鶴瓶の家族に乾杯 | 香川県坂出市(菊池桃子さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成27年1月12日放送 「香川県坂出市(前編)」(ゲスト:菊池桃子さん)

今回の旅のゲストは、80年代を代表するアイドル、菊池桃子さんです。去年、デビュー30周年を迎えたそうですが、未だに若くてお美しい!。39歳で大学院に入学し、現在は戸板女子短期大学で”客員教授”として、雇用政策分野における人材育成などを専門に講義を受け持っているとのこと。

その菊池さんが、『そもそも日本は”米文化”の国のはず、”うどん文化”なんてあるのか?』と疑問に思い、”うどん県”の噂は本当か確かめたいと、香川県の坂出市を、鶴瓶さんと二人で旅をします。
小野アナウンサーの地勢紹介によると、坂出市は”塩作り”で栄えてきた場所で、塩はうどん作りに欠かせないことから、うどんが沢山作られるようになって、今でも製麺所やうどん店が各地に点在しているとのことです。

沙弥島(しゃみじま)

まず前編。 菊池さんは、鶴瓶さんと沙弥島(しゃみじま)の「ナカンダ浜」で待ち合わしますが、そこから見えた瀬戸大橋の景色が素晴らしく、思わず走り出してしまいます。一方の鶴瓶さんは、菊池さんに隠れて、陰から様子を窺います。
ようやく鶴瓶さんに気付いた菊池さん。二人は、『坂出の人は、朝昼晩と”うどん”を食べる』らしいけど、大阪だって全員がボケとツッコミやってくれると言うがそんな人はいない、どうせ大きくなりすぎた作り話で、『”うどん県”だってあやしい』、『調査しよう!』と、意気投合します。鶴瓶さんは、照明さんに変装して、菊池さんの調査を隠れて観察することにします。

鶴瓶さんが、住宅街の屋根にあった「うどん セルフ」の看板を見つけて、二人は車を降ります。菊池さんが、「勝浦酒店」の店先で朝から一杯やっているおじさん達に、うどんの事を尋ねていると、酒に目が無い鶴瓶さんは、「いつも朝から飲むんですか?」とつい話しかけてしまい、おじさんに”だみ声”と”禿げ頭”を見抜かれてしまいます。

二人は、酒店で教えてもらったセルフのうどん店「兵郷」を探しますが、狭い路地の奥にあって、なかなか見つけられません。ようやく見つけた店先で、菊池さんが出てきたお客さんに、『香川の人は本当にうどんばかり食べているんですか?』と尋ねると、『私は365日、昼は”うどん”』との答えが・・・。
昼前ですが、店内(店外?)は、既に大勢のお客さんで賑わっています。歓迎された鶴瓶さんと菊池さんは、釜揚げうどん2つに竹輪天を1つ付けてもらい(計440円)、77歳の女主人と3人、テントのイスに座って、お店の話を聞きながらうどんを堪能しました。

ここでスタジオから、菊池桃子さんのヒットナンバーにのせて、坂出市を紹介。まず”Say Yes!”にのせて、鉄道と道路の併用橋として長さ世界一(全長9.4km)の「瀬戸大橋」を紹介。瀬戸大橋が開通した昭和63年といえば、菊池さんがロックバンド「ラ・ムー」を結成した年。続いて”卒業”にのせて、定期的に開催されている瀬戸大橋の「登頂ツアー」や、”渋谷で5時”にのせて瀬戸大橋の夜景が楽しめる「瀬戸内海ナイトクルーズ」が紹介されました。

引き続き「うどん県の秘密」を調査する旅の中で、ぜひ調べておくべき業種があると聞き、二人は商店街に向かいますが、菊池さんはそのお店が何なのか、分かりません。鶴瓶さんに指摘されて、ようやく「辻米穀店」の看板に気づいた菊池さん、二人はお米屋さんを訪ねて、”うどん県での米商売”について話を聞きました。そこで、”日本一営業時間が短い”ことで有名なうどん屋が近所にあると聞き、二人は急いで向かうことに。

