自分に合うゴルフクラブを探すのは難しいもの。何を基準にすべきか?ステップアップを目指す初心者から中上級ゴルファーのために。
※ 2022年秋冬の新製品の情報を掲載しました。(2022/12/1)
※ 2020年以前に発売のモデルは、「アイアンを比較(旧モデル)」のページに移動しました。
一口にアイアンと言っても、ごまんと種類があって、とても紹介しきれません。いったい、どれだけのアイアンが、現在売られているのでしょう?。GDOゴルフショップに掲載されているアイアンセットの数だけで、328種類もあります!(2021/4/29現在)。メーカー(ブランド)だって、ダンロップ、タイトリスト、ミズノ、キャロウェイ、フォーティーン、テーラーメイド、ピン、etc、とても調べ切れません…(汗)。
そこで、ここでは、私が買うならこのアイアンというの中から、勝手に絞らせてもらいました。ちなみに、私は40歳からゴルフを始めて15年ほど、平均スコアはというと、最近は90台です。一時は80台半ばまで伸びた時期もありますが、ここ数年はコースに殆ど出れずに、急速に下降ぎみ…(泣)。身長・体重は、歳相応の日本人にありがちな、メタボ気味の平均的な体形で、ドライバーのヘッドスピードは40~42m/s位と、飛距離も平均レベル、週1練習・月1ラウンドを目指す、いわゆる典型的な「アベレージ・ゴルファー」とご承知おきください(笑)。
自分がターゲットとするアイアンは、二つの種類に分類できます。一つ目は、ちょっとだけアスリート向けで打感がいい、「やさしいフォージド(鍛造)アイアン」。二つ目が、アベレージ向けの、「簡単だけど操作性も高いキャスト(鋳造)アイアン」です。
まず、「フォージド(鍛造)アイアン」とは、アイアンのヘッドの部分が主に、「軟鉄」(なんてつ)と呼ばれる素材を用いて、「鍛造」(たんぞう)という製造方法で作られたアイアンのことです。大量生産には向かない素材と製法なので、どうしても製品価格は高くなりがち。また、複雑な形状には作り難いので、鋳造の様に複合素材を組み合わせて飛びを追求したり、形を細工してやさしさを追求することにも向きません。したがって、どうしても上級者向けのモデルが中心になります。ただし、軟鉄素材のアイアンは、ステンレスなど他の素材のアイアンに比べて、打感がとても心地よいのが特徴です。芯を食ったときの音と手応えは、一度味わうと病みつきになりますよ(笑)。その代わり、お助け度は低いので、ミスヒットした時には、ひどいしっぺ返しを食うことも…(汗)。つまり、ナイスショットかミスショットか、自分で打った瞬間に分かりやすいですし、上手になれば飛距離が安定化するので、向上心の高い人にはうってつけのクラブとも言えます!。
とはいえ、ここではアベレージゴルファーが手にするアイアンがターゲット。プロが使う様な「マッスルバック」の形状ではなく、初中級者でも扱いやすい「キャビティバック」のやさしい形状で、時にはタングステンなどが埋め込まれたハイブリッド構造等により、ドライバーのヘッドスピードが40そこそこでも球が上がりやすくなっている、中上級者をターゲットにした、ややお助け感のあるフォージド・アイアンから選ぶことにします!(笑)。
一方、「キャスト(鋳造)アイアン」とは、最近では一般的にステンレス素材をメインに、マレージングやタングステンといった新素材を複合させて用い、「鋳造」(ちゅうぞう)という製造方法で作られたアイアンのことです。大量生産に向く製法なので、クラブは比較的安価。それなのに、形状や素材を工夫することで、飛距離を大きく伸ばしたり、スイートエリアを広げミスヒットにも強い、やさしいアイアンを開発・販売することができます。
しかし、やさしさを追求し過ぎると、ヘッドは巨大化、低重心・深重心化のためにソール幅は広く、トップブレードは厚く、グースネックが強くなります…。そんなアイアンは、構えた時に気持ち悪く、見た目的にもカッコよくありません(汗)。時にゴルファーは、カッコよさも大事(笑)。また、スウィートスポットのエリア(スィートエリア)が広くなることで、ミスショットは減りますが、操作性は低くなります。ボールコントロールを目指す中級者以上になったら、クラブが勝手に仕事をしてくれるような、お助け度の高いオートマチック・アイアンは、ボールを曲げたいと思った時に不便さが生じてしまいます。そこで、ここでは、やさしさと操作性の両方を兼ね備えた、中上級者向けの鋳造アイアンをターゲットにしたいと思います。
