鶴瓶の家族に乾杯 | 宮崎県宮崎市(勝村政信さん)

各回の放送内容(あらすじ)と、ロケ場所となったお店の名前や取り上げられた名物・特産品の情報を集めてみました。

「鶴瓶の家族に乾杯」は、NHK総合テレビで、毎週月曜日の夜7時30分から放送されている、バラエティ番組です。
「家族」をテーマにして、司会の鶴瓶さんとその時々のゲストが旅人として田舎を訪れ、地元の人々と触れ合いながら、ステキ(素敵)な家族を求めて日本中をめぐる、“ぶっつけ本番”の旅番組です。

今後の放送予定や、収録地・出演者(ゲスト)、再放送の予定などは、「放送予定のロケ地とゲスト情報!」のページをご覧ください。

 平成29年7月3日放送 ミラクル連発!?勝村政信と宮崎市でぶっつけ本番旅

旅のゲストは、俳優の勝村政信(かつむら まさのぶ)さん。埼玉県蕨市出身の53歳。勝村さんは、平成20年に福井県永平寺町を旅して以来、9年ぶり2回目の出演です。私的には、勝村さんと言えば、米倉涼子さん主演の『ドクターX ~外科医・大門未知子~』で、”腹腔鏡の魔術師”と呼ばれるほど腕はいいのに出世できない三枚目キャラの外科医、”加地秀樹”役がハマっています。

また、勝村さんといえば、大のサッカー好き!。高校生時代は、Jリーガーを何人も輩出している浦和北高のサッカー部に所属し、今でも俳優仲間や清水圭さんらとシニアのサッカーチームでプレーしていて、プロ級の腕前とか?。サッカー観戦も趣味で、テレビのサッカー番組にもしばしばゲストとして出演するなど、芸能界きっての”サッカー通”として知られています。

今回の旅の舞台は、宮崎県宮崎市。宮崎は、プロ野球はもちろん、Jリーグでも多くのチームがキャンプをしている場所なので、サッカー繋がりかな?と勝手に予想したのですが、違っていました(汗)。勝村さんは、年を経るにしたがい土いじりをするようになり、最近は植木鉢でフルーツを育てるのが趣味に。そこで、フルーツを育てている人達に会いたいと、フルーツ天国である宮崎を旅先に選んだそうです。でも勝村さん、2003年に「とんねるずのなさんのおかげでした ~食わず嫌い王決定戦~」に出演した際は、食べると喉がイガイガすると、”メロン”が嫌いだったはずなのですが・・・?。


ロケが行われたのは、平成29年5月24日(水)。宮崎市清武町の岡ノ下公園で待ち合わせた、鶴瓶さんと勝村さん。鶴瓶さんを待つ間、勝村さんは『今日の”じゅん散歩”、”ちい散歩”は・・・』とか、公園に置かれていたパンダの遊具を見つけて、『鶴瓶さんじゃないですか、どうもごぶさたしています』と挨拶をしに行ったりと、最初からやりたい放題!。一方の鶴瓶さんは、今朝空港で勝村さんに会ったら、いきなり喉を突かれたと、文句タラタラ・・・。なにやら、今日も楽しい二人旅になりそうです(笑)。

鶴瓶さんと勝村さんが公園のベンチに座って話をしていると、子供を連れたお母さんと、彼女のご主人の妹さんが目に留まり、呼びかけます。話を聞くと、彼女たちの母親から、『鶴瓶たちが来た!』と連絡が来て、ロケを見物しに来たそうです。そこで、”鶴瓶”と呼び捨てする母親に会いに行こうと、二人は彼女らの実家を訪ねることに。ご家族にいろいろ話を聞きながら、ご主人にフルーツを作っている農家のことを尋ねると、船引地区には、パパイヤや日向夏(ヒュウガナツ)を生産している農家が多いそうです。

そこで二人はさっそく、その船引地区に向かい、船引神社の前に立っていた絵画教室の看板や、飲酒運転撲滅運動のための大きな獅子のモニュメント像を見学していると、一台の車が通りかかります。鶴瓶さんが、フルーツを作っている農家のことを尋ねると、この方もハウスみかんの生産者でしたが、既にみかんの収穫時期は終わり、今はズッキーニを直売所に納品してきたところだそうです。二人は、彼のご自宅に伺わせてもらい、ご家族の暮らしぶりなどの話を聞きながら、冷蔵庫に保管してあった”せとか”を頂きました。『まるでジュースみたい』と勝村さん、収穫してから既に2か月は経っているハウスみかんですが、未だにジューシーでとても美味しいそうです。

ここでスタジオから、宮崎市の魅力をビデオ紹介。宮崎観光親善レディのお二人が、食べ物の好き嫌いが激しい勝村さんのために、宮崎の美味しい食べ物を紹介してくれました。

まず最初は、「コールラビ」。宮崎で8年前から栽培が始まった、不思議な形をした野菜ですが、コール=キャベツ、ラビ=カブを意味しています。サラダやマリネ、味噌汁に入れても美味しいそうです。
次は、”てっげうめえ”宮崎グルメの王様、「宮崎牛」。5年に1度開催される和牛日本一を決める品評会で、史上初の2連覇を達成しました。
最後は、最近最も注目されている宮崎の高級食材、”黒いダイヤモンド”の異名をとる「宮崎キャビア」。チョウザメの養殖から約30年かけて商品化に漕ぎつけた、フランスの一流シェフも認める宮崎キャビアは、国産として初めて海外にも輸出され、人気上昇中です。

