NHK『鶴瓶の家族に乾杯』 放送内容とロケ場所の情報!
(平成27年度 上期)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

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平成27年度(下期)の放送内容は、こちらへ

※ 今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 9月7日/9月14日放送 「和歌山県有田市」(内藤剛志さん)

今回の旅のゲストは、俳優の内藤剛志(ないとう たかし)さんです。内藤さんは、現在放送中のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に、長州藩の重臣”椋梨藤太”(むくなし とうた)役で出演しています(8/23の放送で、椋梨は斬首されてしまいましたが・・・)。
その内藤さんが、鶴瓶さんと一緒に、和歌山県有田市(ありだし)を旅します。実は鶴瓶さんと内藤さん、1983年に放送されたNHKドラマ「壬生の恋歌」で初共演をしており、その舞台となった和歌山県を、内藤さんは旅先に選びました。当時、内藤さんは27歳、鶴瓶さんは31歳。その映像がスタジオに流れると、二人とも若い!?。32年前の自分を見た鶴瓶さんは、『止めてくれ~!』と(笑)。メガネをかけていない若い鶴瓶さん、当時から目が小っちゃかったのね・・・(^_^.)。

まず前編。 箕島漁港で待ち合わせた、鶴瓶さんと内藤さん。 鶴瓶さんが”ほっといても、何ぼでもしゃべる”という内藤さんは、鶴瓶さんの到着を待たずに、さっさと一人で番組作りを進めようと、さっそく釣り人に話しかけます(笑)。

そんなこととは知らない鶴瓶さんも、勝手にさっそくタコ漁帰りの漁師さんに話しかけます。内藤さんは、『次に話を聞こうと思っていたのに、先を越された~』と。とても70歳には見えない漁師さんは、『笑うても一緒、怒っても一緒。同じ一生を過ごすんやったら、笑った方が得』と、とてもニコニコしていて、鶴瓶さんも内藤さんも、『いい人やわ~』と感心しきりです。

その後、雨が強くなってきたので早く家に上がりたい鶴瓶さんと内藤さんは、近くの渡船もしている釣具店「アリタ釣具店」を訪ねます。店先に居たのは息子さんで、店の中にはお父さんが。64歳の鶴瓶さんが、自分と同じくらいかと歳を聞くと、『47歳で、もうおじいちゃん』と(驚)。『貫禄ありすぎやろ~』と、鶴瓶さんもビックリ。息子さんは28歳ですが、こちらも鶴瓶さんや内藤さんに向かって敬語はいっさい出てこず、既にお父さん似の将来の貫禄が見え隠れ・・・。

ここでスタジオから、還暦の内藤さんに因んで、有田市の”赤いもの”をビデオで紹介。
まず、「蚊取り線香発祥の地」として知られる有田市。1886年、殺虫効果のある「除虫菊」の栽培がこの地で始まり、蚊取り線香が生まれました。有田市にあるKINNCHO(正式名称は大日本除虫菊株式会社)の紀州工場では、多い日には一日で20万巻もの蚊取り線香が生産されているそうです。なぜ蚊取り線香が”赤いもの”かというと、ローズの香りのする赤い蚊取り線香があるそうです。
続いて、有田市が漁獲量日本一を誇る「太刀魚」(たちうお)を使った新名物が、「たっちょほねく丼」。太刀魚の練り物である”ほねく”のかき揚げに、たっぷりの卵を絡めて丼ぶりにした、ご当地グルメです。これがなぜ”赤いもの”かというと、ほねく丼の”キモゆるキャラ”である「ドン・たっちょくん」は、赤いどんぶり型のパンツが、トレードマークだからです!。赤い理由は?、ありません・・・。(笑)

つづいて、釣具屋さんには、お母さんと妹さんが帰ってきました。鶴瓶さんと内藤さんは、家に上がらせてもらい、ご家族の暮らしぶりについて話を聞いていると、弟さんやお婆ちゃんから電話がかかってきて、さらには奥さんのお友達や、その息子さんやら甥っ子さん、そのお父さんやらと、次々に集まってきて、誰が誰だか分からなくなってしまいました(笑)。

このお宅を出て、鶴瓶さんと別れた内藤さんは、「ひーちゃん美容室」という看板を見つけ、気になって訪ねてみます。すると、秀美さんがやっている美容室で、夜はご主人と一緒にカラオケ店をやっているそうです。内藤さんは、ひーちゃんと一緒に、ご主人に会いに行くことにしました。

番組内で紹介された 有田市の名物など

後編では、 鶴瓶さんが、箕島(みのしま)駅前に移動すると、「粟野おもちゃ・玩具店」の店先で、将棋を打っている男性2人を見つけます。今時めったに見かけない風景と、釣瓶さんは、その決着を見守ることにします。素人の将棋を見続け、ようやく決着がついた所で、この辺りの見どころを聞くと、駅前商店街にはカラオケ屋がたくさんあり、行けば昼間から大勢の人に会えるはずとのこと。特に「カラオケ・カフェ えん」のママの歌がNo.1だから、訪ねてみるよう勧められました

一方の内藤さんは、秀美さんの車に乗せてもらい、旦那さんが経営しているカラオケ店「スタジオ56」を訪れます。そこで、お父さんと奥さんの十八番をそれぞれ披露していただき、お二人の馴初めの話などを聞きました。そこで内藤さんは、お腹が空いたので、この辺りでお勧めの食事処を尋ねると、「鮎茶屋」を紹介され、さっそく移動することに。

釣瓶さんがおもちゃ屋を出ると、写真を撮らせてほしいと、大勢の一行が待ち構えていました。話を聞くと、先に訪ねた「アリタ釣具店」の近くに住む友人達で、漁師に仲買人も揃っているから、訪ねてきてほしいとせがまれます。旬の魚は“太刀魚”に“ハモ”だと聞いた釣瓶さんは、“ハモ”に釣られて、そのお宅を訪ねることにします。このお宅でもまた、近所に住む知人たちが、続々と集まってきました(笑)。
続いて釣瓶さんは、生きたハモを見せてもらいに、出荷場へ案内してもらいます。そこで巨大なハモを見た釣瓶さんは、『怪獣みたい』と仰天。

有田川温泉 鮎茶屋」では、入口で産直野菜が販売されています。食事処に入ると、内藤さんは一人では寂しいと、すき焼き定食を食べていたサラリーマンの2人連れに、相席をお願いします。そこで内藤さんは、店員さんにお勧めの“生しらす丼”と、“太刀魚のお寿司”を頂くことに。太刀魚のお寿司はバッテラ風で、生しらす丼は生卵を崩して、一緒に和えていただきます。『やばいくらい、おいしい!』と、内藤さんはご満悦。
食事が済むと内藤さんは、お風呂にも入りたいと、スタッフに案内してもらい、雨の露天風呂にご入浴。釣瓶さん、『こんな映像、見たくないわ!』と(笑)。露天風呂で内藤さんは、みかん農家のお父さんと出会い、次はみかん農家を探すことにしました。

釣瓶さんは、先に教えられた「カラオケ・カフェ えん」を訪れます。店内では、大勢のお客さんが釣瓶さんを歓待してくれて、さっそく前田さんが「酔待ち酒場」を、『ボトルに“釣瓶”の似顔絵を・・・』と、振り付けに替え歌も交えて、華やかなステージを披露してくれました(笑)。続いて、78歳の西崎さんは、サックスを片手に「夕日が泣いてる」を披露してくれて、カラオケ店はたいそう盛り上がります。

風呂から出た内藤さんは、雨の中、みかん農家を探し回りますが、なかなか見つかりません。そこで内藤さんは、たまたま通りかかった車を強引に止めて、みかん農家の知り合いを聞き出した上に、道案内までお願いするという強硬手段に。そこで、『今日は雨が“大きい”から、畑作業は休み』と話すみかん農家のお父さんに、みかん畑を案内してもらいました。良いみかんを育てるには、日当たりと潮風が重要で、海岸から4kmくらいの場所が栽培適地なんだそうです。また、みかんの花が咲く頃には、町中がその香りに包まれるとのことでした。
最後にスタジオでは、晴れた日のみかん畑での摘果作業の様子が、ビデオで紹介されました。

後編の再放送は、9月28日(月)、NHK総合第一で、午後2時05分からの放送予定です。




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 8月24日/8月31日放送 「長野県下諏訪町」(永山絢斗さん)

今回の旅のゲストは、俳優の永山絢斗(ながやま けんと)さんです。永山さんは、先にゲスト出演した菅田将暉さん主演のNHK土曜ドラマ「ちゃんぽん食べたか」の前作、「64(ロクヨン)」に”秋川修次”役で出演していました。また、7月31日から始まったBS時代劇「一路」(毎週金曜の夜8時、連続9回放送)では、主役を演じています。その永山さんが、鶴瓶さんと一緒に、一路の舞台となっている中山道の宿場町を旅したいと、長野県下諏訪町を訪れました。

まず前編。 諏訪湖のほとりで待ち合わせた永山さんと鶴瓶さん。晴れていれば、湖越しに大きな富士山も見えるはずなのですが、撮影日(7月6日)はあいにくの曇り空で、見ることはできませんでした。。

ここで小野アナウンサーが、旅の舞台である「下諏訪町」を紹介。長野県の中部にあり、人口は約2万人。新宿から特急で2時間半、全国に1万ある諏訪神社の総本社「諏訪大社」があります。江戸と京都を結ぶ「中山道」(”中仙道”とも表記)の、江戸から数えて29番目の宿場町、「下諏訪宿」があった場所です。

鶴瓶さんと永山さんは、中山道の宿場町のあった、「旧甲州街道中・中山道合流之地」に移動すると、昨年に埼玉から奥さんの故郷に引っ越してきたご夫婦や、近所の床屋さんのご主人らと出会い、交流を楽しみました。

ここでスタジオから、ビデオで下諏訪町を紹介。キーワードは、「まわる」魅力です。
諏訪湖では、100年前からボート競技が盛んです。諏訪湖上にあった大きな看板は、コースの番号。ボートを漕ぐには、オールをスムーズに回すのがコツ。
続いて、世界シェアの約3割を生産する「オルゴール」や、時計回りに3周すると願いが叶うとされる「万次の石仏」が紹介されました。

二人は、理髪店をご主人ながら自分の頭は散らかしたままの桜井さんに案内されて、「ヘアーサロン桜井」を訪ねると、鶴瓶さんは、向かいの玄関先からこちらを覗く、桜井さんよりもっとびっくりするようなヘアースタイルの女性を見つけ、家の外へと引っ張り出します。家から5分も歩けば、3つか4つもあるという、朝5時半から開いている温泉に行って来て、頭に沢山カーラーを巻いてるところでした。その頭を見て、鶴瓶さんは、『俺もそんな頭、巻きたいわ』と(笑)。
鶴瓶さんは、ヘアーサロン桜井におじゃまして、東京から戻って床屋を継いでくれている息子さん夫婦ととも出会い、「御柱祭」の写真を見せてもらって、来年開かれる祭り話などを聞きました。
続いて、先ほどの向かいのお宅にもおじゃまして、漬物やスイカを頂きながら、ご夫婦の馴れ初めや生活ぶりについて話を聞きました。
ちなみに、長野県では、お茶の席には、漬物などの”おこびれ”を、皿に山の様に盛って出し、茶碗のお茶が少しでも減ると、取り止めなく注ぎ足すのが、”信州流のおもてなし”です・・・。

その後二人は分かれ、一人旅になった永山さんは、ぜんぜん人と出会えず、早速ぶっつけ本番旅の難しさを実感させられ、「まいったな~」と(笑)。
ようやく意を決して、「茶房 まどか」の暖簾をくぐって話を聞こうとしますが、皇女・和宮さまが訪れたという話の段になると、和宮さまがお泊りになられたであろう「本陣」に行って話を聞くようにと、早々にあしらわれてしまいました・・・(汗)。

しかたなく永山さんは、次に「本陣 岩波家」を訪ねてみます。しかし、ここでも出てきてくれた女性に、アポもなく訪ねてきた永山さんは、怪しまれてしまいます。そこで、丁寧にお話が聞きたいとお願いすると、『この前の通りが中山道で、ここは参勤交代の大名が泊まった建物で”本陣”と言いまして・・・』と、流暢に説明してくれて、「関札」も見せてくれました。このお婆さんは、27代のお嫁さんで、今はご主人が無くなり、彼女がここを管理しているそうです。

一方、鶴瓶さんは、先ほどお母さんが『写真を撮らせてもらいたい』と引っ張ってきた時に、恥ずかしくて泣きながら逃げてしまった女の子が、本当は撮ってもらいたかったと、再び合いに来てくれたので、一緒に写真に写りました。ご家族に話を聞くと、近所でオルゴールや時計づくりを体験してきとのこと。小学2年生の女の子が作った、木村カエラの「Butterfly」の曲のオルゴールを見せてもらい、鶴瓶さんは、自分も孫のためにこんなのが作りたいと、女の子に案内してもらい、「諏訪湖オルゴール博物館 奏鳴館」を訪れました。

オルゴールは、第二次世界大戦後に、下諏訪町で本格的に生産されるようになったことで、下諏訪がオルゴールの日本の発祥地とされています。奏鳴館には、670曲ものオルゴール(楽曲)があり、必ず鶴瓶さんの好きな曲も『ございます!』と(笑)。鶴瓶さんは、膨大な楽曲リストの中から、福山雅治の「家族になろうよ」を選びました。
オルゴールの組立では、ドラムに当たる”櫛歯”(くしば)の位置決めが、音色を左右する重要なポイントだそうで、鶴瓶さんはメガネをはずした”小さな目”で、不器用にドライバーの小さなネジを回します。
最後は、ようやく出来上がったオルゴールを、女の子たちに見せびらかして、『パチパチは?』と、拍手を催促して満足気な鶴瓶さんでした(笑)。

