鶴瓶の家族に乾杯 | 静岡県掛川市(広瀬アリスさん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和5年9月4日(月)放送 広瀬アリスが於愛の方ゆかりの静岡県掛川市の旅へ!(前編)

旅のゲストは、女優の 広瀬アリス(ひろせ アリス)さん。静岡県清水市出身の28歳、4つ年下の妹が広瀬すずさんです。15歳の時にミスセブンティーンのグランプリに選ばれ、3年後には妹の広瀬すずさんも Seventeen(セブンティーン) に加入し、史上初めて姉妹で専属モデルになります。ファッションモデルの傍ら、テレビドラマや映画への出演も増えると女優としての評価も高まり、2015年以降はファッションモデルを引退し女優業に専念。2017年度下半期のNHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』では“秦野リリコ”役を演じ、コメディエンヌとしての才能と女優としての演技の幅の広さが高く評価されました。現在放送中のNHK大河ドラマ『どうする家康』では、徳川家康の側室で二代将軍・秀忠の母となる“於愛の方”役を演じています。今回は大河ドラマの番宣を兼ねて、地元静岡県に凱旋してのゲスト出演ですね!。掛川市長も大いに気になっている様子で、ツイッターで情報提供を呼び掛けていますよ(笑)。

今回の旅の舞台は、静岡県 掛川市(かけがわし)。静岡県の西部の海沿いに位置し、戦国時代には今川氏配下の朝比奈氏の城下町として発展しますが、遠江国(とおとうみのくに)東部の拠点として掛川はしばしば争奪戦の舞台となり、掛川城高天神城は徳川家康との攻防が何度も繰り広げられました。江戸時代には掛川宿が東海道の主要宿場町となり交通の要所として栄え、農業でもお茶の生産量は全国屈指の規模を誇りますが、近年は県内有数の工業地帯として発展を遂げています。広瀬アリスさん演じる“於愛の方”は、いろいろ疑義あるものの通説では、戸塚氏の父と兄が討たれて母方の祖父・西郷正勝に保護され、のちに正勝の嫡孫・西郷義勝と結婚し1男1女をもうけるも義勝が戦で落命、母の元に身を寄せていた所を家康が見初め浜松に連れ帰ったと云われており、側室となってからは西郷局(さいごうのつぼね)と称したそうです。戸塚氏は上西郷村(現在の掛川市)の地侍であり、西郷局の従姉妹が記した『お国文書』が掛川市に残されているほか、西郷局が家康から拝領した屋敷が上西郷村に存在したとされています。今回は、そんな役どころの所縁の地を、広瀬アリスさんは訪れることにしたので間違いないでしょう!(笑)。上西郷地区では『於愛の方(西郷の局)を伝える会』が発足し、掛川市では西郷の局顕彰物語冊子『西郷の局物語 お愛さま』を製作し領布、今年の年末まで掛川城の二の丸御殿では『於愛の方フォトプラン』と題した絢爛豪華な色打掛を着ての記念写真撮影が行われるなど、掛川は大河ドラマに併せて大いに盛り上がっていますよ!。


番組の概要(前編)

番組初登場の広瀬アリスさんが、大河ドラマ『どうする家康』で演じる、家康の側室・於愛の方ゆかりの地掛川市を巡る旅へ!。由緒ある神社で待ち合わせをした鶴瓶さんと広瀬さんは、占い師にふたりの運勢を占ってもらうことに。さらに、教えてもらった道の駅で旅の手がかりを集めます。一人旅となった広瀬さんは、初のアポなしロケに戸惑いながらも掛川茶の工場を訪問、家族にまつわる驚きの事実が明らかに!?。一方の鶴瓶さんは、道の駅で買ったトウモロコシの生産農家を探しますが…。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2023年7月12日(水)。「事任八幡宮」(ことのままはちまんぐう)で待ち合わせた、鶴瓶さんと広瀬アリスさん。広瀬さんにとって掛川のイメージといえば、掛川が舞台になっているサッカー漫画『シュート』なんだとか!。そして、『今日は、大河ドラマ“どうする家康”で演じている於愛の方の所縁の地で歴史を感じたいです』と旅の意気込みを語る広瀬さんですが、お昼ご飯も全て自分でアポ取りしないといけないと撮影スタッフに言われ、『人生で初めてですねぇ』と気が滅入る様子…。ただ、“ベーさん”(鶴瓶さん)とは去年のクリスマスを一緒に過ごした仲だそうで(ベーさんのラジオ番組に呼ばれて)、心強いとか(笑)。

