鶴瓶の家族に乾杯 | 山形県上山市(江口のりこさん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和5年9月25日(月)放送 江口のりこ山形県上山市ぶっつけ本番旅!宿場町で涼を求めて...(前編)

旅のゲストは、女優の 江口のりこ(えぐち のりこ)さん。兵庫県夢前町(現 姫路市)出身の43歳。中学卒業後、アルバイト生活しながら映画館に足しげく通ううちに女優を志すようになり、劇団東京乾電池のオーディションを受けて20歳で入団。若手劇団員として貧乏暮らしをしながら、映画や舞台、テレビドラマへの出演を重ね、2021年4月期放送のテレビ東京『ソロ活女子のススメ』で民放TVの連続ドラマ初主演を果たします。このドラマは“水ドラ25”枠でシリーズ化され、2022年にはシーズン2が、2023年にはシーズン3が放送されました。NHKでは、朝の連続テレビ小説『マッサン』や、大河ドラマ『花燃ゆ』、昨年放送の『鎌倉殿の13人』にも出演していました。9月29日公開の安藤サクラさん主演の映画『BAD LANDS バッド・ランズ』にも出演していて、その宣伝を兼ねての出演でしょうか?。

地域批評シリーズ20 これでいいのか山形県

今回の旅の舞台は、山形県 上山市(かみのやまし)。山形県の南東部、山形市のすぐ南側に位置し、東は蔵王山を挟んで宮城県に接しています。江戸時代には上山藩の城下町、羽州街道の宿場町として栄え、現在はかみのやま温泉でも知られています。人口は3万人弱、サクランボやブドウ、ラ・フランスなど果樹栽培が盛んです。江口のりこさんが“家族に乾杯”にゲスト出演するのは今回が初めて。江口さんといえば、何といっても「ソロ活女子」。シーズン3までの全32話中、“ソロ温泉”がテーマに取り上げられたのは3回もあります!。東京、伊豆箱根、秩父と巡って、今回は山形かみのやま温泉でソロ温泉を楽しんだとか?。そうなると、鶴瓶さんがまた裸に?(笑)。また、シャインマスカットが好きらしい江口さん、ぶどうの収穫時期にはちょっと早いですが、“ソロぶどう狩り”が狙いだったかもしれません…。


番組の概要(前編)

江口のりこさんが、山形県上山市で初のぶっつけ本番旅へ!。待ち合わせは、羽州街道の宿場町。この日は最高気温35度超えの猛暑。二人は、立ち寄った郵便局で、かやぶき屋根の保存に携わる夫婦に出会います。さらに、立ち寄った古民家で地元の暮らしぶりを伺っていると、用意してくれたのは「流しそうめん」。そのおいしさともてなしに鶴瓶さんも江口さんも大感激。その後、一人旅へ。江口さんは、勧められた豆腐屋さんへ、鶴瓶さんはお城近くの商店街へと向かいます。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2023年8月30日(水)。旅先はぜったい涼しい所がいいとリクエストして、番組スタッフが幾つか候補を挙げた中から、温泉も緑もあって一番面白そうだと上山市を選んだという江口のりこさんですが、実際にロケに来てみれば、この日の最高気温は36℃予報…。ロケバスを降りるなり、『話が違う』と顔をしかめる江口さんでした(笑)。鶴瓶さんと待ち合わせた金山川の土手へと出ると、川のせせらぎが少し涼し気です。古い石造りの橋(新橋)までやって来ると、その先に見えたのは「楢下(ならげ)郵便局」。郵便局なら冷房が効いているだろうから切手でも買おうと、鶴瓶さんを待たずに郵便局を訪ねると、中はとても涼しくて冷たいお茶のサービスまであって、大喜びする江口さんでした(笑)。一方、「楢下宿」(ならげしゅく)の番所跡でロケバスを降りた鶴瓶さん、すぐ前の家から軽トラで出ようとしていた武田さんに声を掛けられます。とても明るく元気そうな方で、人なつっこい山形弁(上山弁)で話し掛けられ直ぐに打ち解けた鶴瓶さん、80歳と聞いてビックリします。