番組内で紹介された 下諏訪町の名物など

後編では、 鶴瓶さんは、「御柱」に乗ったことがある方に会いたいと、ロケバスの運転手さんに尋ねると、運転手さんの地元の岡谷市でもよければ、長地地区の公民館「柴宮館」に行って聞けば、誰か紹介してもらえるだろうとのこと。そこで鶴瓶さんは、隣の岡谷市まで足を延ばします。

永山さんは、かつて本陣だった「岩波家」に上がらせてもらい、名石を集めて作られたという庭や、昔の温度計、孫悟空が持っていた如意棒(?)などを、拝見しました。すると、2階には「隠れ部屋」があるとのこと。そこで、ぜひ見たいとお願いすると、普段は公開していないその部屋に、特別に入らせてもらえました。

鶴瓶さんは、岡谷市長地(おさち)地区に向かう途中、長地に住む帰宅途中の女子中学生3人と出会い、案内してもらうことに。すると、前を歩いていた小学3年生の幸歩(ゆきほ)ちゃんが、鶴瓶さんを見つけ駆け寄ってきました。鶴瓶さんが、『御柱に乗った人知らない?』と幸歩ちゃんに尋ねると、『幸歩 乗ったことある』と。鶴瓶さんがビックリすると、その話を横で聞いていた中学生達は笑い出し、『(子供用の)小さいやつだよね~』と(笑)。でも、『おじいさんは御柱を運ぶ人』だとも話し、鶴瓶さんは彼女の家を訪ねることに。

ここでスタジオから、小野アナウンサーがビデオで、「御柱」を紹介してくれました。 諏訪大社秋宮の、神様に捧げられる樹齢200年近いモミの大木「御柱」。社殿を取り囲むように、4本建てられています。この御柱を、数えで7年に一度建て替える祭りが、「御柱祭」です。およそ10トンもある御柱を、山から境内まで人の手だけで運び、途中急斜面を滑り落す「木落し」は、緊迫感あふれる見せ場として有名です。次回の御柱祭は、来年の4月2日~6月15日です。どうぞ、お越しください。

永山さんは、美味しいものが食べたいと、聞き込みに下諏訪駅前に行きます。しかし、誰にも話を聞けずさまよっていると、”うなぎ”の看板を見つけます。すると、裏の方から美味しそうなニオイが!。匂いにつられて中を尋ねると、何やら面白そうなご主人が、うなぎをせっせと焼いているところでした。諏訪湖畔の下諏訪周辺には、鰻屋や川魚屋が多いそうです。
永山さんは、工場の表にまわり、「丸六 本山川魚店」の店内に入って、ウナギが食べたいとお願いすると、お持ち帰り専門ですが、店先に置いてある案内用のテーブルで、電車の待ち時間に買った商品を食べて行く人が居ると聞き、永山さんは『逆に、それもいいですね~』と、ウナ弁を注文します。
店内では、大勢のお客さんが買い物をしていて、「鯉のあらい」や「鯉の旨煮」を沢山買っていきます。話を聞くと、特に旨煮が美味しいと聞き、永山さんは旨煮も追加で温めてもらうことに。

鶴瓶さんが、幸歩ちゃんの家を訪ねると、彼女は庭で育てている「スイスチャービル」とか、お母さんが開いている「ボディ・ジュエリー」のお店や、絵などを描いて売っているインターネットのブログ「ココロノデトックス」の看板、「オパビニア」という古代生物の人形、等々、いろいろなものを見せてくれて、”紹介”が止まりません(笑)。スタッフが後日数えてみたら、1時間弱の間に幸歩ちゃんが紹介してくれたものは、31点にも上ったそうです(笑)。

永山さんは、店先の簡易テーブルで、用意されたウナギ弁当と、鯉の旨煮を目の前に置き、ようやくテンションが上がってきました。それぞれ食べてみると、『ぜんぜん臭みもなく、美味しい~』と、ご満悦。そこでようやく、ご主人と女将さんに、店の歴史やら、ご夫婦の馴れ初めなど、家族にまつわる話を聞くことができました。番組の映像を見ると、ウナ弁と旨煮だけでなく、注文していない「鯉のあらい」もテーブルにありましたね。お店のサービスでしょうか?(涎)。
永山さんは、ご主人に連れられて再度店の裏に回り、生簀の鯉を見せてもらいました。すくった鯉を手づかみした永山さんは、本当にイヤそ~な顔をしながら、『すっごいヌルヌルしている、夢に出てきそう・・・』と(笑)。

永山さんは、魚屋さんのご主人に、『何かに打ち込んでいる同世代の人に会いたい』と相談すると、バックパッカーを泊めたりしている「マスヤゲストハウス」には若い人たちがいると、案内してくれました。あいにく、オーナーは夏休みで沖縄に行っていて留守でしたが、若いスタッフの方たちが、施設を案内してくれました。”ゲストハウス”は、素泊まりの簡易宿泊施設で、相部屋が基本です。昨年オープンしたばかりのマヤゲストハウスには、お酒を提供する”バー”が併設されていて、旅人と地元の人がバーで交流できるようになった、素敵なゲストハウスです。

鶴瓶さんは、ようやく畑から戻った幸歩ちゃんのお祖父さんのお宅を訪ね、木遣りの名人に出会うことができました。しかし、お祖父さんの「木遣り唄」を聞く段になっても、この家族のお宅では、お祖母ちゃんは友達を、お父さんは社長を、社長は娘を連れてきて、次から次へと”紹介”が止まりません。鶴瓶さん、『紹介しすぎや~』と(笑)。

永山さんは、マヤゲストハウスのリビングに座って、スタッフの女性や近所の青年らの生活ぶりや、将来の夢など、話を聞きました。明日が七夕(6月7日)ということで、近所の人が持って来てくれた笹に願い事を書いてくださいと頼まれると、永山さんは、『おじいちゃんとおばあちゃんがまだまだ長生きしますように』と書きました。
最後にスタジオでは、後日スタッフが撮影したビデオで、オーナーの”キョンちゃん”が「永山さんと4時間くらい語り合いたかった」と、挨拶してくれました。




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 8月17日放送 「フィンランド・ヘルシンキ」(松下奈緒さん) ~海外スペシャル~

毎年、夏恒例の「海外スペシャル」ですが、今年は初めてのヨーロッパ、フィンランドへ。そして、首都ヘルシンキへの旅のゲストは、女優で音楽家の松下奈緒さんです。 松下さんは、「ゲゲゲの女房」(2010年)や、「芙蓉の人~富士山頂の妻」(2014年)など、NHKのドラマにも多数出演されています。松下さんは、北欧を訪れたのは初めてだそうですが、鶴瓶さんは“顔に似合わず”、2回目だそうです(笑)。

最初にスタジオから、小野アナウンサーがフィンランドを紹介。 フィンランドへは、成田空港から直行便が出ていて、ヘルシンキのヴァンター空港まで、約10時間。「森と湖の国」として知られ、今年出版70周年を迎える「ムーミン」の国としても有名です。首都ヘルシンキは、フィンランドの南端にあり、緑あふれる海岸線と、歴史ある建物が数多く残る、美しい街並みから、「バルト海の乙女」と呼ばれています。北欧デザインの最新ファッション、家具、雑貨が集まる町。お二人が訪れた6月は現地の夏休み、爽やかな気候の中、街も人も活気に溢れる旅のベストシーズンです。

フィンランド・ヘルシンキの「聖ヨハネ教会」(Johannes Church)で待ち合わせた、鶴瓶さんと松下さん。この日は、フィンランドでは夏真っ盛りの6月24日ですが、あいにくと雨模様のとても寒い日で、鶴瓶さんはシャツの上にトレーナーとパーカーを、松下さんはトレンチコートを着ています。通訳の萩原カイヤレーナさんも、『今日は寒いです』と。
聖ヨハネ教会は、1891年に完成したネオゴシック様式の教会で、ヘルシンキ最大の座席数を持ちます。二人が教会の中に入ってみると、とても厳かな雰囲気に圧倒させられました。

教会を出ると、ラブラブなカップルと出会います。近所に住むご夫婦で、散歩中とのこと。鶴瓶さんがお宅を拝見したいとお願いすると、快く迎えてくれました。1928年に建てられたというアパートメントは、ご主人自らリフォームをして、全く古さを感じさせない、素敵なお宅です。シャワールームには、サウナもあります。

カンピ礼拝堂その後二人は、松下さんが行きたいという“木に囲まれた教会”を訪れようと、町の中心部へ向かうと、広場に列をなして座っている若者たちを見つけ、鶴瓶さんは一緒になって座り込みます。彼女たちは、夜8時から開催される、「ALL TIME LOW」のライブ待ちをしているそうで、昨夜から並んでいる子も。何処の国も、同じですね(笑)。
路地を曲がったところで、目に飛び込んできた「カンピ礼拝堂」(kamppi Chapel)の建物を見た鶴瓶さんは、その外観にとても驚かされます。この礼拝堂は、K2S設計事務所が設計し、2012年に完成しました。斬新な木造建築として、国際的にも注目されており、2010年にシカゴアテナエウム国際建築賞(the Chicago Athenaeum International Architecture Award)を受賞しました。

続いて二人は、カンピ礼拝堂の館長さんに紹介された“石に囲まれた教会”を見に行こうと、「テンペリアウキオ教会」(Temppeliaukion kirkko)を訪れます。この教会は、自然の大岩をダイナマイトで砕いて作られており、1969年の完成です。
途中の街頭で、二人はフィンランドに来てから盛んに見かける老人のポスターを見つけ、これは誰かと通訳の人に尋ねました。彼は、第2の国歌「フィンランディア」を作曲した「シベリウス」で、今年生誕150周年を迎えるそうで、国を挙げてキャンペーンが行われているようです。鶴瓶さんは、2年前にフィンランドに来た時もよく見かけて、そのたびに「あれ誰や?」と、気になっていたそうです。ようやく『この人がシベリウスか!』と、腑に落ちた鶴瓶さんでした。


ここで再びスタジオから、フィンランドで若者たちの間で、日本と繋がりがある物が流行っているそうで、『遠くて意外に近い国!?、フィランドと日本』と題したビデオで、ヘルシンキの乙女たちが、それらを紹介してくれました。
最初は、「すし」(SUSHI)。フィンランドの若者たちに、ヘルシーな日本のお寿司が大人気で、ヘルシンキにはいたるところに寿司屋が出来ています。
食べ物だけでなく、日本生まれの遊びも大人気で、それが「カラオケ」(KARAOKE)。
最後は、日本人も大好きで、フィンランドが発祥の「サウナ」。サウナ×湖や、ボートの上でサウナ×日光浴など、様々なサウナが楽しめます。

その後、一人旅になった鶴瓶さんは、港へ行ってみました。港近くの朝市では、トナカイのソーセージや、日本の物とは全く形が違うキャベツや玉葱が売られています。一番ビックリしたのは、毒キノコ(シャグマアミガサタケ)が売られていたこと。そのまま食べたら死んでしまいますが、3回茹でると、とても美味しく食べられるそうです。日本人の観光客も多いらしく、『マツタケNo.2、コレイチバンオイシイ!』と、市場の人達は、みな日本語がお上手(笑)。
その後、ヨットハーバーに行きますが、メンバーオンリーのプライベートエリアで、鶴瓶さんは中に入れてもらえません。そこへ、ヨットに荷物を積み込みに来た、ご夫婦と出会います。これから4週間かけて、スウェーデンやデンマーク、ポーランド、ドイツなどへヨットで旅をするのが、毎年ご夫婦の夏休みの過ごし方だそうです。鶴瓶さんは、ヨットの中へ入らせてもらい、広くて素敵なキャビンと、優雅な夏休みを、たいへん羨ましく感じました。

一方の松下さんは、ヘルシンキから西へ車で1時間、アーティストが集まる村「フィスカルス」(Fiskars)に向かいました。街角や、アーティスティックな遊具がいっぱいある公園で、ヘルシンキから旅行に来ているご家族と、出会うことが出来ました。
その後、一軒の小さなショップを訪れると、店先で紙のアート作品を制作中の女性に出会います。彼女は、エリヤ・フォヴィラさんと言い、フィンランドでは有名な紙のアーティストだそうです。松下さんが、千代紙にも似たデザインの作品を見て、『とても日本ぽい』と話すと、彼女は1998年に来日して、9か月間も大津市の紙工房で和紙作りを学び、それ以降何度も日本を訪れているそうです。
次に松下さんは、エリヤさんから紹介され、向かい側にあるガラス工房「SIRIUS」を訪れました。展示されているガラス作品は、工房主のカミッラ・ムーベリさんがデザインして、彼女のガラス吹きの師匠が作った作品とのこと。

鶴瓶さんは、通訳の人から教えられ “あんこ”が美味しいという、ヘルシンキでがんばる日本人のお店「水(MIZU)」を訪れました。鶴瓶さんは、「あんデニッシュ」を頂きながら、店主のミヨちゃんに、フィンランド人のご主人との馴れ初めや、フィンランドへ来た経緯、ご家族の話などを聞きました。25年前にフィンランドへ来て、『最初は言葉が通じなかったので、彼の両親ともうまくいっていました。』と話すミヨちゃんに、鶴瓶さんは『それ以上言うな!』と(笑)。まさに、映画「カモメ食堂」そのもの、といった雰囲気でした!。

