NHK『鶴瓶の家族に乾杯』 放送内容とロケ場所の情報!(令和2年度 上期)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

※ これ以前の放送内容は、放送回毎の放送内容(個別ページ)をご覧ください。
※ 今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和2年9月14日放送 2020特別編 中村勘九郎と広島スペシャル

ゲストは、歌舞伎役者で俳優の、中村勘九郎(なかむら かんくろう)さんです。六代目・中村勘九郎さんは、東京都出身の38歳。父は、十八代目・中村勘三郎さん。中村屋の長男として生を受け、1986年1月に4歳で歌舞伎座『盛綱陣屋』の小三郎役として初お目見得。翌1987年1月には、5歳にして歌舞伎座『門出二人桃太郎』の兄の桃太郎役として、二代目・中村勘太郎襲名初舞台を踏みます。2012年2月、新橋演舞場で、六代目・中村勘九郎を襲名しました。2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では、金栗四三役として主演を果たしました。

現在、コロナ禍の影響で番組ロケが出来ないなか、今回は「広島スペシャル」と題して、これまでぶっつけ本番旅で訪問した広島県での出会いを再構成して放送します。スタジオゲストは、2011年に安芸高田市を旅した中村勘九郎さんです。かつて出会ったあの家族は今、どうしているでしょう!?。


2011年(平成23年)10月の放送で、当時は二代目・中村勘太郎を襲名していた現:六代目・中村勘九郎さんは、『地域で伝統芸能に携わる人に出会いたい』と、広島県安芸高田市を訪れました。勘九郎さんは、高校神楽部の皆さんと出会い、その熱演に涙…!。あれから9年、出会った神楽団の方々と中継で再会します。さらに、父・勘三郎さん(2012年没)のぶっつけ本番旅の映像もご紹介。当時、五代目・中村勘九郎を襲名していた勘三郎さんは、2004年1月放送で、沖縄県与那城町(現:うるま市)を訪れています。勘三郎さんの親友でもある鶴瓶さんは、勘三郎さんとの思い出話に花を咲かせます。

 

ラブラブで羨ましい、広島のご夫婦に乾杯!

スポーツ少年・少女たち、広島のスポーツキッズに乾杯!

家族に一杯、おかわり

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2018年放送の「三次市への旅」で、常盤貴子さんが出会ったのが、「三良坂フロマージュ」の松原さんご一家。松原さんは、自分たちで育てた牛やヤギのミルクで、こだわりのチーズを作っていました。今日は、その自家製チーズを使った一杯を作ってくれました。

笑いの名シーン、広島の思わず爆笑、出会いに乾杯!

中村勘三郎の旅、三線と民謡を求めて

中村勘九郎の旅、神楽を受け継ぐ人々を探して

 

再放送は、9月17日(木)午後11時45分~午前0時57分に、NHK総合で放送予定です。

 


 令和2年9月7日放送 2020特別編 松下奈緒と静岡スペシャル

ゲストは、女優でピアニスト、作曲家、歌手でもある 松下奈緒(まつした なお)さん。 奈良県生駒市生まれ、兵庫県川西市出身の35歳。音楽好きの両親の影響で、3歳からピアノを習い始めます。小学生の頃に見たテレビドラマ『ロングバケーション』で、山口智子さんが演じた葉山南ちゃんに憧れて女優を目指すようになり、高校在学中にモデル事務所のコンテストに出場してグランプリを受賞、翌年には「爽健美茶」のテレビCMに出演します。東京音楽大学に入学(ピアノ専攻)と同時に上京、在学中に女優デビューを果たし、TBSの第50回日本レコード大賞では初司会も務めます。大学卒業後、2010年度前期のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で、モデルとなった漫画家・水木しげるさん(演:向井理さん)の妻の布美枝さん役を演じ、人気を博します。女優として、テレビドラマや映画、CMなどに多数出演しながら、ピアニストとしての音楽活動も継続。これまで7枚のアルバムをリリースしたほか、毎年全国コンサートツアーも開催しています。

現在、コロナ禍の影響で番組ロケが出来ないなか、今回は「静岡スペシャル」と題して、これまでぶっつけ本番旅で訪問した静岡県での出会いを再構成して放送します。かつて出会ったあの家族は今、どうしているでしょう!?。


スタジオゲストの松下奈緒さんは、『富士山が見たい』と、2014年に西伊豆町への旅に出かけました。鶴瓶さんと二人で訪ねた和菓子店で出会った、当時89歳の店主と中継で再会。今も現役で和菓子作りを続けていると聞き、二人は仰天します!。さらに、鶴瓶さんは23年前に出会った、自動車整備士の女性と中継で再会。当時、人生を変える一大決心をしていた女性と、その家族の現在の姿に感動します。

 

絶景の富士山編

音楽でつながるご縁(音楽に乾杯)

  • 2017年放送 北海道石狩市への旅(松下奈緒さん)
  • 2007年放送 静岡市清水区への旅(宇崎竜童さん)
  • 2012年放送 伊豆の国市への旅(杏さん)
  • 2006年放送 芝川町(現 富士宮市)への旅(天童よしみさん)
  • 2014年放送 西伊豆町への旅(松下奈緒さん)

大家族に学ぶ 家族のかたち

家族に一杯のおかわり

2014年放送の「西伊豆町への旅」で鶴瓶さんが出会ったのが、恋人岬にあるプチホテル「オーシャンビューリゾート 岬 misaki」内のレストラン「マシェリ」を家族で切り盛りする、鈴木さん一家。このレストランの名物は、何と言っても伊豆の美味しい魚料理ですが、鶴瓶さんはこの時、その美味しい魚を食べることが出来ませんでした。そこで今回は、鈴木さん親子に、腕によりをかけて、美味しい一杯を作ってもらうことに(笑)。使う魚は、いま西伊豆の田子港で沢山揚がっている”ごまさば”。揚げたごまさばに掛ける餡の具材は、お母さんが畑で自家栽培している、新鮮で色とりどりの採れたて野菜。

グルメに乾杯

ゲストの意外な一面を集めちゃいました

小野アナウンサーのイチ押し名場面集

再放送は、9月10日(木)午後11時45分~午前0時57分に、NHK総合で放送予定です。

 令和2年8月31日放送 2020特別編 吉岡里帆と北海道スペシャル

※ 当初の予定では7月6日(月)の放送でしたが、九州の豪雨被害に関する緊急ニュース放送のため放送休止になり、8月31日(月)に放送が延期されました。

ゲストは、女優でグラビアタレントの吉岡里帆(よしおか りほ)さん。京都府京都市出身の25歳。京都の太秦で生まれ、映像会社を経営するカメラマンの父や母・祖母の影響を受けて、演劇の道を目指し、京都の大学に通いながら東京の演劇養成所に通い、20歳から女優業をスタート。2015年下半期のNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」では、ヒロイン・あさ(波瑠さん)の娘の親友で、丸メガネがトレードマークの「のぶちゃん」こと”田村宜”役を演じました。2017年には、TBSドラマ『カルテット』で元地下アイドルの”来杉有朱”役を好演し、その演技力が広く認められ一気にブレイク。そして年末の紅白歌合戦では、加藤一二三九段や、高橋一生さん、鈴木亮平さん、宮本信子さん、作家の林真理子さん、プロボクサーの村田諒太さん、体操の村上茉愛さんらと一緒に、ゲスト審査員にも選ばれました。

現在、コロナ禍の影響で番組ロケが出来ないなか、今回は「北海道スペシャル」と題して、これまでぶっつけ本番旅で訪問した北海道での出会いを再構成して放送します。スタジオゲストは、2018年に新冠町を旅した吉岡里帆さんです。かつて出会ったあの家族は今、どうしているでしょう!?。


まず、吉岡里帆さんが2018年5月に訪ねた、北海道新冠町への旅(放送日は2018年6月4日)を振り返ります。大自然の中で、大好きな動物に癒やされたいと、新冠町(にいかっぷちょう)を旅先に選んだ吉岡さん。タニグチ牧場で出会ったのは、2005阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)で優勝し、2005年度JRA賞最優秀2歳牝馬に輝いた、「テイエムプリキュア」。G1馬に一目会いたいと、放牧場で一生懸命その名を叫ぶ鶴瓶さんですが、落語家なのに口が回らず、”テエエムプレキュア”としか呼べない鶴瓶さんでした(笑)。あれから2年、タニグチ牧場さんからは、現在の牧場の様子や、2年前には仔馬だったテイエムプリキュアの子「テイエムユニバース」がデビューに向けて調教を受けている様子を、ビデオに撮って送ってもらいました。

サラブレッドに出会ったぶっつけ本番旅は他にも!

続いては、吉岡里帆さんが、『いつか学校の先生役をやってみたい』と思うようになった、ピュアな中学生たちとの出会いを振り返ります。新冠町の旅で、鶴瓶さんと別れ一人旅になった吉岡さん、野球部が練習していたグラウンドを見つけ、新冠中学校を訪ねることに。先生に案内され、吉岡さんが卓球部などが練習していた体育館に入っていくと、吉岡さんだと気が付いた中学生たちは、叫び狂います!(笑)。中には、感動して泣き出してしまう子も…。この日、生憎と3年生は修学旅行で留守でしたが、学校にいた1・2年生の全員と一緒にグラウンドに出た吉岡さん、みんなと一緒に「手つなぎ鬼」をして、友好と身体を温めました(笑)。

次に、野球部の練習に参加した吉岡さん。そこで知り合ったのは、女子野球部員のナナちゃん。その後、野球が大好きなナナちゃんは、なんと硬式野球をやるために、あの田中将大投手などを輩出した、駒沢大学付属苫小牧高校へと進学したそうです。そこで、スタジオと学校をテレビ電話で繋ぎ、ナナちゃんと再会を果たすことが出来た吉岡さんでした。

北海道ならではの美味しい海の幸

家族に一杯のおかわり

2019年放送の北広島市の旅(新井貴浩さん)で訪れた、佐藤さんのお宅で頂いた本日の一杯は、「野菜たっぷりのスープカレー」でした。再び佐藤さんにお願いして、家族に一杯のおかわりを作っていただくことに!。まず庭に出て、食材の準備。40分後に出来上がったのは、鶏肉とゆで卵の燻製。それを具材に、台所で奥さんが作ってくれたのは、くん製し熟成させた味噌を使った「味噌ラーメン」。くん製させることで、すごく深い味わいになるそうです!。佐藤家で使っていたスモーカー(くん製機)は、「LOGOSの森林 スモークタワー」でした。

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感想(2件)

北海道で深く繋がった鶴瓶さんのご縁

森の中をロケ車で移動中に、鶴瓶さんが見つけたのは、美容室&陶芸工房「アフターアワーズ」(髪結処 TeGaMi.)。こんな山の中で、どんな人が商売をしているのかと気になった鶴瓶さん、車を降りて訪ねると、出迎えてくれたのは濱田さん親子。息子さんは、昨年までサッカーをやるために西宮で一人寮生活をしていて、鶴瓶さんの自宅に近く、鶴瓶さんの息子と同じ大社中学出身だそうです。お父さんは、29年くらい前は大阪市東区に住んでいて、鶴瓶さんとは大手通りの銭湯「大手湯」で、何回も一緒になったとか(笑)。その後、鶴瓶家と濱田家は、ほぼ同時期に西宮に引っ越したらしいです。しかし、美容師をしながら趣味で陶芸を続けていたお父さんは、阪神淡路大震災を機に、『いつ何が起こるか分からないから』と奥さんに諭され、夢だった陶芸工房を開きたいと、北海道に移住したんだそうです。北海道の森の中で、偶然にも同郷のご一家と出会った鶴瓶さん、不思議なご縁にビックリします!。

