鶴瓶の家族に乾杯 | 茨城県つくば市(二宮和也さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和4年12月5日(月)放送 二宮和也が茨城県つくば市で いきなりJAXA訪問!どうなる?(前編)

旅のゲストは、男性アイドルグループ・嵐(2020年末に活動休止)のメンバーの 二宮和也(にのみや かずなり)さん。愛称は「ニノ」。東京都葛飾区出身の39歳。13歳の誕生日前日にジャニーズ事務所に入所し、翌年に舞台デビュー。3年後の1999年、16歳の時に「」のメンバーとしてCD「A・RA・SHI」でデビュー。その後の嵐の人気は言わずもがな、2017年のNHK『紅白歌合戦』では白組司会を務めました。お茶の間でも2013年から放送が始まった冠番組、日本テレビ系列の『ニノさん』や、『嵐にしやがれ』『ザ!鉄腕!DASH!!』などでお馴染みですね(笑)。二宮さんが“家族に乾杯”にゲスト出演するのは今回が初めて。嵐のメンバーでは過去に、櫻井翔さんが2014年度最初の放送で長野県安曇野市を旅しています。二宮さんは、12月9日公開の映画『ラーゲリより愛を込めて』で主演を務めていますので、その宣伝を兼ねての出演でしょうか?。

旅の舞台は、茨城県(いばらきけん) つくば市。県の南西部に位置し、市北部にある筑波山(標高 877m)が市名の由来ですが、ほとんどの市域は標高20~30mの平坦な台地で田園地帯も広がります。50年前までは人口7-8万人ほどの農村地帯でしたが、1960年代から「筑波研究学園都市」として開発が進められ、現在は人口25万人を擁する日本最大の学術都市にまで成長を遂げました。つくば市が誕生したのは1987年、国や県の政策により旧 谷田部町・大穂町・豊里町・桜村の3町1村が合併してつくば市となりました。

なぜ二宮さんがつくば市を旅先に選んだのか定かでありませんが、つくば市内には“二の宮”という地名があります。そんな単純な”にのみや”繋がりで、貴重な旅先を選んだとか?…(笑)。可能性が高いのは、12月9日公開の主演映画『ラーゲリより愛を込めて』のロケが新潟県の苗場やつくば市などで行われたそうなので、その際に何か思い出に残る出来事があったとか?。そして、考えに考えて辿り着いた腹案は、大好物のハンバーグ目当て!(笑)。2018年4月放送の『満天☆青空レストラン』に出演した二宮さんは、茨城県境町にある塚原牧場の「梅山豚」と出会い、その美味しさに感動したそうです。そして、本日の乾杯メニューに提供されたのは、つくば市にある「Oh!La Vache(オ!ラ・ヴァッシュ)」のオーナーシェフ・永井秀弥さんが調理してくれた“煮込みハンバーグ”。毎日ハンバーグでもいけると話す二宮さんは、一般社団法人 日本ハンバーグ協会から「ベストハンバーグ侍2015」に表彰された他、『嵐にしやがれ』の番組内では“ハンバーグの会”という企画を立ち上げ、ハンバーグマニアが推奨する名店のハンバーグを食べ歩いているとか。この案が一番話題性があると思うのですが、果たして…(笑)。


番組の概要(前編)

番組初登場の二宮和也さんが、茨城県つくば市を旅します。博士や研究者に会いたいという二宮さんは、市内にある宇宙航空研究開発の研究拠点、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の「筑波宇宙センター」へ鶴瓶さんとともに向かいます。しかし、ゲートには「休館日」の文字が…。筑波宇宙センターの休館日は、年末年始を除けば不定休で月に1~2日ほどしか無いのに、なんという不運でしょう。ぶっつけ本番旅のため、会う約束もしていない二宮さんは、受付を訪ねますが、厳しいと言われてしまいます。果たしてどうなる?。一方、鶴瓶さんは、二宮さんと離れてひとり旅へ。学生が多く住む地区を訪ねると、大学や大学院で学ぶ人たちと次々と出会います。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2022年10月19日(水)。笑福亭鶴瓶さんと二宮和也さんが待ち合わせたのは、茨城県つくば市にある「小田城跡」。城跡の遺構を目の当たりにし、『オレ、城に入っちゃってるのかなぁ』と感慨深げな二宮さんにスタッフが『城が好きなんですか?』と訊ねると、『仮にオレが城が好きでも、城がまだある所に行きますよ、跡地には来ない!』と断言します(笑)。二宮さんによると、自分とは全く別の世界で生きる研究者や博士に会いたいと願い、そうした人が沢山いると聞いてつくば市を旅先に選んだそうです。なぜ研究者に会いたいのか理解できない鶴瓶さんは、二宮さんがJAXAにも入ってみたいと言っても、正直まったく興味がないそうです…(汗)。

