鶴瓶の家族に乾杯 | 長野県長野市戸隠(miwaさん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成30年9月3日放送 運命か奇跡か!? miwaと長野市戸隠でぶっつけ本番旅

旅のゲストは、シンガーソングライターで女優の miwa(ミワ)さん。神奈川県葉山町生まれ東京育ちの28歳。15歳の頃からから作曲を始め、高校時代は芸能活動が禁止の学校には内緒でライブ活動をし、慶應大学1年生の時にメジャーデビュー。2012年発売のシングル「ヒカリヘ」が大ヒットし、翌年のNHK紅白歌合戦に初出場。その後も、2016年には「NHK全国学校音楽コンクール」の中学校の部の課題曲「結 -ゆい-」をリリースするなど活躍を続け、4年連続でNHK紅白歌合戦に出場しました。2017年2月には、自身初の主演映画『君と100回目の恋』が公開。そのロケ地は、今年3月12日に”家族に乾杯”で放送された、”日本のエーゲ海”とも呼ばれている牛窓町(岡山県瀬戸内市)でした。この7月11日には、初のベストアルバム「miwa THE BEST」が発売。当日、渋谷で開催されたトーク&ライブイベントでは、“前髪パッツン”のファンの子だけが入場できる優先観覧エリアが設けられたとか!(笑)。

miwaさんが”家族に乾杯”に出演するのは、今回が初めて。旅の舞台は、長野県長野市戸隠(とがくし)。2005年に長野市に編入され消滅した、旧・戸隠村は、言わずと知れた「戸隠そば」の名産地で、パワースポットとしても名高い「戸隠神社」がある場所です。ロケのあった日は、ちょうど戸隠神社の中社で、3年に1度斎行される「柱松神事」に併せて開催される柱松神事特別祈祷祭が執り行われており、そこに鶴瓶さんがお参りに来たとか!。また鶴瓶さんは、峠を越えて隣の信濃町まで足を延ばし、テレビ業界から農業に転身した旧知の方を訪ねたようです。

なぜmiwaさんが戸隠を選んだのかは、まったく不明(汗)。強引に予想すると、miwaさんの趣味は散歩とのこと。初夏の時期に、戸隠奥社までの杉並木の参道や、戸隠森林植物園、小鳥ヶ池から鏡池を巡るハイキングは、とても気持ちがよく、心が洗われます。そんな目的だったりしないでしょうか?(笑)。



ロケが行われたのは、平成30年7月8日(日)。長野市戸隠の豊岡地区に広がる、そば畑の中で待ち合わせた、鶴瓶さんとmiwaさん。以前に一度、戸隠神社を訪れたことがあるmiwaさん。その時に食べた戸隠蕎麦が美味しかったのと、その店で見かけた蕎麦を打っていた職人さんが、めちゃめちゃイケメンのダンディーな方だったので、もう一度会いたいと、戸隠を旅先に選んだそうです(笑)。近くの野菜畑で作業をしていた中澤さんご夫婦に話しかけた二人は、その戸隠神社の目の前にあったという蕎麦屋のことを尋ねると、『うずらやさんでしょう』と教えてくれました。北信では知らない人はいないほど、戸隠一有名な蕎麦屋で、常に行列が絶えない店です。

さっそく「うずら家」を訪ねた二人ですが、戸隠神社中社の目の前にある店先は、中社で今日開催される3年に1度の「柱松(はしらまつ)神事」を見学する人と、蕎麦を食べるために行列を作っている客とで、とてもごった返しています(汗)。そんな店先に偶然にも立っていたのが、二代目店主でmiwaさんが心奪われた蕎麦打ち職人の徳武さん。齢は鶴瓶さんと同じく66歳だそうで、並んだ二人を間近で見比べたmiwaさん、『えぇぇ!?』と(汗)。