吉岡里帆さんも、北海道では大切なご縁を授かったそうです。吉岡さんが食事に訪れたのは、女子野球部員のナナちゃんのお婆ちゃんがやっているという、道の駅「サラブレッドロード新冠」に併設された、「レストラン樹林」。営業時間外にもかかわらず、お婆ちゃんは、人気のワンコインメニュー「みそ豚丼」を作って食べさせてくれました。豚丼を頂きながら、お婆ちゃんからご家族の話をいろいろ聞くことが出来た吉岡さん。当時を振り返りつつ、再びスタジオとレストラン樹林をテレビ電話で結び、吉岡さんは2年ぶりにお婆ちゃんと再会することができました。

再放送は、9月3日(木)午後11時45分~午前0時57分に、NHK総合で放送予定です。

 


 令和2年8月3日(月)放送 2020特別編 水川あさみと海外スペシャル

ゲストは、女優の 水川あさみ(みずかわ あさみ)さん。大阪府茨木市出身の36歳。昨年9月に結婚したご主人は、現在NHK連続テレビ小説『エール』で、主人公の古山裕一役を演じている窪田正孝さんです。13歳で芸能事務所に入り、旭化成「ヘーベルハウス」のCMでデビュー。高校入学と同時に上京し、2001年に「第3回ミス東京ウォーカー」に選ばれます。その後は、数々の映画やテレビドラマに出演し、主演も果たし、CMやポスター、舞台など幅広く活躍されています。2018年のNHK大河ドラマ『西郷どん』では、坂本龍馬(小栗旬さん)の妻・お龍役を演じていました。

現在、コロナ禍の影響で番組ロケが出来ないなか、今回は「海外スペシャル」と題して、これまでぶっつけ本番旅で訪問した海外ロケでの出会いを再構成して放送します。スタジオゲストは、2012年にブータン王国でぶっつけ本番旅に挑戦した、水川あさみさん。これまで番組で訪問した、13の国と地域での出会いを振り返ります。「世界一幸せな国」と言われるブータン王国で、水川さんを『お母さんのよう』と語り、手をつないで町の案内をしてくれた、あの時の少女は今!?。あれから8年、中継で再会した少女の姿に驚嘆します!。さらに、鶴瓶さんは2018年のオランダ・ロッテルダムの旅で出会った、国際結婚して45年の夫妻に中継で再会。水川さんとともに、夫婦円満の秘けつについて語り合います。オランダそしてブータンと中継で結ぶほか、ロシアより愛をこめたメッセージも!?(笑)。


まず、水川さんが訪ねたブータンの旅を振り返ります。ロケが行われたのは、2012年7月8日(日)、ブータン王国のパロ・ツォンデ地区で待ち合わせた、鶴瓶さんと水川さん。鶴瓶さんは、ビー玉で遊んでいる子供たちを見つけ近づこうとすると、草むらに出ていたパイプにつまづき転んでしまいます!。しかし、都合よく子供たちが笑ってくれて、話しかけるキッカケになりました(笑)。そこに、水川さんも到着。街を歩き出した二人が出会ったのは、女性の民族衣装「キラ」を腰に巻き、目上の人に挨拶する際のしきたりに則って『クズザンポーラ(=こんにちは)』と丁寧に挨拶してくれた、一人の女性。鶴瓶さんはブータンの人だと思い込み挨拶を返しますが、水川さんは日本人だと気が付きます!。話を聞くと、JICAのボランティアでパロに住んで2年になるという釜野さん。今日は、同じJICAのボランティア仲間の片野さんと一緒に、ブータンで一番古いお寺「キチュ・ラカン」に行く予定だそうです。実は鶴瓶さん、ブータンに向かう途中のバンコクの空港で、その片野さんと偶然にも出会っていて、一緒に付いて行くことに!。待ち合わせ場所のサブジ(野菜市場)に向かう鶴瓶さんと水川さん、片野さんを待つ間、近くの店で民族衣装に着替えることに。男性の民族衣装「ゴ」を着た鶴瓶さん、落語の浴衣よりよっぽどお似合いです(笑)。キラとテュゴをまとった水川さんも、とてもステキです!。

一人旅になった水川さんは、ブータンの文化を体験しようと、伝統工芸のタンカを描いている工房、「ASHOKA ARTS」を訪ねました。

さて、そんな二人がブータンで出会った釜野さん、実は7年前にブータンの方と結婚し、今は二人で日本に戻って京都で暮らしているそうです。スタジオでは、釜野さんと電話を繋ぎ、8年ぶりに懐かしい声を聞くことが出来ました。

続いては、様々なテーマで、海外ロケを振り返ります。

立ちふさがる言葉の壁、鶴瓶さんはどうやって乗り越えているのか?

すぐに仲良し、ゲストに技あり!

鶴瓶 ひとめぼれ!?

ステキなご夫婦との出会い

最初の海外旅を振り返って

水川さんのブータンでの思い出

再放送は、8月6日(木)午後11時45分~午前0時57分に、NHK総合で放送予定です。

 


 令和2年7月13日(月)放送 2020特別編 林家たい平と鹿児島スペシャル

ゲストは、落語家の林家たい平(はやしや たいへい)さん。笑点の挨拶でお馴染み、埼玉県秩父市の出身の55歳。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科を卒業した後、昭和63年に林家こん平師匠に入門。平成12年に真打昇進、平成16年からは病気療養のために休演したこん平師匠の代役として、笑点の大喜利に出演、平成18年には正式なレギュラーメンバーとなりました。2016年8月の「24時間テレビ」では、チャリティーマラソンランナーとして100.5kmを完走。ちなみに、この100.5kmは、先に笑点を引退した歌丸師匠の本名・椎名巌にかけて、「いわおGO!」として設定されたとか(笑)。

現在、コロナ禍の影響で番組ロケが出来ないなか、今回は「鹿児島スペシャル」と題して、これまでぶっつけ本番旅で訪問した鹿児島県での出会いを再構成して放送します。スタジオゲストは、2017年2月の放送で鹿児島県いちき串木野市を旅した、林家たい平さんです。かつて出会ったあの家族は今、どうしているでしょう!?。


海のない埼玉県出身の林家たい平さんは、2017年に、鹿児島県いちき串木野市でぶっつけ本番旅に挑戦しました。干物屋さんに船具屋さん、漁師町ならではの出会い、そして海岸で夕日を撮影していた女子高校生との出会い。あれから3年、かつて出会った皆さんは今?

また、鶴瓶さんが12年前に出会った、出水市の焼酎蔵の家族の皆さんと中継を結びます。さらに、日置市で偶然出会った十四代 沈壽官さんとの貴重な対談も!。司馬遼太郎さんとの秘話が明らかになります…。

振り返ると

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感想(2件)

ぶっつけ本番だからこそ分かる、ゲストの素顔

薩摩おごじょとの出会い

鹿児島弁に乾杯

鹿児島県の家族に一杯(おかわり)

みんなで歌おう!

大きな奇跡

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「鹿児島弁に乾杯」の上級編の答えは、『子ども達も大事にしてくれているよと』でした…(笑)

再放送は、7月16日(木)午後11時45分~午前0時57分に、NHK総合で放送予定です。

 


 令和2年6月15日(月)放送 2020特別編 日本の村スペシャル

ゲストは、ミュージカル俳優で歌手の 山崎育三郎(やまざき いくさぶろう)さん。東京都出身の34歳。奥さんは、元モーニング娘。の安倍なつみさん。子供頃に観たアニーに感動して歌が好きになり、小学3年生からレッスンに通い始めます。小学校高学年の頃には、コンクールでの受賞をきっかけにミュージカルでの主演も務めあげました。東京音楽大学在学中に、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の記念公演オーディションでマリウス役に抜擢され、大学を中退して正式に舞台デビュー。20代後半には、ミュージカル界の”プリンス”と称されるまで人気を博しますが、役者としての幅を広げたいとテレビドラマにも出演、TBSの『下町ロケット』で一躍注目を浴びて以降は、数々のTVドラマやバラエティ番組への出演を重ねています。現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『エール』では、主人公・小山裕一の幼馴染で、後に東京で、祐一の妻・音の音楽学校の先輩として再会を果たす佐藤久志役を演じており、朝ドラ内でも”音楽学校のプリンス”と呼ばれるキャラクターを好演しています(笑)。モデルとなっているのは、『栄冠は君に輝く』や『イヨマンテの夜』などを歌った伊藤久男さんです!。

現在、コロナ禍の影響で番組ロケが出来ないなか、今回は「日本の村スペシャル」と題して、番組開始から23年の間にぶっつけ本番旅で訪れた、全国の村での出会いの数々を紹介する特別番組を放送。『鶴瓶の家族に乾杯』のロケで「村に行きたい!」と、番組への出演を希望している山崎さんと共に、村での出会いを振り返り、ぶっつけ本番旅のイメージをつかんで貰おうという企画です!(笑)。また、鶴瓶さんがかつて出会った家族からのメッセージや、沖縄からのリモート中継もありますよ!。


小野アナウンサーによると、放送開始(1997年)から『鶴瓶の家族に乾杯』で訪ねた「村」は、22個だそうです!。しかし鶴瓶さん、『イヤイヤイヤ、もっと行ってるよ。着いたところ人おらへんもん!』と、番組で旅した先のほとんどが「村」だと主張します(笑)。小野アナの言う「村」とは、地方公共団体の一組織としての「村」(むら、そん)のことで、全国に189あるそうです(2020年6月15日現在)。

 

音楽に纏わる名シーン

鶴瓶と村と音楽と

おいしい!いっぱいの旅

村を楽しんだゲストたち

村でのちょっぴりピンチ!

はじめまして!鶴瓶さん?

忘れられない村での出会い

小野文江の心に残る出会い…

 

再放送は、6月18日(木)午前11時45分~午前0時57分に、NHK総合で放送予定です。

 


 令和2年5月18日(月)放送 麒麟がくるSP!川口春奈と岐阜県山県市ぶっつけ本番旅

旅のゲストは、女優の 川口春奈(かわぐち はるな)さん。長崎県五島市(旧 福江市)出身の25歳。12歳の頃に出場した新潮社の子供向けファッション雑誌『ニコラ』のオーディションでグランプリを獲得し、芸能活動をスタート。その後、CMやテレビドラマ、映画や舞台なども経験し、徐々に注目を浴びる中で、今年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』において、帰蝶(濃姫)役で出演していた沢尻エリカ容疑者が放送開始前の2019年11月16日に麻薬取締法違反容疑で逮捕。これにより2019年11月21日、代役として川口さんが起用され撮り直しが行われることがNHKから発表され、一躍時の人となりました。時代劇初挑戦で、大河ドラマも初出演ですが、川口さん演じる帰蝶は、初々しく純真無垢な人柄が前面に出ていて、私はとても可愛らしく感じています(笑)。4月からは、日本テレビの土日の夜のスポーツ&ニュース番組『Going!』に土曜レギュラーとして出演することが、先日発表されました。

旅の舞台は、岐阜県の南西部、岐阜市の北側に位置する 山県市(やまがたし)。2003年に、岐阜県山県郡の旧・高富町、伊自良村、美山町の2町1村が合併して誕生しました。利平栗(りへいぐり)発祥の地として知られ、連柿や桑の木豆、こんにゃくやにんにくなどが特産品として人気です。そして、今年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公、明智光秀の出生地としても知られています(諸説あり、可児市広見・瀬田(旧・明智荘)の明智城とも言われています)。市内を流れる武儀川にある「行徳岩」は、明智光秀の母が懐妊していた時に、この岩に立って行水し、『私の生む子が男であったら、仮令三日でもよいから天下を取るような立派な男子を、もし女であったら天下一の美女を御さづけ下さい』と祈ったと伝えられています。さらに光秀は、山崎の合戦で死んだのではなく(そのとき死んだのは影武者で)、ひそかに郷里の山県市中洞に落ち延びて、荒深小五郎の名で余生を過ごしたとされる伝説が残っており、「桔梗塚」と呼ばれる明智光秀の墓もあります。したがって旅の目的は、大河の番宣以外あり得ませんね!(笑)。


