鶴瓶の家族に乾杯 | 秋田県三種町(綾野剛さん)
~綾野剛が体当たり取材~

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成28年6月27日放送 秋田県三種町 ぶっつけ本番旅

今回の旅のゲストは、俳優の綾野 剛(あやの ごう)さん。映画やドラマ、CMなど、多数に出演していて、”日本で一番忙しい俳優”とも言われるほどの人気ぶりです。現在公開中の映画、「日本で一番悪い奴ら」では、今年のニューヨーク・アジア映画祭で、今後世界的活躍が期待される俳優に贈られる「ライジング・スター賞」を受賞されました。現在34歳の綾野さん、俳優デビューは2003年ですが、彼を一躍有名にしたのは、2012年のNHK連続テレビ小説「カーネーション」でしょう!。尾野真千子さん演じる主人公・小原糸子(モデルは、コシノ三姉妹の母親・小篠綾子さん)と恋に落ちる、長崎弁を話す紳士服職人・周防龍一の役でした。NHKの朝の連ドラなのに、ちょとしたラブシーンもあって、小原糸子が朝帰りした放送回が、妙に記憶に残っています(汗)。

鶴瓶さんと仲がいい俳優さんでは、昨年12月に「北海道旭川市」を旅した小栗旬さんが有名ですが、綾野さんと小栗さんは事務所が同じです。実は、小栗さんが綾野さんを事務所に誘ったそうで、その縁で鶴瓶さんと綾野さんは、昨年5月のTBS「A-Studio」で、既に共演を果たしています。


今回の旅の舞台は、秋田県にある三種町。三種町は、「じゅんさい」の特産地で、全国一の生産量を誇っています。そして、綾野剛さんの大好物が、このじゅんさい。綾野さんは、じゅんさいを食べて感動したいのはもちろん、ぜひ収穫を体験したいそうです。

ロケが行われたのは、5月20日(金)。三種町の浜田農村公園で待ち合わせをした鶴瓶さんと綾野さんは、公園を出た所でお寿司屋「鮨秀」さんを見つけ、寿司屋ならじゅんさいを置いているだろうと、訪ねることに。まだ開店前だと思ったのですが、実はこのお寿司屋さん、2年程前に店を閉じてしまっていて、じゅんさいにはありつけませんでした。しかし親切なご主人は、「じゅんさい鍋」が食べられるお店を、電話で知り合いに聞いてくれることに。鶴瓶さんが、『俺らのことは内緒に』と話しますが、ご主人はつい、『鶴瓶さんが・・・』と話してしまいました(笑)。
その電話で駆けつけてくれたのは、三種町への移住を支援している「NPO法人一里塚」の代表をしている、清水さん。元・郵便局長さんで、地元のことにはめっぽう詳しそうです。

ここでスタジオから、秋田三種美人の皆さんが、三種町にある、美人になれる3つの種を、ビデオ紹介。
1つ目の美人の種は、「森岳温泉」。昭和27年に石油採掘の際に湧きだした温泉で、湯冷めしにくく、美肌効果があると、大好評です。
2つ目のいいおなごの種は、美味しい「お米」。秋田県は、日本有数の米どころ。三種町でも、ブランド米「あきたこまち」の栽培が盛んです。
3つ目の美人の種は、こんがり美人になれる、美しい砂浜。釜谷浜では毎年、アーティストたちが巨大なアートを作る「サンドクラフト in みたね」が開催されています。その時、一緒に開催されるのが「水着コンテスト」。現在、第14回水着コンテストの参加者を募集中です!。

鶴瓶さんと綾野さんは、清水さんが『うちのキレイな奥さんが、鶴瓶さんの大ファン』だと話すので、どれほどの美人か会いたいと、清水さんのお宅を訪ねることに。すると、確かにキレイな奥さんとご家族が、二人を歓待してくれました。

鶴瓶さんは、清水さんご夫婦とお寿司屋のご主人に、私が食事を奢るからと、じゅんさい鍋が食べられるお店へ案内してもらうことに。案内してもらったのは、三種町の隣の能代市にある馬肉で有名な桜田畜産の直営店、お食事処「さくら亭」です。比内鶏で取った出汁に投じられたじゅんさいは、綾野さんが知っているじゅんさいより、はるかに粒が大きく、食べ応えがありそうです。じゅんさい好きの綾野さんも、「じゅんさい鍋」は初めてだそうで、とても美味しそうに頂きました。シメには、「だまこ」(大館市周辺で食べられている”きりたんぽ”と同じ類で、この辺りで昔から食べられている食材、所謂ごはんボール)を鍋に入れて頂くと、また美味しさ倍増!。
余談ですが、寄せられた目撃情報によると、二人は名物の馬肉も頂いたようなのですが、放送ではその様子はまったく映っていなかったですね(汗)。

