鶴瓶の家族に乾杯 | 神奈川県鎌倉市(市川猿之助さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和4年5月9日(月)放送 市川猿之助が鎌倉の旅へ! 偉人の名が続々登場!職人技に感動!(前編)

旅のゲストは、歌舞伎役者で俳優の 四代目 市川猿之助(いちかわ えんのすけ)さん。東京都出身の46歳。歌舞伎役者四代目市川段四郎の長男として生まれ、4歳で初お目見得、7歳で二代目市川亀治郎を襲名して初舞台を踏みます。亀治郎時代には女方を多く勤め、2012年6月に四代目市川猿之助を襲名しました。また、2007年にNHK大河ドラマ『風林火山』で武田晴信を演じて以降は、テレビドラマや映画、現代劇、バラエティ番組などにも多数出演しています。現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、謎の僧である”文覚”(もんがく)役を演じています。今回の鎌倉への旅は、大河の番宣を兼ねての出演ですね(笑)。

旅の舞台は、神奈川県 鎌倉市(かまくらし)。神奈川県の南部、三浦半島西側の付け根に位置し、人口は約17万人。鶴岡八幡宮鎌倉大仏などの名所旧跡をはじめ、由比ヶ浜や七里ヶ浜など人気の観光やレジャースポットが多数あります。なお、鶴岡八幡宮や宝戒寺は、『鎌倉殿の13人』の撮影場所にもなっているそうです。猿之助さんは、鎌倉駅の西口近くにあるカフェ「鎌倉コーヒー豆.com」に立ち寄ったり、鎌倉駅東口近くにある「本覚寺」の界隈をぶらついたようですよ(笑)。


番組の概要(前編)

歌舞伎俳優の市川猿之助さんが、神奈川県鎌倉市へ。北鎌倉で旅を始めた二人は、何気なく目にした看板を頼りにアトリエを訪ねますが、師匠が世界的有名デザイナーと聞き、仰天します!。さらに、猿之助さんのファンという男性に出会い、話を伺うと、近くに北大路魯山人を世に出した人の家があると聞かされます。驚いた猿之助さんは、お宅を訪ねることに!。一方、鶴瓶さんは、焼き物の窯を営む男性と偶然出会います。そこで、窯を継いだ意外ないきさつを聞き、驚かされます!。

放送内容(前編)

ロケが行われたのは、令和4年3月22日(火)。この日は雨降りで気温は3度という、屋外ロケをするには生憎の天気…。鶴瓶さんと市川猿之助さんが待ち合わせたのは、鎌倉市北鎌倉地区。子供の頃から鎌倉に来るのが楽しみで仕方がなかったという猿之助さん、そんな思い出の鎌倉での今回の旅の目的は、地元を盛り上げる人に出会うことだそうです!。一方の鶴瓶さん、道で出会った埼玉県草加市からの修学旅行生のグループを引き連れて、猿之助さんの所まで案内します。すると鎌倉のことに詳しい猿之助さん、学生達がこれから廻るという明月院(あじさい寺)や、建長寺の見所をすらすらと教えてくれました(笑)。

雨が降る寒いなか、震えながら歩き出した二人が見つけたのは、隠れ家的なスタジオの看板。生憎とclosedの看板が掛かっていますが、雨宿りがしたい鶴瓶さんは、『おもろいやん』と中にずんずん入って行ってしまいます…(汗)。二人を見つけ店内から出て来てくれたのは、2年ほど前にここに服飾デザインのアトリエを開いたという小井庸嗣さん。以前は海外のプラダやヴェルサーチなどで働いていたという小井さん、イタリア人の師匠に『小井は日本人なんだから日本に帰って日本の文化をベースにモノを作りなさい』と言われ、日本に戻って独立を果たしたそうです。鶴瓶さんがその師匠は誰かと問うと、なんとジャンニ・ヴェルサーチ氏だと…(驚)。

再び雨の中を歩き出した二人を追い越したのは、上下カッパを着てスクーターに乗った女性。背中に背負った荷物を見て、『琵琶ちゃう?』と呟く鶴瓶さんに、『今の時代に琵琶?』と驚く猿之助さん(笑)。慌ててバイクを追いかけ呼び止めると、琵琶ではなくバトミントンのラケットだそうです(笑)。あわよくば家にお邪魔しようと、根掘り葉掘り訊ねる鶴瓶さんですが、女性は恥ずかしがって、周辺を歩く人を見つけては『あの方に!』と話をそらそうと必死です(笑)。

