鶴瓶の家族に乾杯 | サンフランシスコ(澤穂希さん)
~夏休み海外スペシャル~

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成28年8月1日放送 アメリカ・サンフランシスコ ぶっつけ本番旅

今回は、年一回の海外スペシャル!。記念すべき海外ロケの旅のゲストは、元サッカー女子日本代表でキャプテンを務めていたレジェンド、澤穂希(さわ ほまれ)さんです。1993年、15歳で日本女子代表に招集され、デビュー戦で4得点を挙げる快挙。その後、1999年に渡米し、2003年までアメリカで世界のサッカーを身に付け帰国。その後は国内で、「なでしこリーグ」および「なでしこジャパン」で活躍しますが、最大の見せ場は、何といってもキャプテンで出場した「2011年 FIFA女子ワールドカップ」。アメリカとの決勝戦で、延長後半12分に同点ゴールを決め、なでしこを日本サッカー史上初のW杯優勝に導きました!。今思い返しても、身震いがし感動の涙が込み上げてきます(泣)。こうした功績により、男女を通じてアジア人では史上初となる「2011年度 FIFA最優秀選手賞」を受賞。2012年には、自身4度目となるロンドンオリンピックに出場し、決勝戦でアメリカに敗れるも、日本女子代表の史上初のメダル(銀メダル)獲得に貢献しました。

長年、日本の女子サッカーを牽引してきた澤さんも、今年37歳。昨年の夏に結婚し、暮れには惜しまれつつも現役を引退。現在は主婦業に専念されている(?)澤さんが、世界のサッカーを学んだ思い出の地、米国のサンフランシスコを、鶴瓶さんと一緒に旅します。


ロケが行われたのは、6月4日(土)。サンフランシスコを代表する観光地、美味しいカニのダンジネスクラブが名物の「フィッシャーマンズワーフ」で待ち合わせた、鶴瓶さんと澤さん。沖に浮かぶアルカトラズ島から、9月に開催される2kmを泳ぎ渡るイベントの練習をしに、寒い中で海に入っていく人たちを見送りながら、年一回の海外スペシャルの旅をスタートさせました。

二人がまず出会ったのは、今日が初デートというカップル。元・女子プロのアメフト選手だったという彼女は、もうすぐ50歳と言いますが、とてもそんな年齢には見えず、明るくてチャーミングです。彼が近くで、餌のチキンを入れた籠を海に投げ入れ、カニ獲りをしているというので、一緒に見に行くことに。彼も、とても楽しい人で、試しに籠を引き上げて欲しいと頼むと、なんと小さいですが、カニが獲れていました。

ここでスタジオから、サンフランシスコのオススメ行列グルメをビデオ紹介。案内してくれるのは、先の初デートでカニ獲りに来ていたカップルです。とても素人とは思えない、ユーモアたっぷりの、楽しいプロモーションビデオに仕上がっていました(笑)。
 まず、彼女の一番のお薦めが、「Mama's」(ママズ)。サンフランシスコで50年以上も愛されているレストランで、ボリューム満点の朝食が人気です。中でも一番のおススメが、”カニ入りエッグベネディクト”。半熟タマゴと特製ソースのまろやかな味わいが、ダンジネスクラブの旨みと絡み合って絶妙です!
 一方、彼氏のお薦めが、「Swan Oyster Depot」(スワン オイスター デポ)。魚屋さんが経営する新鮮なシーフードのお店で、一番の人気メニューはお刺身。素材の味を生かしたシンプルな味わいが最高です。さらにおススメが、サンフランシスコ名物の”クラムチャウダー”。
 食後の楽しみはやっぱりデザートと、二人が訪れたのは、「Mitchell's Ice Cream」(ミッチェルズ アイスクリーム)。1953年創業の老舗のアイスクリーム屋さんで、創業以来手作りで、今やその味は40種類以上。二人が選んだのは、「マンゴー」でした!。

