鶴瓶の家族に乾杯 | 島根県雲南市(有村架純さん)
~ドキドキ初挑戦~

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成28年6月13日放送 島根県雲南市 ぶっつけ本番旅

今回の旅のゲストは、女優の有村架純(ありむら かすみ)ちゃん。2013年上半期の連続テレビ小説「あまちゃん」で、ヒロイン・天野アキを演じる能年玲奈ちゃんの母親役、”天野春子”(小泉今日子さん)の青年期の役を演じて、大ブレイクしました!。昨年5月に公開された映画「ビリギャル」では、主演を務め、日本アカデミー賞の優秀主演女優賞と新人俳優賞をW受賞しています。最近、JRAのCMに、鶴瓶さんや瑛太さんと一緒に登場していますね!。

そんな有村さんと鶴瓶さんの旅の舞台は、島根県雲南市(うんなんし)。竹下登・元総理大臣の出身地で、出雲市の南側に位置しています。雲南市の松笠地区には、「地蔵」(縁結び地蔵)を持って行って結婚のお祝いをするという風習が伝わっており、今では「縁結びの里」として注目されるようになりました。現在、雲南市では地元産たまごの消費拡大と市内飲食店でご当地グルメを提供することを目的に、「たまごプロジェクト」を展開中です。市内の参加店では、それぞれに工夫が凝らされたご当地グルメ、「うんなんオムライス」を頂くことができます。

神原神社有村さんが雲南市に行きたいと思ったきっかけは、”のんびりした景色に癒されたい”のと、”おじいちゃんおばあちゃんに会って地元の料理を教えてもらいたい”からだそうです。

ロケが行われたのは、5月6日(金)。神原神社(かんばらじんじゃ)で待ち合わせた鶴瓶さんと有村さんは、例によって最初に神社にお参りし、素敵な出会いがありますようにとお祈りしました。

お参りを済ませ振り返ると、早速ご利益か、通りすがりの女性を見つけます。雨の中、この出会いを逃がしてなるものかと、鶴瓶さんが女性を追いかけ職務質問?をしてみると、この日野さん、とても優しそうな方です。そこで鶴瓶さんは、日野さんのお宅を訪ね、お婆ちゃんに会わせてもらうことに。玄関先で、ご主人も交えて家族の暮らしぶりについて話を聞いていると、ご主人が隣の”さっちゃん”を呼んできます。このさっちゃんも良い方で、『3分で家を片付けてから、お茶を出してあげる』と、自宅に招いてくれました。そこで、鶴瓶さんと大学時代に下宿が一緒だった友達が出雲に居て、その人の頭の禿げ具合が鶴瓶さんにソックリという話になります。すると有村さんが会いたいと言うので、鶴瓶さんはその友達に電話して、さっちゃん家に呼び出すことに。すると、さっちゃんも電話で次がら次へと友達を呼び寄せてくれて、雨の中で歩くことせずに、鶴瓶さんはさっちゃん家で大勢の家族に出会うことができました(笑)。有村さんは、さっちゃんの漬けた梅干しが美味しくて、頂いて帰りたいとオネダリします。

願い橋ここでスタジオから、島根県雲南市(うんなんし)を、ビデオで紹介。
 雲南市には、日本神話に登場する神・スサノオノミコトが、この地で雲が立ち昇る様子をみて詠んだ歌から『出雲』という地名が付いたという伝説が伝わっています。現代の雲南市にも、八岐大蛇伝説の舞台となった斐伊川に架かる「願い橋」(全長約180m)を、目を閉じたまま渡りきると願いが叶うという伝説があーよ!。
 次は、有村さんも探していた癒しスポットで、中国地方一の名瀑とも言われる「龍頭ヶ滝」。
 最後は、日本の原風景に出会うことができる雲南市では、市内各地にホタルが見られるスポットがあります。小河内地区もそのひとつ。
目を閉じて橋を渡り切れるか?、虹のかかった龍頭ヶ滝が見られるか?、ホタルが飛び交う美しい風景が見られるか?、何れも『運なんです!』(笑)。