【二人旅】 小田城の城主は?

とりあえず研究者を探しに歩き出した鶴瓶さんと二宮さん、道で自転車に乗っていた門奈さんに出会うと『研究者ですか?』と声を掛けますが、研究者では無いそうです(笑)。ジムに通っているという門奈さん、とても86歳とは思えないほどお元気で、自転車を漕ぐ姿も軽快です。鶴瓶さんが小田城の城主は誰かと訊ねると、いま放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の一人、市原隼人さん演じる八田知家が築いた城だと教えてくれました。それを聞いて、さっきまで全く城に興味が無かった鶴瓶さんも二宮さんもビックリ(笑)。

【二人旅】 小田城ガイドの佐藤さんに話を聞くと…

次に出会ったのは、小田城のボランティアガイドをしているという佐藤さんと奥さん。以前は気象観測船のモニターを製造する会社に勤めていたという佐藤さん、JAXAにも出入りしていたそうです。そんな人と結婚することになった馴れ初めを奥さんに訊ねると、北の丸公園にデートに行った話から佐藤さんによる赤穂浪士に繋がる小田家の伝来が語られ始めます…。最初は、赤穂浪士に関係した“荻生徂徠”の落語を今度語るという鶴瓶さんも乗り気で聞いていましたが、だんだん佐藤さんの話が長くなると、腕時計を見るふりをしながら『ちょっと時間が無いんで、失礼して…』と(笑)。佐藤さんからJAXAに入ったことがあると聞いた二宮さん、がぜん自分も入ってみたいと、アポなしですがとりあえずJAXAに行ってみることに!。

【コスパがいい!茨城県つくば市の魅力紹介】

ここでスタジオの小野アナウンサー、二宮さんに“普段仕事で大切にしていることは何か”と訊ねると、『コスパは大事ですね』と…。嵐のメンバーでバラエティ番組に出させてもらう際など、自分は数多く喋っているのに、ほとんど喋らないリーダー(大野智さん)がポッと喋ったことが使われる、“コスパがいい”とリーダーを羨みます(笑)。そこで小野アナ、つくば市は大変コストパフォーマンスがいい街だと、今回はつくば市の皆さんと一緒に、地元つくばの優れものを紹介してくれるそうです。題して、『つるおとつるこの つるべショッピング~』。
夢屋のジャンボチキンかつ定食 “つくば”は、学生の街。食欲旺盛な学生のために、こちらをご用意しました!。まずは、豚肉、ナス、ピーマン、サツマイモの天ぷらが天高くそびえるクラレットの「肉天重」。次は、からあげもご飯もお代わり自由という香福園の「からあげ丼」。そして、1キロ弱もある夢屋の「ジャンボチキンかつ定食」。お値段も、学生さんのために低価格!。
 “つくば”では、最新の研究に触れることが出来ます!。国土地理院の「地図と測量の科学館」では地図や測量の技術を、高エネルギー加速器研究機構の「コミュニケーションプラザ」では物質の根源と宇宙の謎を、産業技術総合研究所の「地質標本館」では地球のメカニズムに纏わる最新の研究に触れることが出来るんです。最先端の研究が見れて、しかも、誰でも無料で入れちゃうんです!。
 “つくば”では、便利な生活を目指すロボットが開発されています。それが、「つくばチャレンジ」。人の生活の中で移動ロボットが活躍できる世界を目指しています。例えば、ロボットが自動で荷物を運搬してくれれば、早くて確実、効率的な暮らしが出来ると思いませんか?。

