格安スマホに変えて家でも外でもネット代を超節約しよう!

格安スマホに変えたら私の携帯料金は月1千円、スマホのデザリングを使った家でのインターネット接続費は月2千円ほど、併せて月額3千円も掛かりません!

 格安スマホとは?

格安スマホとは、簡単に言えば、通信料金が安いスマホの通信サービスを提供してくれる事業者やそのサービスの総称です。明確な定義があるわけでは無く、10年ほど前から概念的に使われ始めた言葉です。

格安スマホ誕生の背景

以前の日本では、ドコモやau、ソフトバンクという携帯電話・PHSの移動体通信事業者(MNO;Mobile Network Operator、通称 キャリア)が市場を独占し、あの手この手で顧客を囲い込み、べらぼうに高い通信費を払わせていました。すると遅ればせながら、海外と比べて非常に割高な日本の通信費が消費者の負担を押し上げ、日本経済に悪影響を及ぼしつつあるとの指摘を受けた日本政府が重い腰を上げ、通信事業者を変えても同じ携帯番号が使える「番号ポータビリティ」や、同じスマートフォンが使える「SIMフリー」の制度を整えたことで、キャリア以外の“仮想”移動体通信事業者(MVNO;Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれる通信事業者が誕生しました。自前の通信設備等は持たずに、キャリア(MNO)から通信回線を借り受けて、契約手続きを簡素化することで、大手キャリアより安い料金プランのSIMを、低価格なSIMフリーのスマートフォンと組み合わせて提供してくれるので、格安SIMとか、格安スマホと呼ばれる様になりました。

つまり、昔だったら、ドコモの利用者は、ドコモの回線でしか使えないスマートフォンを買わされていたので、キャリアを変えるにはスマートフォン本体を買い換えなければならず、更に携帯番号も変わってしまうので、通信事業者を変更するハードルが非常に高かく、ドコモは利用者に対して強気の価格設定で高い通信費を払わせ、大儲けすることが出来たわけです。それが今では、SIMフリーという回線事業者を選ばないスマートフォンであれば、数多登場した格安スマホの事業者が提供してくれるSIMを抜き差しして変えるだけで、自分に合った安い料金プランの携帯電話サービスを利用することが出来る時代になりました!。

格安スマホのデメリット

ただ、『だったらみんな格安スマホにすればいいじゃん!』かと言うと、話はそう簡単でないのがミソです。安いには、それなりの理由があるからです…。

大手キャリアであれば、例えば近所のdocomoショップに行けば、分からないことがあっても至れり尽くせり・手取り足取り教えてくれますが、ショップを持たない格安スマホと契約するには、複雑な料金体系が入り混じった多様な料金プランの中から自分に合ったプランを選び出し、自分の持っているスマートフォンが問題なく使えるのかを判断し、買い替えが必要であれば数千円から数十万円までも差があるスマートフォンの中から自分に最適な機種を選び、複雑な操作方法を調べて設定を変えるなど、これらを基本的に全部自分で考え決めて操作しなければなりません…。

そして、今まで使っていた「@docomo」や「@ezweb」「@softbank」といったキャリアメールアドレスが使えなくなるので、「@yahoo.co.jp」とか「@gmail.com」などのフリーメールアドレスを取得して、自分で使える様に設定しなければなりません(現在は有償でキャリアメールアドレスの他社への持ち運びも可能ですが、無駄な出費になるので出来ないと考えた方が無難でしょう)。

さらに、キャリアから借り受けた回線を切り売りしているので、人混みや時間帯によっては通信速度が不安定になることもあり得ますし、しばらく通じなくても文句すら言えません…。如何でしょう、こうしたハードル(デメリット)を自分で克服できる自信はありますか?。もしお有りでしたら、格安スマホに変えることで、携帯電話やインターネット接続などの通信費を劇的に節約することが可能です!。

格安スマホってどれほど安いの?

実は、格安スマホに変えたら、誰でも得をするとは限りません…。桁違いに携帯を使うヘビーユーザーや、大家族で多人数での家族割と家の高速インターネット回線や電気を抱き合わせて割引を受けている人などは、格安スマホには向かないと言われています。

月々の携帯代の平均は?

ただし、一般的なスマホ利用者の場合、例えばアンケート結果によると月額利用料金は平均4,458円で、全体の約4割の人が月2~4千円。月間データ通信量は、ヘビーユーザーを含めた平均は10GB(ギガバイト)ですが、一般的な中央値は3GBで、1GBまでが27.5%、2GBまでが10.7%、3GBまでが16.6%となり、54.8%のユーザーが3GB以下です。もし、通話はあまりしないかLINEトークを使うっていう人なら、月データ量は3GBもあれば十分でしょうから、格安スマホに変えれば、月1,000円~1,500円ほどで済みます。つまり、大手キャリアの従来料金プランと比較すれば、携帯代は半分以下。月に3千円から1千円へと月2千円節約できれば、年間なんと2万4千円も通信費の出費が抑えられ、1泊2日の温泉旅行にだって行けます!(笑)。

月々の家のインターネット接続費は?

