【スキー板】2015NEWモデル・ラインナップ|今年の注目モデルは?

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2015/2016 NEW MODEL スキー試乗会 スケジュール


 1.小賀坂スキー (OGASAKA)

日本のメーカー 小賀坂スキー (OGASAKA)
小賀坂スキーのロゴ小賀坂スキー製作所は、昭和33年(1958年)に設立された、日本のスキーメーカーです。本社は、長野県長野市にあります。家具職人だった先代が、明治45年に、国内第一号のスキーメーカーとして創業し、平成24年には創業100周年を迎えました。
財力的な制約からか、世界的な知名度は高まりませんが、国内においては、特にデモ系(基礎系・技術系)のモデルの人気は、歴史と伝統と、Made in Japanのマイナーさも加わって、確固たる地位を築いています。

小賀坂スキーのCOLLECTIONカタログから、ライナップ一覧図

小賀坂スキーの数多くのモデルのうち、ゲレンデスキーでオールラウンド性を追及したモデルが、「ユニティ」(UNITY)シリーズです。1979年に登場以来、デモンストレーター選考会でオガサカチームのデモンストレーターたちが愛用し、基礎スキーの名機となった、オガサカの”ユニティ”シリーズ。整地はもちろん、ちょっとしたパウダーや、春の悪雪までを楽しめる、”オールシチュエーションモデル”です。
何れのUNITYモデルも、F.F.S 5(Front Float System 5%)、TAIL ROCKER 3%、F.L.F、FLSを搭載。

U-AS/1
Length: 155・160・165・170cm   ¥96,000(税別)
(165: R=15.9m、 118/75/102、 1,042g/m)
UNITYシリーズの最高峰モデル。新たな強化材ZTCとの相乗効果で、雪質や雪面状況を選ぶことなく抜群の操作性と圧倒的な乗りやすさを実現。長いコースを滑っても疲れにくく、長時間の滑走が可能。
U-AS/2
Length: 150・155・160・165cm   ¥90,000(税別)
(160: R=14.4m、 118/74/102、 873g/m)
U-AS/1よりも更にたわみを出しやすく、きれいなたわみを利用した連続ターンが楽しめます。
U-AS/3
Length: 145・150・155cm   ¥66,000(税別)
(150: R=11.8m、 118/72/102、 852g/m)
UNITYの楽しさを、幅広い層のスキーヤーに体感してもらえるよう開発。低速時の操作性、特にスキーの動かしやすさに優れており、スピードのコントロールが容易。シリーズ最軽量で、145cmもラインナップし、女性やシニアにもお勧め。
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 2.Salomon (サロモン)

フランスのメーカー Salomon (サロモン)
サロモンのロゴサロモン(Salomon Group)は、1947年にフランスで設立されました。当初はビンディングの専業メーカーでしたが、その後、ブーツや板の生産も手掛けるようになりました。一時期、ゴルフ用品メーカーのテーラーメイドと合併して事業を拡大させますが、業績に陰りが出始めると、アディダスに買収され、さらにアディダスから、フィンランドのコングロマリットであるアメアスポーツ(Amer Sports Corporation)に売却されて、今はアメアポーツ・グループの傘下に納まっています。同じアメアスポーツの傘下には、アトミックも所属しており、サロモンの板は現在、アトミック系の工場でOEM生産されているようです。アメアが、今後もスキー用品を性格を代えて2つのブランドで展開していくのか、アトミックに統合していくのかは、今のところ不明です。
サロモンの板は、日本ではレジャー嗜好で人気がありますが、欧州、特に本拠地フランスでは、競技界でも人気があります。2014年のソチ冬季オリンピックでは、サロモンレーシングチームは5カテゴリで8つのメダルを獲得しています。