女性が指さす男性は、てっきり女性の知り合いだと思った鶴瓶さん、一緒に話を聞こうと声を掛けますが、赤の他人だとか…(笑)。ところがこの男性、隣が猿之助さんだと分かると、『来週(歌舞伎座に)三国志を観に行きます』と、偶然にも歌舞伎好きな方でした!。そこで猿之助さん、早々に鶴瓶さんと別れ、この男性(勢さん)と一緒に雨の中を歩きながら話を聞くことに。すると勢さん、さっき出会った場所の横に建つお宅は、細野さんという北大路魯山人のパトロンだった人の家だと教えてくれました。細野燕台といえば、北大路魯山人を世に送り出した人、この人がいなかったら魯山人はあんなに有名になっていなかったと知る猿之助さんは、ぜひ細野さん家を訪ねたいと、勢さんと別れ引き返すことに!。さっき鶴瓶さんと別れた場所に戻ると、まだ鶴瓶さんはスクーターの女性を解放せず、根掘り葉掘りと立ち話を続けていました(笑)。しかし、そんなことに構っていられない猿之助さん、無言で横を通り過ぎると、後ろから『どこ行くの?』と声を掛ける鶴瓶さんを半ば無視して、取り憑かれた様に勝手に門の中へと入って行ってしまいました…(汗)。一方の鶴瓶さん、雨の中せっかく出会った女性を逃してなるものかと必死で足止めを試みますが、終に逃げられてしまいました(笑)。

玄関先で呼び掛ける猿之助さんに気づいて出て来てくれたのは、年配の女性。話を聞きたいとお願いすると、快く離れの茶室を開け、招き入れてくれました。この女性、細野燕台のお孫さんだそうです。生まれ育った金沢から魯山人に請われ鎌倉に移り住むことになった燕台、この土地も魯山人が用意してくれたそうですが、当時は草ぼうぼうの山の中。女性は狸が出そうなこんな場所に住むのは嫌だと思ったそうですが、祖父(燕台)がどうしても来ると言って仕方なく移り住んだんだそうです。小学生の頃に魯山人に会っているという細野さん、とても立派な方で、そして子供に対してはとても優しい人だったと、お祭りの時にお小遣いをくれた魯山人との思い出などを語ってくれました。魯山人ゆかりの品などがあるかと期待する猿之助さんですが、当時は魯山人がそんなに有名になるとは思っていなかった細野さん、魯山人が作った”おどんぶり”などは普段に使っていたそうです…。しかしみんな割れてしまい、今ではたまに蓋だけ残っている程度だとか(笑)。

ここでスタジオの小野アナウンサーが、手短に解説。北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん)は、明治時代から昭和の初めに活躍した芸術家です。美食家としても有名で、料理に合わせた器を自分で製作していました。魯山人は若い頃、全国を修行してまわっていたのですが、そのとき金沢で出会ったのが細野燕台(ほその えんたい)。資産家で、茶人で、書家としても有名だった燕台は、“燕台なくして魯山人は有名になっていない”と言われるほどの人物です。

こつるちゃん

続いて小野アナ、晴れた日の鎌倉も見てもらいたいと、“晴れ”の鎌倉を紹介するビデオを用意してくれました(笑)。紹介してくれるのは、番組キャラクターの「こつるちゃん」(声:常盤貴子さん)。以前から時々番組に登場していましたが、これからは番組キャラクターとしてレギュラー入りするんでしょうか?(笑)。
①まずは、鎌倉と言えば「海」。BGMは『鎌倉物語』(サザンオールスターズ)。散歩やデートにピッタリの絶景スポット、鎌倉高校前の踏切や七里ヶ浜は、鎌倉の鉄板コースですよね!。『音楽と一緒にドライブ、最高やろ~』と、こつるちゃん(笑)。
②海の次は山、「鎌倉やさい」の畑に来たこつるちゃん。鎌倉やさいとは、鎌倉近郊で作られている野菜のこと。海が近い鎌倉の土壌はミネラルが豊富で、味の濃い野菜が育ちます。紫ニンジンや金美、味こがね、サニーレタス、ディル、ラディッシュ、ケール、スイスチャード、トマト等々、カラフルで珍しい野菜は映えますよね~(笑)。市内には直売の市場があり、新鮮な野菜が手に入ると人気です。『鎌倉やさいはイタリアンとの相性がバツグンなんやでぇ』と、イタリア料理のお店「AMALFI UNO(アマルフィイ ウノ)」へ案内してくれたこつるちゃん。どんな料理かというと、サラダに、ピクルス、そしてパスタ、それから蒸し焼きにした野菜をソースに浸けて食べるバーニャカウダもおすすめ。『まさに、鎌倉やさいの宝石箱や!』(笑)。
③最後にこつるちゃんが案内してくれたのは、「補陀洛寺」(ふだらくじ)。源頼朝の命で文覚上人が創建したと云われる寺で、文覚の木像が祀られているほか、頼朝が自分で彫ったと伝わる源頼朝座像も納められています。なぜか、文覚の木像の顔は猿之助さんに、頼朝像の顔は大泉洋さんに似て見えるから不思議です…。スタジオの鶴瓶さん、『三谷幸喜さん(キャストを選ぶ前に)あれ見たんちゃうか?』と(笑)。

