鶴瓶の家族に乾杯 | 神奈川スペシャル(松坂桃李さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和3年4月19日放送 特別編 松坂桃李と神奈川スペシャル

現在、コロナ禍の影響で番組ロケが出来ないなか、『特別編』と題して、これまで訪れた各都道府県での出会いを再編成して放送しています。

今回のスタジオゲストは、俳優の松坂桃李(まつざか とおり)さん。神奈川県茅ヶ崎市出身の32歳。19歳の頃に、友人に誘われて応募した雑誌モデルのオーディションでグランプリを受賞し、モデルとして芸能活動を開始。翌2009年に、スーパー戦隊シリーズ第33作の『侍戦隊シンケンジャー』の シンケンレッド役で俳優デビュー。2012年上半期のNHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』では、ヒロイン・梅子(堀北真希さん)の幼馴染で後に夫となる”安岡信郎”(ノブ)役を演じて知名度が上がり、2017年度下半期の朝ドラ『わろてんか』ではヒロイン・てん(葵わかなさん)の夫である”北村藤吉”役を演じました。2019年の大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺~』では、1964年の東京オリンピック招致に携わるキーパーソンのひとり、”岩田幸彰”役を演じました。昨年暮れに、女優の戸田恵梨香さんとの電撃結婚を発表した松坂さん、さぞかしショックを受けた女性ファンも多かったことでしょう(汗)。松坂さんは、これまで3回も家族に乾杯に出演している、当番組の大ベテランです(笑)。

今回の『特別編』、旅の舞台は 神奈川県。これまで、当番組で神奈川県を訪れた回数は 8回です。最近では、桂文枝さんが箱根町(2015年5月11日放送)を、村上佳菜子さんが真鶴町(2018年7月23日放送)を、松坂桃李さんが横須賀市(2019年5月13日放送)を、旅しています。

松坂さんが訪れたのは、神奈川県横須賀市。この年、デビュー10周年を迎えた松坂さんは、それを記念して自分の故郷である神奈川県の、生まれ育った茅ヶ崎とは違う面を見てみたいと、横須賀を旅先に選んだそうです。


 

これまでの旅の中から、神奈川県での名場面を選りすぐってお届けします。まずは、神奈川県出身の松坂桃李さんが、ふるさとの魅力を味わい尽くす名場面から。2019年に横須賀市を旅した松坂さんは、神社にあるカフェを訪ね、店を営むパワフルな妻と寡黙な夫から、夫婦円満の秘けつを聞き出しました。今回、中継でそのご夫婦に再会。松坂さんに結婚のお祝いを伝えるご夫妻、松坂さんは改めて、ご夫婦に夫婦円満の秘けつを尋ねました。その答えに、松坂さんは…!?(笑)。一方の鶴瓶さんは、13年前に出会った中学生の男の子に再会。父親を亡くしたと語っていた男の子の、母と子の絆に感動します。放送をお楽しみに!。

プレイバック、横須賀市の旅

クールなバーベキュー少年たち

松坂さんが公園で鶴瓶さんを待っていると、子供を遊ばせに来ていた大勢のママ友に、さっそく囲まれてしまいます(笑)。二人が海岸を歩き出すと、さっそく出会ったのは、砂浜でバーベキューをしている木佐貫さんご夫婦と、今年小学校を卒業した息子さんとその同級生たち。中学に上がったら一緒にバーベキューに行って貰えなくなりそうと、お父さんが子供たちを招いて、焼肉を振る舞うことにしたそうです。木佐貫さん夫婦は、鶴瓶さんと松坂さんを目の当たりにしてテンションが上がりますが、子供たちはほぼノーリアクション…(汗)。しかし、後から駆け付けた一人の子のお姉さんは、松坂さんの大ファンだそうで、松坂さんと出会うと涙があふれ出します!。

中華料理店のアツアツ夫婦

久里浜の街を歩き出した鶴瓶さんと松坂さん、道の向こう側にあった中華料理「五十番」の店の前に立ち、こちらをじっと見ているご主人と目が合い、訪ねてみることに(笑)。店内で出迎えてくれた萑部(さきべ)さんご夫婦、40年以上前にお二人でこの店を始めたそうです。二人は勧められ、横浜発祥の「サンマーメン」と、新メニューの「餃子の餡かけ」を頂きました。

達人を探して

一人旅になった松坂さん、「叶(かのう)神社」の前で出会った人達から、この神社はパワースポットで有名な神社だと教えてもらいます。叶神社は、浦賀湾を挟んだ東西の岸に2つの叶神社があって、西叶神社の勾玉(まがたま)を、東叶神社のお守り袋に納めて身に着けていると、恋愛をはじめさまざまな良縁の願いが叶うんだそうです!。これはイイ話を聞いたと松坂さん、さっそく「西岸 叶神社」を参拝することに。

