「天下第一の桜」と名高い高遠城址公園へ、首都圏から日帰りで、小彼岸桜の花見に行ってきました。
2007年(平成19年)、桜前線は暖冬のせいで全国的に例年より早く北上し、高遠城址公園のコヒガンザクラ(小彼岸桜)も、4月5日(木曜)には開花。約一週間後の13日(金曜)に満開を迎え、私たちが訪れた16日(月曜)は、既に散り始めの状況でした。
去年の満開日は、これより一週間も遅い20日だったので、高遠に出かけようという人は、できるだけ小まめに伊那市観光協会の開花情報をチェックして出かけた方がいいですね。
とは言え、高遠城址公園の南側の対岸に望むことができる「勝間のしだれ桜」は、16日にちょうど見頃を迎えていましたし、小彼岸桜が散ると、城址近くの「花の丘公園(桜見本園)」の八重桜が、逆に見頃を迎えるとのことです。
満開の時期は人出も多く、道は渋滞するし園内は混雑するしで、静かに花を愛でることができる、咲き始めや散り始めの時期の桜もいいものです。また雨の日の桜も、また趣が違うでしょうから、あまり日取にこだわりすぎず、ゆとりをもって出かける方が、気分よく行楽を楽しむことができていいですね!。
花見の日程選びですが、高遠は電車では不便だし道は一本道で道路渋滞がひどいという話を聞いていたため、あえて満開予定日の週末は避けて月曜日を選択しました。ただし、天気によっては火曜日にずらす可能性も残しつつ。。。
しかし前の週の週間天気予報では、満開の週末(金曜から日曜にかけて)は行楽日和が続くものの、月曜と火曜は前線の通過で荒れ模様、月曜の降水確率は80%にも。日々いらいらしながら週間天気予報をチェックし続けると、ようやく日曜の朝の時点で月曜の雨は昼過ぎからとの天気予報が出て、月曜の催行を決定しました。
こうした天気予報のせいか、土曜と日曜はそれぞれ3万人もの人出で大変な混雑だったようですが、月曜日はとても空いていて、むしろ拍子抜けしてしまいました。途中の渋滞も全くなく、さいたま市の自宅を出てから高遠まで道はガラガラ。8時過ぎには高遠城址公園に着きましたが、だいぶ手前で停められるのかと思いきや、誘導されるがまに城址公園まで登りきり、公園まで徒歩1分という一番近くにある北ゲート脇の駐車場に入ることができました(駐車料金は700円)。
さてさて、朝3時半起きで全行程600kmの運転は、さすがにちとくたびれました。。。
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