当たり屋につけとは、自分であれやこれや思い悩むよりは、いっそうのこと、予想が当たり儲かっている人に便乗して、同じように売買した方がよいとする考え方。
「当たり屋にチョウチン」とも言います。
日常生活でも、うまくいくときはふしぎに続けてうまくいくいものです。マグレかもしれませんが、そういうケースが、株式投資でも大いにあります。売っても買っても連戦連勝という“当たり屋”が知り合いにいたら、一度その人を真似て売買してみてはいかがでしょうか。
この正反対の格言に、「曲がり屋に向かえ」 という訓があります。
“曲がり屋”とは,徹底してツイていない、やることなすことがハズレて貧乏くじばかり引いているような人のことです。曲がり屋に向かえとは、つまり損ばかりしている人の反対の売買をすれば儲けられるという格言です。
現実的には、当たり屋につくよりも曲がり屋に向かう方が成功率は高いと言われています。
また他にも似たような格言に、「当たり屋に向かえ」(相場で当たり(勝ち)続けている人間もいつかは外れる時が来る、つまり当たり屋と言えども百発百中というわけにはいかない) とか、
「当たり屋といわれたころから曲がり出し」(当たり屋もずっと当て続けることは難しい、いずれは失敗するのが相場の常であるから一途に信じていてはダメ) という訓もあります。参考にしてください。