ロケが行われたのは、3月15日(日)。岐阜県山県市赤尾地区にある、緑と田んぼに囲まれた「赤尾ふれあい公園」で、待ち合わせをした、鶴瓶さんと川口さん。コロナの影響で放送日が延期となり、既に巷には半そで姿の人も多くなってきた今日この頃、しかし川口さんは、真っ赤なCANADA GOOSE/カナダグースのダウンジャケットを羽織り、まだ山に残雪が残るような初春の装いです(笑)。なんと今回の放送は、コロナウイルス感染拡大による影響でスタジオ収録が出来ず、鶴瓶さんとゲスト、そして小野アナウンサーによるスタジオトークは無しで、旅のVTRを中心に放送されることに…(汗)。

二人がさっそく歩き始めると、公園のバスケットボールコートで遊んでいた母子と出会います。バスケットボールをやっているという山田くんに向かって、『戦おうや』と無謀な挑戦をする鶴瓶さんですが、案の定、高富中学校(高中)バスケ部のキャプテンという彼に敵うどころか、バウンドパスされたボールを捕り損ね、顔面キャッチしてしまいます(笑)。お母さんに山県市の特産品を訊ねると、とても困った様子で、『連柿(干し柿)とか黒にんにくが有名です』と教えてくれました。そこで鶴瓶さん、何もなさそうな山県市を旅先に選んだ川口さんに出身地を訊ねると、長崎県五島列島の福江島と聞き、『都会の子みたいな顔して、めっちゃ田舎やんか!』とこき下ろします(笑)。

赤尾地区の住宅街を歩き出した鶴瓶さんと川口さん、「赤尾第二公民館」の裏手で、下水の掃除をしていた男性と出会います。今日が誕生日で78歳になったという角田さんのために、『ハッピーバースデートゥーユー』を合唱する二人でした(笑)。すると、隣の柴田さんの家から出て来てくれたのは、一昨日生まれたばかりという赤ちゃんを抱いた、里帰中の平田さん。初めて赤ちゃんを抱かせてもらった川口さんは、その小さな体にビックリ。するとそこに通り掛かったのは、同じ団地に住み、平田さんと同級生という双子の尾河さん兄弟。なんと、ちょうど帰宅した平田さんのご主人も皆、中学校の同級生なんだそうです(笑)。すると、向かいの角田さんの新築のお宅から顔を出したのは、角田さんの娘さん。ご近所に住む、和仁さん夫妻や原さん親子も集まってきてくれて、皆さんに『この辺は何があるの?』と尋ねると、何も無いねと言われながらも、黒ニンニクを使った”四国山の元気玉バーガー”というハンバーガーが美味しいと教えてくれました。あと、”久助のハヤシライス”も美味しいそうです!。ようやく、”元気玉バーガー”と”ハヤシライス”という2つのお題をゲットした鶴瓶さん。一人旅を不安がる川口さんに、その名物の食レポをしたらいいと目標を託して、ここで二人は分かれることに(笑)。

ここでスタジオから、山県市の魅力をビデオ紹介。紹介してくれたのは、山県市のご当地キャラクター、「山県さくら」さんです。
 まず、山県市の冬の名物と言えば、「伊自良大実柿の干し柿」。軒下にズラーっと並んだ干し柿(連柿)は、美しいんですよ~。さらに、伊自良大実柿の柿渋を使った、柿渋染めも作られています。春奈さんには、柿渋染めのシャツがお薦めです。
 続いて山県市は、「水栓バルブ発祥の地」。水栓バルブとは、蛇口やシャワーヘッドなど、水の調整に係わる部品のこと。1933年に、日本で初めて山県市で製造されるようになりました。市内には100以上もの関連会社があり、その出荷額は全国の約4割近くを占め、シェアも全国1位。お薦めは、水圧が強いうえに節水もできるコスパが最高の、「ミストップ・リッチシャワー」(水生活製作所)の多機能シャワーヘッド。
 そして最後は、とっておきの場所、「円原川」。透き通った水が魅力で、渓流釣りファンにも大人気のスポットです。


川口さんと別れ、ロケバスで移動しようとした鶴瓶さん、撮影のウワサを聞きつけて様子を見に来た南さん夫妻や、見澤さん家族と会話を始めます。すると、見澤家は三世代8人家族と聞き、自宅にお邪魔することに(笑)。強引に見澤さんのお嫁さんが運転するワゴン車に一緒に乗り込んだ鶴瓶さん、家に向かう途中で、中学2年の息子さんの友達という、杉下さん母子とすれ違います。二人とも中2でバスケ部と聞いた鶴瓶さん、先に出会った山口くんの話をすると、なんと鶴瓶さんらの情報は山口さんのお母さんからLINEで知らされたそうで、噂の発信源は山口さんだった様です(笑)。

さらに車中で、三澤さんのお母さんから、子供4人のうち上の3人は、一卵性の男2人と女の”三つ子”と聞いた鶴瓶さん、『そんなん初めて会うわ!』と興味津々。そしてご両親は、三つ子にも兄弟を作ってあげたいと、さらに弟さんを産んだとか(笑)。家に着くと、お爺ちゃんお婆ちゃん、お父さんらに歓待された鶴瓶さん、家族全員に集まってもらい、皆さんから話を聞きました。三つ子が生まれたときには、ずっと哺乳瓶を温めていたと、育児の大変さを教えてくれたお父さん。最近は、誕生日が大変なんだそうです!?。先月の三つ子の誕生日には、長女にはギターを、男の子二人にはマウンテンバイクを誕生日プレゼントに買ってあげたとか(汗)。『えぇ、自転車2台にギター! たいへんやなぁ』と、お父さんの肩に手を置き、慰める鶴瓶さんでした(笑)。

一方、一人旅になった川口さんは、名物のハヤシライスを探しに、教えられた「ビストロ サングリエ 久助」へ向かうことに。店の入り口には”仕込み中”の看板が掛かっていましたが、人生初のアポ取りと、勇気を振り絞ってドアを開け、『まだやっていないですかね?』と訊ねると、『今日は日曜日なんでお休みなんですよ』とのこと(汗)。すると川口さん、『あぁ~そうなんですね、有難うございます』と、速攻で退散…。さすがにこれではロケにならないと、口出し無用のスタッフも焦ったのでしょう、『話だけでもちょっと聞いてみますか?』と、川口さんを再度店に向かわせます(笑)。川口さんから、事の子細を聞いた店主の石神さん、快くテレビカメラの取材を受けてくれることに。さらに定休日にも係わらず、『ご飯がちょっとだけあるので、ハヤシライス食べますか?』と、名物の「山県早矢仕ライスを頂けることに!。石神さんによると、ハヤシライスを最初に作った考案者は、丸善の創業者で笹賀村(現在の山県市)出身の早矢仕有的(はやし ゆうてき)と言われており、そのハヤシライスを地元の名物にして町おこしに繋げようと、有志が集まり「(株)早矢仕ライスLabo」という会社を設立。そして、飛騨牛の肉を使うなど地元産の食材に拘った、”山県早矢仕ライス”が誕生したんだそうです!。その開発を任されたのが、以前に東京で料理の修行をしていたこともある石神さん。当時していた建築の仕事を辞め、だいぶ苦労したそうですが、最近では名古屋など遠くからもお客さんが訪ねてきてくれる様になったそうです。ハヤシライスを美味しいと平らげた川口さん、ついでに石神さんに『岐阜の情報を一つください』とお願いすると、石神さんの地元に伝わる明智光秀の墓「桔梗塚」について教えてくれました。

みのやのデカ盛りカツ丼ここでちょっと一息、岐阜県山県市の「家族に一杯」の時間です。
 やって来たのは、中心部の高富地区。地元で長年愛されているというお店、「みのや食堂」を訪れます。お昼時で、店内は満席。メニューも沢山あって迷いますが、『おすすめにしよう!』と選んで出してもらったのは、名物の本日の一杯、「かつ丼」の並(750円)。『えぇぇ、これで並盛?』(笑)とビックリするほど、山盛りのカツ丼、さらに大盛(+50円)もあるんだそうです…(汗)。大将によると、『学生が部活でねぇ、腹が減ってみえるもんだでぇ、喜ぶんならねぇ、どんなことでもしてあげなあかんと、飯もお母さんが追加してよそうもんだけ、量も増えていくわねぇ』と(笑)。他のメニューも、食べ盛りには有り難いほど、量がハンパありません!。後を継いでくれる、お孫さんも頑張っています。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、『 To Be With You』(MR.BIG)でした。

川口さんは、今度は黒ニンニクのハンバーガーを求めて、車を走らせます。やって来たのは、大桑(おおが)地区にある「四国山香りの森公園」。屋根のある広場「香りドーム」で遊んでいたのは、二人のカワイイ孫を連れた吉田さん。しばし、小さな子供たちと戯れた川口さん、吉田さんからハンバーガーは隣の建物の中と聞き、行ってみることに。まずは、高田館長に撮影の許可を貰いに「香り会館」を訪ねると、そこで紹介されたのは様々な体験コーナー。リース作りに興味を持った川口さん、「リース・アレンジ」ワークにチャレンジすることに。指導してくれたのは、普段はスタッフ任せで、口しか出したことが無いという高田館長(笑)。しかし、『誰が作っても、最後はそれなりにできるということを実感している』と高田館長が話す通り、ついに、かわいいリースが出来上がりました。『こんな女子っぽいこと、普段は絶対にしないのに』と、自慢げにリースを掲げる川口さんでした(笑)。

一方の鶴瓶さん、市の中心部の高富地区を歩いていると、”家族に一杯”に登場した「みのや食堂」の近くで、大きなコーヒー屋さん「カフェテラス モンドール」を見つけ、休憩でもしようと思ったのか店を訪れますが、生憎と”本日終了”の看板が…(汗)。再び歩き出して出会ったのは、本内さんと2人の子供。こんど年長になる次女が、自転車に乗る練習をしている所と聞き、一生懸命練習の手助けをする鶴瓶さんですが、なかなか上手くいきません(笑)。次に声を掛けられたのは、近所に住む池田さん。ガーデニングが趣味と、手入れが行き届いた庭を見させてもらっていると、真新しい家は娘家族の家で、隣が池田さん夫妻が住む家だそうです。そっちの家には、一日中パジャマで過ごしているご主人が居ると聞き、呼んできてもらうことに(笑)。さすがにパジャマ姿では失礼と、半纏を羽織って出て来てくれたのは、なんと『珈琲屋の人々』という作品がNHKでドラマ化されたことがあるという、小説家の池永陽さん(汗)。1日中パジャマでいるご主人と聞いて、安心しきっていた鶴瓶さん、慌てて姿勢を正すと、『またドラマ化の折は、脇役でも何でもやりますから、私を呼んでください』と、丁寧にご挨拶(笑)。

やまがた元気玉バーガー リース作り体験を終えた川口さん、高田館長に案内してもらい、いよいよ黒ニンニクのハンバーガーを食べに、香り会館の横にある「ハーブレンド」を訪れます。川口さんが頂いたのは、市の特産品である山県ボーノポークの竜田揚げと、黒にんにくのソースが相性バッチリという、ハーブレンドでしか味わえないご当地バーガー「やまがた元気玉バーガー」と、ハーブティーのセット(690円)。先にハヤシライスを平らげたのに、まだ『お腹すいてる』と、大きなハンバーガーに齧りついた川口さん、『おいしいね、思ったよりニンニク・ニンニクしてなくて、これなら10個ぐらいいけます』と、みごと完食です(笑)。

一方の鶴瓶さんもお腹が空いたのか、車から見つけたピザ&パスタの店「ピザ屋」を訪れます。店主の吉田さんに勧められ、撮影スタッフ全員分もと、ミックスピザのラージを注文した鶴瓶さん。焼きあがった大きなピザは、とても美味しいそうです(笑)。ピザを頂きながら、吉田さんに話を聞くと、まだ岐阜では『ピザって何?』と言われる様な時代に店を開業して足掛け33年、ここに移転してからは25年、夫婦二人三脚で苦労されて来たそうです。ちょうどそこに来店したのは、シェフとは同級生という野々村さんの奥さんとご主人。店を訪れるのは初めてだそうですが、美味しいという噂を聞きつけて、孫の誕生日にと、ピザのテイクアウトを注文しに立ち寄ったそうです。奥さんがピザを注文している間、野々村建設の社長をしているというご主人と話し込む鶴瓶さん。野々村さんから、子供の頃からの夢は建築士になることで、お客さんには自分が育てた木をプレゼントしたいと、中学生時代には山に植林を始めたという話を聞いて、ビックリします。

