鶴瓶の家族に乾杯 | 青森県鰺ヶ沢町(高橋真麻さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成31年4月15日(月)放送 高橋真麻と青森県鰺ヶ沢町ぶっつけ本番旅!

旅のゲストは、フリーアナウンサーの高橋真麻(たかはし まあさ)さん。東京都出身の37歳。お父さんは、”桃太郎侍”や”遠山の金さん”でお馴染みの、高橋英樹さん。お母さんは元女優の小林亜紀子さん。スターの家に生まれた一人娘として、雙葉小学校から雙葉中学・高校、東京女子大と女子校のみで学び、2004年にフジテレビにアナウンサーとして入社。主にバラエティ番組などで人気を博し、2013年に9年間在籍したフジテレビを退職、フリーアナウンサーとなります。昨年暮れに、一般男性と結婚したことをブログで発表、幸せそうな新婚生活を報告してくれています(笑)。ロケ当日のブログには、青森に向かう羽田空港で朝からラーメンのハーフを注文したけど足りなくて、別のラーメン(ハーフ)と、メンマ、割りスープを追加注文したそうですが、食べることと歌うことが大好きそうで、相変わらず元気モリモリって感じです!。昼には、鰺ヶ沢名物の”焼きイカ”や、”ヒラメのヅケ丼”などを堪能されたのでは?(笑)。

鰺ヶ沢町の場所旅の舞台は、青森県西津軽郡鰺ヶ沢町(あじがさわまち)。青森県の西部、津軽半島の付け根に位置し、南北に細長く、北端は日本海に面しています。名前に”鯵”(アジ)と付く通り、漁業で栄えてきた歴史があります。一方で、東には日本の百名山のひとつ「岩木山」を望み、南には世界自然遺産の「白神山地」を有し秋田県と接しています。

鶴瓶さんのインスタグラムに、偶然会えたと「わさお」とのツーショット写真が掲載されていますが、真麻さんは2月16日にNHK BSプレミアムで放送された『世界わんわんドキュ☆「タイ」』で、語り手として出演しているものの、それで鰺ヶ沢町を旅先に選んだとは考え難く・・・(汗)。そもそも最近の”家族に乾杯”のゲストには、大河ドラマや朝ドラの番宣で、そのキャストを迎える事が多くなっている中で、NHKが他局出身のアナウンサーを人気バラエティ番組のゲストに迎えるとは、ちょっとビックリ?。ひょっとして、4月の番組改編で、マーサのサプライズ登板があるのかも!?(月曜夜のNHKドキュメンタリー新番組「逆転人生」に、何回か出演が決まっているようです)。腹案は、鰺ヶ沢町が生んだ郷土力士、舞の海さん絡み。隅田川花火大会の中継で、舞の海さんとゲリラ豪雨の中でズブ濡れになった姿は、今も真麻伝説として語り継がれているとか、いないとか(笑)。


ロケが行われたのは、平成31年3月1日(金)。青森県鰺ヶ沢町にある「天童山公園」で待ち合わせた、鶴瓶さんと高橋真麻さん。鰺ヶ沢港を見下ろす高台にあり、眼下には鰺ヶ沢の町並みが、遠くには津軽半島や北海道を臨むことができる絶景スポット。そこでNHKスタッフ、『ちなみに、この背景をバックに歌うとしたら何ですかね?』と、歌好きの真麻さんに問いかけます。すると真麻さん、『そんな歌手と芸人の合間みたいなフリ 止めてくださいよ~。無いですよ そんなネタ!』とか言いながらも、『ハーバーライトが 朝日に変わーる、その時 一輪の かもめーがー翔んだぁ~』と、眼下に広がる漁村を背景に『かもめが翔んだ日』(渡辺真知子)を熱唱(笑)。そこに登場した鶴瓶さん。結婚のお祝いを伝えますが、『結婚式をしてなくて、バージンロードも歩いていないし、感謝の手紙も読んでいないので、嫁に行った感が全くないんですよぉ』と真麻さん。すると鶴瓶さん、『もう バージンロード歩いたらあかんよ』と・・・(汗)。

高橋真麻さんは、47都道府県で唯一訪れたことがない青森県にある海辺の町に行ってみたいと、旅の舞台を選んだそうです。ただし、今回なぜ真麻さんがゲストに選ばれたのかは、不明のまま・・・。仲良し親子として知られる高橋英樹さんが、ついに娘を嫁に出したことがきっかけでしょうか?だったら、お父さんがゲストでもよかったような?(汗)。

高台を下りた鶴瓶さんと真麻さん、「鰺ヶ沢漁港」へと向かうことに。すると、道路の舗装工事で集まっていた年配の作業員さん達から声を掛けられた二人ですが、津軽弁のなまりが強く、話を聞きとるのに四苦八苦(笑)。二人は、その先で見つけた一軒の理容店「サイトウヘアサロン」を覗いてみることに。突然の訪問にも係わらず、歓待してくれた齊藤さんご夫婦、若い時は美男美女だったと、馴初め話を披露してくれました(笑)。

