買換え予定のワゴン候補車を徹底比較

いよいよ半年後に車検が来ます。
買うならこれかな?と思うSUVを比較対決してみることに。

ゴルフに便利な車、4バック積める乗用車」のうち、ステーションワゴンで、現時点で私が個人的に独断と偏見で、『これなら買ってもいいかな~』と思う車種とグレードのみを基準に、主要なスペックを比較してみました。

個人的な嗜好から、4WDでハイブリッド車以外、300万円位まで、不要な装備は要らないけど安全対策は保険と思える範囲で、各車の代表グレードをチョイスしています。


国産人気ステーションワゴン4車種 - 徹底比較対決!
車種 スバル
レヴォーグ
1.6GT アイサイト

4WD
トヨタ
アベンシス
Xi

FF*1
マツダ
アテンザワゴン
20S プロアクティブ

FF*2
ホンダ
シャトル
1.5 ハイブリッド Z

4WD*3
外観

(発売日)
レヴォーグ
2014年6月 NEW
 
アベンシス
2011年9月 FMC
2015年10月 MC
アテンザワゴン
2012年11月 FMC
2015年1月 MC
シャトル
2015年5月 NEW
 
累計販売台数
(月間平均)
51,000台/15ヶ月
(3,400台/月)
約10,000台/49ヶ月
(約200台/月)
23,000台/34ヶ月
(680台/月)
17,000台/4ヶ月
(4,400台/月)
車両価格
(価格帯)
277万円
(277万円~356万円)
274万円
(274~298万円)
286万円
276~397万円
254万円
169~254万円
全長/室長 4,690/2,005 mm 4,820/1,980 mm 4,805/1,930 mm 4,4001,925 mm
全幅/室幅 1,780/1,490 mm 1,810/1,495 mm 1,8401,550 mm 1,6951,450 mm
最低地上高 130 mm 150 mm 160 mm 145 mm
車両重量 1,530 kg 1,470 kg 1,460 kg 1,300 kg
エンジン 1.6L 水平対4・DOHC ターボ
レギュラーガソリン
2.0L 直列4・DOHC
ハイオクガソリン
2.0L 直列4・DOHC
レギュラーガソリン
1.5L 直列4・DOHC+モーター
レギュラーガソリン
最高出力
最大トルク
170 ps(9kg/ps)
25.5 kg・m/4800rpm
152 ps(10kg/ps)
20.0 kg・m/3800rpm
155 ps( 9kg/ps)
20.0kg・m/4000rpm
110+29.5 ps(9kg/ps)
13.7kg・m/5000rpm
+16.3kg・m/0~1313rpm
JC08 燃費 17.6 km/L 14.6 km/L 17.4 km/L 25.8 km/L
最小回転半径 5.4 m 5.4 m 5.5 m 5.2 m
前|後
ブレーキサス
Vディスク|ストラット 
Vディスク|Dウィッシュ
Vディスク|ストラット 
 ディスク|Dウィッシュ
Vディスク|ストラット 
 ディスク|マルチリンク
Vディスク|ストラット 
 ドラム式|ド・ディオン
タイヤ 215/50R17 215/60R16 225/55R17 185/55R16
*1 アベンシスには4WDの設定が無く、仕方なくFFを選択。 アベンシスの新車販売台数の詳細は不明。
*2 アテンザワゴンは低価格帯のガソリン車には4WDの設定が無く、一番安い4WDは 2.2XD ディーゼルターボ の340万円からと高く、仕方なくFFを選択。
*3 シャトルは他車よりワンランク下のクラスで、価格帯も安いので、最上級グレードのハイブリッド・4WDを選択。
 選択グレード車は、個人的な勝手な趣向です(ハリアーは価格帯が高く、一番低価格グレードの4WDに)。
  並び順も、個人的な好みです・・・ご容赦。赤字は個人的な+ポイント、青字は-ポイントです。
 情報内容については、必ず公式ホームページやカタログで、ご確認ください

