鶴瓶の家族に乾杯 | 山梨県南アルプス市(橋爪功さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和4年6月13日(月)放送 橋爪功が山梨県南アルプス市へ!棚田の絶景&養蜂場の出会い!(前編)

旅のゲストは、俳優で演劇集団「円」の代表を務める 橋爪功(はしづめ いさお)さん。大阪市出身の御年80歳。刑事物など数々のミステリードラマに出演を重ね、さらには今どきのトレンディドラマやバラエティ番組でも笑いを誘うなど、主演から脇役までどんな役でもこなす実力派のベテラン俳優。日本演劇界のバイプレイヤーの第一人者として、2021年秋の叙勲では旭日小綬章が贈られました。2022年5月公開の映画『大河への道』にも出演していますよ。

旅の舞台は、山梨県 南アルプス市。山梨県の西部、国中地方に位置し、長野県伊那市と赤石山脈(通称:南アルプス)を越えて接しています。東西に細長い市域のうち、市街地や農地が集まる平地は東端の一部地域で、西側の多くは山間地、国内第2位の標高を誇る北岳(3,193m)を筆頭に、間ノ岳や仙丈ヶ岳など、3千メートル級の名峰が連なります。南アルプス市は2003年に4町・2村が合併して誕生しましたが、事前の公募により決まった日本初の外来語を冠したカタカナ名(ニセコ町はアイヌ語、旧コザ市は旧地名に由来)の採用については市内外を巻き込んで議論が紛糾した様です。しかし20年近く経って、ずいぶん浸透してきたのではないでしょうか…。山梨県にあって、ぶどうやもも、柿、サクランボといった果樹栽培が盛んで、「ショープル ドメーヌ ヒデ」というワイナリーもあったりします。

橋爪さんが家族に乾杯に出演するのは、2013年に埼玉県秩父市を旅して以来、9年ぶり2度目。今回なぜ橋爪さんが南アルプス市を旅先に選んだのか定かでありませんが、ワインの時期には毎年山梨に通っていたというワイン好きの橋爪さん。桔梗ヶ原メルローを生んだワイン界の巨匠・麻井宇介の思想を受け継ぎ、それまでの常識を覆して日本のワインを世界レベルにまで引き上げた革命児たちを描いた「ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち」(河合香織 著)を映画化した2018年公開の映画『ウスケボーイズ』では、その麻井宇介役を演じています。そんなワイン繋がりだと想像しますが、腹案としては、鉄道好きという橋爪さん、山梨県内で唯一鉄道が通っていない南アルプス市だけは行ったことが無かったからとか?。更には、前回は“ちちぶ”という言葉の響きだけで旅先を決めた橋爪さん、今回も“アルプス”って付いた名前が気に入っただけかも…(笑)。80歳になられた橋爪さん、いやはやお若い!。鶴瓶さんと二人合わせて150歳というベテランコンビの旅ですが、年齢を感じさせない超アクティブな旅になった様ですよ(笑)。


番組の概要(前編)

橋爪功さんが山梨県南アルプス市へ!。富士山を望む絶景の棚田から旅を始めた二人は、田植えの準備をする男性や棚田を撮影するカメラマンと次々と出会います。その後、南アルプス市に移住して養蜂を営む女性を紹介された二人は、ミツバチの巣箱の中を見せてもらうことに。ミツバチのオスにまつわる話を聞いた二人は、なぜか顔を見合わせます…(笑)。女性の父親が手伝いに来ていると聞き、鶴瓶さんは会いに行くことに。一方、橋爪さんは、木工作家の夫婦を訪ねます。

放送内容(前編)

9年ぶり2度目の出演となった橋爪功さん。スタジオで小野アナウンサーに会うと、『ご無沙汰しております、(鶴瓶さんではなく貴方に)ずっとお会いしたくて』と、相変わらず口上手な橋爪さん(笑)。2013年の秩父の旅では、ずっと『なんで引き受けてしまったんだろう…』と自責の念を呟きながら旅していましたが、もう全部忘れてしまったとか…。ただし、夏の秩父が物凄く暑かったことは覚えていて、今回は涼しそうな感じがする南アルプス市を旅先に選んだんだそうです(笑)。でも、本当の狙いは大好きなワインにあったんだろうと想像します。秩父も南アルプス市も、ぶどうの産地でワイナリーがありますしね!。

