新しいダイバーズウォッチが欲しくなり、気になっている時計を比べてみることに。
ダイバーズウォッチとは、その名のとおり、ダイバーが身に着けて潜るために開発・設計された腕時計です。そのためには、まず、高い防水性能(耐水性)が要求されます。一般のレジャーダイビングで潜る深さは40メートルほどですが、安全性を考慮すると、水深100m(≒10気圧)以上の防水性能は欲しいところ。さらに、テクニカルダイビングでは100m、飽和潜水ではMax700mオーバーの潜水もあり得るので、防水性能が1,000mとか、規格外の5,000mといった最強の防水時計も存在しています!。ただし、日常生活用強化防水時計の10気圧とか20気圧の時計は対象外。なぜなら、これは静水圧での水圧を前提としていて、実際に水中で使用するには、その何倍から何十倍もの水圧が生じるからです。日本工業規格(JIS)や、国際標準化機構(ISO)の定める「防水時計」の性能表示の違いについては、(社)日本時計協会の「Q15 防水時計(ウオッチ)の種類と取扱い上の注意点を教えて」のページを参考にしてください。
なお、ダイバーズウォッチには、一般的に潜水時間を計測するための「回転ベゼル」や、飽和潜水時計では潜水時に侵入したヘリウムガスを解放できる「ヘリウムガスエスケープバブル」の機構が付随しています。また、太陽光が届きにくい海中でも視認性が高い様に、時刻表示(インデックス)や時刻針には蓄光性の高い夜光塗料が厚めに塗布されていたりしますが、もちろんデジタル時計のGショックには、回転ベゼルも蓄光塗料も関係ありません・・・(汗)。この他、ダイビングスーツ(ウェットスーツ)の上からでも装着できるように、ベルトは通常より3cm以上は長めか、金属製ブレスレットであれば長さを簡易に調節できるエクステンション機構付のバックルが装着されてるはずです。ゆめゆめ、「なんちゃってダイバーズ」に騙されないように!。
※ 回転ベゼルの使い方は、「時間計測機能の使い方 [CITIZEN-シチズン腕時計]」のページを参照してください。ISO、JIS規格に則ったダイバーズウオッチでは、潜水時間を短く計測してしまう誤動作防止のため、回転ベゼルは反時計方向のみに回転する「逆回転防止」が必須です!。
高級ダイバーズ腕時計の代名詞ともいえる定番中の定番、日本人にとって不動の二大人気ブランド、ロレックスとオメガ。さぁ、ステータスを身に着けよう!
ロレックスから至極の逸品を探し出そう!
1905年創業のスイスの時計メーカー「ロレックス」は、防水性が格段に高い「オイスターケース」の実用化、自動巻き機構の「パーペチュアル」、日付を午前零時に瞬時に切り替える「デイトジャスト機構」の3大発明により、世界のトップメーカーとして君臨していることは、私が語るまでもありません。最高品質の一流ブランド ROLEX を所有するステータスは、何物にも代えがたい喜びです。子々孫々、孫の代でも大切に受け継いで使ってくれることでしょう。
そのロレックスのサブマリーナーは、正にダイバーズウォッチの原型。シンプルな外観で飽きのこないデザインが、最大の特徴であり魅力。最新のサブマリーナーおよびサブマリーナーデイトは、キャリバー 3135 ムーブメントを採用。改良を加えたオイスターケースとソリッドリンク付きのオイスターブレスレット、大型のアワーマーカーを備える独特のダイアル、目盛り付きの回転式セラクロムべゼルなどを搭載し、1953年に発表されたオリジナルモデルの特徴を忠実に継承している。
オメガから至極の逸品を探し出そう!