【個人的な総評】

パッケージング
車格がワンランク下の シャトル は、5ナンバーサイズの幅でゴルフバックが4個乗るのは立派だが、他車と比べると、どうしても見劣りしてしまう。
他の3台の中では、日本の交通事情に合わせて最も使いやすいボディサイズに設計したという レヴォーグ のパッケージングは絶妙だが、デザイン性も高く室内高の余裕はさほどないため、4バックの積み込みはギリギリ。 レヴォーグ の問題点は、最低地上高が130mmしかないこと。長野で大雪が降ったら、しばらく車庫から除雪済み道路まで出られない(・.・;)。また、4人乗車+4バック積載した状態では、きっとコンビニに立ち寄るにも段差を気遣いながら運転しないとならないであろうことが、とっても面倒くさい。2016年のマイナーチェンジで、アウトバック仕様が登場することを強く期待・・・。
アテンザワゴン は、このクラス最大の車体幅で、最小回転半径も5.5mあり、取り回しに難儀しそう。
アベンシス は、2015年10月にマイナーチェンジをし、フロントグリルも一新したが、スピンドルグリルにして欲しかった。スタイリングはどちらかというと平凡で、個性の目立たない印象が否めない。最大の欠点は、逆輸入車のためウィンカーが左側であること。

エンジン・燃費
最近流行りのダウンサイジングターボ(1.6L)を積んだ レヴォーグ が、エンジンパワーで他車より抜きん出ている。走っても楽しいワゴンに仕上がっているが、特に回す乗り方をしない分には、低速トルクに不安が。2.0ターボという選択肢もあるが、300ps/40.8kg・mのハイパワーは私には無用の長物で、価格も335万円からと跳ね上がり、プレミアムガソリンでJC08モード燃費13.2km/Lという維持費も厳しい。
アベンシス は、2015年10月のモデルチェンジで、JC08燃費は従来の13.6km/LからCVT改良などにより14.6km/Lへと向上したが、プレミアムガソリン仕様である点が、他車と比較するとマイナス点。
アテンザワゴン は、上位モデルのXDクリーンディーゼルエンジンのモデルのみが注目され、ガソリンエンジンモデルはほとんど売れていないが、この車格の2.0Lエンジンで、レギュラー仕様でかつ燃費17.4km/Lは、秀逸!。このガソリンモデルに4WD設定があれば、一気に候補車トップの座に躍り出るかもしれないのに・・・残念。
シャトル は、他車と比べるとワンランク下位クラスの車格のため、ノーマルのガソリンエンジンは1.5Lしかなく、その出力は110ps(13kg/ps)と心もとない。ラゲッジスペース(荷室)的には4バック積めるが、4人乗車+4バック積載した状態で、平坦な道はモーターのアシストで問題なく走れたとしても、高速道路やゴルフ場がある周辺の山道を、果たしてどの程度走れるのか?、少し不安が。ただし、 ハイブリッド・シャトル では、モーターアシストの恩恵で、燃費は25.8 km/Lと、他車に比べて段違いに良い。場合によっては、燃費が半分近くになる期待も。

最後に、現在乗っている2代目SG系フォレスター(X20 L.L.Bean EDITION、2003年)をベースに、スバルの候車を比較してみます。『フォレスターは、ワゴンじゃなくてSUVでしょ?』と、ご指摘を受けそうですが、実は初代と二代目のフォレスターは、全高は1600mm以下に抑えられており、SUVというより「背の高いステーションワゴン」としての要素が強いエクステリアでした。そのため、ワゴンほど全長は長くなく、SUVほど背は高くなく、両方の良いところを取り入れながら取り回しが楽で、大きな積載力を持った、私的にはとても魅力的なパッケージングでした。