川口さんは、石神さんに教えてもらった、明智光秀の墓とされる「桔梗塚」を訪ねることに。山崎の合戦で討ち死にしたのは影武者で、光秀は生き延びてこの地に暮らしたと伝わっており、なんと川口さんも、学校でそのように教わったそうです…(汗)。お墓参りを済ませた川口さん、参道の前で出会ったのは、豊田市から観光に訪れていた、大河ドラマの大ファンという伊藤さんご夫婦。岐阜市の大河ドラマ館を見学し、桔梗塚を訪ねたら、大河で濃姫を演じている川口さん出会えたと、大喜びの様子です(笑)。次に出会ったのは、岐阜市にある大学に通うため近所に住んでいるという、吉澤さんと辰巳さんのカップル。たまたま車で通り掛かったら、看板を見つけて訪れたそうですが、半年前にはその看板すら無く、ここに明智光秀の墓があるとは全く知らなかったそうです(汗)。それが大河ドラマが始まると、看板が建ち、幟が立って、大勢の観光客が訪れるようになったとか(笑)。

絵馬続いて川口さんが立ち寄ったのは、桔梗塚の近くに建てられた「中洞白山神社」。明智光秀にあやかった、学問と出世の神様だそうです。こちらも大河ドラマの影響か、真新しい絵馬が沢山奉納されており、川口さんも、『麒麟がくる 大ヒットしますように!』と記した絵馬を奉納し、山県市への旅を締めくくりました(笑)。

再放送は、5月21日(木)の午後11時50分から、NHK第一で放送予定です。

 


番組内で紹介された 山県市の名物など

 令和2年4月20日(月)放送 エールSP! 菊池桃子と福島県川俣町ぶっつけ本番旅

旅のゲストは、女優でタレント、大学教員でもある 菊池桃子(きくち ももこ)さん。東京都品川区出身の51歳。中学生の頃、青山で飲食店を経営する叔母さんがレジ横に飾っていた桃子ちゃんの写真が音楽関係者の目に留まり、スカウトされて芸能活動をスタート。15歳の時に、スクリーンデビューの翌月に『青春のいじわる』で歌手デビューすると、日本レコード大賞新人賞や日本レコードセールス大賞女性新人賞などを受賞、ブロマイドの年間売上も1位というトップアイドルに!。アイドル歌手として一世を風靡した後、1995年にプロゴルファーの西川哲氏と結婚し一男一女の母となりますが、後に離婚。39歳で大学院に入学し、卒業後は戸板女子短期大学の客員教授に就任。大学では、雇用政策分野における人材育成などを専門にキャリア教育の講義を担当しているそうです。2019年には、政府の一億総活躍国民会議などで知り合った、経済産業省経済産業政策局局長(当時)というキャリア官僚の方と再婚されました。菊池さんが”家族に乾杯”に出演するのは、今回が2回目。前回は、平成27年(2015年)1月の放送で、『そもそも日本は”米文化”の国、”うどん文化”なんてあるのか?』との疑問から、”うどん県”の噂の真相を確かめたいと、香川県坂出市を旅しました(笑)。

今回の旅の舞台は、福島県の中通りに位置し、県北東部の伊達郡(だてぐん)にある川俣町(かわまたまち)。東は、福島第一原子力発電所の立地する双葉郡浪江町と相馬郡飯舘村に隣接し、川俣町も東日本大震災による原発事故により、避難指示解除準備区域・居住制限区域に指定されましたが、2017年3月31日に、ようやく全ての避難指示が解除されました。古くから絹織物が作られてきた町で、その品質の高さは東洋一と謳われ、「川俣シルク」として世界中に知られています。

菊池さんは、3月30日(月)からスタートする、2020年度上半期のNHK連続テレビ小説「エール」で、主人公の古山裕一(演:窪田正孝さん)の母、”古山まさ”役を演じています。作品名の「エール」には、福島を応援したいとの意味が込められており、東日本大震災から10年の節目を前に企画されました。ちなみに、主人公のモデルとなっているのは、福島市の出身で、数多くの応援歌を作った昭和の音楽史を代表する作曲家、古関裕而(こせき ゆうじ、本名は古關勇治)さん。誰でも一度は聞いたことがあるであろう、夏の甲子園の高校野球大会歌『栄冠は君に輝く』(1948年)や『東京オリンピック・マーチ』(1964年)、阪神タイガースの応援歌『六甲おろし(大阪タイガースの歌)』(1936年)や読売ジャイアンツの応援歌『闘魂こめて(巨人軍の歌)』(1963年)、さらに昭和20年代にNHKラジオで放送され国民的ヒット番組となった「鐘の鳴る丘」や「君の名は」の主題歌等を作曲した方です!。平成生まれの人には信じられないかもしれませんが、ラジオドラマ「君の名は」の放送が始まると、”銭湯の女湯から人が消える”と言われていました(笑)。そして、菊池さんが演じる古関裕而さんの母親は、まさに織物業が盛んだった川俣町の出身です。昭和3年に福島商業学校を卒業した古関氏自身も、それから2年間、伯父(母ヒサの兄)が頭取を務めていた川俣町の川俣銀行に就職、川俣町にあった母の生家「ちりめん屋」で下宿生活をしていたそうです。もちろん今回の旅の目的は、番宣を兼ねての故郷訪問で間違い無いでしょう!(笑)。

ちなみに、朝ドラ「エール」には、先日新型コロナウイルスに感染し肺炎で亡くなった志村けんさんも、主人公の音楽人生に多大な影響を与えた日本を代表する作曲家、”小山田耕三”役(モデルは山田耕筰氏)で出演しています。既に4回分の収録を終えており、最初の放送は5月1日の予定ですが、NHKでは志村さんの出演シーンはそのまま放送し、未収録分については代役を立てずに、ナレーションなどで対応していくそうです。ご冥福をお祈りいたします。また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、春の選抜高校野球大会は残念なことになってしまいましたが、出来るだけ早く収束し、古関さん作曲の『栄冠は君に輝く』が再び夏の甲子園に鳴り響くことを切に願っております。


ロケが行われたのは、3月7日(土)。「川俣中央公園」で待ち合わせた、鶴瓶さんと菊池さん。朝ドラでは現在、思春期の2人の男の子を持つ母親役を演じていますが、自身の24歳になる長男も大学生の長女も、最近は全く母親に甘えてくれないと嘆く菊池さんに向かって、『早く子離れしろ!』と呆れる鶴瓶さんでした(笑)。

二人の旅は、町の中心部にある商店街からスタートします。一軒の店先に置かれていた大きなゴリラのぬいぐるみが『カワイイ』と、大そう気に入った菊池さん。鶴瓶さんが、『雑貨屋さん?』とガラス戸越しに店内を覗くと、偶然にも女店主の花澤さんと目が合い立ち寄ることに。元々は呉服屋さんだった「花澤呉服店」ですが、呉服が売れなくなったため洋服や雑貨も扱うようになり、30年程前に店先にゴリラのぬいぐるみを置いたところ、”ゴリラの店”と呼ばれる様になって、今ではお客さんから頂いた二代目の2対のゴリラが店のトレードマークなんだとか(笑)。話好きの花澤さん、川俣町は”コスキン”が有名と教えてくれますが、二人とも初めて聞くコスキンが何なのか、まったく想像が付きません(汗)。詳しく話を聞くと、どうやら「コスキン」とは、鶴瓶さんも好きな『コンドルは飛んで行く』の伴奏にも使われている、南米の”ケーナ”(縦笛)や”ボンボ”(太鼓)が奏でる音楽にあわせて、南米の民族衣装のドレスを着た大勢の女性陣が踊りながら店の前の通りをパレードしたりするイベントで、45年ほど前に始まり、今では毎年10月に3日間に亘って、全国のみならず海外からも合わせて200組を超えるチームが集まり、大そう賑やかに開催されている様です。川俣町の小学生は、4年生になると音楽の授業で、ケーナの演奏を習うんだとか!。すると、ちょうど店に戻ってきたご主人からは、菊池さんが演じている古関裕而の母・ヒサの実家はすぐ近所で、そこに裕而も下宿していたと聞き、二人はその生家に案内してもらうことに。花澤呉服店の店先からでも50mほど先に見える「ファビック」の看板の掛かる工場の敷地に一つ蔵が残っていますが、当時はその蔵が沢山建ち並び、川俣の殆どの土地を有する大地主・武藤家があったそうです。花澤さんに案内してもらい、ファビックの工場を訪ねると、土曜日でしたが偶然にも事務所に居た野地株式会社の社長・野地さんに出会い、二人は工場の裏手に残されていた、旧・武藤家の母屋の一部と立派な庭を見学させて貰うことが出来ました。

次に二人は、コスキンの開催事務局長をしている齋藤さんに会いたいと、再び花澤さんに案内してもらい、「斎脩絹織物」を訪ねることに。道すがら、川俣町の特産品であるお蕎麦や、前乗りした菊池さんも昨夜頂きとても美味しかったという「川俣シャモ」の話題で盛り上がっていると、突然花澤さんが、脇道の奥に向かって手を振ります。そこに居たのは、花澤さんのお友達で、『庭木の剪定で汚れた服を払うために脱いで、ちょうどハダカでいた所』と、楽しそうに話す紺野さん。コスキンにも参加していると聞き、鶴瓶さんが『どんな格好で踊ってはんの?』と尋ねると、家に戻ってコスキンパレードの衣装に着替えて出て来てくれました。しかし慌てていたので、スカートを裏返しに着てしまったとか(笑)。ご主人は36歳の時に倒れて半身まひが残り、ずっと介護を続けてきたそうですが、そんな苦労をまったく表に出さず、明るく楽しそうに暮らしている紺野さんに、大そう感心する鶴瓶さんと、目に涙を浮かべる菊池さんでした。

ケーナ道に迷いつつ、ようやく「斎脩絹織物」の齋藤さんのお宅を訪ね当てた三人は、コタツのある居間に上がらせてもらい、コスキンの事について話を聞くことに。「コスキン・エン・ハポン」の開催事務局の「ノルテ・ハポン(北日本中南米音楽連盟)」の代表を務め、開催事務局長でもある齋藤さんによると、川俣の絹織物(シルク)が海外に盛んに輸出されていた当時、輸出の玄関口であった横浜から大勢のバイヤーが直接川俣を訪れる様になり、海外の様々な文化が川俣に伝えられ、その一つがケーナやボンボなどが奏でる「フォルクローレ」(ラテンアメリカの民族音楽)だったようです。コスキン(cosquín)とは、アルゼンチンの北西部にあるコルドバ州の小さな都市の名前で、避暑地として知られるコスキンでは、毎年真夏(1月)の10日間に亘って、世界的なフォルクローレ音楽祭が開催されています。そこで、川俣町を日本のコスキンの様にしようと、コスキン・エン・ハポン(=日本のコスキン)と名付けられたとか。齋藤さんが吹いてくれた『コンドルは飛んで行く』の演奏を見よう見まねで、ケーナにチャレンジすることにした鶴瓶さんですが、なかなか音が出ません(汗)。日本の尺八と同じく、きれいな音が出るようになるまでが難しい様です。齋藤さんから、古関裕而が使っていたオルガンが役場にあると聞いた鶴瓶さん、是非見てみたいとお願いすると、今日は土曜日で役場が閉まっているかもと齋藤さん、直接町長に電話してくれることに(汗)。すると、10分後には役場を開けて貰えるそうなので、さっそく川俣町役場へ向かおうと二人が立ち上がると、齋藤さんが菊池さんのスカートに付いてしまったシルクの繊維に気がついて取ってくれました。そういえば、齋藤さんのお宅は”機屋”だと聞いていた鶴瓶さん、ぜひ工場も見てみたいと、裏手の工場に案内してもらうことに。小さな古いお宅かと思いきや、そこには巨大な空間が広がり、古い建物の中に最新の巨大な”機織り機”が30台もズラーっと並んでいる光景にビックリ(驚)。試しに一台の機織り機を動かしてもらうと、『カチャ・カチャ・カチャ』と繰り返す機織り機の大きな音が工場内に鳴り響きます。『これが南米のリズムでもあるんです』と教えてくれた齋藤さん、最盛期にはこうした機屋が川俣町には200軒もあり、町中にこの音が鳴り響いていたんだそうです。

