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各回の放送内容（あらすじ）と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。
「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時57分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の笑福亭鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ（素敵）な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。
今後の放送予定や、収録地・出演者（ゲスト）、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報！」のページをご覧ください。
旅のゲストは、コメディアンや演出家でもある、俳優のムロツヨシさん。神奈川県横浜市出身の48歳。もちろん芸名ですが、本名は非公開だそうです。きっと、苗字がムロさんで、名前がツヨシだろうと思い、苗字と名前の間に空白を入れようと思ったら、ムロツヨシという芸名に姓名の区別はないそうです…（汗）。とはいえ、ここではムロさんと呼ばせてもらいます！。一浪して東京理科大学理学部数学科に進学しますが、なんと3週間で中退して俳優養成所に入所。その後、アルバイト生活しながらの下積み時代が長く続きますが、2005年頃から映画や舞台、テレビドラマなどへの出演が増え、徐々に演技に磨きがかかり人気を博していきます。2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』には平忠度役で出演、2017年の『おんな城主 直虎』には瀬戸方久役で出演、そして2023年の『どうする家康』では豊臣秀吉役を好演し話題となりました！。
旅の舞台は、広島県 府中市。広島県の南東部、岡山県にほど近い福山市や尾道市の少し内陸部に位置しています。古くから家具づくりが盛んで、桐の高級家具「府中タンス」で知られる伝統の府中家具や府中味噌が有名。もちろん、鶴瓶＆ムロコンビには欠かせない裸の付き合い、「矢野温泉」もありますよ（笑）。そして何より、番組アシスタントである小野アナウンサーの生まれ故郷です！。
ムロツヨシさんが“家族に乾杯”でぶっつけ本番旅をするのは、2017年11月6日放送の『佐賀県武雄市の旅』以来、2回目。通常だと前編・後編の2週に渡っての放送ですが、今回は1回限りの特番「生放送スペシャル2024」だそうです。そういえば2022年の9月に放送予定だった『尾道の旅SP！井ノ原快彦が広島県尾道市で出会い旅！』も、小野アナウンサーの出身地でかつ現勤務地であるNHK広島放送局から生放送する予定でしたが、エリザベス女王の国葬に伴うニュース拡大により休止になってしまった経緯があります。今回はそのリベンジですね！（笑）。ちなみに、ムロツヨシさんは2月9日公開の主演映画『身代わり忠臣蔵』の宣伝で、2月4日（日）のニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』にも初出演するそうですよ！。
番組初の生放送スペシャル！。ムロツヨシさんをゲストに迎え、広島県府中市から生放送でお届けします。ぶっつけ本番ロケ当日、待ち合わせた二人を迎えたのは、なんと吹雪！。出会いと暖を求めて、二人は通りへ繰り出します。町の食堂をすすめられ、訪ねると、豊富なメニューが。そこからおすすめの料理をいただくことに。ひとり旅のムロさんは、食堂で得たヒントをもとに、吹雪の中へ。一方、鶴瓶さんは、古い町並みで見かけた、ある女性に声をかけます。