しかし、スバルも他社も、海外市場をターゲットに、何れのモデルもどんどん大型化して、日本で普段の足として乗り回すには、ちょっと持て余すサイズになってしまいました。もちろん、その分ゆとりが生まれて、快適で広い空間と、上質な乗り心地が得られるようになっているのでしょうが、『車は、荷物が積めて、小回りが利いて、走り回ってナンボ!』という輩には、車選びがとても悩ましい状況に陥ってしまっています。

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スバルの新旧ステーションワゴン&SUV4車種 - 徹底比較対決!
車種 ステーションワゴン SUV
スバル
レガシィアウトバック
LEGACY OUTBACK 2.5

4WD
スバル
レヴォーグ
1.6GT アイサイト

4WD
スバル
フォレスター
X20 L.L.Bean EDITION

4WD
スバル
フォレスター
2.0i-L アイサイト

4WD
外観

(発売日)
レガシーアウトバック
2014年10月 FMC
 
レヴォーグ
2014年6月 NEW
 
フォレスターSG5、llbeen
2002年2月 FMC
2003年3月 L.L.Bean登場
フォレスター
2012年11月 FMC
2015年11月 MC
累計販売台数
(月間平均)
14,000台/11ヶ月
(1,300台/月*4
51,000台/15ヶ月
(3,400台/月)
110,000台/70ヶ月
(1,600台/月)
81,000台/34ヶ月
(2,400台/月)
車両価格
(価格帯)
318万円
318万円~345万円
277万円
(277万円~356万円)
240万円
197~315万円
258万円
(215万円~302万円)
全長/室長 4,815/2,030 mm
(+330)/(+235)
4,690/2,005 mm
(+205)/(+210)
4,4851,795 mm 4,595/2,095 mm
(+110)/(+300)
全幅/室幅 1,8401,545 mm
(+105)/(+90)
1,780/1,490 mm
(+45)/(+35)
1,7351,455 mm
 
1,795/1,540 mm
(+60)/(+85)
全高/室高 1,605/1,240 mm
(+15)/(-5)
1,485/1,205 mm
(-105)/(-40)
1,590/1,245 mm 1,715/1,280 mm
(+125)/(+35)
最低地上高 200 mm 130 mm 205 mm 220 mm
車両重量 1,570 kg 1,530 kg 1,400 kg 1,480 kg
エンジン 2.5L 水平対向4・DOHC
レギュラーガソリン
1.6L 水平対向4・DOHC ターボ
レギュラーガソリン
2.0L 水平対向4・SOHC
レギュラーガソリン
2.0L 水平対向4・DOHC
レギュラーガソリン
最高出力
最大トルク
175 ps(9kg/ps)
24.0 kg・m/4000rpm
170 ps(9kg/ps)
25.5 kg・m/4800rpm
140 ps(10kg/ps)
19.0kg・m/4400rpm
148 ps(10kg/ps)
20.0 kg・m/4200rpm
JC08 燃費 14.6 km/L 17.6 km/L (10/15)*5 13.0 km/L 16.0 km/L
最小回転半径 5.5 m 5.4 m 5.4 m 5.3 m
前|後
ブレーキサス
Vディスク|ストラット 
Vディスク|Dウィッシュ
Vディスク|ストラット 
Vディスク|Dウィッシュ
Vディスク|ストラット 
ディスク|ストラット
Vディスク|ストラット 
 ディスク|Dウィッシュ
タイヤ 225/65R17 215/50R17 215/55R17 225/60R17
*4 レガシィの販売台数は、アウトバックとB4(セダン)の合計台数です。販売目標では、アウトバック:B4=3:1の割合です。
*5 フォレスター X20 L.L.Bean EDITIONの燃費は、10/15モード走行による値です。
 選択グレード車は、個人的な勝手な趣向です。並び順も、個人的な好みです。赤字は個人的な+ポイント、青字は-ポイントです。
 情報内容については、必ず公式ホームページやカタログで、ご確認ください


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原本作成日: 2015年10月15日; 更新日: 2016年11月20日;
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