鶴瓶の家族に乾杯 | 北海道帯広市(高岡早紀さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和5年12月4日(月)放送 高岡早紀が北海道帯広市で出会い旅!収穫祭に飛び入り参加!(前編)

旅のゲストは、女優の 高岡早紀(たかおか さき)さん。神奈川県藤沢市出身の50歳。幼少期からクラシックバレエを習い、13歳で雑誌『セブンティーン』のモデルとして芸能活動を開始し、翌年にはテレビCMとそのCMソングで歌手デビュー、さらに翌年には銀幕デビューを飾ります。これまで数多くのテレビドラマや映画、舞台などに出演してきた高岡さん、NHKでも、大河ドラマだと『元禄繚乱』(1999年度)や『軍師官兵衛』(2014年度)、朝ドラでは2021年上期の『おかえりモネ』に出演していました。10月16日からスタートしたNHKの夜ドラ『ミワさんなりすます』にも出演中。このドラマは、ビッグコミックオリジナル(小学館)に2021年3号から連載されている青木U平氏による人気漫画をドラマ化した作品で、映画好きのフリーター・久保田ミワが、敬愛する俳優の八海崇の自宅を偵察していると新人家政婦に間違えられ、人違いと言い出せずそのまま“スーパー家政婦”になりすまして八海邸で働くことになるというお話です!。

旅の舞台は、北海道 帯広市(おびひろし)。北海道の中心部より南寄りに位置し、札幌市や千歳市の東側、南に突き出た襟裳岬の内陸部に当たります。十勝地方の中心都市で、人口は約16万人。農業が基幹産業で、明治時代に農耕馬を競争させたことから生まれた「ばんえい競馬」(帯広競馬場)が有名ですが、食料品加工や地元の資源を活かした製造業も盛んで工業地帯も広がっています。冬のスポーツ競技も盛んで、元スピードスケート選手で金メダリストの清水宏保さんをはじめ、多くの有名選手を輩出しています。ゲストの高岡さんは子供の頃から運動神経が抜群で、バレエやダンスを特技としながら国内A級ライセンスを所持し、水泳のほかスキーも趣味だとか。過去に映画のロケで、寒さ以外は温泉があって食事が美味しくて景色が素晴らしい冬の北海道が大好きになったという高岡さんですが、今回は寒くない時期の北海道を楽しみたいと思ったとか?(笑)。


番組の概要(前編)

高岡早紀さんが北海道帯広市へ!。快晴の公園で待ち合わせた二人に、次々と出会いが!。偶然通りがかった農業高校を訪れたところ、ちょうど収穫感謝祭をやっていると聞き、訪ねることに。高校生手作りの様々な料理ができたところへ乱入、急な来客に一同が驚きます!。さらに、高校生が披露する出し物に、鶴瓶さんが飛び入り参加することに。ひとり旅となった高岡さんは、道中、気になる店を見つけて、立ち寄ってみることに。露店の男性に声をかけると…。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2023年10月11日(水)。鶴瓶さんと高岡早紀さんが待ち合わせたのは、北海道帯広市にある「緑ヶ丘公園」。この日は快晴、空の青と木々の緑がとてもきれいで空気も澄んでいて、気持ちのいいロケが出来そうです!。大型犬を2匹飼っていて毎朝公園を散歩しているという高岡さん、さっそく大きな白い犬を連れた浅岡さんに出会うと、犬と戯れながら名前や歳を訊ねます(笑)。一方の鶴瓶さん、公園内にあったレンガ造りの建物を見て『トイレまでステキや』と感心しますが、ウォーキング中の石田さんに「十勝監獄跡」(石油庫)だと教えられビックリします。そんな二人が出会ったところで次にすれ違ったのは、大きなスタンダードプードルと小さなトイプードルの2匹の白い犬を連れた斎藤さん。他にも大きな犬を連れた人がいると鶴瓶さんが次に声を掛ける人を探していると、逆に声を掛けてきてくれたのが、大阪から弟の介護に北海道に来ているという加藤さん。どこに行っても現れるという大阪人らしく、明るく元気に喋る加藤さんがとても昭和22年生まれに見えないと4つ若い鶴瓶さんが褒めると、『団塊の世代は皆元気』と、ますますマシンガントークが炸裂、大阪人の鶴瓶さんが『あのね、1回止めて喋りなはれ、ず~と句読点あらへんや!』と呆れるほどです(笑)。大阪人以外はこちらから声を掛けないとと、鶴瓶さんが散歩中の母娘に声を掛けると、その会話にもちょいちょい立ち入る、大阪人の加藤さんでした(笑)。

【二人旅】 長~いベンチに座って話をしていると!

