【PCトラブル】svchost.exeのCPU使用率が100%に達して固まる!

Windows XPの古いノートPCが、異様に動作が重くなって使えなくなってしまった?

【ご注意】 このページの情報は、あくまで参考情報です。対策の実施は、くれぐれも自己責任でお願いします<m(__)m>

 1.トラブルの現象とその発生環境

しばらく放っておいた古いノートPCですが、Windows XPのサポートが2014年4月9日で終了するため今のうちにアップデートしておこうと、久しぶりに立ち上げたところ、しばらくすると動作スピードが異様に重くなり、そのうちハードディスクのアクセス・ランプが点灯したまま固まってしまう現象に直面しました。何度再起動しても、改善する気配すらありません。

これはおかしいと、【Ctrl+Alt+Delete】キーを押して「Windows タスクマネージャ」を起動し、パフォーマンスのタブを見てみると、CPU使用率が100%に達してしまっています。何がCPUを食っているのかとプロセスのタブを開くと、「svchost.exe」というイメージ名のプロセスが、CPUの99を食い尽くしてしまっていることが分かりました。

しかし、『ところで、svchost.exeって、何?』ってな感じで、さっぱり原因が分かりません(汗)。

そこで、Googleで「svchost.exe」を検索してみると、以下のようなトラブルが2013年の夏ごろから発生していることをMicrosoft社も把握しており、2013年12月末現在、まだ解決までには時間を要する見込みとのこと。

【参照】 日本マイクロソフト セキュリティ サポート部門 WSUS 担当チームのブログ
Windows XP や Windows Server 2003 環境において、Windows Update 実行時に Svchost.exe の CPU 使用率が 100 % となる、時間を大幅に要する」(2013年10月17日)

 2.対策方法と実行結果

上記のブログ記事を読んでも、なんちゃらよく理解できません。もう少し分かりやすく書いてもらえないものでしょうかね~(~_~;)

どうやら、要は 「トラブルの原因になっている Internet Explorer を、先に手動でアップデートしてみろ!」 ということのようです。

(1) Internet Explorer の手動アップデート

スタートボタン(すべてのプログラム)から「Windows Update」を選択すると、Internet Explorer (IE)が起動して、「ようこそ Microsoft Update へ」というページに自動的に移動します。

  1. まず、念のために「自動更新」を【無効】にしておきましょう。

    画面右の枠内にあるリンクテキスト「更新プログラムをインストールする時刻を選択します」をクリック
     → 自動更新のポップアップ画面で「その他のオプション」ボタンをクリック
       → 「自動更新を無効にする」を選択して【OK】ボタンを押します。
  2. 次に、IEの最新の更新プログラムをダウンロードし、実行します。

    2014年1月2日現在、最新の "Internet Explorer の累積的なセキュリティ更新プログラム" は、「 KB2898785 」です。
    (最新の更新プログラムは、先のMSサポート・ブログで確認!)
  3. 「ようこそ Microsoft Update へ」の画面右上にある検索窓に、キーワード KB2898785 と入力して検索を実行します。

    検索結果の一覧の中から、以下のタイトルを見つけ出してリンクをクリックします。
    マイクロソフト公式ダウンロード センター ...
    www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=41404
    マイクロソフト公式ダウンロード センターから Internet Explorer 8 for Windows XP 用セキュリティ更新プログラム (KB2898785) を ...

    該当のプログラムをダウンロードして、『実行』します。
  4. 以上で、IEの更新は終了です。パソコンを再起動させてください。

(2) Windows の手動アップデート

パソコンが再起動したら、こんどは Windows のアップデート(更新)をします。

  1. 再起動したら、再度スタートボタン(すべてのプログラム)から「Windows Update」を選択して、IEで「ようこそ Microsoft Update へ」ページを表示します。
  2. これで、 【高速】 優先度の高い更新プログラムを入手します(推奨) を選択して、Windowsの自動更新を実行させます。
    (終了するまで相当時間がかかりますので、電源を切らないようにしてください。)
  3. パソコンを再起動して完了です。

    以上で、私の場合はトラブルへの対処が上手く済みました。
  4. あっ、忘れてました。 最後に、Windowsの自動更新を【有効】に戻しておきましょう!

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