中野の棚田ロケが行われたのは、令和4年5月11日(水)。南アルプス市中野地区、「中野の棚田」が眼下に一望できる道路に降り立った橋爪さん、遥か山の向こうには富士山も見えます。下の方には、トラクターに乗って田の代掻き(しろかき)をしている人がいますが、『あの人に話を聞きたいけど、あそこまで下りたら上がってこないといけないし…、絶対にイヤだね』と(笑)。しかし、番組スタッフに『せっかくなので…』と促され、しぶしぶ坂を下りていく橋爪さん、道から声を掛けますが、トラクターの音で気づいてもらえません…(汗)。そこに到着した鶴瓶さん、オレなら気づいて貰えるだろうと、ちょうどこっちの方にトラクターに乗って近づいてくる上田さんに向かって、マスクを外し満面の笑みで鶴瓶スマイルをアピール!(笑)。すると、ようやく二人に気づいた上田さん、笑顔でトラクターを降りて畔まで出て来てくれました。ふだん仕事中は声を掛けられても無視するという上田さんですが、二人に話しかけられると、埼玉に住んでいたので“ずら弁”の訛が出ないとか、『横顔が錦野旦に似ていますね』と風呂場で会った北島三郎さんの専属司会者をしていた及川洋さんにスカウトされたことがあるとか、高校の先生に女性に騙されるタイプだと言われたことがあるとか…。そんな上田さんの話を横で聞いていた鶴瓶さん、『そんな長いこと会うてないけど、いらんことばっかり言うなぁ』と、半ば呆れ顔(笑)。

そこに軽トラでやって来たのは、「クラインガルテン」(滞在型市民農園)のリーダーをやっているという、咥えたばこがトレードマークの小松さん。助手席に大きな金属製の箱が積まれていたので何かと訊ねると、“バズーカ砲”だと言いながら取り出してくれたのは、長大な望遠レンズが付いた大きな一眼レフカメラ。田んぼと棚田のカメラマンが本職だそうです(笑)。

ここでスタジオから、南アルプス市の魅力をビデオ紹介。紹介してくれるのは、甲州弁の達人である五緒川津平太(ごっちょがわ つっぺえた)さんご夫婦、題して『南アルプス市 あるある』です。

① 南アルプス市はフルーツのまち。誰かが玄関のピンポンを鳴らして『いたけー?』と訪ねて来たので、『いたよー』と返事をして玄関に出ると、『うちのサクランボ、食べてくれるけ?』と。『わりじゃんねー』(悪いね)、『いいさよー』(どういたしまして)。フルーツ王国の南アルプス市では、フルーツは買うものではなく 貰うもの!。貰ってばかりで、フルーツの相場が分からない人もいるんだとか…。
 ② 南アルプス市は、国の天然記念物に指定されている“甲斐犬”発祥の地のひとつ。市内を歩くと、希少な甲斐犬にまぁまぁの確率で出会いがち。『何匹飼ってるで?』、『うちは8匹です』、『でっ!、8匹も飼ってるだけ』。ちなみに甲州弁は、『でっ!』ひとつで、驚きや感動を表現できるそうです。そこで小野アナウンサー、『私、ツチノコを食べたことがあるんです』と…。『へ?』と驚く橋爪さんですが、『チチチチ、こういう時は?』、『でっ!』(笑)。
 ③ 南アルプス市は、降水量が少なく水はけが良い土地柄のため、干ばつが多く発生してきました。その救世主となったのが、畑に水を撒くスプリンクラー。その数はなんと、6万本!。夕方になると、市内のいたるところでスプリンクラーが自動で稼働し始めるため、時間を忘れて散歩をしていたりすると、『あ~ぁ、びっちょびちょになっちゃったと』と言う羽目に…。すると奥さんに、『水もしたたるいい男だっつーこんだね』と、煽てられます。南アルプス市あるある、スプリンクラーに濡れて、ちょっと喜びがち(笑)。

