鶴瓶の家族に乾杯 | 徳島スペシャル(木村多江さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和3年4月5日放送 特別編 木村多江と徳島スペシャル

現在、コロナ禍の影響で番組ロケが出来ないなか、『特別編』と題して、これまで訪れた各都道府県での出会いを再編成して放送しています。

今回のスタジオゲストは、女優の木村多江(きむら たえ)さん。東京都出身の50歳。19歳の頃から、昭和音楽芸術学院ミュージカル科に通いつつ、『美少女戦士セーラームーン』に出演するなど、舞台女優としての活動を開始。しかし、21歳の時に父親が急逝、家計を支えるために睡眠時間を削って様々なアルバイトを幾つも掛け持ちしながら、女優業を続けたそうです。34歳の時に電通マンと結婚、一女のお母さんになりましたが、今でも様々なテレビドラマや映画などに出演しています。NHKの大河ドラマや朝の連続テレビ小説でもよく見かけますが、最近では2016年度上期に放送された『とと姉ちゃん』で、ヒロイン・小橋常子(高畑充希さん)の母親役(小橋君子)を演じていました。

今回の『特別編』、旅の舞台は 徳島県。これまで、当番組で徳島県を訪れた回数は 8回です。最近では、木村多江さんが阿南市(2016年5月23日放送)を、遠藤憲一さんが神山町(2017年10月2日放送)を、阿部サダヲさんが小松島市(2019年4月8日放送)を、旅しています。

木村さんが訪れたのは、徳島県阿南市。ロケなどで全国各地を訪れている木村さんですが、徳島県だけは行ったことが無く、今回の旅先に選んだそうです。『今まで訪れていない町を旅して、収穫作業を体験したい』と希望した木村さん、念願叶ってタケノコ堀りにチャレンジすることが出来ました(笑)。また、この2016年は、60年に1度の丙申(ひのえさる)の閏年で、四国は例年にも増して「お遍路」さんで賑わっていました。木村さんは、第二十二番札所として知られる「平等寺」を訪れますが、たまたまロケが行われた4月8日は、お釈迦さまの誕生をお祝いする「花まつり」の当日、なんと運がいいことでしょう!(笑)。


 

これまでの旅の中から、徳島県での名場面を選りすぐってお届けします。木村多江さんは、収穫体験をしたいと阿南市を訪ねました。そこで、山を持つご夫妻に出会い、たけのこ掘りに初挑戦!。たけのこ掘りのコツや夫婦円満の秘けつを伺ったあのご夫婦は今?。一方の鶴瓶さんには、「出会ったことで人生が変わった」という、感謝のメッセージが続々と届きます。ほか、徳島出身の俳優・大杉漣さんの貴重な映像をはじめ、阿部サダヲさん、遠藤憲一さんら豪華ゲストの爆笑シーンも!(笑)。放送をお楽しみに!。

プレイバック、阿南市の旅

牛岐城跡公園鶴瓶さんと木村多江さんが待合せたのは、徳島県阿南市にある「牛岐城跡公園」。地域活性化支援センターによる『恋人の聖地』にも認定されているこの公園の頂上には、夜になるとLEDライトのイルミネーションが輝く『キラキラ・ドーム』や『願いの木』があり、美しくライトアップされます。阿南市には、ノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんが当時勤めていて、世界で初めて青色発光ダイオードの製造開発に成功し、後に世界初の青色発光LEDを製品化した「日亜化学工業」の本社があることから、『光のまち』とも呼ばれています。

写真館でハイポーズ!?

商店街を歩いていた鶴瓶さんと木村さんが見つけたのは、120年続くという「タブチ写真館」。鶴瓶さんが、『オレらも写真を撮って貰おうや』と。すると店の人が親切に、『階段のところがいいですね、こういう風に』とアドバイスしますが、『あのね、オレらもプロやから、勝手にするのよ!』と、イチャモンを付けます…。ところが、店にあった衣装の小道具類から、ヒョウ柄の被り物と大きな帽子を選んだ鶴瓶さんと木村さん。カメラの前に立つと、確かに自分でちゃんとポーズを決めるあたりは、さすがプロです!(笑)。

