2軒分のADSLが勿体ないと、無線インターネットに乗り換えることに!どのWi-Fiが繋がりやすく、どの業者が安くてお得なのでしょうか?
「無線インターネット」とは、電話回線やCATVなどの固定回線(有線・ケーブル)を使わずに、無線(電波)を使ってインターネットのデータ通信を行うこと、またそのサービスの総称です。
無線インターネットのメリットは、何といっても回線ケーブルが要らないことです。サービス会社が発信している無線LAN(Wi-Fi)の電波の届く範囲であれば、 家の中でも外出先でも、どこでもインターネットに接続することができます。「外出先や出張先、旅先でもインターネットを使いたい」、「引越しが多いので回線を引きたくない」という人には、とても便利なサービスです。
またスピード(通信速度)面でも、最近の無線インターネットでは、高速ADSL(下り約50Mbps)や光回線(同約100Mbps)といった固定回線(有線)によるブロードバンド・インターネット接続サービスを上回る、下り最大110Mbpsといった高速の通信速度(スピード)が当たり前の時代になりました。さらに、機種やサービスによっては、下り最大160Mbpsの「キャリアアグリゲーション(CA)対応」のサービスとか、220Mbps(WiMAX 2+)のサービスも登場していますので、以前のようにモバイルでも、通信速度に何ら不自由はしません。
料金面でも、キャンペーンプランなどを利用すれば、月額 3千円~4千円前後で利用することができます。高額の光回線とプロバイダー料金に比べれば、使用料を半額程度に抑えることも可能です。
”スピードが速く”て、”料金も安い”と、いいことづくめのような無線インターネットのサービスですが、もちろん、デメリットもあります。 無線ですので(電波を利用しているので)、電波の状態によってインターネットへの接続が影響を受けやすい(不安定になる)ことがあります。また、公共の電波を使用しますので、万全なセキュリティ対策が必須です。パソコンのファイアーウォールの設定や、ウィルス監視ソフトの導入など、利用者が自己責任で、正しくインターネットに接続する必要性があります。あと、外出先で無線インターネットを使用する際には、必ずWi-Fiルーターを一緒に持ち歩く必要があります。そして携帯電話と同様に、電池が切れたら(バッテリーが無くなったら)、ただの箱になってしまうことです。
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価格:3,696円 |
無線インターネットに関心のある方は、試に一度、WiFiルーターを”レンタル”して、実際に使ってみては?。
安いレンタルサービスを使えば、1日あたり450円ほどで借りられます。もちろん、レンタル期間が長くなれば単価はもっと安くなり、一月あたりなら5千円程度から。1日あたり170円ほどで、コンビニのおやつ代程度。
一度、Wi-Fiルーターを借りて使ってみることで、通信速度(スピード)の早さ、電波の安定性、使用制限区域の有無など、自分自信の感覚で、満足できるか、それとも不満なレベルなのか、体感的に確認することが出来ます!。
ちなみに、「Wi-Fi」とは、無線LANの規格のひとつです。ほぼ、同じ意味で使っても、間違いではありません。ただ、無線LANが商品化された当初は、メーカーが違ったり機器が違うと繋がらないという、互換性に課題がありました。そこで、Wi-Fi Allianceという団体が認証制度をスタートさせ、今では「Wi-Fi」のロゴが表示されている製品同士であれば、接続が保障されるようになりました。
そして最近では、外出先でもインターネットに繋がる「公衆無線LAN」も普及してきました。駅や空港、喫茶店など、無線LAN(Wi-Fi)のアクセスポイント(無線LANスポット、Wi-Fiスポット、フリースポット、ホットスポット等とも)であれば、外出先でもWi-Fiでインターネットに接続することができます。会員のみに提供される有料サービスのほか、お客へのサービスとして自由に開放されている無料サービスもあります。
今現在契約して使っている、インターネット回線を解約するのに、解約金は発生しませんか?。 例えば、Yahoo! BB バリュープランの契約期間は2年間(課金開始日の属する月を1ヵ月目として、24ヵ月目の月末まで)で、このサービスを契約期間満了の月以外で解約する場合は、解除料として 9,500円がかかります。つまり、2年契約の場合でも、契約満了日(契約更新月)を調べて、その契約更新のタイミングで解約を申し込めば、違約金は発生しません。まずは、自分が契約しているインターネット回線の、契約状況について、申込書を見るなり、問い合わせるなりして、確認しましょう。 ちなみに、この契約は自動更新されてしまいますので、1日でも遅れたらアウト。次は、二年先になってしまいます・・・。 また、解約を申し出る際は、『契約更新月の何日までに』といった条件もあるので、ご注意を!
