鶴瓶の家族に乾杯 | 大阪府田尻町(ISSAさん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和元年11月11日(月)放送 ISSAが初挑戦!大阪府田尻町ぶっつけ本番旅!

旅のゲストは、DA PUMPのリーダーで、歌手の ISSA(イッサ)さん。沖縄県沖縄市出身の40歳。幼少の頃から、安室奈美恵さんを輩出した沖縄アクターズスクールに通い、子役としても活動。1996年から沖縄アクターズスクールのメンバーとグループを結成し、1997年に「DA PUMP」としてメジャーデビューすると、すぐに数々のヒットを飛ばします。1998年には紅白歌合戦に初出場を果たし、2002年まで5年連続で紅白に出場。その後は、自身の舞台上でのケガや、メンバーの入れ替わり等があり、しばらく苦節の年月が過ぎますが、昨年は「U.S.A.」の大ヒットで、16年ぶりに紅白出場を果たしました。

今回の旅の舞台は、大阪湾に面し、泉佐野市と泉南市に挟まれつつ、沖合に浮かぶ関西国際空港の中心部分を擁する、大阪府 泉南郡 田尻町(たじりちょう)。2006年3月に、岐阜県墨俣町(現 大垣市)の廃止により”日本一面積の小さい町”(3.86km2)となりましたが、関空の埋立てにより面積が5.62km2に増えてしまい、同じ大阪府の忠岡町に”日本一”の座を譲ることになりました。人口は約8,800人です。特産品の「泉州黄たまねぎ」が特に有名で、日本で最も早くにタマネギ栽培が始まった地域だそうです。そういえば、ロケの頃はタマネギの種蒔きが始まる時期で、放送日の頃はタマネギの苗を定植する最盛期!。でも、たぶんタマネギは関係無いと思うので(笑)、ISSAさんがなぜ旅先に田尻町を選んだのかは不明です(汗)。沖縄出身のISSAさん、ひょっとしたら本州への最初の上陸地が関空だったりして!?。


ロケが行われたのは、令和元年9月1日(日)。「春日神社」の前にある公園で、鶴瓶さんと待ち合わせたISSAさん。先に到着すると、ロケに備えてナイキのシューズの手入れを始めます(笑)。心配事は、自分が”究極の人見知り”だということ。また、U.S.A.のヒットで顔を覚えてもらえる機会は増えたものの、果たして小さい子供からお爺ちゃんお婆ちゃんまで、どこまで知って貰えているのか、自分の知名度が気になるそうです。そこに登場したのは、小野アナウンサーいわく、”人見知りと対極の人”、鶴瓶さん(笑)。鶴瓶さんは、あれほどヒットしたU.S.A.の『カ~モンベイベー アメリカ』の”いいねダンス”の後で、次はどうするのか気になるそうですが、ISSAさんから、現在プロモーション中の『P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~』の「バイーンダンス」のサビの踊りを教えてもらいました。どうやら鶴瓶さん、孫と一緒に踊るのが目的の様です(笑)。また、現在 全国ツアー中というISSAさんは、毎日リハーサルもあってギチギチの生活をしている中で、今日だけはのんびりしたいと、近場で田尻町を旅先に選んだようです(笑)。

公園で二人が話していると、ロケを見学しに、近所の人たちがたくさん集まってきました。遠慮がちな住人を、鶴瓶さんが順番に手を引いてベンチに座らせ、隣の人物が誰かと尋ねると、年配の女性まで皆、『ISSAさん』と名前を即答!。さらに、”いいねダンス”まで踊ってくれました(笑)。その知名度の高さに、鶴瓶さんも当のISSAさんも、驚きを隠せません。特に、子供たちからの人気は絶大で、集まってきた田尻小学校の5年生の男女6人の生徒たちは、ISSAさんに会えて大喜び。いいねダンスが踊れるどころか、リコーダーでU.S.A.の曲まで吹いてくれました。きっとお昼休みに、リコーダーの曲に合わせて、みんなでいいねダンスを踊っているんでしょうね(笑)。そこで鶴瓶さん、『ところで、オレは知ってるの?』と子供たちに尋ねると、全員が『見たことはあるけど、名前は知らない』と・・・(汗)。『ISSAに負けたわぁ~』と悔しがる鶴瓶さんでした(笑)。