鶴瓶さんと高岡さんが座って話をしようと見つけたのは、世界一長いベンチとしてかつてギネスブックにも掲載された「400mベンチ」。そこで鶴瓶さんが高岡さんになぜ帯広を旅先に選んだのかと尋ねると、『以前に映画の撮影で極寒の北海道は来たことがあり、気持ちのいい季節にも北海道を訪ねたい』と願ったそうです(私の予想が図星でしたね!w)。そして、『この広大な台地に根付いたステキな家族と触れ合いたいし、動物好きなので酪農家なども訪ねたいし、(好物の)十勝ワインの生産地にも行ってみたい』そうです(笑)。二人がベンチに座って話をしていると、前に広がる広大な芝生の広場(グリーンパーク)に大勢の子供達がやってきて、レジャーシートを広げお弁当を食べ始めました。もう少し待ってからお弁当のお裾分けを貰いに行こうと画策する二人ですが、それより前に子供達が『麦茶の人がいる!』と鶴瓶さんを見つけ、どんどん集まってきます(笑)。浦幌中学校と小学校の合同バス遠足で、緑ヶ丘公園内にあるおびひろ動物園に来たそうです。背戸田くんにお弁当で何が美味しかったかと尋ねた高岡さん、お母さんが作ってくれた卵焼きだと聞き、『帰ったら(お母さんに)“ありがとう”って言うんだよ』と諭します。ご自身も毎日子供のお弁当を作っているという高岡さん、毎日の事なので気が滅入りがちですが、お弁当箱を返す時に子供から“ありがとう”っていう一言を貰えるだけで、『ぜーんぜん問題ないよ!』という気持ちになれるんだそうです(笑)。

【二人旅】 グリーンパークを歩いていて出会ったのは?

グリーンパーク内を歩き出した鶴瓶さんと高岡さんが次に出会ったのは、芝生にレジャーシートを広げお弁当を食べていた、2人の小さな子供連れの高川さんと髙橋さん、ご近所の奥さん同士だとか。鶴瓶さんが美味しそうなパンだと言うと、メロンパンをお裾分けにくれるそうです!。悪いと遠慮する高岡さんですが、下の子に『どうじょ』と言ってもらい、鶴瓶さんと半分こして頂くことに。レジャーシートの端に腰を下ろしてメロンパンに齧りついた鶴瓶さんですが、急に見ず知らずの巨体の鶴瓶さんが隣に座ってビックリした上の子が凄い勢いで泣き出してしまい、早々に退散せざるを得ない鶴瓶さんでした。下の子が、可愛く笑顔でバイバイをしてくれたのが何よりの救いです…(笑)。次に二人が出会ったのは、ウォーキング中の近所に住む奥さん。若く見えるのに孫がいると聞きビックリする鶴瓶さんですが、高岡さんも長男が26歳になるので孫が出来てもおかしくない無い年齢だと聞き、時の流れを痛感します。この辺りの見所を訊ねると、ばんえい競馬が近くだと教えてくれました。乗馬が趣味で、以前は馬を所有していたこともあるという高岡さん、ぜひ見に行きたいと二人はばんえい競馬を開催している「帯広競馬場」を訪ねることにします!。

【北海道帯広市に集まる“〇〇族”とは?】

ここでスタジオから、北海道帯広市をビデオ紹介。小野アナウンサーによると、帯広は昔から「〇〇族」が多く集まる場所なんだとか!。
 まず1970年代、旅行ブームの波に乗り、若者たちは自由気ままな旅を楽しみました。大きなリュックを背負い、横向きになって駅の構内や列車内の狭い通路を歩くことから付いた名前が、「カニ族」。帯広では野宿をしていた若者たちのために、1971年から帯広駅前に夏の間 無料のテントを提供、以来“カニの家”として若者たちに大人気となりました。現在は場所を変え、“大正カニの家”として観光シーズンのあいだ旅行客に提供されています。(BGMは「遠くへ行きたい」ジェリー藤尾、1962年)
 1980年代、若者の旅は鉄道からオートバイへ。北海道はライダー達の憧れの地、帯広にも沢山の若者が集まりました。それが「ミツバチ族」、ブーンという排気音から名付けられました。(BGMは「みなしごハッチ」島崎由理、1970年)
 そして2023年、観光客の新たなお目当てが、植物性の有機物を含み肌にやさしいと言われる茶褐色の“モール温泉”(十勝川温泉)と、サウナです。帯広では、モール温泉の水を使ってロウリュ(熱したサウナ石に水をかけて蒸気を発生させ体感温度の上昇・発汗を楽しむ入浴法)が出来ます。ロウリュを楽しませてくれるのが、ロウリュのエンターテイナーで熱波師のモノマネっぱー吉田さん、帯広のサウナの人気者です。そして、モール温泉でロウリュを楽しむ人たちに付いた名が、「モーリュ族」(笑)。(BGMは「熱波 DE サウナ」ソナーポケット、2023年)

