鶴瓶の家族に乾杯 | 群馬県下仁田町(IKKOさん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 令和5年11月13日(月)放送 IKKOが群馬県下仁田町で心ぽかぽか!ぶっつけ本番の旅へ!(前編)

旅のゲストは、ヘアメイクアップアーティストでタレントの IKKO(イッコー)さん。福岡県福智町(旧 方城町)出身の61歳。北九州の美容専門学校を卒業してから上京し、住み込みで美容師として8年間の修行の後にフリーランスとなり、1992年には30代で「アトリエIKKO」を設立し、雑誌の表紙をはじめテレビCM、舞台等でヘアメイクとして活動を展開。2000年代にはイベントや書籍の出版で人気を博し、「新・美のカリスマ」と呼ばれる様になり、2007年の流行語大賞には「どんだけ?!」がノミネートされました。これまでIKKOさんは、鶴瓶さんがMCを務める民放各局の番組にも繰り返し出演し、親しい交流を積み重ねてきた仲。先々月には、鶴瓶さんが自身のインスタグラムに、IKKOさんを背負い投げする写真を投稿し話題になりました(笑)。

今回の旅の舞台は、群馬県 下仁田町(しもにたまち)。群馬県の南西部に位置し、荒船山などを挟んで長野県佐久市や軽井沢町とも接しています。ご存じの通り、下仁田ネギ下仁田こんにゃくの産地として知られ、藤岡市出身の中山秀征さんと共に群馬県の広告塔として「ぐんま大使」を担う、井森美幸さんの出身地でもあります!。以前に日本テレビの番組で、IKKOさんが軽井沢の別荘でホームパーティを開いた際に、ゲストに招かれた井森美幸さんが持ち込んだ下仁田ネギと下仁田コンニャクを使って伝説の家政婦・志麻さんが作った料理が話題になったことがあります!。そんなこんなで、美容にもよいであろう下仁田ネギと下仁田こんにゃくを求めて、IKKOさんは下仁田町を訪れたのではないでしょうか?(笑)。鶴瓶さんとIKKOさんは、仁田にある唯一の食事どころ、地元の食材を使ったお蕎麦屋さん「福田屋」で昼食をとった様ですよ。


番組の概要(前編)

IKKOさんが群馬県下仁田町でぶっつけ本番旅へ!。町の大通りへやって来た二人は、軒先をきれいにしているお宅を発見、近づいていくと、家の中から明るい声が聞こえてきて…。さらに、近くのうどん屋さんをすすめられ、伺ってみると、ハッピーなご夫婦に出会い…。IKKOさんは、町で長く営む美容室を探すことに。商店街を歩くと、歴史を感じるお米屋さんを見つけ、訪ねてみます。鶴瓶さんは、あるご夫婦に出会い、出会った頃のことを聞き出します。

放送内容(前編)

【二人旅】 待ち合わせ場所からロケがスタート

ロケが行われたのは、2023年10月3日(火)。緑色片岩の大きな石が積み重なった群馬県下仁田町の河原にある「青岩公園」で待ち合わせた、鶴瓶さんとIKKOさん。川ではアユ釣りをしている釣人の姿もあり、とても長閑な雰囲気です。IKKOさんは、エステの先生など群馬県出身の知り合いが多く、また軽井沢の別荘への行き帰りに何時も通る下仁田が気になって歩いてみたいと、下仁田町を旅先に選んだそうです。

【二人旅】 掛川さんのお宅を訪問

まずは商店街に行ってみたいというIKKOさんと一緒に上町通りにやって来た鶴瓶さんですが、通りを歩いている人は一人も見当たりません…。そこで、玄関前がきれいに手入れされている一軒のお宅を見つけ、訪ねてみることに。すると、突然の二人の訪問にも係わらず大喜びで迎えてくれたのは、とても明るく元気なパー子さん似の奥さんと、片や対照的に物静かそうなご主人の掛川さんご夫婦(笑)。奥さんの趣味という手入れが行き届いた裏庭も見せてもらうと、そこから裏を流れる鏑川(かぶらがわ)へと出ることが出来るステキな佇まいでした。昔はここに水車があって、コンニャクを作っていたんだそうです。小野アナウンサーによると、ガーデニングが趣味という奥さんは特に玄関先の小窓に力を入れているそうで、クリスマスやひな祭り、夏のひまわりと、季節に合わせた小物や花をディスプレイしているんだとか。そしてこの日は、ハロウィンに合わせた飾り付けをしていたところ、玄関の網戸越しにでも目立つIKKOさんの姿をたまたま見つけたんだそうです(笑)。

【二人旅】 お昼を食べに「福田屋」を訪れると!