サロモンのスキーカタログから、ライナップ一覧図

サロモンには、とても多くのシリーズがラインナップされていて、複雑すぎて、困惑するくらいです。一般スキーヤーが主にターゲットとなるモデルは、、レース(X-RACEシリーズ)で培った技術を反映させた、ALL MOUNTAIN FRONTSIDEの、X-KART、24 HOURS、X-PRO、3つのシリーズの商品でしょう。”X-KART”シリーズは、ウェストが細く、小回りに適したシリーズです。”24 HOURS”シリーズは、オールラウンド性に長けたシリーズで、”X-PRO”が、一般ゲレンデ用スキーとしての、メインストリームとなる位置付けです。

なお、2015年から新しくラインナップされた”X-DRIVE”シリーズは、オフピステでも滑りを満喫できる、幅広のオールラウンドシリーズです。オンピステでのシャープな滑りを期待することは難しいですが、センター幅の細いモデルをチョイスすれば、ゲレンデ主体でも、パウダーや荒れたバーン、コブなど、様々なシチュエーションを楽しめるモデルとして、選択肢のひとつに加えるのは有りだと思います。

X-KART MAX
Length: 150・157・164・171cm   ¥115,000(税別)
(164: R=12m、 122/71/106、 2,100g)
オンピステをシャープでアグレッシブなターンで楽しむための、ハイパフォーマンススキー。ターンサイズを問わず、さまざまな斜面への対応能力に優れたカーブロッカーを採用。
24 HOURS MAX
Length: 154・162・170・178cm   ¥105,000(税別)
(170: R=15m、 120/72/103、 2,070g)
オンピステでスピーディなロングクルージングを楽しむための、ハイパフォーマンススキー。ショートからロングまで、思い通りのターンを楽しむことができる。
X-PRO SW
Length: 155・162・169cm   ¥95,000(税別)
(169: R=14m、 119/72/104、 1,930g)
スキー場内のさまざまな斜面を、よりアグレッシブに、よりスポーティにスキーを楽しむために誕生したX-PROシリーズ。SWは抜群の操作性を安定感とともに、一日のなかで変化の大きい日本の雪にマッチする自在性を備えた、X-PROのフラッグシップモデル。
X-PRO TI
Length: 156・164cm   ¥85,000(税別)
(164: R=14m、 124/73/107、 1,900g)
あらゆる斜面で、スムーズなターンができるスキー。シチュエーションを楽しむだけでなく、カービング技術の向上をめざしているスキーヤーにも最適なモデル。
X-PRO MG
Length: 158・165cm   ¥75,000(税別)
(165: R=15m、 119/73/101、 1,830g)
Xプロのなかでもっともやさしく、もっともオールラウンド性が高いスキー。カーブロッカーがスキーヤーの技術をサポートし、ターンの大小だけでなく、グルーミングバーンを中心にさまざまなシチュエーションを楽しむことができる。
X-DRIVE 8.3
Length: 162・169・176cm   ¥85,000(税別)
(169: R=14.4m、 129/83/112、 1,692g)
トップ/テールの操作性を向上させ、整地/不整地問わず取り回しが容易になる”オールテレイン・ロッカー2.0”モデル。新開発のXシャーシとロッカースタビライザーにより、身体を大きく傾けなくても確実なエッジグリップと容易な操作性を実現。ワイドなボディーながらオンピステでのターンコントロール性が高く膝下の新雪を滑る楽しさを倍増させる。
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 3.ATOMIC (アトミック)

オーストリアのメーカー ATOMIC (アトミック)
アトミックのロゴアトミック(Atomic Austria GmbH)は、1955年にオーストリアで設立されました。当初はスキー板の専業メーカーでしたが、その後はビンディングやブーツへと、事業を多角化していきました。スキー版では一時、フランスのロシニョールと双璧をなすメーカーとして君臨しましたが、スノーボード市場に押されて、1994年に破産に陥ってしまいました。そこで、アメアスポーツ(Amer Sports Corporation)に買収されて、再建が図られ、現在はサロモンと共に、アメアスポーツ・グループの傘下に納まっています。2013年のスキー生産本数は160万ペアとなり、現在では、世界最大のスキーブランドへと復活を遂げました。
日本を代表するアルペンスキーヤーの皆川賢太郎選手が、ATOMICとスキー用具使用契約を結んでいます。アトミック=アルペンレーサーというイメージですが、2015年2月のワールドカップ・女子フリースタイル種目別(ハーフパイプ)で初優勝した小野塚彩那選手(ソチ銅メダリスト)は、ATOMICで空を舞っていました。
なお、以前にアトミックは、ディナミック(DYNAMIC、日本語読みでダイナミックとも)というブランドの板も販売していましたが、今では見かけられません。

