東京モーターショー2019年に出展された各自動車メーカーの最新コンセプトカーを、まとめ!
※ 前回の 東京モーターショー2017 はこちら。
※ メーカー別の モーターショー歴代コンセプトカー はこちらへ。
2年に1度開催される「東京モーターショー」は、自動車に関する最新の技術やデザインについての情報を紹介する、日本で開催される最大の『クルマの見本市』です。今から63年前の1954年4月に、第1回「全日本自動車ショウ」が日比谷公園で開催されて以来、2019年で第46回目の開催となります。バブル時代には、15日間の開催期間中の入場者数が200万人を超えた時もありましたが、今年は開催期間11日間で、100万人の来場者数が目標です。ちなみに2017年は、会期10日間で771,200人の来場者数を記録しました。
東京モーターショー2019のテーマは、「OPEN FUTURE」。未来のモビリティ社会への夢を感じられるイベントとして、メイン会場の東京ビッグサイトを飛び出して、メガウェブや、シンブルプロムナード公園といった、お台場臨海副都心エリアの複数会場で開催。また、入場無料の「FUTURE EXPO」や「DRIVE PARK」が設けられるほか、2つのエリアを結ぶシンボルプロムナードは無料の「OPEN ROAD」として開放されます。
「トヨタの歴代コンセプトカー」のページへ
トヨタのコンセプトカー【東京2019】
人工知能や自動運転など、人に寄り添う新しいテクノロジーにより「新しい時代の愛車」を具現化したコンセプトカー。
自動運転(SAEレベル4相当)機能を搭載。モビリティエキスパート AIエージェント「YUI」は、常にお客様の表情や動作から感情や眠気などの状態を推定し、会話を中心としたコミュニケーションに加えて、覚醒・リラックス誘導機能付きシート・音楽・車内イルミネーション・空調・フレグランスなどの各種HMI(Human Machine Interface)を用いて働きかけ、安全・安心・快適な移動に貢献します。
2020年冬頃 発売予定
超小型EVは、免許を取りたての方や、ご高齢の方々などが、買い物など日常の近距離移動をされることを想定して開発。小回りが利き、1回の充電で約100kmの走行が可能という特徴があります。また、法人の方が、お客様のところへ毎日巡回訪問するような、近距離移動の用途で、環境に良い業務用車として使っていただくことも想定しています。
乗車定員 2名、最高速度 60km/h
走行距離 100km、充電時間 約5h/200V
2020年2月中旬 発売予定
走る楽しさと、世界最高レベルの低燃費、先進の安心安全技術を備えたコンパクトカーの域を超える、新世代コンパクトカー
ヴィッツ改め、グローバルブランド「ヤリス」として登場。新開発TNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用。新開発「直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジン」に対し ①Direct Shift-CVT ②新世代ハイブリッドシステム ③6速マニュアル、改良を加えた1.0Lエンジンに対し ④小型軽量化したCVTと、4種類のパワートレーンを用意。軽快かつ上質な乗り心地と、スムースでダイレクトな加速を実現。
2020年末 発売予定
走りを予感させるダイナミックさとエモーショナルな美しさを追求したスタイリング
ついに燃料電池自動車は、新たなステージを迎えます。エコカーの枠を超えたスタイリングに、走る楽しさを持つクルマづくりに徹底的にこだわり、今までにない気持ちの良い走行フィーリングの実現を目指して開発。また、FCシステムを全て一新することで、燃料電池自動車としての性能を大幅に向上させるとともに、水素搭載量拡大などにより、航続距離を従来型比で約30%延長(開発目標)。
2019年内 発売予定
上質かつ快適な移動空間を提供する新たなフルサイズワゴンを2019年内に発売予定
新型車グランエースは、上質かつ快適な移動空間として、全長5.3m、全幅1.97mのワイドなサイズを活かした圧倒的な存在感を有するフルサイズワゴンです。セミボンネットのパッケージを採用し、3列シート6人乗りと4列シート8人乗りの2タイプを設定。上質な乗り心地や優れた操縦安定性を備えた高い基本性能と、ゆとりの室内空間が特長です。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で使用されるAutono-MaaS専用EV
