デジカメ初心者購入記

「デジカメが欲しい!」

デジカメの写真

デジカメが欲しくなったきっかけは、ホームページを立ち上げようとしたこと。

スキャナ付きのプリンタ(ALPS MD-1500)はあるけれど、写真にとって、スキャナで読み込んで、では非常に面倒です。そこで、ここ2週間ばかりは、会社帰りに(閉店に間に合えば)ショップ巡りに勤しんできました。

しかし、4年ほど前に購入したAF一眼レフカメラ(PENTAX MZ-5 \8~9万円ぐらいだったか)は何時の間にやらお蔵入りだし、「ずぼら」な性格の人間があまり高価なものを買っても勿体ないばかりのような気がして、何を基準に選択したら良いか迷うばかり。

このように、パチスロにはお金をつぎ込んでも物を買うには相当ケチなタイプの人間が、デジカメを購入するまでの選択経緯を、ここにご紹介いたします。今後、デジカメを買おうとする人の少しでもご参考になれば幸いです。ただし、人それぞれ選択基準が異なるでしょうから、あくまで一個人の独断と偏見の意見としてご覧下さい。

 1.私のデジカメ選択要件

以下、つらつらと独断的私見を書きましたが、自分で比較するという人は、せめてせっかく作った比較表を見てやって下さい)

リンク 主要デジカメ比較一覧表

●選択の第1前提 「価格が安いこと」→150万画素以下で選ぶ

安ければ安いに越したことはありません。ただし、機能面でどうしても欲しくなった場合には、コストメリットを優先します(パチスロでの損を考えたら数万円ぐらい…)。

購入目的はホームページ立ち上げであり、それならTOMYのMe:sia(25万画素、実勢\6,980)でも高木産業のPURPOSE PDC-35(35万画素、実勢\9,800)でも十分だという話もあるのですが、せっかく買うなら他にも用途があるのでは(実際にはあやしいけれど、あわよくばAT一眼レフを質に入れて代替にならないものか)とか思ってしまう欲の深さが災いしています。

昨年に200万画素、今年に入っては300万画素という時代に突入しておりますが、ポートレートサイズまでなら、私には100万画素前後のクラスでもほとんど作品の見分けがつきません。また、200万、300万の画素を扱うには、CPUがMMX200の私のPCでは能力不足のようです。そこで150万画素以下に絞り込んでみました。したがって、画質、それこそ色調にまでこだわりたい人には、参考にならない意見ですね。

●選択の第2前提 「コンパクトであること、軽いこと、シンプルなこと」

どこに持っていくにしろ、じゃまにならない大きさと、軽さが大事だと思います。

富士フィルムのFinePix1500(195g)などが良さそうなのですが、これが実際持ってみると、サイズが小さいため手に馴染みにくく、逆に重さを感じてしまったりするのです。逆に、厚みが通常のコンパクトサイズの2倍以上もあるようなSONYのCybershot DSC-S30(280g)などでも、手に馴染みさえすればこれが意外と重さを感じなかったりするのが嫌らしいところです。(ただし、この両者の価格帯が異なることに注意して下さい。前者は実勢\34,800、後者は実勢\49,800です。)

またついでに、マニュアル操作がある方がいろいろな写真が撮れて良いという意見もあるのですが、一眼レフカメラをその意見に乗って選択して買った経験があるずぼら人間から言わせてもらうと、その趣味がある人以外にとっては結局無用の長物になって、逆に簡単に撮りたいのに不便さが出てしまうことにもなりかねません。もちろん、人物の背景をぼかしたりするなどの技法を取り入れたい方は、少なくともレンズのf値にまでにこだわって、高画素タイプの製品を選択されるべきでしょう。今回は、このような機能には全くこだわらないことにしました。

●選択の第3条件 「機能で選ぶ」

機能面では、「光学ズーム」、「動画対応」、「USB接続」が必用か、必用でないかの選択肢で悩みました。

「光学ズーム」は、個人的には必要ないと考えました。写真センスがないのにズームで写真を撮ると、どうしても訳の分からない構図の写真が多くなってしまいますし、それならズームがどうしても必用な時というのは限られるからです。また、光学ズームは無くてもデジタル的には当然拡大が可能なわけですし。しかし、何千円かの差で付いているなら、ある方を買ってしまおうという割り切りの無さが悩みの種です。一年前ならいざ知らず、今では4万円台半ばから光学3倍ズーム付きのデジカメが買える時代になりましたから(富士フィルムのFinePix1700Zや1400Z、SONYのCyber shot DSC-S30、OLYMPUSのC-960ZOOMなどです)。なお、2倍ズームでは絶対役不足なので、ない方がましかもしれません。