小松さんに案内してもらいクラインガルテンに向かう途中、通りがかった養蜂場で小松さんが紹介してくれたのは、地域おこし協力隊の制度を利用して6年前に移住して来て、今は養蜂業を営んでいるという梅澤さん。元々は山登りやクライミングが趣味で、週末など休みの度に南アルプスに通って北岳などでクライミングを楽しんでいたそうですが、それが高じて神奈川から南アルプス市に移住することにしたそうです。ミツバチの巣箱を見せてもらおうと、蜂除けの網が付いた帽子(面布)を被らせて貰う鶴瓶さんですが、橋爪さんは『オレは行けへんよ』と…。しかし、鶴瓶さんに『よう そんなこと言うな』と叱られ、仕方なく橋爪さんも面布を被ることに(笑)。今の時期、あまり刺すことは無いそうですが、撮影スタッフなど大勢の人間が巣箱の周りに集まって来たので、蜂たちもちょっと興奮気味。特に、天敵の熊の様に見える黒い服は危険との事ですが、当の梅澤さんも慢心したと黒い服を着ていたので、『アカンよ、仕事に慢心は』とたしなめる150歳コンビでした(笑)。とはいえ、養蜂をしていると刺されることも多く、刺されると痛いし腫れるそうですが、刺したら蜂は死んでしまうので、刺す方も命がけなんだとか…。

ちゃんとノックしてから、約5万匹ものミツバチが入っているという巣箱を開け、1枚の巣枠を取り出して見せてもらうと、そこにはミツバチがびっしり…(汗)。ひとつの巣箱に女王蜂が一匹いてコロニーを形成しているので、隣の箱は敵同士。なぜ自分の巣箱が分かるのか不思議ですが、女王蜂のフェロモンを頼りに帰巣本能があるんだとか。働き蜂の寿命は1か月ほどですが、3年くらい生きる女王蜂は毎日1千~2千個もの卵を生み続けるそうです。そして、働き蜂は全部が女性で、1~2%しかいないオス蜂はメスに囲まれ喜んでいるかと思いきや、オスは働かないし刺す針が無いので戦うことも出来ない、女王蜂の交尾のためだけの存在なんだとか…(汗)。しかし、女王蜂は1度交尾(受精)をすれば一生卵を産み続けられると聞いた鶴瓶さんと橋爪さん、黙ってお互いの顔を見つめ合うと、『さみしい話やね』、『さみしいなぁ』と、感慨深げ…(笑)。働き蜂が1か月の寿命で地球一周分くらいの距離を飛んで集めて来たというアカシアのハチミツを舐めさせてもらうと、さっぱりした甘さで、とても美味しいそうです。

ここで別れることにした鶴瓶さんと橋爪さん。鶴瓶さんは、ちょうどハチミツのビン詰め作業を手伝いに神奈川から来ているという梅澤さんのお父さんに会いに、ハチミツの加工場を訪ねることに。一方の橋爪さんは、梅澤さんに教えてもらった同じ移住者で木工作家のご夫婦を訪ねます。

梅澤さんは、社会人になってから始めた登山にはまり、登山学校に入るために32歳の時に会社を辞めてカナダに1年間登山留学。日本に帰ってきて何年かすると、今度は山のそばに住みたいと思うようになったとか。親は何も言わなかったのかと危惧する鶴瓶さんですが、もう途中から言うだけ無駄と諦めたみたいだと…(笑)。梅澤さんと一緒に、収穫したハチミツを販売している「730 HONEY」の作業場を訪ねた鶴瓶さん、養蜂が多忙な春から秋にかけて毎月3泊4日の日程で神奈川から手伝いに来ているというお父さんに娘さんのことを訊ねると、娘には弱いという父親同士、心が通じ合う所が沢山ある様です(笑)。お父さんの仕事は、ハチミツの瓶詰と、その瓶に商品ラベルのシールを貼る作業。そのお父さんが貼ったシールが曲がっていると指摘する梅澤さんに、鶴瓶さんは『これぐらいの歳になったら手が不自由になってくるねん』とお父さんを援護しますが、『でもそれ、お客様には通用しない』と断じられてしまいました…(汗)。どのくらい曲がっているのかと訊ねると、『ほんの少し、よく見なきゃ分かんないですよ』と言い訳するお父さんに対しては、『ダメですね!、私が一生懸命育てたミツバチが、命かけてとってきたハチミツを、最後のラベルが曲がっていたら台無しじゃないですか?』と言われてしまい、『その通りです』と納得せざるを得ない、鶴瓶さんとお父さんでした(笑)。実際に、瓶詰する作業を見せてもらうと、梅澤さんの話では1タンクで1本100グラムの商品を110本分瓶詰できるそうですが、お父さんがやると1本に103~105グラムも入れてしまうので、全部で100本くらいしか作れないそうです。せっかく遠くから多忙な娘を手伝いに来てくれているお父さんに対して、たった3~5グラム多いからと目くじら立てなくてもと思いますが、確かに原価が1割も多く掛かってしまうとなると、商売としては大きな痛手かもしれません…(汗)。そこで鶴瓶さん、お父さんをフォローするために、テレビに向かって『お父さんが手伝っているときは、730 HONEYのハチミツは絶対に100グラム以上入っていますから!』と、宣伝を買って出てくれました(笑)。