【二人旅】 JAXA「筑波宇宙センター」へ

筑波研究学園都市の一画にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)の「筑波宇宙センター」にやって来た鶴瓶さんと二宮さん、どっちがアポを取りに行くかでひと悶着(笑)。ところが、門の前には「休館日」の看板が!。鶴瓶さんに促され総合案内所を訪ねた二宮さんですが、受付の人に『約束が無ければ 申し訳ないですが…』と断られてしまいます。『オレじゃ無理なのかぁ、やっぱりあの人(鶴瓶さん)を呼ぶしかないかもしれない』と、うな垂れる二宮さんでした(笑)。すると、案内所の前で出会ったのは、JAXAの職員らしき女性。今日入るにはどうしたらいいかと相談すると、相手が二宮さんだと気づいてくれた秋田さん、広報部に確認しないとと言って、案内所から連絡を取ってくれる様です!。しばらくすると、二人の女性が慌てた様子で案内所に駆け付けてくれました。二宮さんから『休館日だと分かってはいるんですが、トイレでもいいので見せてもらえる所はないですか』と相談された田辺さんと砂見さん、『じゃぁ特別に展示館の方を、鍵を持ってきましたので』と…。思わず周りの撮影スタッフからも、拍手が沸き起こります(笑)。

【鶴瓶さん】 JAXAに興味ない鶴瓶さんは…

一方、アポ取りを二宮さんに任せて門の外で待っていた鶴瓶さんは、ベビーカーを押した女性に声を掛けます。ファミリーサポーターをしているという星さん、海野さん家の赤ちゃんと散歩に筑波宇宙センターを訪れたそうですが、やはり休館日だとは知らなかったようです。そこで、星さんに代わってベビーカーを押して歩き出した鶴瓶さん、もう二宮さんのことは眼中に無い様です(笑)。

【二宮さん】 「スペースドーム」を見学させてもらうと!

ベビーカーを押して歩き回っている鶴瓶さんは放っておいて、一人で展示館「スペースドーム」の中に入らせてもらうことにした二宮さん。SPACE DOME には、本物のロケットエンジンや試験用に作られた本物と同等の人工衛星などが展示されていて、入場料は無料です。ひときわ大きな展示物は、「こうのとり」と呼ばれる宇宙ステーションの補給機。国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士に物資や実験道具を届けるための宇宙船で、打ち上げ成功率は100%だそうです。なぜ金ピカなのかと訊ねると、『宇宙では太陽が当たると100度以上、当たらないところは-100度以下になりますが、これは防災用の薄いサーマルブランケットの原型で、あの薄いもので熱を遮断しますが、それが何層も重なって貼ってあるんです』と、砂見さんが説明してくれました。その話を聞いて『なんか教養番組になってきたよ!』、『宇宙はいいなぁ』と感激する二宮さんでした(笑)。

【鶴瓶さん】 鶴瓶さんの関心事は?

一方、筑波宇宙センターの外に出て大きな通りを歩き出した鶴瓶さん、信号待ちをしていた女子高生に声を掛けます。高校一年生の松浦さん、今日・明日とテスト中なんだそうです。大学生が多く住んでいる場所は何処かと訊ねると、春日地区や東地区に学生向けのアパートが沢山あると教えてくれました。そこで鶴瓶さん、もう二宮さんとは別れて、大学生に会いに下宿先を探しに行くことにしました。

