鶴瓶の家族に乾杯 | 北海道当別町(中島裕翔さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

スウェーデンヒルズの風景

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和4年2月21日(月) 中島裕翔が北海道当別町へ!乗馬エンジョイ&撮影の旅!

旅のゲストは、男性アイドルグループ・Hey! Say! JUMP のメンバーの 中島裕翔(なかじま ゆうと)さん。東京都町田市出身の28歳。小学5年生でジャニーズ事務所に入所、ジャニーズJr.として活動を開始します。2007年4月に結成された Hey! Say! 7 のメンバーに選ばれ「Hey! Say!」でCDデビュー、そして同年9月に結成された Hey! Say! JUMP のメンバーにも選ばれ「Ultra Music Power」でCDデビューを果たします。また、2014年にはフジテレビ『水球ヤンキース』でドラマ単独初主演、2016年公開の映画『ピンクとグレー』で映画初主演、2019年の舞台『WILD』で舞台初主演を務めるなど、歌手・俳優・タレント・ファッションモデル等としてマルチに活躍中です。そして、2月27日(日)からスタートする(全8回)NHK-BSプレミアムドラマ『しずかちゃんとパパ』(吉岡里帆×笑福亭鶴瓶W主演)では、主人公の静と惹かれあっていく道永圭一役を演じます。今回はこの番宣を兼ねての出演ですね!(笑)。

旅の舞台は、北海道 石狩郡 当別町(とうべつちょう)。札幌市の北に位置し、農業や林業が盛んな土地柄ですが、南部の市街地は札幌まで数十分という地の利で近年は住宅地としても開発が進み、北海道医療大学も設立されて若い人たちの往来も賑やかになりました。なぜ中島さんが当別町を旅先に選んだのかは正直不明ですが、カメラ好きで知られる中島さんですから、北海道の大自然を被写体に写真を撮りたいと、北海道に出掛けたとか?…(汗)。あるいは、ジャニーズでは珍しい地方出身者の中でも、生田斗真さんやTOKIO 松岡昌宏さんの出身地である北海道を目指したとか?…等々、あれこれ思案していると、多趣味な中島さん、カメラ、タップダンス、ドラム等と並んで、なんと幼少期からたしなむ乗馬も趣味なんだそうです!。当別町は千歳空港や札幌からも比較的近いうえ、北海道の大自然の中でホーストレッキング(野外騎乗)を楽しむことができる乗馬クラブ「石狩ホーストレック」があります。中島さんはカメラを片手に、大自然の中、あるいは雪が積もった真っ白な大平原の中で乗馬を楽しみたいと願ったのでは無いでしょうか?(笑)。そういえば、先日放送された長野スペシャルでも、ウエンツさんが北海道新ひだか町で乗馬を楽しんでいましたね!。


番組の概要

中島裕翔さんが北海道当別町へ。趣味のカメラを持参して旅に臨んだ中島さんは、早速、鶴瓶さんを激写!。ふたりは、スウェーデンの町並みそのままの地域で、ステキな家族と出会います。ひとり旅となった中島さんは、乗馬を楽しみたいと、乗馬クラブへ。馬に乗ることになった中島さん、果たして、その結果は?。さらに、家具職人を訪ねることに。一方、鶴瓶さんは、偶然出会った若者2人との珍道中に。その後、商店街の店にふらっと立ち寄りますが、そこで出会ったのは・・・。


放送内容

ロケが行われたのは、放送より2ケ月半も前の令和3年12月3日(金)。中島さんは、高校3年生の修学旅行で行った北海道の思い出が印象深く、もう一度プライベートで北海道を旅してみたいと、当別町を旅先に選んだそうです。鶴瓶さんと中島さんが待ち合わせたのは、JR石狩当別駅の北口前にある「白樺公園」。先に到着した中島さん、雪景色を期待していたそうですが、今冬は記録的な大雪に見舞われた北海道でもこの時期はまだ全く雪が無く、ちょっと残念そう…。カメラが趣味で、普段からメンバーの写真を撮影しているという中島さんは、今回の旅にも自前のカメラ(ソニー α7)を持参。鶴瓶さんを待つ間、白樺が立ち並ぶ公園の景色をパチリ!。そして鶴瓶さんと合流するやいなや、鶴瓶さんを被写体に写真撮影を開始。旅の序盤から趣味を満喫します(笑)。