山王寺の棚田一人旅になった有村さんは、美しい棚田が広がる大東地区に向かいます。そこで再び須賀神社にお参りしますが、何故か今度はなかなか人が見当たりません。美しい「山王寺の棚田」の景色は見れたのですが、ますます雨は強くなってきて、他に歩いている人はひとりもいません。有村さんは、だんだん不安な気持ちになるなか、たまたま家の表に出てきた女性を遠目に見つけると、大きな声をかけてお宅を訪ねます。そこでようやく、雪の無い季節だけ大阪から出雲に移住して、野菜作りなどをしているという南波さんに出会うことができました。

一方、鶴瓶さんは、旧三刀屋町の商店街を歩いていると、道幅が広いことと、散髪屋さんが多いことが気になり、一軒の理容店「シミズ」を訪ねます。続いて町を歩いていると、たまたま出会った青年から、隣家の”黒田のおじいちゃん”が町に詳しいと教えてもらい、そのお宅に伺うことに。90歳になるお爺ちゃんは、耳が遠いのか、鶴瓶さんが挨拶しても、声での答えがありません。しかし、おもむろに出してきた入歯を炬燵布団の上に置くと、マイペースでゆっくりとポリデントを塗って、上下の入歯を口に入れます。すると、ようやくハッキリした声で喋り出してくれました(笑)。
スタジオでは小野アナウンサーが、黒田のおじいちゃんが書いた、その日の日記を紹介してくれました。『笑福亭鶴瓶師来訪す。さすがに一寸ビックリ(?)。さすが全国区の斯界(しかい)の権威、・・(中略)・・、一流人物と感一入(ひとしお)覚える。』と、達筆で語彙力も凄く、鶴瓶さんは『この日記に残るのは、教科書に載ったようなもの』と、感謝感激します。

出雲そば、割子そばここで、「家族に一杯」の時間です。
 本日の一杯は、奥出雲地方である雲南市大東町にある、古民家風の佇まいが懐かしい「海潮路」(うしおじ)で頂く、「割子そば」(出雲そば)。出雲ではその昔、川が氾濫して米が採れず、それで早く育つソバを作ったのが、「出雲そば」の始まりだとか。蕎麦の実の皮まで挽いた、黒くてソバの香りが強く、太い麺が、出雲そばの特徴です。

有村さんは、たまたま出会えた南波さんに、近所のお婆ちゃんを紹介してもらうことに。すると、さらにそのお友達へと、出会いが繋がっていきました。お友達のお婆ちゃんのお宅では、今朝フキを炊いたという”キャラブキ”を頂くことが出来ました。そこで有村さんは、お婆ちゃん達に地元の料理を教わりたいと相談すると、南波さんから『昨日貰ったタケノコがあるから、それを炊いてみる?』と、嬉しい提案が。

タケノコの煮物南波さん家の台所をお借りして、料理教室が始まりました。有村さんの包丁使いもなかなかのモノ。でも、醤油の量も砂糖の量も、お婆ちゃん達の目分量です(汗)。味見をした有村さんが『美味しい』と話すも、お婆さん達は、ちょっと味が物足りないと、醤油と砂糖を足すことに。最後に刻んだ山椒の葉を入れて、出来上がったタケノコの煮物を、全員で頂きました。

鶴瓶さんは、再び商店街を歩いていると、通りかかった車の中から、町の人達に次々と声を掛けられます。そこで、ゴールデンウィークに地元に帰ってきて出掛ける途中という大学生らの同級生グループに出会い、鶴瓶さんは車を停めさせ、将来の夢など、若者らに話を聞きました。

最後にスタジオでは、山王寺の皆さんが有村さんに見てもらいたかったという、晴れた日の棚田の景色が紹介され、今回の旅で出会った方々からは、有村さんへビデオメッセージが届けられました。

再放送は、6月17日(金)午前0時10分~午前1時25分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。

 


番組内で紹介された 島根県雲南市の名物など

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