アトミックのスキーカタログから、ライナップ一覧図

アトミックのALPINEスキーでは、デモ系のBLUESTERシリーズと、レース系のREDSTERシリーズが、ラインナップの主流です。この他、ALL MOUNTAIN(NOMAD)、VANTAGE、FREE SKI、WOMEN(CLUD/AFFINITY)、KIDSなどがラインナップされています。

競技スキーで人気が高いアトミックですから、基礎スキーヤーにとっても注目が集まるのは、ブルースターの中でも、レースロッカータイプで、デモ上級者をターゲットにした、DEMO(DOUBLEDECK 3.0搭載)モデルです。しかし正直、一般スキーヤーのレベルでは、とても扱いきれません。そこで、一般スキーヤーでも扱えるアトミックとなると、ブルースターのARCモデルがお勧めです。ARCは、76~73mmのウエスト幅と、オールマウンテンロッカーの組み合わせで、オンピステでもオフピステでも、オールラウンドに滑りを楽しむことができます。また、ARCテクノロジーを搭載したことで、自然な乗り心地で、思い通りのターンを簡単に描くことができるモデルとなっています。

BLUESTER TI ARC
Length: 157・164・171cm   ¥109,000(税別)
(164: R=13.6m、 123.5/76/103.5、 2,000g)
ウエスト幅が76mmになり、さらにオールラウンドで使いやすくなりました。フレックス剛性がアップし、ターン時のフィーリングはそのままに、高速かつ直進時の安定感が向上。
BLUESTER FW ARC
Length: 157・164・171cm   ¥79,000(税別)
(164: R=13.6m、 123.5/76/103.5、 1,970g)
スキー本来の自然なたわみを生み出し、スムーズな動きを引き出します。スピードの変化にも素早く対応し、快適なコントロール性能を発揮します。
BLUESTER FB ARC-L
Length: 149・157・165cm   OPEN PRICE
(157: R=12.4m、 121/73/100、 1,940g)
軽量ながらもターンを最後までしっかりと仕上げてくれます。体力に自信のないスキーヤーでもたわみを感じやすく、快適なスキーを楽しむことができます。

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 4.ROSSIGNOL (ロシニョール)

フランスのメーカー ROSSIGNOL (ロシニョール)
ロシニョールのロゴロシニョール(Skis Rossignol SAS)は、フランスの老舗スキーメーカーです。ロシニョール氏が、フランスで創業して初めてスキー板を作ったのは1907年のことですが、1955年に買収されてから、本格的にスキー分野に注力して、事業を拡大させました。1969年には、フランスのスキーメーカーのDynaster(ディナスター)を買収、1990年代にはスキーブーツのLange(ラング)、ビンディングのLook(ルック)やEmeryを買収し、事業の多角化を進めます。しかし、2005年には、サーフィンやスノーボードのブランドで知られる米国のQUIKSILVERに買収されてそのグループ傘下に入りますが、2008年にはオーストラリアのファンドに、その後はスウェーデンのファンドに転売されてしまいます。ただし、Skis Rossignol SAS社の本拠は、今でもフランスです。
1998年の長野冬季オリンピックのスキージャンプで、金メダルを獲った原田選手と岡部選手が、ロシニョールの板を使っていました。

ロシニョールのスキーカタログから、ライナップ一覧図

ロシニョールのスキーのラインナップは、RACING、DEMO、ALL MOUNTAIN、FREE、WOMEN、JR/KIDSに分かれていて、非常に明解です。
もちろん、我々一般スキーヤーがターゲットとするのは、DEMOモデルです。(ただし、上位モデルはハードルが高いのでご注意を。)