【二宮さん】 国際宇宙ステーション「きぼう」実物大模型

二宮さんが次に案内してもらったのは、15か国が共同参画する国際宇宙ステーションのうち、日本が開発を担当した日本実験棟「きぼう」の1分の1模型。中まで精巧に作られていて、いま現在 若田光一さんが働いている場所を見学することが出来ます。想像以上に広いスペースに実験装置が入った大きなラックが十幾つも並んでいて、そうしたラックの中にも壁にも至るところに面ファスナー(マジックテープ)が貼られています。宇宙服にもあちこちに付いていて、ぷかぷか浮いてしまう無重力の宇宙では、この面ファスナーが大変重宝するんだそうです。寝るときも、寝袋の背中に面ファスナーが付いていて、壁にくっついて寝るんだとか!。『そもそも、宇宙になぜ行くのか?』と疑問に思った二宮さん、田辺さんが『それは深い質問ですねぇ』と応えつつ、生物実験や細胞実験とかもやっていて、微小重力環境で大きな結晶が作れることで創薬などに生かそうという試みが進められていると教えてくれました。『不可能を可能にする可能性があるって、やっぱ宇宙はすごいんだな~』と、再び感動する二宮さんでした。最後に、宇宙が好きだからJAXAに務めることにしたというお二人に、『宇宙人はいると思いますか?』と質問をぶつけた二宮さん。田辺さんは『個人的にはいて欲しい』と話し、前に宇宙飛行士に同じ質問をしたことがあるという砂見さんは、『自分たちも宇宙人だからね』って言われたそうです。ちなみに、ここら辺に博士や研究者がいないかと訊ねると、つくばでは『石を投げたら博士に当たる』と言われているそうです(笑)。

【アポなしロケの舞台裏】

小野アナウンサーによると、休館日にも係らずアポもない二宮さんの我儘に何故ここまで丁寧に対応して頂けたのかと、後でスタッフが訊ねたんだそうです。すると、最初に二宮さんが声を掛けた秋田さんは、筑波宇宙センターの受付を仕切っているトップの方で、広報部にとても上手く繋いでくださった。そして田辺さんは、取材依頼があった際に審査して許可を出す東京の広報本部の方で、この日たまたま筑波宇宙センターに来ていたので、その場で判断して頂けた。さらに、砂見さんは展示室のメンテナンスをする方で、たまたまメンテナンスのために午前中から展示室の鍵を開けて作業をしていた。この3つの偶然が重なって、奇跡が起こったんだそうです!。

【鶴瓶さん】 筑波大学院生に話を聞くと…

筑波大学近くの学生街、春日地区にやって来た鶴瓶さん。大きなアパートの前で出会ったのは、筑波大学の大学院博士課程に通う井上さん。26歳になったそうですが、大学に残って研究を続けるか就職するか決めるのは1~2年先と聞いて、『なんぼ勉強するねん…』と呆れる鶴瓶さんでした(笑)。

【二宮さん】 博士を探していて出会ったのは…

一方、博士を探して車で移動する二宮さん。“二の宮”という地名の場所を見つけると、車を降りて歩くことに!(笑)。すると、カフェ「Agato(アガト)」の前で出会ったのは、二宮さんだと直ぐに気づいてくれた豊田さん。一緒に来た男性が駐車場に車を置きにいって戻ってくるのを待ったいる所だとか。豊田さんに『博士ですか?』と訊ねますが、残念ながら博士では無いそうです(笑)。すると、連れの深田さんも到着しますが、なんと二人とも津軽三味線の演奏者だそうです。そして二人とも、博士の知り合いはいないと…。すると豊田さん、ご主人に電話して探してくれますが、どなたも仕事中らしく連絡がつかないそうです。。

【鶴瓶さん】 中国人留学生のカップルに話を聞くと

再び学生街をウロウロする鶴瓶さん。マンションからゴミを捨てに出てきた中国人留学生の陳さんと、同棲中で結婚予定という張さんの二人と出会います。同棲している大学生と聞いて、大学時代から付き合っていた奥さんと結婚したという鶴瓶さんは、50年前を思い出して羨ましがります(笑)。日本に住んで11年になるという張さんの方が日本語がだいぶお上手で、鶴瓶さんは張さんに教えてあげたらいいのにと言いますが、中国人同士なので二人の会話は当然中国語。中国人同士で日本語を話すのは、なんか恥ずかしいんだそうです(笑)。

【二宮さん】 津軽三味線を弾いてもらった方は?