【二人旅】 楢下郵便局にて

江口さんが郵便局員の丹野さんに、今の時期に上山で美味しい物を尋ねると、桃が旬で、和梨がようやく出始めたところだそうです。果物以外では自家野菜、毎週土曜日には近所のおばあちゃん達による「ばあちゃんずくらぶ」が直売をするんだとか。そうした様々な地域活動を展開している「楢下郷土史研究会」という地元団体があると丹野さん、その会長さんを電話で呼んでくれることに。そうしているうちに、郵便局にいた江口さんを見つけた鶴瓶さん。二人が合流して間もなくすると、楢下郷土史研究会の会長の佐藤さんご夫婦が郵便局に来て、これから研究会で育てている萱を茅葺職人に渡すから一緒に行きましょうと誘ってくれました。その誘いに、『どこでも行きます!』とそっけなく答える江口さん、まったく萱には興味が無さそうです…(笑)。

【二人旅】 楢下宿を散策

佐藤さんご夫婦に案内され、郵便局から300メートルほど歩いて萱が積まれた倉庫へとやって来た鶴瓶さんと江口さん。大量に積まれた萱の束を見て、『これ採るのたいへんやろうなぁ』『めっちゃいい匂いしますね』と少しは感心を示したものの、直ぐに飽きて倉庫内に落ちていた古道具を漁り出す江口さん、そのうち『もうなんかいいや、ここ…』と言い出します(笑)。半ば期待外れの佐藤さん、仕方なく『うちさ行って桃でもお出しすっか』と方針転換すると、桃には大乗り気の二人、鶴瓶さんが『そうしましょうか』と即答すると、さらに『流しそうめんでも食ってって』と誘ってくれました。先日孫が来た時に“とよ”を準備して流しそうめんをやったそうで、その話を聞いて、『食べた~い、私 夏らしいことを何もしてないんですよ、めっちゃ嬉しい!、夏を取り戻したい、やったー最高、行きましょう!』と、大喜びする江口さんでした(笑)。ご主人が先に家に帰って準備しておく間、奥さんに楢下宿をぐるっと案内して貰えることになった二人がまず訪ねたのは、楢下宿の古民家で現在はコミュニティ施設として利用されている「山田屋」。その玄関に展示されていたのは、2月11日に上山城で催される「加勢鳥(かせどり)」(上山市民俗行事)で裸の男衆が被る「ケンダイ」という藁蓑(わらみの)。ここでは研究会が時期折々に、絵画の展示会など様々なイベントを行っているんだとか。風が入る涼しい土蔵に入って、奥さんから地区のことや馴れ初め話を聞いていると、郵便局の丹野さんが梨を差し入れしてくれました。さっそく梨を袖で拭いて丸かじりする鶴瓶さんと江口さん、今年は雨が少なかったこともあり、とても美味しいそうです!。

【二人旅】 古民家「山田屋」にて

そこへ訪ねて来てくれたのは、研究会の萱を取りに来た女性の茅葺職人の荒さん、これから鶴岡まで運ぶんだとか。京都市立芸術大学で学んで萱が大好きになり、この道に入って10年になるという荒さん、頭に被った麦わら帽子には大きなトンボの飾りが付いています。“おにやんま君”という商品で、このオニヤンマのフィギュアを付けているとアブや蜂などの虫除けになるそうで、いま流行っているんだとか!。次に訪ねて来てくれたのは、「ばあちゃんずくらぶ」のリーダーで、13年来会長を務めているという佐藤さん。現在ばあちゃんずくらぶでは、楢下宿にある古民家「大黒屋」で地元の食材をふんだんに使った季節の郷土料理を“おもてなし御膳”と銘打って観光客などに振る舞っているそうです。

【二人旅】 流しそうめんと桃を堪能!