いろいろ勝手なことを書きましたが、結局正直なところ、見た目、カッコよさが一番の選択ポイントだったりします(笑)。個人的には、スッキリとした、控え目なデザインが好みです!。ちなみに、いま私が使っているアイアンは、グローブライド(旧 ダイワ精工)の「ONOFF IRON PLUS(2007年モデル)」です。
『釈迦に説法』とは思いますが、初心者の方向けに、アイアンのスペックの見方を、簡単に説明しておきます。
シャフトの中心線と、リーディングエッジ(ヘッドの歯の部分)とのズレ幅を示す値が、「フェースプログレッション」(Face Progression;FP)」です。
多くのアイアンは、シャフトの軸より、ヘッドの歯のラインが、前に出ています。FP値は、この出っ張っているズレの幅を、プラス何ミリと表示します。FPの値が小さいほど、ヘッドのリーディングエッジは、シャフト(ホーゼル部)の外側(前側)のラインより後ろに下がっていることになり、この形を「グースネック」と言います。また、その下がり具合を「オフセット」と言い、オフセット量で、グースネックの度合いを示す場合もあります。
FP値が小さいほど(=オフセット量が大きいほど)、グースネックの度合いが強くなり、ヘッドが遅れても返りやすいので、“ボールをつかまえやすい”、“つかまりが良い”クラブとなります。
逆に、プロや上級者は、タイミングが合わずにフックボールが出てしまうので、FP値が大きい(=オフセット量が少ない)、「ストレートネック」のクラブを使用します。さらに、プロや上級者では、リーディングエッジがホーゼルの外側(前側)より更に前に出ている、“出っ歯”のウエッジを使っている場合もあります。
「ライ角」は、クラブヘッドのソール部分を地面に付けた時の、シャフトと地面の間の角度のことです。
一般的に、身長が高い人は、手(グリップ)の位置が、背の低い人より高い位置になるので、ライ角が大きい(=アップライトな)クラブが合います。そのため、相対的にUS仕様のクラブの方が、アップライトである場合が多いです。しかし、身長だけでなく、腕の長さや、その人のスイングによっても、適切なライ角は異なります。また、アドレスした際にソールが水平だと、大抵の人はクラブを振った際に、グリップの位置は高い所に戻ってきてしまうので、トゥ側が下に下がった状態で、ボールにヒットすることになってしまいます。したがって、自分に合ったライ角を知るには、ゴルフショップなどで計測サービスを受ける必要があります。
もし、手の位置が同じとした場合、ライ角がアップライトなクラブほど、トゥ側が浮いた状態になり、ボールが捕まりやすく、ドロー回転がかかりやすくなります。初心者でスライスがヒドイ場合には、よりアップライトなアイアンの方が、やさしく感じられます。
逆にフッカーの人が、アップライトなクラブを使うと、引っ掛けてしまうので、ライ角の小さい(=フラットな)クラブを選ぶ必要があります。
「重心高さ」は、ヘッドの重心からフェース面に垂直に引いた線から、リーディングエッジまでの距離です。重心高さが小さいほど、「低重心」のクラブとなります。
一般的に、素人のゴルファーの場合(払い打ちの人)は、アイアンは低重心の方が、スウィートスポットでボールをヒットしやすいので、ボールが上がりやすく、やさしく感じられるはずです。ただし、プロの様に、打ち込むタイプのスイング(ダウンブロー)で、ボールの前のターフを取れるような上級者が、低重心のアイアンを使うと、ボールにスピンがかかりすぎて、噴き上がってしまいます。そのため、プロは逆に、「高重心」のアイアンを使っています。
