川島教授の「大人の計算ドリル」の本を一通りやり終えたので、自分でエクセルで簡単な算数ドリルを作りました。
認知症予防(ボケ防止)には、難しい数学や算数の問題を解くより、小学校低学年レベルの算数で、暗算でも回答できる程度の四則演算を、数多く繰り返し解く方が、頭の体操に良いそうです。
父親の、アルツハイマー認知症の進行を抑えるために、くもん出版「川島隆太教授の脳を鍛える大人の計算ドリル」を買ってきて、父親にやらせていたのですが、そのシリーズを一通りやり終えてしまいました。
次はと、同じくくもん出版の、川島隆太教授の「脳を鍛える大人の音読ドリル
」や「脳を鍛える大人の漢字ドリル
」、「脳を鍛える大人の書写ドリル 俳句・短歌60日
」といった別のシリーズを買ってみたのですが、私の父には難しすぎたようで、手を付けません。
そこで、「川島隆太教授の脳を鍛える大人の計算ドリル」を参考に、マイクロソフトの計算ソフト、エクセル(Excel)を使って、自分で簡単な足し算・引き算の「大人のための算数ドリル」作って、そのプリントを父親に解かせることにしました!。エクセルなので、問題の数値はランダムに生成でき、ほぼ無限大の数の問題を、直ぐに作って印刷することが出来ます。
エクセルを使って、関数でランダムに数値を発生させる四則演算の計算式を作ってみました。
なるべく計算が難しくならないよう、発生させるランダム数値をコントロールしています。とりあえず30ページ分のドリルとなっていますが、再計算を実行すれば数値はランダムに入れ替わりますので、何べんでも繰返し違うドリルを作ることができます。
(※ エクセルで通常の設定であれば、ファンクションキー【F9】を押すと再計算されます。)
「大人のための算数ドリル」のダウンロード (エクセル、323KB)
くもん出版から「川島隆太教授の脳を鍛える大人の計算ドリル」というシリーズ本が出版されています。
著者の川島隆太教授は、単純計算や音読による”読み・書き・計算”で、脳全体が活発に働き、脳を最大限鍛えることができることをプレインイメージング研究により科学的に実証しました。その後、アルツハイマー型痴呆症の方々にも”読み・書き・計算”がどのような影響を及ぼすのか、研究を続けてきました。痴呆症の方々に”読み・書き・計算”を1日に20分、週に2?5日行ってもらい、半年後の検査の結果、脳機能の改善や低下防止に大きな成果を収めることができました。この研究成果の活用法は”学習療法”と名付けられ、アルツハイマー型痴呆患者が脳機能を改善した例は世界でもあまりないため、大変注目されています。
また、脳の機能(働き)が青年期(20代)を過ぎると加齢とともに低下していくことは、体力や筋力が年々低下するのと同じことです。しかし、脳も体力や筋力と一緒で、毎日、積極的に使う習慣をつけることによって、機能の低下を防ぐことができます。
本書は、脳を若く健康に保ち、脳の働きを向上させるためのトレーニングを実践してもらうために作られました。
私の父(85歳)は、アルツハイマーとの診断を受けてから早6年になります。ただ、認知症の薬(アリセプト)にも助けられ、おかげさまで今のところ日常生活にはさほどの支障が出るほどには進行していません。
認知症が進行しない予防のためにも、昔から算数が好きだったようなので、本人はなかなかやる気になりませんが、この「大人の計算ドリル」をやるように言い含めています。
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この他に、くもん出版からは、川島隆太教授の「脳を鍛える大人の音読ドリル
」や「脳を鍛える大人の漢字ドリル
」、「脳を鍛える大人の書写ドリル 俳句・短歌60日
」といった、別のシリーズの本も出版されています。