鶴瓶の家族に乾杯 | 長崎県長崎市(菅田将暉さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

長崎ぶらぶら節

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成27年7月6日放送 「長崎県長崎市(前編)」(ゲスト:菅田将暉さん)

今回の旅のゲストは、俳優の菅田将暉(すだ まさき)さんです。 菅田さんは、5月30日(土)の午後10時から放送が始まった、NHK土曜ドラマ「ちゃんぽん食べたか」(連続9回)で、初主演しています。
「ちゃんぽん食べたか」は、番組のオープニング曲「Birthday」を作詞・作曲し歌う、さだまさしさんの原作によるドラマです。ちなみに、『鶴瓶の家族に乾杯』は、最初は1995年8月に特別番組『さだ&鶴瓶のぶっつけ本番ふたり旅』として、さださんがメインで、鶴瓶さんは旅のパートナーとして番組がスタートしました。
ドラマは、さだまさしさんの自伝的青春小説が原作で、13歳で故郷・長崎市から上京し、フォークデュオ「グレープ」を結成するまでを描いた内容です。菅田さんは、若き日のさだまさし(本名:佐田雅志)役を演じています。

そんな菅田さんが、ドラマの中で”さのまさし”として、東京には本物のちゃんぽんがない、『わ~ぁ、ちゃんぽん食べたか~』と頻繁に言うものの、その本物の”ちゃんぽん”を食べたことが無いので説得力が無いと、さださんの故郷、長崎県長崎市を、鶴瓶さんと一緒に旅します。

まず前編。 長崎市内の「風頭公園」にある、市内を一望できる展望台で待ち合わせた、菅田さんと鶴瓶さん。 現在、「ちゃんぽん食べたか」で初主演している、”さだまさし”さん原作の、劇中の仮名”さのまさし”を演じる、”すだまさき”さんに(笑)、ドラマの話を聞きます。小野アナウンサーの解説で初めて気が付きましたが、菅田さんは、「ごちそうさん」にも、主人公”西門め以子”(杏さん)の長男”西門泰介”役で、出演していました。
菅田さんは、展望台で長崎の町を眺めながら、今ドラマ撮影で弾き語りを練習中の、さだまさし作詞・作曲の「紫陽花の詩(あじさいのうた)」の中に出てくる、”蛍茶屋から鳴滝まで”や”中川”を、本当に目の当たりにできて、とても感動していると、”紫陽花の詩”を口ずさんでくれました。
そんな二人に、さださんからビデオメッセージが届きました。さださん曰く、『長崎市民は旅人に親切ですから、どんどん「ちょっと よかですか?」と話しかけてもらえれば、「なんね? よかよ」と教えてくれます。ただし、長崎は品のいい街なので、鶴瓶ちゃん、長崎を荒らさないで下さい!』(笑)。

鶴瓶さんと菅田さんは、蛍茶屋に向かう途中で”ハタ”という看板が気になって、「長崎ハタ資料館」(小川ハタ店)に立寄ります。長崎では”凧”(たこ)のことを”ハタ”と言い、小川ハタ店の手作りの凧は、平成5年に県の伝統工芸品の指定を受けました。ここは、伝統のハタ造りの作業場と展示場が一緒になった”ハタの資料館”で、ハタ作り体験もできるそうです。

路面電車の”蛍茶屋駅”前で車を降りた鶴瓶さんと菅田さんは、長崎街道を歩いていると、たまたま「岡田米穀店」の前で、店のご主人と、その店を手伝う妹さんに出会いました。話を聞くと、ご主人は三男で、長男は店を継がずに人力車を作って曳いていると言います。鶴瓶さんは、その人力車が見たいと、ご主人に電話で長男を呼び出してもらうことに。さらに四男は、俳優の「岡田正」さんと聞き、菅田さんが『えぇぇ!』と驚愕。なんと菅田さん、2014年8月に上演された”NINAGAWA×SHAKESPEARE LEGEND I 『ロミオとジュリエット』(演出:蜷川幸雄)”で、岡田さんと共演しているそうです。こんな偶然があるものかと、菅田さんはスタッフに、『仕込んだでしょう・・・』と疑問の目を投げかけます(笑)。
そこに、隣の畳屋のお爺さん(90歳)が、通りかかりました。耳は遠いですが、頭には真っ黒な毛がフサフサあり、鶴瓶さんは『うそやろ~』と、驚愕(笑)。さらにこのお爺さん、驚くことにバイク(スーパーカブ)に乗って、買い物に出かけて行きました。