日本一営業時間が短いといわれるうどん屋「日の出製麺所」(お買い物→ 楽天市場 amazonYahooショッピング)に二人が到着すると、既に店は閉まっていましたが、店内にはお客さんが残っています。そこに鶴瓶さんに気付いて出てきた社長の奥さんが、大喜びで締めたばかりの戸を開けてくれて、二人はうどんを食べさせてもらうことができました。
二人は、先代(二代目)の奥さんと、三代目の美人の若奥さんに、お店の話を聞きながら、うどん”小”を頂き、『おいしい~』と感嘆。さらに、それが「100円」と聞き、鶴瓶さんはビックリします。菊池さんは、若女将の、『お店を継ぐだけじゃなくて、文化を継がせたい』という話に感動します。
日の出製麺所では、県内のスーパー等に朝と昼の二度出荷しており、その合間の11:30~12:30の1時間だけ、うどん店として営業しているとのこと。最初は、お客さんが”どんぶり”と”箸”を持ってきて脇で食べることから始まり、『いやいや、イスを出しますわ~』とイスを置くようになり、そのうちに近所の人がネギを切って持ってきてくれるようになって、『それは悪いわ~』とネギも置くようになって、今の形になったとのことです。
この日、デパートの実演販売に出かけて留守だった三代目社長は、以前に鶴瓶さんと空港で出会い、その時に撮ってもらった写真を今でも大切にしていて、また学生時代は菊池桃子さんの大ファンだったということで、二人に会えなかったことについて後日、『俺は人生最大のミスを犯した・・・』と嘆いたそうです(笑)。

 平成27年1月19日放送 「香川県坂出市(後編)」(ゲスト:菊池桃子さん)

後編では、 ”うどん”だけじゃない香川の秘密を探ろうと、菊池さんはかつて”瀬居島”と呼ばれる島だった町「瀬居町」(せいちょう)を訪ねます。埋立てにより、今では陸続きになったそうです。そこで、船の掃除をしていたご夫婦を見つけ、暮らしぶりなどを聞きました。

一方の鶴瓶さんは、名産のニンジン「金時にんじん」を求め、山間の松山地区へ向かいます。途中、スクーターで通りかかったおばちゃんに金時にんじんの生産場所を尋ねた鶴瓶さんは、『雄山(おんやま)と雌山(めんやま)の間を奥にいった場所』だと聞き、スケベな事を想像してニヤケます。また、今年の初出荷を迎えて金時人参を掘っている綾井さんの畑を訪ねると、変形して二本の脚の形になった人参を見つけて、鶴瓶さんは『この形もたいがいヤラシイで~』(ニヤ)と・・・。
後日、綾井の奥さんが、ビデオで金時にんじんを使った料理を紹介してくれました。金時にんじんは鮮やかな赤みと甘みが特徴で、奥さんの一番のおすすめは、茹でた人参に酒や醤油を加えた「醤油漬け」とのこと。シンプルですが、金時にんじんの特徴が生きる料理方法とのことです。


金時にんじん菊池さんは、帰宅途中の小学生を見つけ、小学校を訪ねてみることに。校長先生に、地域の特徴などを聞きました。瀬居町には、島を囲むように数多くの石仏が祀られており、四国八十八箇所の縮小版である島四国のひとつ「瀬居八十八箇所」があります。毎年4月29日には「お大師市」が開かれ、お遍路さんをお招きして、小学生や地域の人達が手厚くお接待をする”お接待の心”が受け継がれています。菊池さんは、小学生にクラブ活動で学んだ”抹茶”で、お接待を受けました。また校長先生に、先頭に立ってお接待の活動をしている婦人会長の佐野さんを呼んでいただいて、地域の子供たちの話なども聞きました。

鶴瓶さんは、JAの選果場を訪ね、金時にんじんに次ぐ名産のみかん「小原紅早生」について尋ねます。小原紅早生は、この地区の周囲の山裾で多く生産されているそうですが、ロケの時にはまだ時期が早く出荷は始まっていませんでした。鶴瓶さんは、出会った村人にも小原紅早生のことを聞いてみると、その発見者である小原幸晴さんが近くに住むと知り、訪ねてみることにします。

菊池さんは、子供たちに地域のおいしい店を尋ねると、「無い」という声に交じって「ニッシャのお菓子」があると聞き、小学生達に案内してもらいます。なんと「ニッシャのお菓子」とは、”西岡商店の駄菓子”のことでした。菊池さんは、『今日は”おばちゃん”が買ってあげるね』と、子供たちにお菓子を奢ってあげ、店先でお婆さんや娘さん、たまたま畑から帰ってきたお爺さんに、お店のことや地域の歴史などについて話を聞きました。

鶴瓶さんは、途中で出会った村人に、小原さんの家に案内してもらい、小原さんご夫婦に会うことができました。小原紅早生を発見した当時の話や、産地化に向けた取り組みの話を聞きながら、畑に案内してもらい、小原紅早生のみかんの木々を見せてもらいました。

 


番組内で紹介された 坂出市の名物など

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