1848年設立のスイス高級時計メーカー「オメガ」は、1980年にセイコーによる買収騒動も勃発しましたが、現在はスウォッチグループの傘下にあり、「ブレゲ」や「ブランパン」等と並んでグループの”プレステージ・ラグジュアリ レンジ”の中核を成しています。1965年にクロノグラフの代名詞ともなっているオメガの「スピードマスター」が、アメリカ航空宇宙局の公式腕時計として採用されたことで、その耐久性の高さを世に知らしめました。
ダイバーズウォッチ、人と差をつけたいなら「最大水深」でしょう!。それとも価格にします?。
これこそ海の男、まさに最強のダイバーたる男の極み、1,000m~5,000mの深海へGo! 将来、ダイオウイカを見に、深海にまで潜ぐれる時代がくるかもしれません!?。
なお、ダイオウイカの生息域は、深海でも中深層(200m~1,000m)から深くても上部漸深層(1,000m~1,500m)程度とされています。しかし、ダイオウイカが珍しくなくなってしまった昨今、さらに巨大で世界最大級の無脊椎動物「ダイオウホウズキイカ(wikipedia)」の存在が注目度を増しています。ダイオウホウズキイカの生息域は、さらに深い下部漸深層(1,500m~3,000m)です。
ただし、一般的なスキューバダイビング(スクーバダイビング)で潜れる最大限界深度は、40mほどです(汗)。テクニカルダイビングでも100mほどですが、飽和潜水であれば、日本の海上自衛隊は450mという記録を達成、世界の海軍では700mオーバーもあり得るらしいです!(軍事機密なので明らかではない)。
ちなみに、世界で一番深い海底は、フイリピン沖のマリアナ海溝にあるチャレンジャー海淵(かいえん)で、水深 10,920m(諸説あり)。今から50年以上も前の1960年に、米海軍所属の有人深海探査艇「トリエステ号」が、最深10,911mまで到達。日本には、潜航深度6,500mを誇る有人探査機「しんかい6500」や、潜航深度11,000mを誇る無人探査機「ABISMO」等がありますが(2017年5月、ABISMOは潜航試験中に水深5,320mの海中から浮上できなくなり、回収を断念)、海洋研究開発機構では2020年代後半までに、12,000メートルまで潜航可能な次世代大深度有人潜水調査船「しんかい12000」の開発を計画しています。
4,000mオーバーの驚愕スペック、深みのあるダイバーになろう!
2,000m超級の絶叫スペック、深みのあるダイバーになろう!
BREITLING ブライトリング アベンジャー II シーウルフ A077B30PSS | IWC アクアタイマー オートマティック 2000 IW358002 | PANERAI パネライ サブマーシブル 1950 2500M PAM00364 |
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30万円位~ | 75万円位~ | 100万円位~ |
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防水:3,000m | 防水:200気圧 | 防水:2,500m |
ケース径:45mm 厚さ: -mm 重量: -g | ケース径:46mm 厚さ:20.5mm 重量:157g | ケース径:47mm 厚さ: -mm 重量: -g |
世界の腕時計の市場シェアは、ブランド別には分かりませんが、企業集団別では、何れもスイスに本社を置く「スウォッチ・グループ」と、「リシュモン」グループの2大勢力が、全体の3分の1を占めています。なお、リシュモンは、高級宝飾品・時計ブランドだけでなく、ランセルやダンヒルなどの服飾ブランドも傘下に収め、ラグジュアリーブランド市場においても、LVMH(ルイ・ヴィトン グループ)とケリング(グッチ グループ)に続く、世界有数のコングロマリットです。
そもそも、スイスにおける時計産業の発展の原点は、ヒゲゼンマイを動力とした機械式ムーブメントを製造し、それらの部品を組み立て、完成品まで一貫して作り上げる、職人の業にありました。しかし、1960年代に起こった、いわゆる「クォーツショック」により、スイスの多くのマニュファクチュール(自社一貫生産)時計メーカーは、国際市場での競争力を失い、生産量は半減し、大打撃を受けます。なお、このクォーツショックの引金を引いたのは、日本の時計メーカーであることは、言うまでもありません。ムーブメントから一貫して自社製造することが立ち行かなくなってしまった、スイスの数多ある時計メーカーは、企業集団を結成し、この問題に対処するようになります。その後、複雑な紆余曲折を経て、現在のようなスウォッチ・グループとリシュモンという巨大企業集団が誕生したわけです。もちろん、そうした企業集団に属せず、マニュファクチュール時計メーカーとして単独あるいは中心企業として生き残ってきた、ロレックスやパテック・フィリップ、オーデマ・ピゲといったメーカーも、多数存在しています。
世界に冠たる日本の老舗時計メーカー、SEIKO(セイコーホールディングス株式会社、1881年創業)とCITIZEN(シチズン時計株式会社、1918年創業)。そして、1983年にG-SHOCK(Gショック)ブランドを立ち上げ、腕時計分野に新しいジャンルを確立し瞬く間に世界を席巻したCASIO(カシオ計算機株式会社、1946年創業)から、日本ブランドのダイバーズウォッチを紹介しましょう!。なお、同じ型番の商品なのに、日本製と海外製の両方が存在する場合もあります。日本製にこだわる人は、文字盤や裏蓋などに記された「MADE IN JAPAN」の刻印チェックを怠らないように!。
日本人なら、世界のSEIKOを1本は持とう!
