買換え予定のSUV候補車を徹底比較

いよいよ半年後に車検が来ます。
買うならこれかな?と思うSUVを比較対決してみることに。

ゴルフに便利な車、4バック積める乗用車」のうち、SUV車で、現時点で私が個人的に独断と偏見で、『これなら買ってもいいかな~』と思う車種とグレードのみを基準に、主要なスペックを比較してみました。

個人的な嗜好から、4WDでハイブリッド車以外、300万円位まで、不要な装備は要らないけど安全対策は保険と思える範囲で、各車の代表グレードをチョイスしています。


国産人気SUV4車種 - 徹底比較対決!
車種 スバル
フォレスター
2.0i-L アイサイト

4WD
トヨタ
ハリアー
2.0 グランド

4WD
マツダ
CX-5
2.2 XD プロアクティブ

4WD
日産
エクストレイル
20X E-brake Pack

2列車 4WD
外観

(発売日)
フォレスター
2012年11月 FMC
2015年11月 MC
ハリアー
2013年12月 FMC
 
CX-5
2012年2月 FMC
2015年1月 MC
エクストレイル
2013年12月 FMC
2015年4月 HVモデル追加
累計販売台数
(月間平均)
81,000台/34ヶ月
(2,400台/月)
108,000台/21ヶ月
(5,100台/月*1
123,000台/43ヶ月
(2,900台/月)
96,000台/21ヶ月
(4,600台/月)
車両価格
(価格帯)
258万円
215万円~302万円
299万円
280~459万円
316万円
(245~345万円)
260万円
(231~352万円)
全長/室長 4,595/2,095 mm 4,720/1,965 mm 4,5401,910 mm 4,640/2,005 mm
全幅/室幅 1,7951,540 mm 1,835/1,480 mm 1,840/1,530 mm 1,820/1,535 mm
最低地上高 220 mm 190 mm 210 mm 205 mm
車両重量 1,480 kg 1,610 kg 1,620 kg 1,500 kg
エンジン 2.0L 水平対向4・DOHC
レギュラーガソリン
2.0L 直列4・DOHC
レギュラーガソリン
2.0L 直列4・DOHC ターボ
ディーゼル 軽油
2.0L 直列4・DOHC
レギュラーガソリン
最高出力
最大トルク
148 ps(10kg/ps)
20.0 kg・m/4200rpm
151 ps(11kg/ps)
19.7 kg・m/3800rpm
175 ps( 9kg/ps)
42.8kg・m/2000rpm
147 ps(10kg/ps)
21.1kg・m/4400rpm
JC08 燃費 16.0 km/L 16.0 km/L 18.0 km/L 16.0 km/L
最小回転半径 5.3 m 5.3 m 5.5 m 5.6 m
前|後
ブレーキサス
Vディスク|ストラット 
 ディスク|Dウィッシュ
Vディスク|ストラット 
 ディスク|Dウィッシュ
Vディスク|ストラット 
 ディスク|マルチリンク
Vディスク|ストラット 
Vディスク|マルチリンク
タイヤ 225/60R17 225/65R17 225/65R17 225/65R17
*1 ハイブリッドモデルも含んだ販売台数です。 累計販売台数は、現行モデルの発売年月~2015年8月までの集計です。
 選択グレード車は、個人的な勝手な趣向です(ハリアーは価格帯が高く、一番低価格グレードの4WDに)。
  並び順も、個人的な好みです・・・ご容赦。赤字は個人的な+ポイント、青字は-ポイントです。
 情報内容については、必ず公式ホームページやカタログで、ご確認ください

