初めてのMTB

マウンテンバイクを買いました。嬉しくて毎日乗り回しています(最初だけ?)

初めて買ったマウンテンバイクの写真

 1.マウンテンバイク選び

駅までの通勤用に、これまではママチャリ・オンリーの生活でしたが、初めてのマウンテンバイクを買いました。すごっく気に入って、嬉しくて毎日乗り回しています。他のママチャリ・ライダーにも推薦したいと紹介しますね。

実はママチャリを盗まれてしまい、これを機会にちょっと遠乗りできる自転車を買おうと思ったのがきっかけです(もっともとを糺せば体重が増え続けていること)。どんなタイプの自転車にしようか、ネットでいろいろと調べました。大きくは、ロードバイク、マウンテンバイク、その中間に位置するクロスバイクなどがあり、更に機能面でいろいろな違いがあるようです。(「自転車の選び方」をキーワードに検索すると詳しい情報が見つかります。)


ロードタイプ

クロスバイク

マウンテンバイク

けっこう考えて、最初はクロスバイクを買おうと思いました。だって、山に行くことはまず無いだろうし、普段の舗装された道路を太くてゴツゴツして径が小さいタイヤの自転車で走るより、径が大きくて細いタイヤで走る方が何倍も楽だろうから。かと言って、ロードタイプでは買い物の足に使うような場合に不便だし・・・。

そこで、さいたま市内では数少ない専門ショップ(自転車屋)をはしごしながら、店員にいろいろ相談してみると、フライフィッシングで山に行く機会は多いし、中間タイプのクロスバイクよりは、いっそうのことマウンテンバイクを買った方が、利用シーンが増えそうという考えに至りました!。

さて、マウンテンバイク(MTB)といっても、またいろいろな種類があって大変です。それに、価格もピンからキリまで。「2ちゃんねる」や「価格.com」で情報を仕入れます。総合すると、数万円のMTBは「なーんちゃってマウンテン」(論外)、山に行くなら最低限7、8万円から、10万円出すとそこそこまともなモノが買えるらしい。
しかしMTBを買うと決めたとはいえ、山にどれくらい行くかも予想できずに初めて買うMTBに、10万円は出せないよなー。それに10万円の自転車なんて、また盗難が怖くて街で乗れなくなってしまう。

で私が買ったのは、定価54,900円の、米SPECIALIZEDの「HARDROCK A1 XC8 FS」というモデルです。2004年モデルが在庫一掃セールで、なぁーんと33,800円(38%OFF)!それも17インチで好きなFlo Redが一台だけ残っていた掘り出し物(本当はYellowだともっと良かったんだけど・・・)。
2ちゃんねらーからはクレームが付きそうですが、少なくとも「なーんちゃってMTB」ではないし、SPECIALIZEDのブランドロゴが大きく入って私にとっては十分すぎるほど立派です。それに太いタイヤは街中を走り難いと想像していましたが、すっとこどっこい、ママチャリに比べたらメッチャ楽です。街中用にタイヤを替えなきゃと思っていましたが、当分は必要なさそうです。

私が比較競合したのは、米GIANTのXtC 840(定価\63,000)やROCK 5200(定価\46,200)などです(いずれも2004年モデルの価格)。どれもサスペンションはフロントのみのタイプで、ストロークもそれほど長くなく、ハードな乗り方はせずに山里をツーリングするような乗り方に向いたタイプですね。リア・サスペンションは街乗り時にパワーロスに繋がりやすいようなので、フロントのみでOKです。使っているパーツのことについては価格.comでいろいろ書かれていますが、まぁ似たりよったりで気にするほどのことはありません(とっても悩んだ本人の後日談)。むしろデザインや色で気に入ったものを選びましょう。その方が絶対に後悔しないと思いますよ。

余談

ところで今まで乗っていたママチャリは、ある日の夕方、大宮駅前にあるソフマップの前に止めて買い物をしている隙に無くなってしまっていました(泣)。つい先日鍵が壊れて、サドルの後ろで車輪をワッカで止めるタイプの鍵(サークル錠)に付け替えたばかりなのですが、これが致命傷でした。