【二人旅】 「ナチュラル輪おびひろ」の皆さんとの出会い

ばんえい競馬が見たいと、「帯広競馬場(ばんえい十勝)」にやって来た鶴瓶さんと高岡さんですが、辺りに人が見当たらず、レースはやっていない様です…。入口横の看板を見ると、『本日レースなし、開催は土・日・月曜』と書かれていました。建物の隙間からレース場が見えると中に入って行ってみると、建物内にいた3人の女性を見つけます。帯広競馬場には様々な施設が併設されていて、その一つである「とかちむら」には産直市場や食堂、カフェなどの建物が集まっていて、こちらはレース開催日以外でも営業しているんだとか。キッズスペースがあるカフェで、これから新聞取材を受けるための打ち合わせをしていると話すのは、3人の子供連れで来ていたナチュラル輪おびひろの中山さんと鈴木さんに、助産師の渡辺さん。ナチュラル輪では、こんど渡辺さんを講師に招いて、若い親子向けに性教育の講演会を開催するそうです。地元出身の鈴木さんによると帯広は移住者がとても多いそうで、中山さんは帯広の自然と人の温かさに魅了されて8年前に東京から移住、渡辺さんは2年前に岡山から上士幌町へ家族で移住してきたんだとか。子供達に生きる環境を残したいからと、庭を畑に開墾して自給自足に近い生活をしているという中山さんですが、夏は35度、冬はマイナス30度にもなると聞き、『それって(ここの環境は)ええの?』と呆れる鶴瓶さんでした(笑)。馬が見たかったと残念がる高岡さんですが、隣にあるふれあい動物園に行けばビックリするほど大きな馬がいて、ニンジンを買ってエサやりも出来ると教えてくれました。

【二人旅】 帯広競馬場に併設された「馬の資料館」へ

さっそく「ふれあい動物園」を訪れた鶴瓶さんと高岡さんですが、大きな門は閉められており、そこには『本日の入場時間 14:00』との看板が掛けられていました。どうしても“ばんえい馬(ばん馬)”が見たいと鶴瓶さん、門にしがみついて揺らしながら大声で人を呼びますが、誰も出て来てくれません…(汗)。次に見つけたのは、「馬の資料館」。ここは開いているだどうと中に入って行って声を掛けますが、ここも人の気配がしません…。ようやく出て来てくれたのは、地元出身という久保さん。牧場にも行ってみたいと相談すると、帯広空港の隣に“ばん馬”がいる牧場があるそうです。馬が“ばん馬”なら、”ばんえい”とはどういう意味かと気になった高岡さんが訊ねると、“ばん(輓)”も“えい(曳)”も荷物などを“ひく”という意味で、漢字で書くと“輓曳”(ひく・ひく)になると教えてくれました。

【ばんえい競馬の紹介】

ここでスタジオの小野アナウンサー、ばんえい競馬が見れなかった二人と視聴者のために、ばんえい競馬とはどういうものか、映像で紹介してくれるそうです!。
 ばんえい競馬は、原則 毎週土曜・日曜・月曜の3日間の開催。かつては北海道内の各地で開催されていましたが、今は帯広だけです。レースは重さ最大1トンのそりをひいた馬が、2つの障害がある200mの直線で競うそうです。