「重心深度」は、ヘッドの重心からフェース面までの垂直距離のことです。一般的に、重心深度が深くなると、インパクト時にフェースが上を向く力が強く働き、ボールは上がりやすく、そしてボールを捕まえやすくなります。当然ながら、ヘッドが大きく、ソール幅が広いアイアンの方が、一般的に重心深度は深くなるので、素人にもやさしいアイアンとなります。
「重心距離」は、ヘッドの重心から、シャフトの中心線までの距離です。重心距離が長くなるほど、クラブの慣性モーメント(ヘッドを返すのに必要な力)が大きくなるため、ボールの捕まりが悪くなります。逆に、重心距離が短いほど、クラブの慣性モーメントは小さくなり、ヘッドが返りやすく、ボールは捕まりやすくなります。
じゃぁ、素人は重心距離が短い方がいいのか?と言うと、そうでは無いのが、クラブ選びの難しいところ…。重心距離は、ヘッドの大きさに大きく左右されるためです。重心距離が短い、小さなヘッドより、重心距離が長くても、大きなヘッドの方が、素人にはやさしいのが、自明の理です。また、ヘッドの返しやすさ(=ボールの捕まえやすさ)は、重心距離や慣性モーメントだけでなく、重心角やライ角にも影響されるので、重心距離の大小だけで一概には判断できません。ただし、クラブを新調する際には、今までのクラブと重心距離が近いクラブを選んだ方が、タイミングは取りやすいはずです(もちろん、タイミングが合わずにクラブを変える場合は別です・・・)。
フォージド(鍛造)アイアンで使われている「軟鉄」は、高価で、錆びやすくて重く、柔らかいので傷がつきやすいといった欠点(デメリット)がありますが、その代り、打感は柔らかく、ロフトやライ角を自分に合わせて調整できるというメリットがあります。とは言え、私は同じフォージドアイアンをもう十数年間も使っていますが、時々ちゃんと手入れすれば、錆びなど全くなく、今でもピカピカしています。ただし、傷は多いですが…(汗)。また、ライ角などは調整したことは、一度もありません。クラブをイジリすぎると、自分のスウィングを見失いそうで怖いので、むしろ自分のスウィングをクラブに合わせるよう、練習します!(笑)。
一方、鋳造のアイアンでは、「ステンレス」や「チタン+タングステン」、「マレージング」などの素材が使われています。比較的安価で扱いやすく、高硬度で飛距離も出やすいですが、逆に、打感は堅い感じがして、ボールを打った時の音は甲高く感じられます。
アイアンのシャフトには、大きく分けて、「カーボンシャフト」と、「スチールシャフト」の2種類があります。ただし、軌道が安定しやすいスチールシャフトはクラブが重くなりがちなので、ビギナー向けに「軽量スチールシャフト」が装着されているのが一般的です。なお、アスリート向けや上級者向けのクラブになると、重いスチールシャフトのモデルもラインナップに加わります。
ゴルフクラブは、軽すぎるとスイングが不安定になりがちなので、『振り切れる範囲で重めのクラブ』を選ぶのが良いと言われています。なので、男性向けで一番の売れ筋のアイアンは、ほとんどが軽量スチールシャフトのクラブです。一般的にスチールシャフトの方が、カーボンシャフトと比べて安価なのも、売れる要因のひとつです。ただし、シニア世代になってくると、ゴルフ当日は最終ラウンドまでクラブが振れたとしても、翌日になって手首や腰が痛くなったりしがち…(汗)。体力に不安がある方や、運動経験が殆ど無いという方、非力な女性は、カーボンシャフトを選ぶと良いでしょう!。逆に、ガタイが良すぎて力が有り余っているようなアスリートタイプの方や、学生時代に野球をやっていた人は、ヘッドスピードが速くて、カーボンや軽量スチールではシャフトが暴れてしまうので、重いスチールシャフトを選びましょう!(笑)。
ただし、一概にカーボンシャフト、スチールシャフトと言っても、その重量や硬さは様々。アイアンのカーボンシャフトに関しては、大抵は商品ごとに一種類のみしか選択肢がなく、後は硬さだけ選べばいいので悩みは少ないのですが、スチールシャフトに関しては、商品ごとに複数のシャフトから選べる事が多いので、悩みどころです…(汗)。ここでは、日本で売られているアイアンで一般的に最も多く採用されている、代表的なスチールシャフトの重量を比較しておきましょう。昔なら、軽量スチールなら「NSプロ 950GH」、重量スチールなら「DG」(ダイナミック・ゴールド)と相場がほぼ決まっていたのですが、最近はいろんなシャフトが多くあって迷います…。その上、アイアンだけでなく、ウッド(ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティ)との重量フローも考慮する必要があるので、分からない場合は、ゴルフショップの店員さんに相談しましょう!。