広島県府中市で鶴瓶さんとムロツヨシさんの番組ロケが行われたのは、2024年1月23日（火）。今日は何時もの収録スタジオを飛び出して、府中市上下町にある「翁座」（1925年に歌舞伎ができる芝居小屋として完成、国の登録有形文化財に指定されている）に、笑福亭鶴瓶さん、ムロツヨシさん、小野アナウンサーの3人が集結。府中市民の方々を観客に迎え、皆さんと一緒に先日のロケ時のビデオ映像を見ながら番組を進行するという、初の生放送スペシャルです！。実はここ広島県上下町（現 府中市）には、1998年4月26日の放送で、鶴瓶さんはさだまさしさんと一緒に“家族に乾杯”で訪れていて、今回は26年ぶり2度目。当時鶴瓶さんが出会った子供も、今は立派な大人になって観覧に訪れてくれていました（笑）。
鶴瓶さんとムロツヨシさんが待ち合わせたのは、広島県府中市にある「天領上下代官所跡」。1月23日のロケ当日は、まるで北国の様に激しく雪が降りしきる生憎の天気…。二人を見かけた工事現場の方々も、気の毒そうに『今日は寒いで頑張って！』と声援を送ってくれました（笑）。先に到着したムロさんが、この雪に呆れながら鶴瓶さんを待っていると、何やら近所の家から大声で何かを歌う声が聞こえてきました…。恐る恐る声のする方へと近づいて行ってみると、古びた民家の庇の下で毛布を被って椅子にもたれた年配の男性を見つけ声を掛けます。以前に副住職だった当時はお寺に住んでいて、ここは借家と話す小河さん、寒くないのかと尋ねると、寒いのを楽しんでいるんだとか…。そこへ鶴瓶さんも到着しますが、何かロケの冒頭で遭ってはいけない人に会ってしまったと察知したらしく、早々にその場を離れることに（笑）。
雪が降りしきるなか、二人が住宅街へと歩きはじめると、一軒のお宅のガレージで出会ったのは、桑田さんの奥さん。22歳で結婚して60年になると聞き、とても82歳には見えないとビックリするムロさんですが、表が騒がしいと家から出てきたご主人が87歳と聞き、さらにビックリする鶴瓶さん。2月12日に翁座でから生放送するから観に来てとお願いすると、なぜかガレージに吊り下げられていたカレンダーをめくり、快く了解してくれた桑田さんご夫妻でした（笑）。
二人が下見にと翁座へ向かっていると、道沿いにあった理容店「ヘアーサロンきのした」の窓から店の人が外の二人を見つけ、手を振ってくれました。雪まみれになり寒くてたまらない鶴瓶さんとムロさん、これは好都合と店内に入れてもらうことに（笑）。店にいたのは、店主の木下さんご夫妻と、髪をカット中のお客さんが二人。ここでも2月12日の翁座の宣伝をすると、ちょうど理髪店が休みの月曜日と快諾を貰うことができました！。
2月12日に生放送をする芝居小屋「翁座」に到着した鶴瓶さんとムロさんですが、土日祝日しか一般公開されておらず、表の戸には大きな鍵が掛けられています…。鶴瓶さんは、表に掲げられた上下まちづくり協議会の案内看板を見て、『大友柳太郎とか来てんねんで、鶴田浩二も出てんねん、すごいなぁ～』と関心する一方で、『なんで翁座まで歩いて来てカギ閉まってんねん！普通たいがいな、開けとくやろ？』と、番組スタッフに向かって文句をぶつけます（笑）。
ここで生放送会場から、府中市の魅力をビデオで紹介。『ご紹介するのは、郷土が生んだビックスター、あの人です！』と小野アナ。そしてビデオに登場したのは、当の小野アナウンサーでした（笑）。府中市で青春時代を過ごした小野アナウンサーだけが知る府中市の魅力を、小野ワールド全開で紹介してくれるそうです！。
まず小野さんが向かったのは、府中市と福山市にまたがる「御旅山」（おたびやま）。小野さんが、『危険と興奮はセットだ！』と学んだ場所なんだとか。毎年7月、この地で1千年以上続くお祭り（素盞嗚（すさのお）神社の祇園祭）が開催されます。中でも、若き日のお転婆な小野さんが心ときめかせていたのが、御神輿を担いで急な斜面を登る「御旅山お山巡行」。急な斜面を登るスリルも迫力も満点。小野さんは、自分の父や兄などが出ているので身内の危険を案じつつも、心の底では『もっと危ない方が面白い、危ないから面白いんだ！』と感じていたんだとか…（笑）。
次に小野さんが案内してくれたのは、JR西日本・福塩線の「新市駅」（しんいちえき）。小野アナが毎日通学に使っていた駅だそうです。自宅から駅まではたった1分の距離なのに、なんと小野さんは中学時代、20回連続遅刻を記録したんだとか…。そんな小野さんが編み出した“遅刻をしない方法”とは、『早起きしないで走る！』。それが小野イズムｗ。