御年80歳の現役理容師

鶴瓶さんと木村さんが街で出会ったのは、『仕事がクサイ(嫌いだ)から、今日は休み』と話すの理髪店ご主人の阿部さん。80歳になると聞いてビックリした鶴瓶さん、「理容あべ」を訪ね、年に1回海外旅行に行くという、ご夫婦の生活ぶりについて話を聞きました。

5年ぶりに中継で再会した阿部さんご夫婦、『えっとぶり(久しぶり)です』と挨拶してくれました(笑)。85歳になったご主人は、コロナが治まったらネパールに行きたいそうですが、乗り物酔いする奥さんは、酔い止め薬を飲むので、寝に行くようなものと(笑)。ここで、方言に詳しい阿部さんからクイズです。『鶴瓶さん、そこにいると、まがりますよ』とは?。正解は、『じゃまになりますよ』という意味だそうです。鶴瓶さん、大正解!(笑)。

鶴瓶の大好物 すだちを訪ねて

鶴瓶さんは、すだち栽培の達人がいると聞き、橋本さんのお宅を訪ねます。すると橋本さん、85歳になるそうですが、10トンものすだちを栽培していて、町のあちこちで見かけた観光ポスターのモデルにもなっている、とても有名な方でした!。そして、橋本さんの畑で見せてもらったのは、樹齢200年といわれる、大きな「すだちの古木」。今でもちゃんと実が採れるどころか、人間と同じで歳をとっただけえぇ味の実が成るそうです(笑)。

スタジオには、あれから4年、88歳になった橋本さんが、今でも元気にすだち畑で働いている写真が届けられました!。

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名産品で町の人が元気に!?

上勝町の一風変わった名産品が町の人を元気にしていると聞き、山里を訪ねた鶴瓶さんと糸井さんが道で出会ったのは、それはそれは元気なおばあちゃん3人組(笑)。車のトランクには、山で採ってきた山菜などが沢山積まれています。話を聞くと、高齢化が進む上勝町では、高齢者の人たちに山の草花を採取してもらい、料理の飾りなどの商品として東京の高級料亭などに出荷する、「いろどり」という町おこしの事業が行われているそうです。山野のあちこちに芽吹いているフキノトウも、15個ぐらい採ってきてきれいにパック詰めすれば5千円になり、人によっては月に30万円も稼いで、孫にマンションの頭金を出してあげたとか!。

この日は、三女の竹内さんが嫁いだ家に、次女と四女の姉妹が里帰りしていると聞き、竹内さんの自宅に伺うことにした鶴瓶さんと糸井さん。おばあちゃん達の車の後について山を登っていくと、自宅は本当に山の上のそのまた上の方にあり、それはそれは急斜面に建っていました(汗)。三人が生まれた実家は、谷の向こうに見える山の尾根の、その上の方にあったそうですが、今は誰も住んでおらず、猿と猪がいるだけとか…。学校までは、山道を歩いて1時間40分かかったそうです。どうやって山の向こうの家に嫁ぐことになったのかと馴初めを尋ねると、昔は”夜這い”もよくあったとか(笑)。たまたま訪ねてきた隣に住む三田さんも加わり、おばあちゃん4人から、賑やかでエネルギッシュな話をいろいろ聞くことができました。

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紙飛行機を飛ばしたい!

遠藤憲一さんの旅の目的は、『自然の中で”紙飛行機”を飛ばしたい』でした(笑)。川で水遊びをしていた、栗岡さん一家と千葉に嫁いだ娘の佐藤さん家族を見つけた遠藤さん、子供たちと一緒に紙飛行機を折って、橋の上から飛ばすことに!。すると、紙飛行機には一家言ありそうなおじいちゃんの作った紙飛行機を見て、競争心が芽生えた遠藤さん、飛距離ではなく滞空時間で競争しようと、一際大きな紙を使って大きな紙飛行機を作りました(笑)。さて、橋の上からみんなで順番に紙飛行機を飛ばすと、遠藤さんの紙飛行機は11秒間も滞空しましたが、飛ぶというより風に舞う紙くず…。一方、おじいちゃんの作った紙飛行機は、みごとに遠くまで10秒間も滑空し、文句なくおじいちゃんの圧勝でした!。

犬の散歩がしたい!

