鶴瓶の家族に乾杯 | 鹿児島県指宿市(北川景子さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成30年4月2日放送 篤姫登場! 北川景子と鹿児島県指宿市ぶっつけ本番旅

旅のゲストは、女優の北川景子(きたがわ けいこ)さん。兵庫県神戸市出身の31歳。夫は歌手でタレントのDAIGOさん。私的には、2016年放送の日本テレビ系列水曜ドラマ『家売るオンナ』で主演を務めた、営業チーフ”三軒家万智”役のイメージが強く残っています(笑)。現在、NHK大河ドラマ『西郷どん』(せごどん)では、島津御一門四家の娘、”於一”(後の天璋院篤姫)役を演じています。北川さんが「家族に乾杯」に出演するのは、今回が初めて。

『西郷どん』には、鶴瓶さんも”岩倉具視”役で出演することが決まっています。そんな二人が訪れた旅の舞台は、鹿児島県指宿市。指宿市の今和泉(いまいずみ)地区は、かつて篤姫の生家である薩摩藩島津家の領地だった土地柄で、現在の今和泉小学校が建っている場所には、篤姫が幼年期に過ごしたといわれる今和泉島津家別邸(領主仮屋)がありました。また指宿は、西郷さんにとっても縁の地で、狩りと温泉を好んだ西郷さんは、指宿にある鰻湖(まんこ)畔にたたずむ「鰻(うなぎ)温泉」を、度々訪れていたそうです。今年1月12日には、大河ドラマの放送に併せて、「いぶすき西郷どん館」がオープンしました!。


ロケが行われたのは、平成30年2月12日(月・振替休日)。篤姫が幼少期を過ごしたという、指宿市今和泉地区の海岸に建てられた、「於一像」の前で待ち合わせた鶴瓶さんと北川さん。北川さんは、大河ドラマの撮影に臨むにあたり、篤姫ゆかりのこの地を、時代考証の原口先生と既に一回訪れているそうです。その時は、役柄である篤姫について知るための旅でしたが、今回は篤姫ゆかりの地で、地元の人達と触れ合いたいと、旅の目的を語ってくれました。

海岸を離れ、住宅地を歩き出した鶴瓶さんと北川さん。生憎の雨模様で、振替休日ということもあって、まったく人と出会えません。そこで鶴瓶さん、「野元表具店」の看板が掛かった一軒のお宅を、そーっと覗いてみることに。すると、ちょうど玄関に出てきたご主人と鉢合わせ!。しかしこの野本さん、とても明るく親切な方で、『勝手に開けてよかよ!』と(笑)。実は野本さん、2008年の大河ドラマ「篤姫」が放送されるに当って、地元の有志で立ち上げた「今和泉篤姫会」のメンバーだそうで、島津家別邸跡地を案内してくれることに。小学校の敷地に勝手に入ったら叱られると心配する鶴瓶さんですが、『わたしが付いていくから大丈夫ですよ!ワハハ』と(汗)。途中、今和泉小学校の前にあった砂浜に降りる石段は、「篤姫がのぼったかもしれない階段」だと教えてもらった鶴瓶さん、北川さんに『ちょっと下りてみなはれな』と言い、実際に階段を登らさせると、その姿を見ながら『キレイな篤姫やな~』と。すると野本さんも、『うちの母ちゃんもキレイけど、もっとキレイですねぇ』と(笑)。野本さんが校長先生に電話して了解を貰ってから三人で小学校の敷地に入ると、小学校の玄関脇には、篤姫も使ったとされる「今和泉島津家伝来の手水鉢」が置かれていました。しかし、野本さん含め地元の人達は、2008年の大河ドラマで篤姫が取り上げられるまで、今和泉地区が篤姫ゆかりの地であったとは露知らず、放っておかれたんだとか・・・(汗)。

ここでスタジオから、小野アナウンサーが指宿が誇る「不思議スポット」をビデオ紹介!。
 まず最初は、指宿を神秘的に彩る不思議スポット!謎の光景、砂に埋められた人々・・・。海沿いにある小屋の中、そこには・・・砂に埋められた人の姿が!?。実はこちら、「砂むし温泉」。冷え性も改善し、美容効果抜群だそうです!。お肌も、『キンゴキンゴ』するらしいですよ!(笑)。
 期間限定!海に現れる○○・・・。鹿児島湾に浮かぶ「知林ヶ島」では、3月から10月までの干潮の時、長さ800mの砂の道が出現し、歩いて渡れるようになります!。知林ヶ島は陸と繋がることで、「縁結びの島」とも言われているそうです。
 未知の生物が潜むといわれる九州最大の湖「池田湖」は、周囲15km、深さ233m。ここに潜んでいるのが、謎の生物、「イッシー」。1978年に目撃されました。信じるか信じないかは、あなた次第・・・(汗)。