DEMO ALPHA R20 RACING
Length: 157・165cm   ¥135,000(税別)
(165: R=13m、 120/67/103、 g)
ロシニョールのレーシングファクトリーが、日本のハイレベルなデモンストレーターの為に開発した、スーパーパフォーマンスDEMOバージョン。スキー内部のメタルに3本のスリッド入れた新しいテクノロジー「プロップテック」と、アーリーライズの融合が、技術の幅を無限にしてくれる。
DEMO ALPHA SOFT TPX
Length: 162・167・172cm   ¥127,000(税別)
(167: R=13m、 122/68/104、 g)
ロシニョールのレーシングファクトリーが、日本のハイレベルなデモンストレーターの為に開発。メタルの入っているこのモデルにもプロップテックが採用されており、優れたトーションバランス、反発力に加えソフトなTPXプレートで操作性も向上。一般上級スキーヤーが、必ず満足できる一台。
DEMO BETA TPX
Length: 156・161・166・171cm   ¥117,000(税別)
(161: R=12m、 122/68/104、 g)
アルファよりもマイルドな性格のデモ・モデル。アーリーライズ・ロッカー、ラウンドチップを搭載。操作性、安定性、どれをとっても最大級の評価を得るデモ・モデル。
DEMO GAMMA TPX
Length: 156・163・170cm   ¥100,000(税別)
(163: R=15m、 120/72/101、 g)
今期よりアーリーライズを採用したガンマは、ポローニア素材を使うことで軽量でしなやかなスキー操作を可能にしてくれる、上級者にも評価の高いデモ・モデル。
DEMO DELTA XELIUM
Length: 156・163・170cm   ¥80,000(税別)
(163: R=13m、 125/72/105、 g)
マーケット内で最も軽いといわれるビンディングシステム「XELIUM」を採用し、軽量化を追求したデルタは、滑走性も勿論高く、デュアルサンドウィッチ構造でトップとテールはしなやかに、センター部分は安定感を与える、ロシニョール独自のテクノロジーが詰まっている。
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 5.HEAD (ヘッド)

米国のメーカーオーストリアのメーカー HEAD (ヘッド)
ヘッドのロゴヘッド(HEAD)は、1950年に米国で設立されました。当初はスキー板の専業メーカーでしたが、1960年代後半にはテニスラケットの生産も開始しました。1970年に米AMF社が、HEADスキーのほか、オーストリアのビンディングメーカーであるチロリア(Tyrolia)や、イタリアのダイビング用品のマレス(Mares)を傘下に治め、事業を多角化します。その後も、投資家による何回もの合併や転売が繰り返され(1989年には、スキーブーツのSan Marcoも合流)、1998年にHTMの傘下でオーストリアに本拠を置くHEAD NV社が設立され、現在に至ります。
スキーをしない人には、ジョコビッチ選手やシャラポワ選手が使うテニスラケットの方が有名になってしまいましたが、2014年のソチ冬季オリンピックのダウンヒルで金メダルを獲ったマイヤー選手がHEADの板を使っていますし、2015年2月のワールドカップ・スーパーGでは、表彰台をHEADが独占したとのニュースが飛び込んできました。

ヘッドのスキーカタログから、ライナップ一覧図

ヘッドのスキーのラインナップは、Racing、Performance、Allride、Big Mountain、All Country、Park & Pipe、Women、Juniorに分かれていて、非常に明解です。
もちろん、我々一般スキーヤーがターゲットとするのは”Performance”ラインです!、と言いたいところですが、高速のレースロッカー(最上級者・エキスパート向き)モデルになります。一般的には、”Allride”スキーの、Integrale 1000/800/600モデルが、オールライドロッカー(トップロッカー)で扱いやすく、お勧めです。

