暖房器具のランニングコストを比較、安いのはどれ?

灯油ストーブは灯油を入れるのが面倒。カーボンヒーターは電気代が高くつきそうで心配。そこで、どの暖房器具のランニングコストが安いか比較してみることに!

関連ページ、「暖房器具ランニングコスト対決、安いのはどっち?」、「石油ファンヒーターの選び方、比較して賢く選ぼう!」、「エアコンのランニングコスト、電気代は幾ら?」も、ぜひご覧ください。
※ エアコンのランニングコストを、これまでの1/2出力から定格出力で計算する方式に変更しました(2018/12/1)。

 1.エネルギーコストについて(電気代・灯油代・ガス代)

器具別の暖房コストを比較する前に、まず電気・灯油・ガスの、単位使用量あたりの単価を計算しておきます。

電気

家庭における電気の使用量(=電気料金)は、家族構成や住居形態によって異なります。そのため、親2人・子2人の家族4人暮らしといった”平均的な一般家庭”を想定して電気料金単価を決めると、一人暮らし等での電気料金単価と異なるため、コスト比較を見誤まってしまう可能性があります。また、昨今では様々な新電力料金プランが登場し、昼間と夜間での料金単価が大きく異なる家庭も多くあります。

そこで、単位電力量あたりの平均単価を設定するにあたり、ここでは全国の家庭部門における総電力消費量から求められた、一世帯あたりの電力消費量(平均≒300kWh/月)から、最も契約件数が多い東京電力の「従量電灯B」という電気料金メニューで電気料金(月額)を計算し、それを消費量で割ることで、電気の単価を求めることにします。ちなみに、300kWh/月というと、2人暮らし世帯の平均(320kWh/月)に近い消費電力量です。

世帯人数 平均電気代 電気代単価
一人暮らし 5,200円/月(158kWh) 32.9円/kWh
2人世帯 8,900円/月(320kWh) 27.8円/kWh
3人世帯 10,400円/月(370kWh) 28.1円/kWh
4人世帯 11,200円/月(400kWh) 28.0円/kWh
5人世帯 12,600円/月(450kWh) 28.0円/kWh
6人以上世帯 15,700円/月(560kWh) 28.0円/kWh

従量電灯B”は、昼間の在宅が多い家庭や、時間帯や曜日を気にせずに電気を使いたい方におすすめの、スタンダードなメニューです。10~60A(アンペア)までの契約で、60kVA以上の場合は”従量電灯C”の契約になりますが、基本料金が変わるだけで、従量料金はBでもCでも同じです。一般家庭での契約で最も多いアンペア数は、以前は30Aと言われていましたが、オール電化の家庭が増えて、今では40Aの契約数が多くなっています。

東京電力の電気料金単価表(従量電灯)によると、従量電灯B(40A)の基本料金は 1,123円20銭です。電力量料金は、120kWhまでが 19.43円/kWh、120kWhを超え300kWhまでは 25.91円/kWhです(平成30年10月現在、1年前と比べて基本料金は変わらず電力量料金は9銭安くなっています)。

実はこの他に、燃料費調整(原油・LNG・石炭の燃料費の変動に応じて料金を調整する額)として-1.14円/kWh(平成30年11月分、1年前より1.89円プラスになっており、300KWh/月だと567円/月の増加)、再生可能エネルギー発電促進賦課金・太陽光発電促進付加金として 2.90円/kWh(平成29年5月分から0.39円増額され、300KWh/月だと117円/月の増加)が、賦課されます。なお、電化厨房住宅割引(スマイル・クッキング割引)や、口座振替割引などで、減額される分もあります。