鎌倉市の中心部、鶴岡八幡宮の辺りへとやってきた猿之助さんですが、誰とも出会えず雨の中を20分以上も歩き、住宅街へと迷い込みます…(汗)。

一方の鶴瓶さん、雨が降るなか住宅街を歩いていると、陶芸の窯元らしき建物から出てきた木村さんと出会います。60年ほど前に奥さんのお祖父さんが開いたという「明月窯」、木村さんに案内してもらい、工房の中を見せて貰えることに。以前は登り窯があったそうですが、今は電気と薪を使う窯で焼いているそうです。てっきり元々ご主人も陶芸家で、奥さんと結婚してこの窯を継いだのかと思いきや、焼き物のことなど全く知らずに奥さんと結婚する段になって親御さんに反対され、『だったら僕やります』と言って陶芸家になることを決めたんだとか!(驚)。『だったら京都に行って修行してこい』という先代に、『先に結婚させてくれないと行かない』と応えたというご主人、それが1980年、24歳の時だそうです(笑)。その話を聞いてビックリする鶴瓶さん、ぜひ奥さんにも会いたいと、呼んでもらうことに。すると奥さん、ご主人がそんな事を言い出すとは『私の方がビックリでした』と、当時を振り返って話してくれました。全く窯を継ぐ気は無かったという奥さん、仕方なくご主人と一緒に京都へ行き、絵付けの修行を3年間してきたそうです(笑)。スタジオには、鶴瓶さんと猿之助さんにプレゼントと、後日木村さんから送られたステキな湯呑が届けられました。

ついに諦め、雨の中を30分歩いて鶴岡八幡宮に戻ってきた猿之助さん。子供の頃からあるという鎌倉彫のお店、「博古堂」(はっこどう)を訪ねることに(笑)。店内で迎えてくれたのは、代表取締役を務める後藤尚子さん。ここ鶴岡八幡宮の鳥居脇に店舗を構えたのは1900年のことですが、その先祖は鎌倉時代から仏像を作っていた仏師で、仏具を起源として鎌倉彫が生まれたそうです。鎌倉彫とは、木に彫刻をして漆を塗った物ですが、彫刻に陰影を付けて、彫刻を引き立てる漆塗り技法を考案したのが、博古堂を営む後藤家だとか。猿之助さんが手に取ったのは、筆などを置くのに良さげな小ぶりの長方盆。盆の内側の漆の下には布が貼られていて、布目が模様になっているんだそうです。鎌倉彫をする職人の数は、昔と比べるとだいぶ減ってはいますが、裏にある工房でも伝統を伝えるために若い職人さんが入って来てくれていると聞いた猿之助さん、是非その若い職人さんに会ってみたいと、工房を訪ねさせてもらうことに!。

店の裏手にある工房で迎えてくれたのは、博古堂を継ごうと決めて修行中という後藤さんの娘さん、なんと後藤家当主となれば三十代目になるそうです!(驚)。まずは、彫刻の部屋。部屋の中は、木が割れない様にと常に加湿器が焚かれています。盆に彫られていたのは、ちょうど大河の鎌倉殿に出てくる坂東武者の顔。今年売り出す新作だそうです。隣では、伝統工芸の専門学校を卒業して就職したという24歳の若者が、修行と製作を兼ねて、鎌倉彫の基本となる瑠璃唐草紋を徹底的に彫り続けていました。次は塗り師の部屋ですが、最初の塗りをする下地部屋と、最後の上塗りをする部屋は、埃が入らない様に別部屋になっているそうです。さらに上塗りの部屋では、漆を乾かすために、寒いこの時期は暖房と加湿をして、梅雨の時期の状態にしているとか。梅雨時は逆に乾かないのでは?と思いきや、後藤さんによると、漆は乾燥、つまり水分が飛んで乾くのではなく、湿度と温度に伴う化学変化により乾くんだそうで、ちょうど日本の梅雨時の湿度温度が一番乾くんだそうです!。海に近い鎌倉の気候が、鎌倉彫にちょうど合っていたんでしょうね。年配の職人さん達から、屋号である『澤瀉屋(おもだかや)さんだ、だーい好き』と声を掛けられた猿之助さん、嬉しそうでした(笑)。【後編へ つづく】