小松島市にある元根井漁港の外れ、中田町根井地区の漁村で待ち合わせた鶴瓶さんと阿部さん。そこで二人が出会ったのは、自分の母親を『チャッピー』と呼び、弟を『ポピオ』と呼ぶ泉さん。理由を尋ねると、ママ → ママちゃん → ママちゃんピー → チャッピー に、弟は ヨシヒロ → ポピピロ → ポピオ になったとか…(汗)。

地方の町で『犬の散歩がしたい』と小松市を訪ねた阿部さん、偶然にもトイプードルのラムちゃんを飼っていて、1週間前に生まれたばかりのカワイイ子犬が3匹いるという、明花(はるか)さんと出会います。明花さんと一緒に、ラムちゃんを散歩に連れ出した阿部さん、とても楽しい時間を過ごせたようで、犬の散歩しながらついに、『決めた、犬飼います!』と宣言します(笑)。

貴重!大杉漣ふるさと徳島の旅

徳島県小松島市出身の大杉漣さん(2018年、66歳没)と鶴瓶さんは同い年ということで、お互いの子供や孫の話で盛り上がると、携帯で孫の写真を見せ合い、自慢し合います(笑)。そんな仲良しの二人が訪ねたのは、うだつの町並みが美しい、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「美馬市脇町南町(pdf)」。

鶴瓶さんと別れ、ひとり大杉さんが向かった先は、町のシンボルにもなっている「脇町劇場(オデオン座)」。昭和8年(1933)に建てられた古い劇場で、戦前には歌舞伎や浪曲の上演で人気を集め、戦後には歌謡ショーの公演や映画上映など地域の憩いの場として親しまれましたが、映画の斜陽化と建物の老朽化が重なり、平成7年(1995)に閉館し、その後取り壊されることに…。ところが、山田洋次監督の松竹映画『虹をつかむ男』(1996-1997公開)のロケ舞台となったことがきっかけで、平成11年(1999)に町指定文化財として創建時の姿に修復され、一般公開されることになりました。今でも毎年、「うだつがあがる芝居公演」や「林家一門会」が開催されています。この劇場で町の人に集まってもらい、ギターの弾き語りを披露することにした大杉さん、歌ったのは自身が作曲した『愛の確定申告』(作詞:陣内孝則)です。『愛の還付金をください~、愛の還付金をください~、(もう一度)愛の還付金をください~、カボチャは英語で・・・(パンプキン)、なんで先に言うの?、パンプキン~(笑)』。この映像を見ながら、亡き大杉漣さんを思い出すスタジオの鶴瓶さんと木村さん、『あんな顔ですが、めっちゃ優しい人』『子供のような人』『ようしゃべるし、オバチャンみたいな人』『ええ男でしたなぁ』と、当時を振り返ります。

鶴瓶に感謝、若者との出会い

町を歩く鶴瓶さんを追いかけサインを求めたのは、「鮨ひらい(旧 福寿司)」の息子という平井さん。大阪の辻調理師専門学校を卒業し、親の営む寿司屋に戻って4年目になると聞いた鶴瓶さん、店に伺い、息子が握った寿司を頂くことに。店で寿司を握らせてもらうのは2回目と話す息子さんですが、寿司好きという鶴瓶さんが食べると、『おいしい!』(笑)。

あれから24年、ビデオメッセージで再会した平井さんは、7年前に店を継いだそうで、今ではすっかり恰幅よく、貫禄が付きました(笑)。平井さんによると、鶴瓶さんと出会った当時、今の奥さんと付き合っていたそうですが、商売人の長男ということで結婚の話がうまく進んでいなかったとか。ところが、平井さん家族が出演したこの番組を、奥さんの親戚等が観ていて、『あそこやったらいいご家族やから』と、奥さんの両親を説得してくれて、放送の翌年に結婚することが出来たそうです!。

ありがとう鶴瓶さん、パート2

鶴瓶さんが脇町高校のグランドで出会ったのは、ソフトボール部の秦くん。家は電気屋と聞き、その店を鶴瓶さんが訪ねると、キレイなお母さんがビックリして出迎えてくれました(笑)。すると、ちょうど秦くんから電話があり、今から部活の皆とうどんを食べに行くというので、鶴瓶さんも一緒に付いて行って、おごってやることに!(笑)。