ここでスタジオから、田尻町の魅力をビデオ紹介。町民たちが、大ヒット曲『U.S.A.』にのせて、田尻町を紹介してくれました。
 まずは『S.T.N.』、甘くてみずみずしい町の名物、「泉州たまねぎ」です。タマネギの栽培は明治時代に始まり、偉大な先人たちを称える石碑「泉州玉葱栽培の祖碑」もあります。もちろん、町のマスコットキャラクター「たじりっち」も、タマネギをイメージ。
 次は『A.K.K.』、エアポート関空です。1994年に開港した「関西国際空港」の真ん中部分、ほぼ3分の1は田尻町にあります。関空を利用する1日5万人の外国人は、田尻町に来ていることになるんです!。
 最後は『T.S.B.』、「田尻スカイブリッジ」です。関空からのお客様をお迎えする橋。遊歩道ではウォーキングも楽しめ、夕日がきれいなスポットとしても有名です。
 『カーモン ベイビー たじりへ、町は小さくても 魅力は大きい!』と、子供たちが”いいねダンス”を踊りながら、二人の旅を応援してくれました(笑)。

田尻町の住宅街を歩き出した、鶴瓶さんとISSAさん。二人がぶらぶらしていると、新築したばかりの家の前で手を振ってくれている住人を見つけた鶴瓶さん、その古渕さんのお宅を『新築訪問』することに(笑)。ちょうど、不要になった本棚をもらいに来たという、奥さんの妹さん夫婦も来ていて、皆さんから暮らしぶりなど話を聞くことができました。大学4年の息子さんは、Apple Loop United」というバンドでドラムを担当、『わがまま』というタイトルのCDも出していると、お父さんがそのCDを紹介してくれました。『見せんでええ』と恥ずかしがる息子さんに、『ようISSAに見せるなぁ』と冷やかす鶴瓶さんでした。続いて、近所に住んでいる、古渕さんのご主人の両親が住むお宅に案内してもらうと、なんとお父さんは鶴瓶さんと同じ浪速高校の出身で、鶴瓶さんより4年先輩だそうです。林家ぺーさんのことなど、浪高あるある話に花が咲く、先輩後輩でした(笑)。

二人が古渕さんのお宅を出ると、たまたま田尻朝市から帰るところと車で通りかかった漁師さんが、親父がISSAさんと同じ沖縄出身だと、沖縄名物のサーターアンダーギーを分けてくれました。ここで別れることにした二人ですが、ISSAさんは、その朝市が開かれている田尻漁港を訪ねてみることに。

一方の鶴瓶さんは、田尻町の住民に話を聞いていると、たびたび登場する『ハワイアン』という地区が気になり、その場所を探すことに!。それらしき住宅街を見つけますが、表には吉見地区との看板も。たまたまそこに車で通りがかった福留さん家族に話を聞くと、ハワイアンはもう少し先だそうです。しかし、親子の歳の差を感じさせない不思議な家族構成が気になった鶴瓶さん、福留さん一家を車から降ろし、道端でその関係を問いただすことに!(笑)。

田尻漁港の日曜朝市」を訪ねたISSAさんですが、既にすべての商店はシャッターを下ろし、小波津さんや吉田さんなど、残った数人の漁師さんがビールで一杯を始めているところでした。皆さんに、仕事や朝市の様子について話を聞いていると、バーベキューの準備が始まり、ISSAさんも相伴に預かれることに(笑)。バーベキューの準備をし、エビやサザエなどを焼いてくれたのは、小波津さんの息子の亮太くんと、友人の小林くん。話を聞くと、将来はお父さんの仕事を継いで漁師になりたいと話す亮太くん、学校が無い日はお父さんの船に乗って一緒に漁にも出ているそうです。そこでISSAさん、お母さんにも話を聞きたいと、小波津さんの自宅を訪ねさせてもらうことに。ISSAさんの突然の訪問に、ビックリするお母さんですが、なんとかお邪魔することに成功!。お母さんから、息子の漁師希望は反対であること、田尻町から出たこともなく外の世界をまったく知らないまま、危険な仕事には就いて欲しくないと聞いたISSAさん、自分の将来の道を選ぶのは自分だが、外の世界を知ることは大事と、亮太くんにエールを送りました。