次に二人は、掛川さんに教えて貰ったそば・うどんの店「福田屋」を訪れます。鶴瓶さんは珍しいと“ざるラーメン”を、IKKOさんは“肉うどん”を注文しますが、店主の大橋さんによると使っているネギは時期じゃないんで下仁田ネギでは無いそうです…。また二人は、おすすめの品が書かれた貼紙を見て“とうがらしみそ”を注文しますが、これも生憎と品切れで、“ふきみそ”を注文します。ふきみそを箸で抓んで食べてみると、思いのほか美味しいそうですが、これまたちょっと時期外れですね…(汗)。先客の南牧村から下仁田町商工会に勤めているという白石さんも、後から南牧村からやって来た神戸さんご夫婦も、IKKOさんの『どんだけ~』に直ぐに反応して指を振ってくれる人気ぶりです(笑)。

神戸さんのご主人は、IKKOさんがCMしている化粧品の愛用者だそうで、『顔に付けるとすごくいい』と褒めてくれますが、奥さんではなく自動車の整備工をしているお父さんが化粧品を使っていると聞いてビックリする鶴瓶さん…。さらに、IKKOさんを直に見て『美人でビックリした』と褒め上手の神戸さん、健康の秘訣は『どこでも遊びに行くこと』だそうで、誰とでも直ぐに仲良くなって家に連れてきて泊まらせることもあるんだとか。そして、ご自身が営む「南牧自動車整備工場」の歌を作ったと、『なんなん南牧の南牧自動車、/\、車のことなら何でも何でも、なんなんなん南牧の南牧自動車!』とアカペラでその歌を披露してくれました(笑)。

【群馬県下仁田町の魅力紹介】

ここでスタジオから、群馬県下仁田町をビデオ紹介。番組スタッフが、IKKOさんの『どんだけ~』を超える新しいIKKO節を生み出して欲しいという願いを込めて作ったVTRだとか(笑)。
 下仁田のご当地グルメといえば、「下仁田カツ丼」。大正時代から親しまれる下仁田カツ丼は、脂身が少ない豚肉を揚げて、甘辛な醤油ダレに潜らせたカツが特徴です。ご飯にそのカツだけを載せるのが下仁田流。さっぱりとした味わいで、ペロリといけちゃいます!。多くの店で、それぞれ違う味を楽しめるのも魅力です。これを見てIKKOさんが発した新IKKO節は、『しもカツ~!』(笑)。
 続いては、世界文化遺産の「荒船風穴」。風穴とは、岩の隙間から冷たい風が吹き出る場所。風穴内部の温度は真夏でも3℃以下、まさに天然のクーラーです。IKKOさんも、『ひんやり~!』。この荒船風穴は、明治から昭和にかけて蚕の卵を冷蔵保存した施設。冷蔵保存することで卵が孵る時期をずらし、生糸の効率的な生産が可能となりました。荒船風穴が出来たことで、日本は当時、生糸の輸出量が世界一になったんです!。その価値が認められ、富岡製糸場と共に2014年、世界文化遺産に登録されました。そこで発せられた世界遺産級の新IKKO節は、『てんねん~!』(笑)。
 最後は、歴史ある牧場。明治20年に創られた日本で最古の洋式牧場である「神津牧場」の名物と言えば、“ジャージー牛の大行進”。放牧でのびのびと育ったジャージー牛からは、脂肪分やタンパク質がたっぷりの牛乳がとれます。そこで、牛がいいお乳を出せるようにと発せられた新IKKO節は、『大こうしん~!』(笑)。

