スキー板の車載ケースを自作してみた!

キャリーで屋根に積むと汚れるのが嫌なので、スキー板を2枚、濡れたままでも車内に積み込めるケースを格安に自作してみました。

自作スキー車載ケース
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車にスキー板を積んでスキーに出かける際、以前はシステムキャリアを使って屋根の上に積んでいましたが、前を走る車が跳ねる泥で、スキー板がとても汚れます(汗)。ルーフボックスを使えば汚れる心配はありませんが、値段も高いし、あまり好みではありません(汗)。

幸い、今度買ったレヴォーグは、後席シートを倒せば、170cm程度の長さのスキー板なら、車内に縦積みすることが出来ます!。そこで、少々雪が付いたままでも車内にスキー板を積み込める様に、車載用の箱(ケース)を自作することにしました(笑)。

 1.材料

まずは、材料選び。最初は、プラスチック製のコンテナの箱を切って、幾つか並べればいいかな?と思ったのですが、手頃なサイズや、端を切ったり繋げたりするのが結構大変そう(汗)。

そこで、ホームセンターで物色しながら、私が探し当てた材料は、「プラダン」という素材。ダンプラ、プラベニ or プラベニア、プラ段ボールという名前で売られている場合もあります。ダンボール状の板(シート)なんですが、紙ではなく、プラスチック系の素材で出来ています。サブロクサイズ(180×90cm)で、色も厚さも様々あり、好みや用途に応じて選べます。私は、価格と加工のしやすさで、厚さ4mmのグレーのプラダンを選びました。価格は近くのホームセンターで、1枚 798円(税込)。

その他、製作に必要な道具は、以下の様なもの。

 2.作り方

①作業場所を確保

サブロク(180×90cm)の大きな板を切って組み立てるので、広い作業台があると便利。軽トラの荷台がベストですね(笑)。

②プラダンを切る

作る箱の大きさを決めてから、展開図を書いてみます。プラダンの長辺の長さは180cmしかないので、長さが160cm以上で、深さ10cm以上の箱を作ろうとすると、どうしても片側の側面部分の長さが足りません。仕方ないので、3方の側面だけを作った箱を2つ作り、それを繋ぎ合わせて、ひとつの箱にすることにします。

プラダンの厚みは4mmですが、それでも折り曲げて重ねると、結構な厚みになります。キレイに仕上げるには、プラダンの厚みのマチ部分も考慮して、切りましょう。横方向なら、波板の隙間1個分で、ちょうどOKです。

折り曲げ箇所は、内側(谷側)のプラ板一枚を残して、カッターで切れ込みを入れるのがコツです!。

②組み立て

展開図を頼りに、最初に全部の切断箇所を切ってしまうと、マチの方向や折り曲げる内側(谷側)を切ってしまうといった、ミスを犯しがちです(汗)。一か所ずつ、切って折り曲げながら、順番に組み立てていくと、ミスを防ぐことができます!。

折り重ねの部分は、大型のステープラーを使ってホチキス留めします。トラックの荷台も一緒に留めてしまわないように、下に厚めのダンボール箱などを敷いて下さい(笑)。大きなステープラーが無い場合は、瞬間接着剤を使って貼り合わせましょう。

切って折り曲げた四隅の角や、折り曲げて薄くなった部分が切れて穴が開くと、雪解けの水が車内こぼれるかもしれません(汗)。そこで最後に、ビニールテープで穴をふさぎ、補強して完成です。水塗れに強く、剥がれにくい「PEクロステープ」などが、おすすめですよ。

③完成

完成したスキーケースを、レヴォーグの車内に積み込んでみました。4:6分割の後席の、4の方を倒して入れると、ジャストサイズ!。前席(助手席)は、普通に背もたれを立てている分には、まったく支障ありません。

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