【二人旅】 帯広農業高校に立ち寄ると…

ばん馬のいる牧場に向かおうと車で移動を始めた鶴瓶さんと高岡さんですが、途中でロケ車の運転手さんが、道の正面にあるのが日本で一番敷地の広い高校と言われている「帯広農業高校」だと教えてくれました。ならば訪ねてみたいと鶴瓶さん、運転手さんに学校へと案内してもらいますが、校門から高校の敷地内に入ってから校舎まで約450メートルもあり、知らない人だと迷子になってしまうんだとか…。玄関を入って声を掛けると最初に出て来てくれたのが、なんと校長の佐藤先生、NHKの番組であることを察してくれて『どうぞご自由に』とすんなり撮影許可を貰うことができました(笑)。佐藤校長によると、日本一では無いそうですが、敷地面積は約100ヘクタール(1km四方)もあるそうです。東京ドームだと約21個分、東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた面積とほぼ一緒…。ちなみに日本一広い高校は何処かと調べてみると、やはり北海道の標茶町(しべちゃちょう)にある「北海道標茶高等学校」で、その敷地面積は255haだそうです(驚)。ちょうど今、農業科が収穫感謝祭をやっているそうで、事務長の相馬さんが案内してくれることに!。校内の移動には先生方は車を使うそうで、鶴瓶さんと高岡さんは相馬事務長の自家用車をロケ車で追いかけます。車で校内を移動しながら、改めてその広さに驚かされる鶴瓶さんと高岡さんでした(笑)。再度ちなみにですが、帯広農業高校は、後にテレビアニメ化され実写映画も公開された荒川弘氏の人気漫画「銀の匙」のモデルとなった学校だそうです!。

【二人旅】 帯広農業高校の収穫感謝祭に飛び入り参加!

広い芝生の牧場では、何張りものテントが設営され、農業科の大勢の生徒が集まり収穫感謝祭を行っている真っ最中。そこに突然、鶴瓶さんと高岡さんがやって来たので、学生達も大喜びです(笑)。会場で迎えてくれた川添教頭先生によると、いまは生徒が育てた作物などで作った料理を皆で食べているところだそうです。すると、二人の前に差し出されたのは、焼き立てのピザ!。まるで二人を待ってましたと言わんばかりのグッドタイミングです(笑)。ピザ係のチーフをしているという中村さんによると、鶴瓶さんが美味しいと絶賛したのはハチミツとチーズのピザで、チーズは酪農科が生産した牛乳を食品化学科が加工したものだそうです。ジャガイモとベーコンのピザに使われているジャガイモも、自分たちが生産したものだとか。高岡さんが牧場内に歩き回っている馬は何のために飼っているのかと訊ねると、障害馬術競技をする馬術部があり、その乗馬用の馬だと教えてくれました。

すると委員長の鎌田さんが、食事の後に出し物をやるので二人にも参加して欲しいと声を掛けてくれたので、『見ていくわ』と二つ返事で快諾した鶴瓶さん。二人が客席用に屋外に並べられたテーブルとイスに着席すると、二人の前には今度はカレーライスが置かれていました。学校で育てた野菜で作ったカレーだそうで、『ぜひカレーも食べてみてください』と生徒さん達から声を掛けられ感動した鶴瓶さん、鎌田委員長にお願いしてマイクを貸してもらい皆さんの前に進み出ると、高岡さんにも『カレー食べてる場合ちゃうがな』と声を掛け、二人でお礼の挨拶を述べました(笑)。カレーを食べながら、どんな出し物が始まるのかと楽しみに見ていると、2年生の出し物は“腕相撲”だそうです。すると、一緒に参加して欲しいと前に呼び出された鶴瓶さん、相手をしてくれるという柔道部の一際ガタイの大きな千田さんを前に、『こんなヤツと…?、老人いじめやでぇ~』と嘆きつつ、前に置かれたテーブルで腕を組み合います(笑)。ゴングが鳴ると、力強く徐々に優勢を強める鶴瓶さんですが、最後は本気を出した千田さんにあっという間に逆転されてしまいました。負けた鶴瓶さんには、農業科から軍手がプレゼント(笑)。

小野アナウンサーによると、収穫感謝祭では午前中に生産品目や生産量などの発表が終わって、さぁ料理して食べよう!ってなり、料理が完成した所に二人がちょうど現れたんだとか(笑)。そして帯広農業高校の校内には、エゾリスやキツツキ、雪の妖精とも呼ばれて最近人気のシマエナガ等が住み付いているそうですよ!。スタジオには、そのシマエナガのぬいぐるみが置かれていて、『(鶴瓶さんと)2つ並んで、癒される~』と高岡さんもご満悦(笑)。