うどんの福田屋さんを出た所で、二人は別れ一人旅に。

【鶴瓶さん】 実家にカボスを取りきた神戸さんとの出会い

引き続き商店街をぶらぶら歩いていた鶴瓶さんが見つけたのは、石造りの古そうな倉庫。傍にいた女性に何の建物かと訊ねると、コーヒーの「大和屋」の珈琲豆を貯蔵している倉庫だそうで、豆にジャズを聴かせているんだとか…。詳しいことは分からないと話す神戸さんは、たまたまこの先の実家に、カボスが沢山採れたと聞いてお嫁さんと一緒に貰いに来たんだとか。実家にいた兄の岩井さんに採れたカボスを見せて貰うと、コンテナ一杯に入った沢山のカボス。さきほど見た石蔵倉庫の裏にある狭い畑にカボスの木を植え、焼酎に入れて飲むために自家栽培しているんだとか(笑)。6年前に馬山にカフェ「きになるcafe Kimama」を開いたという神戸さん、元々は商工会に勤めていたと聞いて、鶴瓶さんが福田屋で南牧村から来ているという商工会の人に会ったと伝えると、『あぁ~あ、局長の白石くんね』と直ぐに判ってくれました(笑)。なぜ喫茶店を始めたのかと尋ねると、商工会を早期退職した神戸さん、自分で下仁田をPRするのに何か出来ないかと考えた時、カフェだったらお客さんに話し掛けて下仁田の観光をPRできるんじゃないかと思ったんだとか。ちょうどその時、向かいの通りをIKKOさんが手を振りながら横切って行きました(笑)。

【IKKOさん】 「中江米穀店」にて

鶴瓶さんを追い越し商店街の先に向かったIKKOさん、お米屋の「中江米穀店」を見つけ、訪ねてみることに。店の奥では、年配の中江さんご夫婦が精米作業の真っ最中で、その音にかき消されてIKKOさんの声がなかなか伝わりません…。そこで精米の手を停めて、日用雑貨も売っている店先まで案内してくれると、そこにいたのは店番をしていた店主である中江さんのお兄さんの奥さん、兄弟夫婦で店を営んでいるんだそうです。昔は、“ひな市”とか正月の“暮れの市”ともなれば店の前の通りには沢山の出店が出て、この商店街もとても賑やかだったそうですが、今ではすっかり寂しくなってしまったと…。自身が福岡の筑豊の出身で、本家が食料品店を営んでいたのでこの店の雰囲気が懐かしいと語るIKKOさん、87歳になる母親は今年の頭くらいまでは美容室をやっていたと話すと、兄嫁の中江さんと同い年だそうです。皆さん80歳を超えて曾孫も大勢いらっしゃるというのに、現役で仕事を続けられている姿に接し、『自分も先輩方の様に頑張っていこうという勇気が貰えた』と話すIKKOさんでした。

【鶴瓶さん】 神戸さん家のお嫁さん!

神戸さんと一緒にカボスを貰いに来ていた息子のお嫁さんに話を聞くと、結婚して10年近くになるそうです。10年前のとある日、神戸さんの家に遊びに来たというお嫁さん、なぜか帰らずそのまま家に居座り、神戸さんの息子さんがお嫁さんの実家に貰い受けに行く際も、二人で神戸家から出向いたんだとか…。なし崩し的に嫁として神戸家に居ついたお嫁さん、最初の頃はカレーを作っても全部スープカレーになるほど料理は下手だったそうですが、家事一切全部を嫁に任せることにした神戸さん、今では煮物もすごく上手になったそうです(笑)。神戸さんに『これからどちらへ?』と聞かれ、鶴瓶さんが『分からない…、適当なんや、お前と一緒や』と答えると、『仲間だ~!』と手を叩いて喜ぶお嫁さんでした(笑)。

【鶴瓶さん】 「新彦商店」の新井さん夫婦の馴れ初めは?

