鶴瓶の家族に乾杯 | 徳島県阿南市(木村多江さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成28年5月23日放送 徳島県阿南市 ぶっつけ本番旅

今回の旅のゲストは、女優の木村多江(きむら たえ)さんです。この4月からスタートしたNHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で、主人公”小橋常子”(高畑充希)の母親、”小橋君子”役で出演しています。

木村さんが訪れたのは徳島県阿南市。ロケなどで全国各地を訪れている木村さんですが、徳島県だけは行ったことが無く、今回の旅先に選んだそうです。『今まで訪れていない町を旅して、収穫作業を体験したい』と希望!。

その四国で、今年注目されているのが、「お遍路」さんです。
お遍路とは、弘法大師(空海)の足跡をたどり、四国八十八ヶ所霊場を巡拝することです。通常は、1番札所から88番へと霊場を巡りますが、一度八十八ヶ所を巡った人が、四年に一度の”うるう年”に「逆打ち」(88番札所から1番へと逆に巡ること)をすると、3倍の深い徳(御利益)が授かれると言われています。その言い伝えの元になっているのが、その昔に逆打ちをしたことで弘法大師に巡り合えたという伝説で、今年は、その伝説が生まれた60年に1度の「丙申」(ひのえさる)の閏年に当たります。そのため今年は、平年の何倍ものお遍路さんが、四国を訪れると見込まれています。
阿南市には、第二十二番札所として知られる「平等寺」があります。ロケの行われた4月8日(金)は、お釈迦さまの誕生をお祝いする「花まつり」の当日、平等寺も参詣者で賑わっていたことでしょう。

牛岐城跡公園鶴瓶さんと木村多江さんの待合せ場所は、徳島県阿南市にある牛岐城跡公園。夜になるとLEDライトでライトアップされるこの公園は、「恋人の聖地」として認定されています。阿南市には、ノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんが、世界で初めて青色発光ダイオードの製造開発に成功した当時勤めていて、後に世界初の青色発光LEDを製品化した、日亜化学工業の本社があり、「光のまち」とも呼ばれています。

鶴瓶さんと木村さんは、まず阿南市の中心部にある商店街を巡り歩きながら、お店のご主人たちと楽しい出会いを繰り広げていきます。
まず訪ねた「福島洋品店」の店先には、さすが”光のまち”、窓ガラスにLEDの飾りが貼られていました。二人は、洋品店のお婆ちゃんから紹介された、『仕事がクサイ(嫌いだ)から今日は休み』と話すの理髪店ご主人の”あべさん”に案内してもらい、富岡町商店街協同組合を訪ねます。続いて、80歳ながら若くて面白いあべさんの店「理容あべ」を訪ね、ご夫婦の生活ぶりなど、話を聞かせてもらいました。

ここでスタジオから、阿南市の魅力をビデオで紹介。紹介してくれるのは、もちろん”あべさん”!。
まず、旅の待合せ場所にもなった「牛岐城跡公園」。夜になると、美しい光の公園になります。発光青色LEDが生まれた阿南市では、町のいたるところで、”光のまち”を楽しむことが出来ます。
また、ハモの漁獲量が全国トップクラスの阿南市では、その名産の鱧を使ったご当地丼ぶりの「あなん丼」が人気。”ハモ天”や”ハモカツ梅肉”、”ハモカツカレー”など、様々な「あなん丼」が開発され、競い合っています。
最後は、阿南市の美女?たちが65人も集まって踊る”熟年チアリーディングチーム”、その名も「ABO60」(Anan Baseball Obacyan 60歳以上)。90もの野球チームがあるほど野球が盛んな阿南市、その”野球のまち”阿南を盛り上げようと結成されたそうです。

続いて、鶴瓶さんと木村さんが訪れたのは、「タブチ写真館」。阿南市の人口は7~8万人ですが、古くからの規模の大きな写真館が数多くあり、商店街の中でも写真館の店構えが、ひときわ立派です。きっと土地柄なんでしょうね。鶴瓶さんと木村さんは、急遽モデルとなって写真撮影に臨みますが、さすがにプロ!。お店の人のポーズ指導も不要と、美女と野獣?のカッコいい写真が出来上がりました(笑)。
最後に、先に道で出会った娘さんから『五月人形が飾ってあるから見に来てください』と誘われた、「松屋呉服店」を訪ねます。この店でも、ご家族の暮らしぶりや、たまたま訪ねてきた新婚という銀行マンの方にも話を聞いて、二人は楽しい時を過ごしました。