豊田さんが電話してくれている間、深田さんに車にあるという三味線を見せて欲しいと頼んで一緒に駐車場までやってきた二宮さん。三味線は組み立て式になっていて、手際よく組み立てて見せてくれました。三味線を初めて手にしたという二宮さん、感心すると直ぐに深田さんに三味線を返すと、当然のごとく演奏を催促します(笑)。最初は断っていた深田さんですが、ついに観念して、駐車場の片隅にあったブロック塀に腰掛けると、『津軽じょんがら節』を披露してくれました。間近でプロの演奏を目の当たりにした二宮さん、その手の動きと迫力ある演奏に驚かされます。せっかくだからと二宮さんも三味線を弾かせて貰いますが、初めての事でなかなか上手く音が繋がりません。しかし、二人から『さすが嵐、音感がいいですね~』と褒められると、豊田さんと深田さんの二人がMCのローカル番組に自分がゲスト出演している様だと喜びます(笑)。

スタジオの小野アナウンサーによると、二宮さんが出会った深田勇馬さんは、青森県で毎年開催される「津軽三味線世界大会」でチャンピオンになった実力者だとか!(驚)。前編は、二宮さんの運の強さに助けられた旅になりました。【後編へ つづく】

前編の再放送は、12月12日(月)午後2時05分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

つくば市はコストパフォーマンスがいい街!

今回は地元の方々と一緒に、つるおとつるこがつくばの優れものを紹介します。

鶴瓶さん

二宮さん

 

 令和4年12月12日(月)放送 二宮和也が茨城県つくば市で奇跡の出会い!鶴瓶お屋敷訪問!(後編)

番組の概要(後編)

二宮和也さんが茨城県つくば市を旅する後編。二宮さんは、博士や研究者を探して市内を巡りますが、なかなか出会えません。公園でジョギング中の男性に声をかけると、すごい経歴の持ち主でビックリ!。その後、男性のご自宅を訪問し、その経歴を物語る記録を見せてもらいます。さらに、子どもたちの体操教室に飛び入り参加することに。二宮さんの登場に子どもたちは…。一方、鶴瓶さんは、途中見かけて気になった屋敷が並ぶ通りへ。そこで、ひとりの少年に声をかけられます。


放送内容(後編)

【鶴瓶さん】 大学生に人気の食堂「くい亭」を訪れますが…

くい亭

つくば市天久保地区へやってきた鶴瓶さん。飲食店が並ぶ敷地の駐車場で出会ったのは、大学院生の内窪さん。お祖母ちゃんが鶴瓶さんのことが大好きなんだそうですが、今日はデイサービスに行っていて戻るのは夜6時ごろだと聞いた鶴瓶さん、内窪さんからもっと詳しく話を聞きたいと、内窪さんの車に乗せてもらい一緒に食事に行くことに。

内窪さんが案内してくれたのは、大学生がよく行くという人気の食堂「くい亭」。しかし、時間は午後2時を回っており、店に着くと“閉店”の看板が…。しかし、そこは二宮さんが『誰だと思っているんですか!』と語る鶴瓶さん、鍵が閉まった店のドアを押しながら、『すみませ~ん』と何度も大声で叫びます(笑)。でも、誰も出て来てくれません…。そこで鶴瓶さん、内窪さんから自転車で転んで大ケガをし、長らく入院してようやく退院できたと聞いたお祖母ちゃんに会いに行きたいと、通っているデイサービスセンターに電話してもらうことに。老人福祉施設では、コロナ禍で久しく面会謝絶が続いていましたが、施設の方に『笑福亭鶴瓶です』と言うと大へん喜んで貰え、会いに来てもいいと許可して貰えました!。

【二宮さん】 洞峰公園で博士を探していると…

つくば市二の宮2丁目にある「洞峰公園(どうほうこうえん)」へやって来た二宮さん。そこで出会ったのは、家族で食事がてら公園へやってきた大野さん一家。博士を探していると相談すると、知り合いに大学教授の奥さんがいるから探してもらえると奥さんが電話してくれますが、生憎と電話が繋がりません…。申し訳ないと謝る奥さんにお礼を言って握手すると、『嬉しい~、私(芸能人には)IKKOさんしか会ったことが無いんですよ』と喜ばれてしまい、IKKOさんを気遣い大へん困惑する二宮さんでした(笑)。

博士の手がかりを求め、“INFOMATION”と書かれた洞峰公園体育館の受付を訪ねた二宮さん。博士が多い町だと聞いて来たと相談すると、何人もの女性が確かに博士は多いと話しますが、誰も知り合いには居ないそうです…。そこで、プールの監視員のアルバイトに来ている筑波大生を呼んでくれることに。駆け付けてくれた大学生の菊池さんに博士を探していると相談すると、一般体操を学んでいる自分の指導教官の先生(教授)であれば紹介できるかもと。そこで菊池さんに先生に電話を繋いで貰うと、偶然にも二宮さんのファンだと喜ぶ先生、洞峰公園近くの自宅にいるので、短時間であれば会いに公園まで来てくれるそうです!。