そろそろ準備が整った頃と、研究会の会長の佐藤さんの家を訪ねると、既に流しそうめん用に長い竹を割って作ったそうめん流し台がセットされ、鶴瓶さん用にと新しい竹を切ってきて、竹製の汁入れまで準備してくれていました。奥さんが茹でてから冷水で締めて準備してくれたのは、そうめんではなく山形名物の「こんにゃくそば」。江口さんが上からこんにゃくそばを流すと、鶴瓶さんが下でキャッチ、とても美味しいそうです(笑)。すると選手交代、今度は鶴瓶さんが流す係になり、荒さんと番組スタッフもご相伴に預かり、こんにゃくそばの流しそうめんを堪能します。佐藤さんがそばの合間に流してくれたのはミニトマト、これまた『めっちゃ旨い』と絶賛する鶴瓶さん、大喜びの江口さんは竹で作ってくれた自分用のそば猪口を貰って帰ることに(笑)。皮を剥いてもらって佐藤さん家の桃も頂いた鶴瓶さん、『こんな事やってくれるって無いよ』と佐藤さんの手厚いおもてなしに感動し、江口さんは『もう私、大満足なんですけど』と、この後のひとり旅はパスしたいオーラを出し続けます…(笑)。

【山形県上山市の魅力紹介】

ここでスタジオから、山形県上山市をビデオ紹介。これを見ると、江口さんの今後のお芝居のお役にも立つのではないかと小野アナウンサー、山形弁を学びながら上山の魅力を感じて頂こうという趣向だそうで、タイトルは『江口のりこさんに教えたい山形弁講座』。講師は、流しそうめんを振る舞ってくれた佐藤さんご夫婦です(笑)。

レッスン1は、人を誘うときの山形弁。『ほれ 風呂さ んじゃは~』、『わがたず、われげんとんますこす待ってけろ』。“一緒に行こう”と誘うことを地元では、『んじゃは~』と言います。二人が向かったのは市内の温泉施設、「下大湯共同浴場」。こちらで入浴券とは別に「洗髪券(100円)」を買うと、大きな札とシャワー栓のハンドルが渡され、シャワーが使える様になります。これぞ、上山市の公衆浴場文化!。
 レッスン2は、人を応援するときの山形弁。『わらわら こいずぅ~(こいでぇ~)!』、“急いでー”と言うとき地元では『わらわら』と言います。上山特産の洋梨、ラ・フランスの名前に掛け、市内50kmのコースを自転車で走りながら果樹園や観光名所を巡るイベント、「かみのやまツール・ド・ラ・フランス大会」が今年は11月12日(日)に開催されます。
 レッスン3はクイズ、『こだな まづりしでっどご どさもないずねぇ!?』とは、何と言っているのでしょう?。答えは、『こういった 祭りをしているところ どこにもないよね!?』。その祭りとは、上山市に江戸時代から伝わる伝統行事「加勢鳥」。寒さ厳しい2月に、サラシを巻いただけの裸の上に藁蓑(ケンダイ)を被った若者衆が、『カ、カ、カー』と叫びながら町を飛び跳ねて回り、それに祝いの水をかけて五穀豊穣や商売繁盛を祈るんだそうです。

ここからは、ボヤキの一人旅(笑)。

【江口さん】 「粟野豆腐店」へ

鶴瓶さんと別れ一人になった江口さんは、ばあちゃんずくらぶのリーダー・佐藤さんに教えて貰った地元の豆腐屋さんを訪ねることにし、また郵便局でその場所を教えて貰うことに(笑)。地図をプリントアウトして豆腐屋の場所を教えてくれた丹野さん、すぐ前が自宅で、道端に先ほど届けた梨の木が2本植わっているそうです!。直ぐに丹野さん家と目指す豆腐屋「粟野豆腐店」を見つけることが出来た江口さん、迎えてくれた店主の粟野さんご夫婦に、面倒くさいながらもお決まりの馴れ初め話を聞くことに…(笑)。隣町の高畠町からお嫁に来たという奥さん、江口さんも出演した2004年公開の映画『スウィングガールズ』は山形が舞台で地元の高畠高校でロケが行われたことを知っていて、テレビで江口さんを見る度に懐かしくなるそうです。その話を聞いて、スポーツの様に点数や順位が決められることなく自己満足で終わりそうな俳優業ですが、実際に『見てるよ』と言ってくれる人に出会うと凄く嬉しいとめっちゃ喜ぶ江口さん、『ちゃんと仕事しよ!』と心を入れ替えます(笑)。面倒くさい話はさておき…、隣の隣にある醤油屋さんの醤油をかけて豆腐と厚揚げをその場で食べさせて貰った江口さん、普通のお豆腐ですがとても美味しいそうです!。特に揚げたての厚揚げが美味しかったので、買って東京に帰って自分で料理して食べたら、それもめっちゃ美味しかったと自画自賛(笑)。