ここで二人は別れひとり旅に。

【高岡さん】 屋台の友西さんとの出会い

高岡さんは、久保さんに教えて貰った“ばんえい牧場”に向かうことにしますが、途中の道沿いで見つけた「とかち大正二輪館」という看板が気になり、Uターンして訪ねてみることに!。大正二輪館の表でチキンレッグを焼いて売ってる屋台を見つけ、店主にここは何の店かと訊ねてみますが、焼いている鶏肉をひっくり返すのが忙しく、全く話に乗ってくれません…。そこで、高岡さんが家族に乾杯の撮影で来たと自己紹介すると、ようやく顔を思い出してくれた店主の友西さん、『あぁ~前よりずいぶん痩せたよな、食べるかい?、あげるこれ』と、急に親しく話に付き合ってくれました(笑)。大正二輪館とは全く関係なく、場所を借りて屋台を出しているだけという友西さん、仕出しの店を営みつつ、空いた時間にここでたこ焼やらたい焼き、かき氷など、季節柄の屋台を40年間続けているそうです。貰った大きなチキンレッグを、車の交通量が多い国道沿いの屋台の前でさっそく頂くことにした高岡さん、味がしっかり付いていて美味しいと、『これは地元の鶏ですか?』と尋ねますが、『違います!』と友西さん…。口直しにと昆布も頂いたので、抓んで食べると昆布の味が口いっぱいに広がり美味しいと高岡さん。今度は『利尻昆布?』と尋ねると、『ちゃう』と友西さん、鶏はアメリカ産、昆布は襟裳産だそうです(笑)。最初は気難しそうな感じでしたが、根昆布のお土産まで沢山くれた友西さん、知り合えばとても気さくで親切な方でした(笑)。【後編へ つづく】

前編の再放送は、12月18日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

北海道帯広市の紹介(〇〇族)

高岡早紀さん

 

 令和5年12月11日(月)放送 高岡早紀が北海道帯広の牧場へ!鶴瓶の奇跡!との出会い!(後編)

番組の概要(後編)

高岡早紀さんが北海道帯広市を旅する後編。ばんえい馬の牧場へ向かった高岡さんは、馬の大きさに仰天!。牧場をあちこち案内してもらうことに。さらに、日も暮れたころ、ワイナリーを目指して向かいますが、果たして出会えるか?。一方、鶴瓶さんは、サイロを見つけて立ち寄りますが、迎えたのは、子牛ばかり…。そのわけは?。さらに、偶然通りがかった道で、ある表札に惹かれ、中へと案内してもらいます。そこで、筆で書かれたある文字の作品を発見しますが…。


放送内容(後編)

【北海道帯広市の魅力紹介】

後編は、まず旅先である北海道帯広市の紹介ビデオからスタート!。
 帯広市では、小麦や豆類などの畑作、特にビート(砂糖大根)の生産が盛んです。それらを材料にしたスイーツも絶品で、帯広スイーツの人気ランキング上位には、高橋まんじゅう屋(たかまん)の「大判焼き」や、満寿屋(ますや)の「ねじりドーナツ」、六花亭の「マルセイバターサンド」に「マルセイバターケーキ」、クランベリーの「スイートポテト」、十勝トテッポ工房の「シマエナガケーキ」に「ナチュラルチーズケーキ」、等々が並びます(笑)。

 帯広を代表する観光名所といえば、旧国鉄広尾線の「幸福駅」。1970年代に幸福行きの切符が大ブームになりましたが1987年に廃線、現在は鉄道公園になっています。そして、幸福駅の2つ隣にあったのが「愛国駅」、現在は交通記念館になっています。この愛国駅で幸福駅行きの切符を買うと、『愛の国から幸福へ、“愛と幸せがやってくる”』と、当時1300万枚もの切符が売れたそうです。自分の誕生日の日付が入った「愛国から幸福ゆき」切符は、愛国駅・幸福駅の駅前にある売店で買えるそうですよ(笑)。