前編の再放送は、5月16日(月)午後2時05分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

“晴れ”の鎌倉を紹介!

鶴瓶さん

市川猿之助さん

 

 令和4年5月16日(月)放送 市川猿之助が鎌倉でがんばる人を探す旅&坂道を走る人を叱る!(後編)

番組の概要(後編)

市川猿之助さんが鎌倉を旅する後編。鎌倉彫の店で地元に詳しい人を紹介してもらい、浄智寺へ。住職に、地元でがんばる若い人に会いたいと相談すると、住職が着ている作務衣について耳寄りな情報を伺い、それを作る店を訪ねることに。一方、鶴瓶さんは、北鎌倉の喫茶店を訪ねます。たくさんの笛が展示される店を営むご夫婦に、ロマンチックな出会い話を聞きました。さらに、坂道をのぼっていると、坂を駆け降りる女性に遭遇。驚いた鶴瓶さんは・・・。

放送内容(後編)

旅の前半、細野さん家の近くで鶴瓶さんが見つけたのは、『← 365歩 笛』と書かれた手作りの看板。気になった鶴瓶さんが訪ねると、そこは店内に約600点もの世界中の笛が飾られた喫茶店「」でした。店で迎えてくれたのは、山端さんご夫婦。ご主人は笛の演奏に止まらず、笛をコレクションしたり、人にも教えているそうです。奥さんはピアノを演奏し、音楽が趣味というご夫婦。店も家もご自身で改築、母屋は20~30人が入れるワンルームにして、念願だった自宅での音楽会を、今では近所の人たちを招いて毎月開催しているとか!。鶴瓶さんが美味しいコーヒーを頂いていると、店に入って来たのは、ランドセルを背負った女の子二人。『コーヒーを飲みに来たの?』と訊ねる鶴瓶さんですが、そんなことは無いでしょう…(笑)。『お菓子を貰いに来たの』という、あかりちゃんとみずきちゃん。『(近所の子が)学校の帰りに寄ると、お菓子を貰えるお店なんです』と奥さん、二人にお菓子を配ってくれました。『私は笑福亭鶴瓶と申します』と自己紹介すると、『はぁはぁ』と応えるあかりちゃん…(笑)。グルーは知っているそうなので、名場面のセリフを披露する鶴瓶さんでした。するとご主人も笛の音を出そうと、サイモン&ガーファンクルがカバーし世界に広まったアンデスのフォルクローレの代表曲『コンドルは飛んで行く』を披露してくれました。ご夫婦に馴れ初めを訊ねると、沖縄返還前の1968年にご主人が参加していた沖縄問題研究会が、団体旅行の割引となる30人を集めて沖縄に行こう計画した際に奥さんが応募、当時はパスポートを持って沖縄に向かう船の上でご主人が吹く笛の音に奥さんが魅了されてしまったそうです。鎌倉でお店をやっていると著名人も多く来るのではと気になった鶴瓶さん、すると奥さんの父は高村光太郎(詩人・彫刻家)の甥っ子、お祖母ちゃんは光太郎のすぐ下の妹だとか…。

作務衣-鎌倉シャツ

一方、地元を盛り上げようと頑張っている人に会いたい猿之助さんは、まず地元の物知りな人に伝手を求めようと、博古堂の後藤さんに教えられ、「浄智寺」(じょうちじ)の住職、朝比奈惠温(えおん)さんを訪ねます。北鎌倉にある浄智寺は、禅寺の格の上位5つで“鎌倉五山”のひとつに数えられ、寺の境内は国の史跡に指定され、本尊の木造三世仏坐像は県の重要文化財に指定されています。朝比奈住職に庫裏に招かれた猿之助さん、鎌倉を盛り上げようとしている人に会いたいと相談すると、自分を含め大勢いるとご住職。でも若い人がよかろうと、住職が着る作務衣を地元で作って欲しいと提案したところ、頑張りますと応えてくれた、「メーカーズシャツ鎌倉」(鎌倉シャツ)を紹介してくれました。創業者の先代から代替わりして、お姉ちゃんが社長、弟が副社長をしているそうです。