松下さんは雨の中、誰とも出会えず30分も歩き続けると、雨があたる店の前の軒下で、雨などお構いなしにビールを飲みながら談笑している、3人の若い女性と出会います。彼女たちはみなアーティストの卵で、ヘルシンキから夏休み中の友達を訪ねて、遊びに来ているとのこと。話を聞くと、一人の彼女は半年前に日本に行ったことがあり、彼女の先生は、松下さんが先に出会ったエリヤさんだと分かり、不思議な出会いに驚かされました。

最後にスタジオでは、エリヤさんが松下さんのために作ってくれた「白紙の本」が、松下さんにプレゼントされました。
『フィンランドの皆さん、お世話になりました。せ~の、Moimoi(またね~!)』。

番組内で紹介された フィンランドの名物など



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 7月27日/8月3日放送 「岐阜県美濃市」(市村正親さん)

今回の旅のゲストは、俳優の市村正親(いちむら まさちか)さんです。 市村さんは、昨年に胃がんの手術をして病気を克服、みごとに復帰を果たしました。早期発見が出来たのは、妻である篠原涼子さんの一言だったとか。ちなみに、ウエディングパークが2015年4月に、映画『夫婦フーフー日記』とのコレボキャンペーンで実施した、「理想の芸能人夫婦1位は? 」の調査で、「市村正親&篠原涼子」夫婦が2位に選ばれました。その市村さんが、鶴瓶さんと一緒に、1300年も昔から和紙産業のまちとして歴史を刻んできた、岐阜県美濃市 を旅します。

まず前編。 平成11年に廃線となり、以後保存されている「旧名鉄美濃駅」で待ち合わせた、鶴瓶さんと市村さん。先に到着した鶴瓶さんは、さっそく旧駅舎でお孫さんを遊ばすご家族と交流しますが、一方の市村さんは、旧駅舎に向かうロケバスの中で、『美濃と言えば、斎藤道三の娘、絶対ノーと言わないのに”濃姫”』、『味噌ラーメンかと思ったら、美濃ラーメンだった!』と、しょーもないダジャレを連発していて、なかなか登場しません。

そんな、ダジャレ・マニア?の市村さんが、『日本の伝統技術である紙すきを体験したい』ことと、『アユが大好きで、6月1日から長良川のアユが解禁になった』ことから、行ったことがない美濃市を、旅の目的地に選びました。
美濃市の「本美濃紙」は、昨年(2014年)11月27日、「石州半紙」(島根県)と、「細川紙」(埼玉県)と共に、『和紙 日本の手漉和紙技術』として、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。全国に100もあると言われる和紙の中でも、この3つの和紙は、世代を超えて伝統的な技が受け継がれ、地域社会のつながりを生んでいることが、評価されたからです。

やっと合流できた二人は、さっそく旧駅舎で出会った町の人から、”紙すき”は「蕨生(わらび)地区」、”鵜飼”は岐阜市か関市の方と教えてもらいました。鶴瓶さんが、”地元で美味しい定食屋”について尋ねると、”とんちゃん”料理が人気の「ニュー柳屋食堂」を紹介してもらいました。するとそこへ、なんとその柳屋のご主人が現れ、一緒に店へ。お店は、ちょうどお昼時で、たいへん繁盛しています。そこで鶴瓶さんと市村さんは、ご主人から店の成りたちやご家族の話を聞きながら、”とんちゃんにピッタリ!?”の女性店員さんに焼いてもらって、とんちゃんとご飯を頬張りました。(鶴瓶さん、失礼!)

食後、鶴瓶さんと市村さんが、町を散策していると、麗しい女性二人に声を掛けられます。話を聞くと、お一人は「ヨシダ印刷」の奥さんで、早くにご主人を亡くし、印刷業をしながら息子二人を育て上げたそうです。ぜんぜんそんな苦労人に見えない、お茶目で可愛らしい奥さんに、鶴瓶さんは一目ぼれしたのか、いろいろとチャチャを入れながら、なんとか家に上がらせてもらおうとします(笑)。

ここでスタジオから、”美濃市の宝”をビデオで紹介。 まず、全国的にも珍しい川(長良川)に立つ灯台「川湊灯台」。江戸時代には、ここから名古屋方面へと、紙や生糸などが運ばれたそうです。
次は、1300年の歴史がある「和紙」。美濃の和紙は全国から注目され、インテリアやドレスなど、様々なものに活用されています。
最後は、毎年4月に町を彩る「花みこし」。江戸時代の雨乞いが起源とされ、和紙の花で飾られた大小30の花みこしが町を練り歩きます。

その後、再び町を歩いていると、二人は「立食い 梅寿司」という看板が気になり、店の中を覗きますが、カギがかかっていて戸は開きません。そこへ偶然、その店の女将さんが現れ、話を聞くと、立って食べるわけではなく、カウンター席しか無いから”立食い”なんだそうです。しかし残念ながら、ご主人が足を悪くして、店は少し前に閉店してしまったとのこと。二人は、店の中に入れてもらい、店の歴史や留守のご主人について、女将さんにしつこく質問しました。

ここで二人は別れ、別行動に。 鶴瓶さんは、和紙を生産している”蕨生(わらび)地区”へ向かいます。すると、家の中を水が流れる「市指定有形民俗文化財 勘兵衛さんの川屋」を見つけ、その母屋を訪ねると、在宅で酸素吸入をしている老人が現れ、昔の紙すきの”ちり取り”の作業小屋とその行程について、教えてくれました。鶴瓶さんが、水に手を入れてもいいかと尋ねると、ご老人はいきなり、顔から酸素吸入器具を引きはがして、鶴瓶さんを案内しに表に出てきてくれました。それを見た鶴瓶さんは、『そんなことして大丈夫なんですか?』と、びっくり仰天してしまいます!。そして鶴瓶さん、水虫だという足を、冷たい水に気持ちよく浸けさせてもらいました(笑)。

一方の市村さんは、古い町並みで「うだつ」を見学していると、和紙を売る「日進堂書店」を見つけ、訪ねます。すると、紙糸で作られた「和紙タオル」を見つけ、市村さんは購入して、さっそく首に巻いて汗を拭いていました。

番組内で紹介された 美濃市の名物など
美濃和紙お風呂用健康タオル

美濃和紙お風呂用健康タオル
価格:1,404円(税込、送料別)

後編では、 市村さんは、地元・川越の雰囲気にも似た、古い町並みを歩きながら、観光案内所「番屋」を見つけ、中に入ってみます。紙すきの体験をしたいと相談すると、電話で午後3時の予約を取ってくれました。また、美濃の歴史に触れられる場所を尋ねると、近くにある、昔の和紙問屋「旧今井家住宅」が美濃史料館となっていて、地元に伝わる伝統芸能「にわか」の説明もあると紹介され、訪ねることにします。

市村さんが「旧今井家住宅」を訪ねると、ちょうどボランティアガイドを終えたばかりの方が事務所に居られて、市村さんのために“一人にわか”を演じてくれることに。「にわか」とは、「落ち」のついた即興の喜劇で、2~3人の役者が登場して、ユーモアたっぷりに物語を展開し、最後に「落ち」がつく寸劇です。
にわかが終わると、演者も囃子方も声を揃えて大声で「エッキョウ」と叫びます。これは終了を示す囃子言葉ですが、「ええ興じゃった」がなまって“エッキョウ”になったとの説もあり、この話を聞いて気に入った市村さんは、ダジャレが冴える度に、「えっきょう!」と叫ぶことに。

一方、鶴瓶さんは、山里を歩いていると、普通の民家の軒先に、小さく「やまぼうし」と書かれた看板が気になり、訪ねてみます。やまぼうしは、ご主人が定年後にコーヒーの趣味を活かして、民家を改装して開いた喫茶店で、地元の方々のサロン(交流の場)としての役割も兼ねています。この日は生憎と休業日でしたが、ご主人が淹れてストックしてあった、美味しいアイスコーヒーを、鶴瓶さんは頂くことができました。

喫茶やまぼうしを出て、町を歩いていた鶴瓶さんは、畑作業をしていた男性に声を掛けます。定年後、趣味で家庭菜園をしているそうですが、本職の農家ほどの面積の畑で、色々な作物を栽培していて、その手がける農作物の数や熱心さに、とても驚かされました。

これから市村さんが「和紙の里」に行くと知った、旧今井家住宅に居たにわかのボランティアガイドの方が、実際に本美濃紙をすいている方を紹介してくれることになり、市村さんは「和紙の里会館」で待ち合わせて、一緒に紙すき工房「美濃竹紙工房」に伺いました。
市村さんが、奥さんが紙をすいている作業を見させてもらっていると、ご主人が現れ、平成19年の春の褒章の授賞式で、お婆さんが市村さんと一緒に受賞式に出ていて、そこでお会いしたとのこと。市村さんはこの時、紫綬褒章を受章したそうですが、「ダジャレ」で受章したわけでは無いそうです(笑)。

蕨生の里では、一般の工房で紙すき体験は出来ないそうですが、特別な計らいで、市村さんは美濃竹紙工房で、紙すき体験をさせてもらうことになりました。紙すきは、厚さを揃えるのが一番難しく、何年修行したベテランでも、「日々精進」なんだそうです。
そのうち、ディサービスから帰ったお婆ちゃんとも出会うことができ、市村さんは、伝統の技を守り続ける家族の思いにふれられ、とても感動しました。

鶴瓶さんが訪ねた畑で、農作業する男性と一緒に居た従兄弟は、農作業は手伝いませんが、畑を荒らす猿を追い払う“猿追い隊”の隊長として、畑を手伝っているそうです。お宅に上がって、スイカを頂いていると、この方の母方の実家(親戚)が、紙すきをしていると教えられ、案内してもらうことに。その紙すき工房に行くと、偶然にもそこは市村さんが訪ねている美濃竹紙工房で、工房の前に市村さんの使っているロケ車が停まっているのを見つけた鶴瓶さんは、一緒にならないようにと、訪問を諦めました。

最後にスタジオでは、市村さんが挑戦した手すきの和紙が届けられ、飾られました。市村さんは、この和紙に『家族みんなで絵を描きたい、え(絵)ーやろ!』(笑)と。鶴瓶さん、『なんで大阪弁やね!』。




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 7月6日/7月13日放送 「長崎県長崎市」(菅田将暉さん)

今回の旅のゲストは、俳優の菅田将暉(すだ まさき)さんです。 菅田さんは、5月30日(土)の午後10時から放送が始まった、NHK土曜ドラマ「ちゃんぽん食べたか」(連続9回)で、初主演しています。
「ちゃんぽん食べたか」は、番組のオープニング曲「Birthday」を作詞・作曲し歌う、さだまさしさんの原作によるドラマです。ちなみに、『鶴瓶の家族に乾杯』は、最初は1995年8月に特別番組『さだ&鶴瓶のぶっつけ本番ふたり旅』として、さださんがメインで、鶴瓶さんは旅のパートナーとして番組がスタートしました。
ドラマは、さだまさしさんの自伝的青春小説が原作で、13歳で故郷・長崎市から上京し、フォークデュオ「グレープ」を結成するまでを描いた内容です。菅田さんは、若き日のさだまさし(本名:佐田雅志)役を演じています。

そんな菅田さんが、ドラマの中で”さのまさし”として、東京には本物のちゃんぽんがない、『わ~ぁ、ちゃんぽん食べたか~』と頻繁に言うものの、その本物の”ちゃんぽん”を食べたことが無いので説得力が無いと、さださんの故郷、長崎県長崎市を、鶴瓶さんと一緒に旅します。

まず前編。 長崎市内の「風頭公園」にある、市内を一望できる展望台で待ち合わせた、菅田さんと鶴瓶さん。 現在、「ちゃんぽん食べたか」で初主演している、”さだまさし”さん原作の、劇中の仮名”さのまさし”を演じる、”すだまさき”さんに(笑)、ドラマの話を聞きます。小野アナウンサーの解説で初めて気が付きましたが、菅田さんは、「ごちそうさん」にも、主人公”西門め以子”(杏さん)の長男”西門泰介”役で、出演していました。
菅田さんは、展望台で長崎の町を眺めながら、今ドラマ撮影で弾き語りを練習中の、さだまさし作詞・作曲の「紫陽花の詩(うた)」の中に出てくる、”蛍茶屋から鳴滝まで”や”中川”を、本当に目の当たりにできて、とても感動していると、”紫陽花の詩”を口ずさんでくれました。
そんな二人に、さださんからビデオメッセージが届きました。さださん曰く、『長崎市民は旅人に親切ですから、どんどん「ちょっと よかですか?」と話しかけてもらえれば、「なんね? よかよ」と教えてくれます。ただし、長崎は品のいい街なので、鶴瓶ちゃん、長崎を荒らさないで下さい!』(笑)。

鶴瓶さんと菅田さんは、蛍茶屋に向かう途中で”ハタ”という看板が気になって、「長崎ハタ資料館」(小川ハタ店)に立寄ります。長崎では”凧”(たこ)のことを”ハタ”と言い、小川ハタ店の手作りの凧は、平成5年に県の伝統工芸品の指定を受けました。ここは、伝統のハタ造りの作業場と展示場が一緒になった”ハタの資料館”で、ハタ作り体験もできるそうです。

