(汚泥及び魚介類の臓器を除く)を堆積または撹拌し、腐熟させたもの。』と定義されているのみです。したがって、同じ「発酵鶏糞」という商品名で販売されている堆肥でも、その含有成分量は、混ぜてある資材や含まれる水分量等によって、商品ごとに全く違っています。近くの3軒のホームセンターで売られていた発酵鶏糞の成分比を調べて来たので、参考にしてみてください。

発酵鶏糞(堆肥)に含まれる成分量の違い

税込価格
○○
128円
○○○
108円
○○
98円
窒素 全量 3.4% 6.4% 2.3%
リン酸全量 3.0% 3.7% 5.4%
加里 全量 2.8% 2.7% 2.9%
炭素窒素比 7.6 4.7 6.7

 2.主な化成肥料の種類と使い方

野菜栽培で、一番よく使われている肥料は、「化成肥料」でしょう。しかし家庭菜園では、自分や家族が食べる野菜を栽培するのですから、安心・安全を優先して、無農薬栽培で、肥料にも有機肥料を使いたいと思うのが人情です。しかし、有機肥料は、肥料が効き始めるまでに時間がかかり、また成分バランスが一定ではないため、どの野菜にどの肥料分が、何時、どれくらい必要かをよく知らない素人が使うには、結構ハードルが高いです。それに、臭いも強く、保管が大変です。その点、化成肥料なら、野菜に適した成分バランスに配合されていて、固形の粒体なので、取り扱いも楽です。家庭菜園初心者は、まずは化成肥料をベースに、徐々に有機肥料を取り入れながら、経験を積んでいくことをおすすめします。

化成肥料とは

化成肥料とは、化学肥料の一種で、野菜の生育に欠かせない、チッソリン酸カリの3成分(少なくとも2成分以上)が、バランスよく配合された、複合肥料のことです。逆に、1成分しか含まない化学肥料を、単肥と言います。なお、有機質肥料でも、例えばリン酸分しか含まない骨粉などの肥料を、単肥と呼ぶこともあります。

肥料の分類

化成肥料には、全体量に対するチッソ・リン・カリの含有量がパーセントで表示されています。例えば、「8-8-8」と書かれた化成肥料は、3成分がそれぞれ8%ずつ均等に配合されていることを示しています。その比率を合計して、15%以上30%未満のものを「普通化成肥料」あるいは「低度化成肥料」、30%以上になるものを「高度化成肥料」と言います。例えば、「8-8-8」は合計24%なので普通(低度)化成肥料、「14-14-14」は合計42%なので高度化成肥料です。なお、配合成分の比率は、芋用の「3-10-10」や、葉菜向けの「14-10-13」など、商品によって様々です。普通化成も高度化成も、量的に値段が同じ位なので、成分量が多く含まれている『高度化成の方がお買い得!』と、つい私も買ってしまいがちですが、高度化成は肥料が効きすぎてしまうことがあり、素人の家庭菜園には向きません(汗)。まずは、ベーシックな「8-8-8」といった低度の化成肥料をおすすめします。

化成肥料の撒く量は?

同じ「8-8-8」の化成肥料でも、値段も違えば、袋に記されている標準使用量の値も異なっています。また、自分の畑が肥えているのか痩せているのかによっても、施肥量は異なります。袋に書かれている施肥量は、あくまで目安ということで、参考程度にとどめてください。

とは言え、いったいどれくらいの肥料を撒いたらいいのかは、知りたいところ。そこで、近くのホームセンターで手に入りやすい、デメテルの化成肥料「8-8-8」の標準施肥量を見てみましょう。なんと、標準施肥量の単位は、10a=1反=1000m2あたり・・・(汗)。これでは分からないので、単純に1平方メートルあたりに換算し直してみます。

8-8-8化成肥料の施肥量の目安(1m2当たり)
 元肥追肥
果菜類200~260g20g~60gを2~3回
葉菜類160~240g40g~80g
根菜類160~240g20~40gを1~2回