花澤さんと齋藤さんに案内してもらい、鶴瓶さんと菊池さんが「川俣町役場」を訪ねると、玄関で町長の佐藤金正さんと、秘書らしき若い女性職員の方が出迎えてくれました。その玄関ホールの脇に展示されていたのが、古関裕而さんが使用していたという「オルガン」。実はこのオルガンは、古関裕而の母・ヒサの兄で裕而の伯父である武藤茂平氏のお子さんが持っていたものだそうです。朝ドラでは、小山祐一の母・まさの兄の権藤茂兵衛(演:風間杜夫さん)に子どもが出来ず、祐一が養子入りするストーリーになっていますが、実話では逆に、なかなか子供を授かることが出来なかった古関家が、母・ヒサの兄の武藤茂平氏から養子をもらう話が進められていた折に、待望の裕而(勇治)が生まれたんだそうです。スタジオの小野アナウンサーによると、このオルガンは現役で今でもイベントなどで演奏されているそうで、懐かしい足踏み式のオルガンの音色を録画し、ビデオで放送してくれました。演奏は伊達市のピアノ講師・森和香子さん、曲は『栄冠は君に輝く』です。『窪田正孝さんと二階堂ふみさんの収録の応援に、川俣シャモを持ってスタジオへ応援に行ってきました』と嬉しそうに話す佐藤町長ですが、まだ鶴瓶さんは「川俣シャモ」を食べていないと聞き、後で用意してくれる様です。鶴瓶さんが『町役場にシャモあるんですか?』と聞くと、『肉は無いですが写真なら大きなのが町長室にありますよ』と、女性職員に取ってきてくれるよう声を掛けますが、写真など見たくない鶴瓶さん、その女性に『シャモの肉はどこにあるんですか?』と尋ねると、食堂だと「だいまる」さんとか「新川」さんが有名処だそうです。そこに、社長室に飾ってあるというシャモの写真を別の職員が持ってきてくれましたが、シャモを抱いて真ん中で一番大きく写っているのは、当のお茶目な佐藤町長でした(笑)。

川俣町役場を後にした鶴瓶さんと菊池さん、ここで二人は分かれることに。

川俣シャモの店「だいまる」ひとり旅になった鶴瓶さんは、シャモが食べたいと、さっき聞いた御食事処「だいまる」を訪ねます。店内はお客さんでいっぱいでしたが、そこは鶴瓶さん。全く憚られることもなく、空いていた席を確保すると、周りのお客さんに声を掛けつつ、サイドメニューの餃子などを相伴に預かりました(笑)。鶴瓶さんが注文したのは、川俣シャモを使ったミニ親子丼とシャモラーメンのセット(1,180円)。68歳にしては結構な食欲で、これならコロナも心配なさそうです!(笑)。

一方、案内人として花澤さんと齋藤さんを託された菊池さんは、花澤さんの発案で、さっきのオルガンの現在の所有者である、「仙臺屋(仙台屋)木村呉服店」の木村さんを訪ねることに。今の当主の木村さんは、古関さんのいとこの孫にあたる親戚筋だとか。ようやく訪ねた仙台屋ですが、店のシャッターも隣の家の門も閉まっており、生憎と留守の様です。そこで齋藤さん、近所にある古民家「高橋家住宅」へ案内してくれることに。ちょうど古関裕而さんが務めていた川俣銀行(現:東邦銀行川俣支店)の向かいに建つ蔵(川俣三河屋機料)の奥に続く古民家を訪ねると、出迎えてくれたのは村上さん。蔵は170年前の安政時代に建てられたもので、それに続く帳場は明治時代の建物だそうで、当時の様子そのままに、帳簿や資料等が展示されていました。古関裕而さんの10歳年下だという村上さんのお母さんは、朝ドラ『エール』を見ていて小山祐一が登場すると、『裕ちゃんが出てる!裕ちゃん 裕ちゃん』と言うそうです。理由を尋ねると、古関裕而さんが向かいの川俣銀行に勤めていた当時、昼休みになると何時も物干し台に上がりハーモニカを吹いていて、お母さんもよくその姿を見ていたんだとか。古関さんは当時、裕ちゃんと呼ばれ、近所の方々に親しまれていた様です。

食事を終えた鶴瓶さん、住宅街を歩いていると、家の前でこちらの様子を窺う、半澤さん姉妹と出会います。中学2年生の長女のゆなさんは、鶴瓶さんに握手してもらうと、『ヤバい!ヤバい!ヤバい!』と言って急に震えて座り込み、それを隣で見ていた三女で今年小学校に上がるみなさんは、『お姉ちゃん、どうした?』と肩をゆすって、本気でお姉ちゃんを心配します(笑)。鶴瓶さんに対して、『何時もテレビで見ていて カッコイイ!』と感動するお姉ちゃんといい、まるで漫才コンビの様に楽しい姉妹です。お父さんは仕事に行って留守ですが、お母さんはさっきまで上から見ていたと聞いた鶴瓶さん、半澤さんのお宅に半ば強引に上がり込むことに!。すると出迎えてくれたのは、お祖父ちゃんお祖母ちゃんに、お母さんと二女のまなさん。家族が揃うと、『すごいな 女ばっかりやんけ』とビックリする鶴瓶さんでした(笑)。長女のゆなさんが、鶴瓶さんにノートとマジックを差し出すと、小学6年生の次女のまなさんのために、『卒業おめでとうってメッセージをお願いします』とのこと。川俣市内の小学校でも、コロナの影響で卒業式が出来ない状況と聞いた鶴瓶さん、ノートに”卒業おめでとう”のメッセージを添えたサインを書くと、卒業証書授与式のごとく、中学校生活へのエールの言葉とともに、そのノートを両手でまなさんに差し出します。一方、両手でそのノートを受け取ったまなさんは、『すごい大事にします』と答えてくれました。それを周りで見ていた家族は拍手で大喜び、お姉ちゃんは『いいな!いいな!いいな!』と絶叫し、お母さんの目には涙が…。とてもステキな三姉妹と、その家族でした(笑)。鶴瓶さんが『今日は古関裕而さんのことで来たんですよ』と話すと、『うちの中学校の校歌の作曲者』と、長女のゆなさん。そこで鶴瓶さん、『どんな校歌?ちょっと歌って』とお願いすると、『音痴です 音痴です、ムリ ムリ ムリ!』とテンションMAXに絶叫するゆなさん(笑)。しかし鶴瓶さんが、『ちょっと向こうへ行って練習してこい!』と言うと、素直にその言葉に従って、練習をしに座を外すゆなさんでした(笑)。妹らは落ち着いているのに、長女だけが異常にテンションが高く、とても面白い三姉妹です。暫くして、『アカペラで歌うんですか?』と切羽詰まった声で聞いて来たゆなさんですが、鶴瓶さんが『アカペラや!』と答えると、腹を括った様子のゆなさん、眼鏡を外して直立不動の体勢を取ると、川俣中学校の校歌を、大きな声でみごと独唱してくれました。決して上手ではありませんが、突然訪ねてきた鶴瓶さんとテレビ撮影用のカメラやマイクやライト、見知らぬ大勢の撮影クルーの大人たちに囲まれて、アカペラで校歌を独唱できるとは、ゆなさんは並外れた心臓の持ち主です!(驚)。

次に菊池さんは、花澤さんと齋藤さんに案内してもらい、川俣町に実在する武藤家の親戚を紹介してもらうことに。ムトウ文具店を訪ねると、店で出迎えてくれたのは、ご主人の武藤さん。武藤さんの曽祖父が、武藤茂平さんの弟に当たるそうです。武藤家では家督を継いだ当主が代々同じ”茂平”を名乗っているため定かではありませんが、年齢的にみて、ヒサの兄弟に当たる方かと(汗)。武藤さんの家族は、奥さんと1男1女の子供の4人暮らしと聞いた菊池さん、ぜひご家族の皆さんに会いたいと必死でお願いします。すると、断りずらそうな武藤さん、店の二階の自宅に案内してくれることに。ここまで長々と付き合って案内してきてくれた齋藤さんは、ここで漸くお役御免となりました(笑)。2階の自宅で出迎えてくれたのは、奥さんと長男のあすか君に、3歳になる長女のあーちゃん。あーちゃんが持ってきて見せてくれたのは、紙粘土と折り紙などであーちゃんが手作りした雛人形。ぼんぼりには、川俣町らしく繭玉が使われおり、ご当地らしさが盛り込まれています。あーちゃんは、喋り方も仕草もとても可愛くて、思わずあーちゃんに抱きついて頬ずりしながら、『かわいいよぉ、孫が欲しいよぉ』と訴える菊池さんでした(笑)。

川俣シャモの親子丼ここでちょっと一息、福島県川俣町の「家族に一杯」の時間です。
 川沿いに蔵が建ち並ぶステキな通りを歩いていて見つけたのは、川俣シャモ料理の店「あじせん 楓亭」。ほとんどのお客さんが食べているのが、この店の名物で本日の一杯、「川俣シャモのぶっかけ親子丼」(1,050円)。『川俣シャモはぷりぷりしていて食べやすい』と、女性のお客さん。一方、男性のお客さんは、『味にコクがあって、身がしっかりしてて美味しい』そうです。子どもには、たまごのトロトロ感がたまらない様です(笑)。店主によると、プリプリのシャモの肉に合わせるかえしには、シャモのスープを使うことで、その風味が一層活きるとか。また、トロトロの卵の秘訣は、最初に回し入れる溶き卵でフワフワの部分を作って、2個目で半熟の部分を作って、3個目は黄身だけを溶いて流し入れるんだとか。食感の違いを愉しんでもらえるよう、3回に分けてたまごを流し入れるのがコツの様です。また、フワトロな親子丼にするために、タマネギなどは一切入っていないそうです。川俣シャモの魅力を最大限引き出した、川俣町の「川俣シャモの親子丼」、それでは私もいただきます(笑)。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、『イット・ダズント・ストップ(アコースティック・バージョン)』(マイア・ヒラサワ)でした。

川俣はおそばも有名だと聞いた菊池さん、今後の趣味にしたいと”そば打ち体験”が出来ないか、花澤さんに相談します。すると、そば打ちは川俣町でも特に小島(地区)で盛んな様なので、先に出会った花澤さんのお友達の紺野さんに聞いてみることに。すると紺野さん、『飯坂(地区)でもいいなら沢山いるけど、急にではちょっと無理だな~』と(汗)。『急にやってくれる人は誰だかな・・・』と暫く思案してから、うちの親戚の山木屋(地区)の紺野さんならやってくれるかもと、電話して聞いてみてくれることに!。気を利かした紺野さん、わざと菊池さんの名前を伏せて、『体験やりたい人が東京からいらしてるんだけど…』とお願いしますが、既に”家族に乾杯のロケでツルヘイさんと菊池さんが川俣町に来ている”という噂が町中に広まっているらしく、電話向こうの紺野さんにも直ぐに悟られてしまいました(笑)。