無線インターネットは、携帯電話と同様に、電波の届かない場所(アンテナの無い地域)では、使うことは出来ません。
無線インターネットが繋がる場所、つまり「サービス提供エリア」は、サービスプロバイダー(無線インターネットのサービス事業者)や、使用する機種やサービスプランによって、異なります。 事前に、自分が無線インターネットを使用する可能性のある場所が、サービス提供エリアになっているか、それぞれの事業者のホームページで確認しておく必要があります。
ただし、ご注意を!。たとえサービス提供エリア内にあっても、無線LANの接続は保障されません。近くに高いビルがある、マンションの高層階に住んでいる、近くに線路や高速道路、高圧電線が通っている 等々の影響を受け、十分な電波が届かないケースが多々あります。エリア内であることを確認しました → 契約しました → 繋がりません/スピードが出ません → 解約したら高額な違約金を請求されました! なんてトラブルに巻き込まれないよう、事前にレンタル・サービスなどを利用されることをおススメします。
無線インターネットのサービスとしては、移動通信事業者(docomo、au、SoftBank)が提供しているWi-Fiサービスもありますが、スマートフォンのデータ通信契約に付随した、外出先でのWi-Fi接続サービスとしての使い方が主で、家でのインターネット接続を主に想定した使い方では、総じて割高で、制約が多く使い難いサービスになります。
ちなみに、ドコモでは、他の移動通信事業者(携帯電話会社)と同様に、外出先のWi-Fiスポットで使える「docomo Wi-Fi」のサービスはありますが、家庭での利用を対象とした「Home Wi-Fi」サービスは、2014年11月30日をもって申込みの受付を終了しました。
また、auでは、「au Wi-Fi HOME SPOT」のサービスがありますが、HOME SPOT(CUBE)のレンタルサービスの新規受付は2015年3月31日で終了し、CUBEレンタルサービス自体も2015年5月31日に終了しました。
なお、ソフトバンクでは、移動通信(携帯電話)サービスを提供しているソフトバンクモバイルではなく、同じグループの「ワイモバイル株式会社(Y!mobile)」(旧:イー・アクセス)が提供する無線インターネットサービスに集約されつつあります。なお、2015年4月には、ソフトバンクモバイル株式会社が、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコムと一緒に、ワイモバイルも吸収合併して、一社となりました。今後は、SoftBank携帯ユーザには、より便利でメリットのある、Yモバイルのサービスが登場するかもしれませんね・・・。
したがって、現時点でおススメの”無線インターネット”のサービスとしては、ソフトバンクグループのワイモバイル社(旧イー・アクセス)が提供する「Y!mobile」(Pocket WiFi)のサービスと、KDDIグループ(au系列)のUQコミュニケーションズ社が提供する「UQ WiMAX」のサービスの、二つのネットワーク事業者が両雄として君臨しています。
とは言え、ドコモのLTE回線を使った、So-netの「モバイルLTE」の強みも見逃す分けにはいきません。たとえ速度制限が厳しくても、なんと言っても”人口カバー率100%”は、出張の多いビジネスマン等にとって、たいへん心強い味方であることは確かです。
『なんだぁ、3つから選べばいいんじゃん!』 しかし、事はそう単純ではありません・・・。 各社、しのぎを削って新しい商品の開発と、顧客獲得競争を繰り広げており、それぞれの代理店では、申込期限を区切って、”あの手この手”のサービスを上乗せして宣伝活動を展開しています。そのため、消費者は、いつ、どのサービスを選んだらよいか、どのショップや代理店から申し込んだら一番お得か、非常に頭を悩ませる事態となっています。
各社のおすすめポイントですが、Y!mobileは、何といってもエリアの広さ(人口カバー率の高さ)による、”繋がりやすさ”です。ただし、通常は月に7GBで速度制限がかかるので、ヘビーユーザーには向きません(但し、速度制限を解除できる”使い放題キャンペーン”が行われている場合は別です)。とにかく、地方(田舎)にお住まいなら、