喫茶店「笛」を出た鶴瓶さん、坂道を猛スピードで走り下る女性を見つけると、『走ったら危ない!走ったら危ないよ、あんた何してんの、またコケるで!』と、半ば叱りモードで声を掛けます。余計なお世話かと思いきや、『50分の電車に乗ろうと思ったけど次の電車でも大丈夫です』と、立ち止まって鶴瓶さんの話に耳を傾ける宮原さん、『すみません、走って』と、なんて素直な女子大生でしょう(笑)。実は、頻繁にこの坂で転んでケガもしていると話す宮原さん、鶴瓶さんのお節介に心打たれた様ですが、この4月からは新社会人、会社に遅刻しそうになると未だにどうしても走ってしまうそうです(笑)。

パジャマ-鎌倉シャツ

鶴岡八幡宮前の博古堂から、浄智寺のある北鎌倉に戻った猿之助さんですが、再度鶴岡八幡宮へととんぼ返り!。博古堂のすぐ近くにある、「メーカーズシャツ鎌倉」(鎌倉シャツ)の鎌倉本店を訪ねます(笑)。店で迎えてくれたのは、その作務衣を着て接客をしていた副社長の貞末さん。社長のお姉さんは東京オフィスに居るそうです。朝比奈住職に言われ作ったという作務衣を試着させてもらった猿之助さん(171cm/61kg)、Mサイズでピッタリ!。すごく着心地がいいそうです。上下で2万円程するそうですが、大人気の商品で完売中とのこと…。すると、次に入荷した際はぜひ副社長のコネで取り置きして欲しいと、大きく胡麻を擂る真似をする猿之助さんでした(笑)。店内でパジャマを試着していた女性に声を掛けると、鎌倉で企画の会社を営んでいるとか。ステキな女性に、『さすが鎌倉、お客様も洒落ているでしょ』と関心する猿之助さん。鎌倉を盛り上げている若手を探していると話すと、『(地元)出身じゃないですけど、カヤックさんとかは頑張っていますよね』と、面白法人カヤックという企業を教えてくれました。

一方、スタジオの猿之助さんに『雨で北鎌倉からぜんぜん動こうとしない』と笑われつつ、明月院通りの坂を上っていく鶴瓶さん(笑)。しかし、上に行けば行くほど坂は急になり、息も絶え絶えに…。すれ違った女性に尋ねると、上はほぼ住宅街ですが、小さな商店街もあるそうです。

教えてもらった「面白法人カヤック」に向かう猿之助さんですが、鎌倉駅の西口近くで珈琲豆店「鎌倉コーヒー豆.com」を見つけると、コーヒー好きの血が騒いだのか、急に珈琲豆を買いに立ち寄ることに(笑)。店内で迎えてくれたのは、鎌倉が気に入って10年前に葉山からこちらに店と住まいを移したという店主の中島さん。店内にギターが飾ってあることが気になり訊ねると、若いときにニューヨークでレコーディングエンジニアをしていたという中島さん、自分でもギターを弾くし、知り合いに押尾コータローさんなどミュージシャンが大勢いるからだとか。お釈迦様の言葉を基本にして生きていると毎日が楽しいと話す中島さん、ご自身のキャッチフレーズは『焙煎30年、座禅40年』だそうです…。

やっとこさ明月院通りの坂を上り切った鶴瓶さん、ようやく今泉台の住宅地へと辿り着きました(笑)。猿之助さんと別れた坂の下から上までの距離は約1キロ、標高差65メートルですから、平均勾配は6.5%。距離は短いですが、高尾山のケーブルカー山上駅から山頂まで登った様な感じですね…。北鎌倉台商店街を歩き出した鶴瓶さん、何の店かと気になった店舗内を覗いてみると、歓声をあげて店から出て来てくれたのは、着物を着た店主の津下さん。ここは「HAREYA(ハレヤ)鎌倉 」というイベントスペースと峠の茶屋を兼ねた施設で、シャッター商店街を盛り上げようと昨年の11月にオープンしたそうです。この日は“HARE茶屋”の営業をしていますが、イベントスペースなので、ヨガをやったり、日曜はカフェをやったりしているとか。女将もヨガをやると知り、どんなものかと訊ねると、「シルクサスペンション」といって伸縮性のある幅広の布(スリング)をハンモック状に両端2点を天井の梁に引っ掛け、その間にブランコの様に乗っかると、足を引っかけて逆さまになったりするエクササイズだそうです。『あぁ、原日出子さんがテレビCMでやってるやつや!』と気が付いた鶴瓶さんですが、空中ヨガ(エアリアルヨガ)とシルクサスペンションとでは、ちょっと違いがあるらしいです。着物の裾を気にしながら、実演して見せてくれた津下さん、お上品そうなのにとてもアクティブ!。裾の中が見えてしまわないかと心配する鶴瓶さんですが、『大丈夫です、履いてます!』と(笑)。