フレックス | 重量 g | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
R | 94.5 | 1.9 | 中 |
SR | 97.0 | 1.8 | 中 |
S | 98.0 | 1.7 | 中 |
X | 104.0 | 1.6 | 中 |
フレックス | 重量 g | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
R | 103 | 1.9 | 元 |
S | 106.5 | 1.7 | 元 |
X | 112 | 1.6 | 元 |
フレックス | 重量 g | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
R300 | 116 | - | 元 |
S200 | 118 | - | 元 |
X100 | 120 | - | 元 |
(重量は、カット前の重量) |
なお、シャフトの硬さ(フレックス)には、カーボンの場合、一般的に L(レディース)から始まり、A(アベレージ)、R(レギュラー)、SR(スティッフレギュラー)、S(スティッフ)、X(エキストラ) の、5~6種類があります。スチールだと、3~4種類くらい。さらにメーカーによっては、Rより軟らかいR2とか、Xの上にXX(ダブルエックス)、XXX(トリプルエックス)を設定している場合もあります。ただし、メーカーやブランドによって、統一した基準があるわけでは無いので、同じSでも、クラブによっては他社のSRより軟らかかったり、X並みに硬かったりしますので、実際に自分で打って確かめる必要があります!。
自分に合う硬さ(フレックス)を選ぶ際の、ひとつの目安としては、一般的な女性なら「L」、力のある女性なら「A」、一般的な男性なら「SR」、力がある男性なら「S」、ちょっと衰え気味なら「R」と言われていますが、ヘッドスピードだけでなく、その人のスイングテンポによっても変わってくるので、一概には決められません。ちなみに、小柄で華奢な日本の女子プロでも、ハードヒッターのマッチョな男性が使う「X」を使っている選手がいたりするので、ビックリします…(汗)。なので、いくら店員に『あなたには”SR”が合います』と言われたところで、『男たるもの、”S”以上を使わなくちゃ、恥ずかしくてゴルフなんか出来るか!』と思うのは、私だけじゃないはずです(笑)。
2022年も続々と、ニューモデルが登場していますよ。一方で、価格が値ごろになった旧モデルも売れてます!。今時のアイアン・セットの売れ筋ランキングや、人気ランキングをチェックしておきましょう。ネットショップで最もよく売れているアイアン(セット)は何か、調べてみました。
GDO 売れ筋人気ランキング
(集計日:2022年11月21日~11月27日)
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シャープなフォルムに、操作性、寛容性、フィーリングすべてを兼ね備えた ZX5 Mk II アイアン。セミストロングロフトで、トップレベルの飛距離性能が自慢。少し厚めのトップブレードと大きめのヘッドサイズが安心感をもたらし、すっきりとした顔つきでやさしく狙える。
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優れた「飛距離」「寛容性」「フィーリング」を兼ね備えたステルスアイアン。高弾道でやさしいアイアンにして、フォージドアイアンのような打感が自慢。SIM2 MAX の後継モデルだが、テーラーメイドにしてはバックフェースのデザインがスッキリして好印象。