【二人旅】 「事任(ことのまま)八幡宮」へ

まずは神社をお参りしようとする鶴瓶さんですが、広瀬さんに『お手々』と制され手水舎に立ち寄ると、そこで出会ったのは年配の譽田さん、とても87歳には見えないほどお洒落で若々しく、先代の宮司の奥様と巫女の久米さんが紹介してくれました。次に出会った静岡市内から来たという竹下さん母娘と太田さんによると、この事任八幡宮は、“ことのまま”に願いが叶う神社として有名なんだとか。そうと聞いて大喜びで拝殿に向かった鶴瓶さん、小銭入れをひっくり返して財布に残っていた手のひら一杯のジャリ銭を広瀬さんと分け合い、ことのまま願いが叶いますようにとお参りします(笑)。そこで出会ったのは、現在の宮司さん、先に下で会った譽田さんの息子さんです。すると、『私が来ないと話にならないのよ』と、還暦ちかい息子を心配して87歳になる譽田さんも拝殿まで登って来てくれたので、お二人からご家族の事などについて話を聞きました。そこで鶴瓶さん、この神社は願い事が叶う神社で有名らしいと尋ねると、『ただ願い事を叶えるだけの神様でなく、神様にお願い事をして、“正しい道を授けてください”というのが本当のお願いの仕方』だと宮司さんが教えてくれました。そして、神様に導いて頂いた道を“事のままに生きる”というのが、「事任(ことのまま)八幡宮」の名の由来なんだそうです。

【二人旅】 「開運占いカフェ七夢」で占ってもらうと!

この日はとても暑い日で、神社を出た二人は“氷”の幟に引き寄せられる様に、鳥居の前に建っていた喫茶店「開運占いカフェ七夢」に立ち寄ります(笑)。迎えてくれたのは、店長の田村さんと、先に事任八幡宮の拝殿の前で出会った石垣さん。その際に、広瀬さんを見るなり『於愛(おあい)さまですか?』と直ぐに気が付いてくれた、大河ドラマのガチファンだという石垣さん。浜松に住んでいる占師さんで、この店では店長の田村さんを含め7人の占師が、交代でカフェに併設された占い部屋に詰めているんだとか。『占いは好きですか?』と聞かれ、『嫌いです!』と即答する鶴瓶さん、『手相だったらいいじゃないですか?』と勧められますが、やはり『嫌!』と頑なに断る鶴瓶さん、取り付く島もありません…(汗)。一方、あっけらかんとした広瀬さん、まったく気に留めることなく、右手で抹茶氷を食べながら空いていた左手をさっとテーブルの上に差し出します(笑)。すると、広瀬さんの左手相を見た田村さん、『この線が離れているのは10人に1人の割合で、大胆に行動する人の特徴』なんだとか。またの名を「KY線」とも呼ぶと聞いて、直ぐに『空気が読めない人』だと気が付いた鶴瓶さん、『あんがい最近、空気読めるようになったよね』とフォローすると、『ことし29なんで…』と、多少は身に覚えがあるらしい広瀬さんでした(笑)。続いて右手を見てもらうと、親指の付け根近くに今年出来たというホクロがあって、田村さんから『握って見えなくなると幸せを掴むと云われている』と聞き、思わずガッツポーズをしながら『キタ――(゚∀゚)――!!』と叫ぶ広瀬さん。再び左手で結婚線をみてもらうと、30歳過ぎぐらいに結婚できそうだとのことでした(笑)。手相(感情線)で“性格”も分かると聞いた広瀬さん、嫌がる鶴瓶さんの右腕を強引に掴んでテーブルの上に引きずり上げると手のひらを開かせ、田村さんに見てもらうことに!。すると、その手を見るなり『すごいねぇ』と石垣さん、田村さんも『すごいですねぇ』と感嘆します…。田村さんによると、『けっこう人のために尽くしたいって人で、健康線も2重になっているからすごく丈夫で身体を使う仕事が向いていて、金運の線もすごくあるのでお金も貯まります』との事でした!(笑)。これから何処に行ったらいいかと尋ねると、さすがに占いではなく普通に、近くにある道の駅を紹介してくれた占師のお二人でした(笑)。