最後に小野さんが訪ねたのは、お好み鉄板焼きの店「あわけん」。ここで頂くのは、小野さんも大好きな府中市民のソウルフード、「府中焼き」。その特徴は、たっぷりのミンチ肉を使うこと。ミンチ肉の脂で麺は揚げ焼き、カリカリ食感に！。府中焼きはビール片手に食べるのが最高と、小野さんは何時もはテイクアウトですが、今日は仕事なので飲みませんと、店内でアツアツを頂くことに（笑）。
住宅街を歩いていた鶴瓶さんとムロさんが見つけたのは、上級着付師の店「鈴蘭美容室」。また暖まろうと戸を開けて声を掛けると、奥から店主の神田さんがビックリしながら出て来てくれました（笑）。ここはお母さんが始めた美容室で神田さんが二代目になるそうです。お昼時なので近所の食事処を尋ねると、「土田」さんを紹介してくれました。ムロさんの誕生日祝いに、食事代は鶴瓶さんが奢ってくれるそうです（笑）。
教えてもらった御食事処「土田」は、美容室を出て直ぐ目の前にありました！。店に入ると、女将の土屋さんから『寒かったでしょ～』と歓待された鶴瓶さんとムロさん、女将おすすめの豆腐ステーキ（単品：670円）と上下ぎゅ～そば（830円）、かつ丼（900円）、さらにオムライス（790円）も頂くことに。店を切り盛りしている土屋さんご夫婦で4代目になるそうで、100年近く前に宿場町の旅籠として開業し、3代目から食堂と出前を始め、後に店を広げたんだとか。ご主人が手際よく作ってくれた料理はどれも美味しいそうですが、特にオムライスが絶品だとか。そこでムロさん、生放送中に翁座にこのオムライスを出前してもらおうと提案します（笑）。
ここで生放送会場の小野アナウンサー、土屋さんのお店と中継が繋がっているそうです。中継に出てくれたのは、小野アナの妹分として広島放送局で育ててもらっていると話す安藤結衣アナウンサー。この日のために『KANPAIデリバリー』の特別メニューを考えてくれたそうで、オムライス（790円）・中華丼（820円）・安藤アナおすすめの焼き飯チャーハン（570円）の3種類を作って会場に出前してくれるそうです！。
美味しいお肉屋さんが近くにあると土屋さんから教えてもらった「重森食肉有限会社」を訪ねることにしたムロさん、店に行ってみますが誰もおらず、入口のカウンターの上には段ボールの端切れがにマジックで書かれた『下の家にいます』との書き置きが…。
下の家とは何処かと探しながら、一軒目は苗字が違うからと二軒目の重森さんのお宅を訪ねますが、お肉屋さんとは関係ない重森さんでした…（汗）。しかし家から出て来てくれた90歳になる重森さん、寒いからとムロさんを家に招き入れてくれることに！。翁座で行われる生放送の案内をしつつ、重森さんに昔の翁座の様子を訊ねるムロさんでした。
ロケバスの運転手さんに市街地に向かって車を走らせてもらう鶴瓶さん、上下町から車で40分ほど来た趣きのある通りで車を降ります。すると観光客なのか、路地のあちらこちらに人だかりが出来ています。何事かと話し掛けると、ここは大森銀山からの荷物の出口に当たることからその名が付いた「石州街道出口通り」という有名な通りで、詳しい棗田先生に案内してもらっている府中市視察会の面々でした。
通り沿いで古そうな味噌蔵「金光味噌」を見つけた鶴瓶さん、訪ねてみようと路を戻っていると、散歩中に鶴瓶さんを見掛けて追いかけてきた金光さんと出会います。ご自宅は金光味噌の向かいで、味噌屋さんとは親戚なんだとか。すると金光さん、金光味噌の会長さんのお兄さんの子どもが小野文恵さんで、現社長が小野アナウンサーの従弟なんだそうです！（驚）。
下の重森さんの家を出て、再び「重森食肉有限会社」を訪ねてみると、カウンター上の書き置きが何時の間にか『配達中です』に変わっています（笑）。そこで段ボールに書かれていた電話番号に掛けてみると奥さんが電話に出て、配達中のご主人に連絡を取ってくれるそうです。そうこうしているうちに、配達に出ていた店主の山名さんが戻ってきて、ムロさんを見つけると大喜びで歓待してくれました。さらに、誕生日のムロさんにステーキ肉をプレゼントしてくれるそうです！。