ワイモバイルで決まり!。
Y!mobileオンラインストアはこちらです。
一方の、UQ WiMAXは、以前は料金の安さ(コストパフォーマンス)が魅力でしたが、Yモバイルも低価格プランで対抗して、今では料金格差はほとんど無くなってしまいました。ただし、月のデータ通信量による速度制限ナシで使い放題は、Yモバイルに比べて最大の強みです。また、「WiMAX 2+」のサービス提供エリアで、2015年1月末に登場した「Speed Wi-Fi NEXT W01」(ファーウェイ製)のWi-Fiルーターを使えば、史上最速となる下り最大220Mbpsの環境を手に入れることができます。通信速度で選ぶなら、超速モバイルネットWiMAX 2+【新端末登場!】です。
なお、どのプロバイダーや代理店で申し込んだら一番お得かは、それぞれ、”月々の料金が安い”、”現金キャッシュバック”、”タブレット(Nexus 9 等)をプレゼント”、”楽天ポイントが毎月3倍”、等々、ベネフィットが違うので、下の比較表を参考に、ご自分に一番合ったプランをお選びください。
キャリア | Y! mobile | UQ WiMAX | So-net (docomo) | |
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プラン名 WiFi機種 |
Y!F!(ワイファイ)2年間 ずーっと得するプラン Y!プレミアム会員限定 新春セール(期間延長) GL10P |
AXGP提供エリアなら 月間データ容量上限なし! Yahoo! データプランL さんねん+アシスト1080 305ZT (アドバンスモード) |
ギガ鬼安キャンペーン 特典総額最大82,451円相当 WiMAX2+ Speed Wi-Fi NEXT W01 /WX01/URoad-Home2+ (機種選択自由) |
超割引キャンペーン 今だけ、当サイト限定割引 ハイスピードVプラン FS020W |
通信速度 (スピード) |
下り最大:110Mbps 上り最大: 10Mbps |
下り最大:110Mbps 上り最大: 10Mbps |
下り最大:220~110MMbps 上り最大: 15Mbps |
下り最大:150Mbps 上り最大: 50Mbps |
月額料金 (その他) |
(1~12ヶ月目CP中) → 1,980円+税 (13~24ヶ月目) → 2,743円+税 25ヶ月目~ 3,696円+税 |
(1~3年目CP中) → 4,380円+税 24年目~ 4,880円+税 |
(1~2ヶ月目CP中) → 2,760円+税 (13~24ヶ月目) → 3,414円+税 25ヶ月目~4,849円+税 |
(2~13ヶ月目CP中) → 2,419円+税 (初月無料CP中) 14ヶ月目~3,419円+税 |
Yahoo!プレミアム会費:360円 (入会必須) 制限解除料は別途 |
― | (端末受取り月無料CP中) 1ヶ月目→0円 |
モバイルコース:月200円 (3ヶ月間無料CP中) |
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端末代金等 | 端末無料! | → 実質0円CP中 |
→ キャンペーンにより 0円 (必要なら専用クレードル2,750円は別途) |
→ 実質無料CP中 |
初期費用 事務手数料 |
3,000円+税 (※ CP;キャンペーンの略) |
3,000円+税 |
3,000円+税 |
無料キャンペーン中 |
速度制限 (通信制限) |
3日間の通信量: 1GB 月間通信量制限: 7GB (解除料:2,500円/2G毎) |
3日間の通信量: 1GB 月間通信量制限: 7GB (305ZTのみ月間制限なしアドバンスモード選択可) (解除料:500円/500M毎) |
3日間の通信量: 3GB 月間通信量制限: 7GB (ギガ放題プランなら、 月間速度制限ナシ) |
3日間の通信量: 500MB 月間通信量制限: 5GB |
契約期間 途中解約料等 |
24ヶ月(以降は2年毎の自動契約更新)。 2年(満了月)の契約解除料は9,500円+税。 解約期間以外で解約手続きをおこなった場合、その契約期間に応じて契約解除料がかかります。 |