橋爪さんが「花と木の工房 メイフラワーズ」を営む木工作家の柴田さんご夫婦の家を訪ねると、古民家が住宅で、向かいの土蔵がギャラリーになっていました。ちょうどお昼で作業場から自宅に戻っていたご主人、『本当にアポなしなんですね』とビックリしつつ、快くギャラリーを開けて招き入れてくれました。木工用のロクロ(旋盤)を使って作ったコップやお椀などは、フリーハンドで作るので一つ一つ形は微妙に違うそうですが、素材の檜は軽いことに加え、柔らかい木なので口当たりがとてもソフトで使い心地も良いそうです。10年ほど前に、脱サラして夫婦共に木工作家になろうと決意した柴田さんご夫婦、ご主人の亡くなった叔父さんの鉄工所を借りて工房に使おうと、甲府から南アルプス市に引っ越してきたとか。自宅から少し離れた作業場も見学させて貰った橋爪さん、むかし新宿で鉄工場だったプレハブ小屋を改装して稽古場と劇場に使っていたことを思い出し、懐かしみます。最後、マスクを外して挨拶する橋爪さんに対して、『テレビと同じだ!、大きな声で言えないんですけど、わたし“京都迷宮案内”が大好きなんです』と、照れる奥さんでした(笑)。【後編へ つづく】

前編の再放送は、6月20日(月)午後2時05分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

南アルプス市 あるある

紹介してくれるのは、五緒川津平太(ごっちょがわ つっぺえた)さんご夫婦。

  1. フルーツは買うものではなく、貰うもの
  2. 市内を歩くと、希少な甲斐犬にまぁまぁの確率で出会える
  3. スプリンクラーに濡れて、ちょっと喜びがち

鶴瓶さん

橋爪功さん

 

 令和4年6月20日(月)放送 橋爪功が山梨県南アルプス市へ!ワイン&スモモ&土偶!(後編)

番組の概要(後編)

俳優の橋爪功さんが山梨県南アルプス市を旅する後編。橋爪さんは、前回の旅で出会った木工作家の夫婦から、近所にワイナリーがあると聞き、案内してもらうことに。ワインを試飲させてもらい、話を伺っていると、そこへやって来たのは…。その後、橋爪さんは、スモモ農家を訪ね、畑の様子を見せてもらうことに。一方、鶴瓶さんは、作業着が似合う88歳の家族に遭遇!その姿勢に感銘を受けます。さらに、三世代にわたりパン屋さんを営む一家を訪ねます。

放送内容(後編)

花と木の工房 メイフラワーズを訪ねた橋爪さん、次は農家の方に会いたいと木工作家の柴田さんに相談すると、ブドウを作っていて小さなワイナリーも営んでいるヒデさんを紹介して貰いました。ワインが大好きな橋爪さん、そりゃぁぜひ行きたいと、柴田さんに案内してもらい、意気揚々とワイナリーに向かうことに!。

一方の鶴瓶さんも、養蜂家の梅澤に次の行き先を相談すると、東京から移住したちょいワル風なおじさんがやっているワイナリーがあると教えて貰います。梅澤さんに『ワイン飲みます?』と聞かれた鶴瓶さん、『飲みたいから飲むわけじゃなくて、仕事やからね、ワイン飲みますよ』と…。過去に酔っぱらいロケを何回もやって、その都度反省を繰り返す鶴瓶さんですが、またしてもお酒に引き寄せられてしまいました(笑)。