松坂さんが西叶神社の拝殿で出会ったのは、叔母さんと姪だという女性のお二人。今日は近所の実家でおばあちゃんの十三回忌があり、家を継いだ義理の弟が釣ったヒラメやコチ、トビウオといったお刺身の御膳が出来ているので、ぜひ寄って下さいと誘われます。すると松坂さん、おばさんの熱のこもった誘いを断り切れず、参拝を中断して実家にお邪魔することに(笑)。突然の松坂さんの訪問にも係わらず、集まっていた大勢の長島家一族の皆さん全員が、大喜びで松坂さんを歓待。ビールと一緒に、ご主人の釣った魚やアワビ等のお刺身を頂いた松坂さん、一番のおすすめというアジは、すごく脂がのっているそうです。ここでも旅のテーマである特技を尋ねると、やはりご主人は釣りだそうです(笑)。

さらなる達人を探して

タツクラフト 丸盆 鎌倉彫 33cm

叶神社から奥の院へと階段を上る途中、山の斜面に建つカフェを見つけた松坂さん。スタッフから、過去に出演した2回ともカフェに立ち寄っている指摘され、期待を裏切っては申し訳ないと、今回も旅の終わりは、やっぱりカフェに立ち寄ることに(笑)。カフェ「サロン・アカンサス(ACANTHUS)」で出迎えてくれたのは、黒いシックな装いがお洒落な國松さんご夫婦。白い柱とガラス張りの建物は、イギリス洋式なんだそうです。松坂さんは、コーヒーを頂きながら、旅のテーマで達人を探していて、人に負けないぞという趣味や特技がないかとマダムに尋ねると、娘さんが焼いたというマイセン風のステキなコーヒーカップ&ソーサーを見せてくれました。マダム自身も、鎌倉彫が40年来の趣味だそうで、その作品を拝見した松坂さん、十分にその鎌倉彫の達人ぶりとともに、喋りの達人ぶりにも感服させられました(笑)。

職人の技にオヨヨ!

箱根寄木細工 秘密箱10回仕掛け

文枝さんが箱根寄木細工の里「畑宿」で訪ねたのは、一軒の寄木細工の店「金指ウッドクラフト」。店番をしていた息子さんに話を聞くと、この店の寄木細工は、寄木をカンナで薄く削って製品に貼り付けた”貼りの寄木細工”ではなく、寄木ブロックをくり抜いて立体製品にしている「無垢の寄木細工」で、その技法を確立したのが、父親の金指勝悦さんだそうです。金指ウッドクラフトでは毎年、箱根駅伝往路優勝トロフィーも制作しているとか。勝悦さんの電話で話すことができた分枝さん、おすすめのリンゴの形をした入れ物を、1割値引きしてもらい購入決定!(笑)。

リメンバーミー

綾戸さんが訪ねたのは、店先で鮭を捌いていた米山さんが営む魚屋さん。『赤字ばかりでダメだ、もう止め』と、愚痴をこぼします。すると、『あぁわかった、テレビでピアノ弾くオバさんだろ』と、綾戸さんのことを知っていてくれて、綾戸さんは大喜び!(笑)。

グルメな夫?妻は苦笑い

鶴瓶さんが道に出てきた白いチワワに誘われるように訪ねたのは、岩本さんのお宅。家に上がらせてもらい、ご夫婦に話を聞くと、ご主人は奥さんの手料理に満足していない様子で、言うに事欠き、奥さんの淹れたお茶が一番旨いと…(笑)。

なかよし夫婦

鶴瓶さんが出会ったのは、田で昨日脱穀した稲藁を片付けていた石川さん。ご自宅に寄らせてもらうと、ご夫婦ともににこやかな優しい方で、奥さんは鶴瓶さんの手を握って離しません(笑)。

結婚50年、鶴瓶が祝福

久里浜の住宅街を歩いていた鶴瓶さん、信号待ちをしていると、何やら気配を感じて振り返えります。すると、背後からじっとこっちを見ていたのは、近くで寿司屋を営んでいるという服部さんの奥さん。もうすぐ70歳になるそうですが、元気で大きな笑い声が絶えません。結婚して50年になると聞き、お父さんにも金婚式のお祝いを伝えようと、「魚又寿司」を訪ねます。店のカウンターに座った鶴瓶さん、ご夫婦に話を聞くと、女性に優しい?というご主人は、『50年の間に、店の前のマンホールの上で、何回土下座して奥さんに謝ったことか』と(笑)。