「動画対応」も同じです。将来使う機会はほとんど無いような気がするのですが、やはり付いていたら便利そうだなと、どうしても最後まで割り切れないのです。SANYOのDSC-X200などは、実勢\29,800で動画が撮れるのです。85万画素ですが十分許容範囲ですし、150万画素のDSC-SX550(実勢\49,800)もあります。ただし、いずれも光学ズームは付いていません。逆に、先の光学ズーム製品は動画に対応していません。

光学ズームも動画も欲しいとなると、SONY のCyber shot DSC-S50(211万画素、実勢\69,800)がありますが、選択の第1条件を超える製品です。

「USB接続」があると、デジカメのデータをパソコンに取り込むときに、高速かつ便利です。しかしUSBが付いているデジカメはちょっと価格帯が高い。低価格帯だと通常は同梱されるシリアルケーブル接続ですが(別売りとなっていると、これが意外と高いので注意)、遅くて面倒。PCカードスロットがあればPCカードアダプタにメモリーカードアダプタを挿入して転送できます。しかし私はノートPCを持っていないので、PCカードスロットはありません。もし持っている人なら、メディアがコンパクトフラッシュタイプだと、PCカードアダプタが安く買えて便利です(実勢\980)。スマートメディアのアダプタは実勢\7,500になってしまうのはなぜでしょう。FDカードアダプタもありますが、こちらはどのメディアでも高いし遅い。するとSONYさんは、メモリースティックという独自路線を歩きながら、大抵のVAIO(同社製PC)にメモリースティックスロットを搭載するという心意気が買えます。SONY派は迷わずCybershotでしょうね。

結論が出ませんが、それほど高画素のデジカメを買うのではないので、USBは無くても良いかも。しかしノートPCも欲しいと思っているので、PCカードが使えるようになればコンパクトフラッシュの方がアダプタが安い。ただし、そのノートPCがVAIOだったりすれば、メモリースティック(当然SONY製デジカメ)もあり得ます(But、Cybershot DSC-S30にはUSBが付いているので、そもそも悩む必用が無くなりますが)。

●選択の第4条件 「スペックで選ぶ」

スペックでは、やはり「画素数」に目がいってしまいますが、それ以上に「レスポンスの良さ」、「モニタの見やすさ」、「バッテリーの容量・タイプ」などが気になります。

「レスポンス」とは、電源を入れてから写真を撮れるようになるまでの起動時間や、1枚撮ってから次の写真を撮れるまでの間隔などで、やはり早いに越したことはありません。富士フィルムの製品は遅いと言われてきたようですが、最新機種ではあまり気にならないようです。ただし、FinePix 1200(実勢\29,800)クラスだと、相当イライラするレベルだそうです。SANYO製品は非常に軽快です。他は、価格相応というところみたいですので、比較一覧表をご覧下さい。

「モニタの見やすさ」も結構大事では無いかと思います。撮影時に使うことはあまり無いと思いますが、撮った後に皆で覗き見するのは楽しそう。富士フィルムのラインナップを見る限り、安い製品ほど画面が小さくなっていきます。SANYOはDSC-SX550(実勢\49,800)もX200(実勢\29,800)も同等のもののようです。SONYのCyber shot DSC-S30(実勢\49,800)では、フリーアングルの液晶モニタが採用されていて(その分厚みが出てしまっていますが)、例えば自分を撮るときにもモニタを自分の方に向けて構図が確認できるなどのメリットがあります。ただし、ファイダーが付いていませんので、常に液晶で構図を確認しながらの撮影になります。まあ、ここまで条件を詰めてくると、モニタで云々言っても仕方ないのが事実なので、あくまでご参考までに。

 2.デジカメを比較する

それでは、以上のような要件を念頭に、各社各製品を比較してみましょう。

で、本屋さんでデジカメの本を立ち読みするのですが、これが意外とデータがそろっていなかったり、自分の要求条件にあったインプレッションが無かったりで、満足する比較ができないのです。確かに、市販本にそのような評価を求めるのは無理な気がします。

そこで、自分で製品一覧表を作ってみました。せっかく作ったので、是非、ご一覧下さい。

リンク 主要デジカメ比較一覧表

 3.デジカメを選ぶ

ごめんなさい、未定稿です。

 4.デジカメを買って使ってみる

ごめんなさい、未定稿です。

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原本作成日: 2000年5月3日; 更新日: 2000年5月28日;
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