駅前の通りを歩き出した鶴瓶さんと中島さんが最初に出会ったのは、ウォーキング中という下段さんご夫婦。この辺りの見所を尋ねると、北国の家に興味を抱いた鶴瓶さんに、車で10分ほどの所にある「スウェーデンヒルズ」という住宅地を教えてくれました。北欧の家が建ち並んでいると聞き、興味を持った二人は、さっそく車で向かうことに!。

スウェーデンヒルズのモデルハウス スウェーデンヒルズに到着した二人が、撮影許可を貰うためスウェーデンヒルズ管理センターを訪ねると、町内会長さんを呼んでくれることに。てっきり外国の人達が住んでいる住宅街だと思った鶴瓶さんは、日本語が通じるかと心配しますが、住民のほとんどは日本人だそうです(笑)。町内会長を待つ間、二人はモデルハウスを見学させて貰うことに。スウェーデンヒルズは、1985年に開発が始まったスウェーデン風の美しい街並みの住宅地です。全開発面積は300haで、その半分はゴルフ場、残りの150haが住宅地ですが、その6割が緑地で、宅地利用は60ha。とは言え、東京ディズニーランド(51ha)より広い敷地で、そこに500棟ほどの家が建ち並んでいます。建築協定が結ばれていて、電柱や電線は無く、建てられる家はスウェーデン住宅のみなので、とても整った街並みが広がっています。モデルハウスの中に入らせてもらうと、自然の木をふんだんに使った内装で、薪ストーブが置かれ、窓は家の中からでも外側が拭ける様に外開きの回転式のガラス窓になっていて、北欧ではこれが一般的なんだとか…。すると、そこに訪ねてきてくれたのは、町内会長の森田さん。家を出てくる際に奥さんから、『(鶴瓶さんを)家には絶対連れてこないでね』と言われたそうですが、そうと聞いたら訪ねない分けにはいかないと鶴瓶さん(笑)、モデルハウスだけでなく実際に人が住んでいる家も見たいと、森田さんの家に伺うことに。

鶴瓶さんと中島さんが森田さんのお宅を訪ねると、奥さんも笑って迎えてくれました。22年前に、東京の夏の暑いマンションの中で新聞を広げると、そこに載っていたのがスウェーデンヒルズの広告。街を上空から撮った写真を見て、ご夫婦ともに一目でここが気に入り、直ぐに見学に訪れ、土地と建物を購入したそうです(笑)。その後は仕事の関係で完全移住とはなりませんでしたが、ようやく4年前からこちらでの定住生活が始まったそうです。ステキな居間の家具や調度品は、憧れの北欧の物をちょっとずつ買い集めて来たとか。すると奥さん、羊毛で人形を作る先生をしているそうです。詳しい解説は、何時も聞かされて覚えたというご主人が…(笑)。ウォルドルフ人形というそうで、羊毛が入っているので、子供がいきなり抱っこしても温かいんだそうです。小さな目と口が付いたシンプルな顔は、その時々の子供の気持ちに応じて、楽しければ楽しそうな顔に、悲しければ悲しそうな顔に見えて、そっと寄り添ってくれるんだそうです。鶴瓶さんが、この後のおすすめの場所を尋ねると、森田さんはフジサワ製菓さんや、元呉服屋のヨネグチなどを紹介してくれました。