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7番のロフト角が26度という超ストロングロフト設定。一方ブッ飛び系アイアンにしては、さほどヘッドは大きくなく、トップブレードも薄めでシャープな雰囲気。バックフェースのデザインもすっきりしていてカッコいい。中空のヘッド内にはキャロウェイのハイテク要素がぎっしり。
前作(G410)に比べブラック基調の新バッジデザインが洗練され、バックフェース部もカッコよくなった。ヘッドは大きいが、それほどグースは強くなく、トップブレードも厚く見えないのでスッキリしている。試打するととにかく簡単で直進性が高く、スコアアップに繋がりそうな雰囲気。
さて、いよいよ本題の、『おすすめのアイアンはどれ?』ですが、正直なところ、答えが書けません…(汗)。というか、正解は無いと思います。よく、『おすすめのアイアン10選!』みたいなページは見掛けます。『どこそこの今年の何アイアンは、去年のモデルに比べて優しくなった。よく飛ぶ!』とか、『新発売された何アイアンを試打したら、思いのほか簡単に球が上がった!』という個別の感想は言うことは出来ますが、じゃぁ、『他のブランドのこのアイアンと比べて、私にはどっちのアイアンが合っているか?』と聞かれても、個別に試打計測でもしない限り、万人向けの答えなど言えるはずがありません!。もちろん、技術レベルが違うマッスルバックとキャビティのクラブを比較したり、自分の好き嫌いで答えるなら、話は別ですが…(笑)。
結局のところ、どのアマチュアゴルファーも、試打してみて、おおよそ自分の技量に合う商品群の中から、在庫の有り無しや、価格、値下がり率(=お買い得感)、ブランドイメージ、デザインの好き嫌いといった、とてもアバウトな決め方、選び方をしていると思います。
なので、ここでは、ほぼ決まってきているであろう、貴方の抱いている選択肢の中から、最後に背中を推してあげられる為に、私の抱いている勝手なブランドイメージを書いてみることにしました!(笑)。あくまで私見(個人的な感想)なので、他の人とは全く違うかもしれません。その点、何卒ご留意、ご容赦ください m(__)m。
タイトリスト(Titleist)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
多くのゴルフメーカーは、初心者から上級者まで多くのプレーヤーに向けた様々な種類のクラブをラインナップしていますが、タイトリストだけは、中上級者向けのクラブしか作っていません!。数々のツアープロ(国内男子・女子)と契約し、彼らの意見を集約した限られた最高品質のクラブだけを商品化しています。その数、なんと 1,084人(2021/4現在)。だからこそ、上級者からは高い信頼が寄せられています。したがって、ビギナーにおすすめできるタイトリストのクラブは有りません…(汗)。タイトリストのクラブを持っているだけで、『きっとこの人は上手いだろうな!』と思ってしまいます。逆に、タイトリストを使っていてヘタだったら、二度見されること間違いなし(笑)。
とは言え、ある程度上手になり、更なる高みを目指して日々熱心に精進できるゴルファーなら、決してタイトリストが使いこなせない分けではありません!。タイトリストにも、ある程度はミスに寛容なクラブがラインナップされています。やる気のある若いゴルファー諸君、ぜひチャレンジを!。
タイトリスト(TITLEIST) T300 アイアンセット 5本(6I?9I、P)N.S. PRO105T 2021 (メンズ) 価格:80,850円 |
タイトリスト ゴルフ アイアンセット T100S NS PRO 105T 5本 2021年モデル メンズ Titleist 価格:99,000円 |
スリクソン(Srixon)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