大根がとりもつ楽しい出会い

渡辺農事 ダイコン 大根 味岬 三浦大根 小袋

鶴瓶さんが出会ったのは、買い物から帰ってきて車から荷物を下ろしていた、民宿「城ケ島 さんご荘」を営む青木さん。三崎朝市で買って来たのは、美味しいと評判の三浦の野菜。特に今は、三浦大根が美味しい時期だそうです。ちょうど三浦大根を貰った鶴瓶さん、この大根を料理して食べさせて欲しいとお願いすると、お嫁さんを呼んで調理してくれることに!。太くて大きい三浦大根を、皮を剥いて丸ごと、ただ1cmほどの厚さの短冊に切っただけですが、それを手づかみで食べた鶴瓶さん、『甘い・・・』と(驚)。

ところで、鶴瓶さんの持ってきた三浦大根が『変な形』と大喜びするお嫁さんですが、お義母さんによると、もっと変な、こんな形もあるそうです。そのお義母さんのポーズを見て、大喜びする鶴瓶さんでした(笑)。

家族に一杯 おかわり

マグロ大根訪ねたのは、鶴瓶さんが2013年放送の「三浦市の旅」(ゲスト:剛力彩芽さん)で、大根が縁で出会った、民宿「城ケ島 さんご荘」を営む青木さん母嫁。今日はお二人に、自慢の料理をご馳走してもらいます!。作ってくれたのは、ぶり大根ならぬ、マグロ大根。三浦大根は、贅沢に真ん中の軟らかいところを使いたいので、皮は厚めに剥きます。マグロは皮の裏に脂が乗っているので、大根とは逆に、皮を薄く削ぐ程度。煮込んで出来上がったのは、青木さんちの「マグロ大根」。三浦半島の民宿ならではの一品です。

そのマグロ大根が、スタジオにも届けられていました!。小野アナウンサーによると、ブリ大根よりも、あっさりした感じだそうです。鶴瓶さんと松坂さんが食べてみると、大根特有の苦みは全くなく、大根にマグロの味がよく滲みて、とても美味しいそうです(笑)。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、『Family Song』(星野源)でした。

村上佳菜子と出会った男の子

鶴瓶さんと村上さんが道で出会ったのは、高校生の遠藤くん。『いいキャラしている』と、村上さんのツボにはまったようで、村上さんは大喜び(笑)。しかし、小2からやっているという空手の形を見せて貰うと、意外や意外、急にスイッチが入ったようで、気合が入った立派な形を披露してくれました!。

石坂浩二と出会った男の子?

鶴瓶さんと石坂さんが道で出会ったのは、瀬戸さん母子。お嫁に行った娘さんは、お腹が大きく7ヶ月目だそうです。そこで鶴瓶さん、安産で生まれるようにと、大きなお腹に念力を送りますが、周りから見ると、まるで呪いをかけているみたい(笑)。

あれから11年、スタジオにビデオメッセージを届けてくれたのは、なんと、あの時に呪いをかけてもらったという、小学5年生になった悠真くん!。小学2年生になる妹もいるそうです。鶴瓶さんの呪いのおかげで、家族みな元気でいますとお母さん(笑)。

鶴瓶が忘れられない湘南ボーイ

鶴瓶さんが道で出会ったのは、学校帰りの中学2年生の野田くん。鶴瓶さんが『湘南ボーイ』と声を掛けますが、『いいえ、違います』と…(笑)。家への帰路を一緒に歩きながら話を聞くと、事故でお父さんを亡くし、母子家庭だそうです。鶴瓶さんのことはテレビで見たことがある程度しか知りませんが、鶴瓶さんが『お母さんを助けてやれや』とエールを送ると、とても素直に応えてくれました。

あれから13年、スタジオと中継で繋がって画面に登場してくれたのは、27歳になった野田くんと、お母さん。家族に乾杯に出たことで、翌日には学校や地域で有名人となり、知らない人からも声を掛けられる様になったことで、人とのコミュニケーションが好きになって、接客業の道へと進むきっかけになったそうです。

そして、野田くんが今でも大切にしているという、鶴瓶さんから贈られた色紙を見せてくれました。そこには、『何もしなければ道に迷よわないけど、何もしなければ石になってしまう』と書かれています。鶴瓶さんによると、これは作詞家の阿久悠さんの言葉だそうです。『いいでしょう、だから何か動けっていうことですよね』と自画自賛する鶴瓶さんですが、松坂さんが画面を見ながら、何か気づいてしまった様で、『ちょっと待ってください、もしかしてこれって、送り仮名が、なんか、まよよわなくてって・・・』。すると鶴瓶さん、『じゃかましいわ!、いらんこと言うな』と(笑)。

再放送は、4月22日(木)午後11時40分~午前0時52分に、NHK総合で放送予定です。

 


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