鶴瓶の家族に乾杯 | 静岡県三島市(畠山愛理さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和3年12月13日(月) 畠山愛理が静岡県三島市で名物食べ尽くしの旅!

旅のゲストは、元新体操選手の畠山愛理(はたけやま あいり)さん。東京都出身の27歳。2012年ロンドンオリンピックと、2016年リオデジャネイロオリンピックでは、新体操団体日本代表(フェアリージャパン)として活躍しました。リオ五輪後に現役を引退、2017年からは本格的にスポーツコメンテーターやモデルなどの芸能活動を開始しました。2019年8月に結婚、その夫は広島東洋カープの鈴木誠也選手です!。

旅の舞台は、静岡県 三島市(みしまし)。静岡県の東部、伊豆半島の付け根に位置します。三島駅や直ぐ隣には沼津ICもあり、伊豆や富士、箱根方面へと向かう交通の要所です。古くから三嶋大社の門前町として、また東海道の宿場町として栄えてきました。富士山の伏流水が豊富に湧き出でて街中を流れ、「水の郷百選」に選ばれています。

鶴瓶さんは、三嶋大社や、市民の憩いの場として人気の源兵衛川親水公園の辺りで目撃されていますよ。なぜ畠山さんが、三島市を旅先に選んだかは不明です(汗)。想像するに、ネギ好きという畠山さん、肥沃な火山灰土で覆われた高地の三島市は野菜栽培が盛んで、箱根西麓三島野菜として売り出し中ですが、中でも「箱根山葉ねぎ」が特産だそうです(笑)。あるいは、夫の鈴木誠也選手のために、おいしい鰻をゲットしたいとか?(笑)。三島市はうなぎの名産地。浜名湖などで揚がったウナギは、富士山の伏流水が豊富に湧く三島に運ばれ、1週間ほどその湧水にさらされ泥抜きされ出荷されるそうです。ほか、昨年の「全日本まくら投げ大会in 伊東温泉」のイメージモデルを務め、実際に自分も温泉浴衣姿で枕投げ競技に参加した畠山さん、その縁で三島に立ち寄ったとか?(笑)。私の友人の静岡県人は、アスリートだけに日本最長の吊り橋「三島スカイウォーク」をチャレンジしに訪れたのではないかと?。妄想は尽きません…(笑)。


番組の概要

元新体操団体日本代表の畠山愛理さんが、静岡県三島市で人生初のぶっつけ本番旅に臨みます。富士山の伏流水が豊富な源兵衛川から旅を始めたふたりは、三嶋大社へ。そこで幸せな家族と次々と出会います。一人旅となった畠山さんは、名物の三島コロッケを見つけ、大喜び!。さつまいも農家を探していると、ある出会いをきっかけに、旅が一気に展開します。一方、鶴瓶さんは、旧東海道へ。道沿いの国旗に目がとまり、店に飛び込むと、意外な光景を目にします。


放送内容

ロケが行われたのは、10月16日(土)。ようやくロケが再開したというのに、鶴瓶さんは足に魚の目が出来てしまい踵で歩けと言われ、まことに不格好な旅番組に…(笑)。待ち合わせ場所の「源兵衛川(げんべえがわ)」のほとりで畠山愛理さんと出会った鶴瓶さん、ご主人である鈴木誠也さんとの馴れ初めを尋ねると、地方ロケが台風で中止になり東京にとんぼがえりしたところ、事務所の社長から鈴木選手との会食に誘われ出会ったんだそうで、台風が来なければ出会えなかったと畠山さん。それを聞いて鶴瓶さん、『なんで台風あったんや!』と…(笑)。そんな畠山さん、おいしい野菜が食べたいと希望し、野菜農家を訪ねて収穫作業を手伝えたらいいなと、三島市が旅先に選ばれた様です!。

川縁まで降りた所で二人が出会ったのは、尾朝さん親子。源兵衛川の水はとてもきれいで、子供たちは夏になると川に入って泳いだり遊んだりしているそうです。お父さんの子供の頃には、川でマスを取って、河原で焼いて食べていたとか。朝尾さんから、箱根西麓野菜のことや、そのジャガイモを使った名物「みしまコロッケ」の情報を仕入れた鶴瓶さん、とりあえずこの先にあると教えてもらった「三嶋大社」を目指すことに。