鶴瓶さんが再び商店街の通りに出た所で出会ったのは、サッシ屋「新彦商店」を営んでいる新井さんご夫婦。強引に店に入り込んで二人から話を聞くことにした鶴瓶さん、ちょうど明後日が結婚記念日で結婚32年目になるそうです。『こうやって人にインタビューされて、ときどき思い出さなあかんよ』と、馴れ初め話を根掘り葉掘り聞きだす鶴瓶さん(笑)。恥ずかしがる奥さんですが、ご主人はあっけらかんと、神戸さんと一緒に奥さんが商工会に勤めていた際に青年会の会員の特権で毎週通い、しょっちゅう奥さんを見ては猛烈にアタックを繰り返したんだとか。思い出深いデートの場所はと聞かれ、奥さんは皆で行った海、ご主人は二人で行ったキャンプだそうです。鶴瓶さんに何処にキャンプに行ったのかと聞かれ猪苗代湖だったと思い出したご主人、鶴瓶さんに根掘り葉掘り聞かれ、土砂降りの雨でテントの外にも出れずただ寝ていたと徐々に30年前を思い出す二人。当時を懐かしむご夫婦を見て、『だんだん思い出してきた?、これが大事やねん、“人の思い出をかき回すのが大事”。他人が来て、人の思い出をかき回してくれて、もう一遍思い出すって…』と、鶴瓶流の“家族に乾杯”のあり方を自画自賛する鶴瓶さんでした(笑)。小野アナウンサーによると、スタッフが試しに猪苗代湖のキャンプデートの写真はないかと尋ねると、後日探してくれた新井さんご夫婦。すると、捨てようとしていたファイルの中から見つかったそうで、若くて可愛らしい二人がテントの中で並んで撮った写真が送られてきていました(笑)。

【IKKOさん】 偶然出会った吉澤さんに美容室を尋ねると…

中江米穀店で、中江さんから知り合いの美容室を紹介してもらったIKKOさん、その美容室「ヘアサロンHIRO」を訪ねますが、この日は火曜日で美容室はどこも休みの様です…(汗)。すると、その先にあった『手づくりこんにゃく』の看板を見つけたIKKOさん、立ち寄ってみることに!。そこで出会ったのは、近くにある「すき焼 コロムビア」でお昼を食べてきたという吉澤さん・太田さん・北村さん・桑原さんの4人連れ。一緒に、こんにゃく手作り体験が出来るという「こんにゃく体験道場」を覗いてみますが、生憎とここも休みの様です…。そこでIKKOさん、親切に話に乗ってくれる吉澤さんに、昔から代々続いているような古い美容室を探していると相談すると、よくテレビに出る店があると奥さんに電話して聞いてくれますが、店の名前までは知らないそうです。そこで、皆がスマホを駆使して調べてくれると、どうやら「マルジン理美容室」であろうことが判明!。吉澤さんに車で案内してもらい、そのマルジンを訪ねるIKKOさんですが、やはりこの美容室も休みの様です。でも家に人はいるんじゃないかと店の裏手に回ってみると、そこで出会ったのは隣家の堀口さん。するとIKKOさん、マルジンさんに取材させて貰えないか聞いて欲しいと堀口さんに頼み込み、すべて人任せにするIKKOさんでした(笑)。【後編へ つづく】

前編の再放送は、大相撲中継が重なるため、12月4日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送されるのではないかと…。


番組内で紹介されたお店や訪問先など(前編)

二人旅

群馬県下仁田町の紹介

鶴瓶さん

IKKOさん

 

 令和5年11月20日(月)放送 IKKOが群馬下仁田で涙!感動!笑顔の出会い!どんだけ~旅!(後編)

番組の概要(後編)

IKKOさんが群馬県下仁田町への旅の後編。美容室を訪ねたいと町を巡りますが、この日は休みでなかなか出会えません。そこで、紹介してもらったお宅の男性と庭で話をすることに。演歌と旅が好きだと聞き、IKKOさんは車の助手席に乗せてもらい、カーステレオの演歌を一緒に聴くことに。さらに、美容室を探すIKKOさんを見つけて、ある女性が話しかけてきて…。一方、鶴瓶さんは、神社にお参りすると、男性から声をかけられ、祭りがまもなく行われると聞きます。


放送内容(後編)

【IKKOさん】 吉澤さんに美容室へ連れて行ってもらうと…

吉澤さんに連れられて「マルジン理美容室」を訪れたIKKOさんですが、この日は火曜日でお店は休み。そこで出会った、お隣の堀口さんに頼んで自宅を覗いて貰いますが、生憎と留守の様です。そこでIKKOさんは、堀口さんに話を聞きたいとお願いしますが、自分より向かいのおじさんの方が詳しいと石井さんのお宅に押し掛け、石井さんのご主人にIKKOさんを託すと、自分はさっさと帰ってしまいました(笑)。きれいに手入れされた石井さんの庭にご主人を連れ出したIKKOさん、町の様子や人となりについて話を聞くことに!。