肥料を一掴みした場合、軍手をした大人の男性の手だと、こぼれない程度に軽く握りしめて約30グラム、ガッツリ握ると50g位です。すると、元肥(基肥)を施すには、たった1平米に、最低でも4掴み、多いと5~8掴みくらい撒く計算になります。いくらなんでも、これは肥料のやり過ぎでしょう(汗)。それより何より、肥料代が嵩んで、それこそ『野菜は自分で作るより買った方が安い』ということになりかねません!。まぁ、発売元が言うんですから、多く使えと言うのは当たり前か・・・。

私の感覚では、元肥で1平米(1m×1m)に1~2掴み程度、追肥はその半分くらいが目安です。つまり、元肥で表示の3分の1程度の50~80g/m2、追肥は表示に近く20~30g/m2といった感じです。それでも十分野菜は収穫できていますから、ご心配なく(笑)。

 3.液体肥料(液肥)の使い方

これまで、固形の肥料を前提に紹介してきましたが、観葉植物や園芸では当たり前に使われている「液体肥料(液肥)」を、家庭菜園で使うこともあります!。

液体肥料は、化成肥料の水溶液と思って貰えればよいかと…(汗)。野菜の生育に欠かせないチッソ・リン酸・カリの3成分や、ミネラル等の栄養分がバランスよく配合された液体で、一般的な家庭菜園用の液肥は、水で500倍とか1000倍に薄めて、ジョロで撒布します。

液体肥料(液肥)のメリットは、速攻性が高いこと。逆に、肥効は長続きしません。そのため、肥効で固形肥料と比べると、相対的にチョー割高です!。しかし、苗の元気がない時や、暑さや干ばつで野菜の生育が悪い時には、週に一回ほど与えるだけで野菜が元気を取り戻してくれる、とても重宝する肥料です。種から育てた自家苗を定植する際には、タライに液肥を張って、その中に苗のポットを漬けて十分に水を吸わせてから定植すると、苗の活着も早く、元気に育ちます!。

家庭菜園で野菜を育てるには、液肥を一本常備しておくと重宝しますが、液肥に頼り過ぎるのは考えものです。まず、コストがかかり過ぎます。その上、速攻性が高いので与えすぎてしまったり、控えると今度は肥効が長続きしないので、肥料切れを起こしてしまったりと、野菜の安定した生育には向きません。あくまでも、固形肥料の補完的な使い方に留めるのが、液肥の正しい使い方だと思います。

買うと高い液体肥料ですが、安価な自家製の液体肥料を、簡単に作る方法があります!。大きなペットボトルに、有機肥料の菜種油粕を少し入れて、水を注ぎます。割合は、水:菜種粕=10:1くらい。これを、畑の納屋など暗所に1ヶ月ほど置いておくと、発酵して、液体肥料が出来上がります。発酵途中でガスが発生しますので、時々蓋を緩めて、ガスを抜いておきましょう。1ヶ月後、いきなり蓋を開けると、発酵した液体が吹き出して、えらいことになりますのでご注意を(笑)。油粕は下に沈んでいるので、静かに上ずみ液をジョロに注ぎ、5倍程度に薄めて使用します。それでも、浮遊した油粕でジョロが目詰まりしてしまうので、古布なので濾しながら注ぐと、後始末が楽です。

 4.石灰の種類と使い方

最後に、肥料ではありませんが、野菜栽培に欠かせない土壌改良剤として欠かせない、石灰について。

畑で野菜栽培を続けていると、雨による影響や、化成肥料の成分により、土質がだんだん酸性より(pHが小さい値)に傾きます。「酸性雨」による影響との指摘もありますが、大気汚染の酷い中国ならいざ知らず、日本で酸性雨うんぬんを指摘するのは、少し錯誤(間違い)があるようです。そもそも雨には、大気中の二酸化炭素が溶け込むため、大気汚染物質が含まれなくても、雨水のpHは5.6くらいと弱酸性です。さらに、その雨が土中に染み込むと、カルシウムやマグネシウムなどアルカリ性を示すミネラル類を溶解し、流出させてしまうため、畑の土はだんだんと酸性化してしまいます。

