発売から3年経っても機能優位の秀逸デジカメ?
我が家の初代デジカメはサンヨー(SANYO)の「DSC-SX550」、軽くて起動が早くてと小回りの利く一台でしたが、さすがに時代の波には勝てず、2003年秋に二代目となるフジフイルム(FUJIFILM)の「FinPix F700」を購入しました。
当時としては「スーパーCCDハニカム4 SR」搭載で高画質(高画素)、一見大きそうですが意外に小ぶり軽く、それでいて手に馴染み持ちやすい、といった点が気に入っての選択でしたが、半年サイクルで新製品が登場するデジカメ市場において未だなお、これが結構評判がいいのに驚かされます。
価格.comのクチコミでも、「現役で使っているよ」どころか「最新機種にも負けない画質」といった声まで。買ってから3年、未だに現役で衰えをみせないデジカメっていうのも珍しいと思うし、一方で新製品は頻繁に出てくるのに実はあまり進歩していなくて、メーカーに踊らされてしまっているんだな~と思ってしまう今日この頃です。
とは言え、最近のデジカメが搭載している”水中モード”はとっても欲しい!。もしFUJIから1万画素・広角対応で手ごろなデジカメが今年あたり登場してきたら、そろそろ浮気してしまうかも。。。
未だに性能的には見劣りを見せないF700ですが、さすがに記録メディアの容量が不足ぎみで、安くなってきたことだし大容量のxD-ピクチャーカードを買いたいと思ったのですが、これが残念なことに最近の「TypeM」とか「TypeH」のxD-ピクチャーカードには対応していません。
しかたなく古いタイプのカードを探してみたのですが、これが今では生産されていないようで在庫がほとんどなく、残っている小容量のものでも価格が異常に高い。で、半ばあきらめかけていたとき、ネット上の書き込みで「ピクトブリッジに対応すればTypeMのカードが使えるようになる」ということを知りました。
富士フイルムから2003年12月に「FinePix F700 PictBridge(ピクトブリッジ)機能対応サービスのお知らせ」というニュースリリースが出ています。
個人的には全く必要ないと無視していたのですが、これがなんと3年も経って、ようやく必須だということを知りました。しかしこのニュースリリースを読んでも、このバージョンアップをすれば「TypeMのxDカードが使えるようになる」とは何処にも書かれていません。
何か怪しい情報だな~と疑いつつも、浜松町にある東京サービスステーションまで出かけて行き「FinePix特急修理30分」に持ち込んでみると、受付の女の子が事も無げに「これでTypeMのxDピクチャカードが何メガでも使えますよ」とのこと・・・。
今までのあきらめは一体何だったんだ。フジフィルムさん、ニュースリリースはちゃんとユーザに届くように公表してよ。<`ヘ´>