オリンピック及びパラリンピックのワールドワイドモビリティパートナーであるトヨタは、東京2020大会において、トヨタ初のAutono-MaaS専用EVとしてe-Palette(東京2020仕様)を十数台提供し、選手村内を巡回するバスとして選手や大会関係者の移動をサポートします。
乗車定員 20名(車いす4名+立乗り7名)
航続距離 150km、最高速 19km/h
「レクサスの歴代コンセプトカー」のページへ
レクサスのコンセプトカー【東京2019】
次世代電動化ビジョン”Lexus Electrified”を象徴するコンセプトカー「LF-30 Electrified」を世界初公開
デザインにおいては、EVに期待される先進イメージを、アーティスティックな質感まで昇華した未来的な造形や、自動運転を初めとする新技術を積極的に織り込んだインテリアにより、LEXUS独自の世界観確立を目指しました。パフォーマンスにおいてもLEXUSが培ってきた電動化技術と運動制御技術が融合した新テクノロジー「Lexus Advanced Posture Control」を採用。緻密なモーター制御で従来のガソリン車では不可能な高度かつ自由度の高い姿勢制御を実現しました。
「日産の歴代コンセプトカー」のページへ
ニッサンのコンセプトカー【東京2019】
電気自動車(EV)のクロスオーバーコンセプトカー「ニッサン アリア コンセプト」を世界初公開
「ニッサン インテリジェント モビリティ」の新しい象徴となるモデルです。最先端の運転支援システム「プロパイロット2.0」を搭載。瞬時に緻密なトルクコントロールが可能な電動モーターを前後に2基配置する、ツインモーター4輪制御システムを採用。高次元の発進、加速性能を実現するとともに、前後のモータートルクやステアリング、ブレーキなどを統合制御することによって、滑りやすい路面においても優れたトラクション性能を発揮します。
2020年代の電気自動車(EV)のコンセプトカー「ニッサン IMk」を世界初公開
新開発のEVプラットフォームを採用し、軽自動車クラスというコンパクトなボディサイズでありながら、これまでの常識を覆すEVならでは力強くスムーズな走りと驚きの静粛性を実現する革新的なシティコミューターです。「プロパイロット 2.0」を進化させた次世代の運転支援技術が、高速道路での運転支援から主要幹線道路に利用範囲を拡大し、幅広いシーンでドライバーの運転をサポートします。これらにより、快適でストレスフリーな移動の時間を楽しむことができます。
「ホンダの歴代コンセプトカー」のページへ
ホンダのコンセプトカー【東京2019】
2020年2月 発売予定
数値だけじゃない、4つの心地よさを具現化した新型フィットが世界初公開
乗る人の気持ちを考えて、心地よい視界、座り心地、乗り心地、使い心地 の4つの心地にこだわったアイデアが沢山。まるで暮らしの質が上がったような満足感が得られる一台です。さらに機能が充実した先進の安全運転支援システム「HONDA SENSING」と、新世代コネクテッド技術「Honda CONNECT」を搭載。ライフスタイルで選べる5つのタイプバリエーションと、それぞれハイブリッド車とガソリン車をラインアップ。
2020年 発売予定
未来志向の都市型電気自動車「Honda e」、2020年日本に登場
エクステリアは、ポップアップ式のドアハンドルやサイドカメラミラーシステムにより、継ぎ目がない滑らかなデザインを際立たせています。インテリアは、ラウンジのような空間をイメージした2画面の大型タッチパネルモニターを搭載、Honda Personal Assistantでユーザーとクルマをシームレスに繋げます。新開発のEV専用プラットフォームは、街中での取り回しの良さと優れた走行性能を両立。急速充電にも対応し、30分で80%まで充電が可能です。
2020年2月 発売予定
世界が称えた10代目ACCORDが、いよいよ日本へ