マリーンマスター プロフェッショナル SBEX005 | ダイバースキューバ SBDC051 | ダイバースキューバ SBDL041 (ソーラー) |
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56万円位~ | 8万円位~ | 5万円位~ |
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防水:1,000m 飽和潜水用防水 | 防水:200m 飽和潜水用防水 | 防水:200m 飽和潜水用防水 |
縦53×横48mm 厚さ:19.7mm 重量:199g | 縦50×横43mm 厚さ:14mm 重量:189g | 縦46×横47mm 厚さ:14mm 重量:105g |
1881年(明治14年)に服部時計店として創業したセイコーは、1913年に日本初の純国産腕時計「ローレル」を発売、1969年には世界初のクォーツ腕時計「アストロン」を発売し、日本の精密加工技術の高さを世界に知らしめました。その後、セイコーが開発した独自機構「キネティック」や「スプリングドライブ」は、世界中から『技術のSEIKO』とまで評されるように。ちなみに、銀座「和光」(服部時計店の小売部門を継承)の時計塔は、1932年に服部時計店ビルとして建てられたものです。
セイコーの「プロスペック」は、ダイビングやトレッキングなど、スポーツ、アウトドアシーンに対応する本格機能を備えたブランドです。そのうち、大海原の航海に夢を求める冒険家や深海の未知なる世界に挑戦するダイバーたちに捧げるプロフェッショナルウオッチ「海-SEA-」シリーズには、50年にわたるセイコーの技術開発の集大成となる真のダイバーズウオッチ「マリーンマスター プロフェッショナル」、過酷な外洋ヨットレースでの使用を想定したスポーツウオッチ「マリーンマスター オーシャンクルーザー」、そして実用的な機能を備え日常生活にも溶け込むデザインのダイバーズウオッチ「ダイバースキューバ」の3つのラインがあります。
マリーンマスター プロフェッショナルの最高峰に立つのは、深海での潜水を可能にする1,000m飽和潜水用防水性能を誇るSBEX005(650,000円+税)。これなら海上自衛隊の飽和潜水士に選ばれても困りません(汗)。
ダイバースキューバシリーズの、国産初のダイバーズウオッチのデザインを復刻した2017年新商品SBDC051(100,000円+税)は、オリジナルのシャープでマットな印象を継承しつつ、ケースのサイドラインに鏡面を入れるなど、随所に現代的なアレンジを加えた、幅広いシーンに対応可能な汎用性の高いモデル。
同じく2017年モデルのSBDL041(50,000円+税)は、1975年に誕生し高い信頼性とユニークなルックスからセイコーダイバーズの代名詞ともなった、プロスペックスの外胴プロテクター付きのLOWERCASEクリエイティブディレクター梶原由景氏プロデュースモデルの最新版で、ソーラー充電機能を搭載。
日本人なら、かつてムーブメント生産量世界1位のCITIZENを1本は持とう!