ここで勝村さんと別れることにした鶴瓶さん。『やっと別れられるわ~。二度とオレを探すな!』と言い残して、去って行ってしまいました(笑)。そんな鶴瓶さんに負けたくないと、急に降りだした土砂降りの雨の中を、勝村さんがパパイヤを求めて歩き出すと、さっそく「宮崎長友農園」の看板を発見!。建物の中を覗いてみると、従業員らしき女性達が、お昼のお弁当を食べているようです。話を聞くと、年配の奥様方はカイワレの加工を担当しているそうですが、恥ずかしがって、あっちにジャムを作っている若い子たちが居るからと、追いやられてしまいました(笑)。そこに、経営者の長友さんご夫婦が、何事かと様子を見に来てくれました。長友農園では、カイワレやアルファルファ(ムラサキウマゴヤシ)など工場で作るスプラウト野菜の生産と、ジャムなどの加工食品を生産しているそうです。工場内を見学してから、ジャムを試食させてもらいましたが、農園には生憎この時期、何にも果実が成っていないと(汗)。すると、ご主人は何故か時計をチラリ。実はこの後、”反省会”という名の従業員による飲み会の予定が・・・。小野アナウンサーの情報によると、この日の女子会の話題は、勝村さんが『イイ男だった~』『イケメンだった~』という話でもちきりだったとか(笑)。

一方の鶴瓶さんは、若者に会いたいと、宮崎大学のある学園木花台地区を訪れました。すると、道の向こうから、鶴瓶さんに手を振る女性を発見。話を聞くと、妹と二人”美人姉妹”で、近くでお弁当屋をしているそうです。鶴瓶さんは、彼女の「LaLa CHI-CHAN弁当」を訪ねると、店の名物は、宮崎なのに何故か奄美名物「鶏飯」なんだとか?。二人で鹿児島へ旅行した際に食べた鶏飯の味が忘れられず、何回も通って食べるうちに、自分でも宮崎で鶏飯を作って売りたいと、弁当屋を開いたそうです(汗)。鶴瓶さんは、その”鶏飯弁当”を注文!。スープがご飯とは別のパックに入っていて、それをかけて頂くスタイルで、鶴瓶さんいわく、とても美味しいとのこと。

挑むの書すると店の表には、鶴瓶さんを見つけた宮崎大学生が、写真や握手を求めて、次から次へとやってきます。そのうちの一人に、農学部の3年生という可愛らしい女子大生が!。実は彼女、店の裏にあるアパートに住んでいて、ベランダから鶴瓶さんを見かけて降りてきたそうです。アパートとは言いますが、7階建てのオートロックが付いた立派なマンションで、鶴瓶さんが根ほり葉ほり聞き出すと、なんと13畳もあって、家賃は4万5~6千円(やす!)。そこで彼女がひとり暮らしと聞いた鶴瓶さん、『女子大生の部屋になんか入ったことないし、テレビでもないと入れないやんか』と、彼女の部屋に入らせてもらうことに。スタジオの勝村さん、『警察に捕まりますよ!』(笑)。『ワクワクするわ~』と、女子大生の部屋に侵入した鶴瓶さん、テーブルに座って彼女に学生生活や自炊生活のことなど話を聞きながら、部屋の中をキョロキョロ。すると、小さい頃から書道をやっていたという彼女、壁に貼ってあった「挑」の書をみて、『”もも”って何なの?』と・・・(汗)。『”いどむ”でしょ』と、またスタジオの勝村さんにコケ下ろされてしまう鶴瓶さんでした(笑)。

勝村さんは、長友農園の奥さんに、近所のパパイアのハウス農家を紹介してもらうことに。案内してもらったのは、長友さんの親戚の「田代農園」さん。縁側には、収穫したばかりのパイナップルもあり、奥さんから、ハウスを見学した後にパイナップルを切ってご馳走してくれると聞いた勝村さん、嬉しくなって奥さんに抱きつきますが、そこにご主人が登場(汗)。なんとこのご主人、船引神社の宮司もしているそうです!(驚)。

パパイアのハウス栽培勝村さんがパパイアのハウスの中を見させてもらうと、何とビックリ!。太い幹が地面を這って、まるで巨大な蛇がとぐろを巻いている様です。20度に温められたハウス内の空間を有効利用するために、パパイアの木を倒して植えて、地面に這わせて育てているそうで、30年もの試行錯誤を重ね、ようやく10年程前にこうした生産技術を確立したそうです。

次に、マンゴーのハウスを見学させてもらうと、これまたビックリ!。一枝に沢山なった実を、たった一つだけ残して全て摘果し、その実が一つ一つネットで吊り下げられています。完熟したマンゴーは、枝から自然にポロっと落ちてネットに収まる仕組みで、それを朝昼晩と順番に収穫していくんだそうです。そうしないと、「宮崎完熟マンゴー」として出荷できなんだとか。私も農家ですが、この努力には脱帽・・・。