あれから12年、当時高校生だった秦くんは、愛知県の学習塾で講師をしていると、めっちゃ明るく元気なビデオメッセージを届けてくれました。大学時代に落研(おちけん)に入り落語と出会った秦さん、今では授業も落語も似ている所があって、どうやったら生徒が分かってくれるかと考える時に、こういう間で話したらウケるといった落語の経験が役に立っているそうです。なので、鶴瓶さんとの出会いから落語に繋がり、今の自分があると、鶴瓶さんにはとても感謝しているそうです!(笑)。

家族に一杯 おかわり

しいたけ丼2009年に鶴瓶さんが美馬市で出会ったのは、しいたけ農家の谷奥さん。少し前まで建設業を営んでいたという谷奥さん一家は、建設不況の中で従業員を養うために、しいたけ作りを始めたんだそうです。シイタケの生産量が日本一の徳島で、謙虚な気持ちを大切に頑張っていた皆さん。あれから12年、今はどうしているかと訪ねると、今ではベトナムからの技能実習生も受け入れて、年間90トンものシイタケを生産しているそうです!。おばあちゃんが従業員のお昼にご飯に作ってくれたのは、「シイタケどんぶり」。お肉の代わりに大量の大きなシイタケを刻み、タマネギなど他の野菜と煮込んで卵とじにし、ご飯に掛けて頂きます。日本に来て初めてシイタケを食べたというベトナム人の女の子たちも、今ではシイタケが大好きで、シイタケ料理も上手に作れるようになりました!。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、『天井』(ハンバート ハンバート)でした。

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たけのこ求めて、いざ山へ!

旅の目的は、『今まで訪れていない町を旅して、収穫作業を体験したい』と話す木村多江さん、新緑の山を眺めながら、たけのこの時期と期待を膨らませます(笑)。たまたま「平等寺」で出会ったのは、竹林の山を持つ重村さん。奥さんと一緒に、気さくに木村さんを筍掘りに案内してくれて、木村さんは楽しいタケノコ掘り体験をすることができました!。また、ご夫婦からは、馴初め話や夫婦円満の秘訣など、楽しい話しを沢山聞くことができました(笑)。

あれから5年、笑顔がステキだった当時75歳の重村さんは、番組の1年後に亡くなられてしまったそうですが、奥さんがビデオメッセージを届けてくれました。一人暮らしになって、何か熱中できることがしたいと、3年前から三味線を習い始めたそうです。隣に座っていたお孫さんの顔に、おじいちゃんの面影を見つけた小野アナウンサー、鶴瓶さんも木村さんも『ほんまやわぁ』と納得(笑)。

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陽気なれんこん農家 現る!?

鶴瓶さんが町で出会ったのは、パチンコに行って4万円やられたと話す、常にテンションが高くて明るい、レンコン農家の斎藤さん。この番組のことを知らない齋藤さんは、あの鶴瓶さんがNHKの番組に出ていると知って大笑いし、『いつもスナックで僕は女の子と、”かんぱ~い、おっぱ~い”ってするけど』と(笑)。斎藤さんの家族に興味を持った鶴瓶さん、自宅を訪ねると、ちょうど出掛けようとしていた奥さんと出会います。『いつもうるさいんですよ~』と話す奥さん、斎藤さんがパチンコに行っていたことも、ちゃんとお見通しでした(笑)。斎藤さんのお父さんは、脳梗塞をして寝たきりですが、息子に似て明るくて口が達者で、驚かされます。するとそこに、93歳になるという斎藤さんの祖父が、リヤカーを曳いて畑から帰って来て、更にビックリです!(汗)。

あれから14年、スタジオと中継で繋がった斎藤家の皆さん。相変わらず明るく元気な斎藤さんは、2年前に結婚したという息子夫婦を紹介しつつ、『まだ分かれる予定は無い』と話すので、『やかましいわ!』と鶴瓶さん(笑)。お祖父さんは2010年に、お父さんは2013年に亡くなられたそうですが、お嫁さんが増え、4月には孫も生まれるからと、さすがにスナックやパチンコ通いはコロナで控えているそうです。最後に斎藤さん、木村さんに『意外といい男ね』って言って欲しいと鶴瓶さんに頼みますが、『オレも言うてもらってないのに、アカンアカン、ぜったい言わせへん!』と断る鶴瓶さんでした(笑)。

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再放送は、4月8日(木)午後11時40分~午前0時52分に、NHK総合で放送予定です。

 


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