プロフェッショナル ダイバー 1000m BN7020-09E | ダイバー 200m PMD56-3081 | ダイバー 200m BN0190-82E |
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22万円位~ | 5万円位~ | 3万円位~ |
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防水:1,000m | 防水:200m | 防水:200m |
ケース径:52.2mm 厚さ:22.2mm 重量:180g | ケース径:43.5mm 厚さ:13.6mm 重量:184g | ケース径:44.5mm 厚さ:12.0mm 重量:176g |
1918年(大正7年)に尚工舎時計研究所として創業したシチズンは、1976年に世界初のアナログ式太陽電池ウオッチを、1993年に世界初の多局受信型電波時計を、2011年には世界初の衛星電波式腕時計を世に送り出してきました。また完成品だけでなく、1982年にシチズンが発売したアナログクオーツのムーブメント「MIYOTA Cal.2035」とその派生品は、それから30年以上にもわたって世界中に供給され続け、世界中の腕時計の”デファクトスタンダード”、”人類のインフラ”と言われるまでに普及。かつては、ムーブメントの世界生産量で第1位、そのシェアが3割までに達したそうです。
そして、世界最大の時計見本市・バーゼル2016で世界中のバイヤーの注目を集めたのが、2.98mmと世界最薄の光発電時計「Eco-Drive One
」(エコ・ドライブ ワン)。それは、薄さ僅か1.00mmのムーブメントの中に、85個もの部品を格納する技術により実現されています。
シチズンの「プロマスター」は、過酷な環境下でも至高の耐久性を発揮して、幅広い専門分野で優れた機能性を示す時計として、1989年にシリーズ化されました。山を登る(LAND)、海に潜る(MARINE)、空を飛ぶ(SKY)、これら環境下で優れた機能性、耐久性、安全性を備えつつ、スポーティな見た目にもこだわる多くのユーザーのために、多種多様なモデルが充実しています。
そのMARINE(マリン)シリーズのフラッグシップモデルが、エコ・ドライブ(電波受信機能なし)のプロフェッショナルダイバー 1000mのBN7020-09E(260,000円+税)。2017年7月発売。
シチズン・プロマスターのMARINEシリーズには、プロフェッショナルダイバー 1000mのほかに、プロフェッショナルダイバー 300mと、ダイバー 200mのエコ・ドライブ電波時計やエコ・ドライブ(電波受信機能なし)のタイプがあり、各モデルともメタルバンドとウレタンバンドから選べます。個人的には、オーソドックスで飽きのこないデザインが好みなので、ここではPMD56-3081(65,000円+税)と、2017年のニューモデルBN0190-82E(40,000円+税)をオススメ
。
日本人なら、Gショックも1本は欲しい!
FROGMAN GWF-D1000 (ソーラー) | FROGMAN GWF-D1000B (ソーラー) | FROGMAN GWF-1000-1JF (ソーラー) |
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9万円位~ | 9.5万円位~ | 5万円位~ |
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防水:200m ISO潜水用防水 | 防水:200m ISO潜水用防水 | 防水:200m ISO潜水用防水 |
縦59×横53mm 厚さ:18mm 重量:141g | 縦59×横53mm 厚さ:18mm 重量:141g | 縦58×横53mm 厚さ:18mm 重量:115g |
計算機メーカーのカシオが、腕時計「G-SHOCK」を世に送り出したのは、今から35年ほど前の1983年。アメリカに輸出した際に、『アイスホッケーのパック代わりにしても壊れない』と宣伝したテレビCMが誇大広告と非難を受けたことから、ナショナルリーグのプロホッケー選手のシュートによっても壊れないことを検証するテレビ番組を放送し、米国でのGショック人気に火がつき、その人気が日本にも逆輸入。さらに、1994年公開の映画「スピード」で、主演のキアヌ・リーブスがG-SHOCKを着用していたことから、人気が一層高まりました。