ここでスタジオから、鰺ヶ沢町の魅力をビデオ紹介。紹介してくれたのは、真麻さんのステキな歌声に負けない、自慢のノドを持つ町の人達!。
 まず最初は、地元の小学生19人が、美しい自然のために熱唱!曲は、松任谷由実『春よ、来い』。春に訪れたいのが、世界自然遺産の「白神山地」。ミズバショウやブナの森など、ここでは手つかずの自然を見ることができます。自然を楽しんだ後は、「鯵ヶ沢温泉」へ。温泉からは日本海の絶景が楽しめますよ!
 続いては、町の郷土芸能を支える民謡の名人が登場!第40代青森県民謡王座・佐藤さんが唄うのは『鰺ヶ沢甚句』。鰺ヶ沢の港から江戸や大阪へ物資を運ぶ船乗りたちによって、歌い継がれてきた民謡です。
 次は、地元のお母さん方が、町の名物のためにスナックで鍛えた声を披露!曲は、八代亜紀『舟唄』。鰺ヶ沢でイカと言えば、「焼きイカ」。お店がずらりと並ぶ「焼きイカ通り」では、焼き立てのイカを提供してくれます。カーテンの様に干されたイカが並ぶ姿も必見です!。
 最後は、スタジオの真麻さんも一緒に、全員で盛り上がろう!曲は、岩崎宏美『シンデレラ・ハネムーン』。もちろん真麻さんは、ノリノリの振り付きで(笑)。

お腹が空いたと訴える真麻さん。そこで鶴瓶さんが見つけたのは、地魚屋食堂「たきわ」。しかし、残念ながら閉まっている様です。そこで、隣にあった立派な割烹「水天閣」に入ろうとすると、後ろから「たきわ」の女将の滝淵さんから、『鶴瓶さんじゃねぇ~の、がぁうれし~!』と大きな声で呼び止められ、二人は引き返すことに(笑)。店は、1-2月の2か月間は吹雪いて漁ができず魚が上がらないため休んでいて、今度の日曜日から営業を再開するために準備中とのことですが、ちょうどヒラメが届いたので捌いてくれるそうです。小さいのでいいと遠慮する鶴瓶さんですが、小さいと全部捌かないといけないので逆に大変と、特大のヒラメの半身、それも背側だけを捌いて、刺身とヅケにして出してくれました。その味は絶品で、鶴瓶さんも真麻さんも、是非もう一度食べに訪れたいそうです(笑)。

ここで、二人は別れることに。鶴瓶さんが車に乗り込もうとしていると、後ろからまた「たきわ」の女将に呼び止められます。紹介されたのは、近所に住んでいる女将の母、敦川さん。すると鶴瓶さん、再び店に戻り、母娘にいろいろ話を聞きました。

一方、腹ぺこの真麻さん、食べ物屋さんを探すことに。そこで見つけたのは、”じんく餅”や”金のあゆ最中”を売っている銘菓の店、「山ざき」。店を訪ねた真麻さんは、ショーケースに並ぶお菓子が、”裏”ではなく”工場”で作っているんだと嗜められつつ(汗)、その工場を見せてもらいました。案内してくれたのは、先代と、サラリーマンを辞めて店を継いでくれた3代目の山崎さん。店に戻り、大きな大福を、大口を開けて丸ごとかぶりついた真麻さん(笑)。先代ご夫婦と若夫婦それぞれから、馴初め話などを聞きました。そこで先代が見せてくれたのは、昼に書いたという、奥さんの小学生の頃のエピソード。当時はなんと、1学年に250人もの生徒がいたそうです(驚)。そのため、運動会では前の組がゴールに着く前に、後ろの組がスタート。すると足が遅かった奥さんは、後ろの組の先頭に追い抜かれそうになり、ゴールに着くと先生から1着の旗を渡されたとか(笑)。

一方、町をぶらつく鶴瓶さん。数軒ごとに建ち並ぶ散髪屋を見て、『どんだけ髪切んねん』とビックリします。小野アナウンサーによると、昔は水揚げ量が多く町がものすごく賑わっていたそうで、漁を終えた漁師さん達が身だしなみをキレイにして日々飲みに出掛けていた頃の名残りだとか。すると、一軒の石材屋さん「田中石材店」を見つけた鶴瓶さん、訪ねてみることに。今朝の3時まで飲んでいたと、酒の匂いプンプンさせたご主人に話を聞くと(笑)、工場や庭にあった熊やトラ、2メートルもの高さの釈迦如来像など大きな石の彫刻は購入した既製品で、工場で作っているのは墓石だけだそうです。なんと、70もあるという大きな石像は、ご主人が気に入って買ったものなので、石材屋なのに買いたいと言われても、売らないんだとか(汗)。