ここでスタジオから、戸隠の魅力をビデオ紹介。イケている戸隠を紹介してくれるのは、miwaさん憧れの「うずら家」のご主人の徳武さんと息子さんの親子(笑)。
 まずは、「戸隠神社」。名山・戸隠山の麓にあり、5社からなる戸隠神社は、創建から2000年あまりの歴史があると伝えられています。奥社の参道には、樹齢400年以上の杉並木が続き、神秘的な雰囲気を味わいたいと全国から多くの人が訪れます。
 「蕎麦の里」と言われている戸隠ですが、イケてるのは麺だけではありません。碓井製菓の餡子ぎっしり「そば饅頭」、小鳥の森のそば粉入り「そばピザ」、仁王門屋のそばの実つぶつぶ「そばソフトクリーム」、鏡池どんぐりハウスの信州リンゴが載った「そばガレット」、たんぼ そば店のそば粉を使った「そばおやき」など、どれも本当に美味しそうです!。

大勢の観光客らに囲まれ握手を求められる鶴瓶さん、その中の一人、忍者の格好をした山口さんから『京都産業大学の後輩です』と声を掛けられます。忍者の格好に身を包んだ山口さん、柱松神事特別祈祷祭のイベントで、「戸隠忍者太鼓」を叩いているそうです。戸隠と言えば「忍者の里」と知っていた鶴瓶さん、偶然にも忍者に会えて感動します。さらに、大学の後輩と分かりこれ幸い、『時間ちゃうやろうけど、一回たたいて欲しいねんけど』と、気楽に相談することが出来ました(笑)。準備が整うまでの間、二人は戸隠神社中社)を参拝することに。拝殿で鶴瓶さんがお参りしている際に奥の方に映っていた滝や、参道脇にある樹齢700年を超えるご神木も、戸隠神社の見所のひとつです。二人がお参りを済ますと、太鼓の準備も整っていました。演者は、太鼓がペンション「ロッジぴこ」の女将の梅田さんと、京産大卒で鶴瓶さんの後輩にあたる山口さん、笛が市役所職員の高橋さんです。

なんと山口さん、本業は近くにある蕎麦屋の「山口屋」の店主だそうです。そこで鶴瓶さん、山口屋でお蕎麦を頂くことに。店で出迎えてくれた息子さんのおすすめで、二人はクルミのつけ汁で頂く忍者そば(1,680円)と、女性限定のくのいちそばを頂くことに。スタッフ一行もご相伴に預かったようですよ(笑)。

ここで二人は別れ、別行動に!。

一人旅となった鶴瓶さんは、栃原(とちはら)地区へとやってきました。山の中で車を降りると、突然目の前に現れたのは、廃校になった小学校の校舎を活用した「戸隠地質化石博物館」。滅多に博物館などには行かない鶴瓶さんですが、気になり訪ねてみることに。出迎えてくれたのは、とても明るい人柄の田辺館長と、山小屋「山の庭 タンネ」のご主人の里野さん。ホラ貝を吹いて鶴瓶さんを歓迎してくれた田辺館長、鶴瓶さんも吹かせてもらいますが音が出ず、吹いた真似をしながら『ブオォォー』と声で誤魔化すと、『やっぱり鶴瓶さんが吹くのは”ホラ”』と里野さん(笑)。館長から、似合うからと”鹿の耳”を頭に付けられ館内を見学して回った鶴瓶さん。戸隠の魅力に魅せられ若くして千葉県から学芸員として戸隠にやってきた田中館長と、大阪から移り住み山小屋を開いた里野さんのお二人から、楽しい話を聞くことができました。

一方のmiwaさんは、山口屋の息子さんに教えられた、向かいにある宿坊「二澤旅館」を訪ねることに。息子さんによると、5社ある戸隠一山は、明治維新の神仏分離令が出される前は「戸隠山 顕光寺」というお寺だったそうで、その当時に僧侶がしていた宿坊が沢山あり、現在はそのまま神主さんに変わった家々が宿坊をしているそうです。突然の訪問なのに気さくに迎え入れてくれた女将さんに案内してもらい、miwaさんは広間の奥にあった神殿を見せて頂くことができました。戸隠神社の請の方達が宿坊に泊まって、お参りをするんだそうです。その後、廊下で出会ったのは宿の手伝いをしている渡辺さん。ご主人は自宅で竹細工を作っていると聞き、訪ねたいとお願いするmiwaさんですが、恥ずかしがって断られてしまいました。すると女将さん、注文が殺到して間に合わないほど大人気の竹細工を作っている井上さんがいいと、井上竹細工店を教えてくれました。