スリクソンは、住友ゴム工業(ダンロップ)が世界展開するブランドのひとつで、国内向けゼクシオとは兄弟ブランドになります。ゼクシオに比べれば、確かにスリクソンの方がアスリートタイプですが、他にもアスリート向けクラブを出しているメーカーは沢山有ります。特に海外メーカーのクラブは、日本メーカーよりハードです!。それなのに、なぜスリクソンかって?。それは、今を時めく 松山英樹 が使っているから!(笑)。2021年4月11日(現地時間)、アメリカ・ジョージア州の「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で最終ラウンドが行われた、男子海外メジャーの2021年第1戦『マスターズ・トーナメント』で、松山英樹が大会初優勝を成し遂げました。男子海外メジャー制覇は、もちろん日本人として初、アジア人の男子としても初となる快挙です!。翌日には、松山が使っていたゴルフボール「NEW スリクソン Z-STAR XV」の在庫が、ダンロップの倉庫から全部消えたとか…。
ゼクシオ(XXIO)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
ゼクシオは、住友ゴム工業(ダンロップ)が主に国内で展開するブランドのひとつで、世界に向けたスリクソンとは兄弟ブランドになります。日本のゴルフブランドの中で、トップに君臨するとい言っても過言ではないほど、知名度と信頼性の安定感はピカイチ!。その代わり、使っている人も多いので、他人と被る率は圧倒的に高いです…(汗)。それでも、まぁトヨタ車なら、それもクラウンなら、ゼクシオなら間違いないだろうという気持ちで選べるなら、買って後悔する確率は少ないはずです(笑)。
ただし、会社の上司にゴルフに誘われがちな新入社員の諸君や、得意先の社長さんとの接待ゴルフが多い営業マンの方には、あまりオススメ出来ません。なぜなら、会社のお偉いさんや、得意先の社長さんの、ゼクシオ所持率が異常に高いから!。せっかく誘ってやった若造が、自分と同じブランドの最新モデルを持っていたら、いい気分はしませんよねぇ?…(汗)。
ダンロップ ゼクシオ 12 アイアン(ネイビーカラー)5本セット(#6~9、PW) ゼクシオ MP1200 カーボンシャフト[DUNLOP トゥエルブ XXIO 12] 価格:93,500円 |
ダンロップ ゼクシオ エックス アイアン 5本セット(#6~9、PW)N.S.PRO 950GH neo DST スチールシャフト 2021年モデル[DUNLOP XXIO X-EKS-] 価格:78,540円 |
ブリヂストン(Bridgestone)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
ブリヂストンは、ダンロップと並び称させる国内のゴルフブランドの二大巨頭ですが、タイヤに限ってみれば、圧倒的にブリヂストンの方が規模が大きく、世界でも第1位or2位のシェアを誇っています!。
ブリヂストンがゴルフ市場に参入したのは、1972年のスポルディング設立時。1974年には尾崎将司と契約し、ゴルフボール「ジャンボ」を発売します。2003年には、当時アマチュアで大活躍の宮里藍と契約し、世界初のウレタン3ピースボール「スーパーニューイング」を発売しました。私も長いこと、Super Newing を愛用していましたよ(笑)。尾崎が愛用した「TOURSTAGE」や、藍ちゃんが使用しCMに出ていた「V-iQ」ブランドが懐かしいゴルファーも多いはず!。最近は、アスリート向けの「TOUR B」と、シニア向けの「PHYZ」ブランドを展開しています。
ブリヂストンゴルフ(BRIDGESTONE GOLF) 213HF アイアンセット 5本(6~9、PW)N.S.PRO 850GH neo 価格:88,000円 |
ブリヂストン 222CB+ NS-PRO モーダス3 TOUR105 アイアン 6本セット(#5~9/PW) 価格:100,320円 |
テーラーメイド(TaylorMade)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