【個人的な総評】

パッケージング
全幅が一番細いのに室内幅は一番広く、全長も短めながら室内長が一番長い フォレスター が、一歩リード。最少回転半径も5.3mと、取り回し的にも楽そう。後は、その箱型のエクステリアデザインを、どう評価するか。
逆に、デザイン重視で、丸みを帯びたエクステリアの ハリアー が、室内空間の広さでは不利。また、室内長/全長では、ディーゼルエンジンを積み、フロントノーズが長い CX-5 が、マイナス度高し。
ラゲッジルーム(荷室)のゴルフバック(キャディバック)の収納性では、 エクストレイル は、クラストップレベルの550Lも容量があるにも係らず、余計なラゲッジボードを置く台が付いたホイールハウスが邪魔をして、自分のキャディバック1個すら、積み下ろしに難儀しそう。カタログ上は9インチのゴルフバックが3個積みとなっており、4個積むには工夫が必要というから驚き。ただしその分、後席は広く高級車並みの居住空間を確保。

エンジン
ディーゼルで、低速トルクと馬力(最高出力)の大きい CX-5 が抜きん出ている。ただし、同グレードのガソリン車との価格差は約40万円もある。
車格が一回り上の ハリアー に、この同列クラスのエンジングレードでは力不足の感が否めないが、馬力のあるハイブリッドモデルだと高すぎて、私には手が出せない・・・。
燃費
もっとも燃費がいいのは、ディーゼルの CX-5 で、18.0km/L。他のガソリン車より、燃費はカタログ値で 2km/L 良い。さらに軽油なので、レギュラーガソリンより 20円/L くらい安い。もし、年間走行距離が1万キロ、実燃費がカタログ値0.8掛け、軽油が 120円/L、ガソリンが 140円/L と想定すると、年間の燃料代は、軽油のCX-5(18.0×0.8=14.4km/L)が 83,333円/年、他のガソリン車(16.0×0.8=12.8km/L)が 109,375円/年 と、その差は 26,042円/年。CX-5のディーゼルモデルは、ガソリンモデルより約40万円高いので、その差を取り戻すには15年掛かる計算ですが、クリーンディーゼルのトルクフルな満足感は、これを払って余りあるらしい?です。私は十数年前まで、ディーゼルのテラノに乗っていたので、今さらディーゼル?という気にも・・・。
ガソリン車は、全車横並びの16.0km/Lですが、この車格で、この数値は、どのメーカーも立派!。ただし、実燃費レポートでは、もっとも“軽量”の フォレスター が一歩リード。高速なら乗り方次第で20km/Lも。

次は、現時点で、個人的な候補からちょっと外れるけど、一応チェックは必要、値引きなどの条件や、ひょっとして試乗してみたら気が変わるかもの車種を、比較してみました。
ここで一押しのレガシィアウトバックは、実はステーションワゴンに分類されていますが、アウトバックとしてSUV的な要素も大きく、他のSUVとほぼ同じ車格として比較できることから、ワゴンではなくSUVとして、この比較一覧表に挙げてみました。
例によって、個人的な独断と偏見で、比較対象車のグレードをチョイスしています。