【鶴瓶さん】 和菓子の「十五屋本店」にて

一方、楢下宿を離れ上山市の中心部へと移動した鶴瓶さん、十日町通りに置かれた上山城の案内碑の前で車を降りると、そこで出会ったのは「リリー鮨」の安くて美味しい海鮮丼を食べに来たという大沼さん。日差しが強く暑いので、たまたま閉まっていた和菓子屋の軒下の日陰に置かれたベンチに座って話を聞くことにした鶴瓶さん、大沼さんから上山城の由来など話を聞いていると、道の反対側に二人連れの男性を見つけ、仙台から観光に来たという佐々木さんと我妻さんを手招きして呼び寄せます。日向は暑いからと、ここに座って人を呼び寄せ、日陰でロケを全部済まそうという魂胆の様です(笑)。次から次へと、入れ替わり立ち代わり近づいてくる人たちと鶴瓶さんが話をしていると、臨時休業しているのに店の前がやけに賑やかだと閉まっていた入口から顔を出したのは、この店「十五屋本店」の店主の松本さん。鶴瓶さんを見つけると、『あららら、らっちゃ!』と喜び、エアコンの効いた店内へと招き入れてくれました。上山温泉の温泉饅頭から始めた大正2年創業の老舗和菓子店ですが、羽州街道沿いなので創業300年以上の店がごろごろとあって、110年ではまだ若い店なんだそうです。東北の田舎町には似合わない明るく賑やかな人柄だと鶴瓶さんが感心していると、松本さんは加勢鳥のお囃子で和太鼓を続けて60年、自分のチームも30年間担い、今は山形市の高校生に指導もしているんだとか。鶴瓶さんが楢下郷土史研究会の佐藤会長の奥さんから『カ、カ、カー』と教えて貰ったと話すと、なんと佐藤さんと松本さんは同級生なんだそうです!。後日、番組スタッフが取材に訪ねたのは、山形市内にある山形明正高校の伝統芸能部。ここで10年前から太鼓を教えているという松本さん、その指導する姿は鶴瓶さんと出会った時とは別人の様に真剣な表情…。現在指導する部員は17名、忙しい菓子店の傍ら指導を続けられるのは、孫みたいな子ども達の成長が見られるからで、自分も負けてはいられないと生き甲斐に感じられるんだそうです!。【後編へ つづく】

前編の再放送は、10月16日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

上山市の紹介「江口のりこさんに教えたい山形弁講座」

山形弁を学びながら上山の魅力を感じていただきましょう!。

鶴瓶さん

江口さん

 

 令和5年10月2日(月)放送 江口のりこ山形県上山市ぶっつけ本番旅!愉快痛快!ぼやき節(後編)

番組の概要(後編)

涼しいところに行きたいと、江口のりこさんが旅先に選んだのは山形県上山市。しかし、撮影日は35℃超えの猛暑…。暑さにボヤきながら、一人旅となった江口さんは、しょうゆ店を訪問します。店主が市内の食堂へ納品に出るところと聞き、機転を利かせた江口さんは、配達に同行したいと申し出ます。一方の鶴瓶さんは、創業110年という菓子店の女性と話し込みます。さらに、以前そば店を営んでいたご夫婦や、創業300年近い金物店のご家族に出会います。


放送内容(後編)

鶴瓶さんを臨時休業していた「十五屋本店」に招き入れてくれた店主で話好きの松本さん、近所の老舗金物屋の「清水屋」や公衆浴場、娘の嫁ぎ先が「旅館 三恵(みつえ)」であることや、先ほど店の前で鶴瓶さんがロケをしていた時にスタッフの分まで冷たい麦茶を差し入れしてくれたのが元お蕎麦屋だった隣のご主人であることなど、様々な情報を教えてくれました(笑)。