ここで二人は別れ、一人旅に。

中島さんは、森田さんに教えられたスウェーデンヒルズの高台にあるという写真映えする絶景ポイントに、案内してもらうことに。「レクサンド記念公園」は、姉妹都市であるスウェーデン王国レクサンド市との提携20周年を記念して整備された展望公園で、広大な石狩平野を一望でき、その先には石狩湾も望むことが出来ます。大地が広い北海道といえば乗馬のイメージがあると中島さん、乗馬のできる場所をご存じないかと森田さんに尋ねると、なんと家の裏手に乗馬クラブがあるそうです!。石狩川に沿って、何もない大自然の中をホーストレッキングできるんだとか。

本家なかむらの牛テールラーメン一方の鶴瓶さん、中島さんと共演するNHKドラマ『しずかちゃんとパパ』ではろう者の役で手話をすることから、手話を習っている大学生に会えるかもと、JR北海道医療大学駅へとやってきました。そこで出会ったのは、関西から旅行に来たという松田さん(23)。中島さんと同じく、首からは大きな望遠レンズの付いた立派なカメラを下げています。切符を集めるのも趣味で、北海道に来た記念に”北海道”の文字が刻印された切符が欲しいと、札幌駅から”北海道医療大学”駅までの切符を買ってこの駅を訪れたんだそうです。そこにすれ違ったのは、北海道医療大学の歯学部に通っているという北川さん(21)。隣の当別駅まで電車で帰るところだそうですが、電車の時間まではだいぶ時間があります。すると松田さんも、同じ電車で当別まで行って写真を撮る予定だと聞いた鶴瓶さん、二人をロケバスで当別駅まで送ってあげることに。車内で北川さんに大学に入った経緯を訊ねると、高校を卒業して海外留学していたそうですが、コロナ禍で帰国を余儀なくされ、手に職を付けようと、大学の歯学部に入り直したんだそうです。そこで鶴瓶さん、ドラマで手話を習わないとならず大変だと話すと、なんと隣に座っていた松田さんが、手話で”こんにちは”をしたのでビックリ!。昔から手話に興味があったという松田さん、ユーチューブなどを見て独学で勉強したそうで、鶴瓶さんに幾つかの手話を教えますが、だんだん覚いきれなくなってきた鶴瓶さんは、『なんでお前に習わなあかんねん!』と(笑)。

森田さんに案内してもらい中島さんが訪ねたのは、「石狩ホーストレック」。こちらは、オーナーの大城さんご夫婦が手作りで整備した施設で、馬術を習うためではなく、野外騎乗(ホーストレッキング)を楽しんでもらうための乗馬クラブだそうです。乗馬クラブに何回か通い、一応簡単な乗馬ライセンスも持っているという中島さん、大城さんに『またがってみますか?』と勧められ、大喜びします。中島さんが乗らせてもらったのは、キレイな色の鬣をした栗毛のチップ君。中島さんによると、つぶらな瞳が鶴瓶さん似だとか(笑)。ここのお馬さんには日本語が通じるそうで、脚(きゃく)を入れて『ハイ、行くよ』と言えば歩き始め、『はや足』と声を掛ければ速足で駆け出してくれました。馬にまたがった中島さんは、借りた冬の騎乗用のロングコートがとても似合っていて、まるで古代ヨーロッパの騎士の様…。ご主人もその姿を見て、『画になるな~』とほれぼれ(笑)。姿勢がよく、見事な乗馬ぶりだそうです。一方のチップ君は、ご褒美のリンゴが大好きで、そのためだけに頑張ったんだとか(笑)。指を噛まれない様に食べさせ方があるそうですが、中島さんは慣れたもの。本当にご褒美のためだけに走ったかのように、中島さんの手からリンゴをバクバクと食べるチップ君でした(笑)。大城さんにおすすめの場所を尋ねると、木で車いすを作っている職人さんがいると聞き、向かうことに。