さらに、家で使っているADSLや光といった固定インターネット回線の通信費も、もっと安く抑えられるかもしれませんよ!。特別な割引が無ければ、通信スピードが遅いADSL回線(ベストエフォートで下り最大50Mbps程)でも月3千円前後、いくらスピードが速いとはいえ月5-6千円はする光回線(同下り最大1Gbps程)、年間5~10万円もこうした固定ネット回線にお金を費やしている人も少なくは無いでしょう。それが、家のパソコンにデザリング機能を使ってスマートフォンを繋げれば、携帯電話の電波を介してインターネットに接続でき、4G(フォージー、第4世代)でも理論値で下り最大1Gbps、5G(ファイブジー、第5世代)なら同下り最大20Gbpsもの通信スピードを手に入れることが可能です(あくまで理論値なので、実際にはもっと遅いですが…)。その通信費はというと、固定回線ならデータ使いたい放題ですが、格安スマホといえども従量制の料金プランで大量にデータを使うと相当な金額になってしまいます。そこで、例えば楽天モバイルの様な定額制の料金プランを活用すれば、5Gでも月額3,278円で無制限にデータ量を使うことができます(ただし定額制の無制限とはいえ、利用状況や環境によっては公平性の観点から通信速度が制限される場合があります)。スマホでも月1千円分くらいはデータを使うと考えれば、家でのネット利用分は月額2千円ほどになります!。

 格安スマホの比較

格安スマホって何社くらいあるの?

格安SIMの成り立ちは、あくまでキャリアからの回線借り受けが前提になっているため、ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクそれぞれに紐づく、何らかの業務関係や資本関係がある通信事業者の参入から始まった格安スマホですが、自社回線からの顧客の流出を避けたい大手キャリアは、自らのメインブランドに対して安価な料金プランを整えたサブブランド(KDDIの「UQ mobile」や、ソフトバンクの「Y!mobile」)を立ち上げたり、さらにはサブブランドに近い形で従来のオリジナル料金プランとは異なる廉価版料金プラン(ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」等)を作ったりしてきました。また、4番目の携帯キャリアとして新規参入した楽天モバイルは、そもそも格安プランのみで大手キャリアに価格勝負を挑んでいるため、格安スマホと位置づけられなくもありません。

こうした時代の流れの中で、2010年代の中頃には数百社もあったと言われる格安スマホ会社ですが、とうに群雄割拠の時代は過ぎ、2010年代後半には再編淘汰の波が押し寄せ、現在残っているのは二十数社・ブランドほどです。

ahamo

どこが一番安いの?

現在、二十数社・ブランドあるとされる格安スマホですが、どれが一番安いのか選ぶのは、実はとても難しいです…。それぞれの事業者やブランドによって特徴が異なり、さらにそれぞれが複雑な料金プランを複数持っているので、その組み合わせ方は無限大!。その一方で、利用者によってスマホの使い方は千差万別、着信専用という人もいれば、通話し放題やデータ使い放題じゃないと不安っていう人もいて、それぞれに合った最適な料金プランを選び出すのは至難の業です。さらにSIMフリーとはいえ、格安スマホが使っているキャリア回線によっては使用できるスマートフォンが限られるため、高額なスマホ本体の買い替えを余儀なくされるケースもあり得ます。

ここでは、特徴的なケースに絞って、各社格安スマホのおすすめの料金プランを比較しながら比べてみましょう!。格安スマホを選ぶ際の最重要ポイントは、何といっても自分のスマホの使用状況に合った最適最安の料金プランがあるかどうかですが、他にも注意すべきポイントがあります。

まず、利用している「回線」。“SIMフリー”とか“SIMロック解除”という言葉の意味を理解している人は問題ないでしょうが、よく分からないという人は、安易に今使っている回線と違う回線を選んでしまうと、後々後悔するかもしれませんよ!。この際だからスマホ本体も買い換えようと、お得なキャンペーンに飛び付いてスマホを激安でゲット出来たとしても、後でやっぱこっちの方が良かったとなった時に、買い換えたスマホ(機種)が使えずに制約を受けたりするかもしれません…。そういう心配がある人は、まずはお手持ちのau、ドコモ、ソフトバンク端末がそのまま使えて安くなる、3大キャリアにマルチ対応しているmineo(マイネオ)などが便利です。元々はauだった私も心配だったので、格安スマホにする際にまず選んだのがmineoでした。

もう一つ、データ量をそこそこ使う人は、「回線品質」にも注意しておきたい所。月に1GBも使わないっていう人は安さ重視で構わないと思いますが、10GB、20GBと使う人は、ネットに安定して繋がることが大事。急に接続スピードが遅くなったり、頻繁に接続が切れたりする様では、イライラしてストレスばかり溜まってしまいます…。住んでいる地域にもよりますので、一概にどこが良いとは判断できませんが、比較的キャリアのメインブランドの廉価版料金プランや、キャリアのサブブランドの方が、独立系のリテーラーより安心できそうです。後は最終的に決める前に一度、ご自分で各社ブランドのクチコミや評判をチェックしてみましょう!。