歩きながら、畠山さんから私生活の話などを聞く鶴瓶さん、二人っきりでもっと話がしたいと、和食居酒屋「風土」の店先に置かれていたベンチに、勝手に座らせたもらうことに。きっと魚の目が痛かったんでしょう、許してあげてください(笑)。二人が並んで座っている前を通り掛かったのは、アベノマスクをした柴原さん。ボランティアで源兵衛川の清掃をしているそうです。小野アナウンサーによると、街の中心部に1.5キロに渡って掘られた用水路である源兵衛川は、今でこそ市民の憩いの場ですが、昭和40年代にはゴミが散乱し悪臭を放つドブ川だったそうです!。そんな状況に立ち上がったのが住民たち。皆さんが川に入ってゴミを拾い続けたことで、今の美しい川を取り戻したんだとか。そして半世紀、今では5月になると100匹ものホタルが川辺を舞い、まさに三島のフェアリー(妖精)を見ることが出来るそうです。

源頼朝が源氏の再興を祈願したという伊豆地方を代表する神社「三嶋大社」を訪れた、鶴瓶さんと畠山さん。参道で出会ったのは、鈴木さん家族。来週双子が生まれるという奥さんのお腹は、鶴瓶さんがそこに座れそうと言うほど、大きくなっていました。小野アナウンサーによると、1週間後、無事に元気な双子の赤ちゃんが生まれたそうです(笑)。

この日は10月の土曜日で、三嶋大社は大勢の七五三詣の家族で賑わっていました。拝殿で参拝を済ませた後に二人が出会ったのは、七歳の女の子の七五三詣に来ていた長谷川さん親子。その後ろにいた女子高校生らしき女の子達や、社会人らしき男性も皆、七歳の子の兄姉と聞いてビックリした鶴瓶さん、『ハイ、こっちに集合!』と全員を並べて、家族構成を確認します(笑)。長男と長女は亡くなってしまった先の奥さんとの子で、次女から五女が今の奥さんの子供なんだそうですが、長男と五女との歳の差は二十歳は開いていそう…。とはいえ、分け隔てなく仲良く育った子供たち、今では家を出て富士宮市でパラグライダーのインストラクターの仕事をしているという長男さんを訪ね、女の子たちもパラグライダーに乗せてもらい富士山をバックに空の旅を楽しんでいるそうです。

ここで鶴瓶さんと畠山さんは分かれて、一人旅に。

みしまコロッケ三嶋大社の門前通りを歩き出した畠山さん、アイスクリームや大好きなお肉に看板に目移りします(笑)。そして、最初に訪ねたのは、「肉の大村(大村精肉店)」。店に飾ってあった昭和53年当時の古い店舗の写真を見ていると、そこにご当地グルメの案内が!。大村さんの所でも、三島名物「みしまコロッケ」を作って販売していると聞き、ぜひ食べさせて貰うことに。一週間ほど前からサツマイモが出回り出したので、来週にはメークイン(じゃがいも、馬鈴薯)のコロッケは終わり、「甘藷みしまコロッケ」に切り替わるそうです。『何分でも待ちます』と畠山さん(笑)、揚げ立てアツアツのみしまコロッケ(140円)を頂くことに。このお店のコロッケは、なんとハート形!。コロッケを一口かじった畠山さん、あまりの熱さを何とか堪えると、『お芋がぎっしりで、何も付けなくても凄く美味しい!』と(笑)。畠山さんからみしまコロッケの特徴を聞かれた店主の大村さん、みしまコロッケには箱根のふもとで採れた三島産メークインを使うという決まりがあるだけで、店ごとに全部作り方も味も違うそうです。

一方、街の中心部になる三島市本町へとやってきた鶴瓶さん。住宅街を歩いていて出会ったのは、「酒場ベル」の店から出てきた末永さん。以前は海の鮮魚をウリにした居酒屋で、5坪の店でも家が建つほど儲かった時代もあったそうですが、今は鳥からあげの専門店に。でも、息子が末永さんの生まれ故郷の長崎に修行に行き、直ぐ近くで長崎ちゃんぽんの店「グラバー亭」を営んでいるとか。そこで鶴瓶さん、末永さんと一緒にグラバー亭に行き、自慢のちゃんぽんを頂きます。息子さんから、まさに自宅は末永さんが建てた”からあげ御殿”と聞いた鶴瓶さん、家にいる末永さんの奥さんにも会いたいと、皆さんと一緒に訪ねることに!。しかし、家にいるはずの奥さんに、なぜか末永さんも鶴瓶さんも家に入れてもらえません…(汗)。すると息子さん、お母さんは末永さんと一緒に買い物に出掛ける予定で、ちょっと店に行ってくると出掛けたご主人が戻るのを家の外でずっと待っていたのに、何時になっても帰ってこず、小雨が降る寒い中で1時間も待ちぼうけを食らったと、大層ご立腹らしく…(汗)。それを聞いた鶴瓶さん、『オレも一緒に巻き込まれるの嫌や』と、奥さんに会わず早々に立ち去ることに。しかし、グラバー亭でちゃんぽんを食べていなければと、鶴瓶さんの責任を追求する小野アナウンサーでした(笑)。