電気料金の内訳

以上から、一世帯あたりの電力消費量(平均)を 300kWh/月として、従量電灯B(40A)契約により電気料金(月額)を計算すると、8,646円/月となります。

基本料金(1,123円)+電力量料金(6,995円)+燃料費調整(-342円)+再生促進金(870円) = 合計8,646円

※ 1年前(8,028円)に比べ、618円/月も高くなっています。

したがって、今年(平成30年10月現在)の「電気の使用量あたり単価」は、28.82円/kWh(=8,646円÷300kWh)とします。

灯油

灯油の価格は、原油の先物相場の変動に大きく影響を受けます。

例えば、代表的なWTI原油価格で見ると、近年は世界経済の発展により上昇を続けてきましたが、それでも2002年ごろまでは1バレルあたり25ドル前後で推移していました。それが、2008年には100ドルまでに急騰し、原油バブルの様相を呈し、灯油の価格も高騰し、冬の家計を直撃しました。世界経済の停滞が長引くと、2014年後半に今度は急落、50ドルを割り込む水準まで反落し、灯油の価格もここ数年は比較的安くなっていました。ところが2017年夏頃から相場が上向きだし、2018年10月現在、70ドル前後で高止まりしています。今年の冬の灯油価格は、去年までの様に安くは買えないかもしれません・・・。

2018年9月時点での、東京都区部の灯油小売価格の平均1,752円/18リットル(詰め替え・店頭売り)となっています。去年より 248円/18L、一昨年より426円/18Lも高くなっていて、だんだんピーク時の灯油価格(1,976円/18L)に近付いて来ています(汗)。

灯油価格の推移のグラフ

とりあえず今年(平成30年10月現在)の「灯油の使用量あたり単価」は、97.33円/L(=1,752円÷18L)で計算したいと思います。

ガス(都市ガス)

最近はオール電化の家庭も増えましたが、一方でガスで暖房までを賄う家庭もあり、世帯ごとで何のガス器具を使っているかや季節によって、ガスの消費量は大きく異なります。一般的には、平均的な家庭における1ヶ月のガス使用量は、30m3~50m3と言われています。そこで、ここでは間を取って、1ヶ月間で 40m3のガスを使ったとして、ガスの使用料あたり単価を計算してみます。

東京ガスのガス料金の計算方法に従って計算すると、1ヶ月のガス使用量が40m3の場合、ガス料金表の「B表」の料金体系が適用になります。基本料金は 1,036.8円(1年前と変わらず)、単位料金は 128.51円/m3(2018年11月検針分、1年前に比べ7%アップ)ですから、40m3のガスを使う家庭のガス料金(月額)は、6,177円/月となります。

基本料金(1,037円)+従量料金(128.51円/m3×40m3=5,140円) = 合計6,177円

※ 1年前(5,838円)に比べ、339円/月も高くなっています。

したがって、今年(平成30年11月現在)の「ガスの使用量あたり単価」は、154.43円/m3(=6,177円÷40m3とします。

電気・灯油・ガスの値下がり度を比較

昨年の冬までは、原油先物相場がだいぶ値崩れしたことで、原油価格が反映されやすい灯油の価格がまず下がり、灯油を多く使う家庭では、だいぶ家計が助かりました。灯油の値下がりを追うように、遅れてガス料金が下がりだし、最後に電気料金も下がりだしましたが、再生可能エネルギー発電促進賦課金や太陽光発電促進付加金が課せられている電気料金は、灯油やガス料金ほどには値下がりしませんでした。

したがって去年の冬は、電気やガスに比べると、灯油が原油値下がりの恩恵を一番受け、一番リーズナブルな感じがしていました。しかし今冬は、原油の先物相場が値上がりしている影響で、灯油の割高感が戻ってきてしまっています・・・(汗)。

 2.暖房機器のランニングコストの計算と比較

つぎに、各暖房機器のランニングコスト(電気代・灯油代・ガス代)を計算して、どの暖房器具が安いか比べてみましょう。

なお、電気料金やガス料金は、基本料金に従量料金が上乗せされる仕組みで、かつ燃料調整費でプラス・マイナス調整されるため、各暖房器具の消費電力量に、単純に従量料金を乗じただけでは、ランニングコストを比較することができません。

そこで、ここでの単位コストの計算には、先に試算した、一般的な世帯における月額料金を使用数量で割った単価を用いて計算することにします。

・電気代=28.82円/kWh
・灯油代=97.33円/L
・ガス代=154.43円/m3
暖房器具のランニングコスト比較(1時間あたり)
エアコン
カーボンヒーター
ハロゲンヒーター
オイルヒーター
電気カーペット
電気こたつ
石油ファンヒーター
石油ストーブ
ガスファンヒーター