ここでちょっと一息、北海道当別町の「家族に一杯」の時間です。
本家なかむらの牛テールラーメン やってきたのは、ユニークなラーメンで人気という焼肉屋さん「本家なかむら 」。お昼時のお店に伺い、おすすめの料理をお願いすると、ワゴンで運ばれてきたのは本日の一杯、「牛テールラーメン」。コラーゲンたっぷりの大きな牛テールがドドドーンと載った、豪快なラーメンです。一緒に、お肉のつけだれとホネ受けの小皿を出して頂きました。まずは、大きな肉塊をタレにつけてガブリ!。初めてのお客さんは、この迫力あるラーメンにビックリ(笑)。牛テールラーメンが生まれたのは、昭和の終わり頃。もともとは魚屋だった先代の中村さんが、突然魚屋を畳んでこの店を創めたそうですが、最初は苦労の連続だったとか。当時のラーメンを振り返ると、本人も奥さんも『ぜんぜん美味しくなかった』と…。そこで、当時は珍しかった牛テールだけでスープを作たところ美味しいラーメンが出来て、勿体ないからとそのガラをラーメンに載せたらこれが人気に!。まさに、偶然から生まれたラーメンなんだそうです。今では、このラーメンを目当てに、全国からお客さんが集まってくるとか。でっかい北海道らしい、本日の家族に一杯でした。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、『ビゼーの歌劇「カルメン」第2幕より - 諸君の乾杯を喜んで受けよう「闘牛士の歌」』でした。

中島さんは次に、大城さんから教えてもらった木で車いすを作っている家具職人に会いに、家具工房「旅する木」を訪ねました。工房が入っていたのは、2008年に閉校になった旧東裏小学校の校舎。玄関前には二宮金次郎像が残っていて、現存する建物は1959年(昭和34年)に建てられたものだそうです。迎えてくれた代表の須田さんに案内してもらい、機械場になっているという体育館に入ると、そこで作業をしていたのは弟子の工藤さん(22)。飴の様に曲げられた厚い木の板や、車椅子の車輪になるという円形に曲がった木を見せられ、ビックリする中島さん。こんな技術をどうやって身に付けたのかと訊ねると、長野県出身の須田さんは最初、地元のカメラメーカーに勤めたんだそうです。当時はデジタルカメラが出る前のフィルムカメラの最後の時代で、フィルムカメラに関しての技術開発はほぼやり尽くされ、小型化・軽量化だけを追い求めるモノ作りになっていたそうですが、小さければ使いやすいのかという疑問から、使う人の体の大きさに合ったモノ作りがしたいと目を付けたのが家具職人だったんだそうです。それと同時に、TVドラマ『北の国から』が大好きだった須田さん、北海道に住みたいとこの地に移住して家具職人に転職。当時既に結婚して奥さんもいたと聞き、反対されなかったのかと心配する中島さんですが、こうと決めたら人の言うことは聞かない質なのでと須田さん…(汗)。

当別町に戻った鶴瓶さん、松田さんや北川さんと一緒に駅近くの中央通りで見つけた「喫茶ここ」に入り、温まることに。注文を済ませた鶴瓶さん、この店は誰がやってるのかと尋ねると、店を切り盛りしていた二人は、オーナーの中山さんと店主の尾形さんだそうです。以前は作業服屋で上司と部下の関係だったという二人、中山さんは先に会社を辞めてカウンセリングの仕事に就き、心を病んだ人が気兼ねなく人と話せる場所が必要だと思っていた矢先、元部下の尾形さんがカフェをやりたいと相談に来て、だったら一緒にやろうという話になったんだとか…。中山さんの奥さんがやきもちを焼きそうなものだと心配する鶴瓶さんですが、ちょうどそこへ、ご主人が本業のカウンセリングの仕事をしに札幌に行くのに代わって、店を手伝いに奥さんがやって来ました。転職する際も店を開く際も、特に反対はしなかったという奥さん。内心は、『子供が3人もいるのにどうするんだよー』と思っていたそうですが、年老いて死ぬときに、『あの時お前が止めたから、やりたいことが出来なかったんだ』なんて言われたら寝覚めが悪いと、どうせやるなら『やり直せる若いうちにやりなよ』と背中を押してあげたんだとか(笑)。