テーラーメイドは、世界で初めてメタルウッドを発明したゲーリー・アダムスが1979年に創業した、米国のゴルフメーカーです。1997年~2017年には、アディダス(Adidas)の傘下にありました。潤沢な開発予算を武器に、ロフト角やライ角、フェース角、重心位置などを自由に簡単に変えられる、いわゆる「カチャカチャ」ドライバーを世に送り出し、毎年最新デザインのゴルフクラブを、ボリュームゾーンに大量に投入してくる、まるでネット社会における巨大IT企業みたいな存在です…。そのため、ある程度は批判の声も少なからず聞こえてきますが、商品開発力や、性能的なコストパフォーマンスで他社と比較すれば、正直脱帽せざるを得ないのではないでしょうか?。かく言うコスパ重視の私も、ウッドは昔はナイキ、今はテーラーメイドを愛用しています!(笑)。
テーラーメイド 2021 P790 NS-PRO モーダス3 TOUR105 アイアン(6本セット). 価格:145,200円 |
TaylorMade(テーラーメイド) STEALTH(ステルス) アイアン 2022モデル KBS MAX MT85スチールシャフト 5本セット(I#6~9、PW) 価格:88,000円 |
キャロウェイ(Callaway)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
キャロウェイは、米国カリフォルニア州パームスプリングス(世界的にも有名なゴルフリゾート地)で、1982年に創業しました。1988年には、貫通ホーゼル(S2H2)と呼ばれる独創的なアイアンのクラブヘッドを世に送り出し、プロゴルファーから絶大な支持を受け、1992年にはゴルフメーカーとして世界で初めてニューヨーク証券取引所に上場を果たします。1997年には、人気No.1のパターメーカー「オデッセイ」を買収し、傘下に収めました。
契約選手には、フィル・ミケルソンやアニカ・ソレンスタム、石川遼、上田桃子などが名を連ねます。ゴルフクラブだけでなく、キャロウェイのゴルフウェアのデザインも、何となくオシャレに見えてしまうのは、私だけでしょうか?。実際、キャロウェイの世界における地域別売上では、日本は米国に次いで同社の2割以上ものシェアを占めているとか…。世界的に見ても、日本人は殊の外、キャロウェイが大好きみたいです!(笑)。
キャロウェイ 2021 X-FORGED STAR NS-PRO モーダス3 TOUR105 アイアン(6本セット) 価格:126,720円 |
キャロウェイ ローグ ROGUE ST MAX IRONS ゴルフ アイアンセット VENTUS 5 5本 2022年 価格:105,600円 |
コブラ(Cobra)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
コブラゴルフは、1973年に米国カリフォルニア州に設立された、歴史あるゴルフメーカーです。現在、プーマ(Puma)の傘下に属しています。世界で最初のユーティリティクラブ「バッフラー」を世に送り出したり、キングコブラの特大アイアンが世界一売れたりと、欧米では大人気のブランドですが、日本ではイマイチ知られていません…(汗)。日本人には馴染みにくい斬新なデザインからか、特に年配の日本人ゴルファーからは敬遠されがちですが、実は多くの日本人が持て余す様なハードなスペックをイジルことなく日本市場に投入しつづける、頑固一徹な老舗ブランドです!。
コブラ 2022 KING フォージド TEC NS-PRO モーダス3 TOUR105 アイアン 6本セット(#5~9/PW) 価格:136,620円 |
コブラ 2022 KING フォージド TEC-X NS-PRO950GH NEO アイアン 6本セット(#5~9/PW) 価格:136,620円 |
ミズノ(Mizuno)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