そこに、電話で呼び出されて、「長崎人力車 俥屋」を営む長男が、副業の整体師の仕事の合間に来てくれました。事務所には、先に鶴瓶さんが菅田さんに紹介した『長崎ぶらぶら節』の映画ポスターが貼ってあり、映画で吉永小百合さんを乗せた人力車を曳いている俥夫が、なんとこの方だそうです。二人は、お兄さんに案内されて、公民館の車庫を借りて置いてある人力車を見に行くと、鶴瓶さんが人力車に乗り、菅田さんが曳いて、岡田米穀店まで戻ってきました。

ここで早くも、鶴瓶さんと菅田さんは別れ、一人旅になります。鶴瓶さんは、明日が人間ドックのため食事制限され、菅田さん一人で、岡田さんお薦めの「洋々軒」を訪ね、本場長崎の”ちゃんぽん”を頂き、その味とボリュームを堪能しました。

 平成27年7月13日放送 「長崎県長崎市(後編)」(ゲスト:菅田将暉さん)

朱美ちゃん後編では、 鶴瓶さんが車で移動していると、「たちつてと焼き」という看板が気になり、車を停めて訪ねてみます。たまたまロケの5月13日は水曜日で定休日でしたが、猫の散歩に出ていた店のご主人と出会い、話を聞くと、巨大な手作りの「あけみちゃん風 招き猫」を、見せてもらうことができました。(笑)

一方の菅田さんは、街で出会った人に『面白いお店とか』を尋ねると、昔からある町の写真屋さん「松島スタジオ」を紹介してもらいまらいました。カメラ好きの菅田さんは、さっそくその写真館を訪ね、2階の撮影スタジオで、4×5インチの大判カメラ”シノゴ”や、”ハッセルブラッド”の二眼レフのカメラ等を見せてもらっていると、店主の松島さんと菅田さんで、証明写真を交代で撮影しあうことに。カメラ好きの菅田さんは、撮影する際の、お客さんに姿勢を正してもらうための指示や、『お撮りしま~す、はい(パシャ)』といった声掛けのタイミングなどを教わり、貴重な体験をさせてもらうことができました。菅田さんが撮った松島さんの写真は、店のショーウィンドウに飾られているようなので、お近くの方はご覧ください!。

鶴瓶さんは、街を散策していると、たまたま珍しい”べっこう”のお店「寺井鼈甲店」を見つけ、覗いてみることに。高度な技術が必要な”櫛”職人だった名工の先代から、末っ子で不器用なのに仕方なく店を引き継いだと、とても控えめなご主人に、十分素敵な新しいデザインのべっ甲作品を見せてもらって、『しゅうちゃん、自信を持てや!』とアドバイスする、鶴瓶さんでした。

住宅街を散策していた菅田さんは、家の塀や門構えに、様々な絵皿を貼り付けたお宅を見つけ、気になって訪ねてみました。この家のご主人は左官職人さんで、その技術で、たまたま家にあった2-3枚の絵皿を貼ったのがきっかけで、その後だんだんと増えて、壁一面に広がってしまったそうです。

鶴瓶さんは、寺井べっ甲店で、今でもべっ甲の櫛を買ってくれている芸者さんの話を聞き、芸子さんに会いたいと、花街の”丸山町”を訪れます。とりあえず、「長崎検番」に話を通す必要があろうと立ち寄ってみると、そこに居た大ベテランの立方の”梅奴姉さん”と、お美しい地方(三味線)の”るり羽さん”らに歓待され、梅奴姉さんの笑いと情のこもった”おもてなし”を受けて、大感激します。

菅田さんは、先にたまたま道で出会った、ラングスのローラーシューズ”フラッシュローラー”で遊んでいた小学生の女の子と再開します。そこで、お兄さんとお母さんと一緒に、お宅を訪ねさせてもらうことに。お兄さんが、菅田さんに自由帳にサインを頼もうとすると、お母さんに『失礼やろ』と叱られます(笑)。居間で子供たちと一緒に宿題を始めた菅田さんは、漢字書取りの宿題を手伝いながら、二人の漢字ドリルの余白スペースに、サインをしてあげました(笑)。
そこに、お兄さんの同級生達が遊びに来たので、菅田さんが『いま学校で流行っていること』を尋ねると、「消しピン」という遊びを教えてもらいました。順番に、自分の消しゴムをデコピンではじきながら、相手の消しゴムを台上から落すという単純な遊びなのですが、手作り加工された”消しピン用の消しゴム”を手にした菅田さんは、小学生たちと一緒に消しピンで勝負をし、みごとに勝利した大人げない菅田さんでした(笑)。

後編の再放送は、7月27日(月)、NHK総合第一で、午後2時05分からの放送予定です。

 


番組内で紹介された 長崎市の名物など

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感想(1件)

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