i.Supershape Rally
Length: 156・163・170・177cm   ¥120,000(税別)
(170: R=13.6m、 131/76/109、 g)
その名が示す通り、このスキーは非の打ちどころのないオールラウンダーです。エキスパート・トップスキーヤー向けのモデルで、少々ワイドボディですがターンのキレがよく、ショートからミドルまで楽しめます。
Integrale 1000
Length: 149・156・163・170・177cm   ¥90,000(税別)
(170: R=13.2m、 127/75/111、 g)
オールライド・ロッカー(トップロッカー)のエキスパート・トップスキーヤー向けモデルで、パフォーマンスを追求するオールラウンダー向きです。急斜面でも、パウダーでもアイスバーンでも、あらゆるスキーヤーにとって操作がしやすく、多目的性が向上しています。
Integrale 800
Length: 149・156・163・170・177cm   ¥76,000(税別)
(163: R=12.2m、 125/71/107、 g)
オールライド・ロッカー(トップロッカー)で、中上級技術を持つ、あるいは学ぶ、中上級者向けのモデルです。また、真のオールラウンダー向けで、気軽にスキーを楽しむのに最適なモデルです。
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 6.Fölkl (フォルクル)

ドイツのメーカー Fölkl (フォルクル)
フォルクルのロゴフォルクル(Volkl Group)は、1923年にドイツで設立されました。当初は、スキーの専業メーカーでしたが、スノーボードやアウターウェア、テニス用具などに事業を拡大していきました。ボリス・ベッカー選手が、フォルクルのテニスラケットを使っていたことで、一躍名を馳せ、後にベッカー氏は、フォルクル・テニス社のオーナーとなっています。
フォルクルは、同じドイツのビンディングメーカーのマーカー(Marker)や、イタリアのブーツメーカーのテクニカと共同で、スキーシステムの開発を行っていましたが、2004年に、フォルクル・スキーとマーカーは、米国のアウトドア用品のマーモット(Marmot)とともに、K2に買収されてしまいました。マーカーは、1952年にドイツで設立された、ビンディングメーカーです。現在のビンディングの基礎となるシステムを開発した、Hannes Marker氏により設立されました。そして上記のとおり、K2は、2007年にJarden Corporationに買収されてしまいましたので、フォルクルもマーカーも、今はジョーダン社の傘下の一ブランドとなっています。
現在、フォルクルの契約選手の中に日本人は見当たりませんが、2012年には皆川賢太郎選手と選手契約をしています(皆川選手は2014年に、以前も契約していたアトミックに再移籍)。

フォルクルのスキーカタログから、ライナップ一覧図

フォルクルのスキーのラインナップは、PLATINUM、RACETIGER WC、RTM、ESSENZA(Ladys)、JUNIOR、V-WERKS、TOUR UNIVERSAL、FREERIDE PLAYFUL、FREERIDE SPORTIVE、FREERIDE ALL MT.、PARK&PIPE、MOGULと、様々に別れています。特にフォルクルは、フリースキー系のラインナップが充実しているようです。

基礎スキーで人気が高いのは、”PLATINUM”シリーズです。ただし、”RTM”(ライド・ザ・マウンテン)シリーズのセンター幅75か73のモデルも、軽量でゲレンデを選ばず、ビギナー向きかもしれません。しかし、敢えてここはやっぱり、”PLATINUM”のモデルをお勧めしておきます(自分が使っているので・・・)。MADE IN GERMANYで培われた経験と技術が凝縮されたシリーズで、上位機種にはマーカー社開発の360度振動吸収システム ”UVO”が搭載されています。PLATINUMには、2015年から7モデルがラインナップされましたが、そのうちティップロッカーの4モデルのみ紹介しておきます。