①とにかく安くスマホを持ちたいなら?
au回線でよければ、私のおすすめは「povo」。なんと、基本料0円でスマホが持てます!。事業会社はKDDIで、auの廉価版料金プランに相当します(以前のpovo1.0は、現在povo2.0というプラン名に変わっています)。回線品質はauと同じとされていますが、auショップは使えず、契約はネット経由で申し込みします。povoの特徴は、基本料0円で使った分だけ通話料を払う仕組みです。国内通話料は30秒あたり22円(楽天でんわやLINE通話などを利用すればもっと安く使うことも可能です)、SMS(ショートメール)の送信は1通(70文字)あたり3.3円で受信は無料。データ通信は、最大128kbpsの低速度でよければタダで使えます。
データをもっと使いたいという人は、7日間で1GBのデータ通信が使える390円とか、30日間で3GB使える990円のデータ・トッピングプラン等をチョイスして、別途5分以内通話かけ放題550円/月とか通話かけ放題1,650円/月といった通話トッピングを組み合わせることで、自分オリジナルの料金体系が組み立てられます。DAZNを7日間使い放題925円というコンテンツトッピングもあります。ただし、180日間(半年)に1度は数百円でもいいから何かしらの有料トッピングを購入しないと、利用停止や契約解除となる場合があります。ほかに13歳以上とか、支払いはクレジットカードのみといった制約もあります。
②それなりにLINEは使うけど?
スマホは頻繁に使っているけど、ほとんどが家族や友人知人とのLINEのやり取りで、SNS(インスタグラムやX/Twitter等)も多少は使うけど、オンラインゲームはしないし動画(YouTube等)も滅多に見ないっていう人は、「LINEMO」にすれば、月1千円でスマホがほぼ使いたい放題になるかもしれません!。
LINEMOは、LINEの親会社であるソフトバンクが2021年から提供を始めた、携帯電話のオンライン専用新料金プランです。先のpovo/KDDIと同じような立ち位置ですね。LINEMOの強みは、LINEアプリのトークはもちろん、音声通話・ビデオ電話のデータ消費が実質ゼロ、いわばLINEだけなら使いたい放題って事です(トークでの位置情報の共有やスタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部LINEギガフリーの対象外があります)。同じような料金プランは「nuroモバイル」にもあって、こちらは5GBと10GBのプランではLINEのデータ量が、20GBと40GBのプランではLINEに加えてX(Twitter)・Instagram・TikTokのデータ量もカウント対象外になります。
LINMOの料金プランは、月3GBのミニプラン(990円)と、月20GBのスマホプラン(3,728円)の2種類。LINEさえ使えれば良いって人は、滅多に月に3GBも他にデータを使うことは無いでしょう。通常の通話料は22円/30秒で、5分以内の国内通話が無料になる通話オプション「通話準定額(550円/月)」があって、今なら半年間無料のキャンペーンまでやっていますが、LINEだけ使うのが前提なら、ミニプランの月額990円のみの契約で全く問題ないでしょう。
③制約なく使った分だけ支払いたい!
一方弱点は、新規参入キャリアのため自前のネットワーク整備が追い付いておらず、一部エリアでauの回線を借りていたり、5G対応エリアが狭く、採用している通信技術の制約から建物内や地下などで通じ難いといった回線品質の不安要素が指摘されています。そのため、もっと少しでも安く、もっと回線品質の安定感が欲しいとなると、ソフトバンクのサブブランド「LINEMO」などが選択肢となってきます。楽天モバイルの他に従量制の料金プランがある格安スマホは、「IIJmio」「exciteモバイル」「U-mobile」「b-mobile」などです。
主な格安スマホの一覧と料金比較
ブランド・プラン名 使用回線 料金プラン例 特徴
ahamo
ahamo
ドコモ


 
1GB:なし
3GB:なし
20GB:2,970円
100GB:4,950円
NTTドコモ(シェア37%)の廉価版料金プラン。
ドコモ以外は信用できないって人におすすめw。
小容量なら2023年7月からスタートした新料金プラン、
irumo(イルモ)とeximo(エクシモ)も要チェック。
irumo
イルモ
ドコモ


 
3GB:2,167円
 →880円
9GB:3,377円
 →2,090円
OCNモバイルONE後継のNTTドコモの新廉価版料金プラン。
3GB/6GB/9GBの3プラン。ドコモ光かhome 5Gセットと
dカード払で▼1,280円割引。5Gエリアでも4G接続のみ。
ネットワーク混雑時はeximoやahamoより先に速度制限実施。
eximo
エクシモ
ドコモ


 
1GB:2,178円
3GB:3,278円
無制限:4,928円
(段階制料金プラン)
使用量に応じて3段階で料金変動するドコモの新料金プラン。
左記料金は、みんな割▼1,100円、ドコモ光・home 5Gセット
▼1,100円、dカード払▼187円割引の全割引適用後。
家族間通話無料、別途かけ放題オプションあり。
ポヴォ
povo

au

 
1GB:449円
3GB:990円
20GB:2,700円
100GB:割高
KDDI/au(シェア27%)の廉価版料金プラン。
基本料0円!で、必要なデータ量や通話分をその都度
トッピング(追加)して利用します。
150GB/180日間トッピングなら毎日1GB使っても90円/日。
ラインモ
LINEMO


ソフトバンク
 
1GB:なし
3GB:990円
20GB:2,728円
100GB:なし
ソフトバンク(シェア21%)の廉価版料金プラン。
LINEのデータ消費は実質ゼロ、LINEはほぼ使い放題。
LINEは頻繁に使うけど他は殆ど使わないって人には
ミニプランの月額990円(3GB込み)が断然おすすめ。
楽天モバイル
楽天モバイル

au

楽天
1GB:なし
3GB:1,078円
20GB:2,178円
無制限:3,278円
4番手の新参キャリアで、低料金をウリに拡販中。
他の3大キャリアと比べると回線品質に不安はあるも
格安スマホと割り切れば特段の問題無い。
楽天市場での買物で楽天ポイントが最大+3.5倍アップ。
UQ mobile
UQモバイル

au

 
1GB:990円
4GB:1,078円
15GB:2,178円
100GB:なし
KDDIのauブランドに対するサブブランド。
auひかり/でんき等との自宅セット割とauPAYカード払が前提。
20GB+10分以内かけ放題のコミコミプラン(3,278円/月)も。
Y!mobileと比べ通話を減らし通信容量を増やして対抗。
Y!mobile
ワイモバイル