新たな出会いを求めて、北へと車で移動する”ツルヘイ”もとい、鶴瓶さん(笑)。とある住宅街で車を降りて歩いていると、床屋さん「タカハシ理容」を見つけます。店の中を覗くと、店主の高橋さんが手を振って出迎えてくれました。何と今しがた、『町長が(散髪に来て)帰ったばっかし』とのこと、すごい偶然の出会いがあるものです!(驚)。ちょうど散髪が終わった95歳になるアイ子お婆ちゃんが、息子さんと一緒に帰るのを見送った鶴瓶さん、店主の高橋さんご夫婦に話を聞こうとすると、なんと夫婦ではなく親子だそうです(汗)。44歳になるという息子さんは、3年間伸ばしているという長い顎ヒゲのせいで年配に見え、逆にお母さんはとてもお若く見えます。まだ独身だと聞いた鶴瓶さん、『そのヒゲやがな、ヒゲ剃ったら結婚できるよ、男前やもん』と諭すと、ついにヒゲを剃ることを決意する息子さんでした(笑)。スタジオでは、後日撮影されたヒゲを剃った時の映像が流され、『スッキリしました~』と、お母さんも息子さんも大喜び(笑)。

そば打ち体験がしたいと、山木屋地区にある紺野さんの親戚が営む「やまこや」を訪ねた菊池さん。『私はお札を数えるだけで そばは打てないので、そば職人さんを呼んだんでぇ』と、明るく出迎えてくれた店主の紺野さんから、そば職人さんを待つ間、山木屋地区やこのお店の成り立ちについて話を聞きました。紺野さんによると、山木屋地区は、細長い川俣町の中で最も南東部に位置し、東側は飯舘村や浪江町に接し、福島第一原子力発電所までは直線距離で約40km。そのため、川俣町では山木屋地区(501世帯1,246人)だけが避難指示解除準備区域・居住制限区域に指定されてしまい、それから丸6年、2017年3月31日に避難指示が解除されるまで、地区外への避難を余儀なくされました。元は電気工事の仕事をしていたという紺野さん、山木屋地区の避難指示が解除されたことを受けて、仕事は息子に任せて退職し、以前に父母が営んでいた雑貨屋に退職金をつぎ込んで、地域の皆さんが集まれる賑わいの場所を作りたいと、この「語らい処 やまこや」を建てたんだそうです!。するとそこに、そば職人の渡辺さんが到着。菊池さんは割烹着に着替え、いよいよそば打ちを習うことに!。使うそば粉は、山木屋で採れた地粉で、つなぎは使わない十割そばを打ちます。捏ねるのに必要な力は半端なく、そばを打つのが何故男性なのかが身に染みて分かったと、”練り・くくり”の作業で息が上がってしまう菊池さん(汗)。難しい”丸だし・角だし”の伸しの作業は渡辺さんにお任せし、いよいよ”切り”の作業へ。長年主婦業もしてきた菊池さんですが、そばを切るのはとても難しい様で、いくらゆっくり切っても、なかなか細く切ることが出来ません(汗)。なんとか打ち上がった蕎麦を、渡辺さんに茹でてもらい、いよいよ皆さんと一緒に実食!。菊池さんの打った蕎麦は、さすがに太かったり細かったり、太さがバラバラ…。さっそくそばつゆに浸けて蕎麦をすすると、紺野さんは『コシがある、太いのも美味しいね』と言ってくれますが、打った菊池さんが食べてみると、『太すぎるじゃないですか、これ お年寄りは噛めませんよ』と(笑)。『福島の皆さんの優しさは もっともっと深かった、私も演じるうえで、優しさの深さが変わってきます』と、皆さんにお礼を伝える菊池さんでした。

再放送は、4月23日(木)の午後11時45分から、NHK総合で放送予定です。

 


番組内で紹介された 川俣町の名物など

 令和2年4月13日(月)放送 どん県でそば探し!?北島康介と香川県琴平町ぶっつけ本番旅

旅のゲストは、元競泳選手の 北島康介(きたじま こうすけ)さん。東京都出身の37歳。オリンピックでは、2000年のシドニー大会から2012年のロンドン大会まで、日本の競泳史上初となる4大会連続出場を果たし、2004年のアテネと2008年の北京では100m・200m平泳ぎの2種目で金メダルを獲得した、まさに日本の競泳界のレジェンドです。2004年のアテネ五輪では、男子100m平泳ぎで金メダルを獲得したレース後のインタビューで、『チョー気持ちいい』と話し、この年の「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれたことでも有名です。しかし2016年4月、リオデジャネイロ大会の代表選考会で五輪出場を逃した後、現役を引退。現在は、東京都水泳協会の副会長を務めるなど、水泳競技の振興に尽力されているようです。昨年度のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では、1949年の全米水泳選手権にて全勝利を世界新記録で飾り”フジヤマのトビウオ”と称賛された、古橋廣之進役を演じました!。また、今年2月に発売された「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」のテレビCMでは、鶴瓶さんや佐藤健さんらと共演し、『3億円気持ちいい!』と絶叫(笑)。さらに北島さんは、「NHK東京2020オリンピック放送アスリートナビゲーター」にも就任、”嵐”と共に、今年の夏はNHKで北島さんを見ない日は無いほど露出が増えることでしょう。北島さんが”家族に乾杯”に出演するのは、今回が2回目。前回は、平成29年(2017年)3月の放送で、復興への歩みを追うべく、震災から6年が経った宮城県東松島市を旅しました。

今回の旅の舞台は、香川県の南西部に位置する、仲多度郡(なかたどぐん)琴平町(ことひらちょう)。”こんぴらさん”と呼ばれて親しまれている「金刀比羅宮(ことひらぐう)」の鳥居前町として、年間300万人もの参拝者で賑わう香川県を代表する観光地ですが、町の面積はたった8キロ平方メートルほど、人口は約8,600人と小さな町です。うどん県にあって讃岐うどんが名物で、「うどん屋発祥の地」とも称されています。また、ニンニク(こんぴらにんにく)の一大生産地でもあります。北島さんがなぜ琴平町を旅先に選んだのか、まったく予想が立ちません・・・(汗)。オリンピックを目指して戦うトップアスリートでも、時にはきっと神頼みしたいと思うことがあったのかもしれません。また、コロナ退治と東京五輪の成功、さらには「東京2020協賛ジャンボ宝くじ」の当選祈願かな?(笑)。ちなみに、金刀比羅宮へと向かう785段の石段の参道は、聖火リレーのルートにもなっており、4月18日(土)に通過するそうです!(その後、中止が決定されました)。北島さんは「おがわうどん」に立ち寄ったそうなので、ひょっとして讃岐うどんが目的だったりして?(笑)。


ロケが行われたのは、3月1日(日)。金刀比羅宮の神事場で待ち合わせた、鶴瓶さんと北島さん。北島さんにとって香川県は、中学三年生の時に初めて全国大会で優勝した、縁起のいい場所だそうです。また、北島さんは蕎麦好きなんだとか。そこで、”うどん県”にもきっといるであろう”そば好き”を探したいと、香川県を旅先に選んだそうです(笑)。

北島さんが活躍していた当時を振り返りながら、二人が町を歩いていると、一軒の商店を見つけます。軒下には、お菓子の箱が沢山並べられている一方で、奥の棚には調味料類が陳列され、一体何屋なのかと気になった鶴瓶さん、店主の大谷さんに訊ねると、八百屋さんだとか。鶴瓶さんが、『それは無いわぁ、あんたえぇ加減にせぇや』と疑いつつ、冷蔵庫や倉庫の中を覗き込むと、確かにそこには野菜が…。大谷さんによると、「大谷商店」は野菜の卸が専門で、店に買いに来るお客はほとんどいないんだそうです。しかし、神様には休みが無く、こんぴらさんには毎日、”御饌(みけ=お供え)”を配達しているので、結構大変なんだとか!。北島さんが金メダルを獲ったのは、16年前のアテネと次の北京だと覚えていた大谷さん、鶴瓶さんと北島さんがその記憶力に感心すると、スポーツが大好きで、今もテレビで東京マラソンを見ていたところだそうです。『走ってる走っている、いま大迫さんが日本人1位で、新記録が出るかもって!』と。それを聞いた鶴瓶さんと北島さん、慌てて家に上がり込むと、3人でテレビの前に釘付けに!。すると、間もなくして大迫選手が、日本新記録(2時間05分29秒)の4位でゴール。大谷さんも、ロケの最中に他人の家に上がり込み、テレビでその瞬間を見ることができた二人も、大喜びです(笑)。

店の表で出会ったのは、向かいの家に住む、都村さんご夫婦。85歳になるご主人は、むかし多度津工業高校でバレーボール部の監督をしていて、1972年のミュンヘンオリンピックで金メダルを獲った横田忠義選手は、自身がスカウトして育てた教え子だとか!?(驚)。ご夫婦から馴初め話を聞いた鶴瓶さんですが、元気なお二人の絶妙なタイミングの”ボケとツッコミ”に、大笑いします(笑)

ここでスタジオから、琴平町の魅力をビデオ紹介。小野アナウンサーによると、北島さんと言えばオリンピックで4つの金メダルを獲得したレジェンドですが、実は琴平町も、「金」が沢山ある町なんだそうです!。案内してくれるのは、首から金メダルならぬ巾着袋を提げた「こんぴら狗(いぬ)」。江戸時代には、自分の代わりに飼い犬に金比羅参りをさせる風習があったそうです。巾着袋には、飼い主に託されたお賽銭(お金)が入っていたとか(笑)。
 こんぴら狗が金を探して参道を歩いていると、かがわ・こんぴら観光案内所の前で、しょうゆ豆本舗表参道店の店員さんから、『何か美味しいもんでも食べていきまい』と声を掛けられます。作ってくれたのは、仕上げに豪華に1枚の金箔を貼った「金箔ソフトクリーム」。金が大好きな北島さんも、いかがですか?(笑)。
 続いて見つけたのは、「旧金比羅大芝居 金丸座」。1835年に建造された、日本最古の芝居小屋で、今でも毎年4月にこんぴら歌舞伎が上演されるそうです。鶴瓶さんも、ここで落語を演じたことがあるとか。
 最後に、785段もの長~い石段を上って辿り着いたのは「金刀比羅宮」。すると、こんぴら狗は消えてどこかへ!?。子供がおみくじを開くと、そこに入っていたのは、金のこんぴら狗でした!(笑)。

こんぴらうどん毎年うどんを送って貰っているお礼が言いたいと、表参道の「こんぴらうどん」に立ち寄った鶴瓶さん。店主の成本さんに北島さんを紹介すると、なんと息子さんが水泳をやっていて、エリート合宿で平井コーチに指導を受けたことがあるそうです!。店員の前田さんも、学生時代は水泳をやっていて、北島さんは一番の憧れだったとか。偶然の出会いに驚く、鶴瓶さんと北島さんでした。

ここで二人は分かれ、ひとり旅に。

鶴瓶さんが参道を戻り、金倉川に架かる一之橋を渡った先にあったのは、古びたアーケードが懐かしい「新町商店街」。商店街の入り口で、鶴瓶さんが嗅ぎ付けた店は、揚げたての肉コロッケやミンチカツが人気の「平岡精肉店」。撮影スタッフの分もと20個のコロッケを注文した鶴瓶さん、揚がるまでの間に試食と貰ったコロッケを頂くと、『めっちゃうまいわぁ』と感動します(笑)。店主の平井さんによると、タマネギが沢山入っているので甘いんだとか。何処で食べようか思案した鶴瓶さん、来た道を戻り、先に寄った八百屋さん「大谷商店」で頂くことに!(笑)。

一方、お腹が空いた北島さんは、うどん県で蕎麦屋を探すのかと思いきや、『香川といえば、やっぱ”うどん”でしょ!』と、たまたま見つけたうどん屋「おがわうどん」を訪れます(笑)。店主の王尾さんから、細切りが名物ですと聞いた北島さん、細切りの釜玉うどん(650円)を頂くことに。調理してくれたのは、83歳になるという先代のご夫婦。その細うどんをすすった北島さん、『初めての感覚、のど越しが全然違う、おいしい!』と(笑)。細うどんは切り方が難しいそうで、今でも麺作りはお父さんの仕事だとか。毎日の三食だけでなく、夏には3時のコーヒーの代わりに冷たいざるうどんを食べ、お蕎麦を食べるのは年に一回の年越しだけ、それも年越し蕎麦とうどんと両方作るんだそうです!。そこで、追加で細切りのざるうどん(520円)を出して頂いた北島さん、『これだったら僕10杯いけますよ、おいしい、何も言えねぇ!』と(笑)。