【二人旅】 「道の駅 掛川」にて

そして、「道の駅掛川」を訪ねた二人ですが、次のひとり旅に備えて広瀬さんにアポ取りをしてもらうことに!。心臓バクバクで人生初のアポ取りにチャレンジする広瀬さんですが、難なくOKを頂くことが出来ました(笑)。二人が売り場を回り始めると、お店のスタッフもお客さんも大喜び!。すると、『掛川茶ですけど…』と試飲を勧めてくれたのは、製茶会社の直営店「お茶処東山」の店長をしている藤田さん。遠慮なく二人が頂くと、深蒸し茶だそうですが、苦みもなくとても美味しいお茶だそうです。「茶文字の里」としても知られる“東山”地区は、世界農業遺産にも認定されているお茶の一大産地で、掛川茶のなかでも特に東山茶と呼ばれ人気が高いそうです。藤田さんに淹れて頂いたお茶を一袋と、産直売り場で売られていたホワイトトウモロコシを一袋買った鶴瓶さん、ここで広瀬さんとは別れ、自分は買ったトウモロコシの生産者農家である岡本さん家を探し訪ねることに。

一方の広瀬さんは、静岡生まれながら製茶工場には行ったことが無いと、先ほど頂いたお茶を作っている会社を訪ねることにします。そこで鶴瓶さん、再び店長の藤田さんを捕まえて詳しく話を聞くと、このお茶を作っているのはお茶処東山の出店者でもある製茶工場「山啓製茶」で、道の駅からは車で5分ほどだとか。さらに、トウモロコシ生産者の岡本さんを知っているか訊ねてみると、なんと偶然にも『私のいとこです』とのことでした(笑)。

【広瀬さん】 「山啓製茶」工場へ

山啓製茶」を訪れた広瀬さんですが、事務所の入口のドアには、『アポなし訪問の禁止』の看板が…(汗)。恐る恐る声を掛けてみると、事務所に一人でいた女性が『少々お待ちください』と、何やら相談してくれることに。返事を待つ間、工場の隣に建つ母家の玄関先に繋がれていた人なつっこい犬と戯れる広瀬さん。すると、しばらくして母家から出てきた齋藤さん、気兼ねなく工場を見学させてくれるそうです!。工場にいたのは、社長の齋藤さんと営業部長の渡邊さん、案内を引き受けてくれたのは、なんと先代の会長さんでした(笑)。今日は工場は休みだそうですが、一歩踏み入れると、お茶の香りが辺り一面に充満しています。こちらは元々130年続くお茶農家で、7年前にこの工場を建て、生産者から荒茶を仕入れて加工して消費地に届けるという役割を担っているんだとか。工場内の設備を説明してくれたのは、営業部長の渡邊さん。まずは、様々な種類のお茶をブレンドし、そのお茶が運ばれた先にあるのが乾燥機と火入れ機、約100度の熱が加えられるそうです。この日は工場が休みでボイラーは止まっていますが、それでも工場の中は暑くて汗が噴き出した広瀬さん、思わずタオルを借りて汗を拭います…(汗)。これで火が入ったら工場内は40~50度にもなるそうで、暑がる広瀬さんを心配した会長さん、次は逆に寒い所に案内してくれるそうです!。広瀬さんが案内されたのは、荒茶の原料を貯蔵している広大な冷蔵庫、中の室温はマイナス10度だと聞いて大喜びする、暑さが苦手な広瀬さんでした(笑)。

【鶴瓶さん】 渋垂秀夫さんとの出会い

一方、トウモロコシを育てて道の駅に出荷している岡本さんに会いたいと、藤田さんに教えられた“千羽地区”へとやって来た鶴瓶さん。一軒のお宅を訪ね岡本さん家を知らないかと尋ねますが、出て来てくれた渋垂さんは知らないそうです…。渋垂さんの風貌から何かの研究者かと尋ねた鶴瓶さん、するとここでは美術をやっていて、子供が習いに来たり、ギャラリーやアトリエもあるんだとか。くるみ幼稚園の絵画講師として長年子どもたちと接してきた渋垂さんは、阪神淡路大震災後に子どもたちを支援するボランティア活動を通じて子供のための心地よい空間づくりが大事だと感じ取り、1997年に掛川市千羽の里山に300年の古民家を改修した「Agora子ども美術工場」を開設したんだそうです。そして、壁一面には40年前から教えているという子供たちの当時の作品が今でもそのまま貼られていて、四十過ぎになった教え子たちがたまに訪ねて来ては、当時を懐かしんでいくんだとか。

