熊本出張ビジネスマンのための阿蘇山観光コース

熊本出張のついでに、自作プランで阿蘇山まで観光に行ってきました。

阿蘇の写真


現在の阿蘇地域の被災状況について(平成30年4月24日更新)

平成28年4月に発生しました熊本地震により、被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

地震発生から2年が経ちました。復旧も進み、阿蘇山へ向かう主要道路の通行止めはほぼ解除されたようですが、まだ傷跡はあちこちに残っているようです。特に観光面では震災の痛手が大きいようですが、可能な範囲で旅行に出かけることで、地元の振興にも役立つかと思います。

お出かけの際は、最新の震災関連情報ならびに観光情報を、必ずご確認ください。

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ASOVO アソボ | 阿蘇観光ポータルサイト
熊本国際観光コンベンション協会
南阿蘇村

2017年2月7日、阿蘇山の噴火警戒レベルは、2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げられました。

2018年4月24日(火)午前8時半、中岳火口の立入自主規制が解除され、阿蘇山中岳の火口見学が再開しました。未だロープウェーは運休中ですが、代行バス「阿蘇山ループシャトル」が運行を開始しました。なお、火口周辺では、有毒な火山ガス(二酸化硫黄・SO2)が流れています。ぜん息、気管支疾患、心臓疾患、体調不良の方は生命に関わりますので、火口周辺は立入禁止です。

2018年4月26日(木)午前10時、熊本地震で損壊した阿蘇山上に通じる登山道路、県道阿蘇公園下野線(北登山道)が開通します。

(以下は、震災以前に私が阿蘇を訪れた時の旅行記です)

11月5日(金曜日)、快晴。 熊本市内の最低気温は8.1度、最高気温は21.8度の予報!

前日から熊本出張で、仕事が終わって昨夜は、熊本市内のホテルに泊まりました。今日は土曜日なので、朝からフリーです。そこで、熊本出張のついでに、「世界最大級のカルデラ型活火山」である阿蘇山を観光しようと計画。ところが、10月以降は定期観光バスが無い・・・。

熊本県観光サイトを見ると、7月から11月までの期間には、「阿蘇の定番観光スポットを1日で周遊!阿蘇ハイライトコース」や「サクッと阿蘇をひとまわり!阿蘇火口半日コース」という観光バスがあるようなのですが、再生機構の支援を受けて再建中の九州産業交通のホームページを見ると「10/1より”定期観光バス”を廃止致します」とのこと。えぇぇ・・・、これでも大丈夫なのか熊本の観光は?

仕方ない、公共交通機関を乗り継いで、自力で阿蘇まで出かけて行ってやろうじゃないの!。

 1.熊本市内から阿蘇に行くには

阿蘇周辺の九州の地図

観光バスが無いのでは仕方ありません。公共交通機関を使って、熊本市内から阿蘇山まで、出かけて行ってやりましょう!。熊本市内から阿蘇まで、公共交通機関を使って行く場合、バスと電車があります。

定期観光バスは廃止になってしまったようですが、九州産業交通の「九州横断バス」というのがあります。熊本交通センターを11時に出発する「あそ1号」は、阿蘇山を見学しながら黒川温泉(16時)、湯布院(17時)を経由して別府(18時着)まで行きます。熊本駅前を8時50分に出発するあそ2号であれば、ついでに熊本城と水前寺公園も見学できます。しかし私の場合、阿蘇山を見たら夕方には熊本空港に帰って来たいのでこれでは無理。
ちなみに、熊本城(50分)、水前寺公園(30分)、阿蘇山火口(90分)の見学・食事付きのあそ号による熊本駅前から阿蘇駅までのバス料金は大人4,460円です。見学・食事無しだと1,220円。熊本=阿蘇間の所要時間は最短で約90分(見学時間除く)。

あそ号のほかにも、電車が少ない九州では、都市間バスが結構たくさん走っています。高速特急「やまびこ号」(熊本=大分)が日に10往復、快速「かじか号」(熊本=杖立)が日に3往復走っており、いずれも熊本駅前、熊本交通センター、通町筋、県庁前など熊本市内の各バス停と熊本空港、くま牧場、阿蘇駅などを結んでいます。バス料金は横断バスと同じく熊本=阿蘇間が1,220円、所要時間は最短で約90分。

電車は、熊本駅からJR豊肥本線で阿蘇駅まで、特急だと約60分、普通だと約90分かかります。本数はそこそこあります。料金は乗車券が1,080円、特急料金が900円(片道)。

阿蘇駅から阿蘇山まで

草千里の見晴台で撮った写真阿蘇駅から阿蘇山頂までは、タクシーかバスになります。
阿蘇駅前発の阿蘇山西駅行きのバスは、日に7本しかありません。発車時間は、8時37分、9時52分、10時30分、12時10分、13時25分、14時15分、15時20分(2004年11月5日現在、平日・土曜・日曜祝日とも)。この区間の所要時間は登りが約40分、下りが約30分。登りは途中の草千里の見晴台で約5分間の休憩?がありました。