PLATINUM GD SPEEDWALL
Length: 170・175・180cm   Open Price
(170: R=17.9m、 114/70/96、 g)
フルキャンバーからチップロッカーに形状を変更、ターン導入が非常にスムーズに。パワーアップした芯材マルチレイヤーウッドコアとrMOTION2ビンディングに加え振動吸収システムUVOを搭載。高速安定性が増しグリップ力が更に向上しました。
PLATINUM SD SPEEDWALL
Length: 160・165・170cm   Open Price
(165: R=12.7m、 123/68/104、 g)
デモ志向のスキーヤーに絶大な人気を誇るモデル。俊敏な操作性を持ち、芯材・ビンディング・UVO・ニューサイドカットの相乗効果によりグリップ力、パワー伝達が向上し、更なるキレと走りが期待できます。
PLATINUM SC<
Length: 155・160・165・170cm   Open Price
(159: R=14.0m、 122/72/105、 g)
軽量チップロッカー形状であり、UVO標準装備によりトップ部分の安定感が抜群。素早い操作性とハイレベルなターンが可能。155cmが新サイズとして加わりました。
PLATINUM TRS
Length: 147・153・159・166cm   Open Price
(159: R=13.7m、 120/75/105、 g)
デュアルウッドコア芯材とXTDプログレッシブテクノロジー搭載で、しなやかさの中にもエッジグリップを利かせた滑りが可能。チップロッカー形状が高速でもターン導入を容易にし、後半にエッジで雪面を捉え、きれいなターンに導く。デモ志向の方に限らず、スキーテクニックのレベルアップを目指すスキーヤーに最適。
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 7.K2 (ケーツー)

米国のメーカー K2 (ケーツー)
K2のロゴK2(K2 Corporation)は、1962年に米国で設立されました。その後、数々の買収と転売が行われつつ事業を高角化、社名もK2 Incと変更されました。2007年に、Jarden Corporationに買収され、今ではフォルクルやマーカーと並んで、Jardenグループの傘下の一ブランドになってしまいました。現在、K2 Sportsのブランドで、スキーやスノーボード用品、インラインスケート、自転車、アパレル等が扱われています。
1984年のサラエボ冬期オリンピックのスラロームでは、米国のメイヤー兄弟が、K2の板で金メダルと銀メダルに輝き、その名が世界に轟きました。
Jarden Corporationは、2001年に米国で設立された、消費者向け商品を販売する会社です。設立間もない企業ですが、既に120以上のブランドを持ち、世界的規模の小売流通業者へと、急成長を遂げています。その事業は、アウトドア・ ソリューション、消費ソリューション、ブランド消耗品の、3つのセグメントから構成されています。アウトドア・ ソリューションのブランドには、有名なところでは、野球用品のローリングス、スキー板のK2、フォルクル(Volkl)、ビンディングのマーカー(Marker)、アウトドア用品のコールマン(Coleman)、知る人ぞ知る釣り具のアブ・ガルシア(ABU Garcia)やバークレイ(Berkley)などが、その傘下に加わっています。

K2のスキーカタログから、ライナップ一覧図

K2のラインナップは、カテゴリーとして、プレシジョン・ピステ(グルームバーン)、オールマウンテン、Freeride Stability、Freeride Maneuverability、Freestyle、バックカントリーに、分類されています。

基礎スキーで人気が高いのは、プレシジョン・ピステのスピードロッカーのモデルですが、少々ハードルが高い場合には、オールマウンテン(ALL-TERRAIN ROCKER)の細身のモデル、AMP 76あたりが扱いやすいでしょう。初心者から中級者には、AMP 72もお勧め。

