芥川賞－歴代受賞作｜作家（あいうえお順）別一覧

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「芥川賞」（芥川龍之介賞）は、純文学の新人に与えられる文学賞です。雑誌（同人雑誌を含む）に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品のなかから、文藝春秋社内の日本文学振興会によって候補作品が絞り込まれ、選考委員の合議によって受賞作が決定されます。

一方の直木賞は、無名・新人及び中堅作家による大衆小説、エンターテインメント作品の単行本（長編小説もしくは短編集）に与えられる文学賞です。かつては芥川賞と同じく、無名・新人作家に対する賞でしたが、現在では中堅作家が主な対象とされていて、ベテランが受賞することも珍しく無くなりました。

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芥川賞　歴代受賞者と受賞作品一覧

あ

【あ】
青野聰「愚者の夜」（1979年）
青山七恵「ひとり日和」（2006年）
赤染晶子「乙女の密告」（2010年）
朝吹真理子「きことわ」（2010年）
阿部和重「グランド・フィナーレ」（2004年）
安部公房「壁　S・カルマ氏の犯罪」（1951年）
新井満「尋ね人の時間」（1988年）
【い】
池澤夏樹「スティル・ライフ」（1987年）
池田満寿夫「エーゲ海に捧ぐ」（1977年）
石井遊佳「百年泥」（2017年）
石川淳「普賢」（1936年）
石川達三「蒼氓」（1935年）
石川利光「春の草」他（1951年）
石沢麻依「貝に続く場所にて」（2021年）
石塚喜久三「纏足の頃」（1943年）
石原慎太郎「太陽の季節」（1955年）
磯崎憲一郎「終の住処」（2009年）
市川沙央「ハンチバック」（2023年）
伊藤たかみ「八月の路上に捨てる」（2006年）
井戸川射子「この世の喜びよ」（2022年）
絲山秋子「沖で待つ」（2005年）
井上靖「闘牛」（1949年）
今村夏子「むらさきのスカートの女」（2019年）
李良枝「由煕」（1988年）
【う】
上田岳弘「ニムロッド」（2018年）
宇佐見りん「推し、燃ゆ」（2020年）
宇能鴻一郎「鯨神」（1961年）
【え】
円城塔「道化師の蝶」（2011年）
遠藤周作「白い人」（1955年）
【お】
大江健三郎「飼育」（1958年）
大岡玲「表層生活」（1989年）
大城立裕「カクテル・パーティー」（1967年）
大庭みな子「三匹の蟹」（1968年）
大道珠貴「しょっぱいドライブ」（2002年）
岡松和夫「志賀島」（1975年）
小川洋子「妊娠カレンダー」（1990年）
荻野アンナ「背負い水」（1991年）
奥泉光「石の来歴」（1993年）
尾崎一雄「暢気眼鏡」他（1937年）
小田嶽夫「城外」（1936年）
尾辻克彦「父が消えた」（1980年）
小尾十三「登攀」（1944年）
小野正嗣「九年前の祈り」（2014年）
小山田浩子「穴」（2013年）

か

【か】
開高健「裸の王様」（1957年）
笠原淳「杢二の世界」（1983年）
鹿島田真希「冥土めぐり」（2012年）
柏原兵三「徳山道助の帰郷」（1967年）
加藤幸子「夢の壁」（1982年）
金原ひとみ「蛇にピアス」（2003年）
唐十郎「佐川君からの手紙」（1982年）
川上弘美「蛇を踏む」（1996年）
川上未映子「乳と卵」（2007年）
川村晃「美談の出発」（1962年）
【き】
菊村到「硫黄島」（1957年）
木崎さと子「青桐」（1984年）
北杜夫「夜と霧の隅で」（1960年）
清岡卓行「アカシヤの大連」（1969年）
【く】
九段理江「東京都同情塔」（2023年）
倉光俊夫「連絡員」（1942年）
黒田夏子「abさんご」（2012年）
【け】
玄月「蔭の棲みか」（1999年）
玄侑宗久「中陰の花」（2001年）
【こ】
郷静子「れくいえむ」（1972年）
河野多惠子「蟹」（1963年）
小島信夫「アメリカン・スクール」（1954年）
小谷剛「確証」（1949年）
後藤紀一「少年の橋」（1963年）
五味康祐「喪神」（1952年）
米谷ふみ子「過越しの祭」（1985年）
近藤啓太郎「海人舟」（1956年）

さ

【さ】
阪田寛夫「土の器」（1974年）
櫻田常久「平賀源内」（1940年）
佐藤厚志「荒地の家族」（2022年）
寒川光太郎「密猟者」（1939年）
【し】
清水基吉「雁立」（1944年）
重兼芳子「やまあいの煙」（1979年）
芝木好子「青果の市」（1941年）
柴崎友香「春の庭」（2014年）
斯波四郎「山塔」（1959年）
柴田翔「されどわれらが日々──」（1964年）
庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」（1969年）
庄野潤三「プールサイド小景」（1954年）
笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」（1994年）
【す】
砂川文次「ブラックボックス」（2021年）
諏訪哲史「アサッテの人」（2007年）
【せ】
青来有一「聖水」（2000年）
【そ】