【鶴瓶さん】 元お蕎麦屋さんを訪ねると

そこで鶴瓶さん、差し入れのお礼を伝えにお隣の元お蕎麦屋さんを訪ねると、佐藤さんご夫婦が以前店をしていて今は車庫になっている場所に招き入れてくれて、お二人から話を聞くことが出来ました。二代目で46年間蕎麦屋をしていたというご主人、東日本大震災の年に腱鞘炎で蕎麦が打てなくなり、店を閉めることになったんだとか。先代が6年間ラーメン店を営んでいて、高校を卒業して店に入ったもののラーメンでは詰まらないと後に蕎麦店に転向、上山城の築城の時に“御前そば”と銘打った蕎麦を出したところこれが人気となり、飯を食べる暇もないほどとてつもなく忙しかったと当時を振り返ってくれました。一日400~500食のそばを打っていて、俳優の本木雅弘さんや緒形拳さんも食べに来てくれたとか。そうしていると突然、十五屋本店の松本さんが氷が余っていたからと黒蜜ときなこのかき氷を作って、鶴瓶さんに持ってきてくれました。すると、えらく賑やかだとそこへ訪ねて来たのは、近所の酒屋「山小酒店」の女将の竹田さん。松本さんが、最近息子さんがワインを扱うようになり古くから扱う日本酒よりワインセラーがある店として知られる様になったと紹介すると、竹田さんは『ワインは横文字なので、寝ねぇと(自分には)分からないのよ』と話します。『飲むのは分かるの、人には添ってみなければ分からない、お酒は飲んでみなくちゃ分からない、馬にものってみなくちゃ分からない、むかし上山競馬が流行ったんだよ~』と松本さんの上をいく竹田さんのマシンガントークにタジタジの鶴瓶さんでした(笑)。

【江口さん】 「丹野醤油店」からラーメン「五十番食堂」へ

江口さんは、粟野豆腐店で教えてもらった二軒隣のお醤油屋さん「丹野醤油店」を訪ねますが、店主の丹野さんご夫妻が大喜びで迎えてくれたものの、ご主人がこれから納品に行かなければならずお相手が出来ないと残念がります。納品先はラーメン屋さんで、午前中の注文だったのに午後になってしまったので直ぐに出ないとならないと話すご主人、するとその店のラーメンを食べれば丹野さんの醤油を食べられるってことなので、ラーメンを食べに丹野さんの配達する車の後に付いていくことにした江口さん。ラーメン店「五十番食堂」の駐車場に着くと、江口さんは納品する味噌を持って丹野さんの後ろに付いて、『お世話様です~ 丹野醤油店です、おしょうゆ じゃない 味噌をお持ちしましたぁー』と言いながら店に入っていきます(笑)。突然の訪問にビックリしつつ、ラーメンだったら直ぐに作れるからと店に招き入れてくれた店主の五十嵐さんご夫妻。江口さんは一緒に食べましょうと丹野さんを誘って醤油ラーメンを、丹野さんは冷やしラーメンを注文します。テーブルに座ると、ここでもまた“家族に乾杯”という番組なので仕方ないという体で、丹野さんに馴れ初め話を聞くことにした江口さんですが、向かい合って『ご趣味は?』等とぎこちない質問を重ねていると、何やらお見合いをしている様だと…(笑)。そうしているうちにラーメンが運ばれてきて、醤油ラーメンを一口食べた江口さん、とても美味しいそうです!。『毎日食べられる飽きのこないラーメンをコンセプトにしているらしく、上山市内には結構な数のラーメン店がございます』と紹介してくれる丹野さん、その饒舌な説明を聞いて、『地方局のアナウンサーになれますよ』と褒める江口さんでした(笑)。丹野さんが注文したのは山形名物の“冷やしラーメン”、山形は“冷やし文化”が有名で、“冷やしシャンプー”も人気なんだとか。ラーメンの次は喫茶店に行きたいと江口さん、店主の五十嵐さんに行きつけの喫茶店を尋ねると、妹さんが「Cafe KoiKoi(カフェ コイコイ)」という喫茶店をしているそうです。ちょうど同い年と知った江口さん、五十嵐さんを誘って一緒に妹さんの喫茶店を訪れることにします(笑)。