【鶴瓶さん】 内窪さんのお祖母ちゃんに会いに介護施設へ

内窪さんに車で送ってもらい、お祖母ちゃんが通っている「デイサービスセンターきらめき」を訪れた鶴瓶さん、玄関まで出て待っていてくれた中林さん(内窪さんのお祖母ちゃん)と対面することが出来ました。車いすに座っていたお祖母ちゃん、鶴瓶さんに会うと大喜びで思わず立ち上がって握手しようと手を伸ばしますが、周りの人から『立っちゃダメ』と制されると、『足も治りそうや』と(笑)。ロビーに集まっていた他の利用者の皆さんも、大喜びして拍手で歓迎してくれました。ただコロナの事もあり、お祖母ちゃんと一緒に写真を撮ると、早々に施設を後にした鶴瓶さんでした。

【二宮さん】 長谷川先生の「なかよしラジオ体操」

NHKピタゴラスイッチ アルゴリズムたいそう

二宮さんが洞峰公園体育館の前のベンチで待っていると、5分ほどで長谷川聖修先生が駆け付けてくれました。もともと運動をするのが大好きで、小さい子からお年寄りまで楽しく運動できる方法が無いかと興味を持って、体操の研究に携わることになったそうです。今年の3月に大学の教員(教授)を定年退職し、今日は家で論文を書いていた所だとか。そこで、いったい何の論文かと訊ねると、パソコン操作をしている最中はマウスだけしか動かさないので、身体が固まらない様にお尻でマウスを操作する「ボディマウス」という装置を試作して、日常生活でも明るく楽しく身体を動かせる研究をしているそうです。とてもユニークな研究に興味を持った二宮さん、この場ですぐに簡単に出来る「なかよしラジオ体操」を教えて貰うことに。仲良くなるためのラジオ体操なんだとか…。やり方は簡単、ラジオ体操だけだと単調なので、例えばラジオ体操第一の“腕を振って脚を曲げ伸ばす運動”を、並んだ者同士がお互いに、片方の人が手を開き、もう片方が屈んで膝に手を付くという動作を交互にすると、息を合わせて身体を動かすことで、結果的に仲良くなれるんだそうです。先生に誘われ、夕方5時からある子供たちの体操教室にお邪魔させて貰うことにした二宮さんでした。

ここでスタジオの小野アナウンサー、長谷川先生の発案で生まれたという「ボディマウス」の装置をスタジオにお借りしてきたそうです。そこで二宮さん、マウスの代わりに位置情報を伝えるチップが入ったベルトを腰に巻き、腰を動かすことで画面のカーソルを操作して、お風呂をごしごしとブラシで掃除をするゲームにチャレンジ!。最初は上手くカーソルを動かせませんでしたが、ようやくコツをつかんだ頃にはタイムオーバー。身体を動かすだけでなく、結構頭も使わないと上手くカーソルを操作できない様です(笑)。

【二宮さん】 ついに自力で博士発見!

石を投げれば博士に当たるという筑波で、次こそは自分だけの力で博士を見つけたいと意固地になる二宮さん(笑)。引き続き洞峰公園で博士を探していると、ジョギングコースで走り始める準備をしていた男性を見つけ声を掛けます。博士や研究者の知り合いがいないかと訊ねると、なんと『私も博士 持ってます』と!。医学博士という酒井さん、本職は外科医ですが、以前大学で教員をしていた30歳頃にPM2.5等を吸入して肺が病気になる研究のために南極観測隊に参加、隊員のサンプルを大学に持ち帰って研究した論文で博士号を取得したそうです。すごい人に出会ったと喜ぶ二宮さん、博士の学位記は家にあると聞き、『えっ、いいんですか?』と遠回しに家に行きたいと要求します(笑)。酒井さんが、自宅ではなく実家にあると言うので、だったら自宅には誰がいるのか訊ねると奥さんと娘さんがいるそうです。すると、再び『えっ、いいんですか?』と二宮さん…。ついに、二宮さんの押しの強さに観念した酒井さん、奥さんに電話をして今から家に二宮さんを連れて行っていいか許可を貰うと、『急いで片付けて!』と(笑)。