た

【た】
高井有一「北の河」（1965年）
高城修三「榧の木祭り」（1977年）
高木卓「歌と門の盾」（受賞辞退）（1940年）
高樹のぶ子「光抱く友よ」（1983年）
高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」（2022年）
高橋揆一郎「伸予」（1978年）
高橋弘希「送り火」（2018年）
高橋三千綱「九月の空」（1978年）
高山羽根子「首里の馬」（2020年）
滝口悠生「死んでいない者」（2015年）
瀧澤美恵子「ネコババのいる町で」（1989年）
田久保英夫「深い河」（1969年）
多田裕計「長江デルタ」（1941年）
田中慎弥「共喰い」（2011年）
田辺聖子「感傷旅行センチメンタル・ジャーニィ」（1963年）
多和田葉子「犬婿入り」（1992年）
【ち】
【つ】
辻原登「村の名前」（1990年）
辻仁成「海峡の光」（1996年）
辻亮一「異邦人」（1950年）
津村記久子「ポトスライムの舟」（2008年）
津村節子「玩具」（1965年）
鶴田知也「コシャマイン記」（1936年）
【て】
【と】
東野邊薫「和紙」（1943年）
遠野遥「破局」（2020年）
冨澤有爲男「地中海」（1936年）

な

【な】
中上健次「岬」（1975年）
中里恒子「乗合馬車」他（1938年）
長嶋有「猛スピードで母は」（2001年）
中村文則「土の中の子供」（2005年）
中山義秀「厚物咲」（1938年）
南木佳士「ダイヤモンドダスト」（1988年）
【に】
西村賢太「苦役列車」（2010年）
【ぬ】
沼田真佑「影裏（えいり）」（2017年）
【ね】
【の】
野呂邦暢「草のつるぎ」（1973年）

は

【は】
長谷健「あさくさの子供」（1939年）
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」（2015年）
畑山博「いつか汽笛を鳴らして」（1972年）
花村萬月「ゲルマニウムの夜」（1998年）
林京子「祭りの場」（1975年）
半田義之「鶏騒動」（1939年）
【ひ】
東峰夫「オキナワの少年」（1971年）
火野葦平「糞尿譚」（1937年）
日野啓三「あの夕陽」（1974年）
平野啓一郎「日蝕」（1998年）
【ふ】
藤沢周「ブエノスアイレス午前零時」（1998年）
藤野可織「爪と目」（2013年）
藤野千夜「夏の約束」（1999年）
藤原智美「運転士」（1992年）
古井由吉「杳子」（1970年）
古川真人「背高泡立草」（2019年）
古山高麗雄「プレオー8の夜明け」（1970年）
【へ】
辺見庸「自動起床装置」（1991年）
【ほ】
保坂和志「この人の閾」（1995年）
堀田善衛「広場の孤独」「漢奸」その他（1951年）
堀江敏幸「熊の敷石」（2000年）

ま

【ま】
又吉栄喜「豚の報い」（1995年）
又吉直樹「火花」（2015年）
町田康「きれぎれ」（2000年）
町屋良平「1R1分34秒」（2018年）
松浦寿輝「花腐し」（2000年）
松村栄子「至高聖所」（1991年）
松本清張「或る「小倉日記」伝」（1952年）
丸谷才一「年の残り」（1968年）
丸山健二「夏の流れ」（1966年）
【み】
三浦清宏「長男の出家」（1987年）
三浦哲郎「忍ぶ川」（1960年）
三木卓「鶸」（1973年）
三田誠広「僕って何」（1977年）
宮原昭夫「誰かが触った」（1972年）
宮本輝「螢川」（1977年）
【む】
村上龍「限りなく透明に近いブルー」（1976年）
村田喜代子「鍋の中」（1987年）
村田沙耶香「コンビニ人間」（2016年）
室井光広「おどるでく」（1994年）
【め】
目取真俊「水滴」（1997年）
【も】
本谷有希子「異類婚姻譚」（2015年）
モブ・ノリオ「介護入門」（2004年）
森敦「月山」（1973年）
森禮子「モッキングバードのいる町」（1979年）

や

【や】
八木義徳「劉廣福」（1944年）
安岡章太郎「悪い仲間・陰気な愉しみ」（1953年）
山下澄人「しんせかい」（2016年）
山本道子「ベティさんの庭」（1972年）
楊逸「時が滲む朝」（2008年）
【ゆ】
柳美里「家族シネマ」（1996年）
由起しげ子「本の話」（1949年）
【よ】
吉田修一「パーク・ライフ」（2002年）
吉田知子「無明長夜」（1970年）
吉村萬壱「ハリガネムシ」（2003年）
吉目木晴彦「寂寥郊野」（1993年）
吉行淳之介「驟雨」その他（1954年）
吉行理恵「小さな貴婦人」（1981年）

ら

【ら】
【り】
李恢成「砧をうつ女」（1971年）
李琴峰「彼岸花（ひがんばな）が咲く島」（2021年）
【る】
【れ】
【ろ】

わ

【わ】
若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」（2017年）
綿矢りさ「蹴りたい背中」（2003年）
【を】
【ん】

【関連ページ掲載】

これまで、「本屋大賞・芥川賞・直木賞」の全受賞作を、一覧（リスト）にしていましたが、あまりに数が多くなってしまったので、各賞を切り出した、それぞれのページを作りました。

芥川賞－歴代受賞作｜作家（あいうえお順）別一覧

芥川賞 歴代受賞者と受賞作品一覧

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か

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た

な

は

ま

や

ら

わ

【関連ページ掲載】

芥川賞　歴代受賞者と受賞作品一覧