【広瀬さん】 山啓製茶で掛川茶を頂くと

第50回 東京都優良茶品評会 農林水産大臣賞受賞記念茶

お茶工場の見学を終えた広瀬さん、事務所に戻って道の駅のお茶処東山で買い求めた山啓製茶さん製造の掛川茶を淹れて飲ませて貰うことに!。渡邊さんがまず上皿天秤で計量したのは、4gの茶葉。お茶の試飲や検査は4gで行うのが基本だそうで、その重さを計るのに使ったのは分銅ではなく、普通の4枚の一円硬貨…。アルミニウムで出来た1円硬貨の重さは、ジャスト1gなんだそうです!。その茶葉を急須に入れ、お湯を注いで2つの湯飲み茶わんに注ぎ分けてくれた渡邊さん。コツは最後の一滴まで注ぎ切ることで、その最後の一滴こそ旨さが凝縮された「ゴールデンドロップ」なんだとか。それを飲んだ広瀬さん、深蒸し茶らしく色は濃いのに、苦みは一切なくまろやかで美味しいそうです。次に、東京都品評会で農林水産大臣賞を受賞した茶葉(本物)を試飲させて貰えることになった広瀬さん、『出た!、(カッコ本物が)SNSで一番怪しいワード(笑)』と疑いつつ、本音では自分に聞茶はムリと思っていたそうですが、これが飲んでみると明らかに違いが分かるんだとか!。『おぉぉぉー濃ゆい、飲んだ後味は全然スッキリしてる…』そうです(笑)。

【鶴瓶さん】 花井みほさんとの出会い

渋垂さんに、別棟の納屋を改修して作ったというギャラリーに案内して貰った鶴瓶さん、大きなキャンパス描かれた様々な絵画を目の当たりにし、こんな田舎でトウモロコシ持って歩いていたら偶然にもこんな芸術家と出会うとはと、大いに驚かされます(笑)。再びトウモロコシ生産者の岡本さんを探そうと、渋垂さんの家を出た所で鶴瓶さんが出会ったのは、スタッフとして渋垂さんの仕事を手伝っている花井さん。Agora子ども美術工場には“文庫”と呼ばれる読書のための別棟まであって、花井さんの書いた本も置いてあると聞き、再び上がらせて貰うことにした鶴瓶さん。第3巻まで揃った「アゴラ森物語」(はないみほ 著)は、子ども達のためのたまり場であるアゴラの森を舞台に、大震災や原発事故などを経た人々が、自然や動物とどう向き合い生きるべきなのかを問い掛ける感動の物語。滋賀県の出身で、看護師を経てホリスティック医学に係わり、長期入院の子供の親たちの精神ケアの活動をしつつ、東日本大震災後には宮城県女川町で子どもたちの支援を行うボランティア活動をしてきたという花井さん。二十数年の前に、自分の子供が渋垂さんの所で面白そうな遊びを数々体験させて貰っている中で自分も教えて欲しいと思ったのが、Agora子ども美術工場に参画するきっかけになったんだとか。

【広瀬さん】 斎藤家の双子伝説?

齋藤会長にご家族について訊ねると、社長を継いでるのが息子さん(長男)で、広瀬さんが最初に事務所で出会ったのが専務(事務担当)をしている娘さん(社長の妹)だそうです。そして、営業部長の渡邊さんによると、会長は双子の兄で、専務をしている娘は双子の姉で、社長を継いだ息子の子供がまた双子の姉妹、なんと三代続けて双子がいる一家となり、2013年に大阪大学で開かれた第2回ふたごフェスティバルに招待された時の写真を見せてもらいました!。一方、49歳になる営業部長の渡邊さんは、18歳で入社して今年で31年目、渡邊さんの4つ上のお兄さんも同社で製造部長をしていて今年35年目になる大ベテランだそうで、『従業員と言えども家族みたいなもので、みんなに助けらて一緒になってやっていくことが、おいしいお茶を作る源になっている』と話す会長さんでした。専務は、子どもの頃に風邪をひいて、渡邊さんのお兄さんに学校まで迎えに来てもらったんだとか(笑)。