橋爪さんが柴田さんと一緒にワイナリー「ドメーヌ ヒデ」を訪ねると、迎えてくれたオーナーの渋谷さん、赤と白の他に、最近流行り出したオレンジワインをぜひ飲んでもらいたいと、工場の表に赤いテーブルクロスの掛かった試飲場所をセッティングしてくれました。さっそくオレンジワインを頂くと、『すごいフルーツ臭がしますね、すごい口当たりがいい』と橋爪さん。『困ったなぁ、なんか酒のアテありませんかね?』と、ロケ中の試飲を通り越して、本気でワインを飲む気になってしまった様です(笑)。オレンジワインは、皮と種も発酵させることで、皮の色が少し移ってオレンジ色になるそうですが、キレイな色にするためには皮を出すタイミングが腕の見せ所なんだとか。次に、スタッフの小寺さんが開けてくれたのは、ドメーヌヒデで一番良いワインという、マスカットベリーAの赤ワイン「ラピュータ 2016」。世界有数のワイン国際コンクール「DWWA2018」で銀賞を受賞したワインだそうです!。

ドメーヌ ヒデ ChamPique 330ml シャンピケ Piquette ピケットワインすると、そこに現れたのは、梅澤さんに案内されてやって来た鶴瓶さん(笑)。橋爪さんに勧められ、オレンジワインと赤ワインを頂きます。そこで渋谷さん、次はビールの様なワインを飲みましょうと、新しく開発したワイン「ピケット」を注いでくれました。搾りかすに水を加え瓶内二次発酵した、薄にごり微発泡で低アルコールの、日本では珍しい泡ワインだそうです。お風呂上りに飲んだら最高というピケットを、一口飲んだ橋爪さんと鶴瓶さん、歩き回って喉が渇いていたのか、『うわぁ、こりゃええわ!』と二人同時に感嘆します。『もう、ここで(ロケを)終わりにしよ』と言い出す橋爪さんに、スタジオの小野アナウンサー、『後半が始まったばかりなのに…』と呆れ返ります(笑)。日本全国を水を撒いて回って、南アルプス市の土が一番水が滲み込むスピードが速かったと、この地でブドウづくりをすることにしたという渋谷さん。奥さんと子供を東京に残して単身赴任で南アルプス市に移住、ブドウとワインを作っているんだとか。ワイン造りを始めて3年で賞を取れたのも、ここの土のおかげと話す渋谷さんでした。何種類ものワインを頂き、鶴瓶さんと橋爪さんが相当に出来上がった所に、近所でパン屋を営んでいる芦沢さんがワインに合うチーズとレーズンのパンを届けてくれたので、それをアテに更に飲み進める150歳の酔っぱらいコンビでした…(笑)。

ここでスタジオの小野アナウンサーによると、これまでの“家族に乾杯”の最高齢出演者は、加山雄三さん(2018年12月放送、埼玉県東秩父村の旅)で81歳8ヶ月、80歳の橋爪さんは2位だそうです。そして、南アルプス市も、“ナンバー2”にとっても縁が深いんだとか!。題して、『南アルプスNo.2物語』…。

日本No.2協会主人公は、南アルプス市芦安地区で60年続く民宿旅館「なとり屋」を営む三代目、名取さん。初対面の人に必ず、『日本で2番目に高い山は知っているますか?』と問い掛けるそうです。日本人の多くは1番目は富士山だと知っていても、2番目が南アルプス市にある北岳(3,193m)だと知っている人はごく僅か…。2番目なのに知名度の低さに愕然とする名取さん、2022年2月2日に「日本No.2協会」を設立、記念すべきツイートを投稿しますが、付いた“いいね”の数はたった3つ…(汗)。諦めきれない名取さんは、日本中の魅力ある2番目同士が手を繋ぐことによって、新たなムーブメントを起こそうと、2022年2月22日には「第1回 No.2サミット」を開催。2番目に大きい湖・茨木県の霞ヶ浦、2番目に古い時計台・兵庫県の辰鼓楼の関係者が集い、2番を称え合ったそうです!。そして、名取さんたちの新たな夢は、200年後の2222年2月22日(金)に、「第2回 No.2サミット」を開催すること!。早くも、関係者のスケジュール調整を図っているんだとか(笑)。そして、そんな日本No.2協会から、『ゲスト出演時の年齢が上から2番目』であることの認定証が届いていると、小野アナウンサーから橋爪さんに認定証が手渡されました(笑)。