鶴瓶さんが味噌蔵「金光味噌」を訪ねると、迎えてくれたのは現社長の奥さん。この味噌蔵の創業は定かでないものの、のれん分けされたのは1872年（明治5年）だそうです。小野アナとの繋がりを聞いていると、現社長で小野アナの従弟になる金森さんが戻ってきました。小野アナも久しぶりに見るという従弟のこうちゃん、子供の頃のままの顔だそうです。一方のこうちゃんは、小野アナはお酒をよく飲むと親戚中に知られ、子供の頃は行動は奇怪でしたが頭は良かったそうです。それを聞いて鶴瓶さん、『奇怪でしょ？、人間もめっちゃいいんですけど、言動もおかしいでしょ？』と、お互いに変に納得しあう二人でした（笑）。
2024年2月公開の映画「身代わり忠臣蔵」で主演を務めているムロさん、誰かの役に立ちたいと、お手伝いする人を探して雪が降りしきる山の中の道を車で走ります。すると牧場＆カフェ「池田牧場」の看板を見つけたムロさん、立ち寄ってみることに。雪に覆われた牛舎の外で声を掛けてみますが、辺りはひっそりと静まり返っています…。しばらくすると一人の女性が牛舎から駆け出してきて、ムロさんを見つけると、『マ、マジですか？、ム、ムロさま…』と絶句します（笑）。迎えてくれたのは牧場主の池田さん、ムロさんの大ファンだそうで、喜んでムロさんにお手伝いしてもらうことに！。
牛に乾草エサを配るお手伝いをしながらムロさん、翁座の件を池田さんに伝えると、なんと池田さんの曽お祖父さんが翁座を建てた棟梁なんだとか！。その娘さんと池田さんが結婚して牧場を始め、現在牧場主は三代目になるそうです。
池田牧場では4月から10月頃に牧場を一般公開していて、その時にソフトクリームを作って食べて貰っているそうですが、そのソフトクリームを冷凍したアイスがあるからと持ってきてくれた池田さん。ムロさんが食べてみると、とても美味しいそうです。『砂糖とか全然使ってないんですね？』とムロさんが尋ねると、『分かりますか？』とビックリする池田さん、牛乳の甘みを感じてもらうためにほぼほぼ何も入れていないそうです。
金光味噌の会長で小野アナの叔父にあたる金光さんに会いたいと、息子さん夫婦に案内してもらいお宅にお邪魔する鶴瓶さん。家で迎えてくれたのは、会長さんご夫婦。長女だった奥さんが金光味噌を継ぐことになり、ご主人が婿入りしたんだとか。
親子そろって趣味熱が半端ないという金光さん、趣味の部屋を覗かせて貰うと、3つの部屋が電気機器のパーツやら工具やらで溢れかえっていました！。なんと自分で新しいプログラム言語を勉強し、基盤やセンサーを使ってロボットを組み立てたりしているんだそうです。その後、金光さん二世代のご夫婦から、ご家族の暮らしぶりなどについて話を聞く鶴瓶さんでした。
会場に来てくれたロケで出会った方々から話を聞いていると、ようやく出前の岡持ちを持った土屋さんご夫妻と安藤アナが翁座に到着しました！。舞台の花道に上がった土屋さん、『おのおのがた、待たせたな！』と見得を切り、会場から大きな拍手がおこります！。その姿を舞台で見ていた鶴瓶さん、『見得切ってるでぇ、こんな慣れてる素人 知らんわ！』と呆れ返ります（笑）。舞台上で鶴瓶さんとムロさんが出前してもらったオムライスや中華丼、チャーハンを頂いている横で、小野アナウンサーが土屋さんご夫婦から馴れ初め話を聞くと、若かりし土屋さんが土木事務所に出前をする際に注文の仲介や受け渡しをしてくれていたのが、とても可愛かった奥さんだそうです。その話を隣で聞きながら、『なんでNHKの全国生放送で、そんなに堂々としてられるの？』と、土屋さんの受け答えにビックリする鶴瓶さんとムロさんでした（笑）。
地元のスター、府中市で青春時代を過ごした小野アナウンサーだけが知る府中市の魅力を、小野ワールド全開で紹介してもらいましょう！（笑）。
その他の府中市の旅ロケで出会った方々は、田邊さん、小原さん、藤井さん、井上さん、那須さん！。
番組内で紹介された 府中市の名物など
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