須田さんに案内され、ショールームになっている教室に移った中島さん、そこに展示されていたのは、木製の車椅子。最新作の車椅子は、長谷川君のために作ったもので、上半身がしっかりしている彼用にと背もたれが低くなっているんだとか。中島さんが座ってみると、感覚的には普通の車椅子と何ら変わりなく、ただし触るところが木なので、木のぬくもりが感じられるそうです。これはスゴイ!と、たいそう感心する中島さんでした。一緒に付いてきてくれた弟子の工藤さんに話を聞くと、学生の時に学校に須田さんが先生として話をしに来てくれて、『木も生きてるから、木に感謝しながら接しなきゃダメ』と話す須田さんの言葉に感動し、卒業と同時にここで働かせて欲しいと頼み込んだんだそうです!。最初の修行の2年間は住み込みで、この古い校舎で須田さんと一緒に寝食を共にし、朝起きてから寝るまでの掃除や3食の炊事まで全てを師匠と共に過ごしたそうですが、たまに奥さんが作ってくれるご飯がとても美味しかったと工藤さん(笑)。その話をスタジオで聞いていた鶴瓶さん、住み込みの修行の制度が残っているのはとても良いことだと感心します。噺家の世界でも徐々に無くなっているそうですが、絶対に住んだ方がいいと鶴瓶さん。やはり師匠と一緒に住まないことには、ちょっとした事の感覚が分からないそうです。ただし嫁が大変で、鶴瓶さんが最後の弟子を取った時には、『もう止めて…』と言われたとか(笑)。

松田さんと北川さんと分かれ、一人で古い商店街を歩き出した鶴瓶さん、「あそびごころ よねぐち」と書かれた看板に興味を持ち、店を訪ねることに。しかし、そこは裏口で、ドアに貼られた”入口は左側です”との張り紙に気づかず、勝手に中へと入って行く鶴瓶さん…。すると、店の裏手でディスプレイを直す作業をしていた女性たちが、裏口から鶴瓶さんが突然現れたのでビックリ!(笑)。ここは何の店かと訊ねると、元々は「カネヨよねぐち呉服店」という服飾店だったそうですが、その店が閉店し、空き店舗が増えてシャッター街となりつつある中、2020年秋に当別まちづくり株式会社が店を借り、道内外のアーティストやクリエイターのためのシェアオフィスとして改装、アーティストと商店街・町民が出会い、連携することで、町をアートで元気にしようと開設された街づくりのための施設だと、寺西さんが教えてくれました。そこで鶴瓶さん、先にスウェーデンヒルズに行ったと話すと、藤江さんが『森田さんの所ですよね』と話すのでビックリ…。何故知っているのかと尋ねると、さっき森田さんから『鶴瓶さんが行くから』と電話があったそうで、そういえば森田さんが元呉服屋に行くといいと教えてくれたことを、ようやく思い出す鶴瓶さんでした(笑)。店のパンフレットを開くと、そこに写っていたのは、染色作家の小島柚穂さん。作品を見せて欲しいと頼むと、展示会が終わり仕舞ってあったストールを出してきてくれました。愛知県知多の織物を、墨で染めたストールだそうで、きれいな色合いと淡いグラデーションがとても素敵で、一目で気に入った鶴瓶さん。首に巻いて値段を尋ねると12,000円に消費税だそうで、『買うわ コレ』と即決。それを聞いた藤江さん、作者の小島さんを差し置いて、『すごーい、すごーい』と大興奮!(笑)。パンフレットで小島さんの隣に写っていたのは、イラストや油彩画を描いている画家の浜地彩さん。作品を見せてもらうと、イラストや油彩画だけでなく、インスタレーションといった立体作品など様々で、何でも作りたい好奇心が止まらないんだそうです。小野アナウンサーによると、実は浜地さんはこの時、『私の絵も買ってくれるかなぁ?』とちょっと期待していたそうですが、結局鶴瓶さんは買ってくれず…(汗)。そんな浜地さんから、鶴瓶さんへプレゼントが届いているそうです。見せてもらうと、なんと鶴瓶さんの顔を描いたイラスト作品ですが、中島さん曰く『ベビー感が増されいますね』と…。すると鶴瓶さん、『絵でオレをいじっているねん』と(笑)。