【鶴瓶さん】 「諏訪神社」参拝後に出会った堀越さん

一方の鶴瓶さんは、町を歩いていて見つけた「諏訪神社」をお参りすることに。ステキな出会いをと願ってから境内を出ようとしたところで出会ったのが、一人の男性。こんどの土日に諏訪神社のお祭り「諏訪神社秋季例大祭」があるので、参拝に立ち寄ったという堀越さん、町内でお米屋の「恵比寿屋」を営んでいるそうです。お祭りでは、堀越さんの住む旭町をはじめ町内7地区の山車が出て太鼓を打ち鳴らし、現在住んでいる人だけでなく外に出ている出身者も祭りのために帰ってくるので、小さな町にしては大変賑やかな祭りなんだとか。そして、下仁田駅から諏訪神社へ向かう一直線の道が神社の参道となっていて、その脇は以前は賑やかだった花街で、置屋などもあって今でも当時の面影が残っていると教えてくれました。そこで今もお茶屋にもよく行くという鶴瓶さん、花街の雰囲気が大好きと、堀越さんに案内してもらうことに。

【IKKOさん】 石井さんとカーステで演歌を堪能!

石井さんに庭で話を聞くIKKOさん、以前は信用金庫に勤めていたそうですが、定年後は庭造りと旅行が大の趣味なんだとか。以前は畑だったという300坪の前庭は、全部石井さんの手づくりだそうです。そして、奥さんと回った全国の旅行先はなんと272箇所、特に片道12時間のドライブで行った安芸の宮島旅行が思い出深いそうで、その話を聞いてスタジオで喜ぶ広島県出身で現NHK広島放送局勤務の小野アナウンサー(笑)。ただ、その奥さんが半年前に施設に入所、現在はコロナ過で週に一度だけ10分間の面会が楽しみなんだそうです。そしてもう一つの楽しみが、行き帰りの車の中で聞く、これまで取り溜めた演歌のカセットテープを聞くこと!。すると、昭和歌謡や演歌の魅力について意見が一致した61歳のIKKOさん、81歳になる石井さんの車の助手席に座らせてもらい、二人並んで川中美幸さんの『おもろい女』を堪能しました(笑)。

【鶴瓶さん】 堀越さんに「布屋化粧品店」へ案内してもらうと

神社で偶然出会った堀越さんに下仁田の中央通り商店街を案内してもらうことになった鶴瓶さん、まず案内してもらったのがカバン類を主に扱っている「布屋化粧品店」。中央通りのことに詳しいという店主の髙橋さんに話を聞くと、昭和30年代頃には芸者の置屋さんが3軒ほどあって、15-6人の芸者さんがいたそうです。料理屋さんも沢山あって、夕方の5時位になると料理屋の2階からは三味線の音が響いてきたとか。そして、この布屋さんも先々代の時代には料理屋をしていたらしく、2階は真ん中の廊下の両側に小部屋が並ぶ造りになっていて、布屋の斜め向かいにある現在は空き家になっているアサヒ堂が以前は置屋だったと教えてくれました。すると、布屋の表で出会ったのが、現在住んでいる台湾から日本に旅行に来たという後藤さん夫妻。下仁田観光を済ませ、これから富岡市の方に移動するそうですが、週末の諏訪神社秋季例大祭にはまた下仁田に戻ってくる予定だと聞き、大喜びする祭関係者の堀越さんでした(笑)。

【IKKOさん】 旅の駅「下仁田こんにゃく観光センター」を訪れると…

下仁田こんにゃく観光センター

美容室を探して、下仁田町を縦断する国道254号を山の方へと車を走らせるIKKOさん…。すると見つけたのが“道の駅”ならぬ“旅の駅”、「下仁田こんにゃく観光センター」。お腹が空いていたIKKOさんは、『名物 下仁田コロッケ』の看板に魅かれコロッケが食べたいと、立ち寄ることに(笑)。店内に入ると、下仁田の特産品などが沢山並んでいます。すると、『ちょっと見させて下さい』と声を掛けたIKKOさんですが、渡された買い物かごを手にすると、『わたし、これ結構好き、これ美味しいんですよ~』とごそっと手に取ったのは「蒟くん」。その隣にあった「こんにゃくスポンジ」もお土産にとごそっと買い物かごに放り込みます…。次は、『群馬に来るとこれよね』とゲットしたのが「玉こんにゃく」。さらに店員さんおすすめの「乾燥糸こんにゃく」をすき焼き用にとカゴに入れ、レジに持ち込んだ買い物かごは山盛り状態(笑)。ついでに、隣の食事コーナーで売られていた蒟蒻入りのソフトクリームも注文したIKKOさん、なんとそのお買い上げ金額は全部で 1万900円でした…(汗)。