【鶴瓶さん】 雑貨店「清水屋」にて

清水屋

次に鶴瓶さんは、松本さんから創業300年の店があると教えてもらった日用雑貨店「清水屋」を訪ねます。店先で迎えてくれたのは店主の中村さん、9代目になるそうです!。昔は生糸の仲卸をしていて、京都に生糸を持って行った際に瀬戸物を仕入れてこっちで商うような商売をしていたそうですが、4代目の頃に生糸がダメになって辛い時期があったんだとか。ちょうどその頃に廃藩置県となり、お城も無くなって神社も廃れていた所を、その4代目が自ら守りたいと手を挙げ、以来 中村家が社守を務め、9代目が神主であり、先代と自分の奥さんの女性二人が日中は神社に詰めているんだそうです。表からは間口の狭そうな店構えに見えますが、裏に回ってみると土蔵が4軒も建ち並ぶ広いお屋敷で、立派な母屋には88歳になる先代がいて、元気の秘訣など話を聞くことが出来ました。

【江口さん】 カフェ「KoiKoi」へ

Cafe KoiKoi(カフェ コイコイ)

同級生と分かり『五十嵐君』と呼ぶことにした江口さん(笑)、連れだって妹さんが営んでいる喫茶店「Cafe KoiKoi(カフェ コイコイ)」を訪れます。今度は五十嵐さんと向かい合ってテーブルに座り、『なんか彼氏とデートしているみたい』と話すと、五十嵐さんから『そのわりに笑ってねぇけど』と言われてしまい、『こんな彼女いないか…』と自省する江口さん(笑)。何色が好き?と尋ねると茶色と答えた五十嵐さん、『珍し!、茶色が好きって人間 初めて聞いた、茶色のどこがいい?』と江口さんは珍しく人の話に食いつきます!。その後、店主の吉田さんご夫婦にも加わってもらい、山形のいいところを尋ねる江口さん。『自然豊かでゆっくりできる、歩くのが早くなくてもいい』と聞いて、めっちゃ歩くのが遅いという江口さん、『東京は、ここに来て思ったけど、そんなに好きじゃないな…』と妙に腑に落ちます。40歳を過ぎてから同級生というだけでホッとする様になったという江口さん、『“笑ってない”とか言われたけど、五十嵐さんと過ごした時間は 私なりにとても楽しかった』そうです(笑)。

【鶴瓶さん】 「栗川稲荷神社」へ

鶴瓶さんは、創業300年の清水屋の中村家が社守をしているという神社「栗川(くりかわ)稲荷神社」を訪れます。参拝を済ますと、社務所から出て来て声を掛けてくれたのが、9代目の奥さんの中村さん。鶴瓶さんがトイレを借りたいと社務所に上がらせて貰うと、奥で横になって休んでいた先代の奥さんが鶴瓶さんの声を聞きつけ起きて来てくれて、話を聞くことができました。お二人は日中、毎日この社務所に詰めて社守を続け、夜は先代のお父さんが社務所に来て代わって社守をしているんだそうです。その話を聞いて、神事を続けている先代の奥さんの顔が神々しく見えてきたという鶴瓶さんでした(笑)。

【江口さん】 吉田さん兄弟との出会い

吉田さんの息子さんらがちょうど学校から帰ってくる時間と聞いた江口さん、喫茶店から学校に向かう通学路を辿り、学校帰りの小学生に『コイコイって喫茶店知ってる?』と聞いて回ります(笑)。すると一人の子が、『俺んちだ!』と言うので話を聞くと、小学3年生の吉田さんちの上の子でした。小学1年生の弟はたぶん後ろだろうと聞き、二人でしばらく待っていると、お父さんが車で先回りして赤メガネの弟を連れて来てくれました。江口さんが話し掛けると、テレビカメラと大勢のスタッフに囲まれてとても緊張した様子でしたが、そんなことお構いなしの元気なお兄ちゃんにフォローしてもらい、徐々に打ち解ける仲の良い兄弟でした!。

【鶴瓶さん】 「旅館 三恵」で裸に!?