【鶴瓶さん】 子牛を育てている素牛農家を訪ねると…

さて、鶴瓶さんと高岡さんの一人旅の続きはというと、高岡さんとは別に やはり牧場を目指すことにした鶴瓶さん。車を走らせていると大きなサイロを見つけ訪ねてみると、思った通り牛舎には沢山の子牛が飼われていました(笑)。牛舎の隣にあった家を訪ね声を掛けると、出て来てくれたのは牧場主の小幡さん。鶴瓶さんが親牛は何処にいるのかと尋ねると、こちらは育成の素牛(もとうし)農家で、ミルクの子牛を買ってきて7~8か月ほど育てて300キロ以上になってから士幌町とかの肉牛専門の畜産農家に売るんだそうです。今いる40~50キロぐらいの子牛が、乾燥(牧草)と配合飼料を食べさせると7~8か月で300キロにまで育つと聞きビックリする鶴瓶さん、幾ら太ったと言っても4キロ位が限界と話しますが、小幡さんによると『(鶴瓶さんは)顔と肩幅が広いから、まだ大きくなる素質がある』そうです(笑)。

丑年の昭和26年生まれで牛のことしか分からないと話す小幡さん、46年前に結婚した奥さんと二人三脚で牛舎を大きくし、現在育てている子牛はなんと7~800頭にもなるそうです!。ちょうどそこに、息子さん夫婦が牛舎を移動させる十何頭もの牛を大きなトラックで運んできました。新しい牛舎に到着し大型トラックの荷台が開けられると、200キロ前後にも育った牛たちは自らジャンプして荷台から駆け降りますが、中には着地に失敗して膝まづいてしまう牛もいて、その様子を見ているだけで圧巻です!(笑)。

【高岡さん】 「大正二輪館」を訪ねると!

一方、「とかち大正二輪館」を訪れることにした高岡さん、その前にあった屋台の友西さんに訊ねると、『入るのに500円掛かるから(俺が)きいてきてあげるわ』と一緒に二輪館を訪ね、撮影交渉と共に入場料の免除まで取り付けてくれました(笑)。二輪館で迎えてくれたのは、「牧野燃料店」の元店主の牧野さん。40年ほど前から趣味が高じて古いオートバイを集め出し、集まったバイクは170台…。展示してみんなに見てもらいたいと、2011年に閉店したスーパーを買い取ってこの展示館をオープンしたそうです。牧野さん自身もバイクが好きで乗り回し、今はリタイヤしましたが最後にサイドカーに孫を乗せて走り回ったという1990年製のホンダ・レブルも展示してありました(笑)。二輪館の一角にあるのが牧野燃料の事務所で、店は息子さんが継いでいるそうですが、その壁にはBCリーグに参加する「信濃グランセローズ」(長野県)の横断幕やユニフォーム等が飾られています。聞けば、なんとグランセローズでプレーする牧野憲伸選手が孫で、10月26日のプロ野球ドラフト会議で指名されることを願っている最中なんだとか!。孫が可愛くて仕方ないらしい牧野さん、事務所の机の上には憲伸選手からプレゼントされたウイニングボールが沢山飾られ、孫が載った新聞や雑誌のスクラップが山の様に積み重ねられていました(笑)。

【高岡さん】 「ばんえい牧場十勝」を訪れると!

次に、ようやく「ばんえい牧場十勝」に辿り着いた高岡さん。牛舎の前にいた従業員の方々にばん馬を見せて欲しいとお願いすると、快く厩舎を案内してくれることに!。この牧場では、種馬から生まれた子牛を育成してばんえい競走馬を生産しているそうで、まず案内してくれたのがその種馬がいる厩舎。以前は競走馬だったという種馬は、現役時代に比べて150キロも痩せたそうですが、それでも1トンもある馬体はとても大きくて、乗馬をしていた高岡さんでも『こんな大きい馬は初めて見ました…』とビックリ仰天。飼い葉桶に突っ込む頭の大きさだけでも、高岡さんの胴体くらいはありそうです(笑)。次に案内された厩舎にいたのは、生まれて1年の子牛たちですが、それでも一般的なサラブレッドくらいの大きさで、これからソリを曳く訓練をしてテストに合格すれば2歳で競走馬としてデビューするんだそうです。

【鶴瓶さん】 住宅街で見つけた「書童庵」とは?