趣のある路地を見つけた鶴瓶さん、その路地裏を歩いていると出会ったのは、こんぴらさんへ散歩に行く途中と話す臼杵さん。立ち話をしていると、何事かと様子を窺っていたのは、近所に住む佐々木さん。立派なお宅に伺うと、「庚申堂」と書かれた看板が掛かり、奥さんが集めた郷土玩具が所狭しと飾られていました。そして、外に出た所で出会ったのは、ロードレース用の自転車に跨った一人の女性。朝方に家を出て4時間、荘内半島を回って70kmほど走ってきたという、まんのう町に住む馬場さんは、自転車が40年来の趣味だとか!。そこで、馬場さんのお宅に伺うことにした鶴瓶さん。案内されたのは、嫁ぎ先の古民家の釜屋部分を、自転車仲間が集える様にと自身でリフォームした趣味の館。隣の元味噌蔵には、自身のオーダーメイドの自転車が何台も壁に架けられており、それを見た鶴瓶さんは、『嫁ぎ先を乗っ取ったんか?』と驚かされます(笑)。大学から自転車を始めた馬場さんは、結婚して暫くは離れていたそうですが、子育てを卒業してから趣味を再開したとか。息子さんは、水泳で全国大会にも出たことがあると聞き、鶴瓶さんが今日のゲストは北島さんだと教えると、『鶴瓶さんでも良かったですが、北島さんにも会いたかったです』と、吃驚仰天する馬場さんでした(笑)。

おがわうどん店を出た北島さんが出会ったのは、塾に行く途中と話す辻くん。北島さんの顔は見たことがある様ですが、なかなか名前が出てきません(笑)。新たな出会いを求めて車で移動する北島さん、長閑な田園風景の広がる地域で、家の前で髪を切っている男性を見つけ、車を降りて声を掛けます。ミャンマーから仕事をしに日本に来ている3人で、共同生活を送っているとか。そして、すぐ隣で出会ったのは、これから近所でリフォーム中の中古物件を買うための契約に出かけるという、山崎さん母子。義理のお父さんお母さんと一緒に、購入予定の内覧に出掛けることにした北島さん、不動産屋さんに家の中を見学させて貰った上で、お父さんの代わりに金額交渉に臨むことに!(笑)。

讃岐おでんここでちょっと一息、香川県琴平町の「家族に一杯」の時間です。
 金比羅さんにお参りを済ませ、うどんを食べに立ち寄ったのは、路地裏にある評判の「うどんや 井上」。女将さんから、『うどんが出来るまで どうですか?』と勧められたのは、牛筋にコンニャクにハンペン。本日の一杯は、アツアツのダシが染みたおでん!(驚)。『必ず取りますね、癖の様に。香川県のうどん屋さんだと、どこもおでんは置いていると思いますよ』と話すのは、地元の常連客。『うどんのダシを使っていますので、一石二鳥』と話す女将さん。店を訪れるのは、ほとんどが近所の常連さん。ここで、のんびりゆっくりと食事が出来るのが愉しみだそうです(笑)。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、『 Don’t Know Why』(ohana)でした。

馬場さんのお宅があった隣のまんのう町から、琴平町へと戻った鶴瓶さん、たまたま通り掛かった大井八幡神社の前で車を降ります。神社にお参りを済ませると、そこで出会ったのは、十鳥さんと鎌田さんの母娘。十鳥さんのご主人が、まだ現役で大工をしていた当時、建築中の家に鶴瓶さんが”家族に乾杯”で立ち寄ったことがあるとか!。自宅を訪ね、お父さんと再会した鶴瓶さんですが、二人とも当時の記憶が定かでありません(笑)。5年前に火事で自宅を全焼して、へそくりの50万円も燃えてしまったと悔しそうに話す十鳥さんですが、ひ孫にも囲まれて幸せそうな暮らしぶりに、『へそくりよりも命や』と鶴瓶さんが窘めると、『そう思ったらええんやな』と、笑顔になる十鳥さんでした(笑)。

北島さんは、先に出会った山崎さんから教えられた、近所の名所という「ヒトツブビーズ店」を訪ねることに。出迎えてくれたのは、オーナーの三好さん。この店は、ハンドメイドのアクセサリーを作るために、世界中の1200種類以上のビーズを取り揃えている専門店だそうです。北島さんは、店を訪れていた吉田さんのご家族や、網干さんのご家族に、いろいろ話を聞くことが出来ました。

ざるうどんうどんが食べたくなった鶴瓶さん、たまたま見つけた手打ちうどんの店「むさし」を訪ねます。女将さんによると、若い人にはカレーうどんが人気の店だそうですが、昨日カレーを食べたばかりと鶴瓶さん、店に居たひ孫に勧められて、ざるうどん(400円)を頂くことに(笑)。うどんを食べながら、店主の小出さんに話を聞くと、若い時はバレーボールをしていたそうです。そこで鶴瓶さん、ちょうど今日、横田選手をオリンピックに出した先生に会ったと話すと、なんと小出さん、高松工芸高校のバレーボール部に入った1年生の時の監督が津村先生だったそうで、『お元気なんですか?』と二人してビックリ(笑)。

洋菓子のワールド 琴平本店新たな出会いを求めて、琴平町の榎井地区へと移動した北島さん。町をぶらついていると、懐かしい風情のあるケーキ屋さん「お菓子のロック」を見つけ覗き込みますが、生憎と休みの様です(汗)。次に見つけたのは、洋菓子店の「ワールド」。店の前で出会った地元の女性陣から、『美味しいですよ』と勧められ、店を訪ねることにした北島さん。出迎えてくれたのは、店主の三宅さん。店のナンバー1人気は、ショーケースにたった一つだけ残っていた、ドームケーキ(240円)だそうです。さらに、200円以上のケーキには紅茶が無料で付くと聞き、そのセットを頂くことにした北島さん。すると、たまたま店を訪れていた近所の森さんの娘さんから、20年ほど前になぎなたのジュニア強化合宿でトレーニングセンターを訪れた際に、食堂で北島さんと会ったことがあると聞き、重なる偶然に驚かされます(笑)。ケーキを頂きながら、ご主人と森さんご家族に話を聞く北島さん、気になっていた蕎麦屋について尋ねると、この辺りには殆ど無いそうです(汗)。お母さんから、朝昼晩の食事以外にも、おやつやお茶代わりにもうどんを出すと教えられ、ついに蕎麦屋探しを諦めることにした北島さんでした(笑)。

再放送は、4月16日(木)午後11時45分~午前0時57分に、NHK総合で放送予定です。

 


番組内で紹介された 琴平町の名物など

 令和2年4月6日(月)放送 ~志村けんさんありがとう~2010年 福島県小野町の旅

旅のゲストは、コメディアンの 志村けん(しむら けん)さん。東京都東村山市出身の70歳。1968年の2月、高校卒業を間近に控えた志村さんは、ザ・ドリフターズへの弟子入りを希望して、いかりや長介氏の自宅を訪れ弟子入りを志願。一旦は断られますが、情熱が伝わり弟子入りを認められるも、加藤茶さんの付き人を1年余りで脱走するなど、紆余曲折がありました…。1969年10月には、TBSで『8時だョ!全員集合』がスタート!。この土曜日の夜8時からの公開生番組は、平均視聴率30%超、最高視聴率は50%超という空前絶後の怪物人気番組と化し、放送時間には銭湯はがら空きになったとか(汗)。そしてドリフに弟子入りして苦節6年、1974年3月に荒井注氏がドリフを脱退したのを機に、志村さんは正式にドリフのメンバーとなります。その後は、1976年に「東村山音頭」が大ヒット、1979年には加藤茶さんとの「ヒゲダンス」や、1980年には「♪カラスの勝手でしょ?」が人気を博します。しかし、1981年から始まったフジテレビの裏番組『オレたちひょうきん族』に視聴率を奪われ、1985年(昭和60年)に『8時だョ!全員集合』の放送は終了します。一方、そのフジテレビでは、1977年から『火曜ワイドスペシャル』の月1回企画として、『ドリフ大爆笑』が放送スタート。こちらも1998年に放送終了を迎えますが、その後は志村さん自身の冠番組がフジテレビ系を中心に次々にスタート。「バカ殿」や「変なおじさん」などのキャラクターで、更なる人気を博します。

ところが、先月の3月17日に倦怠感を訴え自宅で静養。19日に発熱と呼吸困難の症状が出始め、翌20日に訪問診察をしたところ重度の肺炎と診断され、都内の病院に緊急入院。23日に新型コロナウイルスへの感染が判明し、感染症の専門病院へ転院しECMOによる集中治療を受けますが、2020年3月29日午後11時過ぎに、新型コロナウイルスによる肺炎のため入院先の病院で亡くなりました。享年70歳。今年度からスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『エール』に出演中だったほか、12月公開予定だった自身初の主演映画『キネマの神様』(山田洋二監督)のクランクイン目前での死去に、関係者はじめ多くのファンが悲しみに包まれました。ちなみに、朝ドラ『エール』で志村さんが演じていたのは、主人公の音楽人生に多大な影響を与えた日本を代表する作曲家の”小山田耕三”役(モデルは山田耕筰氏)。既に4回分の収録を終えており、最初の放送は5月1日の予定ですが、NHKでは志村さんの出演シーンはそのまま放送するそうです。

そこでNHKでは、亡くなられた志村さんを偲んで、『鶴瓶の家族に乾杯』に出演した志村さんの2010年3月29日と4月5日の放送回を再編成し、4月6日(月)に追悼番組として急きょオンエアすることになりました。当初放送予定だった「北島康介と香川県琴平町ぶっつけ本番旅」は、1週間順送りになります。

志村さんがこの番組にゲスト出演するのは、2005年に秋田県湯沢市を訪れて以来、2回目。今回の旅の舞台は、阿武隈高地の中部、福島県の中通りの東部に位置する、福島県田村郡 小野町(おのまち)。美女としても名高い、女流歌人・小野小町(おの の こまち)の生誕伝説が伝わる町として知られています。また、タカラトミーの着せ替え人形”リカちゃん”の製造工場および展示施設である「リカちゃんキャッスル」があり、大勢の観光客で賑わっています。志村さんは、美女として知られる小野小町が生まれた小野町で、”小町”探しの旅を繰り広げます。ギャグを連発する食堂の店主と出会った二人、別れひとり旅になると、志村さんは”人をたたくのが癖”という女性に出会い、小町と評判のその人の娘さんを訪ねることに。一方の鶴瓶さんは、路上で子どもを4人連れた女性と出会い、その方の自宅を訪問します。


ロケが行われたのは、2010年2月24日(水)。今から10年前のことです!。福島県のJR郡山駅前で待ち合わせた、鶴瓶さんと志村けんさん。志村さんは、前回の秋田県湯沢市に続き、今回も小町(こまち)美人を探しに、美人女流歌人として名高い小野小町の実家?があったらしい、福島県小野町を旅先に選んだそうです(笑)。志村さんが『それ(美人)しか無いですよ』と言うと、『死ぬまでそれ(美人)を探しましょうや』と鶴瓶さん(笑)。一方で、スタジオ収録の志村さんが話すには、東北地方が大好きなんだそうです!。志村さんのギャグのひとつ『だいじょぶだぁ』は、会津の喜多方に住む、志村さんの兄嫁のお父さんの方言なまりの口癖を真似しているうちにしみ付いたものだとか。それにしても、10年前の鶴瓶さんは頭の毛の色が黒いし、小野アナウンサーもお若い(笑)。