ワインとパンですっかりご機嫌の鶴瓶さん、ロケの見学に来ていた井上さん家のお祖母ちゃんと母娘の3世代に連れられて、自宅の「井上モータース」を訪ねることに。そこで出会ったのは、お父さんと88歳になるお祖父ちゃん。代は息子に譲ったものの、米寿にして未だに作業服を着て工場で働いているお祖父ちゃんに出会い感激した鶴瓶さん、皆さんから馴れ初めやご家族の暮らしぶりについて話を聞きました。

一方、こちらもご機嫌の橋爪さん、農家を訪ねたいと相談すると、パンを運んでくれた芦沢さんが、“貴陽(きよう)”という南アルプス市発祥のスモモを生産している「勝の果樹園」の小野さんを紹介してくれることに!。迎えてくれたのは、息子さんとお母さん。小野さんのお宅では、今はサクランボとスモモを主に栽培しているそうですが、お母さんが嫁いで来た頃は柿農家だったそうです。柿好きと話す橋爪さんですが、何故か若い人たちには人気がなく、柿の生産量は減少傾向…。それでも我が家の柿は美味しいからと、貯蔵してあった干し柿を出してきてくれました。もう初夏という時期なのに、みごと真っ白に粉を吹いた立派な干し柿、とっても美味しいそうです!。すると出掛けていたお父さんも帰宅、皆さんと一緒にスモモ畑に案内してもらった橋爪さん、今の時期の摘果作業を拝見しながら、ご家族の暮らしぶりなど、いろいろ話を聞くことができました。

櫛形山あんぱん鶴瓶さんは、中野の棚田で見かけたお洒落な家を訪ねることにしますが、生憎とお留守…。そこに追いかけて来てくれたのは、先にパンを運んでくれた芦田さん。鶴瓶さんの大ファンだという奥さんも一緒で、ぜひ店に寄って欲しいと頼まれ、一緒に訪ねることに!。「ベーカリールーブル」で迎えてくれたのは、3世代揃った芦田さんご一家。お祖父ちゃんが身体が弱かった一人息子のためにと、小学校に上がる時に空気がキレイな山梨に戻ってパン屋を開き、今はお嫁さんと長男が店を継いでパンを焼いてくれているそうです。ちょうどパンを買いに来ていた常連の志村さんにも声を掛け、皆さんから馴れ初めや暮らしぶりについて話を聞く鶴瓶さんでした。

鋳物師屋遺跡円錐形土偶橋爪さんが、小野さんに面白い人たちが揃っている場所があると教えられ訪ねたのは、南アルプス市の文化施設「ふるさと文化伝承館」。市内の遺跡から出土した土器や石器、昔の民具などが展示されています。迎えてくれたのは、保坂さんと斎藤さん。さっそく二人に案内されて2階の展示室に入ると、そこには縄文時代の土器や石器がいっぱい!。メインの展示物は、鋳物師屋遺跡から出土した円錐形土偶で、市民からの公募で付けられたニックネームは「子宝の女神 ラヴィ」。妊婦の姿を現した土偶と考えられているそうですが、橋爪さん的には『腹が減った』と言っている様に見えるそうです(笑)。確かに、『腰が痛い』と言っている様にも見える人もいるそうですが、妊婦の身体の真ん中に現れる正中線や出べそを現す模様が付いていると説明されても、『後から付けた理屈じゃねぇの?』と全く信用しない橋爪さんでした…(汗)。

後編の再放送は、6月27日(月)午後2時05分から、NHK総合で放送予定です。

番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん・橋爪さん

南アルプスNo.2物語

鶴瓶さん

橋爪功さん

 



番組内で紹介された 南アルプス市の名物など

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