【エンディング】

藤井聡太王将がおやつに選んだ「火の羊羹」

番組の最後、スタジオの小野アナウンサーによると、広瀬さんが頂いたお茶は去年(令和4年)の東京都優良茶品評会の“都の華”部門で農林水産大臣賞を受賞したお茶だそうですが、今年(令和5年)の同品評会でも山啓製茶は史上初の3連覇になる農林水産大臣賞を受賞したそうで、鶴瓶さんと広瀬さんにも是非(本物)を飲んで欲しいと、送って頂いたそうです(笑)。二人の前に置かれたのは、お茶と羊羹のセット。説明を続ける小野アナの声を聞き流し、我慢できずに羊羹に爪楊枝を刺す鶴瓶さん…。その様子が横目に留まった広瀬さんは、慌てて『ちょっと、ちょっと!』と小野アナの説明を制しつつ、『お茶から先に飲みません?』と先に羊羹に手を伸ばした鶴瓶さんを嗜めます(笑)。そこで、先にお茶を頂くことにした鶴瓶さん、『番組のスタッフが淹れたにしては上手いこと淹れてるわ』と褒め、『本当に美味しい。嫌な苦みがまったく無くて、ほんとゴクゴク飲めちゃう』と話す広瀬さん。続いて、『よかったら羊羹も召し上がって下さい』と添えられ羊羹を勧める小野アナウンサー、今年1月に掛川城の二の丸茶室で開催された「第72期王将戦 第1局」で、藤井聡太王将と羽生善治九段がそれぞれ8日午前と午後のおやつに選んだ、掛川市内にある伊藤菓子舗の「火の羊羹」だそうです。火伏せの神として信仰を集める霊地・秋葉山に続く秋葉街道にちなんで名付けられた火の羊羹は、強い火加減で入念に練り上げられた逸品で、二人の天才棋士に供されたのは、ゆず蜂蜜・掛川茶・本煉(ほんねり)の3種の盛り合わせだったそうですが、この対局以後問い合わせが殺到し、何れも手に入り難い状態が続いているそうです。【後編へ つづく】

前編の再放送は、大相撲中継のため延期になり、9月25日(月)午後4時15分から放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

鶴瓶さん

広瀬アリスさん

 

 令和5年9月11日(月)放送 広瀬アリスが静岡県掛川市で芸能人生かけた旅?どうする?(後編)

番組の概要(後編)

大河ドラマ『どうする家康』で家康の側室・於愛の方を演じる広瀬アリスさんが、静岡県掛川市へ。一人旅となった広瀬さんは、いよいよ於愛の方ゆかりの地をたどる旅を始めます!。さらに、食事をするために飲食店への取材交渉に臨みますが、なかなか思い通りにいきません…。芸能界引退の危機到来?、どうするアリス!?。一方の鶴瓶さんは、道の駅で買ったトウモロコシの生産農家を探し続けますが、こちらも思うようにはいかず、振り回されます…。どうする鶴瓶!?(笑)。


放送内容(後編)

茶草場農法ビューポイント②付近

東山にある「茶草場農法ビューポイント②の近く」へとやって来た広瀬アリスさん、辺り一面に茶畑が広がる景色を眺め感動するかと思いきや、『静岡ではこの光景、めっちゃ普通』なんだそうです…(笑)。すると、こちらへと登ってくる1台の白いトラックを見つけ、さっそく出会いのチャンスが巡って来たと慌てて追いかけ『すみませ~ん』と大声を掛けますが、その車は何事もなかったかの様に走り去って行ってしまいました…(汗)。

一方、道の駅で買ったトウモロコシを栽培している岡本さんに会いたいと、再び“千羽地区”を探し回る鶴瓶さん、道路端の縁石に腰を下ろして休んでいた榛葉さんを見つけ声を掛けます。85歳になるそうですが、この暑いなかで畑作業をしていると聞いてビックリ!。トウモロコシ農家の岡本さんの家を知らないかと尋ねると、この先を左に曲がった国道端の家だろうと教えてくれました。

【広瀬さん】 於愛の方の所縁の地へ

西郷斎宮の祠ー西郷の局・於愛の方

現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』で、徳川家康の側室で秀忠の母となる“於愛の方”(おあいのかた、後の“西郷の局”)を演じている広瀬さん、その所縁の地があると山啓製茶の齋藤会長に教えて貰った“西郷地区”へと向かいます。西郷小学校の前でロケバスを降りた広瀬さん、さすがに小学校を訪ねるのは気が引けると歩きはじめると、すぐ斜め向かいにあった「JA掛川市 西郷支所」の駐車場で桑野さんと出会います。於愛の方の所縁の地について訊ねると、農協の事務所に戻ってパンフレットを取ってきてくれて、案内マップを見ながら『ここが地区の公民館で(於愛の方)祀ってある所があり、横には昔に親父たちが掘ったら出てきた古墳がある』と教えてくれた上に、その公民館まで案内してくれるそうです!。並んで歩きながら桑野さんに話を聞くと、60歳でサラリーマンを定年してから77歳まで守衛をして、80歳になる今は農業を営んでいるそうですが、年齢にしては歩く足取りが速くてビックリします。案内してもらった「構江公民館」の前には“斎宮(いつきのみや)様の由来”が書かれた看板が立ち、公民館の横には「西郷斎宮(いつき様)」(於愛の方の生誕地と伝えられるこの地の屋敷神)の祠が建てられていました。そこで桑野さんが紹介してくれたのが、近所に住む中村さん。西郷の局の所縁の地について教えて欲しいと相談すると、自分よりもっと詳しい人がいるからと、知り合いの小林さんを電話で呼び出してくれることに!。