路面電車の”蛍茶屋駅”前で車を降りた鶴瓶さんと菅田さんは、長崎街道を歩いていると、たまたま「岡田米穀店」の前で、店のご主人と、その店を手伝う妹さんに出会いました。話を聞くと、ご主人は三男で、長男は店を継がずに人力車を作って曳いていると言います。鶴瓶さんは、その人力車が見たいと、ご主人に電話で長男を呼び出してもらうことに。さらに四男は、俳優の「岡田正」さんと聞き、菅田さんが『えぇぇ!』と驚愕。なんと菅田さん、2014年8月に上演された”NINAGAWA×SHAKESPEARE LEGEND I 『ロミオとジュリエット』(演出:蜷川幸雄)”で、岡田さんと共演しているそうです。こんな偶然があるものかと、菅田さんはスタッフに、『仕込んだでしょう・・・』と疑問の目を投げかけます(笑)。
そこに、隣の畳屋のお爺さん(90歳)が、通りかかりました。耳は遠いですが、頭には真っ黒な毛がフサフサあり、鶴瓶さんは『うそやろ~』と、驚愕(笑)。さらにこのお爺さん、驚くことにバイク(スーパーカブ)に乗って、買い物に出かけて行きました。

そこに、電話で呼び出されて、「長崎人力車 俥屋」を営む長男が、副業の整体師の仕事の合間に来てくれました。事務所には、先に鶴瓶さんが菅田さんに紹介した『長崎ぶらぶら節』の映画ポスターが貼ってあり、映画で吉永小百合さんを乗せた人力車を曳いている俥夫が、なんとこの方だそうです。二人は、お兄さんに案内されて、公民館の車庫を借りて置いてある人力車を見に行くと、鶴瓶さんが人力車に乗り、菅田さんが曳いて、岡田米穀店まで戻ってきました。

ここで早くも、鶴瓶さんと菅田さんは別れ、一人旅になります。鶴瓶さんは、明日が人間ドックのため食事制限され、菅田さん一人で、岡田さんお薦めの「洋々軒」を訪ね、本場長崎の”ちゃんぽん”を頂き、その味とボリュームを堪能しました。

番組内で紹介された 長崎市の名物など

長崎ぶらぶら節

朱美ちゃん後編では、 鶴瓶さんが車で移動していると、「たちつてと焼き」という看板が気になり、車を停めて訪ねてみます。たまたまロケの5月13日は水曜日で定休日でしたが、猫の散歩に出ていた店のご主人と出会い、話を聞くと、巨大な手作りの「あけみちゃん風 招き猫」を、見せてもらうことができました。(笑)

一方の菅田さんは、街で出会った人に『面白いお店とか』を尋ねると、昔からある町の写真屋さん「松島スタジオ」を紹介してもらいまらいました。カメラ好きの菅田さんは、さっそくその写真館を訪ね、2階の撮影スタジオで、4×5インチの大判カメラ”シノゴ”や、”ハッセルブラッド”の二眼レフのカメラ等を見せてもらっていると、店主の松島さんと菅田さんで、証明写真を交代で撮影しあうことに。カメラ好きの菅田さんは、撮影する際の、お客さんに姿勢を正してもらうための指示や、『お撮りしま~す、はい(パシャ)』といった声掛けのタイミングなどを教わり、貴重な体験をさせてもらうことができました。菅田さんが撮った松島さんの写真は、店のショーウィンドウに飾られているようなので、お近くの方はご覧ください!。

鶴瓶さんは、街を散策していると、たまたま珍しい”べっこう”のお店「寺井鼈甲店」を見つけ、覗いてみることに。高度な技術が必要な”櫛”職人だった名工の先代から、末っ子で不器用なのに仕方なく店を引き継いだと、とても控えめなご主人に、十分素敵な新しいデザインのべっ甲作品を見せてもらって、『しゅうちゃん、自信を持てや!』とアドバイスする、鶴瓶さんでした。

住宅街を散策していた菅田さんは、家の塀や門構えに、様々な絵皿を貼り付けたお宅を見つけ、気になって訪ねてみました。この家のご主人は左官職人さんで、その技術で、たまたま家にあった2-3枚の絵皿を貼ったのがきっかけで、その後だんだんと増えて、壁一面に広がってしまったそうです。

鶴瓶さんは、寺井べっ甲店で、今でもべっ甲の櫛を買ってくれている芸者さんの話を聞き、芸子さんに会いたいと、花街の”丸山町”を訪れます。とりあえず、「長崎検番」に話を通す必要があろうと立ち寄ってみると、そこに居た大ベテランの立方の”梅奴姉さん”と、お美しい地方(三味線)の”るり羽さん”らに歓待され、梅奴姉さんの笑いと情のこもった”おもてなし”を受けて、大感激します。

菅田さんは、先にたまたま道で出会った、ラングスのローラーシューズ”フラッシュローラー”で遊んでいた小学生の女の子と再開します。そこで、お兄さんとお母さんと一緒に、お宅を訪ねさせてもらうことに。お兄さんが、菅田さんに自由帳にサインを頼もうとすると、お母さんに『失礼やろ』と叱られます(笑)。居間で子供たちと一緒に宿題を始めた菅田さんは、漢字書取りの宿題を手伝いながら、二人の漢字ドリルの余白スペースに、サインをしてあげました(笑)。
そこに、お兄さんの同級生達が遊びに来たので、菅田さんが『いま学校で流行っていること』を尋ねると、「消しピン」という遊びを教えてもらいました。順番に、自分の消しゴムをデコピンではじきながら、相手の消しゴムを台上から落すという単純な遊びなのですが、手作り加工された”消しピン用の消しゴム”を手にした菅田さんは、小学生たちと一緒に消しピンで勝負をし、みごとに勝利した大人げない菅田さんでした(笑)。




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 6月22日/6月29日放送 「青森県階上町」(キムラ緑子さん)

今回の旅のゲストは、女優のキムラ緑子さんです。キムラ緑子さんは、2013年度下半期のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』に、主人公”西門め以子”(杏さん)のご主人”西門悠太郎”(東出昌大さん)の長姉、”西門(山本)和枝”役で出演していました。め以子に意地悪をする「いけず」な和江を好演し、そのイメージが今でも私の目に焼き付いてしまっていますが、劇団M.O.P.の旗揚げから参加する、ベテラン女優さんです。番組では、いけずではないキムラさんが、鶴瓶さんと一緒に、青森県階上町(はしかみちょう)を旅します。

まず前編。 階上(はしかみ)駅で待ち合わせた、鶴瓶さんとキムラ緑子さん。先に駅に到着して鶴瓶さんを待つキムラさんは、旅が不安で、鶴瓶さんに出会うと、『なんかどうしたら良いのか分からなくて』と、思わず涙します。まったく”和江”さんの雰囲気と違う、キムラさんに・・・、(*_*;
そのキムラさん、『日本の美しい風景が見たい、そして美しい風景のなかで、究極に優しい人に会いたい』と、岩手県との県境、青森県の最東南端に位置する”階上町(はしかみちょう)”を訪れました。

階上駅前で、鶴瓶さんとキムラさんが話していると、ちょうど駅の”しおかぜトイレ”から出てきた、『入院中の兄を見舞いに、里帰りで今しがた駅に着いた』という、年配の姉妹に出会います。お二人は、駅近くの和菓子屋で、兄弟6人で育ったそうです。鶴瓶さんとキムラさんも一緒に、その店を訪ねてみますが、今は廃業していて、家もお菓子を作る機械が残されたまま、空家になっています。

そこで鶴瓶さん、その駅前通りに残っている店が、電気屋さんばかりであることに気が付きます。向いは”クスリとデンキ”、隣は”化粧品と電気”、その向こうは・・・。(私の住んでいる所もそうですが、田舎のシャッター商店街で残っているのは、ほとんどが薬屋と電気屋さんですよ!)。
鶴瓶さんとキムラさんは、一軒の電気屋さんを訪ねてみると、ここにも年配の姉妹がいて、姉の店を、妹が手伝いに来ていました。鶴瓶さんは、4月の終わりというのに焚かれているストーブに、『寒いわ~』と、あたらせてもらいます。町の話を聞くと、『近くに、いちご煮のお祭り会場となる浜があり、白い灯台があってキレイですよ。』と教えてもらいました。そこに、お嫁さんと、”どうぶつ(道仏)小学校”に通う孫の双子の姉妹が、バスケのクラブ活動から帰宅します。鶴瓶さんはボールを借りて、家の前に立てられたバスケットゴールに、華麗?にドリブルシュートを決めました!。

ここでスタジオから、2010年にボランティアで結成された”階上売り込み隊”の皆さんが、階上町をビデオ紹介。最初に全国に”売り込む”のは、800年もの歴史を持ち、豊作を祈る祭り、「えんぶり」。次は、町の至るところに聳える、樹齢千年のイチョウや樹齢850年のトチなど、「階上の巨木」。最後は、巨大な露天掘り石灰石の採取場、「八戸キャニオン」を売り込みました。

鶴瓶さんとキムラさんは、岩手県との境目(キムラさん曰く「中間」)を探しに、「階上灯台」を訪れますが、とてもキレイな景色の場所なのに、観光客は一人も居らず、”青森県最東南端の地”と記された石碑が建つのみです。二人が浜を降りると、立派な昔風の家屋を見つけ、たまたまウニの潜り漁から帰ってきたばかりという、ウェットスーツ姿の漁師さんと出会います。青森県の最東南端の家で、最東南端のイケメンの漁師さんと、最東南端の美人の娘さんに出会い、笑い上戸のキムラさんは、笑いっぱなしです(笑)。
二人は、その漁師さんに案内してもらい、青森県と岩手県の県境を流れる小川を見に行きます。すると、県境石と書かれた標石の横に、破れた、地味な赤い旗が立っているのを見つけたキムラさんは、『新しい旗に換えて!』と笑い転げます。実はこの赤い旗、漁師さん達が、海上から見て漁業権の境を知るために立てられていることを、スタジオの小野アナウンサーが教えてくれました。

二人が岩手県から戻ってくると、野球部の練習帰りの中学1年生、ユウマ君と遭遇します。ユウマ君に、ご家族について話を聞くと、鶴瓶さんとキムラさんは、その大人っぽい話ぶりと、子供っぽい内容のギャップに、思わず笑いが込み上げます。あまりに大人っぽいユウマ君の話しぶりに、鶴瓶さんは逆にとぼけた振りをして、名前を『ユウダイ』と何回も間違えるなど、子供っぽいチャチャを入れて、笑いを取りました(笑)。

番組内で紹介された 階上町の名物など

後編では、 鶴瓶さんとキムラさんは、地元の中学生、ユウマ君に案内してもらい、同級生で野球部の4番バッター、ユウマ君(同名)の家を訪ねます。玄関を開けた先のユウマ君、『あのさ~、今”ツルベ”来てんだけどさぁ、ちょっと来い!』と。それを後で聞いていた、鶴瓶さんとキムラさんは、顔を見合わせ口をあんぐり(笑)。
二人は、二人のユウマ君に案内されて、後のユウマ君のお母さんがやっている食堂、「はまゆう」を訪れます。鶴瓶さんとキムラさんは、お母さんのおすすめで、地元の名物料理「いちご煮」を頂くと、『おいしい!、うまいゎ、これ!』(鶴瓶さん)、『う~ん、美味しい!、海の香りがします。』(キムラさん)。
そろそろ旅も終盤というのに、一人旅が不安なキムラさんは、未だに鶴瓶さんから『意地でも離れない』と言い張ります。鶴瓶さんがトイレに行くと、しばらくしてハタッとしたキムラさんは、『しまった!』と、大慌てで店の外を走り回り、鶴瓶さんを探します。しかし鶴瓶さんは見当たらず、キムラさんは嘆き崩れますが、店に戻るとそこには鶴瓶さんがいて、ほっとしたキムラさんは、目に涙を浮かべます(笑)。

そろそろ、お爺さんがやっている「民宿はまゆう」の観光釣り船が到着する頃と聞き、鶴瓶さんとキムラさんは港に行き、ちょうど帰港したばかりの釣り客に、大漁のクーラーボックスの中を見せてもらいました。すると、1mもあるような大きなタラやアイナメが、たくさん釣れていました。
別れ際に、ユウマ君のお兄さんから、ジャイアンツから貰ったというグローブにサインを頼まれ、鶴瓶さんが先にサインをしてからキムラさんに預けると、キムラさんがサインをしている間に、鶴瓶さんは、キムラさんを一人残して、港から逃走!。

一人旅になった鶴瓶さんは、移動中に車の中から見かけた「左京窯」という看板が気になり、場所が何処かと探していると、たまたま同じく左京窯を探していた人と出会って、二人で左京窯を訪ねます。そこで、素敵なご夫婦と出会い、ご主人が制作する縄文土器を現代風によみがえらせた陶芸作品や、奥さんが制作する縄文土器をモチーフにした現代風アート作品を拝見し、たいへん感心させられました。

一方のキムラさんは、困り果てていると、小学生の女の子達と出会います。女の子たちと一緒に、犬の散歩をしているうちに、何かに導かれるように「左京窯」を訪ねることになり、そこでなんと、鶴瓶さんと再開してしまいます。運命の糸を感じた、キムラさんでした。

鶴瓶さんは、左京窯を後にして、ユウマ君や左京窯のご主人に勧められた「寺下観音」を訪れます。境内でたまたま掃除をしていた、宮司の桑原さんと出会い、鶴瓶さんは神社をお参りをした後、桑原さんがやっている茶屋「東門」(toumon)へ行き、この地域の在来種である「階上早生そば」を頂くことに。
茶屋東門に向かう途中、鶴瓶さんは、駐車場でものすごく本格的なストレッチをしている女性を見かけ、声を掛けると、なんと彼女、『15キロ位しかない』と言う”階上岳”(標高740m)の頂上まで70分で走って行ってきたとのこと。彼女は、100kmものマラソンを走破するというアスリートの「佐々木奈津子」さんで、鶴瓶さんは彼女と一緒に、『宮司が丹精込めて打つ蕎麦』がキャッチコピーという、階上早生そばのザルを頂きました。