「フロッグマン」は、Gショックの「MASTER OF G」(通称、マンシリーズ)として、1993年に最初にラインナップされた製品です。元々”FROGMAN”とは、軍事活動を行う水中工作員のことを指す呼び名で、プロ仕様のダイビングモデルとして開発されました。現行モデルとしては、2009年発売の5代目GWF-1000のGWF-1000-1JF(68,000円+税)と、2016年発売の6代目GWF-D1000(125,000円+税)、それにブルーIP処理が施されたGWF-D1000B(130,000円+税)がラインナップ。
6代目フロッグマン(GWF-D1000)には、従来の「マルチバンド6」や「タフソーラー」(ソーラー充電)の機能を備えた水深200メートルの防水性能を誇る潜水作業用途としてだけでなく、海難救助に携わるプロフェッショナルが真に求めるニーズに応えるため、水深・方位・温度の計測を可能にした「トリプルセンサー」をフロッグマンとして初めて搭載。また、潜水開始時刻・潜水時間・最低水温・最大水深といった「ダイビングログ」を20本記録し、分速10m以上のスピードで浮上するとアラームで知らせる「浮上速度警告機能」を装備したことで、ダイビングコンピューターなみの機能を有するダイバーズウォッチとして進化を果たしました。
それなりの投資をするのですから、『人の注目を浴びたい、こだわりのウンチクを語りたい、でも人と被るのはイヤ!』といった、少々のワガママは許してほしい!。
そこで、それなりに名の知れたブランドの中から、さらに数多あるモデルの中から一品を、わたし好みの視点で勝手にチョイスして、価格帯別にイチオシのお薦めダイバーズウォッチとして挙げてみることに!。値段は、2万円台から、300万円まで・・・(汗)
![]() | オリエント Orient 腕時計 時計 ORIENT M-FORCE "Bravo" Diving Sports Automatic Power Reserve 200M SEL0A001B 価格:146,940円 |
防水:200m、重さ:230g
サイズ:縦52×横45mm、厚さ:13.6mm
オリエント時計(ORIENT)は、1950年創業の日本の時計メーカーですが、2000年代にセイコーエプソンの子会社となり、2017年4月1日を持ってセイコーエプソンにORIENTブランドのみを残して法人格を解散、66年の歴史に幕を下ろしました。
オリエントの「M-FORCE」シリーズは、1997年から発売している本格的スポーツウォッチシリーズで、ケースの厚みを強調した屈強なデザインの本格機械式時計として、発売当時から人気のモデルです。2015年6月発売の「M-FORCE 200m」(WV0191EL)は、1997年に発売され海外で人気を博した初代M-FORCE「EX00」を現代的にアレンジし、復刻した日本製(Made in Japan)の本格機械式ダイバーズウォッチです。
TISSOT(ティソ)は、1853年創業のスイスの時計メーカーです。日本ではあまり有名ではありませんが、トラディショナルウォッチにおいては世界1位の生産量を誇り、スイス国旗を自社のロゴマークに取り入れることが許された数少ないブランドの1つです。ラグビーワールドカップをはじめ、多くのスポーツ大会において、オフィシャルタイマーも務めています。
現在、ティソはスウォッチ・グループの傘下にあり、「ハミルトン」などと並んで同グループの”ミドル・レンジ”に位置づけられます。右写真は、ハミルトンのカーキ ネイビー オープン ウォーター(H77705345)。
ティソのスポーツ・ウォッチシリーズが「T-SPORT」で、そのダイバーウォッチがSEASTAR 1000 (T066.417.17.057.00)
です。スタイル(ビジュアル面)とパフォーマンス(機能面)をバランスよく兼ね備え、水中スポーツへの情熱と洗練されたスイス製自動巻ムーブメントが相性の良いバディであることを証明します。