ソフトバンク
 
1GB:なし
4GB:2,365円
20GB:4,015円
100GB:なし
ソフトバンクのSoftBankブランドに対するサブブランド。
2023年10月からギガ増量新プラン「シンプル2」登場。
左記はSoftBank Air加入・PayPayカード払いが前提。
おうち割光セット・PayPayカード払なら翌月から約半額に。
mineo
マイネオ
ドコモ
au
ソフトバンク
 
1GB:1,298円
5GB:1,518円
20GB:2,178円
100GB:なし
関西電力系のオプテージ社が提供するMVNOサービス。
日本で最初に3大キャリアにマルチ対応した老舗MVNO。
月額385円で最大1.5Mbpsのデータ通信が使い放題に。
利用者とスタッフのコミュニティサイト「マイネ王」が人気。
アイアイジェイミオ
IIJmio
ドコモ
au

 
2GB:850円
5GB:990円
20GB:2,000円
100GB:なし
大手ISPであるIIJ社が提供するMVNOサービス。
左記は他社音声乗り換えか新電話番号を取得する場合。
IIJmioひかりとのセット割で660円割引、2GBなら190円!
JDパワーやオリコン調査で顧客満足度第1位を複数獲得。
BIGLOBE mobile
BIGLOBEモバイル
ドコモ
au

 
1GB:1,078円
3GB:1,320円
20GB:5,720円
100GB:なし
大手ISPのビッグローブ社が提供するMVNOサービス。
NEC発祥でKDDI子会社もFOMA由来のドコモ回線を使用。
BIGLOBE家族割で2回線目以降は▼200円割引。
BIGLOBEでんわアプリの通話料10円/30秒、かけ放題パックも。
HISモバイル
HISモバイル
ドコモ

(ソフトバンク)
 
1GB:550円
3GB:770円
20GB:2,190円
100GB:割高
H.I.S.と日本通信が共同出資して2018年に設立したMVNO。
通話プランはドコモ回線のみ、20GB以上は5分かけ放題付。
海外旅行者向けの格安海外SIMカード「変なSIM」で注目も
国際情勢等の影響で2022年5月末に本サービスは終了。
ワイユーモバイル
y.u mobile
ドコモ


 
1GB:なし
5GB:1,070円
20GB:4,170円
100GB:割高
USEN系列のU-NEXTとヤマダ電機が2017年に共同設立。
当初はヤマダ電気ブランドからスタートも2020年3月から
自社ブランド「y.u mobile」の提供を開始。
10GBと20GBプランはVODサービスのU-NEXT込みの料金。
NUROモバイル
NUROモバイル
ドコモ
au
ソフトバンク
 
1GB:1,870円※1
3GB:792円
20GB:2,699円※2
100GB:なし
So-netを手掛けるソニーネットワークコミュニケーションズ社のMVNOサービス。
1GB※1は専用基本プランにかけ放題の通話定額オプション付帯。
5/10GBはLINEが、20/40GB※2はInstaやTikTokも無消費。
翌月の通信量を前借りできる「データ前借り」がユニーク。
QTmobile
QTモバイル
ドコモ
au
ソフトバンク
 
1GB:なし
2GB:990円
20GB:2,090円
100GB:なし
九州電力系のQTnet社が2017年から提供するMVNOサービス。
IIJmio・mineo・nuroモバイルから各キャリア回線を調達。
左記は九電利用の場合、BBIQ利用で更に110~220円割引。
九州内に10店のQTモバイルショップを開設、出張店舗も。
AEON MOBILE
イオンモバイル
ドコモ
au

 
1GB:858円
3GB:1,078円
20GB:1,958円
100GB:なし
イオン(イオンリテール社)が行っているMVNO事業。
2016年に独自プランとイオン店舗での窓口業務を開始。
1GB毎に細分化された「さいてきプラン」がウリ。
60歳以上で割引される0.2~8GBの高齢者向プランも。
LIBMO
LIBMO
ドコモ


 
0.5GB:1,100円
3GB:980円
20GB:1,991円
100GB:なし
静岡地盤のTOKAIコミュニケーションズのMVNOサービス。
@T COMヒカリ利用者は各▼220円セット割り。
0.5GB:1,100円は5分かけ放題付プラン、
他に10分かけ放題/1,320円、かけ放題MAX/1,980円も。

TONEモバイル
ドコモ


 
(動画見るなら)
1GB:1,100円
(動画以外なら)
無制限:1,100円
三菱電機発祥のドリーム・トレイン・インターネットによるMVNOサービス。
子供からシニアまで家族で安心して使えるスマホがテーマ。
やさしいスマホ「TONE」を自社開発、端末とSIMから見守
りサービスまで垂直統合型サービスを一括提供。
J:COM MOBILE
J:COM MOBILE

au

 
1GB:1,078円
5GB:1,628円
20GB:2,728円
100GB:なし
住友商事発祥で現在KDDI傘下のJCOMによるMVNOサービス。
他のJ:COMサービス(テレビ、ネット、固定電話、電気)
加入で1→5、5→10、10→20、20→30GBにデータ増量。
ヤング割やシニア60割などキャンペンーン盛ん!
エキサイトモバイル
エキサイトモバイル
ドコモ
au

 
低速のみ:495円
3GB:690円※1
25GB:2,970円※2
100GB:なし
米Excite社の日本法人に伊藤忠が出資し1997年に設立され
たエキサイトが提供するMVNOサービス。
使った分だけ段階制料金で支払うFitプラン※1と、定額制の
Flatプラン※2の2種類の料金プラン。
LinksMate
リンクスメイト
ドコモ


