鶴瓶の家族に乾杯 | 長野スペシャル(ウエンツ瑛士さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和3年11月22日放送 特別編 ウエンツ瑛士と長野SP ぶっつけ本番旅の極意とは?

現在、コロナ禍の影響で番組ロケが出来ないなか、『特別編』と題して、これまで訪れた各都道府県での出会いを再編成して放送しています。

今回のスタジオゲストは、タレントでシンガーソングライターや俳優でもある ウエンツ瑛士(ウエンツ えいじ)さん。東京都武蔵野市出身の36歳。4歳からモデルとして芸能活動を始め、テレビドラマなどにも出演、2002年から2016年までは小池徹平さんとのデュオ「WaT」として歌手活動も行っていました。父親がドイツ系アメリカ人ですが日本生まれの日本育ちで英語は話せず、2018年から1年半の間、英国ロンドンに留学し、帰国後芸能界に復帰しました。現在、10月10日からスタートしたTBSの日曜ドラマ『日本沈没-希望のひと-』(小松左京原作、小栗旬さん主演)に出演中です。

今回の『特別編』、旅の舞台は、私の故郷 長野県(ながのけん)。これまで、当番組で長野県を訪れた回数は 11回です。最近では、櫻井翔さんが安曇野市(2014年3月31日放送)を、永山絢斗さんが下諏訪町(2015年8月24日放送)を、堺雅人とタモリさんが正月特番で上田市(2016年1月2日放送)を、miwaさんが長野市戸隠(2018年9月3日放送)を、旅しています。

ウエンツ瑛士さんは、平成20年(2008年)11月の放送で、鶴瓶さんと北海道新ひだか町を旅しています。そして今年の9月に、2回目のゲスト出演で、長野への旅ロケが予定されていたそうですが、コロナ禍による緊急事態宣言下で長野ロケは中止となってしまいました。そこで、次回のゲスト出演に向けて予習をしてもらおうと、長野スペシャルのスタジオゲストとしてお呼びがかかった様です(笑)。

ウエンツ瑛士さんが旅する予定だった長野県で、これまでさまざまなゲストが遭遇したミラクルな展開やぶっつけ旅ならではのハプニングを一挙大公開!。櫻井翔さんもビックリの、衝撃の出会いとは?。田中圭さんが見せた、孫のようなふるまいに感動!。吹石一恵さんが、知る人ぞ知るそばの店に弟子入り?。鶴瓶さんが思わず立ち寄った家の主、その正体に仰天!。さらに3年後の現在、思わぬ事態が発覚!。ウエンツさんが、かつて出会った馬術部の生徒たちの今もお届けします。


前回の旅を復習

当時22歳のウエンツさん、第1次イケイケ期の様子をご覧ください!(笑)。現在、第2次イケイケ期に入りつつあるというウエンツさん、13年前の自分の映像を見て、『金髪!?、赤いパンツ履いてますねぇ』と。鶴瓶さんとウエンツさんが訪ねたのは、三木田さんの乗馬学校。せっかくだからと、馬に乗せてもらえることに。小さい頃から競馬の騎手になるのが夢だったというウエンツさんは上手に乗りこなしますが、生まれて初めて馬にまたがった鶴瓶さんは、思いのほかの高さに固まってしまいます(笑)。

一人旅になったウエンツさん、牧場の人に案内してもらい、牧草の収穫を見に行くことに。畑で刈り取った牧草を巨大なロール状に巻き取る機械(ベーラー)を牽引したトラクターに乗って作業していたのは、安田さん。運転席に座らせてもらったウエンツさんですが、最後の一列を巻き取る作業を体験させてもらっただけで、お尻がビリビリに痺れたそうです(笑)。巻き取った牧草を運んでいた安田さんの奥さんに話を聞くと、別の畑ではトウモロコシも栽培しているとか。そこでウエンツさん、あの手この手を繰り出して、ついにお宅に伺って、トウモロコシを御馳走してもらえることに!(笑)。

次に、農業高校を訪ねたウエンツさん。馬術部の生徒さん達に、馬小屋を案内してもらった後、馬術部員が共同生活している寮を案内してもらうことに。部長の3人部屋に入らせてもらうと、二段ベッドの下段の部長のベッドには、別の部屋の生徒が二人入り込んで、男子話に花を咲かせていました(笑)。一緒に狭い二段ベッドの下に潜り込んだウエンツさん、3人の高校生から将来の夢などについて話を聞きました。