AMP BOLT
Length: 172・179・186cm   ¥115,000(税別)
(179: R=18m、 125/72/99、 g)
SPEED ROCKER モデル。K2スキーの中で最もトーションが強く、ハイスピードに対応。一般エキスパート・上級者から、草レースでも使用されているモデル。硬くパックされた雪の中で、高速で中長径ターンを作るための究極のカービングツール。中~大回りを主体に、ハイスピードでのクルージングを楽しむのに最適の一台です。
AMP CHARGER
Length: 165・172・179・186cm   ¥105,000(税別)
(172: R=16m、 125/74/106、 g)
SPEED ROCKER モデル。リフトの下で完璧なターンを披露するエキスパートスキーヤーが、技術を試しながら、敏捷かつ反応性の高いシャーシに自信を見いだすことができます。BOLTよりはトーション・フレックスともにしなやか。小回り・コブ・整地・中~大回りと、斜面・雪質を選ばないオールラウンドモデル。SAJ2級から乗りこなせる、上級モデル。
AMP VELOCITY
Length: 165・172・179cm   ¥80,000(税別)
(172: R=16m、 121/72/106、 g)
SPEED ROCKER モデル。一日中滑るための、コントロールとエネルギーの完璧なバランスのために、Speed RoXとウッドコア構造を編み込んだ、Triaxial Braid 設計。METALを使用していないので、軽快なレスポンスが魅力。中速~高速で整地やコブを滑るのにピッタリ。CHARGERほどの切れ味はないが、乗りやすく、1日中スキーを楽しむのに最適で、それほどスピードを出さない上級者にも。
AMP 76
Length: 149・163・170・177cm   ¥65,000(税別)
(170: R=15m、 120/76/105、 g)
ALL-TERRAIN ROCKER モデル。AMP76は、AMP76 Tiのメタル抜きモデルで、中スピードでの滑走に適し、小回りの習得にもピッタリです。次の技術レベルへとステップアップするのに必要な、扱いやすさ、コントロール性、レスポンス性を併せ持っています。
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 8.FISCHER (フィッシャー)

オーストリアのメーカー FISCHER (フィッシャー)
フィッシャーのロゴフィッシャー(Fischer Sports GmbH)は、1924年にオーストリアで設立されました。ノルディックスキー、アルペンスキー、アイスホッケー用品などを製造しています。スキー業界は、時代の変化や事業拡大の失敗等により、買収や転売が繰り返された会社が多い中で、フィッシャーは、創業家一族が今でも経営を続けている、世界でも数少ないスキーメーカーのひとつです。日本にはFischer社の支社や支店はなく、スポーツ用品大手のゴールドウィンが、輸入総代理店となっています。
フィッシャーは、日本の競技スキー界では、ノルディックでもアルペンでも、最も人気が高いスキーメーカーのひとつに挙げられます。日本のスキージャンプ界を背負うレジェンド、葛西紀明選手をはじめ、日の丸飛行隊の多くの選手が、フィッシャーの板を使っています。

フィッシャーのスキーカタログから、ライナップ一覧図

特にNOLDICスキーで名を馳せているフィッシャーですが、ALPINEのラインナップも、とても多岐にわたっています。ON-PISTE用として、RACING、RACING JUNIOR、EXPERT、C-LINEが、ON/OFF-PIST用として、ALL MOUNTAINが、そしてOFF-PISTE用として、FREESKI PARK & PIPE、TOUR、FREESKI HIKE & RIDE、FREESKI BIG MOUNTAINシリーズがラインナップされ、さらにWOMEN用とJUNIOR用のラインナップも有ります。

基礎スキーで人気が高いのは、”EXPERT”シリーズですが、RC PROモデルを頂点とするRCラインの上位機種は、一般スキーヤーにはちょっとハードルが高すぎます。ここでは、RCラインのうちオンピステ・ロッカーの2機種と、2015年にデザインが一新された「プログレッサー」シリーズをお勧めしておきます。