日展の書 改組 新 第7回

鶴瓶さんが住宅街を歩いていると、「書童庵」と書かれた看板のある家を見つけます。何かと気になった鶴瓶さん、家の前で庭の手入れをしていた山後さんの奥さんに話を聞くと、ご主人が書家で、子供たちに自由に書を書かせたいと名付けたんだとか。そのご主人は、大好きな釣りに出掛けてしまって留守だそうですが、書に色を付ける絵も描いていると聞き興味を持った鶴瓶さん、奥さんに案内してもらいアトリエを見学させて貰うことに。アトリエに飾られていたのは、色が塗られた墨書の作品や、白地の布に色のついた墨で書かれた書など、様々な作品。こんな色の付いた書は初めて見たと鶴瓶さん、奥さんに詳しく話を聞くと、20歳の時にご夫婦で絵の勉強をしにフランスに渡ったそうですが、奥さんは1年で夢諦めて帰国。ご主人はその後もフランスに残り絵の勉強を続けたそうですが、2年半後に日本に戻って食べるために広告店に勤めるも、満員電車の通勤で足が痛いからと直ぐに仕事を辞めてしまったんだとか…。そんなご主人を支え、ご主人の念願だったアトリエまで建てられたのは奥さんの内助の功なくしてあり得ないと、感心する鶴瓶さんでした。

【高岡さん】 コメットちゃんと牧場を散歩!

ばんえい牧場で女性スタッフの寄木さんが最後に会わせてくれたのが、牧場で飼われているミニチュアホースのコメットちゃん。年齢的にお婆ちゃん馬らしいのですが、大きなばん馬を見た後でその可愛らしさに魅了された高岡さん、コメットちゃんと一緒に牧場内を散歩させてもらうことに!。高岡さんが引き綱を持って歩き出すと、コメットちゃんは大人しく高岡さんの後ろに付いて歩き出します(笑)。そんな様子を後ろに付いて見守ってくれていた男性従業員の方に名前を尋ねますが、恥ずかしがって教えてくれません。しかし、番組スタッフが写真を一緒に撮りましょうと提案すると、寄木さんが『安部さん、写真だって』と呼んでしまったので、高岡さんにも名前がばれてしまいました(笑)。寄木さんは雇われ場長の奥さんだそうですが、お祖父ちゃんは馬主でお父さんはばいえい競馬のジョッキーから調教師になった馬一家に生まれ育ち、小さい頃から馬に乗って育ったそうです。そんな寄木さんのお母さんと安倍さんは競馬場に勤めた同期で、翌年に寄木さんが生まれたので寄木さんの事は赤ちゃんの頃から知っているという安倍さん、3年前からこの牧場で働く様になったとか。

【鶴瓶さん】 住宅街で出会った女性に一目惚れ?

再び住宅街を歩き出した鶴瓶さん、大きな庭石で囲まれた立派な花壇のある家を見つけ、ちょうど庭先で庭の手入れをしていた女性に話を聞くと、40年ほど前にこの家を中古で買った時からある庭石だそうです。その奥では孫のためにイチゴを栽培していたそうですが、今年で止めにしたと聞いた鶴瓶さん、ご主人が残念がるだろうと察すると、夫は27~8年前に50歳で他界したと聞きビックリします。以来、ひとりで1男2女を育てたと聞き『よう頑張ったなぁ』と感心する鶴瓶さん、『気がついたら今っていう感じですよ、ご近所の方もみんな優しくて本当に助けられました』と奥さん。ステキな現在独身の女性を目の前にして、『世が世で私が独身だったら、ここへ住み着いてるかも分からへん』と、何やら半分本音が混じった冗談を口にする鶴瓶さんでした(笑)。

【高岡さん】 「相澤ワイナリー」を訪ねると!

次に高岡さんは、日没後にもかかわらず、帯広農業高校で相馬さんから教えてもらった「相澤ワイナリー(あいざわ農園)」を訪ねることに!。暗がりに建つ家の中を覗いてみると、台所にいた奥さんを見つけ、窓越しにワイナリーを見せて欲しいとお願いします。すると、今日は収穫したぶどうを仕込んだところと、隣の事務所の玄関に回るようにと案内してくれました。そこで迎えてくれたのは、相澤さんのご主人と息子さん、工場の電気をつけてワイナリーを見学させてくれるそうです。現在、収穫したブドウがどんどん運び込まれている所で、工場の中には酵母の香りが広がっています。相澤ワイナリーでは、無農薬で作ったぶどうしか受け入れしておらず、酵母はすべて天然酵母なんだとか。自家製ワインに関しては、全部自家生産したぶどうを使っているそうで、中でも不動産が本業だったお父さんが25年前にぶどう畑を始めて偶然見つけて「いちな」と名付けた品種が相澤農園のイチオシなんだそうです。その名は、8歳になる娘さんにも名付けられ、その娘さんが描いたかわいい絵をラベルにした「いちな」というワインを見せてくれました。試飲用にと開けてくれたのは、5歳になる息子さんの名を冠した「龍之介」というワイン、息子さんが生まれた年に初めて作ったワインなんだそうです。きれいな色をしたロゼワインで、高岡さんがワイングラスを傾けると、ぶどうの香りがすごく引き立ち、アルコール度数が低いのでお酒が弱い人でも飲みやすそうだと高岡さん。相澤さんの奥さんは全くお酒が飲めないそうですが、このワインであれば1口-2口は飲んでくれるんだとか。