未だトウモロコシ農家の岡本さんに辿り着けず、千羽地区の辺りを車で走り回る鶴瓶さん、再び道で出会った小学生に岡本さんのことを訊ねてみることに。小学5年生の石川くん、5人兄弟の双子の末っ子と聞いて俄然彼の家族構成に興味を抱いた鶴瓶さん、岡本さんの事はさておき、すぐ先の石川くんの家まで押し掛けることに!(笑)。

西郷の局物語「お愛さま」

しばらくして軽トラで公民館に駆け付けてくれた小林さんによると、於愛の方の父・戸塚五郎太夫の屋敷がここら辺にあって、再婚して生まれたのが西郷局(於愛)で、ここ(西郷地区)の生まれだから西郷というより、母方の実家が豊橋市の北の三河西郷氏だったことから“西郷局”とされた説が有力な様です。そして、次に小林さんと桑野さんが案内してくれたのが、公民館の裏を流れる倉真川を挟んで反対側にある観音寺跡地(観音寺は西郷氏の菩提寺と伝えられるが廃寺となり、その土地は現在は地区で借り上げ公園「構江遊園地」になっている)で、そこに建てられていたのが「戸塚家の墓」(於愛の方の父・戸塚五郎太夫忠春といとこ・於国の供養塔)。その先の高台へと登ると、桑野さんが小学生だったころにお父さん達が掘って見つけたという「平塚古墳」(6世紀後半から末に築かれた横穴式石室を有する方墳)がありました。80歳になる桑野さんの後に続いて登って来た広瀬さんですが、古墳の上に着くころには『はぁはぁ…』と息絶え絶えで、顔つきは広瀬さん曰く『テレビに出てはいけない顔』になってしまっています(笑)。

【鶴瓶さん】 5人姉弟の石川くん家へ

石川くんの家を訪ねた鶴瓶さん、家から出て来てくれたお母さんによると、長女・長男・次男・次女・石川くんの5人姉弟で、次女と石川くんが双子なんだとか。さっきまで岡本さんを捜し歩いていたのに、お母さんに会うなり『これ“家族に乾杯”いうてね、5人の子どもがおるところを探してたんですよ』と適当な嘘を平気でつく鶴瓶さん、その様子を見ていたスタジオの小野アナウンサーは『またそんな、口から出任せを…』と呆れ返ります(笑)。鶴瓶さんに石川くんにそっくりと言われ心外そうなお母さん(笑)、石川くんは父親似で、双子の女の子の方がお母さん似だとよく言われるそうです。そうしているうちに、石川くんの双子のお姉ちゃんも小学校から帰宅、とても可愛らしい子でした。卓球クラブに入っていると聞き、さすがに双子の男の子とはいえ野球部の石川くんが双子の女の子に卓球では敵わないかと思いきや、『いや、僕の方が上手いっす』という石川くんと、『負けます』と答える双子のお姉ちゃん…。そんな石川くんに向かって、『負けろ!、こんな可愛らしい子に、なんで勝つねん 野球部が!』と叱りつける鶴瓶さんでした(笑)。

【静岡県掛川市の魅力紹介】

ここでスタジオから、広瀬さんが大河ドラマで演じている於愛の方にちなんで、静岡県掛川市をビデオ紹介。ナレーションは、常盤貴子さんです。

『どうする家康』で於愛の方は笛の名人として描かれていますが、彼女が生まれた掛川は、“音楽の街”としても知られています。掛川市を走る天竜浜名湖鉄道桜木駅にはもう一つ別の駅名があり、それは「ヤマハピアノのふるさと」。掛川には、東京ドーム5つ分もの広さのピアノ工場があるそうです!。1965年に建てられたヤマハのピアノ工場では、家庭用からホール用まで、年間2万代以上のピアノを生産しています。1台のピアノに使われる部品はおよそ8,000点。温度と湿度が一定に保たれた室内では、熟練工が手際よくピアノを組み立てていきます。また、ピアノの調律師などを養成するヤマハピアノテクニカルアカデミーを併設、国内はもちろん、世界中から多くの人が学びに訪れています。もちろん掛川には、楽器を作るだけでなく、演奏する人たちも!。その一つが、「掛川市民オーケストラ」(通称:掛オケ)。オーケストラ経験者が中心となって2002年に発足、中学生から60代までのメンバー45人が年に1回の定期演奏会や小学校での音楽教室などで音楽の楽しさを届けています。
 音が楽しいと言えば、「掛川祭」も!。毎年10月に開かれる掛川祭には38台もの屋台が繰り出し、華やかに街を彩ります。屋台同士がすれ違う際には、テンポの速いお囃子が鳴り響き、賑やかな笛や太鼓の祭り囃子が掛川祭には欠かせません。