RC4 SUPERIOR RC POWERRAIL
Length: 160・165・170・175・180cm   ¥103,000(税別)
(170: R=17m、 114/69/98、 2,040g)
中上級者ロング~ミドルタイプ。中級者・シニア・学生向き。オンピステロッカーで操作性アップ。と、カタログには中級者やシニア向きと書かれていますが、あくまでレーサー志向の範疇ですので、くれぐれも軽んずべからずで・・・。
RC4 SUPERIOR SC POWERRAIL
Length: 150・155・160・165・170cm   ¥103,000(税別)
(165: R=14m、 120/67/100、 1,935g)
中上級者ショート~ミドルタイプ。中級者・シニア・学生向き。オンピステロッカーで操作性アップ。と、カタログには中級者やシニア向きと書かれていますが、あくまでレーサー志向の範疇ですので、くれぐれも軽んずべからずで・・・。
PROGRESSOR 900 BLACK RACETRACK
Length: 160・165・170・175・180cm   ¥106,000(税別)
(170: R=13-17m、 121/75/104、 2,135g)
デュアルラディウスの中級者オールラウンド用。万能性とバランスに優れた人気機種。と、カタログには中級者向きと書かれていますが、一般スキーやには、スペック的にも十分上級者用途だと思います。技術向上を目指す中級者にも、最適かもしれません。
PROGRESSOR 800 BLACK
Length: 150・155・160・165・170・175cm   ¥92,000(税別)
(165: R=12-15m、 122/74/103、 1,930g)
デュアルラディウスのショート&ミドルターン用。中級者・シニア・学生向き。オンピステロッカーで操作性向上。と、カタログには中級者・シニア向きと書かれていますが、一般スキーやには、スペック的にも十分上級者用途だと思います。技術向上を目指す中級者にも、最適かもしれません。
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 9.その他のメーカー・ブランド

スロベニアのメーカー elan (エラン)
エランのロゴエラン(elan)は、1948年にスロベニアで設立されました。スキーやスノーボードのブランドとして知られていますが、他にもヨットやスポーツ用具、アパレルなども生産している、スポーツ用品の総合メーカーです。中央ヨーロッパの、人口が206万人しかない国、スロベニアの会社ですが、エラン・グループの製品は、世界中の46カ国で代理店を通じて販売されています。フィッシャーと同じく、浮き沈みの激しいスキー業界において、大手資本に買収されずに自立経営を続けている数少ない一社ですが、2013年には、エラン・オーストリアの子会社が破産して、大きな打撃を受けました。
1970年代にアルペンスキー・ワールドカップで3連覇を成し遂げ、「史上最強の天才スラローマー」と呼ばれた、スウェーデンのステンマルク選手が、現役の間ずっとエランの板を使い続けたことで、世界に広く知られるようになりました。最近では、ジャンプの若きエース・高梨沙羅選手が、エランの板で活躍しています。

オーストリアのメーカー BLIZZARD (ブリザード)
ブリザードのロゴブリザード(Blizzard Sport GmbH)は、オーストリアで1945年に設立されました。その後、オーストリアのスキー界を背負って立つ存在にまで成長し、1996年には世界で最初にカービングスキーを製品化しました。しかし2006年に、テクニカグループ傘下のノルディカSPAに買収され、現在はノルディカやブリザード等と並んで、テクニカグループの傘下にあります。ただし、ブリザード社の本部は、今でもオーストリアです。
テクニカ(Tecnica Group S.p.A.)は、イタリアで1960年に創業した、スキーブーツの老舗メーカーです。1985年にはアウトドアブーツも展開、その後は事業の多角化を図り、1989年にスポーツアパレルのブランド・Think Pinkを買収したのを皮切りに、スキーブーツのドロミテ(DOLOMITE)やノルディカ(NORDICA)、スキー板のブリザード(BLIZZARD)、インラインスケートのローラーブレード(ROLLERBLADE)といった会社を次々に傘下におさめ、今では世界最大のスキーブーツメーカーに成長しました。
なお、スキー板メーカーのケスレー(Kastle)や、スキーブーツのノルディカは、一時イタリア最大の衣料品会社のベネトンに買収されていましたが、2003年にベネトンからテクニカグループに売却されました。

フランスのメーカー DYNASTAR (ディナスター)
ディナスターのロゴディナスター(DYNASTAR、日本語読みでダイナスターとも)は、1963年にフランスで設立されました。1969年に、ロシニョールに買収されてしまい、今ではSkis Rossignol社の、一ブランドになっています。
1990年代から2000年代に活躍し、オリンピックと世界選手権で合わせて20個ものメダルを獲得したアンドレ・オモット選手や、1994年のリレハンメル冬期オリンピックで金メダルを獲ったトミー・モー選手などが、ディナスターの板を使っていました。

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原本作成日: 2015年2月17日; 更新日: 2015年9月6日;
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