いったん野本さんのお宅に戻り、100年前に建てられたという家の立派な梁などを見せてもらった鶴瓶さんと北川さん、御暇しようと表に出ると、向かいの立派な家が目に留まります。『このお宅は?』と尋ねると、『詫間さんのお宅ですね、行ってみましょうか?』と野本さん。突然の訪問にも係わらず、詫間さん夫妻に玄関先で歓待された二人は、ふくれ菓子やダイコンの漬物を出してもらい、美味しく頂きました。すると野本さん、携帯電話で自慢の奥さんを呼んでいます。野本さんのキレイな奥さんに会いたいと鶴瓶さん、詫間さんのお宅に上がらせてもらい、待つことに。

するとそこに、鶴瓶さんらが詫間さんの家にいることを聞きつけ、ボランティアで観光ガイドをしている「指宿まるごと観光ガイド会」の女性陣が訪ねてきました。そうこうしている内に、野本さんのキレイな奥さんも登場(笑)。二人は、大勢の地元の方々と触れ合いながら、『よかにせ、よかおごじょ』といった方言や、西田敏行さんが西郷どんのナレーションで毎回最後に語る『こよいはここらへんでよかろうかい、西郷どん もちっと気張らんか、チェスト!』という言葉の意味について話を聞きました。『ここらへんでよかろうかい』というのは、西郷さんの今生の別れの言葉だそうです。城山の岩崎谷で、鉄砲の弾を受けて動けなくなった西郷さんは、傍らにいた別府晋介に向かって、『晋どん、もうここらへんでよかが、俺の首をはねろ』と言ったとか。

詫間さんの家を出た所で、鶴瓶さんと北川さんは別れることに。

一人旅になった北川さんは、まずはお腹が空いたので、お昼ご飯を食べたいと、指宿駅前へとやってきました。駅前の足湯に浸かっていた地元の小学生らに、この辺で美味しいお店を教えて欲しいと話しかけると、子供たちは相談しながら「タケトラがいい」と、案内してくれることに。ぞろぞろと北川さんと一緒に歩く小学生、西郷どんは見ているらしいですが、どうやら篤姫を演じている北川さん本人だとは、まったく気が付いていない様子(笑)。

たけとら (TAKETORA )」は、休日には長い行列が出来る人気店だそうですが、だいぶ遅い時間だったため直ぐに入ることができた北川さん、人生初の取材交渉に臨むことに!。北川さんは、スタッフやオーナーに事の次第を説明するのですが、ビックリした相手は話しを聞くどころか、北川さんに見とれて、『すごーい』『顔、ちっちゃーい!』という言葉しか返ってきません(笑)。もちろん問題なく食事にありつけることになった北川さんは、本枯節(カツオ節)が上にのった指宿のご当地ラーメンで、納豆と温泉たまごが入った「勝武士らぁめん・味噌」を頂くことに。すると早速、大根の漬物が出てきました。鹿児島ラーメンにはお漬物が付き物なんだそうです!。北川さんがオーナー夫妻に、足湯に居た小学生達に連れてきてもらったと話すと、『探し出してご褒美上げておきます』とご主人。後日、探し出された小学生達はタケトラに招待され、ご褒美のラーメンを頂いたそうです(笑)。

一方の鶴瓶さんは、砂むし温泉に入りたいと、雨の中、温泉を探しながら海岸沿いを歩いてみますが、それらしい建物は見当たりません(汗)。そこで、通りがかった車を止め、乗っていた年配の男性に場所を尋ねると、『あと500メートルくらい真っ直ぐ行ったところ、歩いて5分くらい』だそうです。しかし、ようやく見えてきた湯煙の立つ場所は、まだまだ遥か遠く・・・(汗)。歩き疲れた鶴瓶さんは、車に乗せて貰い、ようやく「砂むし会館 砂楽」に到着。しかし、温泉施設は観光客で大そう賑わっている様子。そんな人ごみの中で裸になるのも憚れると鶴瓶さん、諦めて温泉は後にすることに。