【広瀬さん】 川遊びをしている親子を見つけ

広瀬さんは、構江公民館から戸塚家の墓がある観音寺跡地へと向かう途中で渡った倉真川(くらみがわ)の橋の上から見つけた川遊びをしていた母娘に話を聞こうと戻ってみると、まだ母親と二人の子供が川に入って遊んでいて、対岸の土手にはお父さんらしき姿が!。声を掛けてから近づき話を聞くと、お父さんが押すベビーカーの中には3人目の赤ちゃんも。ジョシュアさんご夫婦は二人とも外国の方の様ですが、話す日本語が堪能過ぎてビックリして訊ねると、アメリカ人と日本人のハーフというご主人は米国ユタ州の出身ですが、カナダ人と日本人のハーフの奥さんは日本とアメリカを行ったり来たりしながら生まれ育ったとか。奥さんの母方の実家が掛川にあり、この自然豊かな環境が気に入って、今年の4月に移住してきたんだそうです。

一方、『北へ 南へ… たどり着くまでに太陽が笑う…』(長渕剛「ひまわり」)とBGMが流れる中、再び北へ南へと岡本さんを探して車を走らせる鶴瓶さん…。国道端に建つ1軒のお宅を訪ね聞いてみると、榛葉さんの奥さんが、たぶん陸橋の下にある常夜灯の横の家だろうと教えてくれました。

【広瀬さん】 宝くじ売り場にて

人が多くいそうな「掛川城」へとやって来た広瀬さん、大手門の前で休んでいた内山さんと出会います。大手門の先にある図書館からの帰りだそうなので、図書館に人はいるかと尋ねると、空いているとのことでした。それより交差点の先にある宝くじ売り場がよく当たるから、買っていくようにと勧めてくれました(笑)。宝くじに興味津々の広瀬さん、『今日は大安だし!』と教えられた宝くじ売り場「松屋たばこ店」の前まで行ってみると、ガラス戸には高額当せん実績の貼紙が所狭しと何枚も掲示されています!。店から出て来てくれた店主の安田さんに話を聞くと、大正時代から続くタバコ屋さんで、宝くじが始まった当初から長くやっているので当りも多いと謙遜しますが、安田さんの“えびす様”のようなにこやかな笑顔と話しぶりから、何故かここで買ったら当たりそうな気がしてくるから不思議です(笑)。『最近は色んなポイント支払などが増えて、ジィジ・バァバァがやるのは大変なんですよ』と話す奥さんも、笑顔がとてもステキな方でした。

榛葉さんの奥さんに教えて貰った、横断歩道橋の下の石灯籠の前の家を探し当てた鶴瓶さんですが、ピンポンを押しても返事がありません。向かいの家の庭にいた鈴木さんに声を掛けて聞いてみると、確かに岡本さんという苗字の家ですがトウモロコシは作っていないとのこと。すると、ちょうどこの家の奥さんが帰って来たので聞いてみると、鶴瓶さんが探している岡本さんは『一番奥の家』だとか…(汗)。

【広瀬さん】 泥水をすする食堂探し…

一方、お腹が空き過ぎた広瀬さんは、“焼き鳥”や“静岡おでん”の看板を見つけ引き寄せられますが、『ダメダメ、あんなの行ったら確実に(お酒を)飲みたくなっちゃう』と自制し、別の食べ物屋さんを探します(笑)。そして、掛川駅前にやって来た広瀬さんが話が聞けそうな店として選んだのは、雑居ビルの2階に入っている呑処食処「たかの」。スタジオの鶴瓶さんには『一杯飲み屋やんか!』と呆れられ、スタッフには『2階に行くの だいぶ変わってますね』と言われてしまいますが、『そうなんです』と全く気にする様子もなくディープな雰囲気が漂う暗い階段を上り2階の廊下に面した店の暖簾をくぐった広瀬さん、店主に撮影の許可をお願いしますが、お客さんが居るからと断られてしまいました…(汗)。『店の雰囲気はめちゃくちゃステキでした』と残念がる広瀬さんですが、その様子をスタジオで見ていた鶴瓶さんは『よかった、よかった』と大喜び(笑)。どうやらここから、広瀬さんのいう『泥水をすする』場面が始まる様です!。次に見つけたのは、ラーメン屋に入ろうとしている男女2人組。相席して話を聞こうと慌てて追いかける広瀬さんですが、二人はとんこつラーメン「麺屋すぎ多 掛川店」に出社してきた従業員の方で、まだ店は開いてないそうです…(汗)。立て続けにアポ取りを失敗する広瀬さん、『やばい、来週わたし芸能界を引退するかも…』と焦りを禁じ得ません(笑)。次は、趣ある板塀に囲まれた高級そうな小料理屋らしき、酒処「季節料理 夜生」を訪ねてみますが、店主の小澤さんに話は通ったものの、店は6時からと聞き一旦保留、また次の店を探すことに…。