一方のキムラさんも、左京窯で一緒になった男性の車に乗せてもらい、階上岳が一望に望める「フォレストピア階上」を訪れ、”La Fata イチオシ!”の山ぶどうジェラートや、早生そばジェラートを頂き、続けて、お蕎麦も頂戴しました。

階上早生そばは、階上町内にある4軒の店でしか食べることができないそうで、偶然にも、そのうちの二軒で時を同じくして、カップルで蕎麦を頂いた、鶴瓶さんとキムラさんでした。



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 6月8日/6月15日放送 「静岡県富士市」(蛭子能収さん)

今回の旅のゲストは、漫画家でタレントの蛭子能収(えびす よしかず)さんです。その他の肩書には、意外な俳優や映画監督と並んで、芸能界きっての”ギャンブラー”というのもあります。その蛭子さんが、寂しい所は嫌いなので、小さくても人が集まる商店街があって、自分の好きな娯楽(パチンコ屋とかマージャン屋など)が整っているか確かめたいと、鶴瓶さんと、静岡県富士市を旅します。富士市には、競艇場は無いんですけどね・・・(笑)。

まず前編。 市内の吉原商店街近くの公園で待ち合わせた、鶴瓶さんと蛭子さん。その撮影を覗いている女性を見つけ、鶴瓶さんが、『久しぶり~、よしみちゃーん』と声を掛けます。もちろん見ず知らずの方ですが、あまりに”天童よしみ”さんい似ていたので(笑)。70年続くお蕎麦屋さんの奥さんで、今は息子さんと二人で営業しているそうです。
話していると、犬の散歩に近所の人達も集まってきました。その一人に、はんこ屋のお嫁さんが居たので、蛭子さんはポケットから壊れて輪ゴムで止めた判子ケースを取りだして、『このハンコは幾らぐらいですか?』と尋ねます。奥さんが答えに困っていると、鶴瓶さんがそのハンコを取り上げて、『700円くらいやね』(笑)。そこにハンコ屋のご主人も登場して、『職人の手彫りで、いい仕事をしてますよ。頼むと2,000円くらいですかね~』と。店には、恥ずかしがって出てこない先代が居ると聞き、鶴瓶さんは店を尋ねようと蛭子さんを誘いますが、蛭子さんは『はんこを買わされるかもしれない・・・』と躊躇(笑)。老舗のはんこ屋「はんの小澤」を訪ねた二人は、判子の手彫りの技術を見せてもらったり、”笑福亭鶴瓶”と篆刻で書いてもらったりして、その技術に感心します。

後日スタジオには、鶴瓶さんと戎子さんに、手彫りの素敵な判子が届けられ、味のある竹の素材と、その工夫された印影に、二人とも大変嬉しがりました。ちなみに鶴瓶さん曰く、蛭子さんは『NHKに来て、その場でギャラを貰って帰れるように、何時もハンコを持ち歩いている』んだそうです。そのままギャンブルに行くんですかね~(笑)。
スタジオに届いた鶴瓶さんと戎子さんの判子の印影左が鶴瓶さんの判子で、鶴瓶さんのメガネの形があしらわれれいます。右の蛭子さんの判子には、名前に子供の”子”の字が入るので、子供が楽しそうにはしゃいでいる様子があしらわれています。


ここでスタジオから、富士市の魅力をビデオで紹介。 まずは、鮮度が命の「しらす」。生シラスの上に、雪に見立てた茹シラスを載せたのが、”生しらす丼 富士山盛り”(850円)。
富士山からの伏流水など水資源が豊富な富士市では、昔から製紙業が発展してきました。中でもトイレットペーパーの生産量は全国一、約3割を占めます。「ホラー小説が印刷されたトイレットペーパー」や、「お腹周りを測ることができる巻尺柄のトイレットペーパー」などもあり、「オリジナル・トイレットペーパー」を自分でデザインすることも出来るそうです。
富士市の子供達が大好きな食べ物は、”がんもどき”を挟んだサンドイッチ「富士がんもいっち」。100年以上も前から、この地域で親しまれてきた”味付けがんも”は、甘い味付けが特徴のスイーツがんもです。

鶴瓶さんと戎子さんは、はんの小澤を出て、先の女性が店を開けてくれたお蕎麦屋さん「岩市」に向かう途中、スナックが入るビルのオーナーという女性と出会います。戎子さんが、『口紅の色が変わっていてキレイ』と話すと、『チューしましょうか?』と迫られ、戎子さんは大そう照れます(笑)。
岩市では、戎子さんは店長おすすめの”天ざる”を、鶴瓶さんは奥さんおすすめの”カレーそば”を頂きながら、息子さんがスノボーのインストラクターを辞めて店を継ぐ決断をした経緯など、話を聞きました。

鶴瓶さんが『この辺に古い喫茶店とかない?純喫茶みたいな』と聞くと、奥さんが近くにある軽食・喫茶の「リリー茶房」まで案内してくれました。とても静かな店内に入ると、鶴瓶さんは戎子さんに、『音楽が流れていないから静かで寛げる』とウンチクを語りますが、常連のお客さんには『何時もはBGMがかかっていますけど、今日はかかっていませんね』と言われ、賑やかな女性の”補佐”さんには『賑やかなオルゴールをかけましょうか?』と言われてしまいます(笑)。鶴瓶さんが、昔通った純喫茶の様子を語っていると、マスターは『若い時はノーパン喫茶ってあってね、行きましたよ』と。『下にガラスが貼ってあって、見えるようになっていて』という説明に、戎子さんは『NHKで大丈夫ですか~』と顔を覆います(笑)。
マスターと女性に、喫茶店をやることになった経緯など話を聞いた後、鶴瓶さんは、一人になるのが嫌な戎子さんを店において、サッと逃げ出してしまいました。戎子さんは、イヤイヤながら一人残り、コーヒー代を払おうとすると、マスターと女性に不要と断られ、『その分、賭け事して勝ってください』と言われてしまいました(笑)。

 

番組内で紹介された 富士市の名物など

後編では、 蛭子さんを置いて逃げた鶴瓶さんは、道端に立つ「東海道吉原宿」という標柱を見つけ、近くにいた女性に尋ねると、旧東海道の道筋を教えてくれました。去年建てたという家を見せてもらいながら話を聞くと、近所にある饅頭店が実家だと聞き、その老舗の和菓子店「きよせ」を訪ねることにします。和菓子屋は、女性の兄夫婦が継いで三代目だそうで、店で一番評判の「宿場小まんじゅう」を勧められ、鶴瓶さんは店内のイスに座って話を聞きながら、饅頭や柏餅を頂きました。

一方、置いてきぼりの蛭子さんは、行く当てもなく弱り果てていると、喫茶リリーに居た女性達から、『トンボヤさんに行ってください』と教えられ、言われるままに行ってみることにします。「トンボヤ洋品店」に入ると、眉毛くっきり、アイシャドーで真っ黒に縁取られた目をした女性店員を見かけ、蛭子さんは『すごい化粧変わってますね』と声を掛けますが、『普通だと思いますけど』と返されてしまいました(笑)。この店員さん、実はこの店の”看板おばさん”として人気の女性で、トンボヤに来るほとんどのお客さんは、『買い物1分、(この女性との)お喋り2時間』が定番で、買い物に来るんだそうです(笑)。

鶴瓶さんは次に、和菓子屋の娘さんが、店のご主人を生まれた時から知っているという、すぐ横の金物屋「内藤金物店」を訪ねます。所狭しと様々な商品が陳列されている中で、鶴瓶さんは、既に生産中止になってしまったというお米を炊く釜や、売れ残って倉庫に山積みになっている「ヤマトの菜入れ」を見せてもらいました。それは、鶴瓶さんの年代であれば誰でも知っている、アルミ製のおかず入れで、鶴瓶さんは大変懐かしがります。(私も小さい時に使ってました・・・)
六代目となる息子夫婦が去年結婚して、店の3階をリノベーションして住んでいると聞き、その住まいを見せてもらうと、たいへん凝ったキッチンを見て、鶴瓶さんも感心します。

洋品店を出て、行きどころのない蛭子さんは、商店街のゴミ拾いをするボランティアの方々に話しかけ、『この辺りで見物のおすすめの場所は?』と尋ねると、吉原宿で古くからある旅籠の「鯛屋旅館<静岡県>」を教えてくれました。
鯛屋旅館を訪ねてみますが、ひと気がせず入りにくいため、蛭子さんは横に併設された蕎麦屋「本手打 鯛屋」に入って、さっきお蕎麦を食べたばかりなのに、また何か食べさせてもらうことで、話しのきっかけをつかむことにします。店に入ると、なんと、先ほどの判子やのご夫婦が、お友達と食事に来ていました。
判子屋のご主人に、旅館の先代を紹介してもらい、蛭子さんが宿の前にあった「次郎長と鉄舟の常宿」という看板について話を聞くと、『呼び捨てにしないで、次郎長さんって言ってたんですよね』と、キツ~ぃお言葉。蕎麦屋は、先代の長男がやっているそうで、蛭子さんは長男さんがバツイチであると聞くと、蕎麦を食べる箸を止めて、バツイチになった理由やら、再婚の予定など、しつこくバツイチの話を深掘りします。その映像をスタジオで見ていた鶴瓶さんは、『その話はもうえぇから、はよう蕎麦食えや、のびるやろ!』と叱ります(笑)。蛭子さんが、温かいお蕎麦と注文して出されたのは、ご主人自慢の”蕎麦のチャーシュー麺”だそうです。『昼に、これに似たようなものを食べたんだけど、蕎麦もダシも美味しい』と、既に昼に何を食べたか忘れてしまった蛭子さんですが、バツイチのことだけはしつこく覚えていて、再びその質問を繰り返します(笑)。

つけナポリタン鶴瓶さんは、和菓子屋さんに来ていたお客さんに教えてもらった、地元発祥という名物料理「つけナポリタン」を味わうために、つけナポリタン元祖の喫茶店、「アドニス」を訪ねます。
そこで、鶴瓶さんは先ほど道で握手を交わした男性と再開します。彼は、ここがつけナポリタンの有名店なので、鶴瓶さんが必ず来るだろうと予想して、彼女と二人で待ち伏せしていたそうですが、鶴瓶さんが来るのを待ちきれず、彼女は先に帰ってしまったとのこと。彼女とは結婚する予定だが、まだ話していないと聞き、鶴瓶さんは『俺が電話してやる』と、彼女を呼び出すことにします。
鶴瓶さんがつけナポリタンを頂いているところに、彼女が到着し、とぼけながら彼女にも結婚の意志があることを確認した鶴瓶さんは、彼に、プロポーズするよう促します。鶴瓶さんは、二人の真ん中で、つけナポリタンをズルズルと食べながら、二人の結婚の確認作業を、仲人として見守りました(笑)。

一方、再び当てのない蛭子さんは、鯛屋のご主人に、『お勧めの場所で、やさしい方が居るところがいいです』と聞き、教えてもらった文房具屋さん「紙内田」さんを訪ねます。店では、せっかくだから何か書いてもらおうと色紙を出され、蛭子さんは、女性店員さんの似顔絵を描いてあげました。


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 5月25日/6月1日放送 「高知県南国市」(室井滋さん)

今回の旅のゲストは、女優の室井滋さんです。室井さんは、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」で、ヒロインである安東はな(村岡花子)の母親役・安東ふじを演じました。室井さんは、産業で発展した町ではなく、昔ながら雰囲気を楽しみたいと、鶴瓶さんと高知県の南国市を旅します。鶴瓶さんは「なんこく」と思っていたのに、多くの市民は「なんごく」だと主張します。NHKのスタッフが調べたところ、昭和34年に5町村が合併して市制施行する際に、濁ると”じごく”とか”かんごく”とかイメージが良くないという理由で、正式には「なんこくし」と決められたそうです。

まず前編。 海岸で鶴瓶さんと待ち合わせた室井さん、海辺を散歩する女性二入に、『名産は何?』と尋ねると、『名産は無い』と。『商店街は?』と聞くと、やはり答えは『無い』。『食堂は?』、『無い』。『魚屋さんはあるでしょう?』、『無い』・・・。その後、海岸で出会った男性たち全員が、口をそろえたように『なにもない町』と言います。
鶴瓶さんが、室井さんに南国市を選んだ理由を聞くと、室井さんは『昔がそのまま残っているところだから、”カッパ伝説”とかさ、あるんじゃないかなと思って』と。鶴瓶さんは馬鹿にしたように、たまたま出会った住民に『カッパ伝説なんて、そんなの無いですよね?』と尋ねると、なんと『昔、子供の頃に聞いたことがあります』と(驚)。この辺りでは、河童のことを”エンコウ”と呼び、後川の橋のたもとには”エンコウ像”があって、毎年6月の第一土曜日に、水難事故等がないようにと、「エンコウ祭り」が行われます。しかし、市民の認識は、『本当にカッパがいるわけないですけどね・・・』。

