スキーのワックス台を自作してみた!

市販の折り畳み式ワックススタンドは、簡易的な物なので、どうしても力不足。だったらDIYで自分で作っちゃえ!ってことに(笑)。

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軽トラック用 あおりガード

スキーにワックスを塗ったりメンテナンスする際、これまでは軽トラックの荷台の角を使っていました(笑)。リンゴ箱(コンテナBOX)を2つずつ重ねて作業したこともありますが、ワックス台の代用には軽トラがイチバン!。軽トラの荷台の三方を覆っているパネルの板を“あおり”と呼びますが、我が家の軽トラのあおりにはゴムカバーが付いているので、スキー板が滑らず傷も付かないので便利です。ただ、スキー板のトップとテールの先の部分を作業する際は、どうしても板を片方の手で押さえておくか、ゴムバンド等であおりに板を固定する必要があります。あと、車庫内だと狭いので、軽トラを庭に出して作業することになりますが、長野の冬は寒い…w。

そこで、今年の冬はワックススタンドを買おうと決意。ネットで安いものだと7千円位からあり、ガリウムのワックススタンドでも13,000円位です。夜な夜などれにしようか選んでいると、商品レビューの口コミで『がたつく』とか『スノーボードにはいいがスキーには合わない』といった書き込みが散見されたので、YouTubeの映像で確かめると、軽くて折り畳めるので、スキー場や宿に持って行って簡易にメンテナンス作業をするには確かに便利なのですが、家で本格的に作業しようとする際には、どうしても力を加えるとたわんだりズレたりするので、ガッチリした作業台には敵わない様です…。だったら自分で作った方が、手間は掛かりますが、安上りだし頑丈に作れるしってことで、スキーシーズンに入る前のまだ暖かいうちにDIYしようと、ついに重い腰をあげることにしました(笑)。


 1.作り方

出来上がった自作のメンテナンス作業台がこちら(右または下写真)。倉庫の鉄骨(C形鋼)を支柱代りに使うことで、頑丈に仕上げることにしました!。その代わり、移動や撤去は出来ません…(汗)。

最初に作ろうとしたスキーワックス作業台当初の計画では、邪魔にならない様に、スキー板の前後を支える横板だけを張り出して、片持ち梁の形にする予定でした。そのため、百円ショップで大き目の“棚受け金具”を4本買ってきて、片側を2本の金具で支えることで強度を出そうとしたのですが、組み立ててみると、とても貧弱でグラグラします…。これでは役に立たないと、結局脚を付けて、筋交いを通してと強度を増していったら、最後はテーブルみたいな形になっちゃいました(笑)。

だったら、最初から頑丈なテーブルを作って、移動できるようにした方がよかったかも…(汗)。ただ、倉庫の壁と一体化させたので、安価な1×4材で作ったにしては頑丈に出来ました!。

自作したスキーのワックス台

 

スキーを置く横板の高さは、地面から87センチにしました。私の身長は171cm、もう少し低い方が上から圧を掛けやすいですが、腰が痛くならない方がいいと、少し高めにしました。横板の上には、百均の“すべり止めマット”とか“コルクシート・コルククラフト”を敷いて、スキーの傷防止にする予定でしたが、家に処分予定のスキーキャリアがあって、スキー板を挟むゴムクッションを取り外して置くことにしました。ちょっと厚みがあるので、ますます作業台の高さが上がってしまい、ちょっと失敗したかなぁと反省…。

また、スキーを置く横板の間隔は、私が持っている165cmから175cmのスキー板の何れにも合うように、内々で110cmにしました。スノーボードだと、もう少し狭くする必要がありますね。

 2.使用した材料

主に使用した材料(木材の板)は、安い「1×4材」。約19x89x1800mmの角材で、ホームセンターで1本350円~400円位で買えます。3本使いましたので、約1千円ちょっと。筋かいの細い木は、家にあった端材を代用。棚受け金具は、最初は片持ち梁にしようとしたため百均で4本買ってきて使いましたが、結局脚を付けることにしたので、その辺に転がっている角材で受ければ事足りました…。

板を鉄骨(Cチャン)に固定するには、呼び径4.0mm×長さ40mm(30mmでもギリ可)の「リーマーフレキ」(リーマテクスとかドリルネジとも)を使います。木材同士の固定には、釘でもいいですが、電動ドリルを使ってネジで留めた方が手っ取り早いし丈夫です。3.8×38mmの「コーススレッドビス」がジャストサイズ!。何れも家にあったので買ってはいませんが、買ったとしても全部で1千円もあれば足りるでしょう。したがって、材料代は2千円位だと思います。


 

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その他、製作に必要な道具は、以下の様なものです。


最初は簡単な片持ち梁の形を予定していたので、図面も書かずに作業に取り掛かってしまったので、出来上がりはちょっと歪んでしまいました…。それでも強度は十分に確保できました。作業時間は、(買い物を除いて)約2時間くらいです。

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