国産人気SUV+α4車種 - 徹底比較対決!(その2)
車種 スバル
レガシィアウトバック
LEGACY OUTBACK 2.5

4WD
三菱
アウトランダー
24G セイフティPack

4WD
ホンダ
CR-V
24G

4WD
トヨタ
RAV4
2.4 スタイル S-Pack

4WD
外観

(発売日)
レガシーアウトバック
2014年10月 FMC
 
アウトランダー
2012年12月 FMC
2015年6月 MC
CX-5
2011年12月 FMC
 
RAV4
2005年11月 FMC
2008年9月 MC
累計販売台数
(月間平均)
14,000台/11ヶ月
(1,300台/月*2
34,000台/35ヶ月
(1,200台/月*3
21,000台/46ヶ月
(460台/月)
74,000台/116ヶ月
(640台/月)
車両価格
(価格帯)
318万円
318万円~345万円
289万円
(252~321万円)
(PHEV:360~460万円)
285万円
(257~336万円)
258万円
221~258万円
全長/室長 4,815/2,030 mm 4,695/2,580 mm 4,535/2,125 mm 4,3351,820 mm
全幅/室幅 1,840/1,545 mm 1,8101,495 mm 1,820/1,540 mm 1,8551,495 mm
最低地上高 200 mm 190 mm 170 mm 190 mm
車両重量 1,570 kg 1,560 kg 1,540 kg 1,520 kg
エンジン 2.5L 水平対向4・DOHC
レギュラーガソリン
2.4L 直列4・DOHC
レギュラーガソリン
2.4L 直列4・DOHC
レギュラーガソリン
2.4L 直列4・DOHC
レギュラーガソリン
最高出力
最大トルク
175 ps(9kg/ps)
24.0 kg・m/4000rpm
169 ps(9kg/ps)
22.4/ kg・m/4200rpm
190 ps(8kg/ps)
22.6kg・m/4400rpm
170 ps(9kg/ps)
22.8kg・m/4000rpm
JC08 燃費 14.6 km/L 14.6 km/L 11.6 km/L 11.8 km/L
最小回転半径 5.5 m 5.3 m 5.5 m 5.4 m
前|後
ブレーキサス
Vディスク|ストラット 
Vディスク|Dウィッシュ
Vディスク|ストラット 
 ディスク|マルチリンク
Vディスク|ストラット 
 ディスク|Dウィッシュ
Vディスク|ストラット 
 ディスク|Dウィッシュ
タイヤ 225/65R17 225/55R18 225/65R17 235/55R18
*2 レガシィの販売台数は、アウトバックとB4(セダン)の合計台数です。販売目標では、アウトバック:B4=3:1の割合になっています。
*3 アウトランダーの販売台数は、アウトランダーPHEVも含みます。ガソリン車よりPHEV車の方が月平均で5倍以上も売れていますが、PHEVは遅れて発売されたため、月平均販売台数と発売期間、累計台数が整合しません。
 選択グレード車は、個人的な勝手な趣向です。並び順も、個人的な好みです。赤字は個人的な+ポイント、青字は-ポイントです。
 情報内容については、必ず公式ホームページやカタログで、ご確認ください

【個人的な総評】

パッケージング
全長が一番長く、車幅も広い レガシィアウトバック は、他のSUVと比べると、やはり大型ステーションワゴンとしての要素が強く表れている。最小回転半径も5.5mとCR-Vと並んで大きく、取り回しは決して楽な部類ではないが、この車格にしては優秀かもしれない。最低地上高は200mmもあり、他のSUV車より大きいという点も評価に値する。
一方、 アウトランダー は、室内幅は狭めだが、全長はレガシィアウトバックより12cm短いのに、室内長は逆に55cmも長く2,580mmと、7人乗りモデルも兼ね備えられるミニバンクラスの空間を生み出している。ただし、ガソリン車には7人乗りしかなく、5人乗りの設定が無い。また2.0Lエンジン車には、4WDの設定が無く、選択肢が限られる点がツライ。
逆に、全幅が1,855mmと一番ワイドでありながら、全長が一番短い RAV4 は、室内空間が長さも幅も一番狭い。2005年登場のモデルで古さが否めないが、北米版RAV4は2015年にマイナーチェンジを発表をして、ハイブリッド版も発表された。しかし、デザインもサイズも日本版RAV4とは全く異なることから、国内販売はこのまま絶版か?。
新型RAV4同様に、 CR-V も2011年12月に登場して以来、大きなマイナーチェンジは施されておらず、このまま絶版が危ぶまれる。
エンジン・燃費
レガシィアウトバックのみ2.5Lエンジンで、それ以外の3台は、何れも2.4Lエンジンを積み、馬力(最高出力)は170~190psと大きいものの、燃費はその分よくない。ただし、一昔前までは、2.5Lクラスではプレミアムガソリンがほとんどであったが、何れもレギュラーガソリン仕様という点は高評価。
この中で、新型モデルの レガシィアウトバック アウトランダー は、2.5/2.4LエンジンながらJC08モード燃費で 14.6km/L は立派。逆に古い CR-V RAV4 は、JC08モード燃費は 12km/L を割り込み、これが私の選択肢から外れる一番の理由。


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原本作成日: 2015年10月3日; 更新日: 2016年11月20日;
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