旅の極意教えます!長野スペシャル

旅の極意その1 「甘え上手な孫になりきれ」

美味しいリンゴが食べたいと、2月に松本市を訪れた田中圭さん。リンゴ畑に連れて行ってもらいますが、冬のリンゴの木には、リンゴどころか葉の一枚すら付いていません…。リンゴ畑で出会ったのは、リンゴの木の剪定や整枝の作業をしていた武田さんご夫婦。田中さんは枝拾いを手伝いながら、なんとかリンゴを食べさせて貰いたいと、必死に懇願(笑)。ついにお宅に連れて行ってもらい、地下に貯蔵してあったリンゴを食べさせて貰うことが出来ました!。

旅の極意その2 「頂いたモノはカメラを気にせずに」

川上村を訪ねた橋田寿賀子さん、お昼を食べ損ねてお腹がペコペコです。そんな時、レタス畑で出会ったのは、レタスの収穫作業をしていた遠藤さんご家族。橋田さんが、『こんな青々したレタスは食べたことがない、ひとつ買って帰ろう』と話すと、ご主人が両手に持ていたレタスを『あげますよ』と差し出してくれました。すると橋田さん、間髪入れずにレタスを受け取ると、『まぁ嬉しい!言ってみるもんですね(笑)』と。大きな2個のレタスを両手で抱えた橋田さん、よっぽどお腹が空いていたらしく、畑の中でそのレタスの葉を千切りながら、モクモクと食べ続けました(笑)。

旅の極意その3 「交渉は粘り強く」

蕎麦打ち体験がしたいと吹石一恵さんが訪ねたのは、飯山市富倉地区にある蕎麦処「大した」。蕎麦打ち名人の高齢の阿部さんご夫婦が、自宅を解放して完全予約制で営んでいるため、看板もお店の入口らしき場所も見当たりません。吹石さんが家の外から声を掛けると、出てきてくれたのは姪の小野さん。しかし、事前に予約を貰って石臼でそば粉を挽くところから始めるので、突然来られても無理ですと断られてしまいました…。しかし諦めきれない吹石さん、石臼だけでも見せて欲しいとお願いすると、可哀想に思ったのか小野さん、小さな声でそっと、『蕎麦打ちは無理でも、笹ずしくらいなら作ることできるかな?』と助け舟を出してくれました(笑)。家に上がり、おじいちゃんとおばあちゃんと話しながら、上手いこと徐々に懐に入り込む吹石さん(笑)。ついに、笹ずし作りだけでなく、数日前に挽いた粉があるからと、蕎麦打ちまでさせてもらうことに成功します!。富倉そばは、つなぎにオヤマボクチ(山菜の一種)の葉の繊維を使うのが特徴ですが、そのつなぎを作るのに大変な手間と時間が掛かるため、「幻のそば」とも言われています。ようやく茹で上がったお蕎麦、近所の方々も招いて、大試食会が行われました(笑)。富倉そばは、薄くて長いのが上手に打てた証拠。吹石さんの打った蕎麦は、長いと皆さん褒めてくれましたが、切り幅が広いので、阿部さんは『名古屋の平麺を食っているようだ』と(笑)。

産地直送!日本一の川上村のレタスを実食

ここでスタジオの小野アナウンサー、モクモクとレタスを食べ続けた橋田寿賀子さんに代わって、鶴瓶さんとウエンツさんに川上村産のレタスの味をテレビを見ている人に伝えて欲しいと、川上村から送られたレタスを二人の前へ(笑)。鶴瓶さんは、『ここはレタスじゃなくて蕎麦だろ?』と文句を言いいつつも、中心の柔らかい葉をつまみ出して口に入れると、『わぁ!めっちゃ甘いわ』とビックリ!。何も付けずに生のレタスを、橋田さん同様にモクモクと食べ続けました(笑)。日本一のレタスの生産量を誇る川上村ですが、この夏の長雨で今年の収穫量は平年の6割減となっていて、今ようやく盛り返している所だそうです。今のレタスは、昼夜の寒暖差で、甘みもすばらしいとか。

御柱祭

長野県諏訪地方で行われる日本三大奇祭のひとつ「御柱祭」(おんばしらさい)は、諏訪大社における最大の行事で、正式には「式年造営御柱大祭(しきねんぞうえいみはしらたいさい)」といい、寅と申の年に行われる式年祭です。次回は来年(2022年)、以下の日程で開催予定です。