 
1GB:737円
3GB:902円
20GB:2,970円
100GB:8,305円
サイバーエージェントの子会社でゲーム事業を手掛ける
Cygames社の子会社 LogicLinks社が手掛けるMVNOサービス。
自社ゲームを楽しめる特典が充実するゲーマー向け。
~1TB(~49,852円)のプランまで有り。
RepairSIM
リペアSIM
ドコモ

ソフトバンク
 
1GB:なし
3GB:980円
20GB:1,980円
100GB:なし
iPhone修理のアイサポを全国に300店舗展開するギア社が
手掛けるMVNOサービス。アイサポでの修理代が10%OFF。
S/3GB、M/10GB、L/20GBの3種類のシンプルな料金体系。
自前のプレフィックス通話(リペアSIMでんわ)有り。
日本通信SIM
日本通信SIM
ドコモ


 
1GB:290円
3GB:710円
20GB:2,178円
100GB:割高
日本通信は2001年にDDIポケットからPHS回線のリセールで
「bモバイル」事業を開始した日本で第一号となるMVNO。
2020年開始の新ブランド「日本通信SIM」は、ドコモとの
交渉で得たMVNO破格の音声通話料「合理的プラン」に的。
b-mobile SIM
b-mobile SIM
ドコモ

ソフトバンク
 
10GB/月×12月:
 29,920円
30GB/月×12月:
 47,300円
日本通信が2010年より提供する最古参の格安SIMブランド。
b-mobile SIMの特徴は「プリペイドプラン」。30日あたり
3GB又は30GBを半年あるいは1年分を安くまとめ買い可能。
音声付は日本通信SIMへの乗換を促しデータ通信に特化。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONE
ドコモ

新規受付終了 かつてNTTコミュニケーションズが提供したMVNOサービス。
同社がNTTドコモの傘下に下り、2023年6月新規受付停止。
後継としてドコモは新料金プラン「irumo」を立ち上げ。
DMM mobile
DMMモバイル
ドコモ

新規受付終了 かつてDMM.comが提供していたMVNOサービス。
格安スマホの火付け役となって最安値競争を先導するも
2019年に楽天モバイルに吸収(既存サービスは継続)。
donedone
ドネドネ

au
サービス終了 かつてBIGLOBEが手掛けたドネーション型MVNOサービス。
支援団体に毎月50円の寄付(ドネーション)をし利用。
2021年7月に事業を開始し、2023年8月末で事業を終了。
※ 料金プラン例は、基本的に2023年8月現在の、「音声通話+データ通信」のデュアルタイプSIMの場合の月額料金(税込)です(Y!mobileの料金プランは2023年10月以降の新シンプル2プランを参照)。別途、オプションサービス料、ユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料、通話料等がかかります。
※ プラン料金に端末料金は含まれません。また契約時に、契約事務手数料やSIMカード発行手数料等が別途かかります(無料キャンペーン実施時等を除く)。その他、SIMカード損害金や最低利用期間満了前に解約した場合には違約金が発生する事があります。
※ スマートフォンの機種や形態(AndroidやiPhone、iPad等)によっては利用できないサービスもあります。

 格安スマホで家のネット代も節約しよう!

格安スマホに変えれば、月々のスマホ代を節約できるだけでなく、家で使っているADSL回線や光などの固定インターネット回線の通信費を、もっと安く抑えられるかもしれませんよ!。

どういう事かというと、家で使っているパソコンを、スマートフォンの「デザリング」という機能を使って、格安スマホと接続します。接続方法は、無線(Wi-FiまたはBluetooth)でも有線(USBケーブルまたはLANケーブル)でも可能です。そうすると、今まで固定電話を利用したADSL回線や光回線を経由してインターネットに接続していたパソコンが、格安スマホの携帯電波を介してインターネットに接続できます。

月々の家のインターネット接続費は?

朝から晩まで高画質の動画やネットゲームをしている人には向きませんが、毎日家でパソコンを使うのは数時間、それもニュース記事を読んだりWEB検索からネットサーフィンをしたり、メールのやり取りが主という人であれば、光ほどの高速回線は必要なく、携帯電波のデータ通信の速度でも事足ります。YouTubeの低画質であれば、寝ながら動画を観ていても、コマ落ちする様な事はなくデータ量も大して消費しません。こうした使い方で消費するデータ量は、おおよそ一日あたり数百メガバイトから多くても1ギガバイト程度。多くの格安スマホの料金プランにある月20GBのデータ量で足りるとすれば、月額3千円前後で済みます。光回線の通信費は、一般的に5-6千円/月はするでしょうから、だいぶ安く抑えることが出来ますね。さらに、スマホでも月1千円分くらいはデータを使うと考えれば、家でのネット利用分はもっと安くなる計算です!。

ただし前提として、家でインターネットに接続している端末はパソコン1台程度っていうことが条件です。複数のパソコンやゲーム機、テレビ等を同時にインターネットに繋いで使っている家庭では、無線より光など固定ネット回線を使った方が断然安いしスピードも早いので、比較するまでもありません。また、ネットに繋がり外出先から操作できるようなIoT家電を使っている家庭でも、格安スマホのデザリングは使えません。だって、格安スマホを持って外出してしまったら、家に残されたIoT家電はネットから切断されてしまいますから。

でも、『やっぱり光回線は高い』っていう人には、4Gや5Gの携帯電波を使った「ホームルーター」という選択肢もあります!。これは、複数の端末から同時接続できるルーター機能を持った、高機能なデータ通信のみの格安スマホの様なものと考えてください。もちろん音声通話はできませんが、使えるデータ量を気にせずに、定額で携帯電波を介してインターネットに繋がることが出来ます。固定のネット回線と比べると、格安スマホ同様に通信品質の安定感はイマイチですが、通話もネットも携帯電話で済むとなれば、家の固定電話を解約することが可能です。ほとんど通常の通話は携帯電話で済ませ、家の固定電話に掛かってくるのは迷惑電話ばかり…。それなのに、NTTに毎月2千何百円、年間3万円も払っている固定電話代が0円になります!。

スマホのデザリングとは?