【鶴瓶さん】 大きな長屋門の屋敷が気になり

長屋門

一方の鶴瓶さん、JAXAに行く途中で見掛けたすごく立派なお屋敷を訪ねたいと、つくば市栗原地区へとやってきました。そのお宅は、道沿いに100メートルも続くかという長い土塀に囲まれ、入口には巨大な長屋門(両側に部屋が連なる大きな門)を構えた、それはそれは見事なお屋敷!。門から敷地の中を覗いてみると、大きくて立派な母屋の向かいに建つ離れも大きくて、その奥に広がる庭には手入れが行き届いた巨大な庭木が何本もそびえ立ち、まるで森のよう…(唖然)。そんな立派な屋敷が、この通りには何軒も連なっています。すると、そこをバイクで通り掛かって鶴瓶さんを見つけ声を掛けてくれたのは、背が高いので大学生かと思いきや、高校3年生という大塚さん。テレビカメラの前ても全く動じることなく、二宮さんと同じく相手が鶴瓶さんでも会話はタメ口…。すぐ先という大塚さんの家を訪ねようと一緒に歩き出した鶴瓶さん、この屋敷は何かと訊ねると、『“こいつ”は昔ながらの家だから』と教えてくれました(笑)。

【二宮さん】 酒井さん宅を訪ねると

二宮さんが酒井さんと一緒に自宅マンションを訪ねると、プードルを抱っこした奥さんが迎えてくれました。ご主人が南極観測隊に参加する前から婚約していたというお二人ですが、南極では危険な遠征計画もあったので、結婚は帰国後にすることにしたという酒井さん。晴海ふ頭から砕氷艦「しらせ」に乗って南極に旅立つ際、ふ頭で見送った奥さんは涙が出たとメールを送ったそうですが、一方のご主人は『さぁ南極だ!』という思いの方が強かったそうです(笑)。『第41次南極観測隊の記録』というアルバムを見せて貰いながら、酒井さんに南極での話を聞く二宮さん。夏期間にしか基地の補修や新設工事が出来ないので、40人の越冬隊員が全員総出で工事を行うそうですが、何故か昔から医者はコンクリート工事の担当と決まっていて、酒井さんは“酒井生コン”と勝手に名前を付けて基地中のセメントを作りまくったそうです(笑)。そして医者は酒井さん一人なので、研究用の採血をするために自分の血は自分で採らないとならないんだとか。しばらくすると、中学3年生の娘さんが帰ってきたので将来の夢を訊ねると、さすがお医者さんの子、何か免許を取って安定した職業に就きたいそうです(笑)。

小野アナウンサーによると、酒井先生は筑波メディカルセンター病院の副院長で、当院の茨城県地域がんセンターのセンター長も務めている方で、肺が専門の外科医、年間に200件もの手術を行っているそうです。

【鶴瓶さん】 大型船で世界中を周る大塚さんの夢とは?

大塚さんの家のテラスに座って話を聞くことにした鶴瓶さん。中3の進路希望で将来は普通の人とは違う仕事、例えば大型コンテナ船やタンカーに乗りたいと思ったという大塚さん、茨城県立海洋高等学校に進学して、卒業後は外国船の乗組員になる事が決まっているそうです。すると、2階のベランダから『何してるの?』と顔を出したのは、トラックドライバーの仕事をしていて深夜2時に出勤するため自宅で寝ていた大塚さんのお父さん。降りて来てもらい、一緒に話を聞くことに。息子がとても人なつっこい子なら、お父さんも冗談が板に付いた面白い方でした(笑)。パナマやケープタウンなどを経由して世界中を周る船で、『世界各地に彼女をつくりたい』と話す大塚さん、その話を聞いて鶴瓶さんは喜びますが、隣のお父さんは『親としてマズイので、オレは映ってないことにして貰っていい?』と(笑)。