ここで一人旅になった綾野さんは、じゅんさい農家の子供がいるのでは?と、中学校を訪ねます。校庭に子供たちは沢山いますが、入って行ってもいいものか悩んだ綾野さんは、大きな声で先生を呼ぶと、先生の方から駆けてきてくれました。先生の話では、じゅんさいが栽培されているのは、三種町でも山本地区で、この学校のある八竜地区では、じゅんさい農家はほとんど無いようです。そこで綾野さんは、じゅんさいの生産地、山本地区へと移動することに。
しかし、山本地区を車で廻ってみますが、ぜんぜん人に出会えません。そこで綾野さんは、ロケ車の前を走る軽トラックの後をつけてみることに。すると、軽トラが一軒のお宅に入って停まったので、さっそく降りてきたところで声を掛けることに。生憎とこのお宅はじゅんさい農家ではありませんでしたが、この道を行った先に、「じゅんさい堤」という場所があり、そこでじゅんさいを採っていると教えてもらいました。

一方の鶴瓶さんは、ワタリガニを求めて海辺の方へ。すると、道端の畑の中にパラソルを発見し、気になり訪ねてみることに。すると、畑作業をしているお父さんの休憩場所で、鶴瓶さんはその生活ぶりについて話を聞きました。奥さんも元気にしているそうですが、既に別れたと・・・(汗)。

綾野さんは、教えられた「じゅんさい堤」を探しますが、ぜんぜん見つかりません(汗)。そこで、じゅんさいの摘み取り体験が出来るという「阿部農園」を訪れますが、運の悪いことに、なんと臨時休業中!。綾野さんは、『こういう逆境、僕は大好きです!』と、気を取り直して、再度、じゅんさい農家を探すことに。鶴瓶さんも、『摘み取り体験できるところで体験してもね~』と、スタジオから炊きつけます。すると、ようやく、じゅんさいを収穫中の女性を見つけ、声を掛けることに。しかし、遠くから『すみませ~ん』と綾野さんが声を掛けた段階で、カメラが目に入ったのか、手を振られ、断られてしまいました(汗)。心が折れそうになる綾野さんでした・・・。

ここで、「家族に一杯」の時間です。
本日の一杯は、森岳温泉にある焼肉屋「串けん」で頂く、風変りなメニュー名のラーメン。ラーメン「あどけね」(1000円)、ラーメン「んだな」(750円)、ラーメン「すっぺど」(750円)、ラーメン「く」「け」「か」「と」(750円)、etc。どんなラーメンか訊ねると、『みんなうめぇから、説明はさねってことになってる』と、教えてもらえません・・・(汗)。ならばと、常盤さんが選んだのは、コラーゲン入りのラーメン「け」!?。どうやら、『食べてけれ!』って意味で付けられた様です(笑)。ご主人は、お客さんがメニューを見ながら、笑ってラーメンを食べてくれることが嬉しくて、名付けたとか。

心折れ、野良犬のようになった綾野さんですが(笑)、心を入れ替え、今度は”ヒッチハイク”で人を見つけることに!。すると、通りがかった一台の車が停まってくれました。声を掛けると、ちょうど目の前の自宅に帰って来た奥さんで、自宅にに招いてくれることに。そこで、じゅんさい農家を紹介してもらいたいと尋ねると、お母さんが農協に電話してくれて、収穫中の農家を知ることができ、そこまで案内してもらえることに。
こうして綾野さんは、ようやく、じゅんさいを収穫中の堤に辿り着きます。綾野さんは、じゅんさい採りを体験したいとお父さんにお願いすると、船に乗せてもらうことが出来ました。綾野さんは、お父さんの作業を邪魔しないようにと、そぉっと船の後ろで、スーツ姿でじゅんさいを収穫。一生懸命、お父さんに声を掛けながら、じゅんさい採り体験をさせてもらう綾野さんですが、船の上ではお父さんは、ずうっと反対側を向いたままです・・・。すると、別の船に乗った奥さんが、近くに寄ってきてくれて、皆で今晩食べるようにと、ビニール袋いっぱいのじゅんさいを、綾野さんに分けてくれました。とても優しい高松さんご夫婦でした!。

鶴瓶さんは、ワタリガニの漁師さんを探して、海辺の町を歩きます。すると、たまたま出会った奥さんから、「メロンロード」沿いに「カニ」と書かれた大きな看板があるので、そこを入った「浜田浜」に行くようにと教えられました。そこで鶴瓶さんは、一生懸命に「カニ」の看板を探しますが、ぜんぜん見つかりません。結局迷って、床屋さんで聞くと、500mほど先に「カニ」の看板があると言われますが、やはり見つかりません(汗)。すると、先に紹介してくれた奥さんが、わざわざ案内に駆けつけてくれましたが、なんと目的の「カニ」の看板は、3年も前に、「マキ」に書き換えられていました・・・(汗)。さらに、浜田浜の「蟹魚直売所」に居た漁師さんには、『カニは海の中、今日はカニは無い』と言われ、結局鶴瓶さんは、カニに辿り着くことが出来ませんでした(笑)。

綾野さんは、収穫の体験をさせてもらった高松さんから頂いたじゅんさいを持って、案内してくれた菊地さんのお宅に戻り、そのじゅんさいを料理してもらいたいとお願いします。すると、綾野さんもエプロン姿になって台所で手伝って、料理名人のお母さんに、じゅんさいの酢の物や、煮物を作ってもらい、ご家族と一緒に頂くことが出来ました。


番組内で紹介された 秋田県三種町の名物など

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