じゃっぱ汁ここでちょっと一息、青森県鰺ヶ沢町の「家族に一杯」の時間です。
 今日は、この地域ならではの料理を頂きます。訪ねたのは、一軒のお宅。お母さんが台所で豪快に捌いてくれたのは、大きな真鱈。そしてお母さんが作ってくれた本日の一杯は、「じゃっぱ汁」。”じゃっぱ”とはアラのことで、身を外したマダラの頭と脂(肝)を使った汁物です。タラは、本当に捨てるところがない魚なんだとか。息子さんの大好物は、マナグ(目)。この日は、お姉ちゃんのお椀に入っちゃいました(笑)。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、津軽三味線「津軽よされ節」では?ないかと・・・(汗)。

再び新たな出会いを求めて、淀町界隈を歩き始めた鶴瓶さん。道で出会ったのは、定年後に埼玉から奥さんの地元の鰺ヶ沢に引っ越してきたという、磯辺さん。この辺りで企業といえば仕出し屋くらいしか無いと、「網野仕出し店」を紹介してくれました。その後も磯辺さんの案内で、途中で見掛けて気になっていた「シロト理容院」に立ち寄りつつ、磯辺さんの奥さんがやっている美容院、「Perma House アップル」を訪ねた鶴瓶さんでした。

一方、まだ腹ぺこな真麻さん、車で移動中に海の駅「わんど」の看板を見つけ、車を降ります。まずは、併設されていた「鰺ヶ沢相撲館」を覗いてみることに。案内してくれたのは、駅長の工藤さん。相撲館では、元小結の舞の海関をはじめ、郷土出身の力士の活躍を振り返ることができ、入場料は無料!。まわしを巻いて貰うことも出来るそうですが、あいにくスカートを穿いて来てしまった真麻さん、『失敗したー』と残念がります(笑)。しかし、スカートをたくし上げた真麻さん、緩めなら大丈夫でしょうと、まわしを締めてもらうことに(汗)。工藤さんは、真麻さんのスカートの上からまわしを締めつつ、大笑い(笑)。

工藤さんの案内で、海の駅「わんど」に入っている食堂「どん」に辿り着いた真麻さん、お腹ぺこぺこと、名物の「ヒラメのヅケ丼」と、特製ちゃんぽん麺を注文。店主の奈良さん、ビックリして『2つも食べれるんですか?』と聞き直しますが、『はい!』と真麻さん(汗)。奈良さんに話を聞くと、なんと実家は先に訪ねた食堂「たきわ」で、出会ったたきわのご主人の妹さんだそうです(驚)。娘さんが39歳にしてようやく結婚し、盛岡に引っ越すことになったと聞いた真麻さん、引越しの準備に追われる娘さんに会いに、自宅を訪ねることに。

鶴瓶さんは、磯辺さんから近くにブサカワ犬として人気の「わさお」がいると聞き、案内してもらうことに。訪ねたのは、七里長浜にある焼きイカの店「きくや商店」。迷い犬のわさおを保護して飼ってくれた菊谷節子さんは、2017年11月に亡くなられてしまいましたが、節子さんが入院中に毛が抜けてしまったわさおには家族が必要だと残してくれたのが、嫁犬の「つばき」。TVカメラ慣れしているわさおは大人しいのですが、住宅街を歩き回ってはよく犬に吠えられる鶴瓶さん、つばきにはワンワンと吠えられっぱなし(汗)。なんと”わさお”には、テレビ取材の対応などにマネージャーが付いているそうです。鶴瓶さんは、間もなくして店に来てくれたマネージャーの工藤さんと、節子さんの息子さんの二人から、いろいろ話を聞きました。

奈良さんの自宅の郷土料理の店「なら」を訪ねた真麻さん、引っ越しの準備をしていた娘さんと出会うと、店のテーブルに二人で並んで座り、カメラはカウンター内にセッティングして、結婚を間近に控えた娘さんの心境をインタビュー(笑)。娘さんから、明後日に盛岡に旅立つと聞いた真麻さん、自分が家を出る時に親に感謝の言葉を伝えることを忘れてしまいとても後悔しているので、絶対に出発する前に、親には感謝の言葉を伝えた方がいいとアドバイス。そこで、海の駅の店にいるお母さんに電話した真麻さん、店を誰かに任せて家に戻って欲しいとお願いします。間もなくして、お父さんも一緒に帰宅してくれたご両親に向かって、39年間育ててくれた感謝の言葉を伝えることができた娘さん。この時ばかりは涙でいっぱいですが、明後日には晴れ晴れと、明るい新婚生活に向かって新しい旅立ちができそうです!(笑)。

再放送は、4月19日(金)午前0時55分~午前2時07分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。


二人旅

鰺ヶ沢町の魅力を紹介

鶴瓶さん

高橋真麻さん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 鰺ヶ沢町の名物など

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