ミズノ(美津濃)は、大阪市に本社をおく日本の大手総合スポーツ用品メーカーです。ゴルフ用品のシェアはまだまだですが、野球用品に関しては、イチローや松井秀喜を擁し、世界的な知名度もシェアも抜群です。特に、プロ野球選手も数多く愛用するミズノの木製バッドは、岐阜県にあるミズノの養老工場で、熟練のクラフトマンがミリ単位の精度にこだって作っています。
その同じ養老工場で、やはり熟練のクラフトマンによって作られているのが、「YORO JAPAN CRAFTED」と刻まれたゴルフクラブ!。素材へのこだわりに加え、フェースとネックを一体で鍛造する製法や、先進のテクノロジーと匠の技を融合した養老クラフトマンの技術力の粋が注ぎ込まれた逸品です。その原点となるアイアン・クラフトマンの誕生を支えたのが、中嶋常幸や岡本綾子です!。
ミズノ JPX 923 FORGED アイアン Dynamic Gold 105 シャフト 6本セット[#5-P] 価格:138,600円 |
ミズノ JPX 923 HOT METAL PRO アイアン Dynamic Gold 105 シャフト 6本セット[#5-P] 価格:125,400円 |
ピン(PING)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
ピン社は、GEのエンジニアだったカーステン・ソルハイムが、1959年に自宅のガレージでオリジナルパターの製作を始めたのが創業のキッカケです。完成したパター「PING 1-A」は、科学的根拠に基づいた中空ヘッドの中央にシャフトを差し込んだ、当時としては斬新なデザインで、とてもキレイな澄んだ打球音がすることから、「PING(ピン)」という名前が付いたとか。
パターで世界に名を馳せたピンですが、1980年代に他社に先駆けて、今日では当たり前となった「フィッティングシステム」を、世界で最初に導入したゴルフメーカーでもあります。今でも、そのフィッティング重視の理念には、まったくブレがありません。全てのPINGアイアンには、ヘッドのネック部分(ホーゼルの近く)に、窪み(切りかけ、クビレ)があります。その理由は、「あなたのスイングにクラブを合わせる為」。ピンの全てのアイアンには、一人一人のゴルファーに合ったライ角と、好みのロフト角を調整しやすくするために、ネックにこの窪みがあります。こうした調整は、非効率で手間のかかる作業ですが、この調整こそがゴルファーに最高の1本を届けるための大切な要素と、ピンは考えています。
【1月19日発売予定】 ピン ゴルフ PING i230 アイアン MODUS3 TOUR105 6I~PW(5本セット) 価格:123,200円 |
フォーティーン(FOURTEEN)のアイアンを選んでみては如何でしょうか?
フォーティーンは、世界的にも有名なクラブデザイナー・竹林隆光により1981年に設立された、群馬県高崎市に本社を置く、従業員54名(2021/4現在)の会社です。地クラブメーカーかと見紛う規模ですが、竹林がデザインしたクラブ(OEM提供を含む)は、メジャー大会の覇者もが手にするクラブとして、世界中のプロゴルファーから一目置かれる存在です。
フォーティーンのクラブ作りの理念は、「やさしくて美しい」こと。一般のアマチュアゴルファーが、真にゴルフを楽しむためには、道具がカバーできることは道具に頼ることも大事。今までのクラブでは打つことが出来なかった、例えばバックスピンが掛かってカップに戻るようなアプローチショットも、フォーティーンのウェッジだったら可能かもしれません!。そんな”やさしいクラブ”に最初に飛びついたのは、なんとプライドが邪魔するアマチュアではなく、実は一打に何百万円もの賞金が係るプロゴルファーだったという分けです(笑)。誰にでもやさしい、軽くて振りやすいクラブのイメージを込めたロゴマークは、アルバトロスやイーグル、バーディーといった“鳥の羽根”をモチーフに作られています。
【2023モデル】フォーティーン TB-5 フォージド アイアン 5本組(#6~9、P)シャフト:FS-90i スチール 価格:114,400円 |
フォーティーン FOURTEEN PC-3 アイアン(4本セット) シャフト:FT-50iゴルフ FOURTEEN 価格:77,440円 |