鍵を鍵穴に指して回すタイプではなく、真っ直ぐ差し込んで横に動かすだけの簡単な鍵だったので、ちょっとした金具で開いてしまうらしい。「今時の高校生は皆、足を確保するために傘の骨で作ったそうした金具を財布に入れて持ち歩いている」とのこと(交番のお巡りさん談)。ご注意あれ!(って言うか、そんな安直な鍵を「鍵」として売るなよな、お前の店。まぁどんな鍵でも開けられたり切断されたりするわけだけど、最低限っつものがあるだろう(怒))。


 2.マイギアいろいろ

マウンテンバイクはシンプルが一番!、いろいろ付いていると山で危険。
しかし、それでは街中では不便です。

まずスタンドが付いていない。スタンドが無いと必ず立てかけられる場所を探さないとならないので、ちょっと出かけて止めるのにとっても不便。しかし、1)スタンドを付けるとせっかくの格好良さが台無しになる、2)スタンドだと持ち去られる可能性があり固定された構造物に立てかけてワイヤーで繋ぐ方がよい、という理由から付けないことにしました。自宅ではメンテナンススタンドを使っています(これも不便で、もっと簡単なものを発明したい)。


鍵は、構造物に立てかけて固定するために長めのワイヤータイプが必要で、携行に便利なコイルのように丸まるものを買いました。


安全な街中走行にベルは不可欠です。ショップでザッピングしていると、山でも街中でも重宝するコンパス(方位磁石)と合体した「コンパスベル」なるものを発見!。それも値段は280円と格安。


安全な夜間走行にライトは不可欠です。山用に取り外しできるタイプが必須ですが、固定具をハンドルに取り付けるタイプが主流で、外しているときは醜いのが気に入りません。その点このPanasonic NL-815は、ゴムバンドで取り付けるタイプなのでとってもスマート。


せっかくスマートにと思っていたのに、何故かゴテゴテとハンドル周りがうるさくなってきてしまった。追い討ちをかけるように、多慶屋で1,680円のサイクルメーターを購入。街乗りしていると、どれ位の距離を走ったのかどうしても知りたくなる衝動に駆られて・・・。


実は、空気入れのポンプも買い直さないとならなくなりました。今まで家にあったのは、洗濯バサミの要領でタイヤのバルブを挟んで止めるタイプのもの。これが英式バルブと呼ばれるもので、買ったMTBは米メーカー製(生産は中国だけどね)で米式バルブが使われている。ほかにも仏式というのがあるらしい。自転車のバルブに複数のタイプがあるなんて初めて知りました。最近の気の利いたポンプはたいてい複数の方式に対応しているようです。ついでなのでゲージつき(1,980円)のを購入しました。
お古は近所のリサイクルショップに引き取ってももらいました。新品同様でしたが、たったの100円にしかならなかった(泣)。


 3.乗り心地

早速毎日乗り回しています。と言っても一番遠乗りしたのは、埼玉スタジアムまでの片道約12キロ、往復約24キロの行程です。

さすがにお尻が痛くなりました。いろいろ集めた口コミ情報によると、GIANTの同価格帯の製品に比べてSPECIALIZEDは使っている機械的なパーツは落ちるようで、逆に人が直接触れるサドル等には拘りがあるらしく私的には評価した部分なのですが、それでも辛い。 また、MTBのハンドル・グリップには滑り止めにイボイボが沢山付いているので、グローブが欲しくなりました。あと慣れないせいもあるでしょうが、長時間の前傾姿勢は、腰と腕とに相当の負担ですね。

しかし、ママチャリに比べたらぜんぜん楽チンです。とてもタイヤが軽く回りますし、最適なギアを選ぶことができるので、あまり負担もかかりません。大宮市街まで約4キロあり、これまでは車で出かけていましたが、自転車の方が渋滞もなく早いくらいです。これからは断然自転車ですね!。ただし、晴れていれば・・・(~_~;。

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