澤さんは、6月2日からアメリカで開催されていた「なでしこジャパン」の親善試合に合わせて、撮影日より一週間近く前から渡米していたため、既に現地の食事に辟易し、もう出汁の味の日本食が食べたいと、二人は「ジャパンタウン」に向かうことに。鶴瓶さんはアメリカの街中で、「Ichiban Kan」や「Ramen Yamadaya」という店や、焼き鳥や刺身の看板を見つけ、子供の様にはしゃぎまわります(笑)。二人は、日本のお店が沢山入っている「ジャパンセンターモール」にある、「Mifne」(ミフネ)で食事をすることに。その間二人は、ジャパンセンターに来ている日本人、例えば現地で『家族に乾杯を見ている』と話す5世と6世になる親子や、留学中の女子大学生、アメリカ人と結婚して現地に住んでいる日本人の奥さんなどを見つけると声を掛け、ステキな出会いを繰り広げています。

澤さんが”鍋焼きうどん”を、鶴瓶さんが”肉丼付き蕎麦”を注文している所に、現地に2年間住んでいるという子供を連れた日本人女性に声を掛けられます。澤さんが、サッカーをしている子を知らないかと尋ねると、娘の友達がサッカーをしていると聞き、紹介してもらうために一緒に食事をすることに。電話でご主人に、その子へのアポをお願いすると、鶴瓶さんは、『その代わり、私の奢りで息子にイクラを食べさせていますので!』と(笑)。


ここで、ちょっと一息、「家族に一杯」の時間です。
 やってきたのはミッション地区。いま、サンフランシスコで最もオシャレな場所なんだとか。そこで訪ねたお店は、「Izakaya Rintaro」。本日の一杯は、お父さんがアメリカ人、お母さんが日本人で、日本食を食べて育ったという店のご主人が作る、「かけうどん」です。店の出汁を取る材料はすべて日本から取り寄せていて、サンフランシスコで本格的な手打ちうどんが食べられます。

二人はジャパンタウンで別れ、ここから一人旅に。
 鶴瓶さんは、街中でサンフランシスコ州立大学に通っている女子大生から声をかけられ、話を聞くことに。すると一緒にいた彼氏は、シェアハウスの隣の部屋に住むタイ人だと聞き、その部屋を見せてもらいたいと、一緒に車に乗って訪ねることに。8畳間くらいの広さの彼女の部屋で、二人の関係やそれぞれの両親のことなど、話を聞きました。

一方、澤さんは、ジャパンタウンで知り合った奥さんと一緒に、お医者さんのご主人と娘、彼女の友達でサッカー好きのメキシコ人の子が待つ場所へと向かいます。すると、彼女たちは近くの公園でいつもサッカーの練習をしているというので、皆でその公園に行くことに。

鶴瓶さんは、名前の響きがイイと「リッチモンド」地区へ。そこで、たまたま見つけたコーヒーショップ「Village Market」に入り、コーヒーを飲むことに。すると店の一角では、民主党でヒラリー・クリントンと大統領候補の座を争っていたバーニー・サンダース氏を応援している大学生らが、同じくサンダース氏を応援する店のご主人の計らいでスペースを借りて、応援活動のボランティアをしている最中でした。
次に、店の前を通りかかった、赤ちゃん連れのステキな夫婦を見つけ話を聞くと、なんとハネムーンで日本に行った時に出来た子供だと教えてくれました。

澤さんは、公園に着くと、子供たちとサッカーのボール回しをして遊ぶことに。『私、そんなに動けないよ。Too old!』と話す澤さんですが、7月19日になって、妊娠を発表しています。ロケはこれより1ヶ月以上も前でしたが、来年1月に出産予定とのことなので、この時は既にお腹に赤ちゃんがいることが分かっていたのでしょうね!。それでも、あっちこっちにパスが来る子供たちの蹴ったボールを、見事な足さばきで処理していました。さすがです!

ロケの2日後、サンフランシスコ州立大学の講堂を借りて、海外ロケの恒例となった、鶴瓶さんの落語会が開催されました。旅で出会った人達もあわせ、200人もの来場者があり、鶴瓶さんは自らの体験談に基づいた創作落語と、こんど歌舞伎にもなる「山名屋浦里」の演目を披露しました。

再放送は、8月27日(土)午後3時05分~午後4時20分に、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介された サンフランシスコの名物など

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