ここでちょっと一息、鹿児島県指宿市の「家族に一杯」。
 やってきたのは、指宿駅前にある郷土料理の店「青葉」。この店で頂く本日の一杯は、「温たまらん丼」。地元の黒豚と野菜の丼ぶり、真ん中にはプリップリの温泉たまごが載っています。ほんのり塩気のある温泉卵が、どんぶりによく合うんだそうです。海辺の砂を掘ると温泉が湧く指宿では、海水浴をしている間に掘った穴に卵を入れておくと、帰ってくる頃には温泉たまごが出来るんだとか。指宿では、ご当地グルメとして、お店ごとにアレンジした温たまらん丼が食べられるそうです。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、「What Can I Say (After I Say I'm Sorry)」(The Red Garland Trio)でした(たぶん)。

温泉を諦めた鶴瓶さん、出会いを求めて湯の浜地区を歩いていると、公園の向こうから立ち上る湯けむりを見つけ近づいてみると、どうやらそこが元湯(源泉)場所の様です。たまたま表に出てきた近所の年配の女性に話を聞くと、この源泉のお湯が家の風呂に引かれていて、自宅に居ながらタダで温泉に入ることが出来るんだそうです。お湯の温度は80度もあり、水を足すと水道代がかかるので、朝のうちに浴槽に温泉をためておいて、お風呂に入る頃までに冷ますんだとか。うらやましい~。今頃ちょうどいい湯加減だと聞いた鶴瓶さん、風呂場に上がらせてもらい、湯船に手を入れ湯加減を見ると、女性に向かって『一緒に入ってくれません?』と・・・(笑)。

北川さんは、訪ねてみたかったと、「いぶすき西郷どん館」を訪れます。テレビカメラと北川さんを見つけた職員の方が出て来てくれて、今度は労なく撮影の許可を頂くことが出来ました(笑)。飾られていた自分の等身大の篤姫のパネルなどを見学した北川さん、せっかくなので、施設で働いている女性にも集まってもらい、篤姫が称された「薩摩おごじょ」と、それに対する「薩摩隼人」の謂れについて教えて貰いました。また、西郷さんが鰻温泉を訪れた際に宿の方にプレゼントしたとされる外国製のシャツを見学した北川さん、その末裔の方が鰻温泉に居ると聞き、訪ねてみることに。

鶴瓶さんが、再び住宅街を歩いていると、商店「かめのその」の前で、店主の奥さん呼び止められます。店の中にいた白杖を持った女性を見つけた鶴瓶さん、店に入って話を聞くことに。鶴瓶さんの来訪に大喜びの奥さんは、隣に住んでいる孫たちを電話で呼ぶと、直ぐに可愛らしい3人の孫娘がやってきて、店内は大そう賑やかに。鶴瓶さんは皆さんから、家族のことや暮らしぶりについて話を聞くことができました。孫娘のお父さん(娘婿)は大工で、いまは近所で大きな家を一人で建てていると聞いた鶴瓶さん、孫たちに案内してもらい、お父さんに会いに行くことに。孫たちによると、家では無口で殆ど話さないというお父さんですが、鶴瓶さんが訪ねると、とても気さくに話をしてくれました(笑)。

鰻(うなぎ)温泉」を訪れた北川さん、「松前」の奥さんから、ロケを知って集まってきた人の中にいた観光協会の方を紹介してもらい、西郷さんからシャツをプレゼントされた宿の末裔という、福村さんのお宅まで案内してもらうことが出来ました。福村さんの奥さんから、シャツを貰うことになった事の成り行きを聞く北川さん、ふすまの向こうからグラスに氷の当る音が聞こえ、奥さんにご主人のことを尋ねると、ちょっと早いですが仕事を終えて「だいやめ」(晩酌)を始めているそうです。一杯飲んでいるので、気を使ってご主人を呼ばなかった奥さんですが、後から北川さんが来ていたと知ったご主人、北川さんに会いたかったと、大そう残念がったそうです(笑)。

再放送は、4月6日(金)午前1時15分~午前2時30分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。

 


二人旅

指宿の不思議スポット紹介

鶴瓶さん

北川さん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 指宿市の名物など

▲ページTOPへ