福留さん家族と別れた鶴瓶さんは、再び車で移動していると、再度それらしき新興住宅地を見つけ車を降ります。道でスケートボードをしていた子供に聞くと、ここは”ハワイアン”ではなく、”ベイサイド”だそうです(汗)。そこに車で通りかかったのは、安宮さんの家族。話を聞くと、鶴瓶さんは田尻町から出て、隣の町まで来てしまった様です。ハワイアンの近くに住んでいるという安宮さん、これから家に帰るところと聞いた鶴瓶さん、車に乗せて貰い、ハワイアンまで連れて行ってもらうことに。すると安宮さんの奥さん、車中でハワイアンに住む友人の西野さんにLINEで連絡をすると、『鶴瓶止めておいて、おもろい姉妹行くから』との返信が!(笑)。ぜひ、そのおもろい女性に会いたいと、安宮さんに案内してもらい、西野さんのお宅を訪ねると、ちょうど一家大勢で外出先から戻られた所でした。ようやくハワイアンと呼ばれる新興住宅街を訪ねあてた鶴瓶さん、西野さんのお宅に上げてもらい、皆さんに、家族関係や暮らしぶりについて話を聞くことができました。

じゃこごうこここでちょっと一息、大阪府田尻町の「家族に一杯」の時間です。
 今日は、地元の名物を使った家庭料理が頂けると訪ねたのは、嘉祥寺地区にある一軒のお宅。お母さんが台所の隅にあった桶から出してきてくれたのは、1年漬けた水ナスの古漬け。それを縦に4等分し、じゃこと呼ばれる小エビと一緒に鍋に入れ、お酒と醤油、少しの砂糖で味付けをして煮込みます。ダシや水分は、エビや古漬けから出るものだけ。エビに火が通れば完成です!。本日の一杯は、アツアツご飯の上にのせた、「じゃこごうこ」。じゃこ(小エビ)と、こうこう(香々=香の物=漬け物)を一緒に炊くから、じゃこごうこ。近所の奥様方と一緒に、お昼を頂きます。こちらに嫁に来て時に初めて知ったお惣菜ですが、お姑さんから『じゃこごうこを食べないと泉州の嫁にはなれない』と言われたとか。この地域に暮らす人ならではの味なんですね!。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、『浜辺の歌』(Clementine)でした。

ISSAさんは、もっと多くの住民と出会いたいと、人が集まりそうな公民館を訪ねてみることに。「田尻町立公民館」の受付で相談すると、ちょうど料理室で和菓子作りの教室が開かれているそうで、案内してもらえることに。突然のテレビカメラとISSAさんの訪問に、ビックリしつつも、どうリアクションしていいのか分からず、もくもくと和菓子作りを続ける生徒さんたち(笑)。ISSAさん、自分にも教えて欲しいと、指導してたい元菓子職人の方に相談しますが、『できないでしょ~』と笑われてしまいました。余分な材料も無いそうです。すると生徒さんの一人が、『よかったらどうぞ』と、自分の材料を分けてくれて、ISSAさんも和菓子作りにチャレンジ!。見よう見まねで作ったISSAさんの和菓子、ほかの生徒さんからは、『ダイナミックでいいと思います』とのお褒めの言葉が(笑)。

鶴瓶さんは、関空が見える海辺「マーブルビーチ」へとやってくると、9月初めの日曜日ということもあり、まだ大勢の人が海遊びに来ていました。そこで出会ったのは、学習塾「BASIC個別指導学院」に通う生徒さんたち。夏季講習を頑張ったご褒美にと、塾の藤原先生がバーベキューに誘ってくれたそうです。鶴瓶さんが生徒の一人に、この夏の成果を尋ねると、中学三年生なのに『ハーバードに行けそうです!』と、夏季講習の手応えを教えてくれました(笑)。

もっと人に出会いたいとISSAさん、公民館のそばにあったスポーツ施設「シーサイドドーム」を訪ねると、屋内グラウンドでは奥様方がテニスを楽しんでいました。テニスをまったくしたことが無いというISSAさん、奥様方に誘われて、一緒にプレーすることに!。恰好こそぎこちないですが、ダンスで鍛えた運動神経の良さか、初めてにしては何球も続けて打ち返すことができたISSAさん、応援していた奥様方も大喜びです(笑)。束の間のひと時を、のんびり、楽しく過ごすことができたと、ISSAさんも大変うれしそうでした。

再放送は、アラブ首長国連邦のドバイで開かれているパラ陸上の世界選手権2019大会中継のため、12月6日(金)午前0時55分~午前2時07分(木曜日の深夜)に、NHK総合で放送予定です。


二人旅

田尻町の魅力紹介

鶴瓶さん

ISSAさん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 田尻町の名物など

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