勝村さんは、田代さんのご自宅に戻ると、切ってたっぷりとお皿に盛られた、マンゴー、パパイア、パイナップルを、次々に頬張り、『鶴瓶、ざまぁみろっていう感じですよ』と言いながら、大満足!。宮崎に来て本当によかったと、お礼を伝えました(笑)。

鶴瓶さんは、女子大生の部屋を後にしアパートの1階に降りてくると、宮崎大学の4年生、ただし3回目という明るい女子大生にハグを求められ、相撲の立ち合いの如くきつーくハグをしてあげました(笑)。そこで、先に宮崎大生から教えてもらった行きつけの定食屋さん、「ていしょく うえだ」まで、彼女に案内してもらうことに。店の前で、ちょうど店を閉めて帰ろうとしていたご夫婦と出会うことができ、店に戻って話を聞かせてもらいました。”学食”が競争相手ですからと、550円~700円と安いながらボリュームたっぷりの”まごころ定食”は、ご飯は自分でついで食べ放題なんだそうです!。容姿はプロレスラーの武藤敬司にソックリなのに、『若い子はいっぱい食べたいでしょ』と、とても優しいご主人でした。

ここでちょっと一息、スタジオから、「家族に一杯」の時間です。
 訪ねたのは、一軒の大家族の農家のお宅。この家で頂く”これぞ宮崎”という本日の一杯は、ご飯に「冷汁」。暑い夏にはピッタリです。冷汁は、たっぷりのゴマを擂って味噌を混ぜると、そのまま擂鉢を逆さにしてガスコンロの上へ。直接火で炙って香ばしさを出してから、出汁、キュウリ、手で揉み潰した豆腐などを加えます。それをご飯の上からかけて、刻んだミョウガなどを添えると、暑い夏でもご飯が何杯でも行けてしまいます!。ちなみに、今日の家族に一杯のコーナーのBGMは、「Slow Motion feat.」(土岐麻子)でした。

雲竜巻柱勝村さんは、農家の田代さんに案内されて、宮司をしている「船引神社」へ。すると、向拝に立てられた対の柱には、彫物の竜が巻きついています。「雲竜巻柱」というそうで、竜も柱も、そのまま一本の木から彫り出したものだそうです。川崎伝蔵さんという大工さんによる1853年の作で、宮崎市の有形文化財にも指定されているとのこと。

鶴瓶さんは、女子大生と二人、あてもなく山裾にある熊野地区の住宅街を歩いていると、「川添道場」と書かれた看板を見つけ、訪ねてみることに。道場主のご主人に道場を開けてもらい、床に座って話を聞くと、学生時代はサーフィンをしていたそうですが、縁があって空手を始めたそうです。後日、スタッフが撮影に伺い、3人の娘も一緒に空手の練習に励んでいる様子がスタジオで放映されました。

船引神社で田代さんご夫婦と分かれた勝村さんは、絵心が無いのでせっかくだからと、船引神社の向かいにあった「絵画教室 アトリエ和公和公」を訪ねてみることに。すると、絵画教室を開いている画家の徳丸晃さんが出迎えてくれました。教室内では、何人もの生徒さんが、絵を制作中。勝村さんも徳丸さんに勧められ、絵を描いてみることに。『絵は、テクニックじゃなくて、思いを込めて書くだけと』と教えられ、さっそくキャンバスに向かった勝村さん。さっきハウス内で撮ったマンゴーの写真を、片手に持ったスマホで見ながらデッサンし、先生に教えてもらって色を塗っていきます。様子を見に集まってきた生徒さんたちは、後ろから勝村さんの描いているマンゴーの絵を見て、『フフッ』と。しばらくすると、それが『ハハハ』に変わり、さすがに勝村さんも後ろを振り返り睨みつけます(笑)。でも、完成すると、生徒さん達から拍手が起こりました。
勝村さんの絵スタジオで、勝村さんが描いた絵が紹介されると、素人が初めて描いたにしてはまずまずの出来です。その絵を見た鶴瓶さんは、『ほぉ~、スゴイよね。これ、シイタケ?』と(笑)。徳丸先生によると、勝村さんは、『とても思い切りがよくて、タッチも素晴らしい』とお褒めの言葉!。実は、この徳丸先生は凄い方で、日展には7回入選、銀座や京橋でも個展を開いているそうです。最後に、その徳丸画伯から勝村さんにと、勝村さんの肖像画がプレゼントされました。それを見た鶴瓶さん、『徳丸せんせー、オレも描いてよ~』と、大そう羨ましがりました(笑)。

再放送は、7月7日(金)午前0時10分からと思ったら、今週はウィンブルドンテニスの中継があるため未定だそうです・・・(汗)。

 


二人旅

宮崎市の紹介ビデオ(宮崎市の美味しいものを紹介)

鶴瓶さん

勝村さん

家族に一杯

 


番組内で紹介された 宮崎市の名物など

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