大村さんから三島甘藷(サツマイモ)の収穫が始まっていると聞いた畠山さん、さつまいも農家を訪ねようと、教えてもらった生産が盛んな佐野地区へとやってきました。周りに畑が広がる道路を、畑仕事をしている人がいれば声を掛けようと傘を差して歩き出した畠山さんですが、雨が降る中、畑に人は見当たりません…(汗)。すると、道に停まっていた軽トラックの中に人を発見!。声を掛けると、農業機械の販売と修理をしているという勝又さん。当然、農家のことにも詳しい勝又さん、近くにサツマイモ栽培で有名な人がいると、その方の家を教えてくれました。

三島は、東海道五十三次の11番目の宿場町。その旧東海道を、市街地から箱根方面へと車を走らせていた鶴瓶さん、イタリアの国旗が飾られているお店を見つけ、訪ねることに。イタリア料理のお店「カフェ コルソマルケ38」で迎えてくれてのは、何れもイタリアが大好きという林さんご夫婦。店内には、クラシカルで素敵なフィアット500 チンクエチェントのボディがディスプレイされていました。ご主人は、アルミ板金が専門で、店の隣にあるイタ車(イタリア車)専門のクラッシックカーレストア工房「ピットーレはやし」を営んでいるそうです。工房に案内してもらった鶴瓶さん、バラバラに分解されたおんぼろなフィアットの車体を見て、『これが元に戻るの!?』とビックリ(笑)。しかし、納車間近というフィアットは、ピッカピカです!。フロントガラスのモールドやヘッドライト周りの枠は手作り、ヘッドライトを覆うパーツは型から製作したそうで、ここまで仕上げるのに、なんと4年も掛かったとか…(汗)。奥さんの車もレストア中なのですが、お客さんの車が優先のため、一体何時になったら完成するのか、まったく見通しが立たないそうです(笑)。小野アナウンサーによると、この林さんは、世界最古のクラシックカーコンテストでクラス優勝をしたり、アメリカ最高峰のクラシックカーコンテストで入賞するなど、海外のコレクターから『日本には林がいる』と称賛される、知る人ぞ知る有名な方なんだそうです!。

畠山さんが訪ね当てたのは、さつまいも農家の平野さんのお宅。庭で運よく出会ったのは、平野さんご夫婦。ちょうど今日が出荷日ということで、裏の倉庫では、コンテナに入れられた大量サツマイモが並べられ、大きな扇風機で風を送って乾かしている最中でした。その数にビックリした畠山さん、量を尋ねると、約2トンもあるそうです!。平野農産で栽培しているサツマイモは主に2品種で、ここに並べてあるのは今が旬の”紅あずま”というホクホク系のサツマイモ。これが12月頃になると、貯蔵していたネットリ系の”紅はるか”が美味しく熟して出荷時期を迎えるそうです。今は紅あずまの収穫の真っ最中で、両親と子供4人が手伝ってくれて、家族総出で収穫作業をしているそうです。さっきまで畑でお手伝いをしていたという小学生の末っ子は、畠山さんから『楽しくお手伝いしてる?』と聞かれ、『まぁ、ずっと座っているから腰が痛くて…』と(笑)。平野さんによると美味しいサツマイモの見分け方は、肌つやがよくて、切り口から蜜の様にヤラピンという汁が流れ出ている方がいいと言われているそうです。おすすめの料理を奥さんに尋ねると、寒い時期には豚汁にサツマイモを加えた”さつま汁”が家族には人気だそうです。そこで畠山さん、勇気を振り絞って奥さんに、サツマイモを食べさせて欲しいとおねだりします(笑)。焼き芋ならオーブンに入れるだけなので、1~2時間も待ってもらえればと奥さん。そこに挨拶に出てきてくれたのは、陸上をしているという中学生の長女。新体操をしている知り合いがいないかと尋ねると、なんと中学の友達にいるそうで、電話を繋いでくれました。さらに、近所に平野さん家のサツマイモを使ってスイーツを作っているお店があると聞き、サツマイモが焼き上がるまで、畠山さんはその人気のケーキ屋さん「ブルーベリー」を訪ねることに。