エンコウ像

ここでスタジオから、地元民が”なんこく”作文で、南国市の魅力をビデオで紹介。
最初は、”なん”て楽しい「エンコウ祭り」。水難事故防止を願い、菖蒲で飾った棚に、エンコウ様の大好きなキュウリをお供えします。江戸時代から続く、子供たちが主役のお祭りです。
次は、”こ”りこりシャキシャキがくせになる「四方竹」。切った断面が四角い、珍しい筍で、山間の白木谷地区が産地です。旬は10月という、全国的にも希少な筍ですが、最近では新しい保存技術が開発されて、秋にしか楽しめなかった味を、一年中味わえるようになりました。
最後は、”く”わの川の「鳥居杉」。鳥居の様に見える樹齢300年の杉の木は、県の天然記念物で、その形から”縁結びのご利益がある”と言われています。

二人は、”なにもない町”と言われて、落ち込んだ気持ちのまま後免(ごめん)の中心街に向かうと、シャッター商店街で営業を続ける「まるいストアー」の店先で、美味しそうな「おでん」(1本95円)を見つけ、頂きました。鶴瓶さんは、『ダシが旨いわ~』と。

さらに、後免の商店街を歩いていると、”龍馬が愛したケンカシャモ鍋”や”シャモ肉販売を始めました”という看板を見つけて、建物の中に入ってみます。すると、シャモ鍋で町おこしに取り組んでいる「企業組合 ごめんシャモ研究会」の事務局の女性と出会い、シャモを飼っている養鶏場に連れて行ってもらえることに。鶴瓶さんは、最初は室井さんの”泥船”に乗ってしまったと落ち込んでいましたが、どうやら明るい兆しが!。ちなみに、「龍馬が愛した土佐の味 シャモ鍋」は、埼玉県和光市で2010年に開催された「第6回 彩の国鍋合戦」(現:ニッポン全国鍋グランプリ)で、グランプリを受賞した、第六代鍋奉行です。

シャモの養鶏場では、ごめんシャモ研究会の会長が、『お酒飲み行く前に、シャモの生卵を呑めば、いくらでも(酒が)飲める』と言います。すると、ベンさんがシャモの卵を採ってくれて、室井さんは、その場で生卵を割って丸呑みします!。『味が濃い~!』。

研究会理事のべんさん(宗我部さん)のお店「居酒屋 べんべん」で、鶴瓶さんと室井さんのためにシャモ鍋を用意してくれることになり、その準備が整う間に、二人は事務局の女性に案内してもらい、室井さんがお目当ての”フルーツトマト”を見学しに、「西島園芸団地」に向かいます。そこで、「西島プレミアムトマト」を試食させてもらうと、少し塩気があり、味がしっかりしたトマトに、室井さんは手がとまりません。トマトのハウスを見せてもらっていると、隣にはイチゴやメロン、スイカ、マンゴーのハウスがあると聞き、室井さんは今度は足がとまりません。鶴瓶さんと室井さんは、イチゴのハウスでイチゴ狩りに熱中しながら、番組の趣旨を忘れて、『あかんわ、この場から出られへんわ~』と(笑)。
最初に海辺で出会った人たちの、”なにもない町”ということが、まったく嘘だったような、”食べ歩きの旅番組”のような前編の出来事でした。

番組内で紹介された 南国市の名物など

後編では、 まずスタジオで、前編の内容を振り返るとともに、小野アナウンサーが、後免の町を散策した二人が全く気が付かなかった、商店街のあちこにち建つアンパンマン等の石造を、紹介してくれました。後免は、アンパンマンの作者「やなせたかし」さんが、少年時代を過ごした町だそうです。2009年に、元気をなくした御免町商店街を活気づけようと、”アンパンマン”や”ばいきんまん”など7体の石像を商店街に配置して、「やなせたかしロード」と命名されました。

鶴瓶さんは、町を歩いていると、後免駅前のベンチで、まったり(ぐったり?)している高校生カップルを見かけ、横に座り込みます。鶴瓶さんは、馴れ初めや、アツアツぶりの話を聞きながら、甘酸っぱさに酔いしれます。見せつけられた鶴瓶さん、前のゲストに代わって、『新婚さんいらっしゃい!じゃ~』と。
次に鶴瓶さんは、高校生カップルの後ろにいた、20歳の男性3人組に声を掛けます。彼らは専門学校の同級生で、卒業して東京に就職する仲間を見送りに行ってきた帰りだそうです。これからの進路などについて、話を聞きました。

一方の室井さんは、相変わらずまだ「西島園芸団地」に居て、メロンとスイカのハウスを案内してもらい、テラスでそれらを『おいしい~』と頂きました。その映像をスタジオで見た鶴瓶さんは、『食うてばっかり、何をしてるねん!』と(イラ)。

メロンとスイカを食べ終わった室井さんは、次は念願の地元の逸品「シャモ」をいただくことに。鶴瓶さんより一足先に研究会理事のべんさん(宗我部さん)のお店、「居酒屋 べんべん」を訪ねた室井さんは、鶴瓶さんの到着を待たずして、先にシャモ鍋をご馳走になった上に、生ビールで乾杯!。そこに鶴瓶さんも合流し、番組の目的を忘れた室井さんを、鶴瓶さんは指摘します。二人は、シャモ鍋の〆に、2014年の「土佐の食1グランプリ」で2位になった「ケンカ軍鶏ラーメン」を頂くと、お腹いっぱいになった室井さんは、その場で紹介された南国市のもう一つの名物、特別天然記念物の「オナガドリ」を見に行くように鶴瓶さんに諭されて、先に席を立ちました(笑)。鶴瓶さんは、べんさんのご家族に集まって頂いて、家族で店の内装工事をしたり、食材を栽培したり、独自に料理を研究している話し等を聞きました。

室井さんは、世界一というオナガドリを見に、「長尾鶏センター」を訪ねました。なんとオナガドリは、細長い”箪笥”の様な箱(止箱(とめばこ)と言うそうです)の中に、一羽ずつ入れられて、育てられていました。それを見た室井さんは、とても驚かされます。ここのオナガドリの尾の長さは世界一で、ギネスブックにも登録されているそうです。

ここでスタジオでは、2015年4月4~5日に開催された、「土佐の食1グランプリ」で、べんべんで紹介されたシャモ肉を使ったコロッケ、「軍鶏ッケ」(シャモッケ)が、優勝したことが報告されました。そこに、軍鶏ッケを開発した、高知農業高校畜産科の先生とごめんシャモ研究会のメンバーが、「軍鶏ッケ」を持って登場!。なんと、そこに来てくれた高地農業高校の萩原先生は、先の高校生カップルの彼女の担任だそうで、鶴瓶さんも会場中も『えぇぇぇ~!』(驚)。先生も、この日のスタジオ収録で、初めて彼女が撮影されていたことを知ったそうです。

鶴瓶さんは、町中でお弁当屋さんの店先から、女性二人に声を掛けられ、上がり込みます。お二人は「花友」だそうで、店に飾られた鉢などは、山野草の観察のためだそうです。そこで女性が、『これが、牧野富太郎先生がとても愛した花で、牧野植物園のロゴマークにもなっている、”バイカオウレン”(梅花黄蓮)です』と、小さな鉢を見せてくれましたが、マキノトミタロウ先生を全く知らない鶴瓶さんは、『マキノ植物園って、この近くなん?』と答えてしまいます。すると女性は、『情けないに~』、『天下のマキノトミタロウさんを・・・』、『勉強不足だわ』と、とても残念がられます。『ひどいわ』とまで言われた鶴瓶さんは、『なんでそんなん言われなあかんの』と、しつこく責められ、逆に悔しがります。NHKのスタッフも、その名を知らなかったことから、鶴瓶さんは逆にスタッフを責めることに(笑)。

室井さんは、後免でいろんな物に出会えて、とても楽しかったことを、『なにも無い』と話した最初に出会って男性たちに伝えたいと、高木さん家を探すことに。無人販売所で、朝から売れ残ったトマトと大根を買おうと、室井さんがカバンから出した財布は、なんと”ビニール袋”(ポリ袋)で、それを見た鶴瓶さんは、思わず『完全におばちゃんや!』(笑)。
最後にスタジオで室井さんは、『ほんとうに食べてばかりで、済みませんでした。今日、番組を理解できたので、次はもっと上手くやりますから!』と(笑)。

 


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 5月11日/5月18日放送 「神奈川県箱根町」(桂文枝さん)

今回の旅のゲストは、落語家の桂文枝師匠(以下、文枝さん)です。『桂文枝』は上方落語の名跡で、当代で6代目になり、前名は桂三枝さんです。2012年7月に襲名しました。桂文枝さんは、若いころから、タレントや『新婚さんいらっしゃい!』等のテレビやラジオ番組の司会者で活躍し、そのタレント性を活かした創作落語の先駆者です。また、上方落語協会の会長を務める多忙の傍ら、落語界きっての多趣味な方です。現在、NHKで毎週日曜の朝5時15分から放送の『演芸図鑑』で、ナビゲーターを務めています。その桂文枝師匠が、上方落語協会副会長で、やはり上方落語の名跡である『笑福亭鶴瓶』師匠(鶴瓶さん)と、神奈川県箱根町を旅します。まさに、ビッグコラボレーションです!

鶴瓶さんの番組ならと、出演を了解した文枝さん。場所は何処がいいか聞かれ、番組の内容を知らなかった文枝さんは、『鶴瓶さんと、ゆっくり温泉に入ったり、おいしい物を食べながら、のんびり話しが出来るだろう』と、「箱根」を旅することにしました。もちろん、そんな「のんびり・ゆったり」の旅になる分けもなく、むしろ賑やかな旅になることでしょう!(笑)。

まず前編。 芦ノ湖の湖畔で鶴瓶さんを待つ文枝さん。日向のベンチで、気持ち良く熟睡する4匹の猫が気になり近づいてみると、猫の首には「営業部長」や「営業副部長」、「宣伝部長」といったプレートが掛けられています。しかし、どの部長も副部長も、文枝さんが覗き込んでもピクリともせず、横柄に熟睡したまま・・・。近くに居た、貸ボート屋「吉田ボート」のおじさんを呼んで聞くと、『お客さんが居ないから寝ていて、お客さんが来たら動き出す』とのこと(笑)。
そこに鶴瓶さんが、『わぉ!』っと登場です。二人は、吉田ボート店で一台のスワンボートを借りて、芦ノ湖に出てみました。

ボートから岸に上がった二人は、旅行で箱根を訪れていた家族と出会い、ベンチに座って話を聞きました。吹奏楽部が有名な市立柏(イチカシ)高校を卒業する姉と、中学を卒業してイチカシに入学する妹の卒業記念と、お爺さんの80歳の記念で、千葉から箱根に旅行に来たそうです。文枝さんは、娘さんたちの今後の恋愛を、えらくいい加減に予言して、笑いを取ります。

ここでスタジオから、六代目「桂文枝」名跡にちなんで、箱根の”六代目”を、ビデオで紹介。
まず、「箱根海賊船」の”ロワイヤル2”号は、1964年就航の初代パイオニア号から数えて六代目になります。年間乗客数は180万人、分枝さんに負けず劣らず”波に乗りまくっています”とのこと。
箱根園水族館」のケープペンギン”輪太郎”は、この水族館で繁殖された六代目です。
最後は、「ノザキツイスト」と呼ばれるカリスマテクニックを操る釣り名人の野崎さん。野崎さんは、「箱根町消防団」の六代目団長さんです。

鶴瓶さんと文枝さんは、箱根町をドライブしていると、「元祖 公時山きんときやままんじゅう」の看板につられて、「箱根松月堂菓子舗」で車を降ります。しかし、たまたまロケ日は定休日が多い水曜日で、どこの店もシャッターが下りていて、目当ての土産物に辿り着けません。
すると、ハム・ソーセージの「腸詰屋」の店先で、上品そうな女性を見かけ、話しかけます。すると、女性は近くの「仙石原温泉 仙郷楼」の女将さんとのことで、二人はその旅館を訪ねることにします。

しかし、自分から『寄らせてもらいますわ』と言った文枝さんは、どうせ小さな民宿みたいな所だろうと、わざわざ車で移動するのが億劫になり、『眠とうなってきた』と・・・。ところが、旅館についてみてびっくり!。明治3年創業の旅館「仙石原温泉 仙郷楼」は、庭も建物も大変立派で、有名人も数多くお忍びで訪れる、箱根随一と思われるほどの老舗旅館でした。92歳の先代女将を含め、仙郷楼を営む大勢の家族に登場いただき、二人は話を聞きました。

一人旅になった文枝さんは、観光名所の大涌谷で、大勢の観光客に囲まれながら、名物「黒たまご」を探します。(この番組は3月18日に撮影したもので、現在この区域は立ち入りが規制されています。)
ようやく、大涌谷観光センターで名物「黒たまご」(5個入り500円)を、”1万円札”を出して買った文枝さんは、店のカウンターで早速いただくことに。上手に殻をむいて、お腹が空いたと、黒たまごを口一杯に頬張った分枝さんは、むせながら、『普通のゆで卵と変わりないです』(笑)。

一方の鶴瓶さんは、箱根で観光業とは無縁の生活をしている人に出会いたいと、住宅街へ。すると、たまたま庭先にいた、82歳にして現役の庭師という男性に出会います。若いころをチェーンをポケットに入れ、今は毎晩4合瓶の焼酎を空けると豪語する植木屋さんは、自宅の庭には一本の木も植えず、自慢の「ヒメシャガ」も切ってしまったという話で、二人は盛り上がりました。

番組内で紹介された 箱根町の名物など

後編では、 文枝さんは、下山の際にロープウェイで同乗した若い女性2人を誘って、強羅の蕎麦屋に向かうことに。途中、温泉の井戸を点検している作業現場を覗かせてもらっていると、大涌谷で出会った9人で九州から卒業旅行に来ている女子大生たちと再会し、『今からとんぼ玉を作りに行く』と聞き、文枝さんも昼を食べてから向かうことにします。