10代目となる新型アコードは、グローバルセダンに相応しいパフォーマンスを詰め込み、ロー&ワイドなプロポーション、ゆとりのある室内空間を両立させたモデルです。新開発のプラットフォームには、技術の熟成を重ねた2.0L DOHC i-VTECエンジンに、2モーターハイブリッドシステムの「SPORT HYBRID i-MMD」を組み合わせ、リニアで軽快、かつ上質な走りを楽しめるハイブリッドモデルとして完成しました。
「マツダの歴代コンセプトカー」のページへ
マツダのコンセプトカー【東京2019】
2020年2月 発売予定
マツダ初の量産型EV「MX-30」は、電動化技術「e-SKYACTIV」を採用し、滑らかで自然な運転感覚による「人馬一体」感を実現している。フル充電時の航続距離は200km、搭載するリチウムイオンバッテリーの容量は35.5kWh。サイズ的にはCX-30とまったく同じだが、エクステリアデザインはクーペタイプのSUVスタイルに仕上がっている。かつてRX-8に採用された観音開きドア「フリースタイルドア」を採用。
市販予定 特別仕様車
エクステリアでは、ソフトトップのカラーに「ポリメタルグレー」を、ボディカラーに「ポリメタルグレー」を採用。エンブレムなどにも変更が加わる。インテリアでは、S Leather Packageグレードをベースに、ステッチのカラーがレッドからグレーに変更され、シートにはパーフォレーションレザーを採用。パワートレインの変更はないが、RAYSの16インチ鍛造アルミホイールや Bremboのフロントブレーキがオプションで選べるようになる。
「スバルの歴代コンセプトカー」のページへ
スバルのコンセプトカー【東京2019】
SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPTは、より「大胆」なデザイン表現を通じ、SUBARUブランドの持つ世界観を広げ、特徴をより際立たせることを目指す「BOLDER」の考え方のもとデザインされた初めてのコンセプトカーです。アクティビティをサポートするユーティリティと、道を選ばず、速く、意のままに駆け抜ける愉しさを併せ持ち、アクティブマインドを持つ人の「大自然の中を想いのままに走り廻りたい」という気持ちを駆り立てる、新しいスポーツヴィークルとして、2019年ジュネーブ国際モーターショーで初公開しました。
2020年後半 発売予定(プロトタイプ)
SUBARUのデザインフィロソフィーである「Dynamic × Solid」を深化させ、クルマそれぞれが持つ価値をより大胆に際立たせる新デザインコンセプト「BOLDER」を初採用。スバルグローバルプラットフォームは、フルインナーフレーム構造を組み合わせて第2ステージへ。新開発1.8L水平直噴ターボエンジンを搭載。新世代アイサイト、高精度マップ&ロケーター、コネクティッドサービスを採用することにより、あらゆるシーンで運転の不安やストレスを減らし、心から運転を愉しむことができます。
555台限定 抽選販売(申込期間2019年10月24日~11月11日)
現行モデル終了 特別仕様車(プロトタイプ)
30年の長きにわたり、SUBARUのエンジニアが技術と情熱を注ぎ込んできたSUBARU BOXER EJ20。その最終型を飾るに相応しいバランスドエンジンを搭載した「EJ20 Final Edition」。レーシングエンジンにも迫る精度に仕上げた、EJ20バランスドエンジン。美しいエンジンサウンドを奏でながら一気に立ち上がる精緻な鼓動、そしてレブリミットまで淀みない伸びやかな吹け上がりは、極上の回転バランスの賜物。
「三菱自の歴代コンセプトカー」のページへ
MITSUBISHIのコンセプトカー【東京2019】
バギータイプの電動SUVコンセプトカー
「光と風を感じながら大地を駆け抜ける電動SUV」をコンセプトとし、軽量・小型化した新しいPHEVシステム、4モーター方式の電動4WDシステム、先進の運転支援技術と予防安全技術をスモールサイズのSUVに凝縮した、当社ブランドメッセージである“Drive your Ambition”を体現するコンセプトカーです。「ドライバーの冒険心を刺激するデザイン」をコンセプトに、三菱自動車らしいダイナミックなバギータイプとしました。
令和元年度内 発売予定
「いろいろなところに行ってみたい、もっと遠くまで行ってみたい」というドライバーの気持ちに応える、新世代のスーパーハイト軽ワゴン。スーパーハイト軽ワゴンならではの広々とした居住空間を実現し、同カテゴリーに求められる性能と機能を盛り込みながら、三菱自動車らしいSUVテイストのデザインとしました。フロントフェイスは三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。