裏メニューのチャーハンここでちょっと一息、静岡県三島市の「家族に一杯」の時間です。
 やってきたのは、鶴瓶さんも通った旧東海道沿いにあるラーメン屋さん、「味の終着駅 次郎長」。お客さんが揃って食べているチャーハンを注文しようとメニューを見ますが、メニューにはチャーハンが載っていません…。常連のお客さんによると、チャーハンは常連客なら皆知っている、人気の裏メニューなんだそうです!。店主の芹澤さんによると、先代のお父さんがお客さんからチャーハンを求められ作って出したところ、美味しいと口コミで広がったんだとか。そして、私には半チャーハンで十分な量、普通盛りはやばい量です…(汗)。1週間で100kg以上ものお米を使うという芹澤さん、お腹いっぱいになってお客さんに満足してもらえるのが一番と話します(笑)。

平野さんに教えてもらった評判の洋菓子店「ブルーベリー blueberry」を訪ねた畠山さん、大人気のお店で、お客さんの列が店の外にまで繋がっています…。行列に並んで漸く入店した畠山さん、並べられていた静岡甘藷クッキーや、お芋のカタナーラなど、次から次へと目移りして、全部買わなければ気がすみません(笑)。店長の柴沼さんによると、平野さん家のサツマイモはとてもホクホクしていて、静岡甘藷クッキーでは周りのザラメとの相性も抜群だそうです。さっそく店の外のテーブルでクッキーを頂くことにした畠山さん、『さつまいもの味がしっかりして、甘くて、とても美味しい』そうです。

一方、「山中城跡」近くの山中新田地区の住宅街を歩き出した鶴瓶さん、魚の目が痛くて歩くのも限界、『こんなんイジメや!』とスタッフに文句たらたら…(汗)。雨の中、ようやく遠くに人影を見つけた鶴瓶さん、『行かないでぇ~、笑福亭鶴瓶ですー、道に迷って困っているんですー』と大声を掛けて何とか呼び止めます(笑)。そこにいたのは川井林業の従業員の方々で、家の中にいた社長の川井さんを呼んできてくれました。林業家の長男として生まれ育った川井さん、林業が大好きで、若い頃には自分の手で箱根山を健全な山にしようと燃えた時代もあったとか。ちょうどそこに帰ってきたのは、2日遅れの誕生日だけど、ご主人が大好きなケーキが買えたという奥さん。だったら誕生日会を今からやろうと鶴瓶さん、家に上がらせてもらうことに(笑)。

甘藷クッキーを堪能し、平野さん家に戻った畠山さん。ちょうど焼き芋が焼き上がっていました(笑)。オーブン焼きなので、皮ごと食べた方がおいしいと聞いた畠山さん、軍手をはめた手で焼き芋を割ると、皮の周りには蜜がたっぷり。それに齧り付いた畠山さん、『おいし~い!』と悲鳴をあげます(笑)。本当にホクホクで、何時も食べ慣れている子供たちでも、アツアツの焼き芋を食べると『おいしい』と満足げ。この日は生憎の雨で畑には出られませんでしたが、後日スタッフが、平野さんの畑での収穫作業の様子を撮影してきて紹介してくれました。箱根連山の斜面にある畑の面積は約2ヘクタール、新体操のフロアマットの140枚分だとか(笑)。そこで、年間90トンもの三島甘藷を生産しているそうです。後日、平野さんの奥さんに教えてもらったさつま汁を家で作ったという畠山さん、もちろん鈴木選手も食べたそうですよ!。

川井さん家に上がらせてもらった鶴瓶さん、さすが林業を営んでいる社長のお宅、木がふんだんに使われた素敵なお宅でした!。そして、御殿場で知り合ったというご夫婦から、馴れ初め話などを聞きました。

もうすっかり暗くなってしまいましたが、新体操の試合から帰ってきた平野さんの娘さんの友達の大越さん母娘と出会えた畠山さん、ご自宅に伺い、新体操のことについて話を聞くことが出来ました。中学生なのに、既に沢山のメダルを持っている大越さん、好きな手具はフープでリボンが苦手だそうですが、畠山さんも一緒だと聞いてとても嬉しそう(笑)。大越さんのお母さんもお姉さんも新体操をしている新体操一家だそうですが、お母さんから娘の体形維持で苦労していると聞いた畠山さん、自分も中学2年生の時に貧血で車椅子に乗るように言われるほど数値が落ちてしまい、食べる量を減らすのではなくて内容を変えることを大切にしたという経験や、練習だけだとどうしても身に付いてこないから、授業中もつま先立ちで授業を受けていたことなどを語ってくれました。

再放送は、今のところ未定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など

二人旅

鶴瓶さん

畠山愛理さん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 三島市の名物など

▲ページTOPへ