御柱祭にまつわるキュートな出会い

御柱に乗ったことがある人に会いたいと鶴瓶さん、ロケバスの運転手さんの地元で下諏訪町に隣接する岡谷市を訪ねます。そこで偶然出会ったのが、小学3年生の幸歩ちゃん。なんと、おじいさんは御柱を運ぶ人で、自分も御柱に乗せて貰ったことがあるそうです!。そこで、幸歩ちゃんの家を訪ねることにした鶴瓶さんですが、お母さんやお祖母ちゃんから御柱のことを聞きたいのに、幸歩ちゃんは自分が好きな絵や本、おもちゃなどを鶴瓶さんに紹介したくて、次から次と家にあるものを鶴瓶さんの元へと運んできます(笑)。ようやく木遣りの名人という、幸歩ちゃんのお祖父さんに会うことが出来ましたが、今度はお祖母ちゃんがお友達を、お父さんが会社の社長とその娘さんを連れてきて、鶴瓶さんは『この家族、紹介しすぎや~』と(笑)。最後はようやく落ち着いて、皆さんと一緒にお祖父さん木遣り唄を聞くことができました。

家族に一杯 特別編

あれから6年、鶴瓶さんが岡谷市で出会った幸歩ちゃんが向かった先は、「清水屋川魚店」。幸歩ちゃんが注文したのは、『うなぎ三人前と肝ひとつ』。かつて鰻漁が盛んだった諏訪湖、今でも諏訪湖の周りには鰻屋さんが沢山あります。特に岡谷市の鰻は、関東風の背開きで、関西風に蒸さずに焼くのが特徴だとか。その鰻を使って幸歩ちゃんが作ってくれたのは、岡谷名物「うな丼」です。名物の鰻に、ふわふわの黄色い炒り卵と、新鮮な緑色をした三つ葉の彩りを添えた、山田家オリジナルのうな丼だとか。

想定外のハプニングに遭遇!

雪がしんしんと降る長野県安曇野市を旅したのは、嵐の櫻井翔さん。一人旅で、なかなか人に出会えません(汗)。たき火の臭いを頼りに、煙突から煙が出ているお宅を見つけますが、外で待っていても家の人が出てくる気配もなく…。ついに諦めた櫻井さん、ピンポンを押してみることに。出てきてくれたのは、浅川さんの奥さん。家に上がらせてもらい、薪ストーブを見せてもらっていると、これから薪用の木をチェンソーで切る作業をするそうです。そこで櫻井さんも、チェンソーを使って木を切らせて貰うことに。勇ましい姿の浅川さんを見て、あっけに取られる櫻井さんでしたが、見よう見まねで自分でもチェンソーを使って木を切ってみると、思いのほか大変な作業でヘロヘロに…(笑)。

これがスジナシ?感動の出会い

miwaさんが訪ねたのは、喫茶店「ランプ」。なんとこの喫茶店では、先にmiwaさんが訪ねた「井上竹細工店」の大人気商品、竹製の珈琲ドリッパーを使ってコーヒーを淹れているそうです。そのコーヒーを頂いたmiwaさん、普段はコーヒーを全く飲まないそうですが、このコーヒーは苦みが無くとても美味しいとか。裏の自宅を訪ねたmiwaさん、ベッドの上でパッチワークを作っていたお婆ちゃんに会っていると、そこに市内に出掛けていた、miwaさんの大ファンという中学3年生の娘さんが急いで帰って来てくれました。一緒に帰ってきたお母さんも、玄関から家の中にいるmiwaさんを見て、『どうしてこんなことになっているのか不思議なんですけど・・・、えぇぇ!おうちにいる!?』とビックリ仰天(笑)。

鶴瓶がみつけたスゴい家

栄峰地区に移動した鶴瓶さん、山の中の道端で、ステキな外観の家を見つけ、車を降ります。3軒並んだペンションの様な家は、まるで”おとぎの国”の童話に出てくるようなお家。鶴瓶さんが訪ねると、そこで出会った牧野嶋さん、『適当にウチを造ってるんです』と(驚)。実は、上越市に住んでいる放射線技師という牧野嶋さん、奥さんがお菓子屋をしており、将来ここに店を移したいと、週末毎に上越から戸隠に通い、20年かけて一人で家を建てているんだそうですが、まずは住むための1軒を、3年後くらいまでには完成させたいと…(汗)。寡黙な牧野嶋さんが、20年もかけて一人で造り続けてきた趣味の家を目の当りにした鶴瓶さん、もう言葉が出ません(笑)。

あれから3年、スタジオと中継で繋がった牧野嶋さんご夫婦は、薪ストーブの前でキノコを焼いて食べながら、くつろいでいます。と言うことは…、ついに母屋が完成したそうです!。ところが、隣の奥さんのお店になる予定の建物は、外見だけは完成した様に見えますが、家の中は3年前から全く手つかずだとか(汗)。3年間何をしていたのかと聞くと、奥さんの店は置いておいて、つい思い立って作り始めたツリーハウス造りに専念したそうです(笑)。最後に今後の抱負を尋ねると、今度こそ後2年以内に奥さんの店を完成させたいと語ってくれました。

 

再放送は、11月25日(木)午後11時35分から、NHK総合で放送予定です。

 


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