アウトランダーPHEVで培った三菱自動車独自のツインモーター方式PHEVシステムを、次世代の電動化技術と四輪制御技術で進化させた、いっそう魅力的な3列シートのSUVです。EV航続距離は70km以上(WLTP)、満充電・燃料満タンの状態からの総航続距離は700km以上(WLTP)とし、電動車ならではの滑らかで力強く静かな走りを、より長く楽しめるのが特長です。フロントとリヤにモーターを搭載する高出力・高効率のツインモーター方式のフルタイム4WDとし、前輪左右の駆動力配分をブレーキで制御するAYCを採用しました。
「スズキの歴代コンセプトカー」のページへ
スズキのコンセプトカー【東京2019】
いつでも、誰でも、どこへでも。楽しさ、ワクワクをシェアリング。パーソナルコンパクトPHEV
世代を超えて、日常使いでも趣味使いでも、一台で楽しさ、ワクワクを家族内でシェアリングできるパーソナルコンパクトPHEV。Aセグメントのコンパクトボディーに、車体形状、フロントマスク、インテリア表示コンテンツを切り替えるワクワクスイッチを搭載。一人ひとりの楽しさ、ワクワクに応えてクルマが変化し、みんなで共有できる未来の「小さなクルマ」を提案する。
誰もが自由に移動時間と、ほどよい空間を有効活用できる。モバイルルーム自動運転車
AI、ロボットによる超効率化社会の中でも、「人のつながり」や「人のこだわり」など、人間らしい欲求を大切にし、クルマを所有する新たな喜びを提案する自動運転車。家の「離れ」のようなほどよい大きさの室内空間が移動することで、運転以外の楽しさ、ワクワクを提案。ライフスタイルが更に多様化する未来において、様々な使い方や利用シーンに対応し、一人ひとりのワクワクにスイッチ。
2019年12月 発売予定
もっと遊べる、もっとワクワクできる軽クロスオーバーワゴン
機能を追求したスタイルと、新境地を開拓してきた個性的なキャラクターを融合させた、もっと遊べる「ハスラー」のコンセプトモデル。「このクルマがあればもっと遊べる」「このクルマと一緒なら毎日がもっと楽しくなる」日常から遊びのシーンまで毎日がもっとワクワクするクルマを提案する。日常でアウトドアスタイルを楽しむ「アーバンアウトドアスタイル」のハスラーコンセプトも展示。
子育て支援や災害時にも活用できる軽商用車
軽商用車「エブリイ」をベースに、ベビー用品を扱うコンビ(株)とコラボレーションしたコンセプトモデル。社会に役立つ軽商用車として、屋外イベント会場や災害時の避難所等で、安心しておむつ替えや授乳ができる車両を提案する。
「ダイハツの歴代コンセプトカー」のページへ
ダイハツのコンセプトカー【東京2019】
パブリックトランスポーター
誰もが自らの意思で移動することをサポートし、ファースト/ラストワンマイルでの活用を目指した自動運転タイプのパブリックトランスポーター。クルマ椅子や大きな荷物を持った旅行者など、みんなの乗り降りを考え、格納式のスロープを搭載。自宅や目的地の前など細い道でも移動可能な車両サイズで、ファースト/ラストワンマイルでの活用を目指す。付属のお世話ロボット「ニポテ」に話しかけることで、移動に関わる生活をアシスト。
多用途に対応する次世代軽トラック
抜群の乗降性を持つビッグキャビンと、広い荷台を両立。用途に合わせて荷台を換装することで、多くの「コト」に対応。荷台の長さを従来同等としながら、キャビン内を広く使える新しいレイアウト案を実現。新発想のドア開口により、抜群の乗降性を実現。従来の軽トラックの使い方にとどまらず、農業用ドローン基地や、個室空間など軽トラックの使い方の幅が一層広がる換装可能な荷台を設定
心地よい広さのジャストサイズミニバン
みんなで楽しく出かけたくなる開放感あふれる室内空間。3列6人乗りの小型ミニバン。運転しやすいコンパクトな車両サイズながら、室内は開放感のあるサンルーフ仕様。従来のミニバンとは一線を画す、モダンフレンドリーなデザイン。
遊びの世界を広げる軽クロスオーバー
好きな荷物を積んで、どこまでも行きたくなる、一番身近なサイズの軽SUV。使い倒せる荷室空間とルーフラゲージを装備。頼れる骨太な印象の内外装デザイン。