![]() | 【あす楽】ニクソン NIXON ディセンダー ブルーサンレイ A9591258 A959-1258 THE DESCENDER NA9591258 メンズ ウォッチ 時計 腕時計【送料無料】 価格:51,590円 |
防水:300m、重さ:176g
サイズ:縦45×横45mm、厚さ:10mm
ニクソン(NIXON)は、アメリカの時計メーカーです。1998年に南カリフォルニアで創業した比較的新しいブランドで、サーフ、スケート、スノーの3Sスポーツをする人達のためのスポーツ系の時計が主力ですが、他にバックやアクセサリーも展開しています。サーファーやボーダーなど、ストリート系の代名詞とも評されます。
THE DESCENDER(BLACK/ORANGE JJF)は、クラシックなスポーツウォッチデザインをベースにしつつ、時計の凹凸と厚みを減らすために埋め込み加工が施された回転式ベゼルや、サメの歯形をイメージしたリュウズ側面の彫り込みなど、細かいディテールワークが施されています。
![]() | 正規品 VICTORINOX ビクトリノックス 241736 I.N.O.X. Professional Diver イノックス プロフェッショナルダイバー 腕時計 価格:94,600円 |
防水:20気圧、重さ:144.8g
サイズ:ケース径45mm、厚さ:14mm
ビクトリノックス(VICTORINOX)は、1884年にスイスで創業したマルチツールに代表されるナイフメーカーです。1891年にスイス陸軍に納入した「ソルジャーナイフ」が高く評価され、以来スイス陸軍の正式装備品のナイフ納入業者としてビクトリノックスの名が世界に知れ渡りました。時計大国スイスにあって、1989年にはアーミー仕様の腕時計にも進出。ナイフ製作で得たノウハウを反映しつつ、過酷な軍の使用下でも耐えうるよう徹底した品質管理のためのテストが繰り返し実施され、その品質には高い定評があります。
I.N.O.X. Professional Diverは、レッドの他に、イエロー
、ブルー
、ブラック
と、その質実剛健なイメージとは裏腹に、カラフルでビビッドな色使いが絶妙にマッチしているのが魅力的。
![]() | ロンジン LONGINES レジェンドダイバー デイト L3.674.4.50.0 【新品】 時計 メンズ 価格:181,500円 |
防水:30気圧、重さ: -g
サイズ:ケース径42mm、厚さ:14mm
ロンジン(LONGINES)は、1832年に設立されたスイスの時計メーカーです。かつては高い技術力を持ち、クロノグラフのキャリバーでは高い評価を得て、数多くの軍用時計も生産していましたが、クォーツショックにより現在はスウォッチグループの傘下にあります。「ブレゲ」や「オメガ」の”プレステージ・ラグジュアリ レンジ”に対して、一段下の”ハイ レンジ”に位置づけられるロンジンですが、かのアルベルト・アインシュタインが愛用していた懐中時計や、現在でも芥川賞・直木賞の正賞として贈られている懐中時計もロンジン製です。
ロンジンは、第1回アテネオリンピック(1896年)の公式時計を務めて以来、スポーツ時計にも深く係り、コンクェストシリーズは、そのロンジンのスポーツモデルの完成形とも言われています。一方、ロンジンの185年の歴史に名を刻む不朽の傑作モデルを最新技術で復刻するヘリテージシリーズも見逃せません。HERITAGEとは、”遺産”のこと。「レジェンド ダイバー」の異名を持つヘリテージ(L3.674.4.50.0)は、1960年代にロンジンがリリースした名作ダイバーズの復刻モデルで、個人的には現代風のコンクェスト(L3.700.4.56.6)
等より、レトロなエレガンスさ、優雅さに魅了されます。
![]() | タグ・ホイヤー TAG HEUER アクアレーサー 300m WAY2112.BA0928 【新品】 時計 メンズ 価格:175,400円 |
防水:300m、重さ: -g
サイズ:ケース径40.5mm、厚さ: -mm
タグ・ホイヤー(TAG HEUER)は、1860年設立のスイスの高級時計メーカーです。2003年までF1の公式計時を担当、2015年までマクラーレンチームの、2016年からはレッドブル・レーシングチームのスポンサーとして活動しており、アイルトン・セナ、片山右京、キミ・ライコネンなどF1ドライバーの名前を冠したモデルを多数発売していることでも知られています。