【鶴瓶さん】 ようやくトウモロコシ農家に辿り着くと…

車に長時間揺られ、フラフラになりながら千羽地区の一番奥の家に辿り着いた鶴瓶さん。道路沿いの倉庫でエダマメの出荷作業をしている人を見つけ、岡本さんの家を尋ねると、『ここです』とのこと。道の駅にトウモロコシを出荷している岡本さんは居るかと尋ねると、『僕です』と…。3時間も探して、ようやく目的だった岡本さんに会うことが出来た鶴瓶さん、感激して岡本さんの手を握り、『ずーっとあっち行ったりこっち行ったり、やっと会うことが出来ました』と大喜びしますが、当の岡本さんは『そうですか、ずっとここにいましたよ…』と(笑)。

【広瀬さん】 やっと「おろしポン酢定食」にありついて

新しい店より昔ながらの店がいいと、再び探し回る広瀬さん、お蕎麦の看板が立てられ暖簾の掛かった和食の店を見つけます。お食事処「しゃかりき政平」の暖簾をくぐり声を掛けると、店主のお父さんが家族3人きりの店でよければと快く招き入れてくれました!。ついにアポ取りに成功した広瀬さん、カメラに向かってどや顔のガッツポーズを繰り返しますが、その姿を見た鶴瓶さんは『アリス、ヤンキーやな…』と(笑)。お父さんによると、明治の中ぐらいからやっている店で、この場所に移転してから76年になるそうです。『何か食べる?』と聞かれ、ご主人おすすめの“おろしポン酢定食”を頂くことにした広瀬さん。おろしポン酢定食は大阪の辻調理師専門学校で修行した息子さんと一緒に考えたメニューだそうで、その息子さんが作って出してくれました。大きな唐揚げを一口で口一杯に頬張る広瀬さん、よっぽどお腹が空いていたんでしょう(笑)。親子でも好みが違うので、一緒に考えたメニューでも8割方はボツになると息子さん。すると、ちょうど奥さんも帰ってきたので、ご家族三人からお店のことや暮らしぶりについて話を聞くことが出来ました。

後編の再放送は、9月18日(月)午後4時15分から 大相撲中継のため、未定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

広瀬アリスさん

静岡県掛川市の紹介

 


番組内で紹介された 掛川市の名物など


日本茶 お茶 茶葉 巣鴨参拝茶100g×6袋セット 深蒸し掛川茶「豊島の名品50選」 国産 お茶 緑茶 ギフト 敬老の日 内祝い 贈り物 香典返し おいしい 2023 お土産

価格:5,200円
(2023/9/10 16:03時点)
感想(86件)


【ふるさと納税】オーガニック野菜セット おためしSセット(6?8袋)有機JAS認証取得 有機野菜 JGAP認証 しあわせ野菜畑

価格:10,000円
(2023/9/18 09:08時点)


【ふるさと納税】掛川グランドホテル "CHABATAKE"ケーキ 〔掛川茶・抹茶・茶畑・茶畑ケーキ・勝負おやつ〕 将棋の王将戦。藤井聡太王将が勝負おやつに食べたケーキです。

価格:10,000円
(2023/9/18 09:10時点)


【ヘッドフォン1個プレゼント!】YAMAHA Clavinova CLP-745WA 電子ピアノ ヤマハ クラビノーバ【配送設置無料】【お取り寄せ】

価格:242,000円
(2023/9/18 09:16時点)
感想(9件)


【静岡おでんのギフトセット!】 天神屋のしぞーかおでん 3個セット おでん味噌 だし粉 付 送料無料 9種 おでん 静岡おでん 静岡 名物 セット レトルト 湯せん 4人前 6人前 人気 大根 たまご 常温 保存 化粧箱 ギフト プレゼント ご当地グルメ 敬老の日

価格:4,800円
(2023/9/18 09:18時点)
感想(30件)

▲ページTOPへ