(1)エアコン

CS-228CFエアコンの場合、低温から設定温度まで急速に温度を上げるスタート時に、とても大きな電気を消費し、室温が安定すれば省エネモードなどの働きで、比較的消費電力は少なくて済むようになっています。したがって、カタログに掲載されている電力量のどの値を平均的な数値として採用するかが、ランニングコストを計算する上で、とても大きな問題です。

よく家電量販店のポップ広告で目にする「年間電気代」は、製品のカタログに掲載されている期間消費電力量(JIS C9612:2013)に、平均的な電気料金(約27円)を掛けて計算されたものですが、東京をモデルにしているとは言え、実際の使用時間などを考えると、あまり現実的では無いように思います。具体的に示すと、東京にある平均的な木造住宅(南向)において、冷房期間(5月23日~10月4日の135日間)と暖房期間(11月8日~4月16日の160日間)に一日18時間、エアコンをONにしていた場合、どれほど電気を消費するかを外気温の変化から計算し、全期間の消費電力量を合算した値です。ところが実際には、めちゃくちゃフル稼働している時間帯もあれば、まったく使われない期間もあるため、これを均して求めたランニングコストは、通常の使用時のランニングコストの感覚とは、ちょっと開きがありそうです(汗)。

例えば、2018年10月現在、価格.comの「壁掛けエアコン」部門で、売れ筋ランキング&注目ランキング共に1位の「パナソニック エオリア CS-228CF」の場合、カタログ(右図)に掲載されている期間消費電力量は 717kWhです。これに電気代の単価(28.82円/kwh)を掛けると、1年間のトータルの電気代は、20,664円であると計算できます。これを冷房期間135日間と暖房期間の160日間の年合計295日間、一日18時間のトータル5,310時間で割ると、3.9円/hとなり、とてもリーズナブルなランニングコストが弾き出されます!

しかし、実際に冷暖房で使用している際には、もっとフル稼働に近い状態で利用していると思うので、この総平均単価が通常のランニングコストの平均だと考えてしまうと、大きな間違いです。そこで、ここでは、定格出力の状態を基に、ランニングコストを計算してみたいと思います。CS-228CFの、暖房時の消費電力は定格で470W、製品能力的には125W~1,220Wの範囲となっています。

この定格出力(470W)で運転している状態の電気代は 13.5円/hです。ちなみに、アイドリング状態の最低能力の125Wなら 3.6円/h、MAXパワーでフル出力状態の1,220Wなら 35.1円/hとなります。つまり、期間消費電力量とは、『ずっとアイドリング状態で動かし続けているエアコンのランニングコストに近い!』と言えそうです(汗)。

この考え方に従って、まずは 大型エアコンの場合を、計算してみましょう。

平成30年10月現在、価格.comの“エアコン・クーラー”の「売れ筋ランキング」で、“暖房(鉄筋洋室目安) 26畳~”の最大クラスで売れ筋の商品は、三菱電機の「霧ヶ峰 MSZ-ZW8018S」(最安値で 20万円前後)です。

このエアコンの暖房消費電力は、2,640W(135~3,960W)となっています。したがって、定格出力時の電気代は 約 76.1円/h(=2.64kW×28.82円/kwh)となります。ちなみに、このエアコンは26畳用(鉄筋洋室)なので、1畳あたりでは、2.93円/h畳となります。


次は、小型エアコンの場合です。

同じく価格.comで、小型・低価格帯のエアコンの中でトップに君臨しているのは、パナソニックの「エオリア CS-228CF」(最安値で 4万円位から)です。

このエアコンの暖房消費電力は470W(125~1220W)なので、定格出力時の電気代は 約 13.5円/h(=0.47kW×28.82円/kwh)となります。ちなみに、このエアコンは6畳用(鉄筋洋室)なので、1畳あたりでは、2.26円/h畳となります。


大型エアコンと小型エアコンでは、ランニングコストが約76円から14円と、その差は5倍以上にもなります。だったら『小型の方がいいじゃん!?』とはなりませんので、ご注意を(汗)。それぞれ、鉄筋洋室で26畳用と6畳用と謳われているとおり、その大きさの部屋を同じ温度に温めるのに必要な電気代です。エアコンで暖房した場合、「1畳あたり 2~3円/時間」程度と考えたら良さそうです。もし小型のエアコンで、26畳もの部屋を暖めようとしたら、電気代はもっと掛かってしまうかもしれませんし、そもそも目的の温度まで温められないか、途中で壊れてしまうかもしれません・・・。部屋の大きさに見合った性能のエアコンを使うのが、電気代を節約することにも繋がります!。