水の世界からインスピレーションを得た究極のスポーツウォッチ「アクアレーサー」シリーズに、今年新たにキャリバー7 GMTを搭載した自動巻ウォッチの300Mモデル(WAY201F.BA0927、右写真)が登場。ケース形も43mmへと拡大。ただし定価は28万円(税別)と、従来のキャリバー5自動巻ウォッチ300M(WAY2112.BA0928
、左上)より5万円ほど高い設定になっています。
![]() | ORIS/オリス 【ダイビング】アクイス チタン クロノグラフ 67476557253R 価格:374,220円 |
防水:50気圧、重さ:150g
サイズ:ケース径46mm、厚さ:14mm
オリス(Oris)は、1904年創業のスイスの腕時計メーカーです。”真のスイス製機械式時計”を企業理念の一つに掲げており、日常生活での使用を想定した50万円以下の価格帯では、スイス製腕時計の中では他の追随を許さない圧倒的な人気を誇っています。
オリスのダイビング用腕時計には、1,000mの防水性能を持つプロフェッショナルモデルの「PRODIVER」と、ダイバーズの機能性と日常生活にもマッチするデザインを両立させたメインストリームの「AQUIS」、オリス初のダイバーズウォッチ”ダイバーズ65”のビンテージの美しさを継承する「DIVERS」の3つのシリーズがあります。なかでも、AQUIS チタン クロノグラフは、シンプルながらとても人気の高い商品です。
![]() | カルティエ CARTIER カリブル ドゥ カルティエ ダイバー WSCA0010 【新品】 時計 メンズ 価格:722,100円 |
防水:300m、重さ: -g
サイズ:ケース径42mm、厚さ:11mm
カルティエ(Cartier)は、1847年にフランス・パリで創業した高級宝飾・時計のブランドで、エドワード7世に『王の宝石商、宝石商の王』とまで言わしめた名門ですが、現在はIWCやランゲ&ゾーネなどと並びリシュモングループの傘下にあります。
スイス時計協会による「腕時計に関する消費者意識調査 2016(PDF)」によると、欲しい腕時計ブランド・ランキングでは、ロレックス(38.0%)、オメガ(28.3%)に続き、カルティエが第3位(23.2%)に入っていますが、女性のアンケート結果では、ロレックス(35.2%)を抑え、カルティエ(36.3%)が第1位となっており、女性には断トツの人気ブランドです。
2010年のジュネーブ・サロンで発表された「カリブル ドゥ カルティエ」は、ムーブメントに自社工房で設計・開発・製造したキャリパー(caliper、仏語読みでカリブル)1904-PS MCを搭載したことからその名を冠した、カルティエ初のメンズ専用コレクション。300m防水を備えたダイバーモデルは、現在80万円台から300万円のモデルまで11セレクション。
![]() | BLANCPAIN ブランパン フィフティ ファゾムス バチスカーフ 5000 1110 NAKA メンズ グレー文字盤【中古】 価格:798,000円 |
防水:30気圧、重さ: -g
サイズ:ケース径43mm、厚さ: -mm
ブランパン(BLANCPAIN)は、1735年にスイスで創業した世界最古の時計メーカーで、創業以来一度もクォーツを使わず、最初から最後まで一人の職人の手によって機械式時計を作り続けている希少なメーカーです。しかし、やはりクォーツショックにより現在はスウォッチグループの傘下にあり、「ブレゲ」や「オメガ」と並んで、スウォッチの”プレステージ・ラグジュアリ レンジ”に位置づけられるブランドのひとつとなってしまいました。
1953年にフランス海軍の依頼により開発した「フィフティ・ファゾムス」(Fifty Fathoms、”Fathoms”は水深の単位で50Fathom≒91.45m)は、約100mの防水性能と回転ベゼルを有し、奇しくも同じ年にロレックスが開発したサブマリーナーと並んで、ダイバーズウォッチの原型と言われています。そのフィフティ・ファゾムスに新たな解釈を導入し、ヴィンテージらしい伝統的なデザインと、現代の素材や加工技術を組み合わせて2013年に復刻されたのが、「フィフティ ファゾムス バチスカーフ」。毎年新しいモデルが発売されていますが、希少なだけに入手はなかなか困難・・・。