【鶴瓶さん】 山後墨仙さんとの出会い

鶴17年

おしっこがしたくなった鶴瓶さん、山後さんお宅でトイレを借りようと再び書のアトリエに引き返すと、家の車庫にさっきは無かった車が停まっています。釣に出掛けていたご主人が帰ってきているのではと声を掛けると、『帰ってきました』と奥さん、予想通りボウズだったそうです(笑)。奥さんに続いて表に出て来てくれたのが、奥さんから鶴瓶さんとの話の内容を既に聞いたらしいご主人、『女房に甘えっぱなしの山後墨仙です』と自己紹介してくれました(笑)。アトリエに飾られていた一際大きな書が何と書かれているのか気になっていた鶴瓶さん、右側が“鳥”だろうと訊ねると、“鶴”という字だそうです。墨仙さんによると、鶴という字は、左側の辺に“隹”(ふるとり=尾の短い鳥の総称)を使い右側が“鳥”、つまり鳥が2羽いる形が鶴で、鶴は結婚すると絶対に離婚しない鳥だからだと教えてくれました。自分の名が鶴瓶で、明日が結婚記念日というのも何かの縁だと感じた鶴瓶さん、再びアトリエに上がらせて貰って先ほどの書を拝見すると、さっきは何の字か読めなかったのに、今度は「鶴」の字にしか見えないから不思議です(笑)。フランス留学当時の話を聞くと、本当は一人で行きたかったのに奥さんが勝手に付いてきちゃったとご主人、ただ1年でこんなところヤダと日本に帰ってしまった奥さんに、その後1年半はフランスに仕送りして貰っていたんだとか…。その話を聞いて、『ちょっと待ってください…、それは“ヒモ”って言うんですよ』と呆れる鶴瓶さん、墨仙さんが『それ以来(奥さんに)頭が上がらないんですよ』というのも当然といえば当然です(笑)。

【高岡さん】 相澤さんご家族との触れ合い

相澤さん家の居間に通された高岡さん、奥さんが珍しいキノコがあるからと出してくれました。ご主人によると、落葉松(からまつ)の下に生えるキノコで、北海道では「落葉キノコ」(ラクヨウ=ハナイグチ)と呼ばれているそうです。高岡さんによると、とても美味しいキノコだそうです。日本酒に合いそうですが、2日前にご主人が全部飲み切ってしまったとか…。そこに、息子さんが自宅にいたお嫁さんと龍之介くんを連れて戻って来てくれました。子供に名前の付いた龍之介ワインを頂いていると高岡さんが話し掛けますが、龍之介くんは恥ずかしがってお母さんに抱き付いて隠れてしまいます(笑)。お嫁さんに馴れ初め話を尋ねると、飲み会(合コン)で知り合ったとか。息子さんによると、夜勤があって夜家に居なければ好きなだけ飲みに出掛けられるし、お金も持ってそうだしと絶対に看護師さんと結婚したかったそうで、その合コンのメンバーの中に看護師は(今の奥さん)一人しかいなかったので、一点集中、押しの一手で口説き落としたんだとか(笑)。『結婚して11年、(俺)よく頑張りました』と息子さん、すると他の家族全員から『奥さんがいなければ何もここまで出来なかった』と集中砲火を浴び、『家族のおかげでここまでやって来られました』と言い直す、素直な息子さんでした(笑)。

番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

北海道帯広市の特産品など紹介

鶴瓶さん

高岡早紀さん

 

後編の再放送は、12月25日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送予定です。


 

番組内で紹介された 帯広市の名物など


六花亭 マルセイバターサンド 5個入クリスマス お歳暮 手土産 2023 ギフト プチギフト スイーツ レーズンサンド サンドクッキー 帯広 お菓子 洋菓子 お返し 有名 定番

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