(2)カーボンヒーター(遠赤外線ヒーター、電気ストーブ)

カーボンヒーターは、電気ストーブやハロゲンヒーターより赤外線放射効率が高いので、ヒーターが当たっている身体の部分は、とても暖かく感じます。しかし、部屋全体を暖める用途には向きません。

消費電力が1,000W以上の高出力カーボンヒーター(遠赤外線ヒーター)で、今の売れ筋ランキング・トップは、日本エー・アイ・シーの「Aladdin AEH-G105N」(最安値で 1万円位)です。

この機種の出力設定は、1,000W/750W/500W/250Wと、4段階で切換が出来ます。それぞれの消費電力に電気代単価 28.82円/kwhを掛けると、1時間あたりの電気代は約 28.8円/h~7.2円/hとなります。普段は、2番目の750Wで使うと想定すると、1時間あたりの電気代は、約 21.6円/hとなります。


 

一方、低出力・低価格のカーボンヒーター(遠赤外線ヒーター)で、今の売れ筋商品は、テクノス(千住)の「スリムカーボンヒーター CH-306M」(最安値で 4千円前後)です。

この機種の消費電力は、単純明快の300Wオンリーで、これに電気代単価 28.82円/kwhを掛けると、1時間あたりの電気代は、約 8.0円/hとなります。

上記の1,000Wクラスの機種とは、電気代に大きな違いがありますが、その分暖かさが違うということなので、何卒ご留意を。


(3)ハロゲンヒーター(ハロゲンストーブ)

カーボンヒーター(遠赤外線ヒーター)とハロゲンヒーターの違いですが、カーボンヒーターは、高い遠赤外線放射効果により、あたっている部分であれば身体の芯から暖かさを感じられる暖房器具ですが、ハロゲンヒーターは、カーボンヒーターに比べると赤外線放射効率は半分程度と、低くなります。ただしハロゲンヒーターは、空気を伝って、電球の発熱を反射鏡によって効率的に熱を伝える仕組みなので、カーボンヒーターよりは空間的な暖かさを感じることができます。しかし、やはり部屋全体を暖める用途には向きません。

ハロゲンヒーター(ハロゲンストーブ)で、今の売れ筋ランキング・トップは、日立の「HLH-HS306」(新発売2018年9月発売の新製品、最安値で 9千円位)です。

この機種の消費電力は、強1000W/中670W/弱330Wの3段階切換になっています。これに電気代単価 28.82円/kwhを掛けると、1時間あたりの電気代は、約 28.8~9.5円/hとなります。普段は、中の670Wで使用すると想定すると、1時間あたりの電気代は、約 19.3円/hとなります。


(4)オイルヒーター

オイルヒーターの一番の売れ筋製品は、DeLonghi(デロンギ)の「HJ0812」(8~10畳用/1,200W、最安値で2万円前後)です。2015年発売なので価格も安くなっていますが、2018年9月発売の新発売アミカルド RHJ35M0812」だと、同じ1,200Wですが3万円以上します。

この機種の消費電力は、強1200W/中700W/弱500Wの3段階切換になっています。オイルヒーターは、電気ストーブ(ハロゲンやカーボンヒーター等含む)などの様に、局所的な暖房効果を期待する暖房器具ではなく、エアコンと同様に、部屋全体を暖めて快適に過ごすための暖房器具です。部屋全体が温まり、平常運転になれば消費電力も少なくて済みますが、急速に部屋全体の温度を上げる能力は乏しいのが実情です。そのため、部屋全体が温まるまでには、結構な時間がかかるので、その間の消費電力は大きくなります。

したがって、電気代の計算には、消費電力MAXの1200Wと想定し、これに電気代単価 28.82円/kwhを掛けると、1時間あたりの電気代は、約 34.6円/hとなります。ちなみに、弱の500Wだと約 14.4円/hです。


(5)電気カーペット(ホットカーペット)