一方の鶴瓶さんは、住宅街を抜けて工業団地に出てしまいますが、そこで勝俣組の社員さんから、『足湯どうですか?』と声を掛けられました。この会社には、社屋の脇に露天の足湯が建てられていて、若手から年配まで6人の社員さんと一緒に足湯に浸かり、会社の話などを聞くうちに、熱い足湯で誰が一番早くギブアップするか、我慢大会になってしまいました。
さすがに止めようという話になった時に、たまたま玄関から出てきた常務を見かけ、鶴瓶さんは再度、常務と一緒に足湯に浸かることに。常務の奥さんは、足湯からも見える、向かいの箱根町総合保健福祉センター さくら館にあるともしびショップ「ファースト」で働いているそうです。ちょうどそこに、今からさくら館の温水プールに泳ぎに行くという、とてもかわいらしい少女に出会い、鶴瓶さんは常務と一緒に、その施設を訪ねることにします。

文枝さんは、若い女性二人と一緒に、強羅公園にある箱根クラフトハウスを訪ねますが、本日の「とんぼ玉体験」の受付は終了してしまったとのこと。文枝さんは、体験作りには参加できませんが、先ほどの女子大生たちがとんぼ玉作りを体験しているところを見学させてもらいました。

鶴瓶さんが訪ねた、さくら館にある「ファースト」は、障がいのある人と地域の人とが協力しあって働いているお店です。そこで働いている常務の奥さんと店長さんに、施設の話を聞いた後、鶴瓶さんは温泉プールを見学させてもらい、泳ぎに来ていた小学五年の同級生という女の子4人に、将来の夢など話を聞きました。


  名工金指作 無垢茶筒

文枝さんは、箱根寄木細工の里「畑宿」に移動すると、”天下の剣 箱根旧街道”の案内看板が掛けられた「金指ウッドクラフト」を見つけ、店の中に入ってみます。金指ウッドクラフトの寄木細工は、寄木をカンナで薄く削って製品に貼り付けた”貼りの寄木細工”ではなく、寄木ブロックをくり抜いて立体製品にしている”無垢の寄木細工”で、その技法を確立したのが、店番をしていた方のお父さんだそうです。この日は生憎と出張していて留守で、文枝さんは電話でお父さんに話を聞きました。無垢の寄木細工に感動した文枝さんは、りんごの形をした寄木の器を買うことにして、お父さんに電話で、『今から息子さんに電話を代わりますんで、「1割くらいまけたれや」てなこと言うていただいたら・・・』と(笑)。なお、金指ウッドクラフトでは毎年、箱根駅伝往路優勝トロフィーを制作しているそうです。

鶴瓶さんは、山を下った大平台で、お店と見間違ってステキな一軒のお宅を訪ねます。そこで、親子3世代で暮らすご家族に出会い、話を聞きます。イングリッシュガーデン作りにチャレンジ中という娘さんは、『とりあえず煉瓦と芝生を買って並べてみたが、ダメだったら業者に泣きつきます』と(笑)。

文枝さんは、職人さんに話を聞きたいと、金指クラフトの向かいに住む、元寄木細工職人のお宅を訪ねます。92歳という元職人のお爺さんが、『寄木細工は幾何学を発展させたもので、三角形の60度を組み合わせて・・・』と数字を列挙して説明してくれる話に、文枝さんは付いていけません(笑)。しかし、『以前はニカワで接着していたが、”ポンド”が開発されて・・・』という話には、『ボンドじゃなくて”ポンド”?』とツッコミができ、人心地。最後に、お父さんが作った作品が見たいと奥さんにお願いすると、家の中から「紗綾型」(さやがた)の”からくり箪笥”を出してきて見せてくれました。スタジオでも、どうやって木を組み合わせたら紗綾型を作ることができるのか、相変わらずチンプンカンプンの文枝さんでした(笑)。


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 4月13日/4月20日放送 「沖縄県北中城村」(鈴木亮平さん)

今回の旅のゲストは、俳優の鈴木亮平さんです。鈴木さんは、先のNHK連続テレビ小説『花子とアン』に、主人公”村岡花子”(吉高由里子さん)の夫”村岡英治”役で出演していました。
沖縄県北中城村(きたなかぐすくそん)は、那覇空港から北へ車で40分ほど、人口1万7千人の村です。温暖な気候を活かして、パッションフルーツやランなどの花きも栽培されています。2000年11月に、中城村とにまたがる「中城城跡」が、琉球王国のグスク及び関連遺産群として ”世界遺産”に指定されました。
『沖縄を訪れたのは8年ぶり』という鈴木さん、実は、8年前は空港で乗り換えただけでした(笑)。世界遺産が大好きな鈴木さんは、せっかくなら世界遺産のある場所に行きたいと、沖縄県北中城村を、鶴瓶さんと二人で旅をします。鈴木さんは、合格率20%という難関の「世界遺産検定 1級」を取得しています。

まず前編。 大城(おおくすく)地区の、「美しい日本の歩きたくなるみち500選 散歩道」で、鶴瓶さんと待ち合わせた鈴木さん。鶴瓶さんは、不動産屋を訪ねたいと言います。理由は、『沖縄の古い屋敷が空いていないか友達に頼まれてんのや』と。それを聞いた鈴木さんは、『友達の頼まれごとをやる番組?』(笑)。一方の鈴木さんは、『沖縄っぽくない沖縄を発見したい』そうで、例えばさっき見かけた札幌スープカレーの看板の店がめちゃくちゃ気になるので訪ねてみたいとのこと(笑)。

歩き出した二人は、公園に立つ三体のアルパカを模したらしいオブジェを見つけ、『沖縄にアルパカです!』よと、さっそく”沖縄っぽくない物”を見つけます。鶴瓶さんが、公園の手入れをしていたおじさんに何か尋ねると、大学生が作った作品で、子供が乗ることのできる羊であろうとのこと。鈴木さんが、道に花が沢山あることを尋ねると、自治会ならぬ「大城花咲爺会」(ジジ会)というのがあって、道端に花を植えたり掃除をしたりしているそうです。公園の真ん中には、一個のサッカーボールが転がっていますが、誰かが忘れて行ったわけではなく、夕方になると子供たちが集まってきてサッカーをするのに、置いてあるのだそうです。鶴瓶さん曰く、『都会ではボール遊びすんなと書いてある』ことと比べると、何と平和な場所でしょう!。しかし鈴木さんが、公園に「ハブに注意」と書かれた看板があるのを見つけ、『めちゃくちゃ危険』と大笑い。鶴瓶さんが、この辺に空家がないか尋ねると、国の重要文化財の「中村家住宅」があると教えてくれました(笑)。スタジオの小野さんによると、公園にあったオブジェは、アルパカでも羊でもなく、ヤギだったそうです(笑)。

鈴木さんは、世界遺産には登録されていないが、自分が素晴らしいと思う場所を、「鈴木遺産」というリストに登録しているそうです(笑)。そこで地元の人たちが、鈴木遺産にどうかな?という地域の宝を、ビデオで紹介してくれました。
まず最初は、海辺一面に緑に広がった、沖縄を代表する海藻「アーサ」です。北中城村は、県内の6割もの収穫量を誇る一大生産地です。色鮮やかで、肉厚なのが特徴。ミネラルが豊富で爽やかな風味、どんな料理にも合う人気の食材です。畑にある宝は、冬(1月~3月)に咲く「ひまわり」です。休耕田に植えられた40万本ものひまわりを観に、8万人の観光客が訪れるそうです。そして、地下水路が豊富な北中城村には、「カー」や「ガー」と呼ばれる井戸が点在し、50年前まで生活用水として使われていたそうで、今でも正月には水の恵みに感謝する「カー拝み」と呼ばれる風習が残っており、「平成の名水百選」に選ばれています。

鶴瓶さんと鈴木さんは、お爺さんに教えられた「中村家住宅」に向かうことにします。途中、修理工場「タマキオート」の店先に居た奥さんに、中村家と中城城(なかぐすくじょう)の場所を尋ねると、家の2階から中城城の城壁が見えるとのことで、二人は2階に上がらせてもらいます。2階のベランダから、大きな城壁を眺めた鈴木さんは、『世界遺産が見える家だ~』と感動します。そこで鈴木さんは、『中城城は護佐丸(ごさまる)の居城で、王様のために尽くしていたが、阿麻和利(あまわり)から謀反の調略を諮られてしまい、王様の官軍を率いた阿麻和利に攻められることに。しかし護佐丸は、王様の軍とは戦えないと、自害してしまった。』という歴史を話すと、それを聞いた鶴瓶さんは、『いい話やな~』と感動します。しかし、実はこの家の奥さん、以前に10年間も中村家で働いていて、とても詳しく中城城の歴史を知っている方で、ウンチクを語ってしまった鈴木さんは、それを聞いて思わず赤面してしまいます(笑)。

二人が中村家住宅を訪れると、入口に「花咲爺さん」の記事が貼られていました。それを読んだ鶴瓶さんは、観光案内の職員さんに、ジジ会のまとめ役をしている外間さんの家を尋ねると、二人が中村家住宅を見学している間に、電話して居場所を探してくれることに。その間に二人は、中村家住宅を見学しながら、他の観光客の人達と、交流を重ねました。

ここで二人は別れ、鶴瓶さんは、外間さんの家を訪ねます。そこで外間さんに、道端には花が沢山植えられ、道にゴミ一つ落ちていないくらい、地域を綺麗にする活動をしている、大城花咲爺会の話を聞きました。外間さん曰く、「右手にスコップ、左手に缶ビール」というスタイルで、現在20名が活動しているとのことです。この活動から発展して、今では地域全体を美術館と見立てて、あちらこちらの路地に、大城応援団の人達から寄贈された作品を展示する、「スージグヮー(路地)美術館」を開催しているとのことです。鶴瓶さんが、『花咲婆さんは居ないのか?』と尋ねると、『他の地区には居るが、ここでは男の居場所づくりでやっていて、花咲か婆さんが入ると、我々の和が乱れてしまう』という外間さんの話を聞いて、鶴瓶さんは大笑いします!。

一方、鈴木さんは、世界遺産の「中城城址」を訪れました。入口で、若いご夫婦の観光客に話しかけると、奥さんが鈴木さんの大ファンとのことで、二人は顔ハメ看板で写真撮影をすることに(笑)。城内では、シカゴから来たという外国人の家族に、とても流暢な英語で話しかけます。実は鈴木さん、兵庫県立芦屋南高等学校(現、兵庫県立国際高等学校)から東京外国語大学(英語専攻)を卒業した、英検1級のバイリンガルでした!。その後、鈴木さんは神聖な魂を感じながら、世界遺産を独り占めの状態で見学して歩きます。中城城の城壁から、眼下に広がる海辺を眺めた景色は、まさに絶景でした。

鶴瓶さんは、シーサー作りにチャレンジしたいと話すと、外間さんが知り合いの陶芸家を紹介してくれることになり、その新垣さんの工房へ案内してもらいました。早い人なら2~3時間で作れるという、作りかけの大きなシーサーを見て、鶴瓶さんは早々に『あきらめます・・・』と。新垣さんは、大城花咲爺会の発案者でもあり、女性は生涯仕事があるが、定年後にすることが無くなってしまう男性だけを集めて、週の2~3日を地域の美化のために活動したいと、ジジ会を始めたそうです。

番組内で紹介された 沖縄県北中城村の名物など

後編では、鈴木さんは、旅の当初から気になっていた看板「札幌スープカレー」の店(ア・ダニアンカフェ/A Danian Cafe)を訪ねますが、店はお客さんで混み合っていて、1食分を鈴木さんのために残しておくので、4時半にまた来て欲しいとのこと。そこで、もう一つの関心事、「アーサ」を見学しに、漁港を訪ねることにします。

一方の鶴瓶さんは、車で移動中に「女性長寿日本一の村」という看板を見つけ、その饅頭店「城まんじゅう」を訪ねてみることに。”アーサの饅頭”(1個120円)を食べさせてもらった鶴瓶さんは、『あっさりしていて美味しい』と、空きっ腹に火がついてしまい、次は”アーサいなり”(1個100円)と、”北中からあげ チキン”(300円/200g)まで買い食いしていました。

漁港で組合長さんに出会った鈴木さんは、今日の収穫作業は終わってしまったが、工場で採ってきたアーサを加工しているところを見せてもらうことに。工場には、なんと20~30台もの洗濯機が並んでいて、それでアーサを絞っているそうです(驚)。事務所では、加工販売しているアーサのスープを、試食させてもらいました。この工場長さん、68歳にしてとてもエネルギッシュな方です。空手の道場もやっていて、50人ものお弟子さんがいるそうです。よくよく話を聞くと、5人の女の子の他に、最後に生まれた男の子も1人いて、計6人の子持ちだそうです。沖縄では、長男から長男に家督を継ぐ風習があり、奥さんが『男子が居ないでどうするんだ』と周囲から言われ、小柄な身体で頑張ったとのこと。組合長さん曰く、『アーサスープのおかげです』(笑)。

鶴瓶さんは、「城まんじゅう」店で教えてもらった、長寿日本一の”美寿(ミス)きたなかぐすく”の女性に会いたいと、役場を訪ねます。すると、訪問可能か問い合わせてくれるそうで、表で返事を待っていると、たまたまロケの日(2月16日)が母創日(ぼそうじつ)で、婚姻届を出して来たばかりというカップルに、写真を撮って欲しいと声を掛けられました。話を聞くと、二人は北海道出身で、沖縄の病院に転勤になったご主人を、看護師の奥さんが追いかけてきたそうです。アパートを借りて暮らしているとのことで、鶴瓶さんは、そのアパートを訪ねることにします。二人は鶴瓶さんより先に、速攻で帰宅して慌てて片付けながら、『変なところは映さないで』と、鶴瓶さんを迎え入れてくれました(笑)。中は、アパートと言いながら、ペントハウスもある素敵な部屋でした。

