【本屋大賞】歴代の大賞受賞作一覧

これまで本屋大賞に選ばれた作品の内容(あらすじ)を紹介。

=コーナー目次= 

(歴代の1位大賞作と、2位から5位まで)

「本屋大賞」は、全国の書店で働く書店員が、過去一年の間に自分で読んで「面白かった」、「お客様にもお薦めしたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び、その投票で決定される賞です。一次投票で選ばれた上位10作品が、その年の本屋大賞のノミネート(候補)作となり、二次投票で大賞が選ばれます。ここでは、各年の本屋大賞で大賞(1位)に選ばれた作品から、5位までにランクインした作品を、それぞれの順位ごとに一覧で紹介します。

まず、過去の本屋大賞で「大賞」、つまり1位に選ばれた作品です。過去に複数回、本屋大賞(1位)に選ばれたことがある著者は、恩田陸(おんだ りく)氏のみで、第2回の『夜のピクニック』と、第14回の『蜜蜂と遠雷』で、2度の大賞を受賞しています。

 歴代の本屋大賞で1位(大賞)に選ばれた作品

2018年 第15回

かがみの孤城

作者: 辻村 深月

【内容】 あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた…。なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。(ポプラ社より)

2017年 第14回

蜜蜂と遠雷(みつばちとえんらい)

作者: 恩田 陸

【内容】 3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか? ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。(幻冬舎より)

2016年 第13回

羊と鋼の森

作者: 宮下 奈都

【内容】 ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。(文藝春秋より)

2015年 第12回

鹿の王(上・下)

作者: 上橋 菜穂子

【内容】 強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、ユナと名付け、育てるが―!?厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、父と子の物語が、いまはじまる―。(角川書店より)

2014年 第11回

村上海賊の娘(全四巻)

作者: 和田 竜

【内容】 あいつは見るのだ、本物の戦を。信長vs.本願寺。瀬戸内と難波の海賊ども……。四年をこの一作だけに注ぎ込んだ凄みと深み!『のぼうの城』著者最高傑作!。和睦が崩れ、信長に攻め立てられる大坂本願寺。海路からの支援を乞われた毛利は村上海賊に頼ろうとした。その娘、景(きょう)は海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦(かんぷ)で醜女(しこめ)だった……。(新潮社より)

2013年 第10回

海賊とよばれた男(上・下)

作者: 百田 尚樹

【内容】 すべてのビジネスマンに捧ぐ。1945年8月15日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。(講談社より)

2012年 第9回

舟を編む

作者: 三浦 しをん

【内容】 辞書作り、ときどき不器用な恋。辞書編集部で織りなされる個性的な面々の人間模様。玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。(光文社より)

2011年 第8回

謎解きはディナーのあとで(全3巻)

作者: 東川 篤哉

【内容】 令嬢刑事×毒舌執事コンビの傑作ミステリ。国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は"執事兼運転手"の影山。「お嬢様の目は節穴でございますか?」暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに謎を解き明かしていく――。(小学館より)

2010年 第7回

天地明察(上・下)

作者: 冲方 丁

【内容】 江戸、四代将軍家綱の御代。戦国期の流血と混迷が未だ大きな傷として記憶されているこの時代に、ある「プロジェクト」が立ちあがった。即ち、日本独自の太陰暦を作り上げること。武家と公家、士と農、そして天と地を強靱な絆で結ぶこの計画は、そのまま文治国家として日本が変革を遂げる象徴でもあった。 実行者として選ばれたのは渋川春海。個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描いた新境地。(角川書店より)

2009年 第6回

告白

作者: 湊 かなえ

【内容】 我が子を亡くした女性教師が、終業式後のホームルームで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「親友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。圧倒的な筆力と、伏線がちりばめられた緻密な構成力。(双葉社より)

2008年 第5回

ゴールデンスランバー

作者: 伊坂 幸太郎

【内容】 衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない──。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。(新潮社より)

2007年 第4回

一瞬の風になれ(全3巻)

作者: 佐藤 多佳子

【内容】 春野台高校陸上部、1年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感……ただ、走りたい。天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。青春陸上小説、第一部、スタート!(講談社より)

2006年 第3回

東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン

作者: リリー・フランキー

【内容】 読みやすさ、ユーモア、強烈な感動! 同時代の我らが天才リリー・フランキーが骨身に沁みるように綴る、母と子、父と子、友情、青春の屈託。この普遍的な、そして、いま語りづらいことが、まっすぐリアルに胸に届く、新たなる書き手の、新しい「国民的名作」。(扶桑社より)

2005年 第2回

夜のピクニック

作者: 恩田 陸

【内容】 高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。(新潮社より)

2004年 第1回

博士の愛した数式

作者: 小川 洋子

【内容】 [ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい”家政婦。博士は“初対面”の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。(新潮社より)


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