![]() | ロジェ・デュブイ イージーダイバー オートマティッククロノグラフ 世界限定888本 RDDBSE0282【新品】【腕時計】【メンズ】【送料・代引手数料無料】 価格:1,780,000円 |
防水:300m、重さ:-
サイズ:ケース径46mm、厚さ:-
ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)は、1995年創業という新しいながら、スイスの最高級ブランドにまで登りつめたメーカーです。最高級の品質を備えた時計のみに与えられるジュネーブ州認定の"ジュネーブシール"を自社の全てのムーブに取得するという快挙を成し遂げ、かつ、1品番で最大28本しか製作しない限定製作の希少性もあって、昨今最も注目を浴びている高級腕時計ブランドの一つです。
たまたま先日、日本テレビ「ダウンタウンDX」を見ていたら、加藤茶さん(71歳)が最近、380万円もの腕時計を衝動買いしたとのこと。それが、ロジェ・デュブイのダイバーウォッチ
(Easy Diver Automatic Chronograph)でした!。購入動機は、『宝飾などが一切なく、シンプルなのに高いところが気に入った!』からだそうです。しかし、デカくて重くて、『持っているも嫌になる』、『時間を見るのはもっとイヤ!』だとか・・・(だったら俺にくれ~)。
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オーデマ・ピゲ AUDEMARS PIGUET ロイヤルオーク オフショア ダイバー クロノグラフ 26703ST.OO.A070.CA.01 未使用品
価格:
2,980,000円
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防水:300m、重さ: -g
サイズ:ケース径42mm、厚さ:14.8mm
オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)は、1875年設立のスイスの高級時計・宝飾品メーカーで、パテック・フィリップ(Patek Philippe)、ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin )と並んで、世界三大高級時計メーカーと言われています。手巻きトゥールビヨンや、ムーンフェイズなど、世界初となる画期的な機構を次々に生み出し、パテック・フィリップと同様に創業以来製造したすべての時計の修理が保証されています。
オーデマピゲの代表的なモデルが、スポーツウォッチの「ロイヤル・オーク」。ステンレス製の八角形のベゼルとケースと、裏蓋が貫通して固定され、ネジ底が剥き出しになっている8本のネジが特徴的。なかでも、2010年にリリースされた「ロイヤルオーク オフショアダイバー」は、本格ダイバーウォッチでありながら、その驚愕の価格がダイバーを魅了して止みません。最大の特徴は、潜水時間の計測を、一般的な回転ベゼルではなく、10時位置に設置されたリューズによりインナーベゼルを回転させて計測します。
以下、こだわりのブランドがある方にオススメの、ダイバーズウォッチのライナップがあるブランドの一覧(リンク集)です。
このくらい安い値段で買えるなら、もし水没しても諦めがつくかな?
スイス時計協会による「腕時計に関する消費者意識調査 2016(PDF)」によると、『欲しい腕時計ブランド』のアンケート調査(サンプル数=1,500名、複数回答可)の結果は、ロレックス(38.0%)、オメガ(28.3%)、カルティエ(23.2%)が、人気のトップ3となっています。
ただし、男性と女性ではだいぶ傾向が異なります。男性では「ロレックス」(40.8%)の支持率が4割に達し圧倒的で、次いで「オメガ」(29.6%)が約3割と、この2つが不動の大人気ブランドです。一方、女性では、ロレックスとオメガを抑えてトップに支持された欲しい腕時計ブランドは、「カルティエ」(36.3%)でした。以下、エルメスやブルガリ、ティファニー、シャネルといったブランドが拮抗しており、腕時計メーカーというより、ジュエリー・ファッションブランドとしての人気の高さが窺えます。
楽天市場 ダイバーズウォッチ【レビュー件数多い順ランキング!】