デザリングでスマホを使うデメリット

ただし、格安スマホのデザリング利用が良いことづくめだとは勘違いしないでください。一番の課題は、通信の安定性。携帯の電波は、固定ネット回線に比べ、利用者が集中するとすぐにパンクしてしまいがちです。多くの人が、大晦日から元旦にかけて、携帯電話が通じなくなったり、通じ難くなった経験があると思います。これは、携帯電話のメールや通話で、日本全国一斉に多くの人が多数の『あけおめコール』を繰り返すためで、最近では携帯電話会社(キャリア)は通信回線がダウンしないよう、事前に通信規制を実施する場合もあります。こうした、通信の集中が起きる場所や日時によっては、携帯電波を使ったデザリングを使っていると、パソコンからもネットに繋がり難くなったり、転送スピードが極端に遅くなったりします。

また、デザリングで使っていると、スマホのバッテリー消費が激しい点にも注意が必要です。スマホをデザリングでパソコンと繋げていても、スマホで通話したりLINEしたりメールしたりと、スマホの機能はそのまま使うことが出来ますが、バッテリーの消費が激しくて、あっという間に電池が空になってしまいます。ちょっとお高いですが、急速充電できる充電器(AC アダプターと充電ケーブル)を購入して、常にバッテリーの残量を気にしながら、充電を繰り返す必要があります。

また、そのため常にスマホのデザリングをオンにしっ放しにするのは問題があり、使わない時はデザリングをオフにすべきなのですが、パソコンを使う前にスマホのデザリングをオンにして接続、使わなくなったらオフにして切断というワンアクションが、結構手間です…(汗)。光などの固定ネット回線にWi-Fiで常時接続していれば、何時でもノートパソコンを開けば勝手にネットに繋がることと比べると、これが意外と面倒でなりません…。

代替策として、もし使っていないスマホが余っていたら、普段持ち運ぶ通話可能な格安スマホとは別に、データ通信のみの格安SIMを契約して、格安スマホをもう一台持つって方法もあります!。1台で済ますより多少は割高ですが、余ったデータはシェアし合えば、無駄なデータロスを抑えることも出来ます。

格安スマホのデータ通信速度は?

格安スマホのデータ通信速度ですが、私が4G(LTE)で使っている格安スマホの体感スピードは、ADSLよりは少し早い程度!。スピードテストで計測すると、回線状態が比較的良好な状態でも、ダウンロード(下り)は数Mbps~10Mbps程度、アップロード(上り)は0.5Mbps~1Mbps程度。時間帯によっては、この10分の1くらいまで落ち込む時もあります。

これだと、少しまとまったアップデートプログラムをインストールするとなると、コーヒーを淹れて飲みながらのんびり待つくらいの余裕が必要です。せっかちな人は、きっと我慢できないでしょうね…(汗)。ただし、ADSLの様に頻繁にブチ切れたり極端に遅くなったりすることは無いので、私的には比較的安定してストレスなく使うことが出来ています(笑)。

5Gにすれば快適になる?

5Gにすれば、4Gより少しはスピードアップするでしょうが、20倍という理論値ほどの差は感じられないそうです…。一概に5Gエリアに入っていても、その周波数帯によっては4Gと同じ通信速度しか出ない場合もあるので、注意が必要です。

NTTドコモの5Gとは

我が家は、ドコモであれば5G(4.5GHz,3.7GHz)エリア圏内で、高速5Gの恩恵を得られる可能性がありますが、auだとまだ4GLTE圏内。ソフトバンクは5Gでも700MHz~1.7GHz~3.4GHz帯なので5G表示となっても通信速度は4G(LTE)と同等、楽天モバイルは5G Sub6エリアとの境界線にあってビミョーに怪しい…。結果、高額な5G対応のスマホに買い替えて後悔するより、あと数年は4Gエリア内と割り切って今のスマホを使い続けた方が、間違いがなさそうです。まずは、貴方の家や主な生活圏が高速5G対応エリア内かどうか、確認してみましょう。複数回線で5G Sub6あるいは5G ミリ波のエリアであれば、5Gの恩恵が得られそうなので、機種変更してでも5Gを選ぶメリットがあるかもしれません!。

 PCにスマホをデザリング接続する方法は?

ここでは、スマホとパソコンを手軽にWi-Fiでデザリング接続する方法を紹介しておきましょう!。パソコンは、スマホと同時にプリンターなどが繋がった家庭内LANにも接続することが可能です。より詳しくは、『スマホのデザリングと家庭内LANを同時利用したい!方法は?』のページを参照して下さい。

スマホ側の操作

Wi-Fiデザリングの設定画面

まず、スマートフォンの「設定」から「デザリング」を選択、デザリング設定画面で、「Wi-Fiデザリング」をタップします。次のWi-Fiデザリング画面で、「Wi-Fiデザリングの使用」のオンオフボタンを“有効”(右側)にセットします。

下方にある「Wi-Fiデザリングを自動的にOFFにする」は、デバイスが接続されていない場合に自動的にOFFにする機能です。再接続を繰り返すには“無効”にしておいた方が便利でが、セキュリティ対策とバッテリーの消費を抑えるには“有効”にセットしておいた方が無難です。その場合、再度デザリング設定する際のスマホの操作が手間なので、「Wi-Fiデザリング」画面へのショートカットをホーム画面に置いておくと便利です!。