ここから一人旅となった鶴瓶さんは、漁港にやってくると、大勢で遊んでいた小学生たちに歓待されます。何かして一緒に遊ぼうと誘うと、鬼ごっこをすることに。鶴瓶さんが鬼になって、子供たちを追いかけますが、鶴瓶さんの足は、気持ちとは裏腹に、ぜんぜん前に出ません(汗)。終いには、小学校5年生の女の子から、『しゃあない、捕まってあげよう』と、情けをかけられる始末(笑)。鶴瓶さんは、自らの体力の衰えが信じられず、なかなか受け止めることができない様子でした・・・。

一方、山間の地区に向かった木村さんは、竹林の山を見つけると、『タケノコ堀りが出来るかも』と、テンションが上がります。こう見えても木村さん、収穫作業にメッチャ燃えるタイプとのこと。
続いてお遍路さんを見かけた木村さんは、そのお寺を訪ねることに。ここが正に、先に紹介した「平等寺」でした。この日は4月8日、お釈迦様の誕生を祝う”花まつり”の当日。木村さんも、浴盆に置かれたお像に柄杓で甘茶を注ぎ、甘茶とぼた餅の”ご接待”を受けました。副住職に、お寺やご家族の話を聞いたのち、法要の席に座らせ頂くことが出来ました。

ここで、「家族に一杯」の時間です。
 本日の一杯を求めて訪ねたのは、阿南市の富岡町商店街にある「福助」。この店で頂くことが出来るのが、「坊ちゃんうどん」です。サバ節で取った出汁のうどんの上に、鶏肉とシイタケの煮物、卵焼きなどの具材がいっぱい載っています。夏目漱石の書いた”坊ちゃん”のモデルとなった弘中又一先生が、好きでよく食べていたことから、”坊ちゃんうどん”と呼ばれるようになったとか。

木村さんは、平等寺で出会った地元の一ノ宮さんに、『土に触れるような事が出来るところありませんか?』と尋ねると、これからタケノコ堀りに行くという、”せーやん”さんを紹介してもらいました。
せーやんの竹林のある山に入ると、『蛇が出るかも』と言われた木村さんは、『ヘビ見たい!』と。木村さんは、カエルとかヘビとか、爬虫類が大好きなんだそうです(汗)。長靴を履いて、鍬を手にした木村さんは、何本もの筍を掘り起こすことができて、ご満悦。その後、木村さんは、せーやんご夫婦に、馴初めの話などを聞きました。

海辺で子供たちと遊ぶ鶴瓶さんを尋ねて、3年前に息子さんを亡くしたと話す女性が会いに来てくれました。鶴瓶さんがお宅を訪ね、息子さんの仏壇に手を合わせると、『息子が鶴瓶さんに会わせてくれた』と、たいそう喜んでくれます。そこで、毎週金曜日には公民館にお年寄りが集まって、カラオケなどでコミュニケーションを楽しんでいるという話を聞いた鶴瓶さんは、子供たちと一緒に、公民館を訪ねます。
公民館では、住民の方がカラオケで歌う”糸(中島みゆき)”を聞きながら、鶴瓶さんもその女性と一緒に、感慨深い時を過ごすことが出来ました。

鶴瓶さんは、漁師町で出会いを探して歩いていると、また遊んでいる子供の声が!。そこで、先の鬼ごっこの負けがよっぽど悔しかった鶴瓶さんは、小学4年生の男の子二人を捕まえ、一緒に駆けっこの競争をしてもらうことに。今度は、靴を履き替え、上着を脱ぎ、勝つ気が満々の鶴瓶さんですが、もちろん結果は、見るも無残な敗退・・・。自らの体力の衰えを目の当たりにした鶴瓶さんは、『ジムに行きます!』と(笑)。

筍掘りを終えた木村さんは、再び平等寺を訪れ、副住職に先ほどのお礼を伝えがてら、せーやんを紹介してくれた一ノ宮さんのお宅を訪ねたいと話します。すると副住職から、一ノ宮さんは、この地区(新野町)で「ワイワイ塾」という集いを主宰している、町おこしの中心人物だと教えてもらいました。木村さんは、一ノ宮さんのお宅を訪問し、奥さんにもお礼を伝えると共に、一ノ宮さんに「ワイワイ塾」の活動などについて話を聞くことができました。

再放送は、5月27日(金)午前0時10分~午前1時25分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。

 


番組内で紹介された 徳島県阿南市の名物など

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