次に、十五屋本店の松本さんから娘が嫁いでいると聞いたかみのやま温泉の「旅館 三恵(みつえ)」を訪れた鶴瓶さん。玄関で迎えてくれた物静かそうなご主人の佐藤さんに奥さんを呼んでもらうと、現れた松本さんの娘さんは、やはり母親譲りの明るく元気そうな方でした(笑)。馴れ初めを尋ねると、元々は温泉饅頭を旅館に卸していたので、業者会で知り合った布団屋さんから旅館の跡継ぎとなる佐藤さんを紹介してもらったんだとか。こんな暑い時期に温泉に入ったら火傷すると松本さんに言われ、見るだけでもと三恵旅館のお風呂に案内してもらった鶴瓶さんですが、裸になるのは大好きで、やはり今回も素っ裸になって温泉に入らせて貰うことに(笑)。足に掛け湯をしただけで、『アッチャァ!』と飛び跳ねて湯船から後ずさった鶴瓶さん、その裸で仁王立ちしている姿を見て、『人前で素っ裸になっても、何とも思わないですか?』と呆れる江口さん…。結局、一度は肩まで湯船に浸かるも熱くて我慢できず直ぐに浴槽から飛び出た鶴瓶さん、『ただの(裸を)見せたいだけの男みたくなってる』と言い、そんな姿をスタジオで見ていた江口さんは『変態や』と薄笑い…(笑)。風呂から上がり、鶴瓶さんがロビーで冷たい麦茶とスイカを頂いて寛いでいると、松本さんが孫娘二人を連れて訪ねて来てくれて、再び賑やかな雰囲気に!。

【江口さん】 アンパンマン・ショップが出来た!?

吉田さん家の息子さん兄弟が父親の迎えの車に乗って帰った後、お兄ちゃんと一緒にいた佐藤くんを家の前まで送ることにした江口さん。道すがら、この町が好きかと尋ねると、何もないので大阪がいいという佐藤くん。そして一軒のアパートの前までくると、4歳の時にここに来てアンパンマンのショップがあると大喜びしたら違っていたと話すので江口さんが見上げると、そこにあったのは「アパマンショップ」の看板でした(笑)。

【江口さん】 かみのやま温泉の足湯に浸かって

佐藤くんを家まで送ってから、スタッフに『もうええやろ?』とロケの“撮れ高”を確認する江口さん、鶴瓶さんはまだ回っていると聞いて、温泉に行ってみることに!。その様子をスタジオで見ていた鶴瓶さんは、『えぇぇ、サービスショット?』と期待しますが、「かみのやま温泉」の温泉街へとやって来た江口さんが探したのは、足湯でした(笑)。上山市には5か所の足湯があるそうですが、そのうちの一つ、「新湯の足湯」を見つけ歩き回って疲れた足を温泉に浸した江口さん、やはり熱いのですが身体がシャキッとする感じがして、『意外に気持ちいい~』と感動します。そこで鶴瓶さんに電話し、『帰りたいけど(スタッフが)なかなか帰してくれない、目を合わせようとせず、沢山の人に出会ったのに誰も“もういいよ”と言ってくれない』と愚痴をこぼすと、『自分で決めたらえぇねや!、はい終わりますって』と言われ、『だからバラエティは嫌やねん』と話す江口さんですが、旅自体は楽しかったそうです!。最後にスタジオで、鶴瓶さんから『おうてるんちゃう、この番組?』と話し掛けられ、『そんなことない…、取り敢えずは もういい!』と本当に辟易した様子の江口さん、東京に帰って来てから4日間ぐらい本当にグッタリしていたんだとか(笑)。

後編の再放送は、10月23日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

江口さん

 


番組内で紹介された 上山市の名物など


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