3年間(途中解約には経過期間に応じて契約解除料が必要)、以降は3年毎の自動契約更新。 途中解約時は他に契約種別「さんねん」の解除料10,080円+税が必要。 |
2年毎の自動更新。途中解約には、端末受取月~12ヶ月目は19,000円+税、13~24ヶ月目は14,000円+税が必要。25ヶ月目以降も、契約更新月以外では9,500円+税が発生。 | 24ヶ月(途中解約には契約解除料が必要)、以降は2年毎の自動契約更新。 30ヶ月未満の解約は端末代割賦残金を一括請求。 |
(2016年2月9日調べ)
※ 内容及び条件、その他料金等について、必ず公式ホームページの情報ならびに公式キャンペーン(CP)案内等をご確認ください。
インターネット回線を乗り換えるためには、今まで使っていた契約を解除して、新しいサービス契約を申し込む必要があります。
たとえば、固定回線から固定回線への切り替えで、回線事業者やプロバイダーを変更する場合には、同時に2社の回線に繋がることができないので、申し込みや工事のタイミングなので、どうしてもインターネットを使えない期間(数日~数週間)が生じてしまいます。これは諦めるしかありません。
ですが、固定回線から無線回線への乗り換えであれば、全く異なる回線を使うので、同時に2社と契約してインターネットを利用することが可能です。したがって、乗り換えに際して、両社の契約期間を重ねさせることで、インターネットが全く使えない期間は生じません。
しかしこの場合、その契約が重なった期間は、両方の事業者に月額使用料を支払う必要があります。また、解約月は日割り計算ができなかったり、契約月も事業者によっては日割りにならないケースもあり、その場合は、数千円もの余計な支出が生じてしまいます。これを節約するには、現在利用している固定回線の解約月の翌月の1日から、新しい無線サービスの利用を開始する必要があります。数日~数週間は、インターネットが使えなくても問題無いという人はよいですが、無いと困るという場合には、結構難しいスケジュールを組む必要があります。
インターネットが使えない期間が生じないように、前々から予定を立てて、スケジュール通りに解約の申し込みと、新規契約の申し込みを、する必要があります。
乗り換えの際に、ぜひ一度試しに使ってみることをお勧めしたいのが、WiFiルーターの”
一番の理由は、希望するサービスやプラン・機種が、実際に使いたい場所で、ちゃんと繋がるかどうかを確認し、データ通信の品質チェックができるためです。サービス提供エリアは、ホームページ等で確認できますが、使う場所の近くに高層ビルがあったり、高圧電線や線路、幹線道路などが通っていると、Wi-Fiの電波が影響を受けて、エリア内でも繋がらないとか、繋がっても頻繁に途切れる、という状況が稀に生じ得ます。数千円のコストで、事前に繋がるかどうかをチェックできるなら、高額の解約料を払う可能性に比べて、保険料としては安いものです。
二番目の理由は、今使っているインターネットの回線を解約してから、新しい無線インターネットが利用できるまでの期間の、繋ぎとしても使える点です。両方の契約をダブらせて、インターネットが使えない期間が生じないようにするくらいなら、二重に支払う月額使用料を、レンタル料に回した方が得策です!。
レンタル料金は、安いケースであれば、1日あたり数百円程度です。もちろん、長い期間レンタルすれば、割引サービスで更に割引になり、1日あたりは170円程度と、大変お得に借りられます。料金の目安は、1週間で3千円前後、2週間で4千円前後、1か月で5千円前後です。なお、別途ルーターの送料が、往復で約1千円ほどかかりますので、ご注意ください。
2軒分のADSL回線を、一つの無線インターネット(ポケットWi-Fiルーター)にまとめることが出来たのはよかったのですが、今度は、プリンターやNAS等を繋げた家庭内の無線LAN・有線LANの親子機のルーターに、Wi-Fiルーターと同時に接続できなくなってしまいました!。
どうしたら、インターネットに繋がったWi-Fiルーターと、プリンター等に繋がった家庭内の無線LANを、同時に利用することができるのでしょうか?