鎌倉駅の西口近くにある「面白法人カヤック」の本社を訪ねた猿之助さん、建物の前で出会った社員の方に話を聞くと、向かいの立派な建物と合わせて2棟ともカヤックの施設だそうです。ホームページを見ると、他にも各地に関連施設があるようで、正式な社名は“株式会社カヤック”、従業員数は260名(グループ全体で496名、2021年12月末時点)。話を聞きたいと相談すると、広報部の梶さんが出て来てくれました。梶さんが差し出した名刺には、漫画のイラストが描かれています。カヤックでは、社員全員が漫画名刺なんだそうです。“作る人を増やす”というのが経営理念のカヤックでは、入社したらまず自分で名刺を作ることから始まるんだとか。一体何の会社なのかと気になる猿之助さんですが、『日本的面白コンテンツだったら何でもやる会社』と教えられても…(汗)。まずは社屋内に入らせてもらうと、1階には“ありがとう”と名付けられたスペースがありました。フリースペースとなっていて、会議をしたり仕事で使ってもいいし、カヤックが取り組む地域通貨「まちのコイン」の事務局が置かれていたりします。梶さんにご家族の事を訊ねると、さっきの漫画名刺に描かれていたのが、自慢のかわいい息子と娘だそうです(笑)。下の子は今、カヤックが鳩サブレーの豊島屋さんと一緒に運営している企業型保育園にあずけていると聞いた猿之助さん、次はその保育園に案内してもらうことに!。

鶴瓶さんは、喫茶店「笛」で“OYAKO展”と銘打った焼き物の展示をしていた田中さん家を探して、住宅街の表札を一軒一軒見て回ります…。ようやく見つけた田中さんのお宅、門柱の上に焼き物が飾ってあることから、この家に間違いないとピンポンを押す鶴瓶さんでした(笑)。出て来てくれた田中さんは、御年90歳。家の裏に窯を構え、戸塚にいる娘さんと35年間も陶芸を続けているそうです。ほぼ毎日、あの坂を20分下って笛に通っているという田中さん、上りは30分かかると聞き、ビックリする鶴瓶さん。『止めてください、こけますよ!、あそこで何べんもこけてる大学生(宮原さん)がいますからね』と(笑)。

猿之助さんが、カヤックの本社から歩いて5分ほどで辿り着いたのは、「まちの保育園 かまくら」。出て来てくれた園長の菊池さんに話を聞くと、開園して4年と新しい保育園だそうです。2018年にカヤックの本社が移転してきた際に、元々待機児童が多かった鎌倉で300人もの社員が一堂に働くとなると育児問題が生じると、豊島屋さんと一緒に企業型保育園を運営することにしたそうです。正式な制度名は「企業主導型保育事業」、企業が従業員の働き方に応じた柔軟な保育サービスを提供するために設置する保育施設や、地域の企業が共同で設置・利用する保育施設に対して、行政から様々な助成が得られる仕組みですが、条件として約半数の定員は企業以外の地域の一般児童を受け入れる必要があるそうです。猿之助さんたちが玄関前で立ち話をしていると、ママが迎えに来て園から出てきたのは、2歳のこうすけくん。猿之助さんが『ここの保育園は楽しいですか?』と訊ねると、『ううん、楽しくない』と…(汗)。園長先生によると、ちょうど反対のことを言いたい年頃だそうです(笑)。梶さんの息子のこだかくんも出て来たので、お迎えを済ませて一緒にカヤックに戻ること。しかし並んで帰る道中、水溜りに入ってはジャンプして遊ぶこだかくんのヤンチャぶりに、悲鳴を上げる猿之助さんでした(笑)。

後編の再放送は、5月23日(月)午後2時05分から、NHK総合で放送予定未定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

市川猿之助さん


番組内で紹介された 鎌倉市の名物など

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