一方、野菜は、アルカリ性の土では育ちませんが、多くの野菜は「やや酸性」(pH 6~6.5くらい)の土壌を好みます。したがって、土質がこれより酸性側に傾いた場合は、石灰を撒いて中和させることで、野菜の生育に適したpHに正す必要があります。ただし、野菜の種類によって、pH5.5~6くらいと普通以上に酸性土質を好む野菜(ジャガイモ等)もあれば、pH6以下になると生育不良を起こすホウレンソウの様に強く酸性土を嫌う野菜もあり、さらにはpHにあまり関係なく育つ野菜(トウモロコシ、ダイコン等)もあるので、育てる野菜によって撒く石灰の量を調整する必要があります。なお、石灰には殺菌作用の働きもあり、野菜栽培には不可欠な資材のひとつです。

野菜が好む土質(pH)
  酸度  野菜
普通以上に酸性土を好む野菜
(pH5.5~6前後)
スイカ、ジャガイモ、サツマイモ、小松菜、アスパラガス
やや酸性土を好む野菜
(pH6~6.5前後)
上記・下記以外の、多くの野菜
酸性土を嫌う野菜
(pH6.5~7前後)
ソラマメ、ホウレンソウ、チンゲン菜、白菜、タマネギ、ゴボウ

石灰とは、一般的には、石灰岩から生成される「生石灰」(せいせっかい、酸化カルシウム)や、生石灰を水和反応させて作る「消石灰」(しょうせっかい、水酸化カルシウム)を指します。セメントの原料として、秩父などで産出されているのが石灰岩です。消石灰は、グランドのライン引きにも使われていますね。

ただし、生石灰や消石灰は、含まれるアルカリ分が70%ほどと多く、安価なので、広い畑で大量に使用するには便利ですが、性質上、土を固くしてしまいます。また、強いアルカリ性を示すので、畑に石灰を撒いて直ぐに種まきや苗を植えると根が傷んで枯れてしまいますし、堆肥と一緒に交ぜると反応してガスを発生させ、やはり苗に悪影響を及ぼします。そのため、生石灰や消石灰を使う場合は、種まきや定植の2週間以上前に施し、土に馴染ませておく必要があります。

そこで、家庭菜園で主に用いられる石灰が、「苦土石灰」(アルカリ分:55%くらい)です。苦土石灰は、ドロマイト(サンゴなどが海底に堆積し海水と反応して形成された鉱物)から作られ、植物の成長に欠かせない必須元素のマグネシウム(苦土)を含んでいます。苦土は、葉緑素の核となる重要な成分で、またリン酸の吸収を助け、根の張りにも役立つとされており、苦土石灰は石灰と苦土を同時に施せる、とても優れた土壌改良剤です。値段も比較的安く、粒状に加工された製品なら、扱いも楽で撒くにも便利です。苦土石灰であれば、種まきや定植の1週間前に堆肥と施しても、特に問題ありません。

しかし苦土石灰も、使い続けていると、やはり土は固くなってしまいます。そこで土を柔らかくしたいなら、「有機石灰」(アルカリ分:35~45%くらい)がおすすめです。有機石灰(有機質石灰)は、貝殻石灰とも呼ばれるように、炭酸カルシウムを含む牡蠣殻やホタテの貝殻、貝化石等を砕いて焼成し作られます。同じく、卵の殻から作られた有機石灰もあります。いずれも、殻の微細な空洞が微生物の活動を助け、土を硬化させずに土壌改良効果が得られる優れものです。同じ量でも、値段的には消石灰や苦土石灰の2~3倍(成分当りに換算すると更に数倍)しますが、私は苦土石灰と半々くらいで使い分けています。

 


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