スマホ(Android)で「Wi-Fiデザリング」ショートカットの作り方
  1. ホーム画面上でショートカットを置きたい場所を選びます(既にアプリのアイコンやウィジットがある場合は、長押しして他の場所へ移動させておきます)。
  2. その場所で画面を長押しすると、メニュー画面が開くので、「ウィジット」を選択します。
  3. ウィジットの一覧の中から「設定」をタップすると、「設定のショートカット 1x1」アイコンが表示されるので、それを長押しして掴んでから、ホーム画面に切り替わった後で、アイコンを置きたい場所まで移動させてから指を離します。
  4. すると「設定のショートカット」画面が開きますので、「Wi-Fiデザリング」を選択します。これで、作ったショートカットのアイコンをクリックするだけで、一発でWi-Fiデザリング設定の画面へ飛ぶことができます!。

パソコン側の操作

次に、パソコン(Windows11)の「設定」から「ネットワークとインターネット」を選択するか、タスクバーにある「ネットワークアイコン」を右クリックして「ネットワーク設定とインターネット設定」を選ぶ、あるいは直接左クリックでWi-Fiを選んでも構いません。Wi-Fiで表示される“利用できるネットワーク”の中から、スマホのWi-Fiデザリング画面に表示されているネットワーク名(私の例では“SH-M08_AP”)を選択し、接続します。

接続に必要なパスワードは、スマホの「Wi-Fiデザリングのパスワード・・・・」をタップすれば、設定済みの英数列パスワードが表示されます。スマホの回線が表示されない、あるいは接続が確立できない場合は、Wi-Fiが安定するまで数十秒待ってから、再チャレンジしてみてください。また、「自動的に接続」にチェックを入れておくと、次に再接続する際に便利です!。

以上で、スマホ回線にWi-Fi接続して、ノートパソコンからインターネットが使える様になったはずです。試しにブラウザ(EdgeやChrome等)を起動し、WEBサイト(ホームページ)を閲覧してみましょう!。

 デザリング利用におすすめの格安スマホはどれ?

まず自分の消費データ量を知ろう!

自分の使い方に合った格安スマホのブランドや料金プランを選ぶ上で、まず自分が毎日、あるいは1ヶ月にどれくらいデータを使っているのか、知る必要があります。試しに丸一日、家のパソコンを固定ネットワークから外し、スマホとデザリングさせてから、普段通りの使い方をしてみましょう。その日に使ったデータ量は、スマホの設定画面で確認することが出来ます!。もちろん、携帯のデータ量に余裕のある人は、複数日デザリングを使用してからデータ量を確認すると、より日常の状態に近い平均的な自分の消費データ量を知ることが出来ますよ。

スマホでデータ消費量を確認する方法

モバイルデータ量の確認画面

機種によって確認方法は若干異なりますが、一般的なAndroidスマホであれば、以下の方法でその月の消費データ量を確認することができます。まずは、その限られた日あるは期間のデータ量を計測するために、前日に「使用サイクルのリセット日」を設定してから計測を始めましょう。例えば、「毎月のリセット日」を「1」に設定しておいて、9月4日の朝に確認したモバイルデータ量が「2.74GB」であれば、おおよそ9月1日から3日までの3日間で2.74GBですから、1日当たり約「0.91GB」消費していることが分かります。最大1ヶ月当たり(31日間)だと、約28GBになります。

  1. 「設定」から「ネットワークとインターネット」を選択
  2. 「モバイルネットワーク」を選択
  3. 「データ使用料の警告と制限」から「モバイルデータの使用サイクル」を選択
  4. 「使用サイクルのリセット日」画面で、毎月のリセット日を選び“設定”します
  5. ひとつ前の「モバイルネットワーク」の画面に戻り、「アプリのデータ使用量」から「モバイルデータ使用量」を確認します

「アプリのデータ使用量」画面では、携帯回線の全通信データ量の他、デザリングで(つまりパソコン等で)使ったデータ量も確認できます。

デザリングにおすすめはどれ?

何故なのか分かりませんが、格安スマホの多くのブランドが、使用データ量に応じた料金設定の区切りに、月間「20GB」を採用しています。20GBを超えてしまうと、料金設定が無いので割高な追加データを購入するしか無かったり、高額な50GBとか100GBとか逆に使いきれないデータ量の枠を購入しなければならなかったりします。

mineo(マイネオ)

そのため、1ヶ月あたり20GBまでデータを消費しないのであれば、格安スマホの選択肢は格段に広がります。回線の制約を受けたくなければ、マルチキャリア対応の「mineo」(20GB:2,178円)とか、九州に住んでいるから「QTモバイル」(20GB:2,090円)がお得だとか、それぞれの好みや関係性でいろいろと選べますね!(笑)。