中島さんは、ぜひ奥さんの話も聞きたいと、須田さんのお宅にお邪魔させてもらうことに。元は保育園だったという古い建物ですが、須田さんが自らリノベーションした家の玄関や大きな扉は、ふんだんに木が使われていて、とてもステキです。オープンキッチンの調理台からテーブルや椅子、ソファーまで、全て家具職人である須田さんの手作りだそうです。ご主人が家具職人に転職したいと言い出した時の事を尋ねると、ずいぶん昔のことで覚えていないと奥さん(笑)。ただ、好きなことをやればいいかなと思ったそうです。ここで再び、奥さんの作ってくれる手料理が凄いと褒める工藤さん。化学調味料やレトルトなどは一切使わない、大変手の凝った、とても美味しい料理だそうですが、食べるものや手に触れるものは自然に近いものに拘りたいと奥さん、あとは愛情ですねと…(笑)。そんな工藤さんのお母さんはというと、住み込みで家具職人になりたいと話した時も、小さい頃から常に自分の好きなことをやったらいいよと言ってくれた人だと聞いた中島さん、今度は江別市にある工藤さんの家を訪ねたいと言い出します(笑)。

ヨネグチの皆さんと一緒に街歩きを始めた鶴瓶さん、皆さんおすすめのお菓子店「ふじさわ」を訪ね、またも漸く、森田さんに紹介された店であることを思い出します(笑)。創業100年になるという老舗で、先代の90歳になるというお父さんも、鶴瓶さんに会いに店に出て来てくれました。地元の藤江さん等は、子供の頃からこの店のお菓子を食べて育ったとか(笑)。

工藤さんの家を訪ねることにした中島さんですが、工藤さんにお母さんが家にいるか電話で確認してもらうと、今夜は宿直の仕事で家には戻れないそうです…(汗)。ならばと、キャビンアテンダントを目指して専門学校に通っている妹さんに電話してもらうも、こちらもインターンシップの関係で学校に残っていて、家にはいつ戻れるか分からないとか。そこで電話を代わった中島さん、『Hey! Say! JUMP の中島裕翔です』と自己紹介すると、電話先の妹さんは、『へ?』と…。『NHKの鶴瓶の家族に乾杯という番組で…』と、事の経緯を説明する中島さんですが、それを聞いた妹さんは、再び『へ?』と…(笑)。すると、横にいた友達らしき女性が話す、『Hey! Say! JUMP の中島裕翔!、めっちゃファンだよ』との声が携帯電話から聞こえてきます。しかし、ガチファンという友達も妹さんも俄かには信じられず、FaceTime にして欲しいと依頼され、ビデオ通話アプリ(テレビ電話)を起動した中島さん、マスクを外して挨拶すると、今度は『へ?、へ!』との声が…。しかもその話し相手は、携帯を覗き込んだ工藤さんによると、妹ではないとか(笑)。妹さんに代わって貰い、電話でどんなお兄ちゃんかと話を聞く中島さんでした。

番組の最後、スタジオの中島さんには、そんな工藤さんからプレゼントが送られてきたそうです。贈られたのは、木の写真立て。ただし、中に入れられていたのは、旅の最初に中島さんが撮影した、鶴瓶さんの顔写真でした(笑)。

再放送は、2月24日(木)の午後11:35から、NHK総合1で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など

二人旅

鶴瓶さん

中島さん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 当別町の名物など

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