【鶴瓶さん】 長屋門のお屋敷を訪ねると…

大塚さんに案内してもらい、再び気になっていた立派なお屋敷を訪ねることにした鶴瓶さん。大塚さんによると、建ち並ぶ屋敷の一軒のお宅では、土日(不定期)にカフェなどが出店する古民家レンタルスペース「邑マルシェ」を営んでいて、『結構あたりざわりのいい人なので、取材できるかも』と。そこで鶴瓶さん、そのお屋敷の大きな門から中を覗いていると、横にいた大塚さんが律儀にもピンポンを押してくれました(笑)。すると、広い庭で手入れ作業をしていた郷さんの奥さんが出て来てくれました。この家で生まれたという郷さんによると、元は土地を多く持つ地主だったそうで、立派な母屋は江戸時代の後期に建てられたらしいです。隣に建ち並ぶ長屋門のある2軒の屋敷は、何れも郷家の分家だとか…。長屋門の中を見せてもらうと、昭和初期の脱穀機など昔の農機具が保存されていました。『家の近くにこんなすごい所があったとは…』と感心する大塚さんですが、さらに長屋門の太くて長い一本物の梁を見て、『スゲー、スゲー』と感嘆します!。

【二宮さん】 長谷川先生の体操教室を訪れると

夕暮れが迫る中、二宮さんは長谷川先生と約束した体操教室へ向かいます。やって来たのは、つくば市矢田部にある矢田部幼稚園が併設された矢田部南小学校の体育館。長谷川先生に案内され体育館に入ると、子供たちが大きな声で揃って、『ニノさん こんちには、よろしくおねがいします』と元気に挨拶をしてくれました(笑)。子供たちと一緒にバランスボールにチャレンジする二宮さん。子供に『ニノさん、ほんきだしてください』と言われ、『本気出したらスゴイよ』と応える二宮さんですが、実際にバランスボールに座ってみると、子供たちに付いてくのがやっとのようです…(笑)。

【鶴瓶さん】 母家も見せてもらうと

せっかくだからと母屋も見せてもらうことにした鶴瓶さんと大塚さん。玄関先には品のいい下駄が丁寧に端に並べて置いてあり、それを見て『こういう家 住んでみたいですね』と大塚さん。それを聞いて、鶴瓶さんにはタメ口でしたが、『家がすごいと自然と敬語になっていくんですね』と感心するスタジオの二宮さんでした(笑)。郷さんによると、これは“式台付き玄関”で、籠に乗って出掛ける際に履物をはかずにそのまま出入り出来る様になっているんだとか。部屋も書院づくりになっていて、それはそれは立派です!。大塚さんが『こういうのもスゴイ』と感心したのは、木の欄間。まさか大塚さんに欄間を見る目があるとは思っていなかった鶴瓶さん、『お前なんでこれが分かるの?』とビックリすると、『家に無いっすもん』と(笑)。すると、そこに訪ねて来てくれたのは、郷さんのお兄さんの下村さん。障害があって歩くのは大へんそうですが、鶴瓶さんに会いたいと、駆け付けてくれたそうです!。

【二宮さん】 嵐の「One Love」にのって体を動かそう!


One Love [ 嵐 ]

次は音楽に合わせて動きましょうと長谷川先生がかけてくれた曲は、嵐の「One Love」。すると、『ニノさんのお手本になるように頑張ってね』と子供たちに声援を送る長谷川先生、どうやら二宮さんは子供たちの生徒に格下げになったようです(笑)。最後は、また全員で揃って、大きな声で『ありがとうございました』と元気にお礼を言ってくれました!。二宮さんも、何度も頭を下げて子供たちにお礼を伝えました。

小野アナウンサーによると、長谷川先生が二宮さんに教えてくれた「なかよし体操」は、2011年の東日本大震災の時に、皆を笑顔にしたいと思って作ったものだそうです。そして、被災地を実際に訪れて被災者の方々と一緒になかよし体操をしながら流していた曲が、嵐の『One Love』なんだそうです。長谷川先生は、その思い出の曲で二宮さんと一緒に体操が出来てとても嬉しかったと語ってくれたそうです。

後編の再放送は、12月19日(月)午後2時05分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

二宮さん

 

番組内で紹介された つくば市の名物など


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