小野町にある「小野新町駅」へと移動した鶴瓶さんと志村さん、駅前近くにある史蹟「小野篁館跡(PDF)」を訪れます。小野町に伝わる「小野小町の生誕伝説」によると、都から赴任した小野篁(おの の たかむら)と、この舘で仕えた愛子(めづらこ)との間に生まれたのが、小野小町であったとされています。ちなみに、小野小町の生誕地説は、5年前に訪れた秋田県湯沢市小野や、福島県小野町の他にも、山形県酒田市、京都市山科区、滋賀県彦根市小野町、福井県越前市、熊本県熊本市北区植木町小野、神奈川県厚木市小野とする説など、全国各地に点在しており、未だ定かでありません(汗)。また、小野篁が小野小町の父なのか祖父なのかすら、定かでは無いそうです…。

小野篁館跡の向かいにあったのは、大衆食堂の暖簾が掛かった「きせいや食堂」。ここに来る途中にも、田舎町にしては大衆食堂が数多くあり不思議に感じていた鶴瓶さん、訪ねてみることに。歓待してくれたのは、いい感じになまった話し方で笑顔の絶えない、店主の橋本さん(笑)。志村さんと同じく還暦の歳なのに、平成生まれなんだとか(汗)。高校生時代は、バンドを組んでドラムを叩いていたそうで、当時の写真を見せてくれました。バンドの名前は「ベントルズ」。ドリフターズをモジったのかと思いきや、ビートルズとベンチャーズを混ぜたんだそうです(笑)。この辺りで一番の美人を教えて欲しいと頼むと、『ちょっと歳いってるけど、そこの平野屋(魚屋)のお嫁さんがキレイじゃないかな』と橋本さん。歳は幾つかと訊ねると、『70位じゃないかな?』と…(汗)。

二人は橋本さんに呆れつつ、その平野屋のお嫁さんに会いに、隣の魚屋さんを訪ねます。店に出てきてくれたのは、当人の京子さん。小町と聞いて会いに来たと伝えると、風邪をひいて寝込んでいたところと、追い返されてしまいました(汗)。

二人が小町を探して駅前通りを歩いていると、「小泉米穀店」の前で立ち止まる鶴瓶さん。何事かと店から出てきてくれたのは、店主の小泉さん。店の奥には、きれいな奥さんも居て、その方を目ざとく見つけた鶴瓶さんでした(笑)。その後も、床屋さんの「高田理容所」や、スーパー「マルヒコ」、「小町簡易郵便局」などに次々と立ち寄り、小町がいないかと美人探しを続ける二人でした(笑)。郵便局の職員の方から、若い方なら役場か高校に行けば大勢いると教えられ、「小野高校」へも行ってみますが、授業が終わるのは1時間ほど先だそうです。

なかなか小町の手応えが得られない二人は、ここで別れて、別々に小町を探すことに!(笑)。

一人で町をぶらつく志村さん、「小野町観光タクシー」の営業所の前で、経営者の奥さんで配車を担当している鈴木さんと出会います。志村さんに出会って大喜びする鈴木さん、抱きつきながら凄い力で志村さんの体を叩きまくります!(笑)。『叩くのが癖なんもんで、小野町では有名なんです!』と話す鈴木さん、志村さんが冗談を言うたびに、また大喜びして、つい手が出てしまいます…(汗)。お母さんも美人ですが、もう少し若い小町がいないかと尋ねると、駅前の会社に勤めている32歳になる独身の娘も美人で有名だと教えてくれました(笑)。

一方の鶴瓶さんは、通り掛かった「保泉寺」にお参りをし、通りに戻ると、集まっていた大勢の奥様方に声を掛けられ、立ち話を始めます。すると、そこに一緒に居たのは、小町の様にかわいい2歳の女の子。しかし、こんなに天気がいいのに自分の傘を大事に持ち歩き、従兄の子と傘を取り合って泣き出す様子が気になり、お母さんに話し掛けます。坂本さんのお宅では、モップやマットなどを配達する会社を営んでいて、両親とも現役で働いていると聞き、自宅を訪ねさせて貰うことに!。

坂本さん両親が営む会社「株式会社アミゼ」を訪ねた鶴瓶さん、ご主人やお父さん、妹さんらと出会い、ご家族の暮らしぶりについて話を聞くことができました。事務所を覗くと、そこに居たのは二人の小町!。30歳の駒木根さんと、28歳の吉田さん、何れも彼氏募集中だそうです(笑)。

タクシー会社の鈴木さんの娘さんに会いに、勤め先の「NAC.Corporation」を訪ねた志村さんですが、ちょうど食事をしに自宅に戻ってしまったそうです(汗)。そこで、先ほど会ったお母さんに電話をすると、まもなく会社に戻ると言うので、会社の前で待つことに。だいぶ長いこと待ったという志村さん、ようやく戻ってきた娘さんに小町を探していると伝えると、自分より小町らしい友人がいると、佐藤さんを紹介してくれました。鈴木さんに案内してもらい、佐藤さんの実家にお邪魔した志村さん、家にいた1歳の赤ちゃんを膝に乗せ胡坐をかいた姿は、まさに祖父と孫(笑)。5歳の男の子は、”バカ殿”が大好きと、当人を目の前にして恥ずかしがります(笑)。すると表には、鈴木さんが呼んでくれた別の友人できれいな古川さんが訪ねてきてくれました。しかし、そこに再び現れたのは、鈴木さんのお母さん!。志村さんは、また叩かれるのかとビクビクしながら、皆さんと並んで記念写真を撮りました(笑)。

鶴瓶さんは、坂本さんからキレイなママ友がいると紹介され、村上さんを訪ねて小野新町品ノ木地区へと移動します。寿司屋の「常鮨」の前で出会ったのは、店の大将の村上さん。同じ苗字ですが、まだ独身だそうです。お寿司が大好きな鶴瓶さん、立派な店構えが気になって、休業日にも係わらず店に入らせてもらうことに。店にいたのは、元は小野町の公務員だったというお父さん。お二人から寿司屋を開いた経緯など話を聞いていると、東京に出て10年間の修行の後、10年前に暖簾分けしてもらい常鮨を開いて10年、ようやく辿り着いた40歳と聞き、『よう頑張ったな、ここが踏ん張り処やでぇ、見合いせぇや!』と鶴瓶さん。そこで、リースキンの「アミゼ」で出会った女性達のことを思い出し紹介すると、なんと『この店にも玄関マットを配達してくれている』とお父さん!。それは好都合と鶴瓶さん、さっそくアミゼの駒木根さんに電話をして訊ねると、この店の担当では無いとか。『こんど駒木根が、この店にモップ持って来たってくれ』と言うと、村上さんと一旦電話を代わり、駒木根さんに店の大将を紹介する鶴瓶さんでした(笑)。あれから10年、果たして大将と駒木根さんの関係はどうなったでしょうか?、気になります!(笑)。

志村さんは、先に鶴瓶さんと訪ねた「小野高等学校」を再び訪ねることに。すると、授業が終わった高校生たちが大勢集まってきて、『キャーキャー』と大騒ぎに…(汗)。みんなで一緒に『アイーン』とやると、更に大喜び(笑)。志村さんが職員室に逃げ込むと、校長の原田先生が、学校髄一の小町と、”12射皆中勝(かいちゅうしょう)”で福島県大会で優勝し全国大会にも出ている、弓道部の郡司さんを紹介してくれました。そこで、弓道場を訪ねた志村さん、弓道は見たことがないと、弓道部の皆さんに一連の射の基本動作を見せてもらいました。感心して見ていた志村さんですが、学生から『引いてみますか?』と勧められ、恥ずかしがりつつもチャレンジしてみることに。弓道部顧問の高橋先生の指導を受け、生まれて初めての一矢を放つと、なんと矢は、遠くの的の巻藁までキレイな放物線を描いて飛んでいきました!。それを周りで見ていた弓道部の生徒たちからは、一斉に『おぉ~』『おお~』という驚きの声と共に、拍手が鳴り響きます。高橋先生いわく、『初めてで真っ直ぐ飛ぶなんてのは無いですよ!』と(驚)。気をよくした志村さん、『見たか?』と、今度は笑を誘います(笑)。

鶴瓶さんは、常鮨の大将に教えてもらい、坂本さんが紹介してくれた小町のいる「村上京染店」を訪ねます。鶴瓶さんのことを知らず、何事かと不審がる曾お祖母ちゃんをよそに、店の奥にいた美人のママと、さらに可愛らしい姉妹の小町を見つけた鶴瓶さんは、大喜び(笑)。さらにキレイなママ友を尋ねると、生天目(なまため)さんを紹介してくれました。

そこで鶴瓶さん、生天目さんのお宅を訪ねますが、生憎と留守で、家で留守番をしていた子供が『”マルチョー”で働いています』と教えてくれました。鶴瓶さんが”マルチョー”を探していると、靴屋「シューズさとう」の店の前で会ったのは、買物帰りと話す店主の佐藤さん。顔はほんのり赤く、手には焼酎用の割り水というポリタンクを持っているので、鶴瓶さんが昼間から飲んでいるのかと問い詰めると、『キム・ヨナ、浅田真央、鈴木明子を見ながら焼酎を3杯飲み、安藤美姫の時はもう飲んでいない』と佐藤さん。実はこの日、2010年バンクーバーオリンピックのフィギュアスケート女子シングルス・ショートプログラムが放送されていました!。ちなみに、普段は昼間から酒を飲むことは無いそうです(笑)。

鶴瓶さんが次に道を尋ねたのは、学生服を着て握手を求めてきた宗像くん。『”マルチュー”じゃないですか?』と、スーパーの「丸忠ストア」まで案内してくれました。しかし店にいた二瓶さんに尋ねると、この店に生天目さんという方はいないそうです(汗)。鶴瓶さんが経緯を説明すると、『小野高校の近くに”丸長(マルチョー)商店卸”さんの倉庫があり、そこで働いている方ですね』と教えてくれました。ほかに店にいたのは、二瓶さんの弟さんご夫婦とその娘さん。案内してくれた宗像くんは、長女の同級生だそうです。都合よく家族経営の商店に辿り着いた鶴瓶さん、店の奥に座り込み、皆さんから馴初め話などを聞きました(笑)。

丸忠ストアで話し込んだ鶴瓶さん、表に出ると既に日も暮れかかっています。そこで、もう仕事は終わっているだろうと、再び生天目さんのご自宅を訪ねると、ようやく村上さんが紹介してくれた小町に出会うことができました!。ご家族の話を聞くと、玄関に貼ってあった「宮本若連」のポスターの真ん中に写っているのがご主人で、現在は単身赴任中だそうです。相当の祭り好きだろうと、ご主人との馴初め話などを聞きました(笑)。

一方、小野高校の上野先生から、『実家が牧場をやっていて、ステーキを用意しているので遊びに来てください』と声を掛けられた志村さん、もう小町探しは止めにして、ステーキを頂きに、牧場を訪ねることに(笑)。上野先生の実家の「上野牧場」は、郡山市にあり、現在は 2,500頭もの牛を飼育しているそうです!(驚)。自宅に伺い、上野先生の祖父母と会って話を聞いた後、牛舎にいたお父さんからは、2頭の牛から始めて一代で大牧場に拡大した経緯などを聞きました。自宅に戻り、いよいよ念願のステーキを頂こうとすると、『牛肉はみんなあげちゃった』とお母さん!。上野先生が、大きな業務用の冷蔵庫を次々に開けて牛肉が残っていないかと探しますが、中は空っぽ…(汗)。『まいったなぁ~』と頭を掻きつつ、上野先生が志村さんに見せてくれたのは、牛肉の写真がいっぱい写った牧場のパンフレット(笑)。『大どんでん返しだなぁ~』と残念がる志村さんのために、お母さんは、家にあった「会津地鶏」で煮物を作ってくれました。その煮物を前に、ご家族全員に集まってもらい、皆さんから話を聞いた志村さん、『こんど肉があるときに呼んでください』と言って、上野先生のお宅を後にしました(笑)。

 


番組内で紹介された 小野町の名物など

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