「Wi-Fiルーターと家庭内LANを同時利用したい!|方法は?」のページに、我が家の利用環境での接続方法を、記してみました。
店頭で申込契約をする場合は、分からないことがあれば店員に聞いて確認し、納得してから判を押すことができます。また、店員から重要な事項が説明されず、本人がそれを知らずに契約してしまった場合には、後から店側に”説明責任”を問うことが、可能かもしれません。
しかし、インターネットからウェブサイト上で契約を申し込む場合は、店に出向く必要もなく、更にお得な割引を受けられることもあり、たいへん便利なのですが、その反面、詳細かつ重要な説明事項が小さなリンク先に隠されていても、その存在すら気づくことなく、美味しい謳い文句だけに釣られて、つい簡単に申込ボタンを押してしまいがちです。
Wi-Fi契約はクーリングオフの対象外とのことで、【申込ボタン】を押してしまったら最後、後からどんなに『こんなはずじゃなかった!』とか、『そんなこと聞いてないよ!』と思っても、2年間の契約期間中は、その呪縛から逃れることができません。ネット契約をされる際は、十分にご注意ください。
”ヤフー”や”GMOとくとくBB”などのプロバイダーが盛んに宣伝している、Y!mobileの「使い放題キャンペーン305ZT」は、Pocket Wifiの最新機種、キャリアアグリゲーション対応で下り最大165Mbpsの”305ZT”をキャンペーン期間中に契約すると、なんと”速度制限”の解除料(通常は500円/500MB毎)が無料になるという、たいへん美味しい(美味しそうな?)キャンペーンです。
実は、当の私も、このキャンペーンに釣られて契約をした一人です・・・。まぁ契約するのは簡単で、Webのサイトで申し込みボタンをポチッと、後はお決まりの契約者情報やクレジットカードの情報を入力して確認すれば、申込受付は完了です。
Y!モバイルのサイトで申し込むと、”最短翌日にはお届け”と書いてあったので、わざわざ月末まで待って申し込んだのですが、GMOとくとくBBの場合は、”最短でも4日営業日(土日は除く)以後の発送で、機種によっては何日でも遅れることが有り得るとのこと・・・”ガビーン!
使い始めて1か月ほど経ちましたが、とてもじゃないですが、一度も165MBなんて速度にお目にかかれることは有りませんでした・・・。試しに何度もスピードチェックをしてみましたが、最速でも8~11MBがせいぜい・・・、2~3MBのことも。ネットワーク回線は、”Y!mobil LTE”になっているんですけどね・・・。
趣味と仕事で、ほぼ終日ウェブにアクセスしていると、ネットサーフィンだけでデータ通信量は、一日に500MB~600MBに達してしまいます。つまり、2日間で約1GBに達してしまうことに。そうすると、接続がLTE回線だったのが3Gネットワークに変更されたり、徐々に上りスピードや下りスピードが調整され出して、通信状況が安定しなくなってしまいました。どうやら、急にバサッと切るのではなく、使用量を制約するためのスピード調整がまず加わるようです。しかし、そうやって”イライラ”しながら使うこと2週間くらい経ったある日、突然に、数十年前の電話回線を使ったモデム接続並の通信速度(128kbps以下)になってしまいました。こうなると、メールのチェックに10分、テレビ番組表を見るのに10分、といった状態です(『そういえば当時は、こんなスピードで利用していたんだな~』と、郷愁が込み上げてきました・・・)。この状況は、3日間も続き、4日目の朝にして、ようやく抜け出すことができました・・。
『月10GB(7GB?)の縛りは無くても、3日で1GBの縛りはあるんだろうな~?』とは思いつつ契約したのですが、実際には申し込みサイトのどこにも、その文面を見つけることができず仕舞いでした。しかし、後から”とくとくBB”のQ&A検索をしてみると、どうやら”利用に制限がある”らしいことが判明・・・。
3日間で1GBを超えたら速度制限がかかるわけですから、明らかに、「使い放題では無い」はずです。それなのに、「3日縛り」の条項は見せずに、「使い放題」ばかり前面に打ち出して、キャンペーン展開って、問題ないの (・・?