電気カーペット(ホットカーペット)の、価格.comにおける売れ筋商品は、千住(テクノス)の「TWA-2000B」(2畳用、実売で4千円強)です。

この2畳用ホットカーペットの消費電力は500Wで、これに電気代単価 28.82円/kwhを掛けると、1時間あたりの電気代は、約 14.4円/hとなります。ただし、ホットカーペットは温度調整ができるので、メーカーが公表している1時間当たりの電気代(目安)は、約 6.9円/hとなっています。たぶんこの値は、一番弱で使った場合だと思うので、ちょっと安すぎます。そこで、両者の中間を取って、1時間当たりの電気代(目安)は、約 10.7円/hと推定します。


(6)電気こたつ

電気こたつの、価格.comにおける今の売れ筋ランキング・トップは、コイズミの「家具調コタツ KTR-3477」(120cm×80cmの長方形、最安値で 1万8千円前後)です。

このコタツの消費電力は600Wですが、7段階で温度を調整できます。電気コタツは温まるとサーモスタットが働きますし、普通はコタツを最強で使うことは無いですから、平均的な消費電力量は少し弱寄りとみて、120Whと想定します。これに電気代単価 28.82円/kwhを掛けると、1時間あたりの電気代は約 3.5円/hとなります。


(7)石油ファンヒーター

石油ファンヒーターの、価格.comにおける今の売れ筋ランキング・トップは、コロナの「FH-G3217Y」(木造9畳・コンクリート12畳用、最安値で 11,000円位)です。

この石油ファンヒーターの暖房出力は、3.19~0.63kWで、燃料消費量は0.310L/h~0.061L/hです。また石油ファンヒーターは、燃焼と温風を吹き出すために電気を使い、その消費電力は弱で11W・強で20Wです。

灯油の平均的な消費量は、強と弱の中間値と想定すると、1時間あたり0.1855L/hで、これに灯油代単価 97.33円/Lを掛けると、灯油代は 18.1円/hとなります。また電気代の計算では、こちらも強と弱の間を取って16Wと想定すると、これに電気代単価 28.82円/kwhを掛けると、1時間あたりの電気代は 0.46円/hとなります。灯油代と電気代を合計すると、1時間あたりのランニングコストの合計は、約 18.6円/hとなります。

石油ファンヒーター、比較して賢く選ぼう!」のページも、是非ご覧ください。


(8)石油ストーブ

石油ストーブの、価格.comにおける人気売れ筋商品の定番は、コロナの「RX-2918WY」(新発売2018年8月発売の新製品、木造8畳・コンクリート10畳用、最安値で 1万円位)です。

この石油ストーブの暖房出力は2.87~2.29kWで、燃焼継続時間は約17.9~22.4時間、石油タンク容量は5Lです。タンク満タン5Lを中間の20時間で使い切るとすると、燃料消費量は0.25L/hです。これに灯油代単価 97.33円/Lを掛けると、1時間当たりの灯油代は、約 24.3円/hとなります。



(9)ガスファンヒーター(ガスストーブ)

ガスファンヒーターの一番売れ筋の商品は、リンナイの「SRC-364E」(木造11畳・コンクリート15畳用、最安値で 1万7千円位)です。

このガスファンヒーターの燃料(ガス)消費量は、都市ガス(13A)の場合で4.07kW(3,500kcal/h)~0.76kW(650kcal/h)です。またガスファンヒーターは、燃焼と温風を吹き出すために電気を使い、その消費電力は弱で18Wです。

平均的なガス消費量として、石油ファンヒーターの場合と同じく強と弱の中間値と想定すると、2.415kWとなります。ガス機器のガス消費量は、おおよそ1kcal/h=1.163Wですから、これは2,077kcal/hとなります。また、都市ガス(13A)の1m3あたりの発熱量は、45メガジュール(10,750kcal/h)ですから、1時間あたりのガス消費量は、約0.193m3(=2,077÷10,750)となります。これに、ガス代単価 154.43円/m3を掛けると、都市ガス代は 29.8円/hとなります。また電気代の計算では、18Wに電気代単価 28.82円/kwhを掛けると、1時間あたりの電気代は 0.51円/hとなります。ガス代と電気代を合計すると、1時間あたりのランニングコストの合計は、約 30.3円/hとなります。


 

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