【鶴瓶さん】 大人気の「堀口肉店」メンチコロッケ!

次に堀越さんが鶴瓶さんを案内してくれたのは、中央通りで一番有名というお肉屋の「堀口肉店」。ここのメンチコロッケが超美味しいんだとか…。店で迎えてくれたのは、店主の堀口さんと奥さんに、嫁ぎ先の前橋から毎日通って来ているという娘さん。鶴瓶さんのためにと、ご夫婦でスタッフの分も含め大量のメンチコロッケを揚げてくれることに!。その揚げ立てのコロッケをスタッフに配ったり、食べ終わった後の包み紙をゴミ箱を持って回収して回ったりと、腰の軽い働き者で明るい娘さんでした(笑)。店の前に置かれベンチに座って美味しいコロッケを頂いた鶴瓶さん、みんなで記念写真を撮りましょうと提案すると、『ケイイチを呼んで撮らすか』と立ち上がった堀口さん、斜め向かいの「樋口写真館」の店主でたまたま仮眠していたという樋口さんを叩き起こして連れてきました(笑)。『呼べばすぐ出る』というのが旭町の気風で、『お~い』って声を掛けたらみんな集まってくるんだそうです。仮眠していて急に呼び出された寝ぼけ眼の樋口さん、カメラを構えファインダーを覗いてピントを合わせた所で、ようやくファインダー越しに被写体の一人が『あぁ、鶴瓶さんですね』と気がつきました(笑)。ちなみに小野アナウンサーによると、堀口肉店の店主の堀口さんの拘りは仕事着で、ベレー帽とポロシャツのセットになったカラーが、赤・ピンク・オレンジ・黄色の4色あり、この色がお肉が美味しそうに見えるからと日替わりで着替えているそうです!。

【IKKOさん】 蒟蒻製造「茂木食品工業」の皆さんと!

下仁田こんにゃく観光センターで店員さんに話を聞きたいと食堂のテーブルに誘ったIKKOさん、すると隣接する蒟蒻製造工場の「茂木食品工業」の従業員の皆さんがIKKOさんに会いたいと大勢集まってきてくれました。食堂で働いている方々も加わり、大勢の女性陣に囲まれたIKKOさん、さっそく依頼された『どんだけ~!』を披露すると、大きな拍手が沸き起こります(笑)。先ほど食べた蒟蒻入りのバニラアイスの別バージョンと、真っ赤な「生イチゴ入りピンクストロベリー」に真っ黒な「竹炭入りブラックチョコレート」も口にしたIKKOさん、お歯黒になって『おはぐろ~!』と叫ぶだけでまた拍手が沸き起こる人気ぶりです(笑)。同席してくれた社長の息子の茂木さんによると、ダイエット食品として知られる蒟蒻は、コロナ過で健康志向の人が増えたおかげで売上は徐々に伸びているとのこと。ただ、若い世代には蒟蒻料理への馴染みが薄く、今後どうして行こうかと試行錯誤の毎日だそうです。そこに出て来てくれたのは、先代の社長で茂木さんのお祖父さん。83歳になる小柄なおじいさんと握手しようと立ち上がったIKKOさん、二人が並んで立つとIKKOさんの巨体が一層目立ちます(笑)。雅冬炎(みやび とうえん)という名で書家としても活動しているIKKOさん、自身の書いた書のポストカードを先代に渡すと、自分も書いた書を飾っているからと、IKKOさんの手を引いて観光センターの入口の脇の通路に連れて行ってくれました。毎日書道展に入選したという2つの作品は何れも立派な書ですが、なぜこんな通路の脇に立て掛けてあるのかと尋ねると、工場に飾ると邪魔だと言われ置くところがないんだとか(笑)。最後に全員で集合して撮った記念写真の掛け声は、『こんにゃく~』でした!。

【IKKOさん】 美容室を探していて偶然道で出会ったのは?