miwaさんが、教えてもらった「井上竹細工店」を訪ねると、まさに店先では店主の井上さんが、大人気の「珈琲ドリッパー」を竹で編んでいるところでした。お祖父さんから学び竹細工職人になって30数年、最初は山登りした際に自分で使っていた竹製のドリッパーを商品化したところ人気に火が点き、注文が殺到して、一時期は注文を断っていたようです(汗)。miwaさんは、井上さんの作業がひと段落ついた所で、一緒に柱松神事を見物しに出かけることにしました。

とても愉快な田中館長と里野さんの2人と談笑していた鶴瓶さん、『二人ともええ落語家になったでしょうね』と話をふると、なんと立川志の輔さんは戸隠が大好きで、前座の頃から26年間戸隠に通い、毎年一回落語会を開催しているそうです。そこで山桜を育てて植樹に取り組んでいる里野さん、御礼にと奥社の前に「志の輔桜」を植えたとか。そこで田中館長、今度は博物館の校庭に「鶴瓶桜」を植えようと提案!。後日、実際に校庭の隅に「鶴瓶桜 植樹予定地」の看板が立てられた映像がスタジオで紹介されました(笑)。桜の木が植えられるのは秋で、花が咲くのは1年経った翌春だそうですが、その時は『花見を兼ねて鶴瓶さんに一席お願いし、一緒に一杯やりたいですねぇ』と里野さん。その映像をスタジオで見ていた大喜びの鶴瓶さん、小声で『落語会やらなあかなぁ~』と(笑)。

スタミナにんにく鳥ラーメン(1,250円)ここでちょっと一息、長野市戸隠の「家族に一杯」の時間です。
 戸隠と言えば、やっぱり蕎麦。でも本日の一杯は、お蕎麦屋さんのラーメン!。「いろりのそば処 築山」では、この辺はお蕎麦屋さんばかりだから、違ったものが食べたいという方のために、「スタミナにんにく鳥ラーメン」を考案し、メニューに加えたとか。拘りは、40年間受け継がれている蕎麦のツユ。代々伝わる”かえし”を使って作るスープなので、ラーメン屋さんのラーメンとは違った味がするそうです。

竹細工職人の井上さんと一緒に、柱松神事を見物しに中社に戻ったmiwaさんですが、生憎と雨が降ってきてしまい、miwaさんは広げた傘を隣の井上さんの方にも差し出します。すると、『すごい得した気分』と、職人にあるまじきニヤケ顔になってしまう井上さんでした(笑)。そうこうしていると、神事が始まりました。「柱松神事」は、竹や木で作られた3本の柱松の燃え方や倒れた方角によって、景気・豊凶・平和の行方を占うもので、まずは参道の石段を駆け降りてきた白装束の3人が、火打石を使って3本の柱松に火を付けます。何処が一番最初に火が点くか競争ですが、今年最初に火が点いたのは宝光社。ちなみに、柱松に使われている竹は、井上さんが提供しているそうです!(驚)。