つまり、毎日ネットに繋がりたい利用者は、3日で1GBを超えるような使いかたは出来ません。要は、一日に平均、0.333GBまでしか使えない計算です。これで30日間使っても、せいぜい10GBが頭打ち。
これで、大々的に「使いたい放題、月の速度制限解除料は無料!」と広告し、「3日で1GBを超えると、速度制限がかかる場合があります」という記述は、ほとんどの顧客は見つけられないような場所に、小さくって書いているなんて、ほとんど詐欺みたいなものでは?。
私も含め、多くのユーザーが疑問を呈し、不満が高まっていたはずです!。実は、同じ問題がUQのWiMAX2+でも生じていて、2015年7月15日から以下のような対応を図ることを発表しました。
『WiMAX 2+「3日で3Gバイト制限」問題、UQが対応を発表 広告表現見直し』(ITmedia)
しかし、WiMAX2+は“3日で3GB”ですからね~。(ワイモバイルは“3日で1GB”・・・)
一方、ワイモバイルでも、“広告表現”はそのままにして、同じく7月15日から「アドバンスモード」通信という機能を追加して、305ZTの更新ソフトウェアの提供を開始しました。
アドバンスモード(AXGP)とは、7月15日以降に新たに“3年”契約をした利用者が、AXGP提供エリア内だけで、上限なしに(都度解除の操作が不要)使えるというものです。従来のモードは「標準モード」という名称になりました。標準モードとアドバンスモードで、通信速度(スピード)に差があるのか否かは、ワイモバイルのみが知るところ?です。両方とも、3日で1GB上限縛りはありますから、『都度解除の手間を選ぶか、使用場所の制約を選ぶか、どっちかにしろ!』ってことでしょうか?。私は、「使い放題」とか「無制限」の看板を下ろすべきだと思うのですが・・・。
『ワイモバイル、月間データ量上限無しで高速通信ができる「Pocket WiFiプランL」を提供へ』(GAPSIS)
先の速度制限がかかった際に、Wi-Fi端末の画面には表示されていませんが、『ひょっとしたら、月に7GBの”通信速度の制御”の方に引っかかっているのでは?』と思い、試しに、とくとくBBの会員メニューから、無料で解除の申請をしてみることにしました。
個人の勝手な思い込みですが、”無料で制限が解除ができる”という事は、『ウェブサイト上で、何かのボタンをポチッと押したら、速度制限がかかって遅くなっていたスピードが、直ぐに元のスピードに回復するるのだろう!?』と、思っていました。これも、甘かった・・・。
とくとくBBのウェブサイトにある「mobile 4G+接続サービス「通信制限解除」申請フォーム」に、必要事項を記入して【申請】すると、信制限解除申請の手続きが完了した旨が表示されたページには、
『速度解除は毎日18時までの申請が、翌日の正午までに実施されます。通信制限解除実施まで今しばらくお待ちください。』 との記述が・・・。
あちゃー、やられた~、完敗です・・・。
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と、文句を書いていたら、2015年3月1日の時点では、即時解除(5分後くらい)の仕組みに変更されました!。 要は、『理不尽な状況の改善のためには、文句をちゃんと伝える』ってことですね。
しか~し、何という事か、その制約解除のページに、速度制限された低速状態では、接続できない!
したがって、事前に、速度制限がかかった際の『解除の予約』を申し込んでおかないと、前よりもっとひどい状態に陥りかねません・・・。
そして、『500MB毎にこの解除操作が必要ということは、どういうことか?』、ご想像ください。月に7GBを超えてしまうユーザーは、多い日には1日で500MBくらい使ってしまいます。つまり、毎日、朝晩のように利用状況をチェックして、解除予約が使用されてしまっていたら、再度解除予約を申し込んでおかなければいけません。ちなみに、解除予約は、1回分しか申し込めないので、こまめにチェックするしかないのです。。。(泣)
これだったら、多少高くても、データ通信量が多い使い方をする私などは、”Y!mobile”より”WiMAX”を選択すべきだったと、後悔しましたが・・・事すでに遅し・・・。2年間は、どうにもなりません。。。(ため息フー)