茂木さんの奥さんに美容室を探していると相談したところ、連絡を取ってくれたのが、IKKOさんが先に訪ねた「マルジン理美容室」でした。ただ、店主の奥さんは外出中で、家に戻っていたご主人に電話して訊ねますが、奥さんが何時帰ってくるかは分からないとこのこと…。そこでIKKOさん、再び美容室を探して車を走らせていると、美容室の看板を見つけ車を降ります。すると、偶然にもそこを通り掛かってIKKOさんを見つけ、車から降りて来てくれたのが、なんと「マルジン理美容室」の佐藤さんでした!(驚)。佐藤さんは以前、高崎の矢内弥生先生に着付けを習いに行っていた際に、矢内さんを訪ねて来ていたIKKOさんと面識があるそうです。

【鶴瓶さん】 竹久夢二が愛した老舗割烹旅館「常盤館」


 常盤館

次に堀越さんが鶴瓶さんを案内してくれたのは、竹久夢二が愛した旅館という「常盤館」。大正元年の創業で、111年になる老舗割烹旅館です。迎えてくれたのは、先代の島崎さんと、その娘の若女将とご主人で旅館を継いだ松原さんご夫妻。旅館に上がらせて貰うと、趣きのある古い家具や調度品が目を引きます。座敷で三人から話を聞くことにした鶴瓶さん、すると堀越さんが店番を代わってくれて、お客さんから頼まれたお茶を客室まで届けるという接客までこなす、お米屋のご主人でした(笑)。若女将と堀越さんは近所ということもあり、よく知る幼馴染だそうで、それぞれの来歴もよく知っていて、馴れ初め話に恥ずかしがる若女将の代わりに、堀越さんが常盤館の三人は何れも剣道の有段者なんだとか色々と教えてくれました。お返しにと松原さんが、堀越さんが元甲子園球児だったことを暴露します(笑)。

【諏訪神社秋季例大祭の紹介】

番組の最後、堀越さんが見て欲しいと願っていたお祭りの様子がビデオ紹介されました。ロケの4日後、10月7日(土)に行われた「諏訪神社秋季例大祭」は、“舞方”と呼ばれる女性たちが山車の上で舞い、町中がお囃子の音で包まれます。下仁田の町が一年で最も盛り上がる日なんだとか。一番の見せ場は、山車同士をスレスレまで寄せ合う“競り”。数センチの所まで寄せるには、熟練の技が必要なんだそうです。夜になっても祭の熱気は冷めません。

【IKKOさん】 「マルジン理美容室」にて

「マルジン理美容室」に戻り、ようやく美容室をしている佐藤さんご夫妻に話を聞くことが出来たIKKOさん。俳句をやり書道も習っていると共通点が沢山見つかったIKKOさんと佐藤先生に、理美容には無縁のご主人も奥さんの着付けの送り迎えで常に一緒に高崎に通っていたので玄人はだしに詳しいとあって、三人の会話も弾みます(笑)。理容も美容も両方やっているという佐藤先生ですが、息子さんも娘さんも美容師になっていて、美容師一家なんだとか。美容に45年携わっているIKKOさんより更にキャリアが長い佐藤先生に、昔から使っている道具や店のシャンプー台などを見せてもらったIKKOさん、高校2年生の時にアルバイト先で理美容を習い始め、シャンプーが難しくてシャワーを天井にウワァーとまき散らしたことを思い出すと、佐藤先生も同じ経験があると、“美容師あるある”の話で再び盛り上がります。お礼にと、筆を借りて色紙に大好きな字だという『誠実』と書いたIKKOさん、佐藤さんご夫妻に手渡すと、家宝として店に飾るとご主人。後日スタジオには、佐藤先生からIKKOさん宛に、『襟足に しのぶ秋風 どんだけ~』と書かれた俳句の短冊が届けられていました(笑)。

後編の再放送は、12月11日(月)午後4時15分から、NHK総合で放送見込みです。


 

番組内で紹介されたお店や訪問先など(後編)

鶴瓶さん

IKKOさん

 


番組内で紹介された 下仁田町の名物など


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