鈴木さんは、再び札幌スープカレーの店「ア・ダニアンカフェ/A Danian Cafe」を訪れ、取っておいてもらったスープカレーを頂きながら、札幌出身のご夫婦が沖縄で店を開いた経緯など、いろいろ話を聞きました。

鶴瓶さんは、2015年の「美寿さらばんじ」に選ばれた比嘉さん(89歳)に、公園で会うことができました。北中城村では、厚生労働省の調査で平成17年度の女性の平均寿命(89.3歳)が日本一となったことを全国にPRしようと、80歳以上のミスコンテスト「美寿(ミス)きたなかぐすく」を、毎年開催しています。美寿(ミス)には毎年、「美寿がんじゅ」(元気)、「美寿さらばんじ」(真っ盛り)、「美寿ちむじゅらさ」(清き心)という3名が、選出されます。鶴瓶さんは、たまたま公園にいた中学生達と一緒に、比嘉さんに戦争の話などを聞きました。ミスと別れた後、鶴瓶さんは、空手着を着てロードバイクに跨った少年を見つけると、空手の形を披露してもらいました。今後は空手をやめて自転車に打ち込みたいと話す少年に、鶴瓶さんは、『空手も続けてくれよ』と。

鈴木さんは最後に、熱田地区の公民館で遊ぶ子供達を見かけ、声を掛けました。子供達に、熱田の好きな所を尋ねると、『公民館しかない』そうです(笑)。将来なりたい職業を聞くと、皆がプロ野球選手と答える中で、一人の少年が『三線でもいい』と。他の子が、『三線を取ってこいよ』と言うと、鈴木さんもぜひ聞きたいと、皆で一緒に少年の家に三線を取りに行きました。三線を持って、全員で再び公民館に戻ると、少年の上手な三線を聞かせてもらいました。鈴木さんが、『ビギンみたいだ』と褒めると、少年は『よく言われる』と(笑)


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 3月30日/4月6日放送 「石川県輪島市門前町」(常盤貴子さん)

今回の旅のゲストは、女優の常盤貴子さんです。常盤貴子さんは、新しくスタートしたNHK連想テレビ小説『まれ』に、主人公の”希(まれ)”の母親”津村藍子”役で出演しています。連続テレビ小説「まれ」のロケ地でもある石川県輪島市門前町を、鶴瓶さんと二人で旅をします。

まず前編。 石川県能登半島の奥能登に位置する門前町は、2006年に輪島市と合併して、輪島市の一部となりました。まれの舞台となった輪島市でも、輪島にはロケで何度も訪れた常盤さんですが、輪島市のまだ知らない場所に行きたくさんの人々と触れ合いたいと、門前町を訪れることにしました。

總持寺祖院で待ち合わせた鶴瓶さんと常盤さん。たいへん風情のあるお寺で、お参りをしている間、11時を知らせる鐘が鳴っています。鐘を打ち終わった修行僧に話を聞くと、11時には鐘を18回鳴らすそうです。

ここでスタジオから、門前町の”まれ”なるものを、町のマスコット「もんちゃん」と住民が、ビデオで紹介。門前町の名の由来ともなった「總持寺祖院」は、約700年前に創建され、曹洞宗の大本山として栄えました。明治31年の大火の後、本山は横浜市に移されましたが、建て直された寺では、創建当時の荘厳な佇まいの中、大勢の修行僧が研鑽を積んでいます。これぞ、稀なるお寺です。
続いては、「天領黒島」。日本海に面した黒島地区では、狭い路地の両側に、黒い瓦と格子の伝統的な家屋が建ち並びます。ここは、江戸時代に幕府の直轄地=天領とされ、北前船の船主や船員の居住地として栄えました。船が一航海すると、今の価値で約1億円もの儲けがあったとか。能登半島に富みを運んだ、稀なる場所です。
最後は、高さ45mの「深見の桜滝」。この滝は、周囲を回ることができ、滝の裏から見えるのは、まさに稀な景色です。

鶴瓶さんと常盤さんは、門前でコーヒーを勧められて、「持寺珈琲」店に入ります。珈琲を、輪島塗のコーヒーカップで出してもらい、常盤さんは喜びます。鶴瓶さんが、有名な「門前そば」に話題を振ると、ご主人は『門前そばを今日は仕入れできなかった』と。それを聞いて、鶴瓶さんは『ちょっと、あかんで!』と言い、その場の全員が残念がります(笑)。

二人がカフェを出ると、昼間でしたが今日はテスト日だったと、門前高校の女子生徒に出会います。そこは学校の裏門前で、女生徒が呼びかけると、女子ソフトボール部の部員が大勢集まってきて、てんでに黄色い歓声が起こり、鶴瓶さんは思わず、『やかましいわ!』(笑)。部員たちは、監督の室谷先生に会って欲しいと訴えます。通りかかったバレーボール部の先生から、ソフト部の生徒20人全員が監督の家に下宿していて、門前高校の女子ソフトボール部は「私たちの時代」という映画にもなったと教えられ、鶴瓶さんはとてもビックリします。

二人は、監督が食事に行っているだろうと教えられた「お食事処 安」を訪ねてみますが、室谷先生は来ていませんでした。店のご主人が調べてくれると、室谷先生は自宅に居るとのことで、二人は食事の注文をキャンセルして、室谷家に向かうことにします。タクシーの運転手さんに話すと、運転手さんは室谷家の場所を知っていて、鶴瓶さんはまたビックリします。聞くと、運転手さんは室谷先生の後輩で、室谷先生は学生時代に女子ソフトボールの世界選手権に初めて学生として選ばれた、地元でも有名な選手だったそうです。

室谷家では、食事処安の奥さんが教えてくれたとおり、十分迫力のある女性二人(監督とコーチ)が、鶴瓶さんと常盤さんを迎えてくれました(笑)。室谷先生は、昭和46年に門前高校に赴任してからずっとソフト部の監督を務め、定年退職後も監督として学校に残っているとのことです。部員を下宿させるようになったのは、昭和60年のインターハイ石川県大会で、ソフトボールを門前町で開催することになり、石川県のチームを強くすべく、強い生徒を多く集められる地区に移るようにと言われたことがきっかけでした。自分の故郷の門前にもチームがあるのに、金沢や七尾市でチームを育てて門前に戻ってインターハイに出ることは、自分としては不本意で、たとえ弱くても、ここで頑張ってやって行きたいと、昭和58年に町外から4人の生徒だけ来てもらって、下宿させることに。以来、部員たちを下宿させるようになったそうです。今は、20人もの女子生徒が、監督とコーチと寝食を共にしているそうです。食事は、監督の姉とのその二人の娘が手伝ってくれていて(お姉さんは既に他界)、二人は撮影中もずっと台所で忙しそうに調理していました。

鶴瓶さんと常盤さんが、生徒たちの下宿部屋を覗かせてもらうと、広い部屋中に所狭しと二段ベッドが並べられ、ピンクの布団にぬいぐるみも沢山あり、常盤さんは『女の子のニオイがする~』と、自分の高校生時代を思い出してか、懐かしそうでした。天井や壁には、「笑顔が一番、人を幸せにする!!」とか、「人間、その気になれば、何でもできる!!」と書かれた、ステキな張り紙がいくつも貼ってありました。3年毎に入れ替わる高校生達と、ずっと一緒に生活している室谷先生は、歳をとっても気持ちは若くいられると話すと、鶴瓶さんは羨ましがります。

最後にスタジオでは、後日、彼女たちの練習や下宿の様子を撮影したビデオが、映されました。食事は、監督と生徒が全員揃って、一緒に食べます。この日の夕食メニューは、アジのひらきにつくね串、野菜サラダにフルーツなど、そして山盛りのどんぶり飯!。食事後は部屋に戻ると、グローブを磨く子に、ベッドの上でファッション雑誌を開いてキャピキャピする子と、それぞれです。でも、彼女たちが一様に大切にしているものは、ご両親から届いた何十通もの手紙の束でした。携帯は持っちゃダメなんだそうです。

番組内で紹介された 能登・輪島の名物など
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垣間

後編では、鶴瓶さんと常盤さんは、前編で途中退席してしまった「お食事処 安」に戻って、食事の続きを頂くことに。鶴瓶さんは親子丼(650円)を、常盤さんはカレーライス(650円)をご馳走になりました。

鶴瓶さんと別れて一人旅となった常盤さんは、”まれ”の撮影時に、輪島塗をしている人から『奥能登の冬の間垣の景色が美しいから、ぜひ見に来て欲しい』と紹介された、「間垣」の風景を見に、海辺の皆月地区へ向います。間垣は、冬の日本海から吹きつける強い風から、家屋などを守るための垣根のことです。常盤さんが皆月に到着すると、この地区の間垣は、”まれ”の撮影をした大沢地区の間垣とは、様子が違っています。その景色を見ていた常盤さんは、過去に訪れたことがある場所だと思い出します。皆月地区は、”まれ”で鈴木砂羽さんが演じる「はる」さんの「サロン・はる」のモデルとなる美容室がある場所で、常盤さんも先月、撮影で訪れていました。
周辺はひっそりとしていて、路地を歩いていても、人に出会いそうな雰囲気がありません。たまたま「JAおおぞら七浦支店」を見つけ訪ねてみると、JAの女性職員さんが対応してくれて、向いに「間垣保存会」の会長さんが居ると、案内してくれることに。なんと彼女は、はるさんのモデルとなった美容室の親戚で、そこで髪を切ってもらっているそうです。

一方の鶴瓶さんは、住宅街を歩いていると、道の真ん中で、とてもビックリしたように口を大きく開けて、仰天顔でこっちを見て立っている少年を見つけます。話しかけると、とっても剽軽で利発そうな小学5年生で、その子の家を訪ねることに。家にはお婆ちゃんがおり、三人で玄関先に座って、お婆ちゃんと孫との生活ぶりの話を聞きました。小学生の好きな女の子の話から、お婆ちゃんの若かった時代の話しに発展すると、昔は「スパイダーズ」の大ファンだったとのこと。鶴瓶さんとお婆ちゃんは、出かける子供を見送りながら、玄関先に立って、『夕焼け~♪、海の夕焼け~♪』と、二人はザ・スパイダースの代表曲「夕陽が泣いている」を熱唱します。

間垣保存会の会長さんのお宅は留守だったので、常盤さんはJA職員さんに連れられて「ミヤマエ理容室」を訪ねてみます。理容室のご主人に、地区の生活ぶりなどの話を聞いていると、ご主人は毎年地区の祭りで、その年の話題の人を模した人形の山車を作っていると、写真を見せてくれました。”竜馬伝”や”八重の桜”の等身大の人形の写真を見て、常盤さんは『”まれ”も作ってくださいよ~。それに、私が出た”天地人”も!』と言うと、ご主人は『天地人の人形も作ったはず』と、アルバムをひっくり返しますが、その写真が見つかりません(汗)。常盤さんがアルバムをめくっていると、暫くして偶然にも”天地人”の直江兼続(妻夫木)と正室・お船(常盤)の人形の写真を見つけ、常盤さんは『今でも毎年開いている天地人の忘年会にこの写真を持って行って、妻夫木くんにも見せたい!』と、とても喜びます。

鶴瓶さんは、道で出会ったお婆さんから教えられた、クラフトバンドで手芸を教えてくれている人の家を訪ねることにします。『後で行くから、内緒にしておいてや』と頼んであったので、そのお婆さんは、そこに集まっていた人達に『びっくりする人が尋ねてきた』と、”小芝居”をします(笑)。クラフトバンドを使って編んだ、手作りのバッグやかご等の作品を見せてもらうと、鶴瓶さんは、『ややこしそうやわ~、俺は絶対ようせんわ~』と、お婆さんたちの器用さに感心します。エコクラフトを教えてくれているのは、ご主人に先立たれた方で、『一人で寂しくしているより、こうして近所の人達が集まってきてくれて、お茶をしながら一緒にクラフト作りが出来るのが楽しい』と話します。

常盤さんは、再び間垣保存会の会長さんのお宅を訪ねると、向かいの倉庫から返事がありました。会長さんに聞くと、大沢地区の間垣は苦竹を使っていて、枝がボウボウと出た垣根で、皆月地区は真竹を使うので、揃った形の垣根になっているとのこと。会長の奥さんは、倉庫で「はば」(のり)を干す作業をしている所でした。常盤さんは、干したものをお土産にもらうと、”まれ”の撮影の時に食べたおにぎりに巻いてあったものだと気が付きます。そこで常盤さんは、「はば」を干す作業を手伝わさせてもらうことに。『それじゃダメだ』と叱られながら、何枚か作っていると、ようやくそこそこの海苔の形になりました(笑)。

最後に、後日会長さん宅で撮影させてもらった、「はば」を使った料理の紹介ビデオが放送されました。おむすび、酢のもの等、数多くのはばのりの料理が並んでいますが、一番のお薦めは、「はばのりのしゃぶしゃぶ」とのことです。出汁に、酒かすや、能登半島に伝わるイワシなどを原料とした”魚しょう油”の「いしる」を加えた鍋に、さっと湯通しして食べます。奥能登ならではの味だそうです。


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原本作成日: 2014年8月7日; 更新日: 2015年10月6日;
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