逆に、1ヶ月あたり20GB超となると、格安スマホの選択肢は一気に限られてしまいます…。そこで私のおすすめは、主要キャリアのメインブランドの廉価版料金プランという選択肢。デザリングでスマホを使用するに際して、通信の安定性がとても重要で、頻繁にデータの転送速度が遅くなったり、回線が途切れたりすると、ストレスばかり溜まってしまいます。その点、リテーラーブランドよりはキャリア自体のブランドを選択した方が、多少なりとも回線の安定性が高そうだからです。

ahamo
ドコモなら「ahamo
ahamo(アハモ)は、ドコモが廉価版料金プランとして立ち上げたメインブランドのひとつです。アハモの料金体系はシンプルで、20GBの基本料金が2,970円のみ!。ひと月に20GBまでなら、このプランで解決します。ただし、20GBを超えるとなると、80GB:1,980円の「大盛りオプション」を追加購入して、合計100GB:4,950円/月のahamo大盛りにする必要があります。その代わり、国内通話5分無料も付いてくるので、頻繁に短時間の通話を繰り返すって人には便利かもしれません。
auなら「povo」
povo(ポボ)は、auが廉価版料金プランとして立ち上げたメインブランドのひとつです。基本料0円で、必要なデータ量や通話分をその都度トッピング(追加)して利用します。基本的なデータトッピングで使えそうなのは、20GB(30日間):2,700円。30日間使える20GB分のデータを追加できますが、何日間で20GBを消費するかは自由です。もし、20日間で20GB使い切ってしまったら、21日目にもう一度このトッピングを購入すれば、それから30日間、20GBの容量が新たに追加できる仕組みです。つまり、1日1GBを消費するとした場合、20GB(30日間):2,700円を20日で消費することを繰り返すので、1日あたり135円、1ヶ月(31日)だと4,185円となります。通話料は別途発生しますので、頻繁に通話する人は、必要に応じて通話トッピングを購入してください。
なお、povoにはデータを沢山消費する人にとってお得な、データ追加150GB(180日間):12,980円という安くまとめ買い出来るトッピングがあります!。一括先払いなので値段はとても高く感じますが、180日間使える150GBを1日1GB消費して150日間で使い切ったとすると、1日当たり87円弱。1ヶ月(31日間)だと2,683円と、20GB(30日間)を20日間毎に繰り返し追加購入するより、だいぶお安くなります!(笑)。
都会に住んでいるなら「楽天モバイル」も
第4番目のキャリアとして新規参入した「楽天モバイル」は、安さを謳った格安料金プランで大手3大キャリアと顧客獲得競争を繰り広げている最中で、キャリアのメインブランドながら格安スマホと比較しても遜色なく安く使うことが出来ます。ただ弱点は、新規参入したばかりでまだ自社のネットワーク整備が追い付いておらず、一部エリアでauの回線を借りていたり、5G対応エリアが狭く、採用している通信技術の制約から建物内や地下などで通じ難いといった回線品質の不安要素が指摘されています。
ただし、貴方が都会に住んでいて、もし楽天モバイル5Gのミリ波エリア(主要施設のすぐ隣)などに家があったとしたら、とてもラッキーです(笑)。データ無制限で最大3,278円という「Rakuten最強プラン」が、超高速・大容量で超低遅延な5G回線のメリットを余すとこなく使うことが出来るかもしれません。さらに、アプリを利用すれば国内通話が無料になるので、どれだけスマホを使い倒しても月額3,278円のみ、もしデータ量が月20GBで収まればひとつ下の段階制料金の月額2,178円で済みます。

 povo、次のキャンペーンは何時?

私の場合、外出先でのスマホでのデータ消費と、家でのデザリングを使ったパソコンでのデータ消費量は、合わせて1日平均ジャスト1GB!。アプリの更新やWindowsのアップデートなど、日々消費しているデータ量はある程度増えたり減ったりしているはずですが、なんと1ヶ月(31日間)積み上げると、どの月でもトータル1GB~2GB程度しか違いません(笑)。

そこで元々auユーザーだった私は、今は「povo」を使っています。データ追加150GB(180日間):12,980円のトッピングを購入して、150GBをほぼ 5か月(150日)で消費し尽くしますが、1日当たりだと87円弱。もちろん、YouTubeやTVerなどの動画は最低の画質でしか観ませんが、それでも私なりに結構使っても、1ヶ月(31日間)当たり2,683円で、外でも家でもネットが使いたい放題の状況です。スマホのデータ通信費として月に1千円くらは掛かることを差し引けば、家のインターネット回線費は月に2千円も掛かっていない事になります!。

さらにpovoでは、半年に1回くらいのペースで、販促キャンペーンを実施していて、150GB(180日間)が同じ値段のまま、40GB増量の190GB(180日間)になる事があります。もしこのキャンペーンを利用することが出来たら、190GB:12,980円分を180日間(約6か月間)は使えるので、1ヶ月あたりだと 2,163円になります!。外でのスマホのデータ通信費が1千とすれば、家のインターネット通信費は、なんと 1,200円弱…。povoのキャンペーンは要チェックです!(笑)。

povo、次のキャンペーンは何時?

これまで過去に、150GB+40GB増量プランのキャンペーンが実施された時期を振り返ってみました。過去1年間、2022年の夏から2023年の夏まで、このキャンペーンが実施されたのは合計4回。回数を重ねる毎に、キャンペーン期間がだんだん短くなっているので、人気が高まればキャンペーン自体行われなくなってしまう可能性もあり得ます…(汗)。個人的には、今年の年末、クリスマス前後の年越しキャンペーン実施を期待したいところです(笑)。

過去のpovo2.0キャンペーン

 

2021年12月16日~12月31日
【 povo2.0 大感謝祭!】

povo2.0 大感謝祭!

2022年8月24日~9月22日 10月16日まで延長
【 残暑お見舞い大感謝祭 】

残暑お見舞い大感謝祭

2023年1月20日~2月20日 2月28日まで延長
【 2023冬の大感謝祭!】

2023冬の大感謝祭!

2023年4月12日~5月9日
【 2023春の大感謝祭!】

2023春の大感謝祭!

2023年7月25日~8月7日
【 データ増量祭!】

データ増量祭!

 

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