 2.自作プランの行程

さてさて、私の行程プランを、おこがましくも「モデルコース」として、紹介しておきましょう(^_^;)。

熊本市内から阿蘇駅へ

  1. 朝8時15分、出発。ホテルのある通町筋の繁華街から、バス(路面電車も可)で熊本駅へ(約15分、200円)。熊本駅から、8時42分発の豊肥本線下り普通列車で、阿蘇駅へ(約90分、1,080円)。
  2. 阿蘇駅に、10時04分に到着。阿蘇駅の駅前は寂びれていますが、行商のおばぁちゃんが、午前中のみの100円市を開いていました。私は買いそびれてしまいましたが、なかなかよさげでした。手作りの高菜漬け、ウコンなどがお薦め商品とか。駅にはコインロッカーがあるので、出張用のカバンやネクタイ、おばぁちゃんから買った荷物などは、ロッカーに預けてしまいましょう(300円)。

阿蘇駅から阿蘇山頂へ

写真:阿蘇山ロープウェイの景色

  1. 阿蘇駅のバスターミナルは、阿蘇駅の駅舎から100mほど先にある、空き地に建つプレハブ小屋でした(汗)。10時30分発の、「阿蘇山西駅行き」のバスに乗ります。途中、草千里展望台で、5分間の休憩があり、阿蘇山西駅(山頂ロープウェーの麓駅)へと向かいます(約40分、540円)。
  2. バスが阿蘇山西駅に到着したのは、10時10分ごろ。お土産物店などを見てまわりながら、10時25分発の、「阿蘇山ロープウェー」に乗ります(約4分、大人片道410円)。この日のロープウェーは15分毎の出発でしたが、たまたま韓国人観光客の団体とぶつかってしまい、込み合うやら騒々しいやら・・・。ちなみに、ゴンドラは91人乗りです(汗)。

阿蘇山頂見学

写真:阿蘇山頂付近の観光客が大勢いる様子

  1. 山頂駅に着き、ロープウェーを降りて数百メートルほど歩くと、10時半過ぎには、阿蘇山の火口の見晴台に到着。まさに、絶景です!
  2. 火口をしばらく見学した後、周辺の景色を眺めながら、下りはロープウェーは使わず、遊歩道を歩いて降りましょう。遊歩道といっても、アスファルトで舗装されてありますので、普段靴でまったく問題ありません。ただし、時間があまり無いので、ちょっと急いで!

写真:阿蘇山の火口の様子

写真:阿蘇山頂周辺の恐々とした岩肌の様子

草千里(昼食)

写真:草千里の広々とした平原の様子

  1. ロープウェイに乗った「阿蘇山西駅」に到着したら、12時10分発のバスで、草千里まで戻ります(約5分、140円)。
  2. 草千里では、乗馬による見学が行われていましたが、結構な金額だったのであきらめました。道路の反対側には、「火山博物館」と、どこの観光地にもある「オルゴール館」があり、ドライブインのレストランが4軒ほど並んでいます。
  3. 次のバスまで、約1時間10分あります、このレストランで、昼食にしましょう!。お店によってメニューがだいぶ違うので、根気よく見て回ることをお勧めします。私が選んだのは、3軒目のレストランにあった、「阿蘇特別定食B」(付け出し、馬刺、焼肉丼、味噌汁付、1,300円)。もちろん、ビール(中ビン550円)も!。満足、満足。食後は、草千里をちょこっと散歩。

写真:草千里で大勢の人が散策している様子

帰路、熊本空港へ

  1. 草千里を、13時25分発のバスに乗り、阿蘇駅前に戻ります(約25分、470円)。
  2. 阿蘇駅前についたら、阿蘇駅に行ってロッカーから荷物を取り出し、またバス停に戻ってきます。ここでの乗り換え時間(待ち時間)は、たった10分です。
  3. 阿蘇駅バスターミナルを、14時ちょうど発の高速特急バス「熊本駅行き」(やまびこ号)に乗って、一路「熊本空港」へと向かいます(約50分、950円)。途中、時々渋滞する道路を通るため、時間は余裕を見てくださいとのこと(九産交の女性職員談)。
  4. 熊本空港に着いたのは、14時47分ころ。無理を言ったら、14時55分発のJAL東京行きに乗れたかもしれませんが、お土産も買いたいし、予約してあった16時30分発のJALで帰ってきました。この間、また飲むことになったのは言うまでもありません(汗)。チケット的には、SNAやANAに乗り換えも可能でしたが、マイレージも欲しいですし・・・。

 3.その他の参考情報

阿蘇山について

阿蘇山」とは、山の名前ではなく、阿蘇カルデラ内にあって火山活動を続けている、中岳や烏帽子岳、高岳などの総称なんだそうです。

阿蘇山の周囲の窪地である「阿蘇カルデラ」は、南北25キロメートル、東西18キロメートルにおよび、その大きさは世界有数規模。阿蘇駅に降り立つと、遠くをぐるりと囲むカルデラの外輪山が、その大きさを物語ってくれます。

写真:豊肥本線の車窓から見た外輪山の様子

「山分け」の語源

阿蘇山頂に向かう途中に、小さな山が見えます。バスの中で流れていた音声による観光案内ガイドによると、ちょうど山の真ん中に一本の筋が走っていることから、「山分けする」という言葉の語源になった山だと伝えられているそうです。

写真:豊肥本線の車窓から見た外輪山の様子

 


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