一方の鶴瓶さん、山間の村の中を車で走りますが、人が見当たりません(汗)。するとスタッフがお婆ちゃんを見つけ、鶴瓶さんが車を降りると、電動シニアカーに乗った90歳になる松本さんと行き会います。お婆ちゃんは、これから農作業に行くところだそうで、荷台には収穫用のカゴやら農作業具がいっぱい(汗)。近くで、庭の手入れが行き届いたお宅を見つけ、訪ねてみることにした鶴瓶さん。ピンポンを鳴らすと長峰さんのご主人が出てきてくれましたが、若い奥さんは恥かしがって、見つからない様に玄関から飲み物の入ったビニール袋を差し出すと、そのまま鍵を掛けて家の中に入ってしまいました(笑)。長峰さんから、いろいろな方が戸隠に移り住んでいると聞いた鶴瓶さん、村の電話帳を見せてもらうと、そこに書かれていた「スミトラ」という文字が気になります。インドネシアかどこだかからお嫁に来た人で、分かりずらい日本語を使うので会ってみたら面白いかもと言われた鶴瓶さん、さっそく近所のスミトラさんを訪ねることに。実際にお会いしたスミトラさん、実は28年前にタイから嫁いできたそうで、鶴瓶さんが長峰さんはインドネシアから来たと言っていたと伝えると、『なに言う!ここもう28年○×△!誰でも知ってる!』とお怒りモード(笑)。ご主人は、4年ほど前に66歳で亡くなったと聞いた鶴瓶さん、『オレと同い年や!』と言うと、鶴瓶さんの肩に手を置いたスミトラさん、『気をつけろよ!』と(笑)。

柱松神事を見終えたmiwaさん、次はどこに行こうか途方に暮れていると、そこに現れたのは忍者太鼓の山口さん。何処に行ったらいいかと相談すると、太鼓仲間で笛を吹いていた高橋さんのお宅がやっている喫茶店を紹介してくれました。さっそく、その喫茶店「ランプ」を訪ねると、歓迎してくれたのは店を切り盛りしている高橋さんのご両親。実は高橋さんのお宅は、4世代家族で暮らしており、来年高校に入るというお子さんは、miwaさんの大ファンだそうで、番組的に願ったり適ったりの家族に巡り合うことができたmiwaさんでした!(笑)。なんとこの店では、先ほどの井上さんが作った竹細工の珈琲ドリッパーで淹れたコーヒーを頂くことが出来ます。そのコーヒーを頂いたmiwaさん、ふだんは全然コーヒーを飲まないそうですが、このコーヒーは苦みが無くとても美味しかったそうです。裏の自宅を訪ねたmiwaさん、ベッドの上でパッチワークを作っていたお婆ちゃんに会っていると、そこに市内に出掛けていた、miwaさんの大ファンという中学3年生の娘さん(菫ちゃん)が帰って来てくれました。一緒に帰ってきたお母さんも、玄関から家の中にいるmiwaさんを見て、『どうしてこんなことになっているのか不思議なんですけど・・・、えぇぇ!おうちにいる!?』とビックリ仰天(笑)。

次に栄峰地区に移動した鶴瓶さん、山の中の道端で、ステキな外観の家を見つけ、車を降ります。3軒並んだペンションの様な家は、まるで童話の中に出てくるようなお家(鶴瓶さんのインスタグラムに写真が投稿されています)。鶴瓶さんが訪ねると、そこで出会った牧野嶋さん、『適当にウチを造ってるんです』と(驚)。実は、上越市に住んでいる放射線技師という牧野嶋さん、奥さんがお菓子屋をしており、将来ここに店を移したいと、週末毎に上越から戸隠に通い、20年かけて一人で家を建てているんだそうですが、まずは住むための1軒を、3年後くらいまでには完成させたいと・・・(汗)。寡黙な牧野嶋さんが、20年もかけて一人で造り続けてきた趣味の家を目の当りにした鶴瓶さん、もう言葉が出ません(笑)。

喫茶店に戻ったmiwaさん、高橋さんご家族に集まっていただき、4世代仲良く暮らす秘訣など、暮らしぶりについて話を聞きました。お礼に、歌をプレゼントすることにしたmiwaさん、家にあったギターをお借りして、菫ちゃんも練習中という「ヒカリヘ」を歌うことに。間近でmiwaさんの歌を聞いていた大ファンの菫ちゃん、震えながら溢れる涙を両手で抑えたまま、miwaさんが声をかけても暫く言葉が出てきません。そりゃーそうですよね!((o^―^o)。最後スタジオには、後日撮影された高橋さん一家のビデオメッセージが、miwaさんに届けられました。

再放送は、9月7日(金)午前0時55分~午前2時10分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。

 


二人旅

戸隠のイケてるものを紹介

鶴瓶さん

miwaさん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 長野市戸隠の名物など

チケットぴあ

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